JPH03130286A - 選択毒性を示す哺乳動物用抗菌薬としての1,4―ジヒドロ―4―オキソ―3―キノリン誘導体 - Google Patents

選択毒性を示す哺乳動物用抗菌薬としての1,4―ジヒドロ―4―オキソ―3―キノリン誘導体

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JPH03130286A
JPH03130286A JP2268283A JP26828390A JPH03130286A JP H03130286 A JPH03130286 A JP H03130286A JP 2268283 A JP2268283 A JP 2268283A JP 26828390 A JP26828390 A JP 26828390A JP H03130286 A JPH03130286 A JP H03130286A
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hydrogen
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cyclopropyl
oxo
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JP2268283A
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Paul R Mcguirk
ポール・アール・マクガーク
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Pfizer Inc
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D487/00Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, not provided for by groups C07D451/00 - C07D477/00
    • C07D487/02Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, not provided for by groups C07D451/00 - C07D477/00 in which the condensed system contains two hetero rings
    • C07D487/08Bridged systems
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
    • A61P31/04Antibacterial agents

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  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明(よ、ヒトを含む哺乳動物における細菌性および
マイコプラスマ性疾患の治療に適した抗菌薬である新規
な1,4−ジヒドロ−4−オキソ−3−キノリン誘導体
に関する。本発明の化合物は、哺乳動物トポイソメラー
ゼ■に対比した原核細胞DNAギラーゼ(DNAgyr
ase)に対するそれらの活性により測定されるように
、原核細胞に対して予想外に好ましい選択性を示す。
(従来の技術および発明が解決すべき課題)米国特許第
4,775,668および4.861.779号明細書
は、次式の抗菌性化合物につき述べている: 式中、R1は水素、薬剤学的に受容し得るカチオン、ま
にはアルキル ClもしくはNであり;Yはアルキル、ハロアルキル、
シクロプロピル、ビニル、メトキシ、N−メチルアミノ
、p−フルオロフェニル、p−ヒドロキシフェニルもし
くはp−アミノフェニルであるか;またはAは炭素であ
り、かっYならびにAおよびYが結合している炭素およ
び窒素と一緒に、置換されていてもよい5−7員環を形
成し:そしてR2は架橋ジアザビシクロアルキル基であ
る。
Derwent  anonymous  re −s
earch  disclosure  no.88−
103269/15には次式の化合物が述べられている
: 式中 R1は(CI−Cl)アルキル、シクロプロピル
、ビニル、ヒドロキシエチル、フルオロエチル、メトキ
シ、アミノ、メチルアミノ、ジメチルアミノ、エチルア
ミノ、フェニル、4−フルオロフェニルまたは2.4−
ジフルオロフェニルであり;R2は水素、(CI−C4
)アルキルまたは5−メチル−2−オキソ−1.3−ジ
オキソ−ルー4−イルメチルであり;R3はメチルまた
は11環状アミノ基のうちの1種であり、その際11環
状アミノ基のうちの1種は次式のものであり:式中、R
4は水素、(C.−C.)アルキル、ヒドロキシエチル
、アリル、プロパルギル、CH*COCH.、7エナシ
ル、CHO、scpctz、SO,CFCI,、S C
 O O M e 、ベンジル、4−アミノベンジルま
たは5−メチル−2−オキソ−1。
