JPH0313052B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0313052B2
JPH0313052B2 JP57051716A JP5171682A JPH0313052B2 JP H0313052 B2 JPH0313052 B2 JP H0313052B2 JP 57051716 A JP57051716 A JP 57051716A JP 5171682 A JP5171682 A JP 5171682A JP H0313052 B2 JPH0313052 B2 JP H0313052B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compression
die plate
fine adjustment
adjustment means
mold
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP57051716A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58167137A (ja
Inventor
Shunsuke Matsuda
Katsuaki Mitani
Kesaji Nishizawa
Hironori Yoda
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP5171682A priority Critical patent/JPS58167137A/ja
Priority to US06/479,071 priority patent/US4519763A/en
Priority to DE3311474A priority patent/DE3311474C2/de
Priority to AT0111983A priority patent/AT395693B/de
Publication of JPS58167137A publication Critical patent/JPS58167137A/ja
Publication of JPH0313052B2 publication Critical patent/JPH0313052B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/46Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould
    • B29C45/56Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould using mould parts movable during or after injection, e.g. injection-compression moulding
    • B29C45/561Injection-compression moulding
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/46Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould
    • B29C45/56Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould using mould parts movable during or after injection, e.g. injection-compression moulding
    • B29C45/561Injection-compression moulding
    • B29C2045/5615Compression stroke, e.g. length thereof

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は射出圧縮成形装置に関する。
射出成形においては、金型構造によつて厳密に
固定されたキヤビテイー中へ溶融樹脂を射出充填
し、ゲート部の細い部分が固化するまで保圧と呼
ばれる操作によつて射出シリンダよりスプルやラ
ンナ部の樹脂を介して圧力を付加し、キヤビテイ
ー部の樹脂が逆流しないようにし、ゲート固化後
はキヤビテイー内樹脂のもつ熱量を金型へ伝熱し
て冷却させ製品とすることが行なわれる。
溶融した樹脂の密度は、固体の密度より小さい
のが通常であつて、溶融した樹脂が固化していく
につれて体積が小さくなつていき、すなわち、収
縮が起こる。一例としてφ100mm、肉厚10mmの製
品を考え、樹脂密度が溶融状態で1.17、固体状態
で1.20であるとして、溶融状態の体積がキヤビテ
イーの体積(78.54c.c.)と等しい状態から固化し
常温になると、76.57c.c.となる。仮にいまこの減
少した体積を厚さ方向だけに収縮が起こるとする
と、出来上つた製品の厚さは9.75mmとなり、0.25
mmの肉厚不足となる。
このような収縮に対処するため、金型がパーテ
イングラインでわずかに開くまでオーバパツクし
てやる方法が検討され、その際の金型開き量を制
御する方法(特開昭50−39351号)や、オーバパ
ツクしやすいようなキヤビテイーを用いる
Rolinx法(“New concept in injection
molding、Rolinx process extended
