JPH03128625A - 連動制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は２つの電気器具を所定の作動順序に制御する
連動制御装置に関する。

（従来の技術） 例えば電動カッターのような電動工具は、切削屑や粉塵
等を吸い込む集塵装置と同時に使用することが作業環境
上および作業能率上好ましい、従来このような２種の電
気器具を用いるときはそれぞれ独立して電気接続しそれ
ぞれのスイッチを用いて作動またはその停止をしている
のが通常であった。しかしながら、工具の停止とともに
集塵器をいちいち停止させることは煩雑で、特に集塵器
のスイッチ部が作業位置と離れているような場合には作
業の能率を著しく低下させる。

そこで、電動工具と集塵器を連動して工具の停止によっ
て集塵器を同時に停止させることが提案されるが、しか
しながら、このような同時連動は必ずしも好ましいもの
ではない。

すなわち、電動工具と集塵器の関係においては。

集塵器が作動を開始してもその集塵機能が発揮されるま
でにはある程度の時間がかかること、および電動工具が
停止しても集塵のためにある程度の時間集塵器を作動さ
せておくことが必要であること等の点を考慮しなければ
ならない。

（発明が解決しようとする課題） そこで、この発明は、２つの電気器具を所定の作動順序
に制御する連動制御装置を提案するものである、この発
明は、さらに、第１の器具のスイッチの操作によって所
定の作動順序をもって当該第１器具および他の第２器具
を連動させ、もって作業の効率および該器具の機能をよ
り完全に果すことを目的として提案されたものである。

（課題を解決するための手段） すなわち、この発明は、電源接続部と第１器具および第
２器具との接続部を有し、前記第１器具のスイッチオン
の信号により第２器具の作動接点が先にオンしその後所
定時間遅延して前記第１器具の作動接点がオンするとと
もに、前記第１器具のスイッチオフの信号により第２器
具の作動接点が所定時間遅延してオフする電気回路を有
することを特徴とする連動制御装置に係る。

（実施例） 以下添付の図面に従って、この発明の詳細な説明すると
、第１図はこの発明の１実施例を示す連動制御装置の正
面図、第２図は同じくその背面図、第３図は連動制御装
置の接続例を示す斜視図、第４図はその連動制御の作動
例を示す波形図、第５図はその概略電気回路図、第６図
は同じく詳細な電気回路図である。

第１図および第２図にこの発明の連動制御装置ｌＯの全
体が示される０図の符号１１は箱体、１２はハンドル、
１３は第１器具（またはメイン器具）の電気接続部、１
４は第２器具（またはサブ器具）の電気接続部、１５は
電源ランプ、１６は漏電遮断器、１７は電源接続部、１
８は第１器具作動遅延タイマーの調整部、１９は第２器
具作動停止遅延タイマーの調整部である。

第３図はこの連動制御装置１０に第１器具として電動カ
ッタ２０、第２器具として集塵器３０をそれぞれ接続し
たものである。符号２１．３１は接続コード、３５は集
塵器のダクトである。以下の説明ではこれらの器具を例
として説明することとする。

第４図はこの装置１０の連動制御の作動例を示す波型図
である。上側が第１器具としてのカッタ２０、下側が第
２器具としての集塵器の作動を示すものである。

この図から明らかなように、まず、カッタ２０（第１器
具）のスイッチオンの信号により集塵器３０（第２器具
）の作動接点がオンして集塵器３０が先に作動を開始す
る。そして、集塵器３０の作動後所定時間（ＴＩ）遅延
して前記カッタ２０の作動接点がオンする。つまり第１
器具の作動遅延が行なわれるのである。一方、カッタ２
０のスイッチオフの場合には、該スイッチオフの信号に
より当該第１器具の作動接点がオフしカッタ２０の作動
が停止される。しかしながら、集塵器３０は直ちに停止
することなくカッタ２０の作動停止後所定時間（Ｔ２）
遅延してその作動接点がオフされる。第２器具の作動停
止が遅延されるわけである。

このような第１器具の作動遅延と第２器具の作動停＋ｈ
の遅延は、第５図および第６図に図示した電気回路によ
って実現することができる。

第５図はコントロール基板５０の内容を省略した概略の
斜視図であるが、ここで符号５１　、５２として示され
るＰＲＩ、ＰＨ１がそれぞれ第１器具（カッタ）、第２
器具（集塵器）の作動接点である。同図の符号は先に述
べた装置各部の構成と対応するものである。なお、符号
１６Ａは漏電遮断装置１６の引きはずし装置を表わし、
５２は電流センサである。

