JPH03155933A - 積層体 - Google Patents

積層体

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JPH03155933A
JPH03155933A JP29385489A JP29385489A JPH03155933A JP H03155933 A JPH03155933 A JP H03155933A JP 29385489 A JP29385489 A JP 29385489A JP 29385489 A JP29385489 A JP 29385489A JP H03155933 A JPH03155933 A JP H03155933A
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copper
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thickness
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Hiroshi Waki
脇 浩
Nobuhiro Fukuda
福田 信弘
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は透明かつ耐熱性プラスチックフィルムに金属を
積層させたものに関する。さらに詳細には、予めニッケ
ルあるいはクロムあるいはその酸化膜を形成させ、その
上に銅を形成した積層体に関する。
〔背景技術〕
ポリエチレンテレフタレートやポリイミドに代表される
耐熱性プラスチックフィルム上に金属薄膜を形成したも
のは、その機械的、電気的、熱的な優れた特性を活かし
たフレキシブル回路基板などの用途に広く用いられてい
る。例えばポリイミドを基板とする銅積層体はその良好
な耐熱性からより一般的に利用されている。
しかしながら、ポリイミドフィルムは着色しており、透
明性が悪く、光線透過性を要求される分野には用いられ
ないと云う問題があり、またポリエチレンテレフタレー
トフィルムを用いた場合には、光線透過性という点では
十分であるが、耐熱性の点で問題があった。
一方透明性に優れ、しかも耐熱性の点でも180°C以
上の耐熱性を有するプラスチックフィルムとして、ポリ
エーテルエーテルゲトン、ポリエテルスルフォンなどが
開発されこの種の金属積層体の可能性が期待されたか、
銅薄膜との接着強度がきわめて低く、仮に膜形成ができ
たとし7ても、加工成形時あるいははんだ浴に曝された
際に容易に剥離現象を引き起こすなど、使用に耐えるも
のではなかった。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明はこれら従来技術の課題を解決しようとするもの
であり、特に透明かつ耐熱性のプラスチックフィルJ、
1.に銅を己1己体とする金属薄膜を形成し、しかもそ
の密着強度がはんだ浴中においても剥離などを引き起こ
さないピール強度が0.5Kg / c m以にの金属
積層体とすることを目的とするものである。
〔発明の開示] 本発明は上記目的を達成するために以下の構成を有する
。すなわち、ピール強度0.5Kg/cm以上の銅を主
体とする薄膜を片面あるいは両面に形成したことを特徴
とする耐熱性プラスチックフィルム積層体、であり、好
ましくは、プラスチックフィルムに銅を主体とする薄膜
(以下、銅薄膜と称する)を形成する際に、予め500
Å以下のニッケルあるいはクロムあるいはそれらの酸化
物薄膜を形成しておくことで、その上に形成した銅薄膜
の実質的なピール強度を0.5Kg/cm以上にするこ
とを特徴とする積層体である。
本発明は、ニッケルあるいはクロムあるいはそれらの酸
化物薄膜および銅薄膜の形成は真空蒸着法、スパッタリ
ング法、イオンブレーティング法など種々の方法で可能
である。また両者を連続的に形成しても、それぞれを独
立に形成してもよいが連続的に成膜する方が効率的であ
り好ましい。
酸化物薄膜の形成は雰囲気をわずかに酸素雰囲気にする
ことで達成される。銅の膜厚についてはその機能を発揮
に十分であることが好ましく、任意の方法が選択される
が、5μm以」二の厚みの薄膜を真空蒸着法あるいはス
パッタリング法のみで形成することばその生産性の悪さ
からも実際的には困難であり、5μm以上の膜厚を必要
とする際には電気メツキなどの手法を併用することが望
ましい。なお電気メツキ法の併用は5μm以下であって
も可能であることはもちろんのことである。銅gJ膜の
厚めは500人〜100μm程度好ましくはlltm〜