application of plastics”Plastics、30、330、
Apr.(1965))が提案されている。また金型内に
キヤビテイーコアを前進後退できるように小さな
油圧シリンダを埋めこんでおくか、エジエクタ用
シリンダを用いるかして、意識的にキヤビテイー
を大きくして射出し、充填完了後油圧シリンダを
前進させてキヤビテイーを小さくし、所定の厚さ
の成形品を得ることが提案され、マイクロモルダ
ー法として知られている(H.Holt:“New
techniques in shrinkage control”SPE J.p519、
Jun.(1964))。
勿論、最も初歩的な方法は、この収縮を見込ん
でキヤビテイーを大きく設計することであるが、
肉厚製品、偏肉であるような製品などの場合、こ
のような設計は事実上不可能であり、トライアン
ドエラーの繰り返しをおこなうことが必要であ
る。
前記のオーバパツクの方法も高射出圧を要する
という欠点とともに、製品が偏肉である場合には
収縮の小さい肉薄部で収縮補正効果が制限される
ことが認められている。マイクロモルダー法の場
合には、シリンダラムの前進は収縮にともなつて
起こり、移動コア側の製品面が精度良く出来上る
ものの対面の精度は充分でない。
かかる現況に鑑み、型締力を用いて圧縮操作を
行ないうる射出圧縮成形法がENGEL社
(LUDWIG ENGEL KG MACHINEN
FABRIK、A−4311 SCHWERTBERG
AUSTRIA)により提案されているが、この方
法はトグル式の型締力を圧縮圧として用いるよう
に、射出工程ではトグルを完全に伸ばしきらない
ように保持し、圧縮工程で伸ばしきるという画期
的なものである。
しかしながら、トグルによる圧縮方法では、圧
縮圧の制御ができないという欠点がある。圧縮圧
の制御が必要であることは「樹脂に付加される圧
力−樹脂の比容−樹脂の温度」の関係を示す
PVT曲線により次のようにして説明できよう。
横軸に樹脂温度Tをとり、縦軸に樹脂の比容Vを
とり、一定の付加圧力P(反作用としての樹脂の
圧力と考えても良い)のもとでの樹脂のV,Tの
関係を示したのが第1図のPVT曲線である。
前述のような射出圧縮成形装置を用いて、金型
のキヤビテイーに樹脂を射出し圧縮し取出すまで
をこのグラフの上で追つてみよう。射出一次圧終
了点を(V→P)Aで示すと、射出によつて樹脂
温度が下がりながら樹脂圧力が増大する過程A−
Bがあり、保圧が完了しても樹脂温度は下りつづ
け、外からの圧力がないので体積が収縮し圧力の
低い時の比容となるため過程B−Cをたどる。こ
こで逆流に配慮しつつトグルを伸ばし切つて圧縮
操作を行なうと、樹脂温度がほとんど冷えない間
に樹脂圧力が増大し、過程C−Dとなる。この時
トグルが伸び切つているとすると、その後は樹脂
温度が下がり、圧力が減少するという過程D−E
である。このとき収容が低下するので、樹脂は動
かされることになり、流動性が悪くなつた状態で
樹脂に圧力を付加するため歪を生じる。この後取
出し温度に達して金型を開くと、樹脂圧力は外部
圧力が減少するため比容を増大させる過程E−F
となり、大気圧の中で樹脂温度が常温となる過程
F−Gがそれに続き成形が完了する。
この場合の成形収縮率はEとGの比容の差から
求めることができる。トグルによる圧縮方法では
腕の長さが固定されているため位置決めによつて
圧力を調節するが、その圧力は金型温度、タイバ
ー温度、位置の設定によつて異なるためその圧力
を固定することが困難である。このため圧縮圧力
を制御するのが困難で、PVT曲線上で言えばト
グルを伸ばし切つた状態での終点がDであるのか
D′であるのか不明であり制御することもできな
い。
一方、直圧方式の油圧による圧縮方法では、そ
の最大圧縮圧は厳密に調整することができ、第2
図のように樹脂温度が低下するに伴ない樹脂の比
容が一定となるように圧縮圧力を低下させる制御
をするならば、固化していく過程で樹脂は全く変
形しないので歪が生じることもない。このことは
第2図の上のA〜Gの工程を追つていけば一定の
成形収縮率を有する成形が可能なことを示してい
る。この場合キヤビテイーと樹脂の体積の違いは
DとGの比容の違いになる。キヤビテイーの体積
を一定に保つ制御は可能なので、これによりサイ
クルからサイクルへ一定の成形収縮率を有する成
形が可能になる。
以上の考察から、本発明は直圧式の圧縮を可能
ならしめる射出圧縮成形装置を提案するもので、 (1) いかにしてキヤビテイーの体積を大きくする
か、またその制御をどうするか、 (2) いかにして製品を取出すための型の開閉をス
ムーズに行なうか、 (3) いかにして圧縮の制御が可能な圧縮工程を得
るか、 の問題点を解決することを目的としている。
本発明は、上記目的を達成するために、最初の
型締め時にデイライトを規制することにより金型
に圧縮しろを微調整可能に設定する圧縮しろ設定
微調手段を固定側ダイプレートと可動側ダイプレ
ートの間に設置し、前記圧縮しろ設定微調手段に
よる前記デイライトの規制を解除する手段を設
け、金型内のキヤビテイに溶融樹脂を充填させた
後の高圧型締めによる金型の圧縮成形を可能にし
たものである。
第3図は本発明の射出圧縮成形装置における各
工程のダイプレート間距離(デイライト)、型締
めシリンダ固定盤またはこれに固定されたタイバ
ー支持盤と可動側ダイプレートとの距離、タイバ
ー長の相関関係を示し、これを用いて本発明の概
念を説明する。
第3図aは低圧型締め時における各プレート間
