JPH03128999A - ビルダー配合液状洗剤組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、相分離に対して安定性 を示す洗濯用および一般用用途のビルダー配合液状洗剤
組成物に関する。

［従来の旧１ ビルダー配合液状洗剤組成物は、 消費者に評判がよい、これは貯蔵、小分け、計量が容易
であり、また一部の顆粒洗剤製品のように固まることが
なく、長ＰＪＩ間貯蔵したときとか、あるいは湿潤した
ときにのみ固まることがあるからである。ビルダー配合
液状洗剤組成物の主な欠点は、顆粒洗剤製品に比べて高
価なことである。ビルダー配合液状洗剤のコストは、均
質なビルダー配合液状洗剤組成物を製造する際の諸難点
のためである。

現在市販されているビルグー配合 液状洗剤組成物には、通常、水性媒体を用いた１種類以
上の合成洗剤およびポリ燐酸カリウムのような無機ビル
グーが含有されているビルダー配合液状洗剤組成物を配
合する場合の大きな問題は、汚れた衣服の洗ｉにやその
他家事の洗浄に使用する製品に所望の効果を与えるため
、充分な洗剤とビルダーを含んだ淵Ｉプな溶液を用意す
ることである。充分な濃度の洗剤とビルダーを含んだ均
一な液体系を得るには、ヒドロトロープ、高分子安定剤
およびシックナーのような不活性洗浄成分をはじめとす
る多数の成分を使った複雑な配合が必要である。これら
の不活性洗浄成分は、もしあるとしても極＜僅かしか液
状洗剤の効力に寄与せず、実際には洗浄効力に対し有害
なことさえある。不活性洗浄成分は配合のコストをあげ
るので、洗剤とビルダーの溶液濃度が高い場合にのみ使
用価値がある。

［発明が解決しようとする課題］ 本発明は、高濃度の非イオン性界 面活性剤を相分離を起こすことなく高濃度の洗剤用ビル
ダーと共に配合できる、ビルダ配合液状洗剤組成物を捉
供するものである。

さらに、これは予期しないことだったが活仕洗汗剤を用
いることによって達成されたのである０本発明の製品は
、５ないし２２重量％の少なくとも一種類のエトキシ化
非イオン性界面活性剤、３ないし１１重量％の少なくと
も一種類のアルキルポリグリコシドおよび２０ないし５
０重量％の少なくとも一種類の洗剤用ビルダーとの組合
わせ物からなるものである。

［課題を解決するための手段］ 本発明のビルダー配合液状洗剤組 酸物の主成分は、少なくとも一種類のビルダ、少なくと
も一種類のエトキ化した非イオン性界面活性剤および少
なくとも一種類の；ｊテリアルキルポリグリコシドであ
る。これら主成分の使用割合いは次の通りである。

＝　７ 剤としては知られていない、炭素数５ないし處−公 虹鯉　Ｌｔ工工　最上の範囲 ｉ贋 エトキシ化 非イオン 界面活性剤　　５−２２Ｘ　　　５−１２％　　　７％
アルキルポリ グリコシド　　３−１１％　　　４−９％　　　　７Ｘ
ビルダー　　２０−５０％　　３０−４５％　、　３５
−４５％アルキルポリグリコシド 本発明で補助界面活性剤（ｃｏｓｕｒ−ｒａｃＬａｎｔ
ｌとして使用するアルキルポリグリコシドは、炭素数が
６ないし３０、好ましくは１０ないし１６の疎水基を有
するもの及び多糖であって、たとえば約１−１／２ない
し１０、好ましくは約１−１／２ないし３、最も好まし
くは約１．６ないし２．７のサツカライド単位を含む親
水基を有するものである。

これら物質は、界面活性剤として知られているが、本発
明で作用するようなエトキシ化非イオン界面活性剤や洗
剤用ビルダーの相溶化の飽和アルキル基である。前記ア
ルキル基は６の還元サツカライドは全て使用でき、たと
えばグルコース、ラクトースおよびガラクトシル部分で
グルコシル部分を置換できる。場合により、疎水基は２
．３．４その他の位置に結合することができ、これによ
ってグルコジッドまたはガラク１〜ジッドに対応するグ
ルコースまたはガラクトースが得られる。サッカリッド
間の結合は、たとえば、後から結合させた（ａｄｄＮｉ
ｏｎａｌ）サッカリッド単位のｌの位置と既存（ｐｒｅ
ｃｅｅｄｉｎｇ）のサッカリッド単位の２−．３−．４
＝及び／又は６の位置との間にあることができる。また
場合により、疎水部分とポリサッカリッド部分を結合す
るポリアルキレンオキシド鎖であることもできる好まし
いアルコキシドはエチレンオキシドである０代表的な疎
水基としては、炭素数が約６ないし約１８、好ましくは
約１０ないし約１６の飽和または不飽和の、分枝または
非分枝のアルキル基があるが、望ましくは直鎖最大３ケ
までの水酸基を含むことができ、及び／または前記ポリ
アルコキシド鎖は最大約ｌＯケ、好ましくは５ケ未満、
最も好ましくはＯケのアルコキシド部分を含むことがで
きる。適切なアルキルボリザツカリドは、オクチル、ノ
ニル、デシル、ウンデシル、ドデシル、トリデシル、テ
トラデシル、ペンタデシル、ヘプタデシル、ヘプタデシ
ル及びオクタデシル、ジー、トリー、テトラ−、ペンタ
及びヘキサグルコシド、ガラクトシド、ラクトース、ラ
クトシト、グルコース、フルクトシト及び／又はガラク
トースである。適切な混合物としては、ココナツｌ−ア
ルキル、ジトリ−、テトラ−及びペンタグルコシド、お
よびタローアルキル（ｔａｌｌｏｗａｌｋｙｌ）テトラ
、ペンター及びヘキサグルコシドがある。

