JPH03146672A - Cvd用サセプター - Google Patents
Cvd用サセプターInfo
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- JPH03146672A JPH03146672A JP1284797A JP28479789A JPH03146672A JP H03146672 A JPH03146672 A JP H03146672A JP 1284797 A JP1284797 A JP 1284797A JP 28479789 A JP28479789 A JP 28479789A JP H03146672 A JPH03146672 A JP H03146672A
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Landscapes
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- Chemical Vapour Deposition (AREA)
- Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、CVDで使用するサセプターに関する。
(従来の技術)
従来、CVD用サセプターどしては、黒鉛又は炭化珪素
の成形体を機械加工したもの、機械加工後に純化処理を
行って表面加工精度を〜(表面粗さ計のプローブ先端径
5μmにより測定した値がRa2〜5μm)としたもの
、あるいは上記基材にガラス状炭素、パイロティックグ
ラファイト、炭化珪素を被覆したものが知られている。
の成形体を機械加工したもの、機械加工後に純化処理を
行って表面加工精度を〜(表面粗さ計のプローブ先端径
5μmにより測定した値がRa2〜5μm)としたもの
、あるいは上記基材にガラス状炭素、パイロティックグ
ラファイト、炭化珪素を被覆したものが知られている。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、上記被覆を施こさないサセプターにおい
ては、CVDによりウェハ上にシリコン酸化膜やシリコ
ン窒化膜を成膜する際に、サセプター表面が粗いために
、外部ヒータ加熱や高周波加熱によりサセプターに与え
られた熱がウェハに均一に伝わらないのでウェハ内ある
いはウェハ間において均一な膜の形成が困難である。ま
た、ガラス状炭素被覆サセプターにおいては、表面が平
坦なために、シリコン酸化膜やシリコン窒化膜を成膜す
る際に、サセプター上に堆積するシリコン酸化膜やシリ
コン窒化膜がサセプター表面から剥がれ形成膜中に取り
込まれる等の欠点があった。
ては、CVDによりウェハ上にシリコン酸化膜やシリコ
ン窒化膜を成膜する際に、サセプター表面が粗いために
、外部ヒータ加熱や高周波加熱によりサセプターに与え
られた熱がウェハに均一に伝わらないのでウェハ内ある
いはウェハ間において均一な膜の形成が困難である。ま
た、ガラス状炭素被覆サセプターにおいては、表面が平
坦なために、シリコン酸化膜やシリコン窒化膜を成膜す
る際に、サセプター上に堆積するシリコン酸化膜やシリ
コン窒化膜がサセプター表面から剥がれ形成膜中に取り
込まれる等の欠点があった。
(課題を解決するための手段)
本発明は、上記欠点を解決することを目的としたもので
、以下を要旨とするCVD用サセプターである。
、以下を要旨とするCVD用サセプターである。
■、 ウェハの接触部とそれ以外の表面粗さが以下のと
おりである黒鉛基材からなることを特徴とするCVD用
サセプター。
おりである黒鉛基材からなることを特徴とするCVD用
サセプター。
表面粗さ計のプローブ先端径1.5胴により測定した値
がRa0.7μm以下 〔ウェハの接触部以外の面の表面粗さ〕表面粗さ計のプ
ローブ先端径5μmにより測定した値がRa2〜10μ
m 2、黒鉛基材にガラス状炭素被覆を施こしてなることを
特徴とする請求項1記載のCVD用サセプター。
がRa0.7μm以下 〔ウェハの接触部以外の面の表面粗さ〕表面粗さ計のプ
ローブ先端径5μmにより測定した値がRa2〜10μ
m 2、黒鉛基材にガラス状炭素被覆を施こしてなることを
特徴とする請求項1記載のCVD用サセプター。
以下、さらに詳しく本発明について説明する。
本発明において、ウェハ接触部とは、ウェハ設置用のポ
