JPH03123909A - ボイラ給水制御装置 - Google Patents

ボイラ給水制御装置

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JPH03123909A
JPH03123909A JP1260053A JP26005389A JPH03123909A JP H03123909 A JPH03123909 A JP H03123909A JP 1260053 A JP1260053 A JP 1260053A JP 26005389 A JP26005389 A JP 26005389A JP H03123909 A JPH03123909 A JP H03123909A
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water supply
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amplitude
turbine
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Kazumichi Inahashi
稲橋 和通
Eiichi Kaminaga
神永 栄一
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Hitachi Ltd
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Hitachi Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は帰環制御系からなる自動制御装置の異常診断装
置に係り、特に火力発電所等における蒸気発生器に用い
る給水制御装置の最適な異常診断装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の装置は特許公報昭63−685号に記載のように
蒸気発生装置(例えばボイラ)の給水ポンプはタービン
駆動及びモータ駆動のごとく異なる駆動方式の複数のポ
ンプで構成されている。蒸気発生装置の出力が少ないと
きには、主にモータ駆動給水ポンプ(M−RFP)が使
用され、出力上昇過程でタービン駆動給水ポンプ(T−
BFP)に切替える。従来、この切替操作は運転員の手
動操作によりなされていた。タービン駆動給水ポンプは
、タービン回転数によって給水ポンプ流量を制御する。
このタービン回転数の上昇率を大きくすると、急激に流
量が増加して、ボイラ給水流量が増加する。ボイラでは
、ボイラ・タービン主機保護上の要求から給水の変動が
厳しく制限されており、偏差が規定値以上になるとボイ
ラ・タービンがトリップするインターロックが働く。ま
た、給水低下に対してもボイラの空焚き保護上の要求か
らボイラトリップのインターロックが働く、シたかって
、給水ポンプの切替操作は、経験をつんだ運転員によっ
て注意深く、長時間をかけておこなわれていた。
これに対して、近年、給水ポンプを入手によらが自動的
に切替える装置が提案されており、例えば第2図に示す
方式がある。
ボイラ1で発生した蒸気は主蒸気配管2を通りタービン
3に導入され、図示しない発電機を駆動したのち、復水
器4に送られ水に戻される。この復水は、低圧復水ポン
プ5、高圧復水ポンプ6により昇圧され、タービン駆動
給水ポンプ(T−BFP)7およびモータ駆動給水ポン
プ(M−BFP)8により更に高圧され、給水管10を
介してボイラ1に給水される。通常、給水ポンプには、
タービン駆動給水ポンプ2台とモータ駆動給水ポンプ1
台の計3台が用いられる。タービン始動時においては、
モータ駆動給水ポンプ8が運転され、タービンが20%
出力出力上なった時点でタービン駆動給水ポンプ7が運
転される。加算器12では、ボイラの給水流量が設定値
から減算される。この出力は、主制御器13の制御信号
となる。始動開始時には、制御器16をオンに制御して
いるので、主制御器13による制御は、給水調整弁9の
みとなる。前述のように発電機出力が増大すると、給水
制御を給水調整弁9からタービン制御器に移してから、
制御器18をオフとする。
そこで、主制御器13の出力はタービン制御に送られ、
タービン駆動給水ポンプ7用のタービン蒸気量を制御す
る。
さらに、ボイラ給水制御系の詳細システム構成を第3図
に示す。タービン駆動給水ポンプ7、モータ駆動給水ポ
ンプ8には、ポンプ保護の目的から最低流量の給水を流
す必要があり、再循環弁26〜28がポンプ吐出側に取
付けられている。
この再循環弁はオンオフ弁でポンプの吐出流量の増大に
伴い順次閉し、また減少に伴い順次閉するが、開閉時に
は、給水流量の変動となって現れる。
従って給水制御系では変動を少なくするために、開閉指
令と同時に再循環弁の分流骨の開度分−Xa%だけ開度
指令21を補正している。
第4図に負荷上げ時のA−Cの給水ポンプの切替とその
時の再循環弁の開閉時の給水流量への影響を示す。この
開時の鋸状の給水流量の突変は帰環制御系の外乱となる
が1通常はすぐに整定する。
しかし、開時に■偏差が出ていたり、開度指令21の補
正と実際の再循環弁の機械的な動作タイミングがずれた
りすると、給水流量の突変が発散形のハンチングになり
ユニットリップになる場合がある。
第5図は、給水流量20が再循環弁の閉時T。
から突変して整定する通常の変動を示す。
第6図は、給水流量20が再循環弁の閉時T。
から突変し1発散しながらハンチングを続け、Ttのタ
イミングでボイラの空焚き保護流量以下のユニットトリ
ップレベル以下になり、ユニットトリップする変動を示
す。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、帰環制御系の外乱に対して、系が発散
形のハンチング状態になった場合でも、この異常を早期
に検出し系を整定状態に戻し、ユニットトリップを未然
に防止する点についての配慮がされておらず、ユニット
トリップに至る問題があった。
本発明は、帰環制御系の発散形のハンチング状態を早期
に検出し、異常診断することにより制御系を安全方向に
退避、ユニットトリップを未然に防止することを目的と
する。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、帰環制御系の帰環信号のハ
ンチング状態における振幅の変化を連続監視し、振幅が
規定値以上に増加方向にあれが発散形のハンチング状態
にあると診断し、警報を発するとともに、制御系を安全