第６図はさらにコントロール基板５０の内容を詳細に示
した回路図である。

まず、器具の使用開始時から説明すると、第１器具２０
からのスイッチオン信号は、同図のコンセント１３から
電気負荷として電流センサー５３を介して増幅回路５４
を経て検出回路５５で約７ミリアンペアの電流を検出す
る。そして第２器具のための第２接点用ＩＣ回路５６に
よって第２接点ＰＲ２をオンさせ、コンセント１４を介
して接続された第２器具３０を作動させる。と同時に、
この電気信号は第１器具の接点用ＩＣ回路５８から作動
遅延回路５９に入り、該回路により所定時間（Ｔ１）遅
延して第１接点ＰＲＩをオンさせ、第２器具３０よりに
遅れて第１器具２０を作動させる。

なお、第１器具の作動遅延回路５９における符号１８は
可変抵抗であって、第２図に図示したように本機１０の
外部から調整が可能である。実施例ではこの作動遅延時
間（ＴＩ）は最大１５秒まで時間調整できるようになっ
ている。

次に使用停止時について説明すると、第１器具２０のス
イッチをオフすることによって該第１器具２０はその作
動を停止する。なお、実施例ではこの時点では第１器具
２０の作動接点はオフされていない、そして、第１器具
２０からのスイッチオフ信号は、上と同様にコンセン）
１３から第２器具の第２接点用ＩＣ回路５６に入り、こ
こで■Ｃ１−１を経て第２装置の作動停止遅延回路５７
へ入りる。第２接点用回路５６の作動停止遅延回路５７
へ入った信号は所定時間（Ｔ２）遅延して第２接点ＰＲ
２をオフさせ、第２器具３０の作動を第１器具２０より
・遅れて停止させる。

実施例では、第２器具の接点ＰＲ２をオフさせた信号は
、次いで第１器具の接点用ＩＣ回路５８へ入り、第１器
具の接点ＰＲＩをオフさせる。なお、前述した通り第１
器具２０の作動はそのスイッチオフによって既に停止さ
れている。

第２装置の作動停止遅延回路５７における符号１９は可
変抵抗であって、前記したと同様に、外部から調整が可
能である。実施例ではこの作動停止遅延時間（Ｔ２）は
最大６０秒まで時間調整できるようになっている。

なお、第６図で符号６０で示すのは電源回路である。

（作用・効果） 以上詳細に説明したように、この発明装置によれば、２
つの電気器具を所定の作動順序に連動制御するものであ
って、特に使用開始時には第１器具より先に第２器具が
作動し、かつ使用停止時には第２器具が第１器具より遅
れて作動停止するようにしたものである。

従って、このような作動の連動は、上の実施例で述べた
ような、例えば電動工具と集塵器の関係において極めて
便利でありかつまた有利に実施できるものである。つま
り、作業開始時に電動工具のスイッチを入れると、該工
具の作動に先立って集塵機が作動し、それが集塵機能を
発揮できるようになった数秒後に電動工具が作動する。

一方作業停止時には、電動工具が停止した後、数十秒間
集塵機が作動していて工具周辺および集ａｔ機のダクト
内に残留することのある粉塵を集塵機内に完全に吸引処
理する。

このように、この発明によれば、複数の電気器具を能率
良く使用でき、作業の効率および該器具の機能をより完
全に果すことができる。

【図面の簡単な説明】 第１図はこの発明の１実施例を示す連動制御装置の正面
図、第２図は同じくその背面図、第３図は連動制御装置
の接続例を示す斜視図、第４図はその連動制御の作動例
を示す波形図、ｗＩＪｓ図はその概略電気回路図、第６
図は同じく詳細な電気回路図である。 ｌＯ・・・連動制御装置、１３・・・第１器具接続部。 １４・・・第２器具接続部、１７・・・電源接続部、２
０・・・第１器具（電動力フタ）、３０・・・第２器具
（集塵４ｊｌ）、５０・・・コントロール基板、５１・
・・第１器具の作動接点、５２・・・第２器具の作動接
点、５３・・・電流センサー、５５・・・電流検出回路
、５６・・・第２接点用ＩＣ回路、５７・・・第２器具
の作動停止遅延回路、５８・・・第１接点用ＩＣ回路。 ５９・・・第１器具の作動遅延回路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 電源接続部と第１器具および第２器具との接続部を有し
   、前記第１器具のスイッチオンの信号により第２器具の
   作動接点が先にオンしその後所定時間遅延して前記第１
   器具の作動接点がオンするとともに、前記第１器具のス
   イッチオフの信号により第２器具の作動接点が所定時間
   遅延してオフする電気回路を有することを特徴とする連
   動制御装置。