JPH0314930A - 皿ばね - Google Patents

皿ばね

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Publication number
JPH0314930A
JPH0314930A JP1341840A JP34184089A JPH0314930A JP H0314930 A JPH0314930 A JP H0314930A JP 1341840 A JP1341840 A JP 1341840A JP 34184089 A JP34184089 A JP 34184089A JP H0314930 A JPH0314930 A JP H0314930A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disc spring
ripples
spiral
ripple
diaphragm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1341840A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshinori Shimada
敏則 島田
Shinichi Ookashi
大樫 真一
Shigeaki Motokawa
本川 恵昭
Teruo Watanabe
照夫 渡辺
Kihachi Onishi
喜八 大西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tatsuta Electric Wire and Cable Co Ltd
Original Assignee
Tatsuta Electric Wire and Cable Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tatsuta Electric Wire and Cable Co Ltd filed Critical Tatsuta Electric Wire and Cable Co Ltd
Priority to JP1341840A priority Critical patent/JPH0314930A/ja
Publication of JPH0314930A publication Critical patent/JPH0314930A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、周囲全域に亘って均一な撓みをなし得る原
ばねに関する。
〔従来の技術及びその課題〕
ダイヤフラム用皿ばねとしては、従来、第IO図に示す
ように、その断面形状を、素材板の中心円形10の周り
に同心円状の波紋Pを呈する波形としたものがある(第
2図参照)。なお、図中の波紋Pは谷部の軌跡を示す(
以下、同様)。
しかしながら、このものDは、周辺固定部はろう付け等
が施されるので剛性が大きくなり、一方、中心部も曲率
半径が小さいので剛性が大となる。
従って、周辺部と中心部の撓みが小さく、その中間部に
、撓みが集中して素材板が金属の場合、金属疲労によっ
て座屈あるいはクラックが生ずる他、長期間の使用の内
に特性、特に復元力が変化する等の問題がある. また、波紋Pは各谷部又は各山部が同一レヘル、すなわ
ち中心円形に向って傾斜していないフラノト状となって
いるため、撓み度合(変位)も小さく、押圧力に対する
変位曲線が急勾配となる。
さらに、撓み(変形)作用において、中心円形10に加
えられた押圧力が皿ばね全域に伝わらず、まず、最も内
側の波紋Pまで伝わってその間で撓み、その撓みがある
程度になると、その波紋Pを越えてつぎの波紋Pに至る
といった段階的な変形の伝播がなされる.このため、撓
みが波紋Pを越えるときに、変位曲線に乱れが生しる.
そこで、この発明は、撓み時の応力及び作動方向の片寄
りがなく、周方向に均等に撓み、かつ、大きな変位を得
られる皿ばね及びダイヤフラムを提供することを課題と
する。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、上記課題を解決するため、皿ばねを、その
素材板中心円形周りに、その周り任意点から渦巻き波紋
を呈する波形断面とし、その渦巻き波紋は前記中心円形
に向って傾斜して成る構成としたのである. このように構威される皿ばねは、その表面任意の点に押
圧力が加われば、その押圧力による撓みが、渦巻き波紋
を介して全域に伝達され、発生する応力に片寄りがなく
、周方向に均等に撓む。この撓みは波紋の傾斜によって
助長される。すなわち大きく変位する。
上記渦巻き波紋の傾斜度、すなわち、第2図における傾
斜高さhと径方向の長さlの比(h#)は1/5以下と
するとよい。好ましくは1/6とする.1/5以上とな
ると、プレス成形の際、現在の技術では、その威形圧が
、外向きの斜面と内向きの斜面とで大きく異なって製漬
が不可能となるからである。
また、同心円形波紋及び外側円形波紋を設ければ、波紋
のプレス成形時、中心部に生しる盛り上り状の歪は同心
円形波紋に吸収分散され、外周囲に生じる皺状の歪は外
側円形波紋に吸収分散される。この吸収分散は、渦巻き
波紋の始終端を両円形波紋に合流させれば、より効果が
増す。
したがって、上記皿ばねをダイヤフラムに使用すれば、
皿ばねが上記特性を有するため、長期に亘って一定の特
性(復元力)を有する。
〔実施例1〕 この実施例は、皿ばねをダイヤフラムとしたものであり
、使用した素材は、厚さ: 0.015msのステンレ
ス箔、34tmφのフープを、プレス加工して仕上がり
外径で25.4mmφとしたものである.この素材箔で
もって製作したのが、第1図、第2図に示す実施例であ
り、同図において、各波紋P1、P!、P3の幅d(谷
と谷の間、合流部は除く)は1.8n、中心円形波紋P
.の谷径5.9關φ、外側波紋P2の内側各径を16.
7mmφとし、第2図に示す渦巻き波紋P,の谷部曲率
rは1.5mm、山部曲率r′は1.0mmとして、前
記中心円形波紋P1の三等分位から互に隣接させて渦巻
き波紋P,を形成し、波の高さtは0.3關、ダイヤフ
ラムDの外周と中心との高低差Tは1.5m,ダイヤフ
ラムDの曲率Rは100 mmとし、その曲率中心は内
側、すなわち傾斜は外向き凸面とした。
尚、渦巻き波紋P,は、中心円形波紋Plの等分位から
スタートし、一回転余りで終了させているが、好ましく
は3周回以上させることが好ましく、また、一点のみか
らスタートして3周回以上させたものとすることができ
る.各部寸法もこれに限るものではなく、ダイヤフラム
Dの使用箇所、材質等を考慮して、実験等により適宜に
選定する。
又、使用素材としてはステンレス箔の他、リン青銅、ベ
リリウム銅等の銅合金箔、ゴム、プラスヂックス等公知
のものを使用することができる。
上記ダイヤフラムDの製造は、その前記諸元(形状)に
基づいて設計された金型によりプレス戒形されて打抜か
れる。金型は、放電加工によって基本的に制作され、調
整の上使用される。このプレス成形の際、内外側に円形
波紋P+、Pzを形成し、両波紋PI,Ptに渦巻状波
紋P,の両端が合流しているため、渦巻状波紋P3の成
形による歪が円形波紋P1、P2内に吸収されて皺は生
じなかった。
上記金型製造のための放電加工用電極Sの製作は、例え
ば、三次元数値制1■可能なフライス盤にダイヤフラム
Dの諸元を人力し、そのエンドミルにより、電極素材板
の表面に第3図に示ず波紋PPg 、P*を呈する凹凸
を形成して製作する。
このようにして得た電極Sに、第4図のごとく、ボス1
3を介して電極取付け捧14を立設し、その電極Sを放
電加工機に装着し金型Wを制作する。
金型Wは謹型と雌型を必要とするが、上記放電加工によ
り得られる金型Wを2個形成し、この一方を逆に電極と
して前記の放電加工をすることにより、その加工品及び
残りの前記金型Wにより雄、雌両型が得られる. 〔実施例2〕 この実施例は、第5図、第6図に示すように、前記実施
例1において、内外側の同心円形波紋P1、P2を形成
せず、中心円形10の周りに三等分位から互に隣接させ
て渦巻き波紋Pを形成したものである。
この実施例に基づき、前記実施例1で示した上記製造手
段によって、下記表1に示す諸元(t、T等〉の試作例
1〜4を製作した.なお、全てステンレス箔(フープ)
を使用し、その厚さ: 0.015 mm、曲率R:1
00曽1、ダイヤフラムDの仕上り外径:25.4m−
は各例同しである。また、試作例lの波紋Pの断面は第
7図のごとく、他は第6図のごとくである。
なお、波紋Pの巻回数は波紋Pの幅(谷間隔d)によっ
て決定されるが、試作例1、2は1回半、3、4は2回
であった. 表   1 BA=光輝軟化材、”/.H:4分の1軟化材、このよ
うにして、製作したダイヤフラムDを、第8図のごとく
、円環状フランジ2で支持し、それによる圧力変位測定
結果を第9図に示す.第9図から、試作例3、4は、立
上りが大きい点(200 〜500tlHzO )があ
り、その個所でデジタル出力(ON−OFF)を得るよ
うにするとよいことがわかる。いずれにしろ、各例とも
、目的に応して、十分使用し得るものである。
なお、この実施例においても、前記実施例1における外
側円形波紋P2を形成し、その波紋P2に渦巻き波紋P
を合流した構或とすることもできる。
〔発明の効果〕
この発明は、以上のように構成したので、押圧力に応し
て円清に大きくかつ周囲均等に撓み、このため、ダイヤ
フラム、圧力検出装置等に採用すれば、長期に亘って一
定の特性を有し、高い信頼性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明に係る皿ばねの一実施例の概略正面
図、第2図は同実施例の断面図、第3図、第4図は同実
施例の制作説明図、第5図は他の実施例の概略正面図、
第6図は同実施例の断面図、第7図はさらに他の実施例
の部分断面図、第8図(alは使用状態の斜視図、第8
図山)は同図(alの断面図、第9図は圧力変位測定図
、第10図は従来の皿ばねの概略正面図である。 10・・・・・・中心円形、 D・・・・・・皿ばね(ダイヤフラム)、P,P,・・
・・・・渦巻き波紋、P1・・・・・・内側円形波紋、
Pt・・・・・・外側円形波紋.