3−ジオキソ−4−イルメチルであり,R1は水素,ま
たはメチルであり;R6は水素、(CI−C.)アルキ
ル、フェニルまたはCH,OCH,Phであり,R7は
水素、アミノ、メチルアミノ、エチルアミノ、アミノメ
チル、メチルアミノメチル、エチルアミノメチル、ジメ
チルアミノメチル、ヒドロキシまたはヒドロキシメチル
であり:R″はメチル、エチルまたはクロロであり;X
はフルオロ、クロロまたはニトロであり;Yは水素、フ
ルオロまたはアミノであり;Aは窒素またはCR”であ
り、モしてR9は水素、アルコキシ、(CI−Cl)ア
ルキルチオ、ハロゲン、メチルまたはニトロであり;あ
るいはR1とR9はO CH tc H (M e )
、S C H 2 C H ( M e ) 、C O
 C H x C H ( M e )またはC H 
IC H 2C H (M e )である。この広い一
般的記載には本発明の化合物数種が含まれるが、真核細
胞に対比した原核細胞に対する抗菌薬としてそれらがも
つ意外なかつ好ましい選択性を教示または示唆しない。
(課題を解決するための手段) 本発明は次式の化合物: [式中、Qはメチル、エチル、ヒドロキシエチルまたは
水素であり; Rは水素、(C,−C,)アルキル、ベンジル、(CI
−C3)アルカノイルオキシメチル、(C。
C1)アルカノイルオキシエチル キシメチル、ベンゾイルオキシエチルまたは5−[(C
I−C3)アルキル1−2−オキソ−1.3−ジオキソ
レン−4−イルメチルであり;そしてYはシクロプロピ
ルまたは置換シクロプロピルであり、その際該置換シク
ロプロピルは(C。
C,)アルキル、ハロ、ヒドロキシまたは(CI−(1
))アルコキシよりなる群から別個に選ばれる1−3個
の置換基により置換されている]ならびにそれらの化合
物の薬剤学的に受容し得る塩および水和物に関する。
特に指示しない限り,ここで用いる”ハロ”はフルオロ
、クロロ、ブロモおよびヨードを含む。
式■の化合物の薬剤学的に受容し得る塩の例は酢酸、乳
酸、コハク酸、マレイン酸、酒石酸、クエン酸、グルコ
ン酸、アスコルビン酸、安息香酸、メタンスルホン酸、
ケイ皮酸、フマル酸、リン酸、塩酸、臭化水素酸、ヨウ
化水素酸およびスルホン酸の酸付加塩、ならびにアルカ
リ金属、たとえばナトリウムまたはカリウム、アルカリ
土金属、たとえばマグネシウムまたはカルシウム、アン
モニウム、ならびに有機アミン、たとえばジェタノール
アミンおよびN−メチルグルカミンのカチオン塩である
ここで用いる″薬剤学的に受容し得る塩および水和物′
″という語は、薬剤学的に受容し得る塩、水和物、水和
物の薬剤学的に受容し得る塩、およびこれらの塩の水和
物を含む。
本発明は、抗菌作用を示す量の式Iの化合物またはそれ
らの薬剤学的に受容し得る塩、および薬剤学的に受容し
得る担体からなる薬剤組成物にも関する。
本発明は、細菌性疾患を有する、ヒトを含む哺乳動物の
治療法において、該哺乳動物に抗菌作用を示す量の式■
の化合物またはそれらの薬剤学的に受容し得る塩を投与
することよりなる方法にも関する。
Rが(C.−C.)アルキル、ベンジル、(CI−〇,
)アルカノイルオキシメチル、(CI−C3)アルカノ
イルオキシエチル、(C.−C3)ベンゾイルオキシメ
チル、(CI−C3)ベンゾイルオキシエチルまたは5
 − [ (CI−C3)アルキル】2−オキソ−1.
3ージオキソレン−4−イルメチルである式■の化合物
は、Rが水素である式■の化合物のプロドラッグである
式Iの化合物はキラル中心をもつ場合があり、数種の立
体異性形で存在する可能性がある。本発明は式Iの化合
物の立体異性体およびそれらの混合物をすべて含む。
本発明の好ましい化合物は1−シクロプロピル6−フル
オロ−8−メトキシ−7− (is,4S)−5−メチ
ル−2.5−ジアザビシクロ[2。
2、1]ヘプト−2−イル−1.4−ジヒドロ−4−オ
キソ−3−キノリンカルボン酸、ならびにそれらの薬剤
学的に受容し得る塩および水和物である。
式Iの化合物は下記の反応式に示すものに従って製造し
得る: 反応式 ■ 上記反応式を参照すると、Qが水素であり、RおよびY
が先に定めたものである式Iの化合物は、RおよびYが
先に定めたものであり、Halがクロロ、ブロモ、フル
オロまたはヨードである式■の化合物を弐■の化合物と
反応させることにより製造し得る。
この反応は溶剤の不在下で、あるいは極性の、反応不活
性溶剤、たとえばアセトニトリル、テトラヒドロフラン
、エタノール、クロロホルム、ジメチルホルムアミド、
ピリジンもしくは水またはそれらの混合物の存在下で行
われる一0反応は好ましくは塩基、たとえばアルカリ金
属もしくはアルカリ土金属炭酸塩もしくは炭酸水素塩、
または第二もしくは第三アミン、たとえばトリエチルア
ミン、ピリジンもしくはピコリンの存在下で行われる。
好ましい反応温度は約60−約100°Cであるが、約
10−約150°Cの温度が一般に適切である。
式■の出発物質は当技術分野で既知であり、たとえば欧
州特許出願第0230295A2号明細書に示されてい
る。
Qが水素である弐■の化合物は米国特許第3゜947.