好ましいアルキルポリグリコシド は式、 ＲＯ（Ｃｎ　＋−＋２ｎＯ）ｔ（グリコジル）Ｘを有す
る。但し、式中Ｒはアルキル、アルキルフェニル、ヒド
ロキシアルキル、ヒドロキシアルキルフェニル及びこれ
らの混合物からなる群から選択したものであり、かつ前
記アルキル基は約１０ないし１８、好ましくは１２ない
し１４ケの炭素原子をイｆし；そして、２または３、好
ましくは２、ｔはＯないし１０、好ましくはＯ：そして
Ｘは１−１／２ないし１０、好ましくは１／２ないし３
、最も奸ましくは約１．６ないし約２．７である。グリ
コジルはグルコースから誘導するのが好ましい０本化合
物を得るには、先ずアルコールまたはアルキルポリエト
キシアルコルを形成し、次いでグルコースと反応させる
か、グルコースの原料と反応させてグリコシドをｆ４）
る（１の位置に結合）、付加するグリコジル単位は、１
の位置と既存のグリコジル単位２−．３−．４−及び／
又は６の位置との間好ま、ルくは優先的に２の位置との
間の位置に結合する。

：イオン２１１面ゝ性ｊ 本発明に使用するのに適したエト キシ化非イオン性界面活性剤としては、イｆ８１疎水基
並びに、カルボキル、ヒドロキシル、チオール、アミド
またはアミンのような可溶化基とエチレンオキシドまた
はプロピレンオキシドまたはそれらの多価水和物（ポリ
エチレングリコールやポリプロピレングリコールのよう
な多価水和物〉のようなアルキレンオキシドとの反応生
成物である親水基とを含有している界面活性化合物また
は洗剤化合物がある。このような非イオン性界面活性剤
の代表的なものには次のものがある。

１、　アルキルフェノールのポリ エチレンオキシド縮合物、これら化合物としては、アル
キルフェノール し２５モル好ましくは４ないし１６モルのエチレンオキ
シドを有する、直鎖または枝分れ鎖に１ないし１５＝好
ましくは６ないし１２ケの炭素原子を有するアルキルフ
ェノールの縮合物がある．こうした化合物のアルキル置
換体は、たとえば重合したポリプロピレン、ジイソブチ
レンその他類似物から誘導できるこのタイプの化合物の
例としては、ノニルフェノール１モルあたり約９．５モ
ルのエチレノキシドで縮合したノニルフェノール：フェ
ノール１モルあたり約１２モルのエチレノキシドで縮合
したドデシルフェノール；フェノール１モルあたり約１
５モルのエチレンオキシドで縮合したジノニルフェノー
ルがあるこのタイプの市販の非イオン性界面活性剤には
、ＧＡＦ社が販売しているイゲパール（Ｉｇｅｐａｌ）
　Ｃ　Ｏ　−　６　３　０　、　ｏ−ム＆ハス（　Ｒ　
ｏ　ｌ＋　ｍ＆　Ｉｌａａｓ　Ｃｏｇ＋ｐａｎｙ１社が
販売しているＸ−４５Ｘ−１　１４，Ｘ−１００および
Ｘ−１０２がある。

