JPH03148434A - ラップラウンドカートンオープナー - Google Patents

ラップラウンドカートンオープナー

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JPH03148434A
JPH03148434A JP17197790A JP17197790A JPH03148434A JP H03148434 A JPH03148434 A JP H03148434A JP 17197790 A JP17197790 A JP 17197790A JP 17197790 A JP17197790 A JP 17197790A JP H03148434 A JPH03148434 A JP H03148434A
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carton
flap
peeling
flaps
conveyor
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Isao Hamazaki
浜崎 功
Kazumi Hanazawa
花沢 和巳
Masahiro Odaka
小高 正寛
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Kirin Brewery Co Ltd
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Kirin Brewery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ラップラウンドカートンの側面に形成された
フラップ封止部分を開けるためのラップラウンドカート
ンオープナーに関する。
〔従来の技術〕
缶ビール等の内容物を収容するためのカートンとして、
長手側両側面の高さのほぼ中央位置に両端部まで伸びる
ミシン目を設け、その両側面の中心にミシン目の幅を大
きくして指を挿入出来るように縦方向にスリットが設け
てあり、この開封作業は人手によるもので、スリット部
に指を挿入して、これにより、ミシン目が少し切れて開
封されて、帯状の一部を把持し、ミシン目に沿って切り
開くことによりカートンを上下に分割し′、内容物をカ
ートンより取り出す、所謂ラップラウンド型のカートン
がある。
このラップラウンド型のカートンの短手側両側面は、前
記両側面より伸びた横フラップを内側壁とし、上面及び
下面より伸びた上フラップ及び下フラップを外側壁とし
て、上フラップ及び下フラップの両端部で横フラップに
接着した構造となっている。
従来、特にカートンの形式にこだわらず、カートンを機
械的に開封してその中の内容物を取り出す装置として、
特開昭53−39492号に記載されているものがある
。このカートンオープンナーにおいてはカートンの種類
を特定しないことから、一側面の近傍を回転する丸型の
ナイフで切断するとともに、この側面の反対側の側面に
小さい穴を開け、その穴からプッシャーを挿入し、内容
物を押し出すようにしたものがある。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、従来のオープナーにおいては、カートンを切
断するためのナイフおよびカートン端面に穴を開けるた
めの穴開は用のナイフが必要であり、したがって、これ
ら両ナイフの作動機構等が必要となり、全体として構造
が大掛かりとなる。
また、処理すべきカートンは切断−されるので、その切
断された部分のカートン切断片の処理も煩雑であり、こ
の切断されたカートン切断片が装置の回りを汚すという
欠点もあった。
本発明はラップラウンド型の短手側両側面が上フラップ
と下フラップの間に隙間があるようにフラップを接着し
でいることに注目して、カートンを切断することなく、
このフラップの接着面を剥がすことにより、カートンを
開放する事が出来るラップラウンドオープンナーを提供
することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
そこで、本第1の発明は、ラップラウンドカートンを搬
送するためのコンベアと、このコンベアの側面に配置さ
れカートンの上下フラップをそれぞれ外方に湾曲させて
上および下フラップと内容物との間に隙間を形成し、こ
の隙間に挿入刃を挿入後、回動して上下フラップを横フ
ラップから剥離させるフラップ剥離装置とを有するラッ
プラウンドカートンオープナーの構成を採用し、本第2
の発明は、本第1の発明におけるフラップ剥離装置が、
下フラップを剥離するための下フラップ剥離部と上フラ
ップを剥離するための上フラップ剥離部とからなり、各
剥離部は上下フラップを吸着する吸着カップと、1つの
カートンに対して対向配置された1対の挿入刃とを有し
、この挿入刃は吸着カップにより生じた隙間に挿入され
、互いに開閉するように回動自在に形成された構成を採
用し、 本第3の発明は、ラップラウンドカートンを搬送するた
めのコンベアと、このコンベアの一側面に配置され上下
フラップを横フラップから剥離させるフラップ剥離装置
