JPH03137129A - 粉粒体の造粒方法 - Google Patents

粉粒体の造粒方法

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JPH03137129A
JPH03137129A JP1276238A JP27623889A JPH03137129A JP H03137129 A JPH03137129 A JP H03137129A JP 1276238 A JP1276238 A JP 1276238A JP 27623889 A JP27623889 A JP 27623889A JP H03137129 A JPH03137129 A JP H03137129A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野] 本発明は高分子粉粒体の造粒方法に関する。
さらに詳しくは、逆相懸濁重合法、逆相乳化重合法、静
置重合法などでえられた粒子、とくに高吸水性樹脂粒子
の造粒方法に関する。
[従来の技術・発明が解決しようとする課題]従来より
、たとえばアクリル系の高吸水性樹脂粉粒体は、一般に
逆相懸濁重合法、逆相乳化重合法、静置重合法などの方
法によって重合体を合成したのち、これをそのまま乾燥
したり、または乾燥したのち、粉砕したりすることによ
り製造されている。また、アクリル系以外の樹脂粒子で
はかかる重合方法以外に懸濁重合法や乳化重合法などに
より製造されている。
しかしながら、これらの方法により製造された粉粒体は
、一般に100メツシユの標準ふるいを通過するような
微粉末をかなりの割合で含むものであるので、つぎのよ
うな問題がある。
印粉塵が発生しやすく、作業環境の悪化や製品の量の目
減りをひきおこしやすい。
((2)他の物質と混合する際の混合性、分散性がわる
い。
(/す液体と接触したときにママコを生成しやすい。
に)流動性がわるいので、ホッパーでのブリッジ形成、
フラッシュ現象などがおこりやすい。
これらの問題の解決方法としては、微粉末を除去する方
法やバインダーを用いて造粒する方法が考えられる。
しかし、前者の方法は経済的に不利であるため好ましく
ない。また、後者の方法には、有機溶剤系のバインダー
を用いたばあいには、造粒後の乾燥工程における引火の
危険性や、乾燥が不充分なばあいに製品中に残存する有
機溶剤などによる人体に対する安全性の問題が生じる。
一方、バインダーとして従来の水性液(水単独、水と混
和性のある有機溶剤と水との混合液またはこれらに水溶
性高分子化合物(ポリアクリル酸、ポリビニルアルコー
ルなど)を溶解させたもの)を用いたばあいには、有機
溶剤系のバインダーを用いたばあいのような問題は生じ
ないが、水性液が均一に拡散せずに偏在し、粉粒体中に
高密度の大きな塊り(以下、局所ブロックという)を生
じゃすく、均質な造粒体をうることが困難である。
上記の欠点を解消した高吸収性樹脂の造粒方法として、
特開昭61−97333号公報および特開昭61−10
1538号公報にあげられている高吸水性樹脂と無機粉
末との混合物を特殊装置により混合し、この混合物に水
性液を添加する方法があるが、この方法においては、水
性液と高吸水性樹脂とを均一に混合するためには、水性
液を微細な液滴の形で供給する必要がある。しがし、バ
インダーとして水溶性高分子化合物を使用するばあい、
その水溶液を微細な液滴の形で供給するには水溶液の粘
度が高いためバインダーの量を少なくするか、バインダ
ーを多口の水に溶解して使用せざるをえないので、強度
のある造粒体かえられなかったり、造粒体の乾燥に多大
のエネルギーと時間を必要とするという欠点がある。ま
た、特殊装置による高速撹拌下に微細な水滴の形で水を
供給しないばあいには、均一な造粒体かえられず局所ブ
ロックが発生してしまうという問題がある。
かかる局所ブロックは製品の物性を損うため、高分子粉
粒体への拡散性の大きなバインダーが望まれている。
[課題を解決するための手段] 本発明は前述のごとき高吸水性樹脂粉粒体のほか、取扱
いが困難な微粉末を含むM種の高分子化合物の粉粒体か
ら、実用に適した粒度の粒子を製造する方法をうるため
になされたものであり、高分子粉粒体とオキシアルキレ
ン基含有ポリビニルアルコール系樹脂とを水の存在下で
混合し、ついで乾燥することを特徴とする粉粒体の造粒