２、　エないし２５モル、好まし くはうないし１６モルのエチレンオキシドと脂肪族アル
コールおよびチオールとの縮合物．脂肪族アルコールま
たはチオールのアルキル鎖は、直鎖でも分岐鎖でも、第
１級でも第２級でもよく、通常、炭素原子数が約８ない
し２２である．このようなエトキシ化アルコールの例と
しては、アルコール１モルあたり約１０モルのエチレン
オオキシドで縮合したミリスチルアルコール縮合物：お
よび約９モルのエチレンオキシドとココナツトアルコル
（炭素原子数が１０から１４までの、長さが変化するア
ルキル鎖を有する脂肪族アルコールの混合物）との縮合
物がある．代表的なエトキシ化チオールは、チオール１
モル当り約７モルのエチレンオオキシドを有する、Ｃ１
２の第３級チオールの縮合物である．このタイプの市販
の非イオン性界面活性剤の例としてはユニオンカーバイ
ド社（Ｕｎｉｏｎ　Ｃａｒｂｉｄｅ）社が販売している
タージトール（　Ｔｅｒｇｉｔｏ１１１５−ｓ−９；シ
ェルケミカル（　ＳｈｅｌｌＣｈｅｍｉｃａｌ）社が販
売しているネオドール（Ｎｃｏｄｏｌ）　２　３　−　
６　、　５　、ネオドール４５−７およびネオドール２
５−７、ザ・プロクタ−＆ギャンブル（ＴＩ＋ｅ　Ｐｒ
ｏｃｔｏｒ　＆　Ｇａｍｂｌｅ１社が販売しているＫｙ
ｒｏ　　ＥＯＢおよびアルコラック（＾１ｃｏｌａｃ）
社が販売しているＡｌｃｏｄｅｄ　−Ｃトキシ化チオー
ルがある。これらのエトキシ化アルコールおよびチオー
ルが現在好まれている非イオン性界面活性剤である。

３、　プロピレンオキシドとポリ プロピレングリコールを縮合して生じた疎水性ベースと
エチレンオキシドとの縮合物、これら化合物の疎水性部
分は、分子Ｊｆが約１５００ないし１８００で、水に不
溶性である。

この疎水性部分にポリオキシエチレンを付加すると、全
体として分子の水溶性が増大するようになる。そして、
その液的性質は、ポリオキシエチレン含有量がこの縮合
物の全重量の約５０％に達するまで、即ち最大約４０モ
ルのエチレンオキシドが縮合するまで、保持される。こ
のタイプの化合物の例として、ワイアンドットケミカル
（Ｗｙａｎｄｏｔｔ　Ｃｈｅｍｉｃａｌ）社が販売して
いる市販の１ルロニツク（Ｐｌｕｒｏｎｉｃ）界面活性
剤がある。

４、　プロピレンオキシドとエチ レンジアミンの反応生成物とエチレンオキシドとの縮合
物０木縮合物の疎水部分はエチレンジアミンと過剰のプ
ロピレンオキシドの反応生成物からなり、かつ同疎水部
分の分子量は約２５００ないし３０００である０本疎水
部分はエチレンオキシドと縮合させるにあたり、縮合物
が約４０ないし８０重量％のポリオキシエチレンを有し
、同疎水部分の分子量が約５０００ないし１１０００に
なるように縮合させる。このタイプの非イオン性界面活
性剤の例としては、市販品としてワイアンドットケミカ
ル（Ｗｙａｎｄｏｔｔ　Ｃｈｅｍｉｃａｌ）社が販売し
ているテクトロニツタ（ＴＯＣｈｔｒＯｎｉＣ）化合物
がある。

ビルダー 本発明のビルグー配合洗剤組成物 は、２０ないし５０重量％、好ましくは３０ないし４５
重是％、さらに好ましくは３５ないし４５重量％の洗浄
性ビルダーおよび水溶性無機または有機電解質を含んで
いる。好適なフに解質は、５量が２１０未満、特に１０
０未満であり、そして普通のアルカリ性多価カルシウム
イオンの金属封鎖剤を含んでいる。

また水溶性カルシウムイオン交換物質を含んでもよい。

好適な水溶性無機洗剤ビルグーの 非限定的な例としては、アルカリ金属の炭酸塩、ホウ酸
塩、燐酸塩、ポリ燐酸塩、炭酸水素塩、ケイ酸塩、硫酸
塩および塩化物があるこうした塩類の特定的な例として
は、ナトリウムおよびカリウムのテトラホウ酸塩、過ホ
ウ酸塩、炭酸水素塩、炭酸塩、トリポリ燐酸塩、オルト
燐酸塩、ピロ燐酸塩、ヘキサメタ燐酸塩および硫酸塩が
ある。

好適な有機アルカリ性洗浄性ビル グーの例としては、水溶性のアミノカルボキシレートお
よびアミノポリアセテートがありたとえばナトリウムグ
リシネートやカリウムグリシネート、エチレンジアミン
テトラアセテート、ニトリロトリアセテートとＮ−（２
−ヒドロキシエチル〉二ｌ〜リロジアセデトとジエチレ
ントリアミンペンタアセテート；水溶性フィチン酸塩た
とえばフィチン酸ナトリウムやフィチン酸カリウム；エ
タン−１ヒドロキシ−１，１−ジホスホン酸のナトリウ
ム、カリウムおよびリチウム塩、エチレンジホスホン酸
のナトリウム、カリウムおよびリチウム塩などをはじめ
とする水溶性ポリ燐酸塩；乳酸、コハク酸、マロン酸、
マレイン酸、クエン酸、カルボキシメチルオキシコハク
酸、１，１．２．２−エタンテトラカルボン酸、シクロ
ペンタン−Ｃ１Ｓ、Ｃ１Ｓテトラカルボン酸、メリット
酸およびピロメリット酸の塩のような水溶性ポリカルボ
キシレート：モノエタノールアミン、ジエタノルアミン
、トリエタノールアミンおよびそれらの塩のような水溶
性有機アミン類がある。