ケットがない第4図に示したサセプター1にあっては、
ウェハの半径マイナスOn+〜プラス10酊までの範囲
を指しく第4図の符号2)、この範囲ではウェハのエツ
ジ効果によりガスの流れ、プラズマの立ちがたが不均一
となりサセプターに付着するCVD膜が非常に薄(膜の
剥離は起き得ない。一方、第5図に示したようなウェハ
設置用のポケット6を有するシリコンエピタキシャル用
サセプター5にあっては、そのポケット内を指す。
ケットがない第4図に示したサセプター1にあっては、
ウェハの半径マイナスOn+〜プラス10酊までの範囲
を指しく第4図の符号2)、この範囲ではウェハのエツ
ジ効果によりガスの流れ、プラズマの立ちがたが不均一
となりサセプターに付着するCVD膜が非常に薄(膜の
剥離は起き得ない。一方、第5図に示したようなウェハ
設置用のポケット6を有するシリコンエピタキシャル用
サセプター5にあっては、そのポケット内を指す。
ウェハの接触部の表面粗さを表面粗さ計のプローブ先端
径1.5 nにより測定した値がRaO,7μm以下好
ましくはRa0.4μm以下にすることにより、外部ヒ
ーター及び高周波加熱によりサセプターに与えられた熱
が均一にウェハに伝わり形成膜の均一性が向上する。
径1.5 nにより測定した値がRaO,7μm以下好
ましくはRa0.4μm以下にすることにより、外部ヒ
ーター及び高周波加熱によりサセプターに与えられた熱
が均一にウェハに伝わり形成膜の均一性が向上する。
ウェハの接触部以外の面の表面粗さを表面粗さ計のプロ
ーブ先端径5μmにより測定した値がRa2〜10μ―
好ましくはRa4〜7μmにすることによりサセプター
表面に堆積されるシリコン酸化膜やシリコン窒化膜の剥
離が生じなくなり剥離物質が形成膜中に取込まれなくな
る。
ーブ先端径5μmにより測定した値がRa2〜10μ―
好ましくはRa4〜7μmにすることによりサセプター
表面に堆積されるシリコン酸化膜やシリコン窒化膜の剥
離が生じなくなり剥離物質が形成膜中に取込まれなくな
る。
以上のように、ウェハの接触部とそれ以外の面との表面
粗さが異なったものにするには、後述のように、サンド
ペーパーやサンドブラスト等により、表面を粗くしたり
滑らかにしたりすることによって行うことができる。
粗さが異なったものにするには、後述のように、サンド
ペーパーやサンドブラスト等により、表面を粗くしたり
滑らかにしたりすることによって行うことができる。
ここで、表面粗さ計のプローブ先端径5μmと表面粗さ
計のプローブ先端径1.5 mで測定した表面粗さの違
いについて説明する。
計のプローブ先端径1.5 mで測定した表面粗さの違
いについて説明する。
第1図に示したような表面形状を持った黒鉛基材がある
とする。これを、表面粗さ計のプローブ先端針5μ−で
測定すると第2図に示したような波形が得られ、表面の
大きなうねりは表面粗さ計の特徴で目立たなくなり、表
面の小さな粗れが測定される。一方、表面粗さ計のプロ
ーブ先端径1、5 mで測定すると第3図に示したよう
な波形が得られ、表面の小さな粗れは測定されず表面の
大きなうねりが観察される。
とする。これを、表面粗さ計のプローブ先端針5μ−で
測定すると第2図に示したような波形が得られ、表面の
大きなうねりは表面粗さ計の特徴で目立たなくなり、表
面の小さな粗れが測定される。一方、表面粗さ計のプロ
ーブ先端径1、5 mで測定すると第3図に示したよう
な波形が得られ、表面の小さな粗れは測定されず表面の
大きなうねりが観察される。
そして、通常、表面粗さ計のプローブ先端径5μ糟で測
定したときRaが2〜10umとなる表面のRmaxは
15〜50μ翔であり、また、表面粗さ計のプローブ先
端径1.5籠で測定したときRaが0.7μm以下とな
る表面のRmaxは7μm以下となる。
定したときRaが2〜10umとなる表面のRmaxは
15〜50μ翔であり、また、表面粗さ計のプローブ先
端径1.5籠で測定したときRaが0.7μm以下とな
る表面のRmaxは7μm以下となる。
以上のようにして得られた本発明のサセプターはその表
面全面をガラス状炭素で被覆すれば黒鉛ダストの発生が
なく、異物を含まない優れた膜を安定してつくれるよう
にもなる。これを表面粗さを違えていない従来Q黒鉛基
材表面にCVDによって被覆を形成させると、その黒鉛
基材の表面粗さ程度には関係なくコーテイング後の表面
粗さは、表面粗さ計のプローブ先端径1.5鰭により測
