JPH0313619Y2 - - Google Patents

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JPH0313619Y2
JPH0313619Y2 JP1983170029U JP17002983U JPH0313619Y2 JP H0313619 Y2 JPH0313619 Y2 JP H0313619Y2 JP 1983170029 U JP1983170029 U JP 1983170029U JP 17002983 U JP17002983 U JP 17002983U JP H0313619 Y2 JPH0313619 Y2 JP H0313619Y2
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roller bearing
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【考案の詳細な説明】 この考案はころのスキユーを防止するころ軸受
に関する。
従来のころ軸受は第1図および第2図に示すよ
うに、外輪1と内輪2との間に金属製の保持器3
を二個配設し、この保持器3は軸方向に離れて位
置する二つの環状部4,5が円周方向に離れて位
置する複数の柱6によつて連結されて一体であ
る。前記隣り合う二つの柱6と二つの環状部4,
5とに囲まれたポケツト11にころ12として球
面ころを配設し、またポケツト11を形成する柱
の側面13は、第3図に示すように軸受の軸心と
ころの軸心とを含む平面15に対して直角で、か
つころの軸心を含む平面16より軸受外側の部分
に、半円筒状の円筒面19を有している。
従つて、保持器3が重力によつて内輪2に接し
た場合即ち第3図に示す保持器3がころ12に対
して下方に移動した場合は、ころ12と柱の側面
13との間の円周方向すきまが大きくなつてころ
12は傾きやすくなり、ころ12にスキユーが生
じやすい。また、柱の外周面と隣りの柱の外周面
との間隔Aはころ12の対向する個所の直径より
大きいので柱の外周面21の円周方向の幅寸法が
短かく、柱6の剛性が弱い。さらに、ポケツト1
1内に配設したころ12は軸受の組立時に円筒面
9を通つてポケツト11内から外方に脱落するの
で軸受の組立が困難であり、また軸受の組立の自
動化が困難である。
また、考案者は、第4図に示すように球面ころ
12と柱の側面13との間のすきまが球面ころ1
2の軸方向の中央部から両端部に向かつて等しい
保持器4を備えた複列自動調心ころ軸受と、第5
図に示すように球面ころ12と柱の側面13との
間のすきまが球面ころ12の軸方向の中央部から
両端部に向かつて大きくなる保持器4とを備えた
複列自動調心ころ軸受とについて回転試験を行つ
たところ、第5図の保持器を備えた複列自動調心
ころ軸受は第4図の保持器を備えた複列自動調心
ころ軸受より大きな温度上昇を示した。第5図の
保持器4は球面ころ12と柱の側面13との間の
すきまが球面ころ12の軸方向の中央部から両端
部に向かつて大きくなるので柱の側面13は球面
ころ12を不安定に支持し、球面ころ12は傾き
やすいのでスキユーが助長され、球面ころ12の
軌道輪に対するすべりによる発熱が温度上昇をも
たらしたと推定される。
この考案はころのスキユーを防止し、柱の剛性
が強く、そして軸受の組立が容易なころ軸受を提
供することを目的とする。
この考案の基本的な構成は、外輪と内輪との間
に保持器を配設し、該保持器は軸方向に離れて位
置する二つの環状部が円周方向に離れて位置する
複数の柱によつて連結されて一体であり、該隣り
合う二つの柱と二つの環状部とに囲まれたポケツ
トにころを配設したころ軸受において、前記保持
器は合成樹脂製であり、前記ポケツトを形成する
柱の側面の軸方向の両端部は、軸受の軸心ところ
の軸心とを含む平面に対して直角で、かつころの
軸心を含む平面より軸受内側の部分と軸受外側の
部分とに、軸受の作動時にころの転動面に接する
接触部をそれぞれ有し、前記保持器は柱の外周面
