JPH03126377A - 階調補正装置 - Google Patents

階調補正装置

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JPH03126377A
JPH03126377A JP1265393A JP26539389A JPH03126377A JP H03126377 A JPH03126377 A JP H03126377A JP 1265393 A JP1265393 A JP 1265393A JP 26539389 A JP26539389 A JP 26539389A JP H03126377 A JPH03126377 A JP H03126377A
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histogram
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敦久 影山
Kiyou Yasue
安江 峡
Noritsugu Takayama
高山 宣次
Kenichi Tsunashima
綱島 憲一
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、テレビジラン受像機、ビデオテープレコーダ
等の映像信号の階調を補正する場合に用いることができ
る階調補正装置に関するものである。
従来の技術 近年、カラーテレビジ四ン受像機の大型化にともない、
画像をより鮮明に、見せるために映像信号を非線形な増
幅器に通すことによって、映像信号の階調を補正し、C
R’I’上の画像のダイナミックレンジを拡大するため
に、階調補正装置が重要視されてきている。
以下、図面を参照しながら、上述したような従来の階調
補正装置について説明する。第5図は従来の階調補正装
置のブロック図を示す。第5図においては、1は入力輝
度信号のうちの点部分の信号を検出し、黒検出信号を出
力する黒検出回路である。2は前記黒検出信号をゲイン
コントロール電圧により利得制御し、増幅黒検出信号を
出力す−るゲインコントロール回路である。3は前記入
力輝度信号と前記増幅黒検出信号を加算し、1出力輝度
信号を出力する加算回路である。4は前記出力輝度信号
の黒ピークレベルをホールドし、その電圧を黒ピークホ
ールド電圧として比較回路5に出力する黒ピーク出力回
路であり、比較回路5はこの黒ピークホールド電圧と電
圧諒6の基準電圧を比較する。
このように構成された階調補正装置について、以下その
動作について説明する。第6図は従来例の階調補正装置
の各部の信号を示す。
まず、入力輝度信号aは黒検出回路1に入力され、輝度
信号の一定値以下の部分の黒信号が抜き出され、黒検出
信号すとして出力される。次に、黒検出信号すはゲイン
コントロール回路2に入力され、ゲインコントロール電
圧fに応じて、利B’)が制御され、増幅黒検出信号C
として出力さ口る。
この信号Cは次に加算回路3に入力されて、入力輝度信
号aと加算され、出側のダイナミックレンジが拡大され
た出力輝度信号dが出力される。この信号dは同時に黒
ピークホールド回路4に入力される。この黒ピークホー
ルド回路4では、一番黒い輝度信号レベルを検出し、そ
の電圧を黒ピークホールド電圧eとして出力する。比較
回路5はこの黒ピークホールド電圧eと電圧源6から発
生される基準m圧gを比較し、その差をゲインコントロ
ール電圧fとしてゲインコントロール回路2にフィード
バックする。このフィードバック系は黒ピークホールド
電圧eが基準電圧gと等しくなると安定する。このよう
に、黒検出された成分がある場合、この黒ピークホール
ド電圧eが常に基準電圧gに等しく制御されることで、
出側のダイナミックレンジが拡大され、階調補正がなさ
れる。
第7図は他の従来の階調補正装置のブロック図を示す。
第7図において、7は入力輝度信号をデジタル値に変換
す、るAD変換器である。8は入力輝度(ご号の輝度分
布を取るヒストグラムメモリであり、−前約にはメモリ
のアドレスに輝度をとり、そのデータに度数が入るよう
にする。9はヒストグラムメモリ8のデータの累積値を
計算するヒストグラム累積加算器である。10はヒスト
グラム累積加算器9の累積結果を記憶する累積ヒストグ
ラムメモリであり、一般にメモリのアドレスに輝度をと
