JPH03121679A - 画像再生装置 - Google Patents

画像再生装置

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JPH03121679A
JPH03121679A JP1259613A JP25961389A JPH03121679A JP H03121679 A JPH03121679 A JP H03121679A JP 1259613 A JP1259613 A JP 1259613A JP 25961389 A JP25961389 A JP 25961389A JP H03121679 A JPH03121679 A JP H03121679A
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JP1259613A
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Chiharu Tanaka
千春 田中
Kaoru Yoneyama
薫 米山
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は所定の記録媒体、例えばスチルビデオフロッピ
ーディスクに記録された複数枚のスチル画像を選択的に
再生出力する画像再生装置に係り、特に複数枚のスチル
画像をマルチ画面表示する際の制御技術に関する。
[従来の技術] 近時、種々の電子スチルカメラが開発されている。この
種の電子スチルカメラは被写体像を電子的に撮像してそ
の電子スチル画像信号をフロッピーディスク等の磁気記
録媒体やメモリカード等に記録し、これをテレビジョン
受像機等による画像再生に供するものである。
即ち、この種の電子スチルカメラは、例えば特開昭56
−43884号公報等に示されるように光学系レンズと
、この光学系レンズにて結像される被写体像を画素毎に
その光量に応じた信号電荷に光電変換するCCD等の固
体撮像素子と、この固体撮像素子にて電子的に撮像され
た電子スチル画像信号を時系列に読出してフロッピーデ
ィスク″、9の所定の記録媒体に画像単位で順次記録し
、保存する為の信号処理回路部とを備えて構成される。
尚、電子スチルカメラに、所定の記録媒体に記録する電
子スチル画像信号に色分離処理等を施す為の画像信号プ
ロセッサを組み込む場合もある。
また上記記録媒体は、−殻内には電子スチルカメラ本体
に対して行脱覧−IJ能に設けられ、電子スチルカメラ
本体に装着されて電子スチル画像信号の記録に(j(さ
れた後、電子スチルカメラ本体から取り外されて所定の
画像再生装置に装着される。そしてこの画像再生装置に
て、上記記録媒体に記録された電子スチル画像信号の読
み出しによるスチル画像再生に供され、テレビジョン受
像機等により画像表示される。
ところで電子スチルカメラにて撮像された電子スチル画
1栄をスチルビデオフロッピーディスク(S V F)
に記録する場合、−殻内にはSVFに同心円状に形成さ
れた50本程度の記録トラックのそれぞれに1枚のスチ
ル画像信号(フィールド画像)を記録して行われる。尚
、隣接する2本の記録トラックを1単位として、2フイ
ールドからなる1枚のスチル画像信号(フレーム画像)
を記録する場合もある。いずれの記録方式にしろ、1枚
のSVFには数多くのスチル画像がその記録トラック単
位で記録される。
ところで複数枚のスチル画像が記録されたSVFを装着
し、その記録画像を再生出力する画像再生装置にあって
は、画像表示に倶するスチル画像を選択制御する必要が
ある。このスチル画像の選択制御は、通常、記録トラッ
ク番号の指定によるヘッドアクセス制御により記録トラ
ックを選択してなされる。しかして複数枚のスチル画像
中から所望とするスチル画像を選択して画像再生しよう
とする場合、往々にしてその記録トラック番号が判らな
いことが多い。このような場合には、例えば複数のスチ
ル画像を順々に再生してその画像を確認することが行わ
れるが、その為には多大な処理(操作)負担が伴う。
そこで画像表示画面を複数の領域に分割設定し、これら
の複数の区画領域に複数のスチル画像をそれぞれ縮小表
示し、これによって複数のスチル画像をメニュー的に表