定した値がRa1μm以上になってしまい、ウェハ内あ
るいはウェハ間において均一な膜の形成が困難になって
しまうのである。
面全面をガラス状炭素で被覆すれば黒鉛ダストの発生が
なく、異物を含まない優れた膜を安定してつくれるよう
にもなる。これを表面粗さを違えていない従来Q黒鉛基
材表面にCVDによって被覆を形成させると、その黒鉛
基材の表面粗さ程度には関係なくコーテイング後の表面
粗さは、表面粗さ計のプローブ先端径1.5鰭により測
定した値がRa1μm以上になってしまい、ウェハ内あ
るいはウェハ間において均一な膜の形成が困難になって
しまうのである。
次に、図面を参照しながら本発明の製造法の一例を説明
する。
する。
まず、第4図に図示したようなプラズマCVD用サセプ
ター1を従来どおり表面精度〜で機械加工する。サセプ
ターはこの形状に限定することなく、例えば、パンケー
キ状、毎葉式形状のものであってもよい。このとき、サ
セプターの表面粗さは表面粗さ計の先端径1.5鶴で測
定するとRaO,9〜3μmとなる。次に、サセプター
のウェハの接触部2のみをサンドペーパー、工業用バッ
トなどの研磨材を用いて表面粗さ計の先端径1.5 m
mで測定した表面粗さがRaO,7μm以下好ましくは
RaO,4μm以下となるように表面研磨をすれば本発
明のサセプターを得ることができる。
ター1を従来どおり表面精度〜で機械加工する。サセプ
ターはこの形状に限定することなく、例えば、パンケー
キ状、毎葉式形状のものであってもよい。このとき、サ
セプターの表面粗さは表面粗さ計の先端径1.5鶴で測
定するとRaO,9〜3μmとなる。次に、サセプター
のウェハの接触部2のみをサンドペーパー、工業用バッ
トなどの研磨材を用いて表面粗さ計の先端径1.5 m
mで測定した表面粗さがRaO,7μm以下好ましくは
RaO,4μm以下となるように表面研磨をすれば本発
明のサセプターを得ることができる。
また、サセプター全面をサンドペーパー、工業用バット
等の研磨材を用いて表面粗さ計の先端径1.5鶴で測定
した表面粗さがRa0.7μm以下好ましくはRaO,
4μm以下となるように表面を研磨した後、ウェハの接
触部のみをガムテープ、ボール紙等でマスクしサンドブ
ラスト、サンドベーパー等でそれ以外の面3を表面粗さ
計の先端径5μmで測定した表面粗さがRa2〜lOμ
l以下好ましくはRa4〜7μm以下となるように表面
をあらすことによっても得ることができる。なお、符号
4はビンである。
等の研磨材を用いて表面粗さ計の先端径1.5鶴で測定
した表面粗さがRa0.7μm以下好ましくはRaO,
4μm以下となるように表面を研磨した後、ウェハの接
触部のみをガムテープ、ボール紙等でマスクしサンドブ
ラスト、サンドベーパー等でそれ以外の面3を表面粗さ
計の先端径5μmで測定した表面粗さがRa2〜lOμ
l以下好ましくはRa4〜7μm以下となるように表面
をあらすことによっても得ることができる。なお、符号
4はビンである。
第5図に示した形状のシリコンエピタキシャル用サセプ
ター5についても上記手順に準じて製造することができ
る。なお、第5図において、符号6はウェハ設置用のポ
ケット(ウェハの接触部となる部分)、符号7はウェハ
の接触部以外の面、符号8はガス導入口である。
ター5についても上記手順に準じて製造することができ
る。なお、第5図において、符号6はウェハ設置用のポ
ケット(ウェハの接触部となる部分)、符号7はウェハ
の接触部以外の面、符号8はガス導入口である。
以上のようにして得られた本発明のサセプターの表面は
必要により特公昭52−39684号公報に記載の方法
を用いてガラス状炭素で被覆する。以下その被覆方法に
ついて簡単に説明する。
必要により特公昭52−39684号公報に記載の方法
を用いてガラス状炭素で被覆する。以下その被覆方法に
ついて簡単に説明する。
ガラス状炭素の原料であるポリ塩化ビニールを不活性化
雰囲気中、350〜450℃で熱分解しピッチ状の炭素
前駆体を得る。この炭素前駆体をトリクレンなどの有機
溶剤に溶解しサセプター表面に塗布し真空もしくは不活
性化雰囲気中、1000°C以上の温度で焼成する。こ
の塗布−焼成工程を繰り返し行ない、サセプター表面を
ガラス状炭素で被覆する。高純度が要求される用途に対
しては、必要に応じて例えば1600°C以上で塩素、