方法に関する。
[作用・実施例] 本発明の造粒方法が適用される高分子粉粒体にとくに限
定はないが、その具体例としては、たとえばポリアクリ
ル酸ソーダなどのアクリル酸塩系重合体架橋物、アクリ
ル酸エステル−酢酸ビニル共重合体架橋物のケン化物、
デンプン−アクリル酸塩グラフト共重合体架橋物、デン
プン−アクリロニトリルグラフト共重合体架橋物のケン
化物、無水マレイン酸グラフトポリビニルアルコール架
橋物などの高吸水性樹脂粉粒体;アクリル酸エステル系
重合体、酢酸ビニル系重合体、アクリロニトリル系重合
体、塩化ビニル系重合体、エチレン−ビニルアルコール
系重合体、エチレン−酢酸ビニル系重合体などの粉粒体
などがあげられる。
前記高吸水性樹脂粉粒体のながでは、おむつなどの製品
としたとき、たとえば吸水速度などの物性がすぐれたも
のになるのでアクリル酸塩系重合体架橋物の粉粒体が好
ましい。
前記高吸水性樹脂粉粒体は、一般に逆相懸濁重合法、逆
相乳化重合法、静置重合法などの方法によって重合体を
合成したのち、そのまま乾燥したり、または乾燥したの
ち、粉砕したりすることにより製造されているが、前記
高吸水性樹脂粉粒体はこれらの方法に限定されず、いが
なる方法で製造されてもよい。
また、これらの高吸水性樹脂粉粒体としては、架橋が均
一なものおよび特開昭58−180233号公報、特開
昭58−117222号公報、特開昭58−42602
号公報に開示されている表面架橋剤を用いて表面架橋化
処理が施されたことにより吸水速度および水の分散性が
高められたもののいずれのものでも使用することができ
る。
前記表面架橋剤の具体例としては、たとえば式: で表わされるエポキシ化合物、長鎖二塩基酸とエピクロ
ルヒドリンとの縮合物、ビスフェノールAとエピクロル
ヒドリンとの反応生成物などがあげられる。かかる表面
架橋剤の使用量は原料の高吸水性樹脂粉粒体100部(
重量部、以下同様)に対して0.0005〜3部が好ま
しく、0.01〜1部程度がさらに好ましい。かかる使
用量力(3部をこえるばあい、吸水性能が低下する傾向
がある。
前記高分子粉粒体の平均粒径は、その製法などにより異
なるが、通常0.1〜200J11、好ましくは80〜
150ρである。
前記のごとき高分子粉粒体は1種を用いてもよく、2種
以上併用してもよい。
本発明の造粒方法においては、バインダーとしてオキシ
アルキレン基含有ポリビニルアルコール系樹脂(以下、
OA含有PVAともいう)が用いられる。該OA金含有
VAとは、PVAの側鎖としてオキシアルキレン基を有
する化合物である。
該OA金含有VAは、一般のPVAなどに比べて水への
溶解性が大きく(溶解速度が速い)、界面活性能が大き
いため、造粒される高分子粉粒体への分散性が大きく、
偏在性が小さくなる。したがって少量の使用でバインダ
ーとして有効に作用する。また、粒度分布が狭く、平均
粒径の大きい造粒体を製造することができる。
本明細書でいうオキシアルキレン基とは、−数式(I)
: (式中 RI   R2は水素原子またはアルキル基、
Xは水素原子またはアルキル基、アルキルエステル基、
アルキルアミド基、スルホン酸塩基などのを機残基、n
は1〜300の整数を示す)で表わされる構造を有する
ものである。前記Xは通常は水素原子である。nは2〜
300が好ましく、5〜300程度がさらに好ましい。
該オキシアルキレン基のなかでは、ポリオキシエチレン
基、ポリオキシプロピレン基などが水に対する溶解性や
界面活性能が大きくなるという点から好ましい。
前記オキシアルキレン基のOA金含有PVA中割合(O
A金含有PVA中オキシアルキレン基を含有する不飽和
単量体などからの単位の割合)は、0.1〜5モル%が
好ましく、0.5〜3モル%がさらに好ましい。該割合
が0.1モル%未満では本発明の効果が認めがたく、5
モル%をこえると造粒品の機械的強度が低下する傾向が
ある。
前記OA金含有VAのケン化度は40モル%以上が好ま
しく、60モル%以上がさらに好ましく、80モル%以
上がとくに好ましい、ケン化度が40モル%未満では、
水に対する溶解性が低くなる傾向がある。
また、OA含有PVAの4%(重量%、以下同様)水溶
液の粘度は2〜40cps/20℃が好ましく、3〜3
0cps/20℃がさらに好ましい。前記水溶液の粘度
が2 cps/20℃未満では造粒した製品の機械的強
