JPH03140312A - 重合性組成物 - Google Patents

重合性組成物

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JPH03140312A
JPH03140312A JP27836989A JP27836989A JPH03140312A JP H03140312 A JPH03140312 A JP H03140312A JP 27836989 A JP27836989 A JP 27836989A JP 27836989 A JP27836989 A JP 27836989A JP H03140312 A JPH03140312 A JP H03140312A
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JP
Japan
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group
monomer
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substituted
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JP27836989A
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English (en)
Inventor
Shingo Matsuoka
松岡 信吾
Toshihiro Nishitake
敏博 西竹
Yasuji Kida
木田 泰次
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Tokuyama Corp
Original Assignee
Tokuyama Corp
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F228/00Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a bond to sulfur or by a heterocyclic ring containing sulfur
    • C08F228/02Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a bond to sulfur or by a heterocyclic ring containing sulfur by a bond to sulfur

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、特に光学材料として有用であり、光学的に均
質な重合体を与える重合性組成物に関する。
〔従来技術〕
従来、無機ガラスに代る合成樹脂については種々研究さ
れてbるが、欠点も多く、まだ十分に満足し得る性状の
ものは得られていない。例、tば、メチルメタクリレー
トやジエチレングリコールビス(了りルカーボネート)
を主成分とする単量体を重合した重合体は、光学用樹脂
やレンズとして使用されているが、その屈折率は約1.
50と低い。
この欠点を改良した高屈折率樹脂も種々提案されている
。例えば、ポリカーボネート。
ポリスルホン系の高屈折本樹脂が提案されている。これ
らの樹脂は、屈折率が約1,60と高いものの、光透過
率が低(、光学的均質性に欠け、また着色するなどの問
題がある。
一方、含イオウ単量体を重合して高屈折率樹脂を得る方
法が種々提案されている。例えば、特開昭<54−26
613号公報や特開平1−115910号公報にアクリ
ロイルチオ基やメタクリロイルチオ基を一分子中に1個
以上有する単量体を用いて高屈折率樹脂を得ることが記
載されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記の含イオウ単量体を重合することによって、屈折率
1.57以上の高屈折率樹脂を得ることが可能である。
しかしながら、チオアクリロイル基及びチオメタクリロ
イル基ヲー分子中に1個以上有する販量体を用いて注型
重合等のバルク重合を行なった場合、得られた樹脂が光
学的に不均一となったり、硬度などの機械的特性が局部
的に不十分となるといった問題があった。
この丸め、一般には、注型重合は低温で長時間かけて行
なわれているが、樹脂の光学的な歪を完全に除去するこ
とは困難であり、しかも生産性の点で本問題がある。ま
た1重合速度を低下させるために1重合禁止剤等を添加
することで光学的に均質な樹脂を得ようとする試みもな
されているが、得られる樹脂が着色したり、本ろくなっ
たりするといった問題がある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは、上記の課題を解決するために、鋭意研究
を重ねた結果、アクリロイルチオ基やメタクリロイルチ
