JPH0313090Y2 - - Google Patents

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JPH0313090Y2
JPH0313090Y2 JP1984157759U JP15775984U JPH0313090Y2 JP H0313090 Y2 JPH0313090 Y2 JP H0313090Y2 JP 1984157759 U JP1984157759 U JP 1984157759U JP 15775984 U JP15775984 U JP 15775984U JP H0313090 Y2 JPH0313090 Y2 JP H0313090Y2
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JP
Japan
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bracket
column tube
return spring
tilt
fixed
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JP1984157759U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はステアリングホイールを支持するコラ
ムチユーブの角度調整が可能なチルトステアリン
グ装置のリターンスプリング取付け構造に関す
る。
〔従来の技術〕
自動車などの車両においては、ステアリングホ
イールを支持するコラムチユーブの角度調整が可
能なチルトステアリング装置が採用されている。
この種従来のチルトステアリング装置として
は、例えば第4図及び第5図に示されるものが提
案されている。第4図及び第5図において、筒体
を構成するコラムチユーブ10の一端がブラケツ
ト12,14を介してボデイ16に揺動自在に固
定されている。このコラムチユーブ10内には、
ステアリングホイール18を支持するシヤフト2
0が挿通されており、このシヤフト20の一端が
ユニバーサルジヨイント22を介して操舵機構2
4に連結されている。コラムチユーブ10のステ
アリングホイール18側には、スプリングブラケ
ツト26,28が固定されていると共にU字状の
ブラケツト30が装着されている。ブラケツト3
0は、締付け機構を構成するロツド32に連結さ
れており、ロツド32はU字状のブラケツト34
に回動自在に固定されている。そしてブラケツト
34はアツパサポートブラケツト36を介してボ
デイ16に固定されている。又、ロツド32には
チルトレバー38が固定されている。このチルト
レバー38はロツド32を支点として揺動自在と
されており、チルトレバー38が第4図の実線で
示される位置にあるとき、ロツド32とブラケツ
ト30との締付けによりコラムチユーブ10がブ
ラケツト30に固定される。又、アツパサポート
ブラケツト36とスプリングブラケツト26,2
8にはリターンスプリング40,42が取付けら
れている。
以上の構成において、チルトレバー38を締付
け解除作動、即ち、矢印X方向に作動するとブラ
ケツト30とコラムチユーブ10との固定が解除
され、ステアリングホイール18及びコラムチユ
ーブ10が、ブラケツト12とブラケツト14と
を結合するピン44を中心として上下に揺動可能
となる。このときリターンスプリング40,42
がコラムチユーブ10の荷重を減少させる方向へ
作用し、コラムチユーブ10の落下防止及び角度
調整の円滑化が図られている。即ち、リターンス
プリング40,42の弾発力によりステアリング
ホイール18の操作によるコラムチユーブ10の
角度調整が容易に行なえるようにされている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、第4図及び第5図に示されるチ
ルトステアリング装置においては、一対のリター
ンスプリング40,42をそれぞれアツパサポー
トブラケツト36とスプリングブラケツト26,
28に取付ける構造が採用されていたため、リタ
ーンスプリング40,42を取付けるためのスペ
ースが広くなるという不具合があつた。
なお、実開昭57−105869号公報に記載されてい
るチルトステアリング装置においてもリターンス
プリングの弾発力によつてステアリングホイール
の操作を円滑にしたものが提案されているが、こ
の装置においてもリターンスプリングの取付スペ
ースとして広いものが必要とされるという不具合
があつた。
本考案は、前記従来の課題に鑑みて為されたも
のであり、その目的は、リターンスプリングの取
付面積を狭まくしコンパクト化を図ることができ
るチルトステアリング装置のリターンスプリング
取付け構造を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
前記目的を達成するために、本考案は、筒体を
構成し筒体内にステアリングホイールを支持する
シヤフトが挿通されステアリングホイール装着側
とは反対側の一端が揺動自在に枢支されたコラム
チユーブと、コラムチユーブの管路途中を、その
径方向及び軸方向への移動が自在に支持するブラ
ケツトと、ブラケツトに揺動自在に固定されたチ
ルトレバーと、チルトレバーの締付け作動により
コラムチユーブをブラケツトに固定しチルトレバ
ーの締付け解除作動によりコラムチユーブとブラ
ケツトとの固定を解除する締付け機構と、を有す
るチルトステアリング装置において、コラムチユ
ーブ外周面にリターンスプリングを巻回し前記ブ