本発明において有用な他のタイプ の洗浄性ビルダーとしては、水硬度カチオン（ｗａｔｅ
ｒ　ｌ＋ａｒｄｎｅｓｓ　ｃａ目ｏｎｓ）と非水溶性反
応生成物を形成できる水溶性物質、望ましくは前記反応
生成物に対して成長部位を与えることのできる結晶化種
と併用したものがある。

本発明において有用なさらに別の タイプの洗汗性ビルダーとしては、特に、ダラムあたり
少なくとも２００ミリグラム当量のカルシウムイオン交
換容量をイ「し、またカルシウムイオン交換速度がガロ
ン（３，７８５３Ｌ）あたり、分あたり、ダラムあたり
少なくとも２グラムである不溶性ナトリウムアルミノシ
リケートがある。

温ヨ胆通し公 本発明のビルダー配合組成物は、 洗剤組成物に従来から使用されている普通の添加物を加
えることができる。オプションの成分としては、分子量
が約４００ないし１００００のカルボキシメチルセルロ
ース、カルボキシヒドロキシメチルセルロースおよびポ
リエチレングリコールの水溶性塩類を始めとする、約０
．１ないし１０　ｍ　ｉｆｔ％のｉＩｉれ沈澱防止剤が
ある。染料、顔料、労光増白剤および香料、酵素、安息
＃酸ナトリウムのような防腐剤、アルカリ金属またはア
ルカリ土類金属シリケート、石鹸泡調節剤または抑制剤
、天然および合成微結晶ワックスおよび酸化した微結晶
ワックス、無機お↓び右機ペルオキシ漂白剤、ポリホス
ホン酸および酸性塩がある。これら物質は、洗剤配合に
普通使用される通常の濃度で、本発明に使用される。

本発明においては、実質的には周 知のアニオン蛍光増白剤及び／又は湿潤剤は何でも使用
できる。現在数も好まれている漂白剤は、４．４−−ビ
ス［（４−アニリノ６−［ビス（２−ヒドロキシエチル
〉アミノ］−５−１〜リアジンー２−イル〉アミノ］２
２−スチルベンジスルホンＭ：４．４ビス［（４−アニ
リノ−ｔ−［Ｎ−２−ヒドロキシエチル−Ｎ−メチルア
ミノ］　−Ｓトリアジン−２−イル）アミノ］−２．２
−スチルベンジスルホン酸ジナトリウム塩；および４−
［２Ｈ−ナフトール（１，２−ｄ）トリアゾール−２−
イル］−２−スチルベンスルホン酸ナトリウム塩。さら
にまた使用に適したものは、ｐ−［３−（ｐ−フルオロ
フェノール）−２−ピロゾリン−１−イル］ベンゼンス
ルホアミドのような非イオン性漂白剤である。

本発明の組成物にはまた場合によ りカチオン界面活性剤とアニオン界面活性剤とが使用さ
れる。実質的には周知のカチオン界面活性剤は全て本発
明の洗剤組成物に有利に使用できる。好ましいカチオン
界面活性剤は、アルキル第４ハロゲン化アンモニウムと
アルキル第４硫酸アンモニウムであり、とくにモノ長鎖
アルキル（Ｃ８−２２）界面活性剤およびアルキレンオ
キシル化（ａｌｋｙｌｅｎｅ　ｏｘｙ−ａｔｅｄｌモノ
長鎖アルキル界面活性剤である。

最も好ましい第４アンモニウム界面活性剤はクロリド、
プロミドおよびメチルサルフエ）　Ｃ８−２２アルキル
トリメチルアンモニウム塩、Ｃ８−２２アルキル（ジヒ
ドロキシエチル）メチルアンモニウム塩、Ｃ８−２２ア
ルキルヒドロキシエチルジメチルアンモニウム塩、Ｃ８
−２２アルキルオキシプロピルトリメチルアンモニウム
塩、Ｃ８−２２アルキルオキシプロピル（ジヒドロキシ
エチｌレンメチｌレアンモニウム塩およびＣ８−２２ア
ルキルオキシプロピルヒドロキシエチルジメチルアンモ
ニウム塩であり、特に好ましくはＣ８−２２アルキルオ
キシプロピルビス（ヒドロキシエチル〉メチルアンモニ
ウム塩である。現行の選り抜きのカチオン界面活性剤は
イソトリデシルオキシプロピルビス（ヒドロキシエチル
）メチルアンモニウムクロリドである。使用時のカチオ
ン界面活性剤の量は最大１２重量％、好ましくは１なり
）し５重量％、そして最も女子ましくは２なり１し４重
量％の範囲である。