示することでその画像選択を支援することが考えられて
いる。この画像表示形態はマルチ画面表示と称されるも
ので、画像選択の上で果たす効果は非常に大きい。
[発明が解決しようとする課題] 然し乍ら、マルチ画面表示された複数枚の画像から見出
される所望とする画像(通゛帛表示しようとする画像)
をどのようにして選択指定し、これを通常の画像表示に
供するかと云う点で幾つかの問題が残されている。例え
ば所望とするスチル画像が記録されているトラック番号
をどのようにして確認し、これを指定するか等の点で、
その取扱い性の上で問題が残されている。
本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、そ
の目的とするところは、マルチ表示画面上で通常表示し
ようとするスチル画像を簡易に、且つ適確に選択指定す
ることのできる取扱い性の良い画像再生装置を提供する
ことにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は、例えばスチルビデオフロッピーディスク等の
所定の記録媒体に記録された複数枚のスチル画像を選択
的に再生出力する画像再生装置において、 画面分割して設定された複数の区画領域に上記複数枚の
スチル画像をそれぞれ縮小表示すると共に、例えば各ス
チル画像が記録されているトラック番号等の管理情報を
当該区画領域にそれぞれキャラクタ表示するようにし、 更にこれらのスチル画像から選択されて通常表示に供さ
れるスチル画像が縮小表示されている上記区画領域にキ
ャラクタ表示されている上記管理情報の表示形態を、例
えばその表示キャラクタを点滅1反転1表示色変更、ま
たは所定の付加記号を付加する等して、他のキャラクタ
表示の形態と異ならせようにしたことを特徴とするもの
である。
そしてこの表示形態を異ならせてキャラクタ表示がなさ
れる区画領域を、分割設定された複数の区画領域間で移
動制御することで、通常表示に0(されるスチル画(象
の選択を行い得るようにしたことを特徴としている。
[作 用〕 本発明によれば、画面分割して設定された複数の区画領
域にそれぞれ縮小表示される複数枚のスチル画像に対応
して、その区画領域にキャラクタ表示されるトラック番
号等の管理情報の表示形態が、その区画領域に対する選
択指定に伴って変更されるので、現在どの区画領域に表
示されているスチル画像が選択指定されているかを容易
に、しかも適確に確認することができる。その上で、キ
ャラクタ表示の形態が異ならせである区画領域に縮小表
示されているスチル画像を通常の画像再生に供するので
、その画像選択の為の操作を非常に簡易化し、所望とす
るスチル画像を適確に画像表示することが可能となる。
この結果、その操作性の大幅な、向上を図り、取扱い易
さを飛躍的に向上させることが可能となる。
[実施例コ 以下、図面を参照して本発明の一実施例に係る画像再生
装置について説明する。
第1図は実施例装置における特徴的なマルチ画面表示の
形態を概念的に示す図である。本発明におけるマルチ画
面表示の制御は、例えば「ノーマル再生」釦の操作によ
って設定される通常画像再生のモードにおいて、「+」
・または「−」釦の選択的な操作によってスチルビデオ
フロッピーディスク(SVF)の記録トラックに対する
アクセスが制御され、成る記録トラック(この例では4
番目の記録トラック:トラック番号4)のスチル画像が
再生されている状態[第1図の画面A]において、「マ
ルチ画面再生」釦が操作されてマルチ画面表示のモード
が設定されたとき、その表示画面を[第1図の画面B]
に示すように変更制御することを特徴としている。
この第1図に例示するマルチ表示画面Bは、その表示画
面を縦横にそれぞれ5分割して25個の区画領域を設定
し、これらの各区画領域に複数のスチル画像をそれぞれ
縮小表示することによりなされる。
尚、マルチ画面表示に供される複数のスチル画像は、S
VFの各記録トラックにPめ撮像記録されている複数の
電子スチル画像からなる。そしてSVFに記録されてい
るスチル画像の枚数が上述した如く分割設定された複数
の区画領域の数より少ない場合には、そのスチル画像の
全てを1番目の区画領域から順に縮小表示される。また
SVFに記録されているスチル画像の枚数が上記区画n