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)素材板中心円形10の周りに、その周り任意の点
    から、渦巻き波紋Pを呈する波形断面とし、その渦巻き
    波紋Pは前記中心円形10に向って傾斜してなる皿ばね
  2. (2)上記渦巻き波紋Pの傾斜高さhと径方向の長さl
    の比h/lを1/5以下としたことを特徴とする請求項
    (1)記載の皿ばね。
  3. (3)請求項(1)又は(2)に記載の皿ばねDにおい
    て、上記素材板中心円形10の周りに隣接して同心円形
    波紋P_1を形成すると共に、この同心円形波紋P_1
    と同心でかつ所定間隔をあけて外側円形波紋P_2を形
    成し、両円形波紋P_1、P_2間に、上記渦巻き波紋
    P_3を形成したことを特徴とする皿ばね。
  4. (4)請求項(1)乃至(3)のいずれか1つに記載の
    皿ばねDを使用したことを特徴とするダイヤフラム。
JP1341840A 1989-02-28 1989-12-28 皿ばね Pending JPH0314930A (ja)

Priority Applications (1)

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JP1341840A JPH0314930A (ja) 1989-02-28 1989-12-28 皿ばね

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1-49357 1989-02-28
JP4935789 1989-02-28
JP1341840A JPH0314930A (ja) 1989-02-28 1989-12-28 皿ばね

Publications (1)

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JPH0314930A true JPH0314930A (ja) 1991-01-23

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JP1341840A Pending JPH0314930A (ja) 1989-02-28 1989-12-28 皿ばね

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5343637A (en) * 1988-12-21 1994-09-06 Jerry Schindler Shoe and elastic sole insert therefor
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WO2013122215A1 (ja) * 2012-02-15 2013-08-22 中央発條株式会社 弾性部材

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SU241170A1 (ru) * А. П. Германов, Ю. Е. Захаров , В. Г. Янов Гофрированная мембрана
JPS49112060A (ja) * 1973-02-12 1974-10-25

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