JPH03158570A - タイルの補修方法 - Google Patents

タイルの補修方法

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Publication number
JPH03158570A
JPH03158570A JP29703989A JP29703989A JPH03158570A JP H03158570 A JPH03158570 A JP H03158570A JP 29703989 A JP29703989 A JP 29703989A JP 29703989 A JP29703989 A JP 29703989A JP H03158570 A JPH03158570 A JP H03158570A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tile
tiles
repaired
spatula
knife
Prior art date
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Pending
Application number
JP29703989A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoichiro Tsutsumi
正一郎 堤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はタイルの補修方法に関する。
(従来の技術) 従来、タイルはセメントモルタルで壁や床に接着してい
た。
かかるタイルを補修するには、電動式はつり機で補修す
べきタイルを取り除き、この取り除いた後に、新しいタ
イルをセメントモルタルで接着していた。
一方、このタイルをセメントモルタルで接着する方法は
セメントモルタルの硬化速度が遅く、タイルを接着して
から1〜2日間そのまま放置する必要があるが、最近、
人手不足等でこのタイルの施工期間を短縮することが要
望されている。
この要望に沿う方法として、特公昭64−9438号公
報に記載ある如く、弾力性を有する接着剤で接着する方
法が開発されたが、未だこの方法は歴史が浅いので、タ
イルの補修方法までは開発されてない。
(発明が解決しようとする課題) そこで、本発明者は、弾力性を有する接着剤で接着した
タイルを補修せんとして、従来、タイルの補修に使用さ
れていた電動式タイルはつり機でタイルを取り除こうと
したが、種々の問題があることが判明した。
即ち、電動式タイルはつり機は、電動機で振動させる刃
でタイルを細かく砕きながらタイルを削り落とす工具で
あるが、これを弾力性を有する接着剤で接着したタイル
に適用すると、接着剤がセメントモルタルより弾力性を
有するために、タイルの振動が著しく大きく、粉塵の発
生が多く、作業環境が著しく悪くなる。更に、この振動
によって、隣のタイルまで剥離したり、削れるので、補
修せんとするタイルだけを取り除くことが極めて困難で
あった。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記のような問題を解決し、弾力性を有する接
着剤で接着したタイルの補修方法を確立するもので、堅
下地に弾力を有する接着剤でタイルが接着されているタ
イル化粧壁を補修するときに、補修すべきタイル周辺の
目地部にナイフを挿入し、弾力性を有する接着剤層を切
断し、この切断部にヘラ状工具を挿入してタイルを剥が
し、剥がした箇所に接着剤を塗布しタイルを接着するこ
とを特徴とするものである。
本発明において、弾力性を有する接着材として好適なも
のは、チオコール系接着剤、チオコールエポキシ系接着
剤、ウレタン系接着剤、アルリル系接着剤、ブチールゴ
ム系接着剤、天然ゴム系接着剤等がある。特に、ブチー
ルゴム系接着剤、ウレタン系接着剤は弾力性、接着性、
耐水性に優れ好適である。
(作 用) 一般に、弾力性を有する接着剤で接着したタイルの目地
部11は狭いが、ナイフが入る位の隙間はある。もし、
隙間がなかったとしても、タイルを接着している弾力性
を有する接着剤はセメントモルタルに比し弾力性に冨ん
でいるから、タイルとタイルとの間の目地部11にナイ
フ5を入れるとタイルが若干移動し、ナイフ5を接着剤
層3まで挿入できて、この接着剤層3を切断することが
できる。このようにして、補修すべきタイルの周辺の目
地部11の弾力性を有する接着剤層3を切断する。
次に、このナイフ5を入れた箇所に、ヘラ状の工具6を
挿入する。この際、この部分の弾力性を有する接着剤層
3が既に切断されているから、比較的容易にヘラ状工具
6を挿入できる。
次に、この挿入したヘラ状工具6を第3図の矢印方向に
動かせば、梃の要領で補修すべきタイル1が持ち上げら
れ、タイル1が堅下地4より剥がれる。
このようにして、補修すべきタイル1を剥がし、更に、
あとに残った接着剤等を綺麗に取り除き、新たに接着剤
を塗布して、新しいタイルを接着すれば、補修は完了す
る。
このように、セメントモルタルに比し弾力性に富む接着
剤の性質を利用して、弾力性を有する接着剤で接着した
タイルを補修するので、容易に補修できる。
(実施例) 図面を参照しながら、タイルが外堅下地に張られたタイ
ル化粧外壁の補修方法を例にして、本発明の詳細な説明
する。
第1〜4図は補修すべきタイル及びその近傍を示したも
のであって、第1図は外壁の断面図、第2図はナイフで
弾力性を有する接着剤層を切断している状態を示す正面
図、第3図はヘラ状工具でタイルを剥離している状態を
示す斜視図、第4図は残ったタイルをヘラ状工具で剥離
している状態を示す断面図である。第5〜6図は本実施
例に使用するヘラ状工具を示したもので、第5図はヘラ
状工具の上面図、第6図はヘラ状工具の側面図である。
図において、1は補修すべきタイル、2はタイル1の隣