と、前記フラップ剥離装置の下流側に設けられ、上下フ
ラップのいずれかの端部および横フラップをカートンの
内側に押圧し、その後横ラップを内側に押圧して上下フ
ラップと横フラップとの剥離を助長するような剥離補助
装置とを有するラップラウンドカートンオープナーの構
成を採用し、 本第4の発明は、本第3の発明における剥離補助装置が
、切離された上下フラップをそれぞれ外方に折曲げてカ
ートン口を大きく開放するためのフラップ折曲げ部を有
している構成を採用し、本第5の発明は、ラップラウン
ドカートンを搬送するためのコンベアと、このコンベア
の一側面に配置され上下フラップを横フラップから剥離
させるフラップ剥離装置と、カートンのフラップが開放
された開放口の反対側端部を持上げてカートンを傾斜せ
しめカートン内の内容物を排出する内容物排出装置とを
有するラップラウンドカートンオープナーの構成を採用
し、 本第6の発明は、本第5の発明における内容物排出装置
が、傾斜させたカートン内に挿入されカートンの上下面
を押広げるカートン拡開部材を有した構成を採用し、 本第7の発明は、本第1の発明におけるフラップ剥離装
置が、上フラップを剥離するための上フラップ剥離部と
下フラップを剥離するための下フラップ剥離部とからな
り、各剥離部は上下各フラップの基部の近傍に突き刺さ
った後に傾斜し上下各フラップを外側に付勢する突刺刃
と、1つのカートンに対して対向配置された1対の挿入
刃とを有し、この挿入刃は突刺刃により生じた隙間に挿
入され、互いに開閉するように回動自在に形成されてい
る構成を採用している。
〔作用〕
コンベアが作動してラップラウンドカートンを一方向に
搬送し、最初にコンベア下流側のフラップ剥離装置に送
られる。
このフラップ剥離装置は上下のフラップの中央部をそれ
ぞれ吸着カップで吸引して引っ張ることにより、又は突
刺刃をフラップの基部に突き刺した後外側に傾斜させる
ことにより、該フラップを外方に湾曲させ、上および下
フラップと内容物との間に隙間を形成する。そして、隙
間内に挿入刃を挿入後、該挿入刃を回動させて上下フラ
ップを横フラップから剥離させる。
これにより、ラップラウンドカートンの側面に形成され
たフラップを切断することなく単に剥離させるのみで内
容物を取出すことができる。
また、場合により、前記フラップ剥離装痺の下流側には
上下フラップと横フラップとの剥離を助長するような剥
離補助装置を設け、この剥離補助装置によって各フラッ
プを太きく剥離させ、確実に内容物の排出口を形成する
こともできる。
更に、フラップ剥離装置の下流側に内容物排出装置を設
け、この内容物排出装置によって、フラップが開放され
たカートンの反対側を持上げ、カートンを傾斜せしめ、
カートン内の内容物を自動的に排出することもできる。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の実施例について説明する
実施例1 このラップラウンドカートンオープンナーは同時に2個
のカートンを処理するものであるが、フラップ剥離装置
および排出装置については1個のカートンを処理するも
のとして説明する(除く図面)。
第1図及び第2図において、ラップラウンドカートンオ
ープナーMは、複数のカートンを送るための水平搬送コ
ンベア1と、この水平搬送コンペア1に隣接して設けら
れ、カートンを斜め上方に搬送するための傾斜搬送コン
ベア2を有している。
この傾斜搬送コンベア2の下流側には剥離コンベア20
が配置され、この剥離コンベア20上の上流部にカート
ンの長手方向側面に形成されたフラップを剥離するため
のフラップ剥離装置3が設けられている。また、この剥
離コンベア20の下流側には、排出コンベア54が配置
され、この排出コンベア54上の上流部に前記フラップ
剥離装置3で剥離されたフラップをより大きく剥離する
ための剥離補助装置4が、下流部にはこの剥離補助装置
4によって大きく剥離されたカートンの排出装置i!5
が配置されている。この排出装置5によってカートン内
に収納された内容物が横方向に排出される。前記傾斜搬
送コンベア2はカートン10を間隔をあけて前記フラッ
プ剥離装置3内に送り込んでいる。
前記カートンは、第3図に示すように側面の長辺から直
角方向に折れ曲った上フラップf1および下フラップf
2を有し、これら両フラップftおよびf2の内面は側
面の短辺から直角に横方向内側に折れ曲った横フラップ
f  、f  の外面に接着剤によって接着されている
。そして、このカートン10内には例えば内容物として
の缶ビールCが収納されている。
次に、前記フラップ剥離装M3の詳細について説明する
前記フラップ剥離装置13は、直列に配置された下フラ
ップ剥離装置21と上フラップ剥離装置22とを有して
いる。
前記下フラップ剥離装置21は、第3図に示す下フラツ
プf を横フラップf  、f  から剥離するための
ものであり、前記上フラ廿プ剥離装置22は第3図の上
フラップf を横フラップf3゜f3から剥離するため
のものである。
前記下フラップ剥離装置21は、フレーム23を有し、
このフレーム23のコンベア20の一側面側にはシリン