り、そのデータに度数が入るようにする。11は累積ヒ
ストグラムデータをもとに、その最大累積度数が出力輝
度信号の最大値になるように各データを正規化するルッ
クアップテーブル演算回路である。12はルックアップ
テーブル演算回路11により正規化されたデータを記憶
するルックアップテーブルメモリであり、一般にメモリ
のアドレスに入力輝度レベルをとり、そのデータに出力
輝度レベルが入るようにする。13はルックアップテー
ブル演算回路11で変換された出力データをアナログ値
に変換するDA変換器である。14はこれらの回路7〜
13のタイミングを制御するタイミング制御回路である
このように構成された階調補正装置について、以下その
動作について説明する。第8図はこの従来例の階調補正
装置における輝度変換の様子をグラフで示したものであ
る。
まず、入力輝度信号aはAD変換器7に入力されてディ
ジタル値に変換さし、変換入力輝度信号hとして出力さ
れる。この変換入力輝度信号りはヒストグラムメモリ8
のアドレスとして与えられ、入力データひとつについて
、そのアドレスのデータに1が加えられる。このメモリ
の内容は一定期間ごとにクリアーされ、各データをOに
する。この期間は一般に1垂直走査期間またはその整数
倍に選ばれる。この様子を第8図(a)に示す。
次に、ヒストグラム累積加算器9がヒストグラムメモリ
8のヒストグラムメモリデータiを順番に読み出し、そ
れを累積加算して、その結果の累積ヒストグラムデータ
jを累積ヒストグラムメモリ10にストアする。この様
子を第8図(b)に示す。
次に、ルックアップテーブル演算回路■は、累積ヒスト
グラムメモ1月0にストアされた累積ヒストグラムメモ
リデータにの最大累積値が出力輝度レベルの最大値にな
るような正規化係数を計算し、この係数を累積ヒストグ
ラムメモリ10の各データに乗算し、その結果のルック
アップテーブルデータlをルックアップテーブルメモリ
12にストアする。この様子を第8図(C)に示す。
ルックアップテーブルメモリ12は変換入力輝度信号り
のデータをアドレスにして読み出すことにより、そのア
ドレスのデータが以上のような計算で得られた変換出力
輝度信号mになり、この変換出力輝度信号mをL)A変
換器13によりアナログ信号に変換することで、出力輝
度信号dが得られる。
この様子を第8図(d)に示す。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記のような構成において、まず第5図
の例では、黒信号のみを階調補正の対象としていたため
、明るい部分や、中間輝度レベルの信号については階調
補正ができず、充分なダイナミックレンジの改善ができ
ないという問題を有していた。
また、第7図の例は、一般にヒストグラム平坦化処理と
呼ばれているものであり、ダイナミックレンジでいえば
100%に拡大されるが、通常のテレビジランの動画像
においてこの処理を行うと、現実の画像とかけ離れ、か
えって見にくい画像となってしまうという問題を有して
いた。
本発明は、上記問題を解決するもので、出側については
もちろん、明るい部分や中間輝度レベルの信号について
も充分に階調補正を行うことのできるとともに、ダイナ
ミックレンジの広がり過ぎを防ぎ、より忠実で高コント
ラストの階調補正を行うことのできる階調補正装置を提
供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の階調補正装置は、ヒ
ストグラムメモリ、ヒストグラム演算回路、ヒストグラ
ムリミッタ・加算・減算・クリップ回路、累積コントロ
ールレジスタ回路、正規化コントロールレジスタ回路、
ヒストグラム累積加算回路、累積ヒストグラムメモリ、
ルックアップテーブル演算回路、ルックアップテーブル
メモリlおよびタイミング制御回レベル構成され、ヒス
トグラム演算回路は、ヒストグラムメモリのデータから
入力輝度信号の平均値、モード値、最大値、最小値、偏
差(分散)係数、黒面積、白面積を検出し、これらから
リミッタ、クリラス加算、減算、累積スタート、累積ス
トップ、最大輝度レベルの各コントロールデータを計算
し、ヒストグラムリミッタ・加算・減算・クリップ回路
は、前記コントロールデータにより、ヒストグラムメモ
リのデータに対して、一定値以上あるいは一定値以下を
ある一定値に置きかえ(リミッタ、クリップ)たり、一