445号明細書およびJ、Org、Chem、、31.
1059 (1966)の記載に従って製造される。
Qがメチルである式Iの化合物は、Qが水素である対応
する式■の化合物から通常のメチル化法により製造し得
る。たとえば当技術分野で既知の標準的なメチル化法の
1つは、ギ酸およびパラホルムアルデヒドを使用する。
この方法によれば、ギ酸のアルカリ金属塩またはアルカ
リ土金属塩(好ましくはギ酸ナトリウム)、ギ酸(好ま
しくは87%ギ酸)、ホルマリン(好ましくは37%ホ
ルマリン、およびQが水素である式■の化合物の混合物
を反応させて、Qがメチルである式Iの化合物を得る。
この反応は一般に反応体を約0.5−24時間、好まし
くは約2時間、約80−約150℃、好ましくは100
−120℃の温度で撹拌することにより行われる。こう
して得られた式■の化合物は通常の精製法により単離し
得る。
Qがエチルまたはヒドロキシエチルである式Iの化合物
は、Qが水素である式Iの化合物をそれぞれヨウ化エチ
ルまたは2−ブロモエタノールと反応させることにより
得られる。この反応は一般に反応不活性溶剤、たとえば
テトラヒドロフラン(THF)またはジメチルホルムア
ミド(DMF)中で、かつ有機塩基、たとえばトリエチ
ルアミンの存在下に、約50−150°C1好ましくは
約100°Cの温度で、約24時間行われる。こうして
得られた式Iの化合物は通常の精製法により単離し得る
上記反応それぞれにおいて圧力は決定的ではない。約0
.5−約3気圧の圧力が一般に好適であり、簡便さの点
で周囲圧力が好ましい。
式Iの化合物の薬剤学的に受容し得る酸付加塩は常法に
より式Iの遊離塩基の溶液または懸濁液を約1化学当量
の薬剤学的に受容し得る酸で処理することにより製造さ
れる。塩の単離には通常の濃縮および再結晶法が用いら
れる。
式Iの化合物の薬剤学的に受容し得るカチオン塩は、常
法により対応する酸から、たとえば等モル量の塩基との
反応により製造し得る。
式Iの新規化合物およびそれらの薬剤学的に受容し得る
酸付加塩は広範な細菌感染の処置に、特にグラム陽性細
菌感染の処置に有用である。
本発明の化合物は単独で投与し得るが、一般には意図す
る投与経路および標準的な薬剤実務に関して選ばれた薬
」j学的担体と混合して用いられる。
たとえばそれらは経口的に、すなわちデンプンもしくは
ラクトースなどの賦形剤を含有する錠剤の形で、単独も
しくは賦形剤と混合したカプセル剤として、または矯味
矯臭剤もしくは着色剤を含有するエリキシル剤または懸
濁剤の形で投与し得る。
動物の場合、それらは動物の飼料または飲料水に約5−
約5000ppm、好ましくは約25−約500ppm
の濃度で含有させることが有利である。それらは非経口
的に、たとえば筋肉内、静脈内または皮下に注入するこ
とができる。非経口投与用としては、それらを無菌水溶
液の形で用いるのが最適であり、それらは他の溶質、た
とえば溶液を等張にするのに十分な塩またはグルコース
を含有し得る。動物の場合、化合物を筋肉内または皮下
に、約0.1−約somg/kg/日、好ましくは約0
.2−約1omg/kg/日の用量水準で1回量として
、または4回までの分割量とじて投与することができる
本発明の化合物はヒトに細菌性疾患の処置のにために、
経口または非経口経路で投与することができ、経口的に
は約0.1−約500mg/kg/、有利には約0.5
−約5omg/k g/日の用量水準で1回量として、
または4回までの分割量として投与することができる。
筋肉内または皮下投与用としては、投与水準は約0.1
−約200 m g / k g 7日、好ましくは約
0.5−約50mg/kg/日である。筋肉内投与は1
回量または4回までの分割量であってもよいが、静脈内
投与には連続点滴も含まれる。当業者に周知のとおり、
処置される対象の状態および選ばれた個々の投与経路に
応じて当然変更がなされるであろう。
本発明化合物の抗菌活性は、スティールのレプリケータ
−法に従って試験することにより測定でき、これは標準
的インビトロ細菌試°験法であって、スティール(E、
5teer)ら、Antibiotics  and 
 Chemotherapy。
9.307 (1959)に記載されている。真核細胞
に対比して原核細胞に対し選択的な式■の化合物の抗菌
活性は、パレット(Barrett)ら、Antimi
crobial  Agentsand  Chemo
thera9y、33 (10)(1989年10月)
のに方法には従って、原核細胞DNA−ジラーゼに対す
るそれらの活性を哺乳動物に対する活性と比較すること
によって測定し得る。
以下の例は本発明を説明する為のものであってあって、
限定する為のものではない。
実施例 1 a、エチル 3−メトキシ−2,4,5−1−リフルオ
ロベンゾイルアセテート モノエチルマロ不−トのジアニオン:無水テトラヒドロ
フラン(350m l)中のモノエチルマロン酸(9,
8g、73mmo 1)の溶液に、78℃でn−ブチル
リチウム(50ml、80mmo l、1.6M、1.