fi域の数より多い場合には、その区画領域の数だけス
チル画像を順に選択してマルチ画面表示し、例えば次画
面の指示がなされたときに残されたスチル画像を順にマ
ルチ画面表示する。
しかしてこのようなマルチ表示画面において、スチル画
像が縮小表示された各区画領域には、そのスチル画像の
管理情報であるSVF上での記録トラックを示すトラッ
ク番号が2桁の数字としてキャラクタ表示される。更に
ここではマルチ画面表示された複数のスチル画像中から
通常表示に供しようとして選択されているスチル画像を
識別するべく、その指定されたスチル画像が縮小表示さ
れている区画領域にキャラクタ表示されているトラック
番号に対して括弧記号[<、  >]が付加され、他の
キャラクタ表示とその表示形態が異ならせである。
即ち、スチル画像が縮小表示されている複数の区画領域
にそれぞれキャラク・夕表示されているトラック番号中
の、選択設定されている1つの区画領域のトラック番号
に対してだけ括弧記号[<。
〉コが付加され、当該区画領域に縮小表示されているス
チル画像が通常表示しようとするスチル画像として選択
されている旨が提示されるようになっている。
この括弧記号[<、  >]が付加されて他のキャラク
タ表示情報とその表示形態が異ならせであるキャラクタ
表示の区画領域(スチル画像)は、前述した「+」また
は「−」釦の選択的な操作によって複数の区画領域管で
移動制御されるようになっており、これによってマルチ
表示画面上で通常表示しようとするスチル画像の選択制
御がなされる。例えば第1図に示す例では画11jBに
おいては[<(14>]としてトラック番号4のスチル
画像が選択されていることが示されるが、「+」または
「−」釦の選択的な操作により括弧記号[<。
〉コが付加されてキャラクタ表示される区画領域が順送
りに移動制御され、画面Cに示すように7番目の区画領
域におけるトラック番号のキャラクタ表示が[< 07
 >]としてその表示形態の変更がなされる。このキャ
ラクタ表示形態の変更により、今度はトラック番号4の
スチル画像に代えてトラック番号7のスチル画像が通常
表示に供される画像として選択指定されていることが示
される。
このようにしてキャラクタ表示形態の選択的な変更識別
制御により、マルチ表示画面上で成る区画領域に縮小表
示されているスチル画像が選択指定されている状態で前
述した「ノーマル再生」釦を操作し、そのモードを通常
表示に復帰させると、上述した選択情報に従ってその指
定されたスチル画像が画像りに示すように通常表示され
る。つまりこの例では、画面Cにおいてそのキャラクタ
表示が[< 07 >]として他のキャラクタ表示の形
態と異ならせた状態にあることから、ここでは7番目の
スチル画像が選択されて通常表示される。
つまり本装置では、マルチ表示画面上の複数の区画領域
にキャラクタ表示されて、その区画領域に縮小表示され
ているスチル画像のトラック番号を示す情報の表示形態
を選択的に他のキャラクタ表示の形態と異ならせること
で、そのキャラクタ表示の形態の異なりから当該区画領
域のスチル画像か選択されていることが示される。そし
てマルチ表示画面上において、そのキャラクタ表示形態
の異なりから成る区画領域の所望とするスチル画像か選
択されている状態で通常表示モードに切り替えることで
、その選択指定されたスチル画像が通常表示されるもの
となっている。
この結果、マルチ表示画面上で各区画領域に表示された
スチル画像を特定するトラック番号(管理情報)を示す
キャラクタ表示であって、その表示形態が異なっている
区画領域のキャラクタ表示を複数の区画領域間で移動制
御し、これによって区画領域(スチル画像)を選択する
だけで、そのスチル画像を簡易に、且つ適確に通常表示
することが可能となる。従って対話的に操作性良く所望
とするスチル画像を選択して画像表示することが1f能
となる。
以ド、上述したマルチ画面表示の制御機能を備えた実施
例装置の詳細について説明する。
第2図は実施例に係る画像再生装置lの外観構成を示す
図で、例えばテレビジョン受像機2を画像モニタとして
接続して使用される。この画像再生装置1は、第3図に
その前面パネル3の構成を示すように、図示しない電子
スチルカメラにて撮像された複数の電子スチル画像が記