の距離を示しており、タイバー長はlであり、固
定側ダイプレート1と可動側ダイプレート2の距
離l′は金型厚さに対応する。可動側ダイプレート
2とタイバー支持盤3の距離l″はシリンダラムの
移動によつて可変できるようになつている。
この状態から型締めシリンダラムを高圧の油圧
で駆動前進させた高圧型締めの状態が第3図bに
示されている。このとき、低圧型締めで金型が充
分に結合されうる時、l′は高圧型締めでもほとん
ど変化しないが、タイバー長はΔだけ伸びて(l
+Δ)となり、その伸びた分はほぼl″の距離の変
化に対応し、(l″+Δ)となる。
本発明における射出圧縮成形装置では、第3図
cのように、金型はパーテイングラインP,Lま
たは他の型板間でわずかに開き、高圧型締めが行
なわれている中で金型厚さは所定の圧縮しろδを
加えて(l′+δ)となるような機構が組みこまれ
ており、タイバー長はその場合(l+Δ)である
から、可動側ダイプレート2とタイバー支持盤3
の距離は(l″+Δ−δ)となる。
射出後の圧縮工程では金型厚さを(l′+δ)に
保持していた力が解除されるので金型厚さはl′と
なり、圧縮しろδの分だけ圧縮が行なわれること
になる。
射出時の型締め力F1と圧縮時の型締め力F2
は F1≦F2 のように設定される。F1<F2のときには、 低圧型締め時→射出時→圧縮時(終了時) l→l+Δ″→l+Δ l′→l′+δ→l′ l″→l″+Δ″→δ→l″+Δ のように工程ごとに変化していく。
射出時F1が樹脂圧より小さくなると金型は所
定の圧縮しろδ以上の開きとなる。このため、射
出時の型締め力F1や金型を開く量すなわち圧縮
しろδは製品の形状、樹脂の温度、射出圧などを
考慮して実験的に求められねばならない。このた
め容易に圧縮しろδを調整しなおすことができ、
しかも精度の出る圧縮しろ調整手段が極めて大切
である。
本発明は、射出充填時に高圧型締め下で金型厚
さを(l′+δ)に保つようにした手段に関するも
ので、射出後圧縮操作を高圧型締めにより実行で
き、かつ製品を取出すための型開きや次のサイク
ルのための型閉は自由にでき、さらに圧縮しろを
ミクロン(μm)単位で設定できる手段を設けた
ことを特徴とする射出圧縮成形装置に関するもの
である。
以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。第4図は固定側ダイプレートと可動側ダイプ
レートの間に圧縮しろ設定微調手段を設け、所定
必要量の圧縮しろを得ている例を示し、第4図a
はその断面側面図、第4図bは第4図aのX−X
矢視図である。ここで、固定側ダイプレート1と
タイバー支持盤3のそれぞれの四隅の間にタイバ
ー16がかけわたされてそれぞれに固定され、可
動側ダイプレート2にタイバー支持盤3に取付け
られた主シリンダ8のシリンダラムに直結されて
タイバー16に沿つて移動可能である。第4図a
において、精度良く任意の長さを設定可能な圧縮
しろ設定微調手段4の圧縮しろ調整部5で必要量
の圧縮しろδとなるように調整し、デイライト間
(固定側ダイプレート1と可動側ダイプレート2
の間)の固定側ダイプレート1の任意の所定場所
に設けられた固定側微調手段受け部6に圧縮しろ
設定微調手段4を型開きの状態で型寸開きシリン
ダ7を用いて当接させ、次に主シリンダ8を用い
て低圧型締めを行なうと、可動側ダイプレート2
に固定側微調手段受け部6に対応して設けた可動
側微調手段受け部9が圧縮しろ設定微調手段4の
圧縮しろ調整部5の端面に当接し、固定側金型1
0と可動側金型11のパーテイング面(固定側と
可動側の金型合わせ面)に圧縮しろ設定微調手段
4により設定された所定必要量の圧縮しろδが設
定される。次に射出ノズル12より溶融された樹
脂が金型のキヤビテイ13内に射出充填される。
次に、ゲートの固化その他の方法により逆流を防
止しつつ、型寸開きシリンダ7により圧縮しろ設
定微調手段4を引き抜き、主シリンダ8により高
圧型締めを行ない、圧縮しろδを圧縮し、金型パ
ーテイング面が当接する。圧縮しろδは圧縮しろ
設定微調手段4の圧縮しろ調整部5を回転させる
ことによりネジのピツチと直径と回転数によつて
設定される。従つて精度の良い圧縮しろの設定が
可能となる。またこの圧縮しろ設定微調手段4は
固定側ダイプレート1に型寸開きシリンダ7を介
して取り付けられているが、これは可動側ダイプ
レート2や成形機本体でデイライト間に設置でき
る場所であればどこに取付けても良い。また微調
手段受け部6,9は、微調手段の長さをデイライ
トと同一長さにすれば固定側ダイプレート1と可
動側ダイプレート2に直接当接するので、不要と
なる。
第5図は固定側ダイプレートあるいは可動側ダ
イプレートに圧縮しろ設定微調手段が取付けら
れ、挿入板14がそれに当接することにより所定
必要量の圧縮しろを得ていることを特徴とした例
である。第5図では、可動側ダイプレート2に取
付けられた圧縮しろ設定微調手段4の圧縮しろ調
整部5のネジのピツチと直径と回転数により圧縮
しろδを設定し、型寸開きシリンダ7に取付けら
れた挿入板14の片側端面を固定側微調手段受け
部6に当接させ、次に型締めを行なうと、挿入板
14の反対側端面に圧縮しろ調整部5が当接する
ことにより、金型のパーテイング面あるいはその
他の金型合わせ面に圧縮しろδが設定される。金
型のキヤビテイ13に充填された樹脂の圧縮は、
型寸開きシリンダ7を縮小することにより挿入板
14が引き抜かれ、主シリンダ8により高圧で圧