1当量)を添加した。次いで反応温度を一5℃に高め、
ざらにn−ブチルリチウム(50ml、80mmol、
1.6M。
1.1当量)を滴下しl;。反応混合物をさらに1時間
−5°Cで撹拌し、次いで一78°Cに冷却した。
酸塩化物の付加=3−メトキシー2,4.5トリフルオ
ロベンゾイルクロリド(6,38g。
24mmol)−3−メトキシ−2,4,5−1−リフ
ルオロ安息香酸(5,0g、24mmo 1)および過
剰のチオニルクロリドから2時間の還流ののち過剰のチ
オニルクロリドを真空中で除去することにより製造−を
無水テトラヒドロフラン(50ml)中の溶液としてモ
ノエチルマロネートのジアニオンに添加した。反応混合
物を室温に2時間昇温させ、IN塩酸に注入することに
より急冷した。水層をジエチルエーテル(3x150m
l)で抽出し、何機層を合わせて飽和炭酸水素ナトリウ
ム水溶液および水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾
燥し、濾過し、真空中で濃縮し、再結晶したのち5.1
5g(収率76%)の白色固体を得た。融点42−44
℃。
元素分析:計算値:C+2H++’FiOa:C,52
゜20、H,3,90,実測値:C,52,18;H,
3,85゜ MS(低分解能)M+=276゜ b、エチル 2−(3−メトキシ−2,4,5−トリフ
ルオロベンゾイル)−3−エトキシアクリレート エチル 3−メトキシ−2,4,5−トリフルオロベン
ゾイルアセテート(500mg、1.8mmol)オル
トギ酸エチル(0、45m l 、 2 。
72mmol)および無水酢酸(460mg、4゜5m
mo l、:L、5当量)の混合物を110’Cで12
時間撹拌し、過剰の試薬を高真空下(081m m H
−g )で除去して590 m gの黄橙色油を得た。
この物質をさらに精製または解析することなく、そのま
ま次の工程に用いた。
C,エチル 2−(3−メトキシ−2,4,5−トリフ
ルオロベンゾイル)−3−シクロプロピルアミノアクリ
レート 塩化メチレン(15ml)中のエチル 2−(3メトキ
シ−2,4,5−トリフルオロベンゾイル)−3−エト
キンアクリレート(590mg。
1.8mmo+)の溶液にo ’cで、塩化メチレン(
5m l )中のシクロプロピルアミン(114mg、
1.98mmo I、1.2当量)の溶液を添加した。
反応混合物を室温に昇温させ、2時間撹拌した。溶剤を
真空中で除去し、粗濃縮液をシリカゲル上でのフラッシ
ュクロマトグラフィー(塩化メチレン/酢酸エチル50
:1v/v)i:よtll精製して、438 m g 
(2工程にわたる収率62%)の粘稠な油を得た。
d、エチル 8−メトキシ−1−シクロプロピル−6,
7−ジフルオロ−1,4−ジヒドロ−4−才キソー3−
キノリンカルボキシレート無水テトラヒドロフラン(1
5ml)中のエチル 2−(3−メトキシ−2,4,5
−トリフルオロベンゾイル)−3−シクロプロピルアミ
ノアクリレート(440mg、1.29mmo I)の
溶液に0℃で、水素化ナトリウム(62mg、1゜5m
mol、l、1当量、鉱油中60%)を添加した。反応
混合物をso’cで12時間撹拌した。
混合物を室温に冷却し、濾過した。母液を濃縮すると、
白色沈澱が生じた。この物質を吸引濾過により採取し、
風乾して、312mg(収率75%)の純白色固体を得
た。融点2178−181°C0e、1−シクロプロピ
ル−6,7−ジフルオロ−8−メトキシ−1,4−ジヒ
ドロ−4−オキソ−3−キノリンカルボン酸 エチル l−シクロプロピル−6,7−ジフルオロ−8
−メトキシ−1,4−ジヒドロ−4−オキソ−3−キノ
リンカルボキシレート(500mg、1.55mmo 
1) 、氷酢酸(5ml)およびIN塩酸(1ml)を
2時間還流し、氷水に注入した。得られた沈澱を吸引濾
過により採取し、蒸留水およびジエチルエーテルで洗浄
して420mg(収率91%)の白色固体を得た。融点
187−189℃。
f、l−シクロプロピル−6−フルオロ−8−メトキシ
−7−[(Is : 4S)−5−メチル−2゜5−ジ
アザビシクロ[2,2,11ヘプト−2−イル]−1.