ダ24が垂直方向に取付けられ、このシリンダ24には
リンク26.26を介して1対の挿入刃25.25が連
結されている。前記リンク26.26と挿入刃25.2
5とは枢着点P、Pにおいて横フレーム29に枢着され
、これらリンク26.26および挿入刃25.25の接
合端部は所定角度を有するように固定され、前記シリン
ダ24の伸長によって前記挿入刃25゜25の先端は第
3図に示す下フラップftと内容物の間に形成される隙
間S内に挿入されるとともに前記挿入刃25.25はカ
ートン10の進行方向前後向きに回動して横フラップf
−,f  と、乍フラップf2の両端接着部分の接合を
解く。このとき、前記下フラップf2はそれに対向して
設けられた吸着カップ34aによって下フラップの中央
部が外側に湾曲され、これによって前記内容物と下フラ
ップf2間に挿入刃25.25が挿入される間隙$が形
成される。前記両吸着カップ34aは支持部材100a
の内側に取付けられ、この支持部材100aはシリンダ
33aによってカートン10の側面に対して離接可能と
されている。
一方、カートンに対して、吸着カップ34aが設けられ
た反対側には押圧板30が設けられ、押圧板30の中心
部分にはシリンダ31の先端が連結され、このシリンダ
31の両側にはガイド部材32.32が設けられ、この
ガイド部材32゜32によって案内され押圧板30のカ
ートンの側面に対する離接運動がなされる。前記押圧板
30は、2つの並列したカートンの側面を第6図に示す
位置決め板51に当接させるように押圧するためのもの
であり、この位置決め板51に前記カートン10を反対
側から抑圧板30によって押圧することによってカート
ン10の進行直角方向の位置付けがなされる。
一方、前記フレーム23の高さ方向はぼ中央部分には、
互いに千鳥状に水平フレーム40a。
40bが設けられ、この水平フレーム40a。
40bにはシリンダ35a、35bが取付けられ、この
シリンダ35a、35bの先端にはストッパ36a、3
6bがそれぞれ取付けられている。前記ストッパ3 ロ
ー aはストッパ36bの下流側に設けられ、剥離コン
ベア20を停止することなく搬送されたカートン10の
先端をまず下流側のストッパ36aによって停止し、つ
いで上流側のストッパ36bが動作してこれら両ストッ
パ36a。
36b間に2つのカートン10.10を挟持する。
これら2つのストッパ36 a、  36 b1前記押
圧板30および押圧板30に対向して設けられた位置決
め板51によって2つのカートン10.10が確実に位
置決めされ、これによって前記挿入刃25.25が内容
物と下フラップf2の間に形成された間隙S内に確実に
挿入されることとなる。
前記下フラップ剥離装置21に直列に配設された上フラ
ップ剥離装置22は、前記下フラップ剥離装W21とほ
ぼ同一の構造を有している。したがって、詳細な説明は
省略するが、この上フラップ剥離′装置22においては
第3図の上フラップf1を剥離するために挿入刃25.
25は下方から上方に伸び2つのカートン10.10の
下流端および上流端を位置決めするためのストッパ36
a、36bはフレーム23の上端に取付けられたシリン
ダ35a、35bによって動作する。
また、上フラップftを吸着するための吸着カップ34
bの取付位置は前記下フラップ剥離装置21の吸着カッ
プ34aの取付位置よりも上方に設けられ、吸着カップ
34bは支持部材100bによって支持されている。前
記上下フラップ剥離装置21.22においては各構成部
材がその取付位置関係が異なっている部分が存在するが
、それら各構成部材の作用は全く同一である。
次に、剥離補助装置4の構成について第7図乃至第10
図を参照して詳細に説明する。
この剥離補助装置4は常時運転される排出コンベア54
の上流部に配置される。前記排出コンベア上のフラップ
剥離側の反対側にはカートン10の剥離されない側の側
面をガイドしつつ、剥離板側に押しつけるためのガイド
板151が設けられている。このガイド部材151の反
対側には剥離板50が設けられ、この剥離板50の下流
側にはほぼ三角形状のフラップ折曲板53が設けられて
いる。このフラップ折曲板53の内側上部にガイドバー
52を設けることにより、カートンの浮上を防止する。
前記剥離板50の内側は下フラップ押圧部50aと上フ
ラップ抑圧部50bが形成され、前記下フラップ押圧部
50aは上流側に、前記上フラップ押圧部50bは下流
側に接続段部 50cを介して接続されている。前記フ
ラップ折曲板53は、はぼ二等辺三角形をなし、カート
ン10の上フラップftを上方に折曲げるための上傾斜
面53aと、下フラップf2を下側に折曲げるための下
傾斜面53bとを有している。
前記カートン10が剥離板50に沿って移動するときに
は、第10図に示すようにして上フラップf と下フラ
ップf2が上下に完全に折曲げられて内容物の出口が形
成される。すなわち、第10図(a)に示すように、前
記カートン10のフラップ面が剥離板50に到達すると
、カートンはガイド板151により剥離板50側に押さ
れる。このため、前記剥離板50の下フラップ押圧部5