縮される。この場合型寸開きシリンダ7と圧縮し
ろ設定微調手段4は固定側ダイプレート1と可動
側ダイプレート2でなく、可動側ダイプレート2
と固定側ダイプレート1に設けられても良い。ま
た型寸開きシリンダ7に取付けられた挿入板14
は平板や丸棒クサビ等逆テーパーになつていない
物であればどんな機構をしていても良い。
第6図は圧縮しろ設定微調手段4と挿入板14
の各種変形の数例を示している。Aは微調手段が
円筒形状のもので、イは円形、ロは楕円のもので
ある。Bは角筒形状のもので、イの四角形、ロの
多角形でも良いことを示している。Cは端面がテ
ーパー付きのもので、イは円形、ロは四角形、ハ
は多角形であり、この時には固定側微調手段受け
部6もテーパーとなる。Dは挿入板14の各種形
状例を示しており、イは円形、ロは四角形である
が、挿入板14の端面はハのようにテーパー付き
の形状でも良い。ここで、イ,ロ,ハはA〜Dの
要部断面図である。
第7図はタイバー16と同心状に微調手段4と
調整部5を設け、タイバー16をまたぐイまたは
ロに示されるような挿入板14を使用した時の例
である。ここでイ,ロはAの要部断面図である。
この場合も挿入板14の端面はテーパー等をつけ
て挿入しやすくしても良い。
第8図は回転方式による微調手段をデイライト
間のタイバー16に設けた場合Aおよびタイバー
16以外の固定側ダイプレート1に設けた場合B
の圧縮しろ形成状態イと圧縮状態ロを示してい
る。圧縮しろ設定微調手段4は圧縮しろ形成時に
は上半分のような図となり、挿入板14または微
調手段4の状態はイのようであり、圧縮時にはモ
ータ17で挿入板14または微調手段4を回転さ
せて解除し、その後に主シリンダ8で圧縮を行な
う。ここでイ,ロはA,Bの要部断面図である。
以上本発明によれば、圧縮しろ設定微調手段を
デイライト間に設けることにより、デイライト間
を規制して圧縮しろを精度良く設定でき、所定の
肉厚の樹脂成形品をひけや空洞のない緻密でかつ
正確な寸法形状に仕上げることができる。しかも
デイライトの規制を解除することにより高速型締
めもつつがなく実施できるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図はトグル式成形機による「樹脂に付加さ
れる圧力−樹脂の比容−樹脂の温度」の関係を示
すPVT曲線図、第2図は直圧式の圧縮工程のも
つ成形機によるPVT曲線図で、それぞれA〜G
は樹脂を射出し圧縮し取出すまでの比容の動きを
示し、第3図は本発明の基本概念図、第4図は本
発明の一実施例を示し、第4図aはデイライト間
に圧縮しろ設定微調手段を直接に挿脱する時の断
面図、第4図bは第4図aのX−X矢視図で、そ
れぞれ上半分は圧縮しろを作つた状態を示し、下
半分は圧縮した状態を示し、第5図は他の実施例
を示し、可動側ダイプレートに圧縮しろ設定微調
手段を設置し、挿入板の挿脱する時の断面図、第
6図は第4図、第5図の装置における圧縮しろ設
定微調手段の構造の変化例を示し、Aは円筒形、
Bは角筒形、Cは端面にテーパーがついている形
状、Dは挿入板を使用する時の形状、第7図はタ
イバーと同心状に微調手段を設けた時の例を示す
図、第8図は回転方式による微調手段の例を示す
図である。 1…固定側ダイプレート、2…可動側ダイプレ
ート、3…タイバー支持盤、4…圧縮しろ設定微
調手段、5…圧縮しろ調整部、6…固定側微調手
段受け部、7…型寸開きシリンダ、8…主シリン
ダ、9…可動側微調手段受け部、14…挿入板、
16…タイバー。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 最初の型締め時にデイライトを規制すること
    により金型に圧縮しろを微調整可能に設定する圧
    縮しろ設定微調手段を固定側ダイプレートと可動
    側ダイプレートの間に設置し、前記圧縮しろ設定
    微調手段による前記デイライトの規制を解除する
    手段を設け、金型内のキヤビテイに溶融樹脂を充
    填させた後の高圧型締めによる金型の圧縮成形を
    可能にしたことを特徴とする射出圧縮成形装置。 2 圧縮しろ設定微調手段自身を固定側ダイプレ
    ートと可動側ダイプレートの間に挿脱することに
    よりデイライトを規制するようにしたことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の射出圧縮成形
    装置。 3 圧縮しろ設定微調手段を固定側ダイプレート
    あるいは可動側ダイプレートに取付け、前記圧縮
    しろ設定微調手段と可動側ダイプレートあるいは
    固定側ダイプレートの間に挿入板を挿脱してデイ
    ライトを規制するようにしたことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の射出圧縮成形装置。 4 圧縮しろ設定微調手段を固定側ダイプレート
    と可動側ダイプレートの間のタイバーに同心状に
    して固定側ダイプレートあるいは可動側ダイプレ
    ートに取付け、タイバーに係合離脱する挿入板に
    よりデイライトを規制するようにしたことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の射出圧縮成形
    装置。