度が低くなる傾向があり、40cps/20℃をこえる
と粒度分布がブロードになる傾向がある。
前記OA金含有V^は任意の方法で製造することができ
る。たとえば、 ■ポリオキシアルキレンの存在下でビニルエステルを重
合し、ケン化する方法 ■オキシアルキレン基を含有する不飽和単量体とビニル
エステルを共重合し、ケン化する方法 ■PLA(部分ケン化物または完全ケン化物)に、酸化
アルキレン類を付加反応させる方法などの方法があげら
れるが、■の方法が樹脂の製造面、性能面からみて実用
的である。
以下、■の方法について具体的に説明する。
オキシアルキレン基を有する不飽和単量体としては、つ
ぎのようなものが例示される。勿論、本発明ではこれら
のみに限定されるものではない。
(メタ)アクリル酸エステル型単量体ニー数式: (メタ)アクリル酸アミド型単量体− 一般式: (式中、R3は水素原子、アルキル基または(式中、R
は水素原子またはメチル基、Aはアルキレン基、置換ア
ルキレン基、フェニレン基または置換フェニレン基、麿
は0または1以上の整数、R’   R2、nは前記と
同じ)で示されるもので、たとえばポリオキシプロピレ
ン(メタ)アクリレートなど。
は前記と同じ)で示されるもので、たとえばポリオキシ
プロピレン(メタ)アクリル酸アミド、ポリオキシプロ
ピレン(1−(メタ)アクリルアミド−1,1−ジメチ
ルプロピル)エステルなど。
(メタ)アリルアルコール型車量体ニ ー数式; (式中、R%R’   R2、nは前記と同じ)で示さ
れるもので、たとえばポリオキシプロピレン(メタ)ア
リルエーテルなど。
ビニルエーテル型巣量体ニ 一般式; (式中、A、  II五  R2、飄、nは前記と同じ
)で示されるもので、たとえばポリオキシプロピレンビ
ニルエーテルなど。
このようなオキシアルキレン基を有する不飽和単量体の
なかでは、(メタ)アリルアルコール型、とくにポリオ
キシエチレンモノアリルエーテル、ポリオキシプロピレ
ンモノアリルエーテルが水に対する溶解性が良好であり
、また界面活性能が大きくなるという点から好ましい。
これらの不飽和単量体は、1種を用いてもよく、2Ff
i以上併用してもよい。
前記ビニルエステルとしては、ギ酸ビニル、酢酸ビニル
、プロピオン酸ビニル、酪酸ビニル、カプリン酸ビニル
、ラウリル酸ビニル、パーサティック酸ビニル、バルミ
チン酸ビニル、ステアリン酸ビニルなどの18または2
種以上が用いられるが、実用上は酢酸ビニルが好適であ
る。
■の方法においては、オキシアルキレン基を有する不飽
和単量体とビニルエステルとの重合の際に、これら以外
の他の一般的な単量体をOA含有PVAの水溶性を損な
わない範囲で少量、たとえば30モル%以下存在せしめ
て重合を行なってもよい。これらの単量体としては、っ
ぎのようなものが例示される。
エチレン性不飽和カルボン酸アルキルエステルなど: クロトン酸メチル、クロトン酸エチル、イタコン酸メチ
ル、イタコン酸エチル、ソルビン酸メチル、ソルビン酸
エチル、マレイン酸モノアルキルエステル、マレイン酸
ジアルキルエステル、オレイン酸アルキルエステル、(
メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、
(メタ)アクリル酸プロピル、(メタ)アクリル酸ブチ
ル、(メタ)アクリル酸ペンチル、(メタ)アクリル酸
へブチル、(メタ)アクリル酸オクチル、(メタ)アク
リル酸デシル、(メタ)アクリル酸ヘキサデシル、(メ
タ)アクリル酸オクタデシルなど。
飽和カルボン酸アリルエステル; ステアリン酸アリル、ラウリン酸アリル、ヤシ油脂肪酸
アリル、オクチル酸アリル、酪酸アリルなど。
α−オレフィン: エチレン、プロピレン、α−ヘキセン、α−オクテン、
α−デセン、α−ドデセン、α−へキサデセン、α−オ
クタデセンなど。
エチレン性不飽和カルボン酸: (メタ)アクリル酸、クロトン酸、(無水)マレイン酸
、フマル酸、イタコン酸ならびにこれらのアルカリ金属
塩、アンモニウム塩など。
アルキ−ルビニルエーテル: プロビルビニルエーテル、ブチルビニルエーテル、ヘキ
シルビニルエーテル、オクチルビニルエーテル、デシル
ビニルエーテル、ドデシルビニルエーテル、テトラデシ
ルビニルエーテル、ヘキサデシルビニルエーテル、オク
タデシルビニルエーテルなど。
アルキルアリルエーテル: プロピルアリルエーテル、ブチルアリルエーテル、ヘキ