方向(手動モード等)に退避、ユニットトリップを未然
に防止するようにしたものである。
〔作用〕
帰環制御系の帰環信号のハンチング状態に波形の変化を
連続監視し、第1波の最大値ホールド回路のホールド値
と最少値ホールド回路から第一波振幅を求め、第2波の
最大値ホールド回路と最少値ホールド回路から第2波振
幅を求め、さらに第3波の振幅については第1波の振幅
検出回路のホールド値をリセツトシ検出するため、連続
的に前回の振幅と今回の振幅が分かり、振幅の変化が連
続監視できる。それによって、振幅の変化が通常の値以
上に大きくなって場合は、帰環信号が発散形のハンチン
グ状態にあることが診断できるので、警報を発し、制御
系を自動帰環制御モードから手動モード等安全方向へ退
避、ユニットトリップを未然に防止することができる。
代案として、制御偏差が通常の値以上に大きくなった場
合でも制御ループに異常があり帰環信号が発散形のハン
チング状態等にあることは推定できるが、ハンチングの
初期状態における診断は難しく、検出が遅れるケースが
多い。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。
第1図は本発明の異常診断回路の一例を示すブロック図
であり、第3図の本発明の一実施例である給水ポンプ自
動切換装置の異常診断回路19に相当する。第3図は従
来技術の項で説明した構成及び動作であるが、特に負荷
上げ時のA−Cのタービン及びモータ駆動給水ポンプ7
.8の切替えとその時の再循環弁26〜28の開閉時の
給水流量20の変動が制御上の課題となりその影響を第
4図に示す。この開時の鋸状の給水流量20の突変は帰
環制御系の外乱となるが、通常はすぐに整定する。しか
し、再循環弁26〜28の閉時に別の要因で■偏差が出
ていたり、開度指令21の補正17と実際の再循環弁2
6〜28の機械的な動作タイミングがずれたりすると、
給水流量20が発散型のハンチングになりユニット1−
リップになる場合がある。そこで制御系の帰環信号であ
る給水流量20を入力とする異常診断回路19を追加し
、発散形ハンチングの初期の段階で、異常を診断し警報
をし、制御系を自動帰環制御モードから手動モード等安
全方向へ退避、ユニットトリップを未然に防止するよう
にした。
第1図の異常診断回路は、給水流量20を入力とし、第
7図の如く変動する給水流量20の第1(,3,5・・
・)波の最大値OA、最少値OAを高信号選択器52.
低信号選択器54で、第2(。
4.6・・・)波の最大値OB、最少値C)Bを高信号
選択器56、低信号選択器58で、ホールドし、第1 
(3,5,・・・)波の振幅H^、第2(4,6゜・)
波の振幅Haを演算器59.63で計算、時その値を記
憶器60.64に保持し、第1波→第2波への振幅の増
加を偏差モニター61で連続監視し1通常の変動範囲以
上であれば、異常で発散形のハンチングの状態にあると
判断し異常出力89を出力する。第2波→第3波への振
幅の増加は第1波の波高値を演算する回路を1次のステ
ップで使用することにより第3波の振幅Hcを計算し記
憶器60に保持することにより、その振幅の増加を偏差
モニター62で同様に連続監視する。
以上、第3波→第4波への振幅の増加等も同様に連続監
視できる。
その結果、第7図に示すように給水流量20が再循環弁
の閉時Toから突変し、発散しながらハンチングを続け
、従来のように、本発明の異常診断回路19がない場合
はTTのタイミングでボイラの空焚き保護流量以下のユ
ニットトリップ以下になり、ユニットトリップするが、
本発明の異常診断回路19がある場合はT2のタイミン
グで、第1波→第2波への振幅の増加が通常の値以上に
なったことにより早期異常出力し、警報を発するととも
に、制御系を自動帰環制御モードから手動モード等安全
方向へ退避するため、ユニットトリップを未然に防止す
ることができる。
以上の実施例は給水ポンプ自動切替装置のケースについ
ての説明であるが、本発明のキークレムにもあるように
、帰環制御系全般について、振幅の増加からループの異
常診断を早期にすることができ、同様の効果がある。
〔発明の効果〕
本発明によれば、帰環制御系に外乱が加わった時の発散
形のハンチング状態を早期に診断することができるので
、制御系を早期に安全方向に退避できる効果がある。
また、給水ポンプ自動切替装置に適用した場合早期に異
常を検出し制御系を自動帰環制御モードから手動モード
等安全方向へ退避することができるため、ユニットトリ
ップを未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の異常診断回路のロジック図、第2図は
火力発電所の水蒸気系統と給水ポンプ自動切替装置のブ
ロック図、第3図は本発明の給水ポンプ切替詳細ブロッ
ク図、第4図は給水切替を示す図、第5図は通常の再循
環弁閉時の給水流量変動を示す図、第6図は異常時の再
循環弁閉時の給水流量変動を示す図、第7図は本発明の
異常時の再循環弁閉時の給水流量変動を示す図である。 19・・・異常診断回路、20・・・給水流量、52・
・・高信号選択器、54・・・低信号選択器、89・・
・異常出第 図 第 3 第4図 隣間を 昂 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、帰環制御系において、ループの外乱による制御系の
    発散形ハンチング状態を、帰環信号のハンチング振幅の
    増加により検出し異常を出力することを特徴とする異常
    診断制御装置。 2、蒸気発生器に復水を供給するためのモータ駆動給水
    ポンプA及びタービン駆動給水ポンプと、前記蒸気発生
    器側の流量供給要求値と前記給水ポンプ吐出流量とによ
    り給水流量を調節する制御装置において、請求項1記載
    の異常診断制御装置を備えたことを特徴とするボイラ給
    水制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001027907A (ja) * 1999-05-18 2001-01-30 General Electric Co <Ge> インテリジェント電子デバイスにおいて異常状態を予知する方法
JP2014005955A (ja) * 2012-06-21 2014-01-16 Toshiba Corp 復水給水制御装置および復水給水サイクルシステム

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