オ基を有する単量体に、特定の単量体を組合わせること
により、上記した問題を解決することに成功し1本発明
を完成させるに至った。
即ち、本発明は、 囚 アクリロイルチオ基又はメタクリロイルチオ基を一
分子中に1個以上有するチオカルボン酸エステル単量体
C以下、単量体囚ともbう。)      100重量
部及び (ト)上記囚とラジカル共重合可能であり、アルコール
性水酸基を一分子中に1個以上有する単量体(以下、単
量体の)ともいう。)0.01〜40重量部 よりなることを特徴とする重合性組成物である。
本発明の重合性組成物の一成分である単量体囚は、アク
リロイルチオ基又はメタクリロイルチオ基を一分子中に
1個以上有する本のが何ら制限な(採用される。本発明
においては、例えば、下記式C1)及び[11で示され
る単量体(4)が好適に用いられる。
1 前記−数式[1)及びCIり中、R2及びRAは。
夫々同種又は異種の水素原子又はアルキル基であればよ
いが、重合により得られる重合体の光学材料への利用の
観点からは、水素原子又はメチル基であることが好まし
い。
前記−数式〔I〕中、R4は、水素原子、置換若しくは
非置換のアルキル基、置換若しくは非置換のアリール基
、又は置換若しくは非置換のアラルキル基である。上記
のアルキル基としては、その炭素数に特に制限されるも
のではないが、チオカルボン酸エステル単量体の粘度及
び重合して得られる重合体の屈折率の観点から、炭素数
1〜5であることが好ましい。例えば、メチル基、エチ
ル基、n−プロピル基、1−プロピル基、n−ブチル基
s−フfル基、t−ブチル基、n−ペンチル基等が挙げ
られる。また、上記のアリール基としては、その炭素数
に特に制限されるものではないが、上記と同様の理由に
より炭素数6〜10であることが好ましい。例えば、フ
ェニル基、トリル基、キシリル基、ナフチル基等が挙げ
られる。上記のアラルキル基としては、その炭素数に特
に制限されないが、上記と同様の理由により7〜10で
あることが好ましい。例えば、ベンジル基、フェネチル
基、フェニルプロピル基等が挙げられる。
上記R4で示されるアルキル基、了り−ル基及びアラル
キル基の置換基としては、特に制限されず、・・aケン
原子、アルコキシ基。
アルキルチオ基、フェニル基、フェニルチオ基等を挙げ
ることができる。これらの置換アルキル基、置換了り−
ル基及び置換アラルキル基の代表的なものを例示すると
1例えば、クロロフェニルメチル基、ジブoモフェニル
メチル基、トリブロモフェニルメチル基等のハロゲノア
ラルキル基;クロロメチル基、ブロモメチル基、トリク
ロロメチル基等のハロゲノアルキル基:クロロフェニル
基、ブロモフェニル基、ジクロロフェニルts、ジーy
ロモフェニル基、)177’ロモフエニル基等のハロゲ
ノアリール基;メチルチオフェニル基、ジ(メチルチオ
)フェニル基、フェニルチオフェニル基、ビフェニル基
、メチルチオフェニルメチル基、ジ(メチルチオ)フェ
ニルメチル基等を挙げることができる。
また、上記−数式[I)及びCl0)中−m、n+。
R2及びR5は0以上の整数であればよい。
般(はこれらの値を大き(しすぎると−数式〔1)及び
[31)で示される化合物の粘度が急激に増加し−その
取扱いが困難になるととも罠、重合して得られる樹脂の
耐熱性がそこなわれるといった問題が生じてくる。この
ため、得られる樹脂の屈折率、耐衝撃性及び耐熱性を勘
案すると、m 、 nl 、 R2及びR3は夫々0〜
5の範囲で、特Kmは1〜3の範囲で、nl。
R2及びR3は0〜2の範囲で選択することが好ましい
上記のチオカルボン酸エステルjlf体において一般式
[1〕中のR4は、得られる樹脂の用途に応じて選択す
れば良いが、高屈折率かつ低分散の樹脂を得るためには
、R4は置換若しくは非蓋換のアラルキル基であること
が好ましい。これらの単量体は、一種又は二種以上を混
合して使用できる。
一方、単量体(B)は、前記単量体(ロ)と共重合可能
であり、−分子中に1個以上のアルコール性水酸基を有
する単量体であれば何ら制限な(公知の単量体が使用で
きる。かかる単量体として好適に使用できる代表的なも
のを例示スると、2−とドロキシエチルアクリレート、
2−ヒドロキシプdビルアクリレート。
1−メチル−2−ヒトミキシエチルアクリレート、2−
とドロキシエチルメタクリレート。
2−ヒドロキシエチルメタクリレート、1−メチル−2
−ヒドロキシエチルメタクリレ−) 、3−りoロー2
−ヒドロキシグロビルアクリレート、3−クロロ−2−
ヒドロキシエチルメタクリレート、ヒドロキシメチルア
クリルアミド、ヒトミキシメチルメタクリルアミド、テ
トラメチロールメタントリアクリレート、テトラメチロ
ールメタントリメタクリレート、グリセリンジメタクリ
レート。
ジエチレングリコールモノメタクリレート等の脂肪族モ
ノヒドロキシメタクリレート類マたはアクリレート類;
2,5−ジヒドロキシグロビルメタクリレート、 2.