0aの先端が先ず上フラップflを残して下フラップf
 と横フラップf  、f  を内側に押圧することに
より、横フラップf  、f  から上部3 フラップftを剥離する。更にカートン10が進行して
そのフラップ面が接続段部50cを通り上フラップ押圧
部50bに到達すると、第10図(b)に示すように下
フラップ押圧部50aより上方に位置している上フラッ
プ抑圧部−50bが横フラップ−f  、f  のみを
内側に押圧することよす、横フラップf  、f  か
ら下フラップf2を剥離する。ついで、カートン10が
前記フラップ折曲板53の取付位置に到達すると、前記
上傾斜面53aは上フラップf1を次第に上方に折曲げ
、前記下傾斜面53bは下フラップf2を次第に下方に
折曲げる。なお、このとき前記横フラップf  、f 
 はフラップ折曲板53の内面53cに接しつつ、カー
トン10が搬送されるため横フラップf  、f  は
上流の向きに折曲げられる。なお、前記上フラップfl
が完全に上側に折曲げられるときにはカートン10は上
方に持上げられようとするが、このとき前記ガイドバー
52がカートン10の上面を押えてカートン10が持上
げられるのを防止している。
次に、前記剥離補助装置4に連設された排出装置5の詳
細について説明する。
第11図乃至第14図において、前記排出装置5は枠フ
レーム60を有し、この枠フレーム60の上面にはカー
トン10の反ラップ剥離側の側部を上方に持上げ出口を
下向きに傾斜させるための傾斜装置200が設けられて
いる。この傾斜装置200は枠フレーム60の上面に固
定された支持フレーム69を有し、この支持フレーム6
9にはシリンダ67が固定され、そのシリンダの先端に
は移動支持部材70が取付けられ、この移動支持部材7
0には吸着カップ66が取付けられている。
一方、前記支持フレーム69の上端と枠フレーム60の
上面にはガイドバー68が傾斜して設けられ、このガイ
ドバー68に前記移動支持部材70が摺動自在に支持さ
れており、前記シリンダ67を伸縮させることによって
吸着カップ66は斜め上下方向に移動可能とされている
なお、前記枠フレーム60の上面の反剥離側部にはシリ
ンダ76が立設され、このシリンダ76の下端には押え
板75が設けられ、この押え板75は内容物を排出して
空になったカートン10の上面を押えてコンベアを停止
することなくカートンを停止させることにより発する空
箱の上下振動を防止するためのものである。前記枠フレ
ーム60には、カートン10の搬送方向に対して離間し
てストッパ61.63が設けられ、これらストッパ61
.63はシリンダ62.64によってそれぞれ動作され
る。なお、前記枠フレーム60の側面からはシュータ7
1が斜め下方に設けられ、このシュータ71の中央部分
にはカートン拡開板72が移動自在に設けられている。
このカートン拡開板72は、前記傾斜装置200が、剥
離補助装!!4によってフラップが折曲げられ開口が形
成された内容物の出dとは反対側端部近傍の上面を持上
げたときにカートン10内に入り込み、カートン10を
上下に押し広げ内容物Cが容易にシュータ7仕に排出さ
せるようにする。したがって、前記カートン拡開板72
の高さ方向の幅はカートン10の高さより僅かに大きく
形成されている。
前記カートン拡開板72の基部は作動棒74に固着され
、この作動棒74はエアシリンダ73によって摺動され
る。
次に、この実施例のラップラウンドカートンオープナー
の動作について説明する。
前記水平搬送コンベア1の端部からは複数のカートン1
0が次々に供給され、この水平搬送コンベア1で搬送さ
れたカートン10はついで傾斜した傾斜搬送コンベア2
によってその高さ位置をやや上昇させ、この傾斜搬送コ
ンベア2からは間隔をおいてカートン10がフラップ剥
離装置3の剥離コンベア20上に送り込まれる。送り込
まれたカートン10は先ず下フラップ剥離装置21内に
供給される。このとき前記下流側のストッパ36aが下
方に向い、このストッパ36aによって下流側のカート
ン10.の先側面が停止され、ついで上流側のストッパ
36bが下方に向ってカートン10の搬送方向における
位置決めが行なわれる。ついで前記押圧シリンダ31°
が作動してその押圧板30が2つのカートン10.10
の横側面に当接してその反対側の側面を位置決め板51
に当接させ2つのカートン10.10の進行直角方向の
位置決めが行なわれる。ついで、吸着シリンダ33aが
動作してその吸着カップ34aがカートン10の下フラ
ップf2の中央部を外方に湾曲させ下フラップf2と内
容物間に空隙Sを形成する。この状態でシリンダ24を
動作させることによって前記間隙S内に挿入刃25.2
5を挿入せしめるとともに、この挿入刃25.25をカ
ートン10の搬送前後方向に沿って回動せしめ、下フラ
ップf2の両側とこの両側に接着された横フラ、ツブf
  、f  とを剥離せしめる。このように、3.3 搬送方向に沿って配置された2つの隣接するカー−トン
10.10が同時に処理され、このようにして下フラッ
プf が横フラップt  、f3から剥離されると前記
ストッパ36a、36bが作動し下流側のカートン10