フッ素等のハロゲンガスを導入することによって高純度
のサセプターを得ることができる。
雰囲気中、350〜450℃で熱分解しピッチ状の炭素
前駆体を得る。この炭素前駆体をトリクレンなどの有機
溶剤に溶解しサセプター表面に塗布し真空もしくは不活
性化雰囲気中、1000°C以上の温度で焼成する。こ
の塗布−焼成工程を繰り返し行ない、サセプター表面を
ガラス状炭素で被覆する。高純度が要求される用途に対
しては、必要に応じて例えば1600°C以上で塩素、
フッ素等のハロゲンガスを導入することによって高純度
のサセプターを得ることができる。
(実施例)
以下、実施例と比較例をあげてさらに具体的に本発明を
説明する。
説明する。
実施例1
第4図に示すプラズマCVD用サセプター(800X1
50X4mm)を表面積度で機械加工した。このとき表
面粗さ計のプローブ先端径5μmにより測定した表面粗
さはRa4.57μ信であった。このサセプターのウェ
ハの接触部のみをサンドベーパー(#1000)で仕上
げた。このとき表面粗さ計のプローブ径1.51で測定
したウェハの接触部の表面粗さはRa0.63μ瓢であ
った。
50X4mm)を表面積度で機械加工した。このとき表
面粗さ計のプローブ先端径5μmにより測定した表面粗
さはRa4.57μ信であった。このサセプターのウェ
ハの接触部のみをサンドベーパー(#1000)で仕上
げた。このとき表面粗さ計のプローブ径1.51で測定
したウェハの接触部の表面粗さはRa0.63μ瓢であ
った。
このようにしてウェハの接触部とそれ以外の面の表面粗
さが異なるプラズマCVD用サセプターをつくった。
さが異なるプラズマCVD用サセプターをつくった。
実施例2
実施例1で用いたサセプターのウェハの接触部のみを工
業用パッド(スコッチプライト7448)で鏡面に仕上
げた。このとき表面粗さ計のプローブ径1.5鶴で測定
したウェハの接触部の表面粗さはRaO,37μ−であ
った。
業用パッド(スコッチプライト7448)で鏡面に仕上
げた。このとき表面粗さ計のプローブ径1.5鶴で測定
したウェハの接触部の表面粗さはRaO,37μ−であ
った。
このようにしてウェハ接触部とそれ以外の面の表面粗さ
が異なるプラズマCVD用サセプターをつくった。
が異なるプラズマCVD用サセプターをつくった。
実施例3
実施例2で用いたサセプターの表面に塩化ビニールを窒
素雰囲気中390℃で熱分解しタール状のピッチ炭素前
駆体、を得、トリクレンにこの炭素前駆体を溶解しく1
5重重量)、この溶液をサセプター表面に塗布した後、
真空雰囲気中、1200’Cで焼成した。この塗布−焼
成工程を4回繰り返し行なってガラス状炭素をサセプタ
ー表面に被覆した。ガラス状炭素被覆後のウェハの接触
部の表面粗さは、表面粗さ計のプローブ径1.5龍で測
定した値がRaO,34μmで、それ以外の面の表面粗
さは、表面粗さ針のプローブ径5μ−で測定した値がR
a4.51μ−であるプラズマCVD用サセプターをつ
(った。
素雰囲気中390℃で熱分解しタール状のピッチ炭素前
駆体、を得、トリクレンにこの炭素前駆体を溶解しく1
5重重量)、この溶液をサセプター表面に塗布した後、
真空雰囲気中、1200’Cで焼成した。この塗布−焼
成工程を4回繰り返し行なってガラス状炭素をサセプタ
ー表面に被覆した。ガラス状炭素被覆後のウェハの接触
部の表面粗さは、表面粗さ計のプローブ径1.5龍で測
定した値がRaO,34μmで、それ以外の面の表面粗
さは、表面粗さ針のプローブ径5μ−で測定した値がR
a4.51μ−であるプラズマCVD用サセプターをつ
(った。
比較例1
実施例1において、サセプターのウェハの接触部の面仕
上げを施していないプラズマCVD用サセプターを製作
した。このサセプターのウェハの接触部の表面粗さは、
表面粗さ計のプローブ先端径1.5鶴で測定した値はR
a 1.09μmであった。
上げを施していないプラズマCVD用サセプターを製作
した。このサセプターのウェハの接触部の表面粗さは、
表面粗さ計のプローブ先端径1.5鶴で測定した値はR
a 1.09μmであった。
比較例2
実施例1において、サセプターの全面を工業用パッド(
スコッチブライト744B)で鏡面に仕上げた。このサ
セプターの表面粗さは、表面粗さ計のプローブ先端径5
μmで測定した値はRa 1.25μmであった。
スコッチブライト744B)で鏡面に仕上げた。このサ