録されたSVFバックが挿入装填されるディスク挿入部
4や、再生トラック番号(コマ番号)を表示する為の7
セグメントLEDからなる2桁の数字表示素子5を設け
、更には前述した表示モードを設定する為の「ノーマル
再生」 「マルチ画面再生」 「比較画面再生」等の操
作釦や、「記録」 「消去」等に対する操作釦、トラッ
ク送り制御の為のr十」「−」釦等、各種の動作制御の
為の操作釦6を備えている。
この画像再生装置1は、テレビジョン受像機2を所定の
接続ケーブル7を用いて電気的に接続した状態で電源ス
ィッチ8を投入することにより起動される。この状態で
前記ディスク挿入部1にSVFバックを装填し、各種制
御釦を選択操作することでSVFに記録されたスチル画
像の再生出力や、SVFに記録されているスチル画像の
消去処理等が行われる。尚、ここではSVFに対する画
像記録モードも設定されているようになっており、外部
入力されたスチル画像の上記SVFへの記録もなされる
ように構成されている。
第4図は上述した画像再生装置1の内部構成を概略的に
示すもので、9は前記ディスク挿入部1に装填されたス
チルビデオフロッピーディスク(SVF)を示している
。操作部10は前述した前面パネル3に設けられた各種
の操作スイッチ3を含むもので、CPUを主体として構
成されるシステムコントローラ11は上記操作部10か
ら与えられる各種の動作指示情報に従って本装置を構成
する各部の動作を制御する。
スピンドルモータ駆動回路12は上記システムコントロ
ーラ11の制御を受けてスピンドルモータ13を回転駆
動し、5VF9を一定の回転速度で回転させる。このス
ピンドルモータ13によって回転される5VF9に対し
て磁気ヘッド14がその半径方向に移動制御され、5V
F9に同心円状に形成された複数の記録トラックが選択
的にアクセスされるようになっている。尚、この磁気ヘ
ッド14の移動による記録トラックのアクセスは、前記
システムコントローラ11の制御を受けて動作するヘッ
ドアクセス機構15によりなされる。
しかして5VF9の記録トラックに対してアクセス制御
された上記磁気ヘッド14による5VF9への画像信号
の書き込みと、その5VF9からの画像信号の読み出し
は録再切替えスイッチ16の選択的な切り替えにより、
磁気ヘッド14に信号記録部を接続するか、或いは信号
再生部を接続するかによって制御される。この録再切替
えスイッチ1Gの選択的な切替えは、前記操作部10か
らの指示に基づくシステムコントローラ11の制御を受
けてなされることは云うまでもない。
ここで上記録再切替えスイッチ16に接続されて5VF
9へのスチル画像信号の記録を行う信号記録部について
説明すると、基本的にはこの信号記録部は信号入力端子
群21.人・力回路22.FM変1凋回路23.DPS
K変、iE W 路24.混合′r125.オヨび記録
回路26を具備して構成される。
信号入力端子群21は、例えばVTRやその他のビデオ
信号源から供給されるビデオ信号を受ける為のRGB端
子(Y信号用を含めて4本にライン)と、S端子(Y信
号およびC信号用の2本のライン)と、NTSC端子(
1本のライン)を備えており、これらの端子を介してビ
デオ信号(スチル画像信号)を入力する。入力回路22
は上記信号入力端子群21を介して入力されるビデオ信
号を、例えば手動スイッチの操作に応じて選択し、これ
を輝度信号(Y)と線順次態様の色差信号(R−Y/B
−Y)に変換生成する。FM変調回路23はこれらの信
号(Y ; R−Y/B−Y)をそれぞれFM変調し、
混合器25に与える。
一方、この混合器25にはDPSK変調回路24にてD
SPK変調された情報が与えられている。
DPSK変調回路24は、前記システムコントローラI
Iにより生成された記録画像に関する情報、例えばフィ
ールド記録するかフレーム記録するかを示す識別コード
や、その記録トラック番号(コマ番号) 年月[1の情
報等をDPSK(Dlrrerentlal Phas
e 5hlf’t Keying )方式により変調す
るものである。尚、上記記録トラック番号としては、こ
こでは前記ヘッドアクセス機能によりアクセス制御され
て磁気ヘッド14が位置している5VF9の記録トラッ