4−ジヒドロー4−オキソ−3−キノリンカルボン酸 1−シクロプロピル−6,7−ジフルオロ−8−メトキ
シ−1,4−ジヒドロ−4−オキソ−3−キノリンカル
ボン酸(400m g 、  1 、4 m mof)
、(IS、4S)−2−メチ4−2.5−ジアザビシク
ロ[2,2,1]へブタン・二塩酸塩(300mg、1
.63mmo +、1.2当量)および1.8−ジアザ
ビシクロ[5,4,0] ウンデカ−7−エン(710
mg、4.75mm。
1.3.4当量)の無水ジメチルスルホキシド(25m
l)中温合物を75℃に18時間加熱した。反応混合物
を室温に冷却し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液でpH
7,4に調整した蒸留水に注入した。水層をクロロホル
ムで数回抽出した。
次いでクロロホルム層をIN  HCIで抽出し、酸性
の水層をクロロホルムで逆抽出した。水層を飽和炭酸水
素ナトリウム水溶液でpH=7.4に調整し、クロロホ
ルムで抽出した。クロロホルム抽出液を硫酸ナトリウム
で乾燥させ、濾過し、真空中で濃縮して濃色の油を得た
。これをフラッシュクロマトグラフィー(クロロホルム
/メタノール10:1v/v)により精製して65mg
(収率12%)の白色固体を得た。融点190−212
’c (分解)。
元素分析: 計算値: C2(IH22F N so 
4 ・0 、5H20:C,60,60;H+  s、
  so  、N、  10.60.実測値:C,60
,57,H,5,7OWN、  10. 59゜ (外4名)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、次式の化合物: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Qはメチル、エチル、ヒドロキシエチルまたは
    水素であり;Rは水素、(C_1−C_3)アルキル、
    ベンジル、(C_1−C_3)アルカノイルオキシメチ
    ル、(C_1−C_3)アルカノイルオキシエチル、ベ
    ンゾイルオキシメチル、ベンゾイルオキシエチルまたは
    5−[(C_1−C_3)アルキル]−2−オキソ−1
    ,3−ジオキソレン−4−イルメチルであり、そしてY
    はシクロプロピルまたは置換シクロプロピルであり、そ
    の際該置換シクロプロピルは(C_1−C_3)アルキ
    ル、ハロ、ヒドロキシまたは(C_1−C_3)アルコ
    キシよりなる群から別個に選ばれる1−3個の置換基に
    より置換されている)または 該化合物の薬剤学的に受容し得る塩もしくは水和物。 2、Qが水素である、請求項1に記載の化合物。 3、Qがメチルである、請求項1に記載の化合物。 4、Qがエチルである、請求項1に記載の化合物。 5、Qがヒドロキシエチルである、請求項1に記載の化
    合物。 6、Yがシクロプロピルである、請求項1に記載の化合
    物。 7、Rが水素である、請求項1に記載の化合物。 8、Qがメチルであり、Yがシクロプロピルであり、そ
    してRが水素である、請求項1に記載の化合物。 9、抗菌作用を示す量の請求項1に記載の化合物および
    薬剤学的に受容し得る担体からなる抗菌薬剤組成物。 10、哺乳動物に抗菌作用を示す量の請求項1に記載の
    化合物を投与することよりなる、哺乳動物における細菌
    性疾患の治療および予防法。
JP2268283A 1989-10-06 1990-10-05 選択毒性を示す哺乳動物用抗菌薬としての1,4―ジヒドロ―4―オキソ―3―キノリン誘導体 Pending JPH03130286A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
WO89/04438 1989-10-06
PCT/US1989/004438 WO1991004972A1 (en) 1989-10-06 1989-10-06 1,4-dihydro-4-oxo-3-quinoline derivatives as selectively toxic mammalian antibacterial agents

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03130286A true JPH03130286A (ja) 1991-06-04

Family

ID=22215279

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