JP5171682A 1982-03-29 1982-03-29 射出圧縮成形装置 Granted JPS58167137A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5171682A JPS58167137A (ja) 1982-03-29 1982-03-29 射出圧縮成形装置
US06/479,071 US4519763A (en) 1982-03-29 1983-03-25 Apparatus for injection compression molding
DE3311474A DE3311474C2 (de) 1982-03-29 1983-03-29 Einrichtung zum Spritzpressen
AT0111983A AT395693B (de) 1982-03-29 1983-03-29 Einrichtung zum spritzpressen

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5171682A JPS58167137A (ja) 1982-03-29 1982-03-29 射出圧縮成形装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58167137A JPS58167137A (ja) 1983-10-03
JPH0313052B2 true JPH0313052B2 (ja) 1991-02-21

Family

ID=12894609

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5171682A Granted JPS58167137A (ja) 1982-03-29 1982-03-29 射出圧縮成形装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58167137A (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6260624A (ja) * 1985-09-12 1987-03-17 Casio Comput Co Ltd 直圧型締方式の射出圧縮成形法
JP2628357B2 (ja) * 1988-10-31 1997-07-09 株式会社小松製作所 インジェクションプレスの型締装置およびその制御方法
JPH0645164B2 (ja) * 1989-08-08 1994-06-15 日精樹脂工業株式会社 射出圧縮成形機
JP2784316B2 (ja) * 1993-12-27 1998-08-06 日精樹脂工業株式会社 射出圧縮成形装置
JP2007007931A (ja) * 2005-06-29 2007-01-18 Toyota Boshoku Corp 成形装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS556054A (en) * 1978-06-30 1980-01-17 Nippon Kokan Kk <Nkk> Intermediate wall assembly method for low-temperature double-shell tank

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS556054A (en) * 1978-06-30 1980-01-17 Nippon Kokan Kk <Nkk> Intermediate wall assembly method for low-temperature double-shell tank

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58167137A (ja) 1983-10-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1116365A (en) Sensing system and method for plastic injection molding
US5415817A (en) Process for molding plastic lenses
JPS6159220B2 (ja)
JPS6166623A (ja) 射出圧縮成形用金型装置
US4171941A (en) Gate of mold for injection molding machine
JPH0313052B2 (ja)
JP3310271B1 (ja) 射出成形方法
JPS58122835A (ja) 射出成形金型
JPH0526646B2 (ja)
JPH0313050B2 (ja)
JPS6315128B2 (ja)
JPS6315126B2 (ja)
JPS6315127B2 (ja)
JPH0465766B2 (ja)
JPH0148130B2 (ja)
JP3252146B1 (ja) プラスチックレンズの製造方法
JPH032046B2 (ja)
JPH0313051B2 (ja)
JP3368328B2 (ja) 熱可塑性樹脂の射出圧縮成形用金型、及びその金型を使用した射出圧縮成形方法
JPH0313053B2 (ja)
JP2002187177A (ja) 射出圧縮成形品の製造方法
JP2515745Y2 (ja) 射出成形用金型
JP3161501B2 (ja) 射出成形装置およびその射出成形用金型装置
JPS588622A (ja) 精密プラスチツク部品の成形方法
JPH0358897B2 (ja)