定値を加算または減算したりして、補正ヒストグラムデ
ータを作成し、累積コントロールレジスタ回路は、ヒス
トグラム累積加算回路における累積を始めるスタート輝
度レベルおよび累積を止めるストップ輝度レベルを設定
して、前記補正ヒストグラムデータの累積を取る範囲を
コントロールし、さらに正規化コントロールレジスタ回
路は、累積ヒストグラムメモリのデータを正規化するた
めの累積ヒストグラムメモリの最大値データをコントロ
ールし、階調補正を行うに構成したものである。
作用 上記構成により、ヒストグラムメモリにより入力映像信
号の輝度分布を検出し、従来例で説明した一般によく行
われているヒストグラム平坦化処理を行うに際し、この
ヒストグラム平坦化処理の高ダイナミツクレンジ化の特
徴はそのままに、この効かせ方を映像によって最適化す
るために、ヒストグラムメモリの輝度分布データからヒ
ストグラム演算回路によって、入力輝度信号の平均値、
モード値、最大値、最小値、偏差係数、黒面積、白面5
°シを検出し、これらのデータからヒストグラムリミッ
タ・加算・減算・クリップ回路によりヒストグラムメモ
リのデータに対して、一定値以上あるいは一定値以下を
ある一定値に置き換え(リミッタ、クリップ)たり、一
定値を加算または減算して、効果を最適化するための補
正ヒストグラムデータを作成するとともに、ヒストグラ
ム累積加算回路で補正ヒストグラムデータの累積ヒスト
グラムを取る際に、累積コントロールレジスタ回路番こ
より累積を始めるスタート輝度レベル、累積を止めるス
トップ輝度レベルを映像信号に応じて変化させて、累積
を取る範囲をコントロールし、また、累積ヒストグラム
メモリから出力される累積ヒストグラムメモリデータを
ルックアップテーブル演算回路で正規化する際に、正規
化コントロールレジスタ回路により累積ヒストグラムメ
モリ10から出力される出力輝度信号の最大レベルをコ
ントロールすることで、従来のABLやACLといわれ
ているブライトネスやコントラストの自動制御も同時に
行うことができる。このようにして、ヒストグラムに対
して一定値を加算したり、減算したり、一定値以上ある
いは一定値以下を一定値に置き換えたりすることで、ヒ
ストグラム平坦化処理の効果を最適化し、また、累積ヒ
ストグラムを取る際にその範囲をコントロールしたり、
正規化をおこなう際にその最大値をコントロールするこ
とで階調補正が行われる。
実施例 以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら説
明する。
第1図は本発明の一実施例の階調補正装置のブロック図
を示す。第1図において、7はAD変換器、8はヒスト
グラムメモリ、9はヒストグラム累積加算器、10は累
積ヒストグラムメモリ、11はルックアップテーブル演
算回路、12はルックアップテーブルメモリ、13はD
A変換器、14はタイミング制御回路であり、これらは
従来例と同じである。
15はヒストグラム演算回路であり、ヒストグラムメモ
リ8のデータから入力輝度信号の平均値を計算する平均
輝度レベル演算回路、モード値を検出するモード輝度レ
ベル検出回路、最大値および最小値を検出する最大値検
出回路および最小値検出回路や、ヒストグラムメモリ8
のデータから偏差(分散)係数を計算する演算回路、白
面積および黒面積を計算する演算回路などを有し、これ
らから得られた結果により、後述するヒストグラムリミ
ッタ・加算・減算・クリップ回路16、累積コントロー
ルレジスタ回路17、正規化コントロールレジスタ回路
18の各コントロールデータを決定し、各回路、16〜
1Bに出力する。また、ヒストグラムデータに対し、変
換入力輝度信号データの局所領域の平均を取ったり、メ
ジアンを取って、その中央の値と置き換えるスムージン
グ演算(平均値フィルタやメジアンフィルタによる平滑
化)を行い、特異輝度信号の除去や、ノイズに対する変
換誤差を減少させる。
ここで、ヒストグラムメモリ8のデータから輝度信号の
平均値を計算するには、(1)式に従って行う。
平均値=入力輝度レベル×ヒストグラム値÷総画素数 
      ・・・・・・・・直υまた、モード値はヒ
ストグラム値の最大値をもつ入力輝度信号レベルである
。最大値はヒストグラム分布の上限の入力輝度レベルで
あり、最小値はヒストグラム分布の下限の入力輝度レベ
ルである。
また、黒面積はヒストグラム分布の入力輝度レベルがた