シルアリルエーテル、オクチルアリルエーテル、デシル
アリルエーテル、ドデシルアリルエーテル、テトラデシ
ルアリルエーテル、ヘキサデシルアリルエーテル、オク
タデシルアリルエーテルなど。
その他、(メタ)アクリルアミド、(メタ)アクリロニ
トリル、スチレン、塩化ビニルなどの使用も可能である
共重合するに当たっては、とくに制限なく公知の重合方
法を任意に用いうるが、通常メタノール、エタノール、
イソプロピルアルコールなどのアルコールを溶媒とする
溶液重合が行なわれる。勿論、乳化重合、懸濁重合も可
能である。
前記溶液重合における単量体の仕込み方法も任意の方法
が採用され、たとえば、まずビニルエステルの全量とオ
キシルアルキレン基含有不飽和単量体の一部を仕込み、
重合を開始し、残りの不飽和単量体を重合期間中に連続
的にまたは分割的に添加する方法、オキシアルキレン基
含有不飽和単量体の全量とビニルエステルの一部を仕込
み、重合を開始し、残りのビニルエステルを重合中に連
続的にまたは分割的に添加する方法、単量体をすべて一
括仕込みする方法などがあげられる。共重合反応は、ア
ゾビスイソブチロニトリル、過酸化アセチル、過酸化ベ
ンゾイル、過酸化ラウロイルなどの公知のラジカル重合
触媒を用いて行なわれる。反応温度は50℃〜沸点程度
の範囲から選択される。
ケン化は、共重合体をアルコールに溶解し、アルカリ触
媒の存在下に行なわれる。該アルコニルとしては、メタ
ノール、エタノール、ブタノールなどがあげられる。
アルコール中の共重合体の濃度は20〜50%の範囲か
ら選ばれる。ケン化触媒としては、水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム、ナトリウムメチラート、ナトリウムエ
チラート、カリウムメチラートなどのアルカリ金属の水
酸化物やアルコラードのごときアルカリ触媒を用いるこ
とが必要である。かかる触媒の使用量は、ビニルエステ
ルに対して1〜100ミリモル当量が好ましい。
ケン化温度に゛もとくに制限はないが、通常10〜70
℃、好ましくは30〜40℃の範囲内である。
反応は通常2〜3時間にわたって行なわれる。
前記のごときOA含有PVAは1種を用いてもよく、2
種以上併用してもよい。
本発明の造粒法においては、前記高分子粉粒体とOA含
有PVAとが水の存在下で混合せしめられる。
該混合はいかなる方法であってもよいが、その具体例と
しては、たとえば ■高分子粉粒体にOA含有PVA粉末を添加して混合し
、さらに加熱・撹拌する、この撹拌の際に水を添加する ■高分子粉粒体に水溶液にしたOA含有PVAを噴霧し
、撹拌する などの方法があげられる。
造粒時には高分子粉粒体に対してOA含有PVAは0.
05〜5%、好ましくは0.2〜2.0%の範囲で使用
される。
本発明ではさらに水が共存することが必須である。水は
高分子粉粒体に対して10〜80%、さらには20〜7
0%の割合で存在させるのが好ましい。水は全量を一度
に添加してもよく、数回に分けて添加してもよい。
前記高分子粉粒体に対するOA含有PVA粉末の割合が
0,05%未満では造粒効果に乏しく、5%をこえると
平均粒径が大きくなり過ぎたり、造粒粒子の耐水性が低
下する傾向がある。
前記混合・撹拌ののち、えられた混合物を、50〜90
℃で大気圧下、要すれば真空下で乾燥することにより、
目的の造粒体が製造される。この乾燥の際に撹拌などす
ることにより、造粒体の粒度を調整することができる。
本発明の造粒方法によってえられる造粒体は、局所ブロ
ックの発生がなく、未溶解のバインダーを含まないので
すぐれた物性の製品を製造しうる造粒体であり、しかも
粒度分布もシャープであり、平均粒径も実用的に非常に
取り扱いやすい範囲であるという長所を有する。
つぎに、本発明の造粒方法を実施例および比較例に基づ
いてさらに詳細に説明するが、本発明はかかる実施例の
みに限定されるものではない。
製造例1 (OA含有Pv^の製造) 式; (g−15(計算値))で示されるオキシエチレン基含
有単量体と酢酸ビニルとを共重合させたのちケン化し、
4%水溶液粘度6 cps/20℃、オキシエチレン基
含有単量体の割合が2.0モル%、ケン化度98モル%
のEO変性PVAをえた。
製造例2 (OA含宵PVAの製造) 式: %式%) (1)−15(計算値))で示されるオキシプロピレン