洗剤組成物に代表的に使用されて いる周知のアニオン界面活性剤は殆どのものが有利に本
発明の洗剤組成物に使用できるがその分子横道内に炭素
原子数が約１０ないし２０のアルキル埜およびスルホン
酸基または硫酸根を存する有ＭＭ硫化反応生成物（ｏｒ
ｇａｎｉｃ　　５ｕＨｕｒｉｃ　ｒｅａｃ口ｏｎ　ｐｒ
ｏｄｕｃｔ）の水溶性塩、好ましくはアルカリ金属アン
モニウム塩とアルキロールアンモニウム塩、が特に好ま
しい、この種類のアニオン界面活性剤の例としては、ナ
トリウムアルキルサルフェートおよびカリウムアルキル
サルフェート、特にたとえばタロウオイルまたはココナ
ツトオイルと言ったグリセリドを還元して得た高級アル
コール（Ｃ８−Ｃ１８炭素原子）をｖＬ酸化して得たも
の：および直鎖または曲（ｂｅｎｔ）鎖形態をした炭素
数約９ないし１５のアルキル裁をイｆするナトリウムア
ルキルベンゼンサルフェートおよびカリウムアルキルベ
ンゼンサルフェートがある。とくに有用なものは、アル
キル基の平均炭素原子数が約１１ないし１３である直鎖
アルキルベンゼンスルホン酸塩であり、Ｃ１１−Ｃ１３
ＬＡＳと略記される。

他の好適なアニオン界面活性剤は ポリエトキシレートサルフェートであり、とくにそのア
ルキル基の炭素原子数が１０ないし１２、好ましくは１
２ないし１８のものであって、しかもそのポリエトキシ
レ＝１−鎖には工ないし１５ケのエトキシレート部分、
好ましくは１ないし３ケのエトキシレートをイｆするも
のである．また、本発明において使用するのに好適なア
ニオン界面活性剤は、たとえばナトリウムアルキルグリ
セロールエテルスルホネ−１〜であり、とくにタロウオ
イルとココナツトオイルから誘導した高級アルコールの
エーテル、ナトリウムココナツトオイル、脂肪酸モノグ
リセリドのスルボン酸塩と硫酸塩；アルキルフェノール
のナトリウム塩とカリウム塩、１モルあたり１ないしｌ
ｏ　Ｊｉｔ位のエチレノキシドを含みそのアルキル基が
８ないし１２ケの炭素原子を含むアルキルエチレンオキ
シドエーテルスルボン酸塩である。

他のアニオン界面活性剤としては 脂肋酸実に６ないし２０ケの炭素原子を含み、そしてエ
ステル基に１ないし１０ケの炭素原子を含むα−スルボ
ン化脂肪酸の水溶性塩ニアシル基に２ないし９ケの炭素
原子を含み、アルカン部分に９ないし２３ケの炭素原子
を含む２−アシルオキシ−アルカン−１スルホン酸の水
溶性塩：アルキル基に１０ないし２０ケの炭素原子を含
みそして工ないし３０モルのエチレンオキシドを含むア
ルキルエーテルサルフェート；１２ないし２４ケの炭素
原子を含むオレフィンスルホネートの水溶性塩：および
アルキル基に工ないし３ケの炭素原子を含み、そしてア
ルカン部分に８ないし２０ケの炭素原子を含む、β−ア
ルキロキシアルカンスルボネートがある．使用する際に
（よ、アニオン界面活性剤は、最大１２重量％，好まし
くは１ないし７重量％の範囲、最も好ましくは２ないし
５重量％の範囲使用される．アニオン界面活性剤は好ま
しくはカヂオン界面活性剤とともに使用される．アルキ
ロールコシネ−１−　（ａｒｋｙｌ　ｓａｒｃｏｓｉｎ
ａｔａｓ）が、現在好まれて使用されているアニオン界
面活性剤である。

場合により本発明の洗剤組成物に 使用得る他の成分には、現在の使用技術水′ｉμでは、
溶剤、漂白剤、漂白活性剤、汚れ沈澱防止剤、腐蝕防止
剤、染料、充填剤、蛍光増白剤、殺菌剤、ｐ　Ｈ調節剤
（モノエタノールアミン、炭酸ナトリウム、水酸化す１
〜リウムなと）、酵素、酵素安定化剤、香料、繊維柔軟
化成分、静電防止剤などがある。