とえば0〜40%の範囲の画素数を言い、白面積はヒス
トグラム分布の入力輝度レベルがたとえば60%以上の
範囲の画素数を言う。偏差係数は、標準偏差を計算して
もよいし、簡単に、(2)式のようにしても求められる
偏差係数=(最大値−最小値)X定数 ÷ヒストグラムの最大値・・・・・・・・・(2)次に
、入力輝度信号の平均値、モード値、最大値、最小値、
偏差係数、白面積、黒面積より、リミッタ、クリップ、
加算、減算、累積スタート、累積ストップ、最大輝度レ
ベルの各コントロールデータを計算する。
ヒストグラムリミッタ・加算・減算・クリップ回路16
はヒストグラムメモリ8とヒストグラム累積加算回路9
の間に設けられ、ヒストグラムメモリ8のデータに対し
て、あるレベル以上の度数を一定値に固定するリミッタ
回路、あるレベル以下の度数を零に固定するクリップ回
路、ヒストグラムの累積加算を行う際に、ヒストグラム
データに対し一定レベルの定数または非一定レベルの定
数を加算および減算する加算器および減算器、ヒスろ トゲラム分布の輝度の暗い方およびへい方から一定の画
素数を引き算するための減算器を有し、ヒストグラム演
算回路15から与えられるリミット値、クリップ値、加
算値、減算値のコントロールデータにより、前記回路の
各レベルまたは画素数のうちの一部または全部を可変し
、ヒストグラム累積加算回路9に入力するヒストグラム
メモリデータを補正する。
なお、ここで加算値は、一定値でもよいし、非一定値で
もよい。また、減算値としては、全ヒストグラムデータ
から一定値または、非一定値を引くこと、ヒストグラム
分布の下限より減算値の数だけ画素数を引くこと、ヒス
トグラム分布の上限より減算値の数だけ画素数を引くこ
との3種類の減算値またはそのうちのいくつかをもつ。
累積コントロールレジスタ回路17は累積ヒストグラム
で累積加算を行う際に、その累積加算を始める輝度レベ
ルと累積加算を止める輝度レベルを設定するためのレジ
スタを有し、ヒストグラム演算回路15から与えられる
累積スタート、累積ストップにより前記レジスタの各レ
ベルを可変し、その値に応じて、累積計算を行うヒスト
グラム累積加算回路9をコントロールする。
正規化コントロールレジスタ回路18は、累積ヒストグ
ラムメモリ10のデータを正規化しルックアップテーブ
ルを作成する際に、その正規化後の出力輝度信号の最大
輝度レベルをヒストグラム演算回路15より与えられ、
その値に応じて、ルックアップテーブル演算回路11に
おける正規化係数をコントロールする。
このように構成された階調補正装置について、以下その
動作について説明、する。第2図に各部の動作を示す。
まず、入力輝度信号aをAD変換器7に入力し、ディジ
タル値に変換し、変換後の信号を変換入力輝度信号りと
して出力する。ヒストグラムメモリ8はこの変換入力輝
度信号りをメモリアドレスとして、そのアドレスのデー
タに1を加える。この動作を1垂直期間行うことによっ
て入力輝度信号のヒストグラム分布を取ることができる
。これを、第2図(a)に示す。
次に、このヒストグラム分布の入ったヒス“トゲラムメ
モリ8のデータpをヒストグラム演算回路15が読み出
し前述したような方法でスムージング演算を行い、特異
信号を除去してヒストグラムメモリ8に再記録し、かつ
入力輝度信号の平均値、モード値、最大値、最小値、偏
差係数、白面積、黒面積を計算する。そして、この計算
した各位からり定ツタレベル、クリップレベル、加算値
、減算値、累積計算のスタート輝度レベルおよびストッ
プ輝度レベル、正規化後の最大輝度レベルを求め、これ
らのコントロールデータ0をリミッタ・加算・減算・ク
リップ回路16、累積コントロールレジスタ回路17、
正規化コントロールレジスタ18に転送する。
次に、リミッタ・加算・減算・クリップ回路16はヒス
トグラムメモリ8からスムージング演算されたデータi
を読み出し、各データに対し、先はど転送されたリミッ
タレベル、クリップレベル、加算値、減算値の各データ
を演算し、その結果得られた補正ヒストグラムデータn
をヒストグラム累積加算回路9に出力する(第2図(b
))。ここで、たとえば加算値として第3図(C)のよ
うな加算値であったとすると、累積加算結果は、第3図
(d)のように、従来のr補正特性となる。また、一定
値加算の場合、その加算データが大きいほど、累積デ−
