JPH0314730Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0314730Y2 JPH0314730Y2 JP1986167499U JP16749986U JPH0314730Y2 JP H0314730 Y2 JPH0314730 Y2 JP H0314730Y2 JP 1986167499 U JP1986167499 U JP 1986167499U JP 16749986 U JP16749986 U JP 16749986U JP H0314730 Y2 JPH0314730 Y2 JP H0314730Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- bulb
- reflecting
- lamp
- mirror
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 239000003973 paint Substances 0.000 description 1
- 238000007740 vapor deposition Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、バルブのステムによる影の発生を軽
減防止するようにした車輌用灯具に関する。
減防止するようにした車輌用灯具に関する。
自動車は、前照灯をはじめ方向指示灯、尾灯、
後退灯などの多くの灯具を備え、また最近では各
灯具を個々独立に構成するのではなく、第３図お
よび第４図に示すように複数の灯具を一体化した
所謂コンビネーシヨンランプと呼ばれる灯具も使
用されている。すなわち、この灯具１は方向指示
灯２、尾灯３、制動灯４および後退灯５を一体的
に結合させたもので、仕切壁６と２つのシエード
７，８によつて仕切られることにより４つの灯室
９，１０，１１，１２を有し、内面がAlの蒸着
等により反射鏡Ｒを構成する灯具ボデイ１３を備
え、前記各灯室９，１０，１１，１２にはバルブ
１４，１５，１６，１７が前記灯具ボデイ１３の
背面側より挿入配置されている。また、灯具ボデ
イ１３の背面で灯室１０，１１，１２に対応する
部分にはバルブ１５，１６，１７の口金部を保持
するソケツト２０，２１，２２を一体に有するバ
ツクカバー２３が着脱可能に取付けられている。
前記方向指示灯２の前面レンズ２４は黄色（また
はアンバ色）に着色され、尾灯３および制動灯４
の前面レンズ２５，２６は黄色に、そして後退灯
２７の前面レンズ２７は白色にそれぞれ着色され
ている。そして、これらの前面レンズ２４，２
５，２６，２７は通常従来周知の多色成形法によ
つて形成されることにより一体的に接合され、そ
の接合部２８，２９，３０が前記仕切壁６および
シエード７，８によつて保持されている。なお３
１は後方からの光を、その入射方向と同方向に反
射させる再帰反射部である。
後退灯などの多くの灯具を備え、また最近では各
灯具を個々独立に構成するのではなく、第３図お
よび第４図に示すように複数の灯具を一体化した
所謂コンビネーシヨンランプと呼ばれる灯具も使
用されている。すなわち、この灯具１は方向指示
灯２、尾灯３、制動灯４および後退灯５を一体的
に結合させたもので、仕切壁６と２つのシエード
７，８によつて仕切られることにより４つの灯室
９，１０，１１，１２を有し、内面がAlの蒸着
等により反射鏡Ｒを構成する灯具ボデイ１３を備
え、前記各灯室９，１０，１１，１２にはバルブ
１４，１５，１６，１７が前記灯具ボデイ１３の
背面側より挿入配置されている。また、灯具ボデ
イ１３の背面で灯室１０，１１，１２に対応する
部分にはバルブ１５，１６，１７の口金部を保持
するソケツト２０，２１，２２を一体に有するバ
ツクカバー２３が着脱可能に取付けられている。
前記方向指示灯２の前面レンズ２４は黄色（また
はアンバ色）に着色され、尾灯３および制動灯４
の前面レンズ２５，２６は黄色に、そして後退灯
２７の前面レンズ２７は白色にそれぞれ着色され
ている。そして、これらの前面レンズ２４，２
５，２６，２７は通常従来周知の多色成形法によ
つて形成されることにより一体的に接合され、そ
の接合部２８，２９，３０が前記仕切壁６および
シエード７，８によつて保持されている。なお３
１は後方からの光を、その入射方向と同方向に反
射させる再帰反射部である。
ところで、バルブ１４，１５，１６，１７の点
灯時においてそのフイラメント３２から出る光は
ほぼ全方向に及ぶが、フイラメント３２を支持し
ている一対のステム３３のある方向だけはそれが
邪魔になるため、影が生じ灯具の見映えを悪くす
るという問題があつた。
灯時においてそのフイラメント３２から出る光は
ほぼ全方向に及ぶが、フイラメント３２を支持し
ている一対のステム３３のある方向だけはそれが
邪魔になるため、影が生じ灯具の見映えを悪くす
るという問題があつた。
すなわち、第３図構造の灯具において例えばバ
ルブ１５，１７の点灯時において、第３図破線で
示すＡ，Ｂの範囲にステム３３の影が生じ、領域
Ｂの影はシエード７，８の後方にできるだけ灯具
前方からは見えないものの、領域Ａの影は前方か
ら見た場合、前面レンズ２５，２７に細い扇状の
影３５，３６となつて表われるものである。
ルブ１５，１７の点灯時において、第３図破線で