本発明の液状洗剤組成物は、普通 のアニオン界面活性剤ベースの液状洗剤製品を製造する
場合に通常用いられる、周知の配合法または技術に従っ
て簡便に製造することができる．好ましくは、所望の界
面活性剤成分（即ち、グリコシド界面活性剤、エトキシ
化した非イオン界面活性剤、およびもし使用するならば
アニオン及び／又はカチオン界面活性剤成分〉を先ず水
に溶解し、次いで補助添加剤例えば安定剤、香料、防腐
剤、着色剤などを必要に応じ得られた界面活性剤水溶液
に添加する。こうした補助添加剤は本来水溶性であるか
、あるいは洗剤混合物に添加するに先立って洗剤系の一
部分に予備可溶化するか予備分散するのが好ましい　均
質な混合物を容易に得るには配合工程中にこうした水性
混合物（ａｑｕｅｏｕｓ　１ｉＸｔＵｒＱ）を加熱する
ことが良い場合が多く、この時撹ｒ１！または充分に混
合すること好ましい、さらに、こうした配合にアンモニ
ウム塩またはアルカリ金属塩のような増粘剤を用い、そ
の所望量を配合工程の初期に水に溶解するのが一般的に
好ましい。

本諸配合のｐＨはとくに重要では なく、それぞれの配合について必要に応じｐＨを変化ま
たは調節することができる。しかし、−殻内にはこうし
た配合のｐ　Ｈは約８ないし１２の範囲に在る。

・！　Ｉ法と　のｔＬ！ 洗剤組成物を実施例により次の、Ｌ うに評価した。

汚れた布を、撹拌式家庭用洗濯機 の作用を模した実験室規模の洗濯機［デルグー〇−トメ
ーター、Ｕ、Ｓ、テスチング社〈Ｔｃｒｇ−０−Ｔｏｉ
＋ｅｊｅｒ、　Ｕ、Ｓ、　Ｔｅｓｔｉｎｇ　Ｃｏｍａｎ
ｙｌ］によって洗濯した。適当な旦の洗剤配合物を硬度
をコントロールした１リツトルの水に加えた。チルグー
〇−トメ〜ターでは洗濯温度、撹拌速度、洗濯時間とす
すぎ時間が調節できる。洗濯、すすぎ（Ｉｌｌ械または
手〉そして屹燥後、洗浄力を布の反射率の変化から求め
た試験順番に対する配合の割当ては単純乱数表を用いて
無作為化した。

洗剤組成物の効果はガードナー色 差計を用いて反射率の読みから求め、全ての布について
洗濯前後に測定する。各相を個々にガードナー色差計に
置き白いセラミック板の標準でカバーする。バンプイー
ブラッククレー（Ｂａｎｄｙ　ｂｌａｃｋ　ｃｌａｙ）
で汚染した布についてはＲｄの読みのみを測定する。全
ての布に対し、Ｒｄの読みの外にａ値とｂ値がｗｆｌ察
できる。

評価した汚れのＭｉ類は次の通りで ある： バンプイーブラッククレー（ＢＢ Ｃ）：上記クレーを布にボールミルで処理する乾式汚染
方法によって作成した人為的な汚染布である。

ＴＦＩ：テストファプリック社（ Ｔｅｓｔ　Ｆａｂｒｉｃｓ　Ｉｎｃｏｒｐｏｒａｔｅｄ
ｌから購入した印刷した汚染布く鉱物油／カーボンブラ
ックをべ〜スにしたもの）である。

ＨＣＯ：ラード、マーガリンおよ びビーナツツ油とカーボンブラックの混合物に浸漬して
作成した汚染布である。

スパングラ−（ＳＰＮＧ）：汚染 浴［合成脂（ｓｙｎｔｈｅｔｉｃ　ｓｅｂｕｍ）　、空
調機ダスト］に浸漬して作成した汚染布であり、次いで
パッディングしそして屹燥したもの。

ＥＭＰＡ　ニオリーブｉｌ＋とカーボンブラック混合物
に浸漬して作成した汚染布６０Ｍ０：汚れたモーター浦
に浸漬 して作成した汚染布。

木綿、木綿／ダクロン、パーマネ ントプレス仕上げした木綿、木綿、パーネントプレス仕
上げしたダクロンを使用し、バンプイーブラッククレー
汚れ、”ｒｌ？　Ｉ　ｆＱれ、ＤＭＯ汚れ、ＨＣＯ汚れ
およびスパングラ−汚れをほどこした。木綿および木！
’ｉ＋　：バーネントプレス仕上げしたダクロンを使用
し、ＥＭＰＡ汚れおよび草汚れをほどこした。

［実施例コ 次の開開は本発明の洗剤組成物を 説明するものであって本発明を１１．ＩＪ限するもので
はない、全ての配合は硬度５１．４ｐｐｍ（３，６グレ
イン）または１７１．４ｐｐｍ（１２グレイン）の水を
用いて３７．７℃で評価した。

安定度の評価は洗剤組成物の入 った容器を保存し、洗剤組成物の夕）　１［１１を経時
的に評価することによって行った。指示試験期間中に相
分離した洗剤組成物、すなわち明瞭な層を形成した洗剤
組成物は不良であり不合格とした。不良品はＦ″と記す
、指示試験ＪＩＩＪ間中に層分離は起こさなかったが、
エマルジョンがやや不均一になったもの、たとえばクリ
ーミングした配汁物は記−３・“Ｓ”と記した。これら
の配合物１よ、どれでも充分に使用可能である。指示試
験期間中、たとえあつでも殆ど変化を示さなかった配合
は記号“Ｐと記した。