ラケツトにリターンスプリングの両端を係止した
ものである。
〔実施例〕
以下、本考案の好適な実施例を図面に基づいて
説明する。
第1図乃至第3図には本考案の好適な実施例の
構成が示されている。
本実施例は、第1図乃至第3図に示されるよう
に、リターンスプリング40,42の代わりに、
コラムチユーブ10外周面に沿つて巻回されるリ
ターンスプリング50(第3図参照)をコラムチ
ユーブ10の外周面に装着すると共に、ブラケツ
ト34の代わりに、断面形状がほぼU字状に形成
され側壁の先端側がそれぞれ外方に開らいたブラ
ケツト52をブラケツト54を介してボデイ16
に固定し、ブラケツト52の側壁に穿設された孔
56,58にリターンスプリング50の両端を係
止したものであり、他の構成は第4図及び第5図
に示される装置と同様であるので、同一のもの又
は相当するものには同一符号を付してそれらの説
明は省略する。
即ち、本実施例においては、コラムチユーブ1
0の管路途中は、その径方向及び軸方向への移動
が自在となるようにブラケツト30,52,54
を介してボデイ16に固定されている。そして、
チルトレバー38がX方向に作動し、ブラケツト
30とコラムチユーブ10との固定が解除された
ときにはリターンスプリング50の弾発力がコラ
ムチユーブ10に作用し、コラムチユーブ10の
角度調整が円滑に行なえるようにされている。
このように、本実施例においては、リターンス
プリング50をコラムチユーブ10の外周面に装
着し、コラムチユーブ50の両端をそれぞれブラ
ケツト52の貫通孔56,58に挿通して係止さ
せた取付け構造を採用したため、従来のようにス
プリングブラケツト26,28が不要となると共
に、リターンスプリングの取付スペースを狭まく
することができる。又さらにスプリングブラケツ
ト26,28が不要となるため、コストの低減を
図ることができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、コラム
チユーブの外周面にリターンスプリングを巻回
し、コラムチユーブを支持するブラケツトにリタ
ーンスプリングの両端を係止したため、コラムチ
ユーブの角度調整を容易にできると共に、リター
ンスプリングの取付スペースを狭まくすることが
できるという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すチルトステア
リング装置の要部構成図、第2図は第1図の−
線に沿う断面図、第3図は第1図及び第2図に
示すリターンスプリングの斜視図、第4図は従来
のチルトステアリング装置の全体構成図、第5図
は第4図の−線に沿う断面図である。 10……コラムチユーブ、12,14,30,
34,52,54……ブラケツト、18……ステ
アリングホイール、38……チルトレバー、50
……リターンスプリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筒体を構成し筒体内にステアリングホイールを
    支持するシヤフトが挿通されステアリングホイー
    ル装着側とは反対側の一端が揺動自在に枢支され
    たコラムチユーブと、コラムチユーブの管路途中
    を、その径方向及び軸方向への移動が自在に支持
    するブラケツトと、ブラケツトに揺動自在に固定
    されたチルトレバーと、チルトレバーの締付け作
    動によりコラムチユーブをブラケツトに固定しチ
    ルトレバーの締付け解除作動によりコラムチユー
    ブとブラケツトとの固定を解除する締付け機構
    と、を有するチルトステアリング装置において、
    コラムチユーブ外周面にリターンスプリングを巻
    回し、前記ブラケツトにリターンスプリングの両
    端を係止してなることを特徴とするチルトステア
    リング装置のリターンスプリング取付け構造。
JP1984157759U 1984-10-19 1984-10-19 Expired JPH0313090Y2 (ja)

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JP1984157759U JPH0313090Y2 (ja) 1984-10-19 1984-10-19

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JPS6172471U JPS6172471U (ja) 1986-05-16
JPH0313090Y2 true JPH0313090Y2 (ja) 1991-03-26

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS526328B2 (ja) * 1972-04-15 1977-02-21

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS526328U (ja) * 1975-06-30 1977-01-17

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS526328B2 (ja) * 1972-04-15 1977-02-21

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JPS6172471U (ja) 1986-05-16

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