JPH0312862Y2 - - Google Patents

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JPH0312862Y2
JPH0312862Y2 JP1984186444U JP18644484U JPH0312862Y2 JP H0312862 Y2 JPH0312862 Y2 JP H0312862Y2 JP 1984186444 U JP1984186444 U JP 1984186444U JP 18644484 U JP18644484 U JP 18644484U JP H0312862 Y2 JPH0312862 Y2 JP H0312862Y2
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JP
Japan
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style toilet
water
japanese
dual
western
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JP1984186444U
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  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、既設の両用和風便器を取り外すこと
なく、洋風便器に改造できる改造洋風便器に関す
るものである。
「従来の技術」 第1図は、既設の両用和風便器1に取り付けら
れた従来の改造洋風便器2を示す側面図であり、
第2図は、その要部側断面図である。
改造洋風便器2は既設の両用和風便器1に載置
し、床面3に木ネジ4等にて固定される。5は改
造洋風便器2に洗浄水を供給するための洗浄管で
あり、既設の両用和風便器1にロータンク6より
洗浄水を供給する洗浄管7より分岐接続されてい
る。そしてロータンク6より排出された洗浄水の
約65%にて改造洋風便器5を洗浄し、残りの35%
にて両用和風便器1を洗浄する。改造洋風便器2
の洗浄水は、両用和風便器1の鉢8形状と略一致
し、該鉢8より若干小さい底開口部9より、両用
和風便器1の鉢面10に落下し、両用和風便器1
の洗浄水と合流する。
「考案が解決しようとする問題点」 第2図に示すように、改造洋風便器2は、両用
和風便器1の鉢8形状と略一致し該鉢8より若干
小さい底開口部9を有し、該底開口部9より直接
両用和風便器1の鉢面10に汚物、洗浄水が落下
する構造なので次のような欠点を有する。
落下した汚物、洗浄水が飛散し改造洋風便器2
の裏面に付着する場合があり、このような場合に
は、洗浄操作を繰り返し行なつても該部の洗浄は
不可能であり、臭気の発散等の原因となる。
改造洋風便器2に腰掛けた状態にて、座部から
両用和風便器1の鉢8上面までの距離が300mm程
度の高さになるので、汚物落下時に跳ね返り(俗
称オツリ)の恐れがある。
改造洋風便器2への洗浄水供給量は2リツトル
弱なので、該改造洋風便器2は洗浄不良により、
汚れが残る場合がある。
汚物は直接両用和風便器の鉢上面に落下する
が、該鉢上面には1〜2cm程度の水深の溜水しか
ないので、必然的に汚物は水面から露出してしま
い、臭気の発散がある。
「考案の目的」 本考案は、上記のごとき事情に鑑みて考案され
たものであつて、既設の両用和風便器を取り外す
ことなく洋風便器に改造できる改造洋風便器にお
いて、溜水部を設けると共に、該溜水部の二次側
においてトラツプを介して既設の両用和風便器の
大気開放した溜水部と略一致した位置の真上に開
口した排水口を設けることにより、該溜水部に一
旦汚物を貯溜した後に洗浄水を既設の両用和風便
器と改造洋風便器双方に供給して、排水口を介し
て汚物、洗浄水を飛散させることなく両用和風便
器の溜水部より系外へ排出せんとするものであ
る。
「考案の構成」 (問題点を解決するための手段) 溜水部を設けると共に該溜水部の二次側におい
てトラツプを介して既設の両用和風便器の大気開
放した溜水部と略一致した位置の真上に開口した
排水口を設け、既設の両用和風便器と改造洋風便
器双方に洗浄水を流す。
(作用) 溜水部を設けたので、落下した汚物は該溜水部
内に水没し、臭気の発散する恐れがない。改造洋
風便器に腰掛けた状態にて、座部から改造洋風便
器の溜水面までの距離が200mm程度の高さなので、
汚物落下時に跳ね返り(俗称オツリ)の恐れがな
い。また、改造洋風便器の排水口を大気解放にし
てあるため、トラツプ内における汚水、汚物の流
れが良い。
既設の両用和風便器の溜水部と略一致する位置
の真上に開口した排水口を設けたので、汚物、汚
水は飛散することなく両用和風便器の系外へ排出
される。また、両用和風便器にも洗浄水を流すた
め、両用和風便器内部の清潔さが保てる。
(実施例) 以下本考案を、その実施例を示す図面に基づい
て説明すると次の通りである。
第3図は、本考案に係る改造洋風便器を既存の
両用和風便器に取り付けた状態を示す要部側断面
図である。
本考案に係る改造洋風便器11は、既存の両用
和風便器12に載置した後、図示は省略するが従
来と同様に木ネジ等にて床面に固定される。13
は該改造洋風便器11の給水口であり、該給水口