100μm程度である。
予め形成するニッケルあるいはクロムあるいはそれらの
酸化物薄膜の膜厚は、厚いほど、銅薄膜のピール強度を
高めることができるが、反面銅薄膜の特性を損ねること
になり、500Å以下にすることが好ましい。またあま
り薄すぎると、ピール強度が十分ではなく、銅薄膜の剥
離現象が生じ易くなる。したがってニッケルあるいはク
ロムあるいはそれらの酸化物薄膜層の膜厚は、5人〜5
00人であることが望ましい。さらに好ましくは50人
〜200人である。
本発明で用いる基材のプラスチックスフィルムとしては
ポリエチレンナフタレート、ポリエーテルエーテルケト
ン、ポリエーテルスルフォン、ポリスルフォンがある。
またこれらの共重合体や混合体であっても良い。
[実施例1] 厚さ50μm〜100μmのポリエチレンナフタレ−1
・、ポリエーテルエーテルゲトン、ポリエーテルスルフ
ォン、ポリスルフォンの各フィルムに、厚さ200人の
クロムをスパッタリング法で形成し、さらにその上に銅
をスパッタリング法で5000人積層させた後、さらに
電気メツキにより銅の膜r¥3μmとしたものについて
ピール強度を測定した。いずれの積層フィルムもピール
強度ばI K g / c m以上であり、その密着性
も、180°C以上の高温に曝された際にも剥離せず、
十分なものであった。
〔実施例2〕 100μmのポリエーテルエーテルケトンおよヒポリエ
ーテルスルフォンに、二・ンケルをスパッタリング法で
50人形成したものに、銅を連続的に3000人積層さ
せ、さらに電気メツキ法で銅を5μmとしたフィルムに
ついてピール強度を測定した。これらのピール強度は1
.2Kg/cmおよび0.9Kg/cmであった。
〔実施例3〕 100μmのポリエーテルエーテルケトンおよびポリエ
ーテルスルフォンに、ニンケルの部分酸化膜を反応性ス
パッタリング法で50人形成したものに、1同をスパッ
タリング法にて3000人積層させ、さらに電気メツキ
法で銅を5μmとしたフィルムについてピール強度を測
定した。これらのピール強度は1.3Kg/cmおよび
1.2Kg / c mであった。
〔比較例〕
50および100μmのポリエチレンテレフタレートお
よびポリエーテルスルフォンに直接銅を真空蒸着法にて
3000人形成し、さらに銅を電気メツキ法にて3μm
としたフィルムのピール強度を測定した。いずれの試料
についてもピール強度は0.5Kg/cmにまったく満
たないものであり、ポリエチレンテレフタレートを基材
とした場合には150°Cの高温時にすでに剥離現象が
認められた。
〔発明の効果〕
本発明に従って、耐熱性を有する透明なプラスチックフ
ィルムにピール強度0.5Kg/cm以上の銅薄膜を形
成することができた。なお、斯くして得られた銅を主成
分とする金属膜を形成したフィルム積層体は、エツチン
グ処理を施すことにより任意のパターニングが可能であ
る。
特筆すべきことは、その際、特にポリイミドフィルムを
用いた場合、エツチング面が透明となり、従来のポリイ
ミド−銅積層体とは大きく異なるものが得られると云う
、驚くべき新規な現象を併せ奏することを本発明者らは
見出したことを特に強調しておく。したがってフレキシ
ブルな回路基板として用いた場合にも光学的な応用が期
待できるのである。また同時に高いピール強度が得られ
ることから、密着性が向上し、高温時の膜剥がれがなく
、はんだ浴に曝されても、十分安定であることが実現さ
れたのである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)ピール強度0.5Kg/cm以上の銅を主体とする
    薄膜を、片面あるいは両面に形成したことを特徴とする
    耐熱性プラスチックフィルム積層体。 2)銅薄膜を形成する際に500Å以下のニッケルある
    いはクロムあるいはその酸化物薄膜層を予めフィルム表
    面上に形成しておく請求項1記載の積層体。 3)プラスチックフィルムがポリエチレンナフタレート
    、ポリエーテルエーテルケトン、ポリエーテルスルフォ
    ン、ポリスルフォンから選ばれたものからなる透明かつ
    耐熱性プラスチックフィルムである請求項1記載の積層
    体。
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WO2021065502A1 (ja) * 2019-10-01 2021-04-08 日東電工株式会社 導電フィルムおよび温度センサフィルム

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