タはリニアに近くなり、小さいほど、よりヒストグラム
平坦化処理に近くなる。
そして、ヒストグラム累積加算回路9は累積コントロー
ルレジスタ回路17より与えられる累積スタート輝度レ
ベルと累積ストップ輝度レベルの信号ψにより、累積ス
タート輝度レベルから累積ストップ輝度レベルの範囲に
おいて、補正ヒストグラムデータnの累積ヒストグラム
データjを計算し、この結果を累積ヒストグラムメモリ
10にストアする。
次に、ルックアップテーブル演算回路11は以上のよう
にして得られた累積ヒストグラムデータkを累積ヒスト
グラムメモリ10より読みだし、最大累積データが正規
化コントロールレジスタ回路18より与えられるルック
アップテーブルの最大出力輝度レベル信けrになるよう
に正規化係数を決定し、この正規化係数を全累積ヒスト
グラムデータに対して演算するとともに、結果をルック
アップテーブルメモリ12にストアする。このとき、ア
ドレスは入力輝度レベルとし、そのデータに、演算結果
であるルックアップテーブルデータlをストアする。つ
まり、平均輝度レベルが大きいときは、最大出力輝度レ
ベルを下げ、逆に平均輝度レベルが小さいときは、最大
出力輝度レベルを上げるようにコントロールすることで
、従来の自動コントラストコントロール(ACL)や、
自動ブライトネスコントロール(ABL)のような動作
をさせることができる。第2図(e)にこの動作を示す
次に、ルックアップテーブルデータlがセットされたル
ックアップテーブルメモリ12は従来例と同様に、変換
入力輝度信号りのデータを、このメモリのアドレスとし
て、そのアドレスのデータを読みだし、このデータを第
2図(f)に示すように変換出力q【度信号mとして、
l)A変換器13に出力する。そして、IJA変換器1
3は変換出力輝度信+」1nをアナログ社の出力輝度信
号dに変換し出力する。
タイミング制御回路14は以上述べたようなタイミング
で各部の動作が行われるように各回路の動作を制御する
以上のように本実施例によれば、ヒストグラム平坦化処
理をテレビジ璽ン等の映像器の階調補正に応用し、その
補正量をヒストグラムデータより求めた平均値、モード
値、入力輝度信号の最大値、最小値、黒面積、白面積、
偏差係数等によりコントロールすることで、従来のよう
な出側だけの補正ではなく、明るい部分や中間輝度レベ
ルの信号についても充分に階調補正を行うことができる
とともに、ダイナミックレンジの広がり過ぎを防ぎ、よ
り忠実で高コントラストの階調補正を行うことができる
第2図は加算値を一定値としたときの動作を説明する図
であるが、第3図は加算値を非一定値としたときの動作
を説明した図である。
第4図は本発明の他の実施例の階調補正装置のブロック
図を示す。第4図において、7はAD変換器、8はヒス
トグラムメモリ、12はルックアップテーブルメモリ、
13はIJA変換器、14はタイミング制御回路であり
、これらは従来例と同様である。
19はマイクロコンピュータで構成さnた演算装置であ
り、ヒストグラムメモリがマイクロコンピュータのメモ
リの一部となっており、マイクロコンピュータはヒスト
グラムデータを呼び出し、前の実施例で述べたような各
種の演算装置を統合した動作を行う。つまり、まず、ヒ
ストグラムデータpに対し平均値フィルタ、メジアンフ
ィルタ等の平滑化を行い、この演算結果のヒストグラム
データiに対し入力輝度信号の平均値、モード値、最大
値、最小値、偏差係数、白面積、黒面積等を検出し、こ
れらのデータから、リミッタ値、加算値、減算値、累積
スタート輝度レベル、累積ストップ輝度レベル、出力最
大輝度レベルを決め、ヒストグラムデータiの累積演算
を行い、これから、ルックアップテーブルデータlを求
め、結果をルックアップテーブルメモリ12にストアす
る。
このように構成された階調補正装置について、以下その
動作について説明する。入力輝度信号aはAD変換され
、ヒストグラムメモリ8にそのヒストグラム分布がメモ
リされる。ここまでは、従来例と同様である。このデー
タiを演算装置19が呼び出し、前に述べたような演算
をおこない、ルックアップテーブルデータkを求め、ル
ックアップテーブルメモリ12にストアする。以降の動
作は、従来例と同様である。なお、全体の動作のタイミ
ングは、タイミング制御回路14で行われる。
以上のように、本実施例によれば、演算装置(マイクロ