１ 大總廼−１ ＊デトラカリウムピロボスフェー１〜 ＊（＋２−１３アルキルモノグリセリド＊Ｃ１２ｔ−チ
オールエトキシレート、７モルエチレンオキシド＊イソ
トリデシルオキシプロビル−ビス（２−ヒドロキシエチ
ル）メチルアンモニラクロリド ＊ナトリウムラウリルサルコシネート ＊ナトリウムラウリルサルフェート ＊水 試験結果−反射率の差（洗濯前後の読み）ＴＦＩ−３ ＰＮＧ−３ ＢＢＣ−３’ １１ＣＯ−３’ ＤＭＯ−３’ ＴＦＩ−１２′Ｌ ＳＰＮＧ−１２ ＢＢＣ−１２２ ＨＣＣ）−１２２ ＤＭＯ−１２２− １：布は硬度４２．９ｐｐｍの水で洗濯した。

２：布は硬度Ｌ’／ＵｐＰｈ−／ガロンの水で洗濯した
。

０．０ ２．４ ８ ０ Ｏ８，Ｑ、Ｓ ２５．２０　２４．８０　２２．０ １Ｇ、５０　１５．４０　２４．８ ８６、（ｉｏ　　８７．８０　８？、９０７．４０　７
，００　７．２０ １３．６０　　＋０．４０　７．２０ １４．７０　１９．９０　２１．００ １０．７０　９．８０　１７．５０ ｇ４．７０　８５．００　８６．７０ ６．１０　５．２０　７．１０ １１．７０１０．３０ ８．２０ ２− 反射率のデータから明らかなよう に、１軟水」およびｒ硬水１双方の場合に、本発明を具
体化する洗剤組成物は、主導的な市販の液状洗剤に比較
したとき、オイルをベスにした汚れに対して、結局、同
等ないしそれ以上の洗浄性を与え、そして木°発明の洗
剤と市販の洗剤は硬水の場合効果が劣っている０本発明
の濃縮した洗剤は１／４カツプ用是当Ｊｉｌ　（ｄｏｓ
ａｇｃ　ｅｑｕｉｖａｌｅｎｔ）　、ｉｌｒ版の洗剤は
１７２カツプ川量当量を使用した。即ち、それぞれの洗
ｊ／Ｊ水での有効濃度は０．１１％および、１８％であ
った。

４東且−ユ 本発明の概念を具体化する配合を 、実施例２と記した表にしたがって作成した、実施例１
と２の反射率データーかられかるように、本発明の概念
を具体化する洗剤組成物は、殆どのオイルベースの汚れ
に対しては、実施例１の市販液状洗剤による対照実験と
同等ないしそれ以上の効果を与えることが期待でき、脂
（ＳＰＮＧ）汚れに対しては許容水増の効果を与えるこ
とが期待できる。

実ａ　ｌｌｌ−一旦 本発明の概念を具体化する配合を 、実施例３と記した表にしたがって作成した実施例３と
記した表に記載の反射率データによれば、本発明の洗剤
組成物は、脂汚れに対したとえばアルカリ性の高い配合
にすることによってその効果水増を高めることができる
ことが分るが、脂汚れ除去を高めるとオイルベース汚れ
除去が低下するとは考えられない。

４見亘−１ 本発明の概念を具体化する配合を 実施例４と記した表にしたがって作成した表のデーター
はとくに説明を要しない、実施ＰＡ４と記した表のデー
タによれば、優良ないし許容できるエマルジョンが本発
明によって与えられる。さらに同データーによればエマ
ルジョン安定度はアルキルグリコシド：非イオンの比率
で示され、好ましくは１：１である。

運４盈−」 本発明の概念を具体化する配合を 実施例５と記した表にしたがって作成した表のデーター
はとくに説明を要しない、実施例５と記した表の安定度
のデータによれば優良ないし許容できるエマルジョンが
本発明によって与えられる。°゛Ｓ”と記した安定度の
結果は、試験期間を通じて許容できる状態を維持したが
、同期間中やや分離またはクリーニングを起こしたこと
を示している。

運見且−」 本発明の概念を具体化する配合を 実施例６と記した表にしたがって作成した実施例６と記
した表によれば再沈澱防止剤（ａｎｔｉｒｅｄｃｐｏｓ
Ｎｉｏｎ　ａｇｅｎｔｓ）のような添加剤を加えると本
発明の洗剤の安定性が相殺されることがあり、そして一
部の添加剤にはイｆ害な作用があることがわかる。ポリ
エチレングリコールは、本発ｕＪ１の配合における好ま
しい再沈澱防止剤である。したがって、完全な配合洗剤
組成物を開発するには非特許的な性質の実験研究を行う
必要がある。