クの番号、つまり画像信号を記録しようとしているトラ
ックの番号として与えられる。また電子スチル画像の記
録における制御情報のDPSK変調については、例えば
特公昭62−219853号等に詳しく紹介される通り
である。
混合器25はこのようにしてDPSK変調された記録画
像に関する制御情報を前記FM変調回路23にてFM変
調された画像信号(Y ; R−Y/BY)に周波数多
重化し、これを記録回路26に与える。そして記録回路
26はその周波数多重化された信号(Y、R−Y/B−
Y;DPSKデータ)を磁気記録に適した信号形態(交
番電流信号)に変調し、これを前記録再切替えスイッチ
16を介して磁気ヘッド14に供給することで5VF9
への記録に(共している。
以上のような(m好記録部の動作により、5VF9上の
成る指定された記録トラックに上述した如く周波数多重
化された信号(Y ; R−Y/B−Y ;DPSKデ
ータ)が磁気記録されることになる。
尚、この5VF9への画像信号の記録に際しては、5V
F9の回転に対する同期制御がなされることは云うまで
もない。
一方、5VF9に記録されている画像信号を再生出力す
る信号再生部は、基本的には再生回路31゜1? M復
調回路32.DPSK復調回路33.信号処理回路34
.および混合器35を具備して構成され、更にその付属
回路機能としてキャラクタジェネレータ36.混合器3
7.および色信号切替えスイ・ノチ38を具備して構成
される。
録再切替えスイッチ16が信号再生部側に接続され、磁
気ヘッド14の記録トラックアクセスの下で5VF9か
ら磁気ヘッド14を介して読み出される信号は、先ず再
生回路31に入力されて記録信号の復調が行われる。再
生回路31は5VF9からの再生信号のエンベロープレ
ベルをディジタル変換してその信号復調を行うもので、
この再生処理によって前述した如く周波数多重化された
信号が復元される。
システムコントローラ11は、このディジタル変換され
た信号に基づいて、その信号再生対象とする記録トラッ
クに画像信号が記録されているか否かを判定する。具体
的には当該記録トラックから再生された信号のエンベロ
ープレベルを、その記録トラックの1周回期間を16点
に亘ってサンプリングし、そのサンプリング値を順次積
分する。
そしてその積分値が所定の閾値に達しているか否かを判
定することにより、その記録トラックに画像信号が記録
されているか、或いは未記録であるかを判定する。
しかしてDPSK復調回路33は、上記再生回路31に
より求められる再生RF信号中の、色差信号Cの帯域よ
り低い周波数13fu(204,54KIlz ;fl
lは水平走査周波数)のキャリアに対してD P S 
K変調されている前述した画像に関する制御情報を復調
再生するものである。このDPSK復調回路33により
、その記録再生画像がフィールド記録されているもので
あるか、或いはフレーム記録されているものであるかを
示す識別コードが求められ、また記録トラック番号や年
月日の情報等が求められる。システムコントローラII
はこれらの制御情報に従って後述するするように画像再
生処理における各部の動作をそれぞれ制御する。
ここでFM復調回路32は、前記再生回路31により求
められる再生RF信号をFM復調し、その周波数帯域の
違いを利用して輝度信号(Y)と線順次の色Z信号(R
−Y/B−Y)をそれぞれ再生する。出力信号処理回路
34は上記FM復調回路32にて求められた輝度信号(
Y)と線順次の色差信号(R−Y/B−Y)とを人力し
、ドロップアウト補償やスキュー歪み補正等の信号処理
を施すもので、具体的には、例えば第5図に示すように
構成されている。
この出力(i号処理回路34について第5図を参照して
説明すると、輝度信号(Y)および線順次の色差信号(
R−Y/B−Y)はそれぞれの入力端子を介して出力信
号処理回路34の内部に取り込まれる。この出力信号処
理回路34は、輝度信号(Y)に対する処理回路部と色
差信号(R−Y/B−Y)に対する処理回路部とにより
構成されており、相互に関連して同期動作して輝度信号
(Y)および色差信号(R−Y/B−Y)をそれぞれ独
立に信号処理する。
即ち、輝度信号(Y)および色差信号(R−Y/B−Y
)が与えられる入力端にはそれぞれA/D変換器41.