3−ジヒドロキシグロビルアクリレート、エチレングリ
コールジ(3−メタクリロイルオキシ−2−ヒドロキシ
プロピルエーテル)、エチレングリコールジ(3−アク
リロイルオキシ−2−ヒドロキシプロピルエーテル)、
フロピレングリコールジ(3−メタクリロイルオキシ−
2−ヒトaキシグロビルエーテル)、2−とドロキシプ
ロピレングリコールジ(3−メタクリロイルオキシ−2
−ヒドロキシフロビルエーテル)、グリセリンモノメタ
クリレート等の脂肪族ポリヒドロキシメタクリレート類
またはアクリレート類;3〜フェノキシ−2−ヒドロキ
シプロピルメタクリレート、3−フェノキシ−2−ヒト
90キシプロピルアクリレ−1,P−ヒドロキシメチル
ベンジルメタクリレート、P−ヒドロキシメチルフェニ
ルメタクリレート、P−ヒドロキシメチルフェニルアク
リレート、(2−メタクリロイルオキシエチル>−(2
−ヒドロキシエチル)−テレフタレート、(2−メタク
リロイルオキシエチル)−(2−ヒドロキシエチル)フ
タレート、  2.2−ビス(1−(2−ヒドロキシエ
トキシフェニル))プロパンモノメタクリレート、 2
.2−ビス(3,5−ジブロモ−4−(2−ヒドロキシ
エトキシフェニル))プロパンモノメタクリレート等の
芳香核ヲ有するモノヒドロキシメタクリレート類または
アクリレート類;2,2−ビス〔4(3−メタクリロイ
ルオキシ−2−ヒドロキシプロポキシ)フェニル〕プロ
パン、  2.2−ヒス〔4−C3−(”z−メタクリ
ロイルオキシ−2−ヒドロキシプロポキシ)−2−メチ
ルプロポキシ〕フェニル〕プロパン、  2.21?ス
[4(3−アクリロイルオキシ−2−ヒドロキシプロポ
キシ)フェニル〕プロパン等の芳香環を有するジヒドロ
キシメタクリレート類またはアクリレート類:そのほか
ジアリルカーボネート(酒石酸ジアリル)、ジアリルマ
ーレート(リンゴ酸ジアリル)、トリアリルシトレート
(クエン酸トリアリル)、ジエチレングリコールモノア
リルカーボネート、3〜ブテノイツクアシツドグリセリ
ンエステルなどのアルコール性水酸基を有するアリルエ
ステル類;水酸基を有する不飽和ポリエステルオリゴマ
ー類や不飽和ポリウレタンオリゴマー類及びこれらの混
合物等である。
単量体ω)の使用量は、#li量体囚100重量部に対
して0.01〜40重量部でなければならず、0.5〜
30重量部であることが好ましい。単量体013)の使
用量が少なすぎると樹脂が光学的に不均一となり、本発
明の効果が発揮されず、40重量部を超えて用いると樹
脂の機械的物性が低下する。
オた。単量体(4)及び(B)から成る重合性組成物を
重合して樹脂を製造するに際し、目的に応じて単量体(
3)及び単量体(B)の少〈と本一方とラジカル共重合
可能な単量体(以下、単量体(C’)と本いう。)を該
重合性組成物に添加することは何ら制限な〈実施される
。該単量体を例示すれば、アクリル酸、メタクリル酸。
無水マレイン酸、フマル酸などの不飽和カルボン酸ニア
クリル酸メチル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸ベ
ンジル、メタクリル酸フェニル、トリブロモフェニルメ
タクリレート、エチレングリコールジアクリレート、ジ
エチレングリコールジメタクリレート、エチレングリコ
ールビスグリシジルメタクリレート、ビスフェノールA
ジメタクリレート。
2.2−ビス(4−メタクリロイルオキシエトキシフェ
ニル)プロパン、  2.2−ヒス(3,5−ジブロモ
−4−メタクリロイルオキシエトキシフェニル)プロパ
ン、トリフルオワメチルメタクリレート等のアクリル酸
及びメタクリル酸エステル化合物;フマル酸モノメチル
、フマル酸ジエチル、フマル酸ジフェニル等のフマル酸
エステル化合物;ジアリルフタレート、ジアリルテレフ
タレート、ジアリルイソフタレート、エボキシフハク酸
ジアリル、ジアリルマレート、アリルシンナメート。