の先側面を開放する。次いで、前記押圧シリンダ31を
縮めることによって押圧板30をカートン10の横側面
から離す。したがって、2つのカートンはフリーとなり
常時稼動じている剥離コンベア20によって上フラップ
剥離装置22内に供給される。この上フラップ剥離装@
22内においては、先ずストッパ36a。
36bによってカートンの停止および搬送方向の位置決
めがなされるとともに前記押圧シリンダ31および押圧
板30の作用と位置決め板51によって進行直角方向の
位置決めが行なわれ、ついで吸着カップ34bが動作し
て上フラップftの中央部を外方に湾曲させこれによっ
て形成された上フラップftと内容物との間の空隙S内
に前記挿入刃25.25を挿入してそれを回動させ、横
フラップf  、f  から上フラップftを剥離せし
める。
このようにして上フラップと下フラップがおおよそ剥離
された後に2つのカートン10.10は前記剥離補助装
置4内に送込まれる。この剥離補助装置4内に先ず剥離
板50の下フラップ押圧部50aによって横フラップf
3および下フラップf が内側に押され上フラップft
の剥離が完全となり、ついで上フラップ押圧部50bに
よって横フラップf  、f  が内側に押圧されるこ
とにより、下フラップf2の剥離が完全となり、更に上
下フラップf、f2は続いて設けられている   l フラップ折曲板53によってカートン10の上面をガイ
ドバー52によって押えつつ上下フラップft、f2を
上下にそれぞれ完全に折り曲げる。
このような状態でカートン10は次の排出装置5内に供
給される。この排出装置5内においては先ずストッパ6
1.63によってカートンの停止および搬送方向におけ
る位置決めがなされ、ついで前記傾斜装!!200のシ
リンダ67が伸びてその吸着カップ66を水平状態にお
かれたカートンlOのフラップが折曲げられて形成され
た出口とは反対側側面近傍の上面を吸着する。前記吸着
カップ66は連結板65を介して4個設けられ、1つの
カートン10は2つの吸着カップ66.66によって上
方に僅かに持上げられることにより、出口側が下向きに
傾斜させられる。これと夕5イミングを合せて前記カー
トン拡開板72が各カートン10内に押込まれカートン
の上下壁の間隔が押広げられ、カートン内に収納されて
いる内容物Cがシュータ7仕に滑り出す。
実施例2 第15図に示されうように、ラップラウンドカートンオ
ープナーNは、複数のカートン10を送るための水平搬
送コンベア77を有している。
この水平搬送コンベア77の上流部から下流部に向って
、カートン10の長手方向両側面のフラップのうち上フ
ラップf  、f  を剥離させるための上フラップ剥
離装置78、下フラップf2゜2を剥離させるための下
フラップ剥離装置79、前記上下フラップ剥離装置78
.79で剥離された上下のフラップf  、f  、f
  、f  をより大きく剥離させ拡開させるためのフ
ラップ折曲板80.80、カートン10から内容物Cで
ある多数の缶を押し出すための排出装置81が配置され
ている。
前記水平搬送コンベア77は、間欠駆動されるようにな
っており、カートン10・・・を一定間隔で一方向に走
行させるようになっている。また、その搬送路に沿った
両側にカートン10を案内するためのガイド棒を備えて
いる(図示せず)。
なお、カートン10及びその内容物Cは、実施例1にお
けると同様であるからその説明は省略する。
前記上フラップ剥離装置、78は、上フラップf1.f
  を横フラップf  、  f  、  f3.  
fxl       3 3 から剥離するためのものである。
この上フラップ剥離装置78は、前記水平搬送コンベア
フッ上のカートン10を挟持するべく該コンベア77の
流れ方向に沿って対向配置された°一対のストッパ81
.81を備えている。両ストッパ81.81は、該上フ
ラップ剥離装置78のフレームに夫々水平軸83.83
を介して枢支され、実施例1におけると同様にシリンダ
により上下方向に回動するようになっている。
また、該上フラップ剥離装置78は、前記ストッパ81
.81により挟持されたカートン10の両側の上フラッ
プf  、f  の基部の近傍に突き刺すための突刺刃
82,82を備えている。面突刺刃82.82は、水平
搬送コンベア77の両側に相対向するように配置されて
いる。
突刺刃82.82は、該上フラップ剥離装置78のフレ
ームに垂直に取り付けられたシリンダ84.84のロッ
ド85,85の下端のブロック86.86に下向きに保
持されている。また、該突刺刃82,82は、第16図
に示すように、ブロック86.86に対して上フラップ
f  、  ftの付根の折曲線に平行に枢支され、上
フラップf  、f  が閉じる方向に引張りコイルス
プリング87,87により付勢されると共に突起88が
ブロック86.86に当衝することにより位置規制され
たレバー89に固着されている。このレバー89は降下
時においてカートン10近傍のフレーム部分に固定され
たドッグ90に当接して回動するようになっている。
なお、突刺刃82,82は、カートン10中の内容物C