51が設けられており、これらの各信号はディジタル変
換された取り込まれ、信号補償回路42.52にそれぞ
れ入力される。これらの信号補償回路42.52は、例
えば1水平走査期間に互って遅延した信号を用いてバー
スト状に信号欠損を生じた信号成分を補償するドロップ
アウト補償や、フィールド画像から1フレ一ム分のテレ
ビジョン画像を形成する際に、その順次のフィールドに
おいて画面走査の起点が1/2Hの時間的なずれを生じ
、これによって生じるスキュー歪みを補正する為の1/
2Hの遅延処理によるスキュー歪み補正を行うものであ
る。
これらの信号補償回路42.52における信号補償処理
方式について従来より種々提唱されている方式が適宜採
用される。
しかして信号補償回路42.52を介してそれぞれ補償
処理が施された輝度信号(Y)および色差信号(R−Y
/B−Y)は、データ変換回路43.53を介してフィ
ールドメモリ回路44.54に記録される。上記データ
変換回路43.53は、例えば前記操作部IOからの指
示によってマルチ画面表示や比較画面表示が指示された
とき、その指示情報に従って設定される表示画面状分割
設定される複数の区画領域の大きさに応じて上記輝度信
号(Y)および色差信号(R−Y/B−Y)により示さ
れるスチル画像の大きさを縮小処理するものである。
例えばマルチ画面表示のモードが設定され、1つの区画
領域の大きさが(5X5)の分割設定により 1/25
に定められた場合、輝度信号(Y)および色差信号(R
−Y/B−Y)をそれぞれ縦横に115にリサンプル処
理してデータ圧縮することで、その画像に対する縮小処
理を施す。また後述するように比較画面表示のモードが
設定され、その表示画面を縦横にそれぞれ2分割して4
枚の画像を表示可能とするような場合には、輝度信号(
Y)および色差信号(R−Y/B−Y)をそれぞれ縦横
に 1/2にリサンプル処理することでデータ圧縮を施
す。このようなデータ圧縮処理が適宜施されて次々と入
力される複数枚の画像の輝度信号(Y)と色差信号(R
−Y/B−Y)が、その画面位置の制御がなされてフィ
ールドメモリ回路44.54にそれぞれ書き込まれる。
この結果、フィールドメモリ回路44.54には、最大
25個の縮小処理された画像信号、または最大4個の縮
小処理された画像信号の輝度信号(Y)と色差信号(R
−Y/B−Y)が、それぞれその表示画面領域の制御が
なされて書き込まれることになる。この結果、フィール
ドメモリ回路44.54には、最終的にモニタ出力され
るマルチ″画面と相似的な状態で輝度信号(Y)と色差
信号(R−Y/B−Y)とがそれぞれストアされること
になる。
しかして輝度信号(Y)に対する処理回路部の画面切替
え回路45は、その画像表示モードに応じて前記信号補
償回路42からの出力、またはフィールドメモリ回路4
4からの出力を選択している。また色差信号(R−Y/
B−Y)に対する処理回路部の画面切替え回路55は、
その画像表示モードに応じて前記データ変換回路53か
らの出力、またはフィールドメモリ回路54からの出力
を選択している。
即ち、画面切替え回路45は、通常再生モードが設定さ
れている場合には、前記信号補償回路42からリアルタ
イムに求められる現入力画像の輝度t=号(Y)を選択
し、これをD/A変換器48を介して出力する。これに
対してマルチ画面表示や比較画面表示のモードが設定さ
れている場合には、前述した如くフィールドメモリ回路
44に領域分割して書き込まれたマルチ画面の輝度信号
(Y)を選択し、これをD/A変換器48を介して出力
している。
一方、画面切替え回路55は、通常再生モードが設定さ
れている場合には、前記データ変換回路53にて所定の
データ圧縮処理が施された現人力画像の線順次の色差信
号(R−Y/B−Y)を選択し、これを同時化回路5B
に与えている。またマルチ画面表示や比較画面表示のモ
ードが設定されている場合には、前述した如くフィール