と隣りの柱の外周面との間隔がころの対向する個
所の直径より短かい部分および柱の内周面と隣り
の柱の内周面との間隔がころの対向する個所の直
径より短かい部分をそれぞれ有することにある。
次にこの考案の実施例を図面に基いて説明す
る。第6図は複列自動調心ころ軸受の実施例であ
るが、外輪31は球面の外輪軌道32を有し、ま
た内輪33は軸方向に離れて位置する二列の内輪
軌道34を有している。前記外輪31と内輪33
との間に合成樹脂製の保持器41を二個配設し、
これらの二個の保持器41は軸受の軸心と直角な
平面に対して面対称となつている。前記保持器4
1は第7図に示すように軸方向に離れて位置する
二つの環状部42,43が円周方向に等間隔に離
れて位置する複数の柱44によつて連結されてお
り、二つの環状部42,43と複数の柱44とは
一体である。前記隣り合う二つの柱44と二つの
環状部42,43とに囲まれたポケツト45ころ
47として球面ころに配設し、またポケツト45
を形成する柱の側面の軸方向の両端部48,49
は、第9図に示すように、軸受の軸心ところの軸
心とを含む平面53に対して直角で、かつころの
軸心を含む平面54より軸受内側の部分と軸受外
側の部分とに、軸受の作動時にころの転動面55
に接する平面状の接触部57,58をそれぞれ有
している。従つて、柱の側面の軸方向の両端部4
8,49は接触部57,58を四ケ所に有してい
る。前記柱の外周面と隣りの柱の外周面との間隔
Bおよび柱の内周面と隣りの柱の内周面とに間隔
Cはいずれも球面ころ47の対向する個所の直径
より短かい。従つて、柱の外周面61の円周方向
の幅寸法および柱の内周面62の円周方向の幅寸
法はいずれも長いので柱44の剛性が強く、また
ころ47はポケツト45内からの脱落を防止され
ているので軸受の組立および軸受の組立の自動化
が容易である。前記柱の側面の軸方向の両端部4
8,49と環状部42,43との境界部における
半径方向の外周部には第7図および第10図に示
すように断面が円弧状になつている半径方向のみ
ぞ65がそれぞれ設けられ、この半径方向のみぞ
65は保持器41の射出成形時、ポケツト45へ
のころ47の挿入時、および軸受の作動時等に柱
の側面の軸方向の両端部48,49と環状部4
2,43との境界部に加わる応力集中を緩和して
保持器41の破壊および柱の側面51の形状の乱
れをそれぞれ防止する。前記柱の外周面61の円
周方向の中央部には軸方向のみぞ67が設けら
れ、この軸方向のみぞ67は保持器41の射出成
形時およびポケツト45へのころ47の挿入時に
柱の外周面61の円周方向の両端部を弾性変形し
やすくさせるので柱の側面51の形状の乱れおよ
び保持器51の破壊をそれぞれ防止するのに有効
である。前記軸受の側面側の環状部の柱の内周面
より内周の部分の軸受内側の側面73は軸受の軸
心と直角な平面になつており、軸受の側面側の環
状部の柱の内周面より内周の部分75と球面ころ
47との間のすきまは軸受の側面側の環状部の外
周部78と球面ころ47との間のすきまより大き
くなつている。従つて、軸受の側面側の環状部の
柱の内周面より内周の部分75は保持器41の射
出成形時の変形、軸受の作動時の遠心力による変
形、および軸受の作動時の温度上昇による変形等
によつて軸受内側へそる傾向があるが、軸受の側
面側の環状部の柱の内周面より内周の部分75は
軸受の作動時に球面ころ47の端面を抱束しな
い。前記軸受の側面側の環状部の柱の内周面より
内周の部分75と球面ころ47との間のすきまに
はグリース等の潤滑剤が保持され、このすきま内
の潤滑剤はポケツト45内へ流出するので球面こ
ろ47の端面と転動面55との境界部のエツジに
よる油膜切れ等が防止される。前記軸受の側面側
の環状部43の内周面は保持器の案内面81であ
り、この保持器の案内面81は内輪33の保持器
案内面によつて案内される。前記保持器41は合
成樹脂の射出成形によつて製造され、第11図に
示すようにポケツト内に位置する金型82をラジ
アル方向外方に抜いて製造する。この場合、柱の
外周面61の円周方向の両端部は幾分弾性変形