示すＡ，Ｂの範囲にステム３３の影が生じ、領域
Ｂの影はシエード７，８の後方にできるだけ灯具
前方からは見えないものの、領域Ａの影は前方か
ら見た場合、前面レンズ２５，２７に細い扇状の
影３５，３６となつて表われるものである。
本考案に係る車輌用灯具は上述したような問題
点を解決すべくなされたもので、一対のバルブス
テムによりフイラメントが保持されたバルブと、
このバルブを挟んでバルブステムの並設方向に対
応して配置された反射鏡および反射部を備え、前
記反射部はバルブからの光を前記反射鏡方向へ反
射し、前記反射鏡はバルブからの光と、反射部か
らの反射光を前方へ反射させるようにしたもので
ある。
点を解決すべくなされたもので、一対のバルブス
テムによりフイラメントが保持されたバルブと、
このバルブを挟んでバルブステムの並設方向に対
応して配置された反射鏡および反射部を備え、前
記反射部はバルブからの光を前記反射鏡方向へ反
射し、前記反射鏡はバルブからの光と、反射部か
らの反射光を前方へ反射させるようにしたもので
ある。
本考案においてはシエードに反射部を設けてい
るので、バルブのステムによる影を、前記反射面
による反射光により打消すことができる。
るので、バルブのステムによる影を、前記反射面
による反射光により打消すことができる。
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳
細に説明する。
細に説明する。
第１図は本考案に係る車輌用灯具をコンビネー
シヨンランプに適用した場合の一実施例を示す断
面図、第２図は同ランプの正面図である。なお、
図中第３図および第４図と同一構成部品、部分に
対しては同一符号を以つて示し、その説明を省略
する。これらの図において、本実施例はシエード
７の灯室１０側の面に反射部としてのミラー４０
を設け、このミラー４０により、バルブ１５から
出た光のうちシエード７方向に向う光を反射さ
せ、該バルブ１５のミラー４０がある側とは反対
側に導くようにしている。また、灯室１１と灯室
１２とを仕切つているシエード８を灯室１１の背
面壁１１ａと一体にかつ該壁１１ａの曲率とほぼ
一致するように曲線もしくは直線状に形成し、そ
の背面、すなわちバルブ１７と対向する面をAl
の蒸色、白色塗料の塗布等により反射部４１とし
たものである。バルブ１７はその光軸が前記反射
部４１とほぼ平行になるように斜めに配設されて
いる。バルブ１７から出た光のうちシエード８方
向に向う光は、前記反射部４１によつて反射さ
れ、該バルブ１７の反射部４１がある側とは反対
側の反射鏡Ｒ側に導かれる。そしてこの反射鏡Ｒ
により前方へ反射される。
シヨンランプに適用した場合の一実施例を示す断
面図、第２図は同ランプの正面図である。なお、
図中第３図および第４図と同一構成部品、部分に
対しては同一符号を以つて示し、その説明を省略
する。これらの図において、本実施例はシエード
７の灯室１０側の面に反射部としてのミラー４０
を設け、このミラー４０により、バルブ１５から
出た光のうちシエード７方向に向う光を反射さ
せ、該バルブ１５のミラー４０がある側とは反対
側に導くようにしている。また、灯室１１と灯室
１２とを仕切つているシエード８を灯室１１の背
面壁１１ａと一体にかつ該壁１１ａの曲率とほぼ
一致するように曲線もしくは直線状に形成し、そ
の背面、すなわちバルブ１７と対向する面をAl
の蒸色、白色塗料の塗布等により反射部４１とし
たものである。バルブ１７はその光軸が前記反射
部４１とほぼ平行になるように斜めに配設されて
いる。バルブ１７から出た光のうちシエード８方
向に向う光は、前記反射部４１によつて反射さ
れ、該バルブ１７の反射部４１がある側とは反対
側の反射鏡Ｒ側に導かれる。そしてこの反射鏡Ｒ
により前方へ反射される。
なお、その他の構成は第３図および第４図に示
した従来灯具と全く同様である。
した従来灯具と全く同様である。
かくしてこのような構成からなるコンビネーシ
ヨンランプにおいては、バルブ１５，１７から出
た光のうちシエード７，８方向に向う光をミラー
４０と反射面４１によりそれぞれ反射し、これら
バルブ１５，１７のミラー４０、反射面４１があ
る側とは反対側の反射鏡Ｒ側にそれぞれ導くよう
にしているので、ステム３３により生じる領域Ａ
の影を殆んど完全に打消すことができる。
ヨンランプにおいては、バルブ１５，１７から出
た光のうちシエード７，８方向に向う光をミラー
４０と反射面４１によりそれぞれ反射し、これら
バルブ１５，１７のミラー４０、反射面４１があ
る側とは反対側の反射鏡Ｒ側にそれぞれ導くよう
にしているので、ステム３３により生じる領域Ａ
の影を殆んど完全に打消すことができる。
一方、シエード７，８の後方にできる影、すな
わち第３図の領域Ｂの影は、シエード７，８によ
つて遮ぎられるため、正面からは見えることがな
い。
わち第３図の領域Ｂの影は、シエード７，８によ
つて遮ぎられるため、正面からは見えることがな
い。
なお、上記実施例はコンビネーシヨンランプに
適用した場合について説明したが、本考案はこれ
に何ら特定されるものではなく、シエードを有
し、バブルステムによる影が生じる単体の灯具す
べてに適用実施し得るものであを。
適用した場合について説明したが、本考案はこれ
に何ら特定されるものではなく、シエードを有
し、バブルステムによる影が生じる単体の灯具す