ドメモリ回路54に領域分割して書き込まれたマルチ画
面の線順次の色差信号(R−Y/B−Y)を選択し、こ
れを同時化回路56に与えている。同時化回路56は線
順次の色差信号(R−Y/B−Y)を、色差信号(R−
Y)と色差信号(B−Y)とに分離し、各別の同時化色
差信号に変換するものであり、エン:I−ダ57はこれ
をエンコードしている。このエンコーダ57による同時
化色差信号のエンコード処理は、例えば3.58MII
zのカラーサブキャリアを上記色差信号(R−Y)、(
B−Y)にて変調する信号処理からなる。このようにし
てエンコード処理して求められる色信号(C)°がD/
A変換器58を介して出力される。
以上が出力信号処理回路34の概略的な構成と、この出
力信号処理回路34にて行われる(a号処理の概要であ
る。そしてこの出力信号処理回路34にてマルチ画面表
示や比較画面表示の為の信号処理が、前記システムコン
トローラ11の制御の下で行われる。
ここで再び第4図に戻って、出力信号処理回路34にて
所定の信号処理が施されて求められる画像の輝度信号(
Y)と色信号(C)は、キャラクタ情報の入力用の混合
器37および色信号切替えスイッチ38を介した後、所
定の画像信号出力端子を介して出力される。またこれら
の各信号(Y)。
(C)は混合器35を介してNTSC信号に合成変換さ
れ、NTSC用の画像信号出力端子を介して出力される
ようになっている。
しかして上記混合器37および色信号切替えスイッチ3
8は、システムコントローラ11の制御を受けて動作す
るキャラクタジェネレータ3Bの出力を受け、出力画像
信号中にキャラクタ情報を重畳するものである。即ち、
混合器37は画像の輝度信号(Y)に対してキャラクタ
ジェネレータ3Gから出力されるキャラクタ信号を重畳
し、この間、色信号切替えスイッチ38はその色信号(
C)に代えて、基■電圧発生器39にて生成される所定
の色信号レベルの信号を選択出力する。この混合器37
および色信号切替えスイッチ38によるキャラクタ情報
の重畳処理により出力画像中にキャラクタ表示すべきデ
ータが嵌め込まれることになる。
尚、キャラクタジェネレータ36の動作、およびこのキ
ャラクタジェネレータ36から出力されるキャラクタ情
報の画像信号への重畳タイミング、つまり出力画面中の
どの部位にキャラクタ情報を表示するかの制御は、前記
システムコントローラ11からの指示に従って行われる
以上が、本発明に係る画像再生装置の概略的な構成と、
各部が持つ基本的な処理機能であり、これらの各部は前
記操作部10からの前述した各種操作釦3の選択的な操
作に基づ(システムコントローラ11の全体的な制御処
理の下で駆動される。
さて上述したように構成される画像再生装置におけるマ
ルチ画面表示は次のよう処理制御の下で実行される。
この実施例装置におけるマルチ画面表示は、例えばその
表示画面領域を縦横にそれぞれ5分割し、全体で25個
の区画領域を升目状に設定し、これらの各区画領域にそ
れぞれスチル画像を縮小表示することによって行われる
。この際、実施例装置ではそのマルチ表示画面上のスチ
ル画像がそれぞれ縮小表示される各区画領域に、例えば
第6図に示すようにそのスチル画像のトラック番号が2
桁の数字としてキャラクタ表示するものとなっている。
この第6図に示す例では、25個の区画領域の1番目か
ら14番目までにトラック番号[01]から[14コま
でのスチル画像がそれぞれ縮小表示され、それらの各区
画領域にトラック番号がそれぞれ2桁の数字としてキャ
ラクタ表示されている。
しかして本発明が特徴とするところは、マルチ画面表示
された複数枚のスチル画像中から見出されて、通常表示
しようとして選択指定されたメチル画像が表示されてい
る区画領域にキャラクタ表示されているトラック番号の
表示形態を、他の区画領域にそれぞれキャラクタ表示さ
れているトラック番号の表示形態と異ならせるようにし
た点にある。
この選択指定されたスチル画像についてのトラック番号