アリルインシアネート、クロレンド酸ジアリル、ヘキサ
フタル酸ジアリル、ジアリルカーボネート、アリルジグ
リコールカーボネート等のアリル化合物;スチレン、ク
ロロスチレン、メチルスチレン、ビニルナフタレン、イ
ンフロベニルナフタレン、ブロモスチレン。
シフロモスチレン、ジビニルベンゼン等の芳香族ビニル
化合物等である。これらの単量体は一種又は二種以上を
混合して使用できる。
なお、本発明の重合性組成物の内、単量体囚が単官能で
ある場合は、単量体(B)や必要に応じて加えられる単
量体(0として重合性基が1つの単官能亀量体を選択す
れば、本重合性組成物を重合して得られる樹脂は熱可塑
性樹脂となる。このため−樹脂を玉摺り加工や研摩加工
等を必要とするレンズ等の用途に用いる場合には、単量
体(B)及び(C)のいずれか一方又は両方を重合性基
を2つ以上有する単量体とすることが好ましい。
本発明の重合性組成物から重合体を得る重合方法は特に
限定的でなく、公知のラジカル重合方法を採用できる。
重合開始手段は、種々の過酸化物やアゾ化合物等のラジ
カル重合開始剤の使用、又は紫外線、α線、β線、r線
等の照射或いは両者の併用によって行うことができる。
代表的な重合方法を例示すると、エラストマーガスケブ
トtiはスペーサーで保持されてbるモールド間K、ラ
ジカル重合開始剤を含む本発明の重合性組成物を注入し
空気炉中で硬化させた後、取出す注型重合が採用される
ラジカル重合開始剤としては、特に限定されず、公知の
ものが使用できるが一代表的なものを例示すると、ベン
ゾイルパーオキサイド、p−りooペンゾイルパーオ中
ササイト、デカノイルパーオキサイド、ラウロイルパー
オキサイド、アセチルパーオキサイド等のジアシルパー
オキサイド;t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサ
ネート、t−ブチルパーオキシネオデカネート、クミル
パーオキシネオデカネート、t−ブチルパーオキシベン
ゾエート等のパーオキシエステル;ジインプロピルパー
オキシジカーボネート、ジー2−エチルへキシルパーオ
キシジカーボネート。
ジー5ec−ブチルパーオキシジカーボネート等のパー
カーボネート;アゾビスインブチロニトリル等のアゾ化
合物である。該ラジカル重合開始剤の使用量は、重合条
件や開始剤の種類、前記の単量体の組成によって異なり
、−概に限定できないが、一般には、全単量体100重
量部に対して0.001〜10重量部、好ましくは0,
01〜5重量部の範囲で用いるのが好適である。
重合条件のうち、特に温度は得られる高屈折率樹脂の性
状に影響を与える。この温度条件は、開始剤の種類と量
や参量体の種類によって影響を受けるので、−概に限定
はできないが、−船釣に比較的低温下で重合を開始し。
ゆっくりと温度をあげて行き、重合終了時に高温下に硬
化させる所謂テーパ型の2段重合を行うのが好適である
。重合時間も温度と同様に各種の要因によって異なるの
で、予めこれらの条件に応じた最適の時間を決定するの
が好適であるが、一般に2〜40時間で重合が完結する
ように条件を選ぶのが好ましい。
勿論、酌記重合に際し、離型剤、紫外線吸収剤、酸化防
止剤9着色防止剤、帯電防止剤。
ケイ光染料、染料、顔料等の各種安定剤、添加剤は必要
に応じて選択して使用することが出来る。
また1本発明の重合性組成物が特に熱可塑性樹脂を与え
る場合には、該重合性組成物の予備重合を行ないプレポ
リマーを得た後、重合成型を行うことや、ベレットに重
合した後。
射出成型や押出成型等の方法を用いて所望の光学材料に
成型加工することも可能である。
前記のプレポリマーやペレットを得る方法は、公知の重
合方法が採用できる。即ち、塊状重合、溶液重合、乳化
重合、懸濁重合、沈澱重合等の方法を適用することがで
きる。
さらに、上記の方法で得られる高屈折率樹脂は、その用