基含有単量体と酢酸ビニルとを共重合させたのちケン化
し、4%水水溶液塵10cps/20”C、オキシプロ
ピレン基含有単量体の割合が1.0モル%、ケン化度9
8モル%のPO変性PVAをえた。
実施例1〜2および比較例1〜2 シクロヘキサンを溶媒とする通常の逆相懸濁重合法によ
って製造されたポリアクリル酸ソーダ粒子(中和度75
モル%、含水率23%、平均粒子径120m+)(以下
、SAPという)  189gと、該SAPに対して3
00ppmの2官能工ポキシ化合物(商品名:セロキサ
イド、ダイセル化学工業■製)を37gのシクロヘキサ
ンに溶解した溶液とをIII容のニーダ−に仕込み攪拌
下にシクロヘキサンを追出したのち1、攪拌しながら第
1表に示す粉末のバインダーを室温下、第1表に示す割
合で添加し、15分間混合した。ついで70℃に昇温し
で120分間撹拌した。この撹拌の際に、昇温したのち
40分後と80分後にそれぞれSAPに対して9%(水
を除いたSAPに対する割合、以下同様)の水と5%の
水を添加した。
前記撹拌ののち、大気圧下ニーダ−内で撹拌しながら7
0℃1時間の乾燥を行ない、ついで静置真空乾燥を90
℃で1.5時間行ない、含水率的5%の造粒体的160
 gをえた。
えられた造粒体の粒度を調べ、さらに吸水倍率を下記方
法により調べた。結果を第1表に示す。
(生理食塩水またはイオン交換水の吸水倍率)500c
c容のビー力に20〜100メツシユの造粒体0.2 
g (乾燥状態で)を入れ、生理食塩水(0,9%塩化
ナトリウム水溶液> eogまたはイオン交換水200
gを加えてガラス棒で軽く撹拌してから1時間室温に放
置し、325メツシユの金網で濾過を行ない、濾過残ゲ
ルの重量を測定して、次式により吸収倍率を求める。
0.2 [以下余白] 第1表に示す結果より、本発明の造粒方法によりえられ
る造粒体は、粒度分布が狭く、平均粒径の大きいことが
わかる。また、吸水性にもすぐれていることがわかる。
実施例3 容ff1lj7の撹拌機付き丸底フラスコに水6oOm
lを入れ、製造例2でえたPO変性PVA 0.38g
を溶解したのち、AIBN O,8gを添加した。
内;Rを75℃に昇温したのち120gのスチレンモノ
マーを1時間かけて撹拌下部下し、滴下終了後さらに3
時間撹拌下75℃に保ったのち冷却し、平均粒子径12
0虜の懸濁重合粒子をえた。
固液分離をしたのち、1g容のニーダ−に分離した含水
率5%のケーキ130gを仕込み、撹拌しながら製造例
2でえたPO変性PVA 0.24gを10m1の水に
溶解したものをケーキ表面に噴霧した。ついでジャケッ
ト温度を80℃に上げて2時間撹拌を行ない、平均粒子
径350摩の乾燥粒子をえた。
実施例4 容ff1300 Nの撹拌機付き重合缶(ファウドラ−
aX>に水12Off 、ポリビニルアルコール本合成
化学工業棟製、ゴーセノールKl(−17 ) 35g
を仕込み、昇温溶解したのち、加圧化に開始剤ジー2−
エチルヘキシルバーオキシジカーボネー)10g,塩化
とニルモノマー75kgを仕込み、58℃にて8.5時
間重合を行なった。ついで固液分離をしたのち、60℃
で24時間減圧乾燥し、平均粒子径135摩のPvC粒
子をえた。
えられた粒子!000gを5g容のニーダーに仕込み、
製造例2でえたpo変性PVA3gを10 0 mlの
水に溶解したものを撹拌子噴霧した。ついでジャケット
温度を70℃に上げ、3時間撹拌を行ない、平均粒子径
300J!mの乾燥粒子をえた。
[発明の効果] 本発明の造粒方法によれば、100メツシユ以下の微粉
が少なく、かつ粒度分布が狭く、平均粒径の大きい粒子
を容易に製造しうるという効果を奏する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 高分子粉粒体とオキシアルキレン基含有ポリビニル
    アルコール系樹脂とを水の存在下で混合し、ついで乾燥
    することを特徴とする粉粒体の造粒方法。 2 高分子粉粒体が高吸水性樹脂粉粒体である請求項1
    記載の造粒方法。 3 オキシアルキレン基含有ポリビニルアルコール系樹
    脂がオキシプロピレン基含有ポリビニルアルコール系樹
    脂である請求項1記載の造粒方法。
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