し、またポケツト45へのころ47の挿入時に柱
の外周面61の円周方向の両端部は幾分弾性変形
する。前記二列の内輪軌道34の間に浮き案内輪
86が配設され、この浮き案内輪86は内輪33
に嵌合している。前記浮き案内輪86は内輪33
に案内され、この浮き案内輪86は、ころ47の
軸受内側の端面と保持器41とを案内する。
第12図はこの考案に使用する保持器の他の実
施例であるが、柱の側面の軸方向の両端部48,
49の四ケ所の接触部57,58はいずれも、こ
ろの転動面55に則した曲率の円弧を軸方向およ
び半径方向にそれぞれ有する凹曲面である。前記
接触部57,58ところ47とは面接触し、また
柱の側面51は第12図および第13図に示すよ
うに四ケ所の接触部57,58の間の部分が潤滑
剤を保持する十字状の凹部94となつている。な
お、第12図に示す実施例の他の個所は図示の有
無にかかわらず、第6図ないし第10図の実施例
と同様に構成されている。
第14図はこの考案に使用する保持器の他の実
施例であるが、柱の側面51はころ47の軸心を
含む平面による断面が円弧であり、この円弧の曲
率はころ47の対向する個所の円弧の曲率より大
きい。また、柱の側面51はころ47の軸心と直
角方向の断面が第15図に示すように円弧であ
り、この円弧の曲率はころ47の対向する個所の
円弧の曲率より大きい。従つて、柱の側面の軸方
向の両端部48,49の四ケ所の接触部57,5
8はいずれもへ字状になつている。なお、第14
図に示す実施例の他の個所は図示の有無にかかわ
らず、第6図ないし第10図の実施例と同様に構
成されている。
第16図ないし第21図はこの考案の他の実施
例を示す複列自動調心ころ軸受であるが、第16
図は軸受の側面側の環状部43の外周面と外輪3
1に設けたシール面93とが接触又は非接触の密
封部を構成する。また、保持器の案内面81と内
輪33の保持器案内面とは密封部を構成するので
軸受内の潤滑剤は密封され、軸受幅が長くなく、
部品点数が多くなく、そしてコストアツプの少な
い密封性能を有するころ軸受となつている。ま
た、軸受外径、軸受内径、および幅を変えない標
準タイプの国際的互換性のある密封形自動調心こ
ろ軸受となつている。
第17図は軸受の側面側の環状部43の外周面
は保持器の案内面81であり、この保持器の案内
面81は外輪31の保持器案内面によつて案内さ
れる。また、二列のころ47の間に浮き案内輪8
6が配設され、この浮き案内輪86は外輪31に
嵌合している。前記浮き案内輪86は外輪31に
案内され、この浮き案内輪86はころ47の軸受
内側の端面と保持器41とを案内する。
第18図は軸受内側の環状部42の外周面は保
持器の案内面92であり、この保持器の案内面9
2は外輪31の保持器案内面によつて案内され
る。
第19図は軸方向の両側の軸受の側面側の環状
部43が柱44と軸受内側の環状部42とを介し
て連結されて一体となつている。
第20図は二列のころ47の間に配設した浮き
案内輪86が外輪31に嵌合し、この浮き案内輪
86は外輪31に案内される。そして、浮き案内
輪86はころ47の軸受内側の端面と保持器41
とを案内する。
第21図は軸受内側の環状部42が内輪33に
嵌合し、保持器41は内輪33に案内される。
なお、保持器41と内輪33との間の半径方向
すきまLおよび保持器41と外輪31との間の半
径方向すきまMをいずれも、第22図に示す柱の
側面51ところ47との間の半径方向すきまNよ
り大きくすると、保持器41は軌道輪31,33
に接しないでころ47に案内され、保持器41が
熱収縮又は熱膨張等によつて軌道輪31,33と
一体になるロツク現象が防止される。
なお、図示の実施例では複列自動調心ころ軸受
を示したが、この考案のころ軸受は単列自動調心
ころ軸受、円すいころ軸受、および円筒ころ軸受
等でも良い。
また、柱の側面51は柱の側面の軸方向の両端
部48,49だけでなく、両端部48,49以外
の個所にも接触部を備えても良く、柱の側面51
は接触部を五ケ所以上有しても良い。