途に応じて以下のような処理を施すことも出来る。即ち
、分散染料などの染料を用いる染色、シランカップリン
グ剤やケイ素、ジルコニウム、アンチモン、アA/ミニ
ウム等の酸化物のゾルを主成分とする・・−ドコート剤
や一有機高分子体を特徴とする特許−ドコート剤による
・・−トコ−ティング処理や、5i02 、 TiO2
、ZrO2等の金属酸化物の薄膜の蒸着や有機高分子体
の薄膜の塗布等による反射防止処理、帯電防止処理等の
加工及び2次処理を施すことも可能である。
〔効 果〕
本発明によれば、重合性組成物を重合して得られる樹脂
は、高屈折率、低分散で透明性。
耐衝撃性、耐候性及び軽量性に優れ、さらに光学的に均
質である。また−得られる樹脂は、親水性のアルコール
性水酸基を有するため、注型重合の際にモールドとの密
着性が良好で重合収縮による樹脂表面の凸凹も殆んど生
じず、成型性が良好である上に、染色性及びハードコー
ト膜との密着性にも優れている。
したがって1本発明の重合性組成物を重合して得られる
樹脂は、有機ガラスとして有用であり、例えば、メガネ
レンズ、光学機器レンズ等の光学レンズとして最適であ
り、さらにプリズム、光デイスク基板、光ファイバー等
の用途に好適に使用することができる。
〔実施例〕
以下、本発明を具体的に説明するために、実施例を挙げ
て説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるも
のではない。
また、実施例において得られた高屈折率樹脂は、下記の
試験法によって諸物性を測定した。
(1)屈折率(η、20)、アツベ数(ν)アタゴ@製
 アツベ屈折計(ST型)を用いて20゛Cにおける屈
折率及びアツベ数を測定した。接触液には、ブロモナフ
タリンヲ使用1−た。
(2)光学的均質性 注型重合物を直交させた2板の偏光板の間にはさみ光学
的均質性を目視により判定した。
全く均質なものを0.光学的にやや歪のあるものをΔ、
歪のあるものを×で評価した。
(3)耐候性 X カE験機■製 ロングライフキセノンフェードメー
ター(”F’AC−25AX−HC型)中に試料を設置
し、100時間キセノン光を露光した後、試料の着色の
程度を目視で観察し、ポリスチレンに比べ着色の程度の
低いものをO1同等のものをΔ、高すものを×で評価し
た。
(4)表面状態 注型重合物の表面(表裏)を目で観察し、表裏とも平滑
な面の時を◎、よ(観察して極少し凸凹のある場合をO
1少しではあるがはっきりと凸凹のある場合をΔ、全全
体表面に凸凹がみられる場合を×とした。
さらに、10枚重合したうち、重合はがれが生じた枚数
(IC)をx/10として示した。
(5)染色性 分散染料(収部セイコー■の商品名ビスタブラウン)を
1tの水に21分散させ、90℃に加熱した。2m厚の
試料片を5分間染色液に浸漬した後、d50nmKおけ
る光線透過率を測定した。光線透過率が70%以上の本
のを×、70〜40%のものをΔ、40%以下のものを
Oで評価した。
なお、以下の実施例で使用tまた単量体は、下記の記号
で表わした。
HgMA:2−ヒドロキシエチルメタクリレート HgA  :2−ヒドロキシアクリレートEGBMHP
E:エチレングリコールビス〔3−メタクリロイルオキ
シ(2−ヒドロ キシ)プロピルエーテル〕 BMHPP: 2.2−ビス〔4−メタクリロイルオキ
シ(2−ヒドロキシ)グロボキ シフェニル〕プロパン GDM  :グリセリンジメタクリレートDAT  :
酒石酸ジアリル MSA  :チオアクリル酸メチル MSM  :チオメタクリル酸メチル 88M  :チオメタクリル酸ベンジルPSM  :チ
オメタクリル酸フェニルMSSM:チオメタクリル酸2
−メチルチオエチル B55M  :チオメタクリル酸2−ベンジルチオエチ
ル BBSA  :チオアクリル酸2,4−ジブロモフェニ
ルメチル PSSM  :チオメタクリル酸2−フェニルチオエチ