のタイルであって、タイル1とタイル2との間は目地1
1となっている。一般に、セメントモルタルでタイルを
接着した場合と異なり、弾力性を有する接着剤で接着し
たタイルの目地11の幅は小さい。
3は弾力性を有する接着剤層、4は外堅下地であって、
第1図に示されるように、外堅下地4の上に弾力性を有
する接着剤層3があり、その上にタイル1及び2がある
5はナイフ、6はヘラ状工具である。このヘラ状工具6
は、第5〜6図に示されるように、取手61と、先端が
やや広がり厚みが薄くなっている先端部62とからなっ
ている。このヘラ状工具の好適な材質は鋼製である。こ
の綱の性能を示すと次のようである。
硬さ(HB)       230以上引張強さ(Kg
/mm”)  85以上衝撃値(Kgm/cm”)  
 7以上伸び(%)          12以上次に
、この実施例の作業手順を説明する。
第2図に示されるように、補修すべきタイル1の周辺の
目地11全てにナイフ5の先端を挿入し、弾力性を有す
る接着剤層3の目地11部分を切断する。このとき、目
地11の幅がナイフ5の厚みより小であっても、力強く
挿入することにより、タイル1及び2が接着剤層の弾性
により左右に移動して、ナイフ5の先端が弾力性を有す
る接着剤層3まで挿入できる。このようにナイフを弾力
を有する接着剤層3まで挿入し、この接着剤層3を切断
する。
補修すべきタイル1の周辺の目地11部分の弾力を有す
る接着剤層3をタイル全周にわたって切断し終わったら
、第3図に示されるように、ヘラ状工具6の先端部62
を目地11に挿入する。ヘラ状工具6の幅は一般に目地
11より幅広であるが、予めナイフを挿入し、弾力性を
有する接着剤層3を切断した後であるから、力強くヘラ
状工具6を挿入すると、タイル1及び2が左右に開いて
外堅下地4まで挿入できる。
ヘラ状工具6を挿入した後、ヘラ状工具の取手61を矢
印の方向に動かせば、梃の原理により、先端が反対方向
に動き、タイル1が剥がれる。
このようにして、補修すべきタイルを取り除くのである
が、タイルが割れたりして、−度に全部のタイルが取り
除けないことが多い。そのときには、第4図に示すよう
に、タイル1と外堅下地4との間にヘラ状工具6を挿入
してタイル1の残りを剥がす。この際、タイル1と外堅
下地4との間には弾力性を有する接着剤層3があるから
、比較的容易にヘラ状工具6の先端62をタイル1と外
堅下地4との間に挿入できる。必要あらば、ハンマー等
でヘラ状工具6の後を叩くと挿入できる。
挿入したヘラ状工具6の取手61を矢印方向に持ち上げ
ると、タイルが剥がれる。
タイルの破片や弾力性を有する接着剤の残りを取り除い
たのち、ここに接着剤を塗布して、新しいタイルを接着
すると、補修は終了する。
(発明の効果) 以上の説明から判るように、弾力性を有する接着剤で接
着したタイルを補修する場合、本発明方法では、弾力性
を有する接着剤の弾力性をうまく利用して補修する。従
って、従来の電動式タイルはつり機のように、振動させ
ないから、粉塵が出ることもなく、隣のタイルを傷つけ
ることもない。
又、騒音に悩まされることもない。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図は補修すべきタイル及びその近傍を示したも
ので、第1図は外壁の断面図、第2図はナイフで弾力性
を有する接着剤層を切断している状態を示す正面図、第
3図はヘラ状工具でタイルを剥離している状態を示す斜
視図、第4図は残ったタイルをヘラ状工具で剥離してい
る状態を示す断面図である。 又、第5〜6図は本発明に使用するヘラ状工具を示した
もので、第5図はヘラ状工具の上面図、第6図はヘラ状
工具の側面図である。 1−−−−−−・−・−・補修すべきタイル11−補修
すべきタイル周辺の目地部 2−・−1・・・・隣のタイル 3−−−−−・−−−−一弾力性を有する接着剤層4−
−−一・−・・外壁 5−−−−−・・・・・・ナイフ 6−・・−−−一−−ヘラ状工具

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)堅下地に弾力性を有する接着剤でタイルが接着さ
    れているタイル化粧壁を補修するときに、補修すべきタ
    イル周辺の目地部にナイフを挿入し、弾力性を有する接
    着剤層を切断し、この切断部にヘラ状工具を挿入して、
    タイルを剥がし、この剥離箇所に接着剤を塗布し、新し
    いタイルを接着することを特徴とするタイル補修方法
JP29703989A 1989-11-15 1989-11-15 タイルの補修方法 Pending JPH03158570A (ja)

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JP29703989A JPH03158570A (ja) 1989-11-15 1989-11-15 タイルの補修方法

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ID=17841429

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008285820A (ja) * 2007-05-15 2008-11-27 Yaguchi Giko:Kk タイル陶片浮きの修復時に於ける接着剤注入隙間の確保工法及びそれに使用する剥がし用工具
JP2009007754A (ja) * 2007-06-26 2009-01-15 Yaguchi Giko:Kk タイルの浮き修復工法
JP2012067483A (ja) * 2010-09-22 2012-04-05 Tokyo Ootomakku Kk タイル剥がし工具及びタイル剥がし工法

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