さらに、柱の側面の軸方向の両端部48,49
と環状部42,43との境界部は半径方向の外周
部と内周部との少なくとも一方に半径方向のみぞ
65を有しても良い。
また、柱の外周面61と柱の内周面62との少
なくとも一方が軸方向のみぞ67を有しても良
い。なお、柱の内周面62が軸方向のみぞを有す
ると、ポケツト内の金型82をラジアル方向の内
方に抜くことができる。
さらに、保持器41は柱の外周面と隣りの柱の
外周面との間隔Bがころ47の対向する個所の直
径より長い部分および柱の内周面と隣りの柱の内
周面との間隔Cがころ47の対向する個所の直径
より長い部分をそれぞれ有しても良い。
また、環状部42,43の柱の内周面62より
内周の部分および環状部42,43の柱の外周面
61より外周の部分が軸受内側にそる傾向がある
時は、環状部42,43の柱の内周面62より内
周の部分ところ47との間のすきまおよび環状部
42,43の柱の外周面61より外周の部分とこ
ろ47との間のすきまを環状部42,43の柱の
内周面62と柱の外周面61との間の部分と、こ
ろ47との間のすきまより大きくすると、環状部
42,43の柱の内周面62より内周の部分およ
び環状部42,43の柱の外周面61より外周の
部分は軸受の作動時にころ47の端面を抱束しな
い。
なお、合成樹脂製の保持器41は金型82をポ
ケツト内から抜く時に柱の側面51が弾性変形す
るので柱の側面51の形状精度が劣る。従つて、
ころ47と柱の側面51との間のすきまをころ4
7の軸方向の中央部から両端部に向かつて等しく
設計すると、射出成形された保持器41はころ4
7と柱の側面51との間のすきまがころ47の軸
方向の中央部から両端部に向かつて大きくなる可
能性があり、このことはころ47のスキユーを助
長して軸受の温度上昇をもたらす。この考案は保
持器41の加工精度を考慮した上で柱の側面の軸
方向の両端部48,49が四ケ所に接触部57,
58を有するように設計できるので射出成形され
た保持器41は柱の側面の軸方向の両端部48,
49が四ケ所に接触部57,58を有することに
なり、保持器41の加工精度によるスキユーの助
長を防止できる。
また、合成樹脂製の保持器41は高温時に収縮
するので高温時に保持器41がころ47をロツク
する可能性がある。柱の側面の軸方向の両端部4
8,49が四ケ所に接触部57,58を有する
と、柱の側面51ところ47との接触面積が少な
いので高温時に保持器41がころ47に密着して
も保持器41ところ47との摩擦力はころ47の
駆動力より小さく、ころ47は柱の側面51に対
してすべるので保持器41はころ47をロツクし
ない。また、柱の側面51ところ47との接触面
積が少ない柱の側面51ところ47との接触面圧
は高いが、合成樹脂は弾性変形するので柱の側面
51ところ47との接触面積が増し、また合成樹
脂は摩擦係数が低いので柱の側面51の摩耗が抑
制される。
この考案のころ軸受によると、柱の側面51は
軸受の軸心ところの軸心とを含む平面53に対し
て直角で、かつころの軸心を含む平面54より軸
受内側の部分と軸受外側の部分とに接触部57,
58をそれぞれ有するので、保持器41がころ4
7に対してラジアル方向に移動してもころ47と
柱の側面51との円周方向すきまが大きくなら
ず、ころ47は柱の側面51に安定に支持されて
傾きにくいのでころ47のスキユーが防止され
る。また、柱の側面の軸方向の両端部48,49
は接触部57,58を有するのでころ47は柱の
側面51に安定に支持されて傾きにくく、ころ4
7のスキユーが防止される。さらに、保持器41
は合成樹脂製であり、合成樹脂は弾性変形するの
で柱の側面51ところ47とは面接触すると共に
接触面積が増し、接触面圧が低いので柱の側面5
1の摩耗が少ない。また、保持器41は合成樹脂
製なので合成樹脂と金属との接触は摩擦係数が低
く、柱の側面51の摩耗が抑制される。また、保
持器41を射出成形によつて成形できるのでコス
トが安価である。さらに、保持器41は、柱の外
周面と隣りの柱の外周面との間隔Bがころ47の