運隻旦−二 本発明の概念を具体化する配合を 実施例７と記した表にしたがって作成した。

実施例７と記した表の安定度のデーターは、本発明の配
合における非イオン界面活性剤を替えた時の影響を示し
ている。同データーによれば、広範囲のエトキシ化した
非イオン界面活性剤は、本発明による洗剤組成物を製逍
するのに使用でき、また完全な配合組成物の安定性を最
適化するには、非特許的な性質の実験研究が必要である
ことを示している。

上記データーは、本発明の配合に おける非イオン界面活性剤を替えることこによって生ず
る影響を示し、また完全な配合組成物を開発するには、
非発明的な性質の実験研究が必要であることを示してい
る。

［発明の効果］ 以上詳述したように本発明によれ ば、高濃度の非イオン界面活性剤とビルダを含みながら
、相分離をおこずこなく長期間安定して保存できる、ビ
ルダー配合液状洗剤組成物が得られる。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、５ないし２２重量パーセントの少なくとも一種類の
   エトキシ化非イオン界面活性剤、３ないし１１重量パー
   セントの少なくとも一種類のアルキルポリグリコシドお
   よび２０ないし５０重量パーセントの少なくとも一種類
   の洗剤ビルダー、ならびに軟水とからなる液状洗剤組成
   物。 ２、前記エトキシ化非イオン界面活性剤が５ないし１２
   重量パーセントの範囲内に存在し、前記アルキルポリグ
   リコシドが４ないし７重量パーセントの範囲内の量で存
   在し、そして前記ビルダーが３０ないし５０重量パーセ
   ントの範囲内の量で存在する請求項１記載の液状洗剤組
   成物。 ３、７重量パーセントの前記エトキシ化非イオン界面活
   性剤、７重量パーセントの前記アルキルポリグリコシド
   および約３５ないし４５重量パーセントの前記ビルダー
   を含む請求項２記載の液状洗剤組成物。 ４、最大１２重量パーセントの少なくとも一種類のカチ
   オン界面活性剤を含む請求項１記載の液状洗剤組成物。 ５、前記カチオン界面活性剤の 量が１ないし５重量パーセントの範囲内にある請求項４
   記載の液状洗剤組成物。 ６、前記カチオン界面活性剤の 量が２ないし４重量パーセントの範囲内にある請求項５
   記載の液状洗剤組成物。 ７、前記カチオン界面活性剤が イソトリデシルオキシプロピルビス（２−ヒドロキシエ
   チル）メチル塩化アンモニウムからなる請求項６記載の
   液状洗剤組成物。 ８、最大１２パーセントの少な くとも一種類のアニオン性界面活性剤を含む請求項１記
   載の液状洗剤組成物。 ９、前記アニオン界面活性剤の 量が１ないし７重量パーセントの範囲内にある請求項８
   記載の液状洗剤組成物。 １０、前記アニオン界面活性剤 の量が２ないし５重量パーセントの範囲内にある請求項
   ９記載の液状洗剤組成物。 １１、前記アニオン界面活性剤 がナトリウムラウリルサルコシネートからなる請求項１
   ０記載の液状洗剤組成物。 １２、最大１２重量パーセント の少なくとも一種類のアニオン界面活性剤を含む請求項
   ４記載の液状洗剤組成物。 １３、１ないし７重量パーセン トの少なくとも一種類のアニオン界面活性剤を含む請求
   項５記載の液状洗剤組成物。 １４、２ないし５重量パーセン トの少なくとも一種類のアニオン界面活性剤を含む請求
   項５記載の液状洗剤組成物。 １５、２ないし５重量パーセン トの少なくとも一種類のアニオン界面活性剤を含む請求
   項７記載の液状洗剤組成物。 １６、前記アニオン界面活性剤 がナトリウムラウリルサルコシネートからなる請求項１
   ５記載の液状洗剤組成物。 １７、０．５ないし３重量パー セントの、２０００ないし２００００の範囲の分子量を
   有するポリエチレングリコールを含む請求項１記載の液
   状洗剤組成物。 １８、０．５ないし３重量パー セントの、２０００ないし２００００の範囲の分子量を
   有するポリエチレングリコールを含む請求項１２記載の
   液状洗剤組成物。 １９、０．５ないし３重量パー セントの、２０００ないし２００００の範囲の分子量を
   有するポリエチレングリコールを含む請求項９記載の液
   状洗剤組成物。 ２０、１ないし３重量パーセン トの、２０００ないし２００００の範囲の分子量を有す
   るポリエチレングリコールを含み、かつ前記エトキシ化
   非イオン界面活性剤の量が５ないし１２重量パーセント
   の範囲内にあり、前記アルキルポリグリコシドの量が４
   ないし９重量パーセントの範囲内にあり、そして前記ビ
   ルダーの量が３０ないし５０重量パーセントの範囲内に
   ある請求項１６記載の液状洗剤組成物。