の列の数に応じて配置され、突き刺し時に内容物Cを傷
付けないように列間の隙間に入り込むようになっている
。また、内容物Cが奇数列のときは、第20”図のよう
に2本の突刺刃82a。
82aを平行に設けるようにしてもよい。
更に、該上フラップ剥離装置78は、第15図に示され
るように、前記ストッパ81.81により挟持されたカ
ートン10の両側の上フラップft、f  を横フラッ
プf  、f  から剥すための挿入刃91・・・を備
えている。挿入刃91・・・は前記コンベア77の両側
に一対ずつ相対向 。
して設置されている。また、これらの挿入刃91・・・
は、実施例1におけると同様な機構により枢軸93・・
・を支点にして回動するようになっており、第15図に
示すように、実線位置から鎖線位置へと回動して上フラ
ップf  、f  と内容物Cの間に形成された隙間S
内に侵入し、上フラップf  、f  と横フラップf
3.f3.f3゜f3との両端接着部分の接合を解く。
前記上フラップ剥離装置78に直列に配設された下フラ
ップ剥離装置79は、前記上フラップ剥離装置78とほ
ぼ同一の構造を有している。従って、詳細な説明は省略
するが、この下フラップ剥離装置79においては突刺刃
92.92は下方から上方に向かって移動するようにな
っており、また下フラップf  、f  を剥離するた
めの挿入刃94.94が枢軸95・・を支点にして上方
から下方に回動するようになっている。また、ストッパ
104,104も同様にして設けられている。
前記上下フラップ剥離装置78.79においては各構成
部材がその取付位置関係が異なっている部分が存在する
が、それら各構成部材の作用は全、く同一である。
フラップ折曲板80.80は、実施例1におけるフラッ
プ折曲板53に相当するもので、コンベア77の両側に
配置されている。これらは横倒状の二等辺三角形をなし
、カートン10の上フラップf  、f  を上方に折
曲げるための上傾斜面と、下フラップf2を下側に折曲
げるための下傾斜面とを有している。
これにより、カートン10が移動すると、第22図に示
すように、カートン10の両側の上フラップf  、f
  と下フラップf  、f  が上l  1    
  2 2 下に折曲げられることになる。そして、カートン10は
その状態で排出装置81に至ることとなる。
排出装置81は、第15図、第21図及び第22図のよ
うに、前記水平搬送コンベア77の搬送方向と直交する
方向に伸びるフレーム96を有している。
このフレーム96には、前記上下フラップ剥離装置7・
8.79におけると同様にストッパ115゜115が設
けられている。
前記搬送方向と直角な方向に沿ってロッドレスジ−リン
ダ97が固定され、そのシリンダ97の可動部98には
その移動に伴ってカートン10をその一方の開口から他
方の開口へと貫通しうるプッシャ99が固定されている
また、前記水平搬送コンベア77を挟んでプッシャ99
と反対側には内容物Cを受ける水平板101及びこれに
続く搬出コンベア102が設置されている。
カートン10中の内容物Cは、前記プッシャ99の往動
によりカートン10の外に押し出され、前記水平板10
1及び搬出コンベア102の上に移動することとなる。
このプッシャ99による押出しの際、カートン10の底
と水平板101等とは面一で連なっているので、内容物
Cが転倒することはないが、転倒防止を確実ならしめる
ために、第21図のように、迎え部材103がプッシャ
99と反対側に設けら−れている。
迎え部材103は、プッシャ99の上に配置されたロッ
ド105の先端に該プッシャ99の移動方向に沿ってか
つ該プッシャ99の先端と対向するように枢支されてい
る。また、迎え部材103は、ロッド105の先端部に
対して枢支されると共に捩りバネ112によってカート
ンlo側に付勢され、かつストッパ113によって一定
位置に停止せしめられている。
前記ロッド105はプツシ;99の上方からコンベア7
7上のカートン10の上方を通過し前記水平板101の
上方に至っており、その後部はプッシャ99に固定され
たブラケット106に、中間部はフレーム96に固定さ
れたブラケット107に、前部はフレーム96に固定さ
れたブラケット108に夫々遊嵌されている。また、ロ
ッド105の後部にはブラケット106を挟むように2
個の鍔109a、109bが固着され、後側の鍔109
aとブラケット106との間には圧縮コイルスプリング
110が介装されている。該ロッド105はこの圧縮コ
イルスプリング110により常時プッシャ99の後方に
付勢され、そのため迎え部材103は実線位置に停止し
ている。
更に、圧縮コイルスプリング110は介装当初から圧縮
状態にあり、プッシャ99の作動当初はロッド105及
び迎え部材103を移動させないようになっている。
前記迎え部材103の上部にはローラ付きレバー111
が固着されており、また、該ローラ付きレバー111の
先方にはフレーム96に固定されたカム部材114が位
置している。
これにより、前記ロッドレスシリンダ97が作動じてそ
の可動部98が実線位置から鎖線位置の方へと移動する
途中でプッシャ99がカートン10内に侵入して内容物