ル MS28M :チオメタクリル酸2−(2−メチルチオ
エチル)チオエチル B528M :チオメタクリル酸2−(2−ベンジルチ
オエチル)チオエチル PS2SM :チオメタクリル酸2−(2−フェニルチ
オエチル)チオエチル BiMSg :ビスー2−メタクリロイルチオエチルエ
ーテル BIMSS :ビスー2−メタクリロイルチオエチルス
ルフィド BiMSB : 1.3−ビスメタクリロイルチオベン
ゼン BiMSMB : 1 、4−ビスメタクリロイルチオ
メチルベンゼン BiM8SMB: 1 、 d−ビス(2−メタクリロ
イルチオエチルチオメチル)ベンゼン BMEPP : 2.2−ビス(4−メタクリロイルオ
キシエトキシフェニル)フロパ ン BBルPP : 2 、2−ビス(3,5−ジブロモ−
4−メタクリロイルオキシエトキ シフェニル)プロパン St   :スチレン BzMA  :ベンジルメタクリレートDgG−DMA
 ニジエチレングリコールジメタクリレート CtSt  ニクロロスチレン(0,0体の混合物) DVB  ニジビニルベンゼン 実施例1〜6 単量体囚としてチオメタクリル酸2−ベンジルチオエー
テル(BSSM)、単量体(C)として2.2−ビス(
4−メタクリロイルオキシエトキシフェニル)プロパン
(BMgpp)及ヒ雛量体(B)として2−ヒドロキシ
エチルメタクリレート(HgMA)を第1表に示す割合
で添加した重合性組成物100重量部に対してラジカル
重合開始剤とl−てt−ブチルパーオキシ−2−エチル
ヘキサネート1重量部を添加してよ(混合した。この混
合液をガラス板とエチレン−酢酸ビニル共重合体とから
成るガスケットで構成された鋳型の中へ注入し、注型重
合を行った。重合は空気炉を用い、30℃から90℃で
18時間かけ、徐々に温度を上げて行き、90℃に2時
間保持した。
重合終了後、鋳型を空気炉から取出し、放冷後、重合体
を鋳型のガラスからとりはずした。
得られた重合体の諸物性を測定して第1表に示した。
比較例1〜3 実施例1〜6において2−とドロキシエチルメタクリレ
ートを用いなかった以外は実施例1〜6と全く同様に実
施した。
実施例7〜13 単量体(ロ)としてB55Mを50重量部、単量体(0
としてBBMEPPを30重量部とDgG−DMAを2
0重量部及び第2表に示す単量体(B)からなる重合性
組成物を用いた以外、実施例1と全(同様に実施した。
結果を第2表に示す。
比較例 4 単量体(ト))を用いなかった以外、実施例7〜13と
全(同様に実施した。結果を第2表に併記する。
実施例14〜22 第3表に示す単量体(A)97重量部K、単量体(B)
としてBMHPP3Jif部を添加した重合性組成物を
用いた以外実施例1と同様に実施した。結果を第3表に
示した。
実施例23〜27 第4表に示す各種の単量体(4)を47重量部。
単量体(C)としてStを47重量部及び単量体(B)
としてHEMA6重量部から成る重合性組成物を用いた
以外実施例1と同様に実施した。
結果を第4表に示す。
実施例28〜38 第5表に示す各種の単量体囚及び酸量体(C)の合計1
00重量部に対して単量体(B)としてEGBMHP1
5重量部を添加して得た重合性組成物を用い実施例1と
同様に実施した。
得られた重合体の諸物性を第5表に示した。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(A)アクリロイルチオ基又はメタクリロイルチ
    オ基を一分子中に1個以上有するチオカルボン酸エステ
    ル単量体100重量部 及び (B)上記(A)とラジカル共重合可能であり、アルコ
    ール性水酸基を一分子中に1個以上有する単量体0.0
    1〜40重量部 よりなることを特徴とする重合性組成物。
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