セプターの表面粗さは、表面粗さ計のプローブ先端径5
μmで測定した値はRa 1.25μmであった。
比較例3
比較例2で得られたサセプターの表面を実施例3と同じ
方法で塗布−焼成を4回繰り返し行ないガラス状炭素を
被覆したプラズマCVD用サセプターをつくった。この
サセプターの表面粗さは、表面粗さ計のプローブ先端径
5μmで測定した値はRa1.09μmであった。
方法で塗布−焼成を4回繰り返し行ないガラス状炭素を
被覆したプラズマCVD用サセプターをつくった。この
サセプターの表面粗さは、表面粗さ計のプローブ先端径
5μmで測定した値はRa1.09μmであった。
上記6例のサセプターの性能を評価するため、第6図に
示すように、4インチSiウェハを5枚ずつセットし、
ペルジャー内に入れ外部加熱によりサセプターを300
’Cで加熱しサセプター間に高周波13.56MHz
をかけSiH4とNH3(モル比0.8)を原料ガスと
してペルジャー内に導入し真空度Q、 5 torrで
高周波プラズマを立て、Siウェハ上にシリコン窒化膜
を1.2μm形成したときの膜厚のバラツキをスティン
エツチング法により調べた。
示すように、4インチSiウェハを5枚ずつセットし、
ペルジャー内に入れ外部加熱によりサセプターを300
’Cで加熱しサセプター間に高周波13.56MHz
をかけSiH4とNH3(モル比0.8)を原料ガスと
してペルジャー内に導入し真空度Q、 5 torrで
高周波プラズマを立て、Siウェハ上にシリコン窒化膜
を1.2μm形成したときの膜厚のバラツキをスティン
エツチング法により調べた。
また、異物ff1(>0.3μm)と、サセプター間に
付着したシリコン窒化膜の剥がれについて顕微鏡を用い
て測定した。それらの結果を表1に示す。
付着したシリコン窒化膜の剥がれについて顕微鏡を用い
て測定した。それらの結果を表1に示す。
実施例4
第5図に示すシリコンエピタキシャル用サセプター(φ
600X16mm)を表面積度で機械加工し、ウェハの
接触部のみを工業用パッド(スコッチブライト7448
)で鏡面に仕上げた。このサセプターの表面にガラス状
炭素を実施例1と同様な方法で被覆した。このとき、ウ
ェハの接触部の表面粗さは、表面粗さ計のプローブ径1
.5 mmで測定した値がRa0.34μmで、それ以
外の面の表面粗さは、表面粗さ計のプローブ径5μmで
測定した値はRa4.52μmであった。
600X16mm)を表面積度で機械加工し、ウェハの
接触部のみを工業用パッド(スコッチブライト7448
)で鏡面に仕上げた。このサセプターの表面にガラス状
炭素を実施例1と同様な方法で被覆した。このとき、ウ
ェハの接触部の表面粗さは、表面粗さ計のプローブ径1
.5 mmで測定した値がRa0.34μmで、それ以
外の面の表面粗さは、表面粗さ計のプローブ径5μmで
測定した値はRa4.52μmであった。
比較例4
実施例2で得られたサセプター〇ごガラス状炭素被覆を
せず、その代わりに、厚み100μのSiCをCVDに
よってサセプター全面に被覆してSiCコートサセプタ
ーを得た。このとき、サセプターの表面粗さは、表面粗
さ計のプロニブ1蚤1.5鰭で測定した値がRa1.0
5μmであった。
せず、その代わりに、厚み100μのSiCをCVDに
よってサセプター全面に被覆してSiCコートサセプタ
ーを得た。このとき、サセプターの表面粗さは、表面粗
さ計のプロニブ1蚤1.5鰭で測定した値がRa1.0
5μmであった。
上記2例のサセプターに、5インチSiウェハを10枚
セットし、高周波13.56 Mllzによって100
0℃に加熱しH2をキャリヤーとして5iHaを流し、
Siウェハ上にシリコンエピタキシャル膜を30μm形
成した時の膜厚のバラツキをスティンエツチング法によ
り測定した。それら“の結果を表1に示す。
セットし、高周波13.56 Mllzによって100
0℃に加熱しH2をキャリヤーとして5iHaを流し、
Siウェハ上にシリコンエピタキシャル膜を30μm形
成した時の膜厚のバラツキをスティンエツチング法によ
り測定した。それら“の結果を表1に示す。
(発明の効果)
本発明のCVD用サセプターを用いてCVDを行うと、
形成膜の均一性が高まるので、形成膜の歩留りが向上し
生産コストを低減させることができる。また、形成膜中
には剥離物質等の異物の混入も少ない。
形成膜の均一性が高まるので、形成膜の歩留りが向上し