Cをカートン10外に押し出す。そして、その押出しの
当初迎え部材103が停止してプッシャ99と共に内容
物Cを挟持し、内容物Cの転倒を防ぐ。可動部98がそ
の鎖線位置の方へと更に移動するとプッシャ99のブラ
ケット106が前側の鍔109bに当たることからロッ
ド105も前進し、ローラ付きレバー111のローラ1
11aがカム部材114に当接して迎え部材103を鎖
線で示されるように上方向に回動させる。従って、内容
物Cは転倒することなく水平板101から搬出コンベア
102へとプッシャ99により押し出されることとなる
そして、ロッドレスシリンダ97の逆動作によりプッシ
ャ99及び迎え部材103は元の位置へ復帰する。
前記プッシャ99の下方には、第21図及び第22図に
示すように、排出装置81に停止中のカートン10の下
フラップf2をフレーム96に対して押し付けるための
押え部材117及びこれを作動させるためのシリンダ1
16が設けられている。
次に、この実施例のラップラウンドカートンオープナー
Nの動作について説明する。
水平搬送コンベア77の端部からは複数のカートン10
・・・が次々に供給され、この水平搬送 コンベア77
はそれらのカートン10・・・を一定間隔で間欠的に搬
送する。
水平搬送コンベアフッ上の各カートン10・・・が上フ
ラップ剥離装置78に至ると、そのストッパ81.81
が下方向へ回動し、当該カートン10の位置決めを行う
次いで、シリンダ84.84が作動して突刺刃82.8
2を降下させ、該突刺刃82.82は第16図、第18
図及び第19図(a)のように上フラップf  −ft
の基部近傍に尽き刺さり、その後レバー89がドッグ9
0に当って回動するに伴いカートン10の外方向に回動
して上フラップf  −ftを外方向に傾斜させる。
このため、上フラップf、f1は少しく押し■ 開かれ、隙間S、Sを生ずる。
隙間Sが形成されると、挿入刃91・・・が回動じてそ
の中に入り込み上フラップf、flをその両側に接着さ
れた横フラップf  、f  。
f  、f  から剥離せしめる。
この剥離処理が終ると、ストッパ81.81等は元の位
置に復帰し、該カートン10を解放する。
解放したところで水平搬送コンベア77が間欠駆動し、
該カートン10を次の下フラップ剥離装置79に搬送す
る。
この下フラップ剥離装置i79内においても、まずスト
ッパー04.104等がカー トン10の位置決めを行
い、次いで突刺刃92,92が下フラップf  、f2
の基部近傍に尽き刺さり、外方向に傾斜し、下フラップ
f  、f  の箇所に空隙を形成させる。
そして、挿入刃94・・・が下方向に回動して横フラッ
プf  、f  から下フラップf、f2を剥離せしめ
る。
このようにして上フラップf  、f  と下フラツブ
f、t2が剥離されると、再び水平搬送コンベア77が
駆動して該カートン10を排出装置81に送込む。この
送り込みの際、フラップ折曲板80.80が上下のフラ
ップf  、f  、f  。
f2を夫々上下に拡開せしめる。
該カートン10が排出装置81内に供給されると、先ず
ストッパー15,115が下方向に回動してカートン1
0の位置決めを行う。
位置決め後、押え部材117が突出して下フラップf2
をフレーム96に押し付ける。次いで、ロッドレスシリ
ンダ97が作動して、プッシャ99がカートン10の方
に動き内容物Cを搬出コンベア102上に押し出す。ま
たその際、迎え部材103が内容物Cの先頭のものを支
え、押し出し時の転倒を防止する。
内容物Cは、搬出コンベア102によって所定の箇所に
送り出され、他方空になったカートン10は第15図の
ように機外に排出される。
なお、この実施例2において、水平搬送コンベア77の
無端体にカートン10を一定間隔で保持するための突起
を設け、前記ストッパ81,81゜104.104,1
15.115及びそれらの駆動部を省略することもでき
る。
〔発明の効果〕
本発明は、以上のように構成されているので、カートン
のフラップ面を開口して内容物を取出すことができる。
従って、カートンを部分的に切断する必要がなくなり、
装置の周囲がカートンの切断片によって汚れるというこ
とがなくなる。
また、カートンの上下のフラップを横フラップから剥離
するに際し、上下のフラップを吸着カップで吸着して引
っ張ることにより、又は突刺刃をカートンに突き刺して
これを傾斜させることにより上下のフラップに隙間を形
成するので、挿入刃を挿入し、フラップ間の剥離操作を
的確かつ迅速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るラップラウンドカートンオープナ
ーの一実施例の平面図、第2図は同側面図、第3図はラ
ップラウンドカートンの下フラップを吸着した状態の斜
視図、第4図はフラップ剥離装置の平面図、第5図は同
側面図で第1図の■方−向から見た図、第6図は第1図
のVI−VI線断面図、第7図は剥離補助装置の平面図
、第8図は第7図中■−■線断面図、第9図は第1図中
■−■線断面図、第10図(a)(b)(c)(d)は
夫々第8図中a−a線、b−b線、c−c線、d−d線