対向する個所の直径より短かい部分および柱の内
周面と隣りの柱の内周面との間隔Cがころ47の
対向する個所の直径より短かい部分をそれぞれ有
するので柱の外周面61および柱の内周面62は
いずれも円周方向の幅寸法が長く、柱44の剛性
が強い。また、ころ47はポケツト45内からの
脱落を防止されているので軸受の組立および軸受
の組立の自動化が容易であるという効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のころ軸受の断面図、第2図は第
1図に示す保持器の平面図、第3図は第2図のU
−Uの断面拡大図、第4図および第5図はこの考
案の関発過程に生じた保持器の断面図、第6図は
この考案の一実施例を示すころ軸受の断面図、第
7図は第6図に示す保持器の平面図、第8図は第
6図のV−Vの断面図、第9図は第7図のW−W
の断面拡大図、第10図は第7図のX−Xの断面
拡大図、第11図はポケツト内の金型を抜く時の
説明図、第12図および第14図はこの考案に使
用する他の保持器の断面図、第13図は第12図
のY−Yの断面拡大図、第15図は第14図のZ
−Zの断面拡大図、第16図ないし第21図はこ
の考案の他の実施例を示すころ軸受の断面図、第
22図は柱の側面ところとの間の半径方向すきま
の説明図である。 図中、31は外輪、33は内輪、41は保持
器、42,43は環状部、44は柱、45はポケ
ツト、47はころ、48,49は柱の側面の軸方
向の両端部、53は軸受の軸心ところの軸心とを
含む平面、54はころの軸心を含む平面、55は
ころの転動面、57,58は接触部、Bは柱の外
周面と隣りの柱の外周面との間隔、Cは柱の内周
面と隣りの柱の内周面との間隔である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 外輪31と内輪33との間に保持器41を配
    設し、該保持器41は軸方向に離れて位置する
    二つの環状部42,43が円周方向に離れて位
    置する複数の柱44によつて連結されて一体で
    あり、該隣り合う二つの柱44と二つの環状部
    42,43とに囲まれたポケツト45にころ4
    7を配設したころ軸受において、前記保持器4
    1は合成樹脂製であり、前記ポケツト45を形
    成する柱の側面の軸方向の両端部48,49
    は、軸受の軸心ところの軸心とを含む平面53
    に対して直角で、かつころの軸心を含む平面5
    4より軸受内側の部分と軸受外側の部分とに、
    軸受の作動時にころの転動面55に接する接触
    部57,58をそれぞれ有し、前記保持器41
    は柱の外周面と隣りの柱の外周面との間隔Bが
    ころ47の対向する個所の直径より短かい部分
    および柱の内周面と隣りの柱の内周面との間隔
    Cがころ47の対向する個所の直径より短かい
    部分をそれぞれ有することを特徴とするころ軸
    受。 (2) 柱の側面の軸方向の両端部48,49と環状
    部42,43との境界部が半径方向のみぞ65
    を有する実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    ころ軸受。 (3) 柱の外周面61と柱の内周面62との少なく
    とも一方が軸方向のみぞ67を有する実用新案
    登録請求の範囲第1項記載のころ軸受。 (4) ころ軸受が自動調心ころ軸受である実用新案
    登録請求の範囲第1項記載のころ軸受。 (5) 自動調心ころ軸受が複列自動調心ころ軸受で
    ある実用新案登録請求の範囲第4項記載のころ
    軸受。 (6) 保持器の軸受の側面側の環状部の柱の内周面
    より内周の部分75ところ47との間のすきま
    が保持器の軸受の側面側の環状部の外周部78
    ところ47との間のすきまより大きい実用新案
    登録請求の範囲第5項記載のころ軸受。
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