べてに適用実施し得るものであを。
以上説明したように本考案に係る車輌用灯具
は、バルブの一側に配設した反射部によつてバル
ブからの光を、該反射部とバルブを挟んで反対側
に設けた反射鏡に向けて反射し、反射鏡によりバ
ルブからの光と反射部からの反射光を前方へ反射
させるように構成したので、反射部による反射光
によりバルブステムの影を打消すようにしたの
で、構造簡易にして灯具の見映えおよび視認性を
向上させることができる。
は、バルブの一側に配設した反射部によつてバル
ブからの光を、該反射部とバルブを挟んで反対側
に設けた反射鏡に向けて反射し、反射鏡によりバ
ルブからの光と反射部からの反射光を前方へ反射
させるように構成したので、反射部による反射光
によりバルブステムの影を打消すようにしたの
で、構造簡易にして灯具の見映えおよび視認性を
向上させることができる。
第１図は本考案をコンビネーシヨンランプに適
用した場合の一実施例を示す断面図、第２図は正
面図、第３図はコンビネーシヨンランプの従来例
を示す断面図、第４図は正面図である。 １……コンビネーシヨンランプ、２……方向指
示灯、３……尾灯、４……制動灯、５……後退
灯、６……仕切壁、７，８……シエード、９，１
０，１１，１２……灯室、１３……灯具ボデイ、
１４，１５，１６，１７……バルブ、２４，２
５，２６，２７……前面レンズ、３２……フイラ
メント、３３……ステム、４０……ミラー、４１
……反射面、Ｒ……反射鏡。
用した場合の一実施例を示す断面図、第２図は正
面図、第３図はコンビネーシヨンランプの従来例
を示す断面図、第４図は正面図である。 １……コンビネーシヨンランプ、２……方向指
示灯、３……尾灯、４……制動灯、５……後退
灯、６……仕切壁、７，８……シエード、９，１
０，１１，１２……灯室、１３……灯具ボデイ、
１４，１５，１６，１７……バルブ、２４，２
５，２６，２７……前面レンズ、３２……フイラ
メント、３３……ステム、４０……ミラー、４１
……反射面、Ｒ……反射鏡。
Claims (1)
- 一対のバルブステムによりフイラメントが保持
されたバルブと、このバルブを挟んでバルブステ
ムの並設方向に対応して配置された反射鏡および
反射部を備え、前記反射部はバルブからの光を前
記反射鏡方向へ反射し、前記反射鏡はバルブから
の光と、反射部からの反射光を前方へ反射させる
ことによりバルブステムの影を打消すようにした
ことを特徴とする車輌用灯具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986167499U JPH0314730Y2 (ja) | 1986-10-31 | 1986-10-31 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986167499U JPH0314730Y2 (ja) | 1986-10-31 | 1986-10-31 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6373804U JPS6373804U (ja) | 1988-05-17 |
| JPH0314730Y2 true JPH0314730Y2 (ja) | 1991-04-02 |
Family
ID=31099485
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986167499U Expired JPH0314730Y2 (ja) | 1986-10-31 | 1986-10-31 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0314730Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0530243Y2 (ja) * | 1988-11-04 | 1993-08-03 | ||
| JP2008147003A (ja) * | 2006-12-08 | 2008-06-26 | Ichikoh Ind Ltd | 車両用前照灯の灯具ユニット |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5521961A (en) * | 1978-08-03 | 1980-02-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Vacuum cleaner |
-
1986
- 1986-10-31 JP JP1986167499U patent/JPH0314730Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5521961A (en) * | 1978-08-03 | 1980-02-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Vacuum cleaner |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6373804U (ja) | 1988-05-17 |
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