の断面図、第11図は排出装置の平面図、第12図は第
1図めX1方向から見た排出装置の側面図、第13図は
第1図中xm−xm線断面図、排出装置の正面図、第1
4図はカートン拡開板の作用説明図、第15図は本発明
に係るラップラウンドカートンオープナーの他の実施例
の斜視図、第16図は上フラップに隙間Sを形成するた
めの上フラップ剥離装置の要部の側面図、第10図は同
背面図、第18図は突刺刃をカートンに突き刺す操作−
を説明するための斜視図、第19図は第18図のXIV
−XIV線断面図であり、同図(a)は突き刺し時、同
図(b)は回動時を夫々示す図、第20図は2本の突刺
刃を並設した場合の斜視図、第21図は排出装置の垂直
断面図、第22図は排出装置の動作を説明する断面図で
、同図(a)は作動直前を、同図(b)はプッシャによ
る押出し開始時を、同図(c)は迎え部材の上方向回動
時を、同図(d)は内容物の排出完了時を、同図(e)
はプッシャ等の元位置復帰終了時を夫々示す図である。 ■・・・水平搬送コンベア、 2・・−傾斜搬送コンベア、 3・・・フラップ剥離装置、 4・・−剥離補助装置、 5・・・排出装置、 10・−カートン、 21−・・下フラップ剥離装置、 22・・・上フラップ剥離装置、 25・・・挿入刃、 50−・−剥離板、 53−・・フラップ折曲板、 6ロー吸着カップ、 72・・−カートン拡開板、 200−一一傾斜装置、 7フー・・水平搬送コンベア、 78−上フラップ剥離、装置、 79・・−下フラップ剥離装置、 80・・−フラップ折曲板、 81・・−排出装置、 82・・・突刺刃、 C・・・内容物。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ラップラウンドカートンを搬送するためのコンベア
    と、このコンベアの側面に配置されカートンの上下フラ
    ップをそれぞれ外方に湾曲させて上および下フラップと
    内容物との間に隙間を形成し、この隙間に挿入刃を挿入
    後、回動して上下フラップを横フラップから剥離させる
    フラップ剥離装置とを有することを特徴とするラップラ
    ウンドカートンオープナー。 2、前記フラップ剥離装置は、下フラップを剥離するた
    めの下フラップ剥離部と上フラップを剥離するための上
    フラップ剥離部とからなり、各剥離部は上下フラップを
    吸着する吸着カップと、1つのカートンに対して対向配
    置された1対の挿入刃とを有し、この挿入刃は吸着カッ
    プにより生じた隙間に挿入され、互いに開閉するように
    回動自在に形成されている請求項1記載のラップラウン
    ドカートンオープナー。 3、ラップラウンドカートンを搬送するためのコンベア
    と、このコンベアの一側面に配置され上下フラップを横
    フラップから剥離させるフラップ剥離装置と、前記フラ
    ップ剥離装置の下流側に設けられ、上下フラップのいず
    れかの端部および横フラップをカートンの内側に押圧し
    、その後横ラップを内側に押圧して上下フラップと横フ
    ラツプとの剥離を助長するような剥離補助装置とを有す
    ることを特徴とするラップラウンドカートンオープナー
    。 4、前記剥離補助装置は切離された上下フラップをそれ
    ぞれ外方に折曲げてカートン口を大きく開放するための
    フラップ折曲げ部を有することを特徴とする請求項3記
    載のラップラウンドカートンオープナー。 5、ラップラウンドカートンを搬送するためのコンベア
    と、このコンベアの一側面に配置され上下フラップを横
    フラップから剥離させるフラップ剥離装置と、カートン
    のフラップが開放された開放口の反対側端部を持上げて
    カートンを傾斜せしめカートン内の内容物を排出する内
    容物排出装置とを有することを特徴とするラップラウン
    ドカートンオープナー。 6、前記内容物排出装置は、傾斜させたカートン内に挿
    入されカートンの上下面を押広げるカートン拡開部材を
    有することを特徴とする請求項5記載のラップラウンド
    カートンオープナー。 7、前記フラップ剥離装置は、上フラップを剥離するた
    めの上フラップ剥離部と下フラップを剥離するための下
    フラップ剥離部とからなり、各剥離部は上下各フラップ
    の基部の近傍に突き刺さった後に傾斜し上下各フラップ
    を外側に付勢する突刺刃と、1つのカートンに対して対
    向配置された1対の挿入刃とを有し、この挿入刃は突刺
    刃により生じた隙間に挿入され、互いに開閉するように
    回動自在に形成されている請求項1記載のラップラウン
    ドカートンオープナー。
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JPH0519114U (ja) * 1991-07-19 1993-03-09 西部電機株式会社 物品の取り出し装置
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