コンピュータ)により、各部の演算をまとめて行うこと
で、より少ない回路構成で、前の実例整と同様な階調補
正を行うことができる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、階調補正装置にヒストグ
ラムメモリ、ヒストグラム演算回路、ヒストグラムリミ
ッタ・加算・減算・クリップ回路、″A、積コシコント
ロールレジスタ回路規化コントロールレジスタ回路、ヒ
ストグラム累積加算回路、累積ヒストグラムメモリ、ル
ックアップテーブル演算(ロ)路、ルックアップテーブ
ルメモリ、そしてタイミング制御回路を設けることによ
り、映像信号の階調の出側についてはもちろん、明るい
部分や中間純度レベルの信号についても充分に階調補正
を行うことのできるとともに、ダイナミックレンジの広
がり過ぎを防ぎ、より忠実で高コントラストの階調補正
を行うことのできる階調補正装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の階調補正装置のブロック図
、第2図は第1図の各部の動作説明のための特性図、第
3図は第1図の加算値を非一定値とした場合の各部の動
作説明のための特性図、第4図は本発明の他の実施例の
階調補正装置のブロック図、第5図は従来の階調補正装
置のブロック図、第6図は第5図の各部の波形図、第7
図は他の従来の階調補正装置のブロック図、第8図は第
7図の各部の動作説明のための特性図である。 8・・・ヒストグラムメモリ、9・・・ヒストグラム累
積加算回路、10・・・累積ヒストグラムメモリ、11
・・・ルックアップテーブル演算回路、12・・・ルッ
クアップテーブルメモリ、14・・・タイミング制御N
路、15・・・ヒストグラム演算回路、16・・・リミ
ッタ・加算・減算・クリップ回路、17・・・累積コン
トロールレジスタ回路、18・・・正規化コントロール
レジスタ回路、19・・・演算装置、i・・・ヒストグ
ラムメモリデータ、k・・累積ヒストグラムメモリデー
タ、1・・・ルックアップテーブルデータ、n・・・補
正ヒストグラムデータ、0・・・コントロールデータ、
r・・・最大出力輝度データ。 第21

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、テレビジョン受像機、ビデオテープレコーダ、ビデ
    オカメラ、ビデオディスク等の映像輝度信号のヒストグ
    ラムを記憶するヒストグラムメモリと、このヒストグラ
    ムメモリのデータを累積加算するヒストグラム累積加算
    器と、累積加算結果を記憶する累積ヒストグラムメモリ
    と、この累積ヒストグラムメモリの最大値データによっ
    て、その累積ヒストグラムメモリのデータを正規化する
    ルックアップテーブル演算回路と、この結果を記憶する
    ルックアップテーブルメモリを具備し、前記ヒストグラ
    ムメモリのデータから入力輝度信号の平均値、モード値
    、最大値、最小値、偏差(分散)係数、黒面積、白面積
    を検出し、これからリミッタ、クリップ、加算、減算、
    累積スタート、累積ストップ、最大輝度レベルの各コン
    トロールデータを計算するヒストグラム演算回路と、こ
    のヒストグラム演算回路からのコントロールデータによ
    り、前記ヒストグラムメモリのデータに対して、一定値
    以上あるいは一定値以下をある一定値におきかえ、一定
    値を加算または減算して補正ヒストグラムデータを作成
    するヒストグラムリミッタ・加算・減算・クリップ回路
    と、前記ヒストグラム演算回路からのコントロールデー
    タにより、ヒストグラム累積加算回路における累積を始
    めるスタート輝度レベルおよび累積を止めるストップ輝
    度レベルを設定して、前記補正ヒストグラムデータの累
    積を取る範囲をコントロールする累積コントロールレジ
    スタ回路と、前記ヒストグラム演算回路からのコントロ
    ールデータにより、前記累積ヒストグラムメモリのデー
    タを正規化するための累積ヒストグラムメモリの最大値
    データをコントロールする正規化コントロールレジスタ
    回路を設けた階調補正装置。
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