生産コストを低減させることができる。また、形成膜中
には剥離物質等の異物の混入も少ない。
第1図〜第3図は、黒鉛基材の表面形状の例である。
第4図は、本発明でのプラズマCVD用サセプターの1
例を示す平面図である。 第5図は、本発明のシリコンエピタキシャル用サセプタ
ーの一例を示すものであり、第5図Aは平面図、第5図
BはX−X断面図である。 第6図は、プラズマCVD装置の概略斜視図である。 1:プラズマCVD用サセプター 2:ウェハの接触部 3:ウェハの接触部以外の面 4:ピン :シリコンエピタキシャル用サセプター:ポケット :ウェハの接触部以外の面 :ガス導入口 : CVD用サセプター :Slウェハ :外部ヒーター :石英管 :ガス導入口
例を示す平面図である。 第5図は、本発明のシリコンエピタキシャル用サセプタ
ーの一例を示すものであり、第5図Aは平面図、第5図
BはX−X断面図である。 第6図は、プラズマCVD装置の概略斜視図である。 1:プラズマCVD用サセプター 2:ウェハの接触部 3:ウェハの接触部以外の面 4:ピン :シリコンエピタキシャル用サセプター:ポケット :ウェハの接触部以外の面 :ガス導入口 : CVD用サセプター :Slウェハ :外部ヒーター :石英管 :ガス導入口
Claims (2)
- 1.ウェハの接触部とそれ以外の面の表面粗さが以下の
とおりである黒鉛基材からなることを特徴とするCVD
用サセプター。 〔ウェハの接触部の表面粗さ〕 表面粗さ計のプローブ先端径1.5mmにより測定した
値がRa0.7μm以下 〔ウェハの接触部以外の面の表面粗さ〕 表面粗さ計のプローブ先端径5μmにより測定した値が
Ra2〜10μm - 2.黒鉛基材にガラス状炭素被覆を施こしてなることを
特徴とする請求項1記載のCVD用サセプター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1284797A JPH0686662B2 (ja) | 1989-11-02 | 1989-11-02 | Cvd用サセプター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1284797A JPH0686662B2 (ja) | 1989-11-02 | 1989-11-02 | Cvd用サセプター |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03146672A true JPH03146672A (ja) | 1991-06-21 |
JPH0686662B2 JPH0686662B2 (ja) | 1994-11-02 |
Family
ID=17683142
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1284797A Expired - Lifetime JPH0686662B2 (ja) | 1989-11-02 | 1989-11-02 | Cvd用サセプター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0686662B2 (ja) |
Cited By (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07335572A (ja) * | 1994-06-08 | 1995-12-22 | Toshiba Ceramics Co Ltd | 半導体ウエハの熱処理用サセプタ及びその製造方法 |
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-
1989
- 1989-11-02 JP JP1284797A patent/JPH0686662B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JP2019096733A (ja) * | 2017-11-22 | 2019-06-20 | 東京エレクトロン株式会社 | 基板載置台 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0686662B2 (ja) | 1994-11-02 |
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