13に、既存の両用和風便器12に給水するため
に接続されていた洗浄管14を接続する。給水口
13の直下には壁15にて給水導入分岐室16が
形成されており、壁15に形成された孔17を介
して改造洋風便器11、孔18に接続された分岐
導管にて既存の両用和風便器12に各々給水導入
分岐室16より洗浄水が供給される。本実施例に
おいては、分岐導管19を別体構造としたが改造
洋風便器11と一体構造であつても何等差し支え
ない。給水導入分岐室16より両便器への洗浄水
の供給割合は、改造洋風便器11に65%、既存の
両用和風便器12に35%である。孔17より改造
洋風便器11に供給された洗浄水はリム通水路2
0を介して鉢21内を洗浄する。鉢21底面には
溜水部22が形成されており、該溜水部22の二
次側にはトラツプ23を介して既設の両用和風便
器12の溜水部24と略一致した位置の真上に排
水口25が下方に向けて開口している。
「考案の効果」 以上の説明で明らかなように、本考案に係る改
造洋風便器の場合、溜水部を設けると共に、該溜
水部の二次側においてトラツプを介して既設の両
用和風便器の大気開放した溜水部と略一致した位
置の真上に開口した排水口を設け、既設の両用和
風便器と改造洋風便器双方に洗浄水を流したので
以下の効果を有する。
溜水部を設けたので、落下した汚物は該溜水部
内に水没し、臭気の発散する恐れがない。改造洋
風便器に腰掛けた状態にて、座部から改造洋風便
器の溜水面までの距離が200mm程度の高さなので、
汚物落下時に跳ね返り(俗称オツリ)の怒れがな
い。改造洋風便器の排水口の下部を大気解放にし
てあるため、トラツプ内における汚水、汚物の流
れが良い。
既設の両用和風便器の溜水部と略一致する位置
の真上に開口した排水口を設けたので、汚物、汚
水は飛散することなく両用和風便器の系外へ排出
される。両用和風便器にも洗浄水を流すため、両
用和風便器内部の清潔さが保てる。
等の優れた効果を奏するものであり、改造洋風便
器でありながら、洋風便器と何等変らない快適な
使用感が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は既設の両用和風便器に取り付けられた
従来の改造洋風便器を示す側面図、第2図はその
要部側断面図、第3図は本考案に係る改造洋風便
器を既存の両用和風便器に取り付けた状態を示す
要部側断面図である。 11……改造洋風便器、12……両用和風便
器、22……溜水部、23……トラツプ、25…
…排水口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 既設の両用和風便器を取り外すことなく洋風便
    器に改造できる改造洋風便器において、溜水部を
    設けると共に、該溜水部の二次側においてトラツ
    プを介して既設の両用和風便器の大気解放した溜
    水部と略一致した位置の真上に開口した排水口を
    設け、既設の両用和風便器と改造洋風便器双方に
    洗浄水を流すことを特徴とする改造洋風便器。
JP1984186444U 1984-12-07 1984-12-07 Expired JPH0312862Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984186444U JPH0312862Y2 (ja) 1984-12-07 1984-12-07

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JP1984186444U JPH0312862Y2 (ja) 1984-12-07 1984-12-07

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Publication Number Publication Date
JPS61102681U JPS61102681U (ja) 1986-06-30
JPH0312862Y2 true JPH0312862Y2 (ja) 1991-03-26

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ID=30743909

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6014173B2 (ja) * 1981-09-14 1985-04-11 敬信 相馬 燃料節約型内燃機関

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6014173U (ja) * 1983-06-24 1985-01-30 東陶機器株式会社 水洗便所装置

Patent Citations (1)

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JPS6014173B2 (ja) * 1981-09-14 1985-04-11 敬信 相馬 燃料節約型内燃機関

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JPS61102681U (ja) 1986-06-30

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