を示すキャラクタ表示の形態を異ならせる処理は、例え
ば第6図(a)に示すようにキャラクタ表示されたトラ
ック番号[o9]を点滅駆動したり、また同図(b)に
示すようにキャラクタ表示されるトラック番号[o9]
に括弧記号[<、  >]を付加し、トラック番号を囲
み表示した(< 09 >]のような表示形態に変更し
たり、更には同図(C)に示すようにキャラクタ表示さ
れるトラック番号の表示色を異ならせる等して行イ)れ
る。その他にも、例えばそのキャラクタ表示パターンを
反転制御したり、高輝度表示したり、アンダーラインや
アッパーラインを付加する等の手法を適宜用いて、その
表示形態を他のキャラクタ表示の形態と異ならせること
も可能である。
このようなマルチ表示画面上での分割設定される複数の
区画領域へのトラック番号のキャラクタ表示の制御は、
例えば第7図にキャラクタ表示用のメモリマツプを例示
するように、マルチ表示両面に対応させてそのキャラク
タ表示領域を横12行、縦24列として区画設定してな
るそれぞれのキャラクタ表示位置に、そこに表示すべき
キャラクタパターンを前述したキャラクタジェネレータ
36を用いて発生させることによって行われる。この第
7図に示す例では横2行、縦4列の升目ブロック毎にマ
ルチ表示画面の区画領域に対応設定されており、各升目
ブロックの1行口の中央部2つのキャラクタ表示領域に
それぞれ1桁の数字パターンを発生させることにより、
2桁のトラック番号をキャラクタ表示するものとなって
いる。
第8図はマルチ画面表示を行う制御処理手順を示す図で
、この処理は前述した走査部lOにおける「マルチ画面
表示」釦を操作すること、つまりマルチ画面再生スイッ
チをONすることにより起動される。システムコントロ
ーラ11はこのマルチ画面再生スイッチがONされたか
否かを判断しくステップat) 、そのスイッチ投入を
検出して通常処理ルーチン(ステップa2)からマルチ
画面表示の処理動作に入る。
しかしてこのマルチ画面表示の処理制御は、先ず表示画
面を複数の区画領域に分割設定し、これらの各区画領域
にそれぞれスチル画像を縮小表示し、且つ各区画領域に
そこに縮小表示されたスチル画像のトラック番号をキャ
ラクタ表示する処理から行われる(ステップa3)。こ
の処理は、基本的には前述した出力信号処理回路34に
おいて5VF9から順次に読み出される画像信号に所定
の処理を施し、フィールドメモリ回路44.54上に縮
小処理された複数のスチル画像の信号をその記録領域を
制御して順に書き込み、これを読み出して画像信号出力
することにより行われる。そしてこの際、前述したキャ
ラクタジェネレータ36の制御動作の下で発生されたキ
ャラクタパターンを画像信号中に重畳してキャラク°り
情報を与えることによってなされる。この処理によって
第6図に示す如きマルチ表示画面が求められる。
しかしてマルチ画面表示がなされている状態において、
前記システムコントローラ11はスチル画像選択の制御
の為の「十」釦が操作されたか否か、或いは「−」釦が
操作されたか否か、更にはスチル画像の選択処理が終了
して「通常画面再生」の釦が操作されたか否かを繰り返
し判定する(ステップa4. a5. a8)。モして
r+J釦の操作が検出された場合には(ステップa4)
、表示キャラクタを[+]方向にシフトするべくカーソ
ル位置制御を行い(ステップa7)、「−」釦の操作が
検出された場合には(ステップa5)、表示キャラクタ
を[−]方向にシフトするべくカーソル位置制御を行う
(ステップa8)。このカーソル位置制御は前述した如
く表示形態を異ならせてトラック番号をキャラクタ表示
する区画領域をシフトする為の処理であり、前記5VF
9に対する磁気ヘッド14の記録トラックアクセス動作
を伴って実行される。
この「+」釦、「−」釦の選択的な操作によってカーソ
ル位置情報が前記マルチ表示画面の複数の区画領域間で
順次シフト制御され、マルチ画面表示されている複数の
スチル画像中の1つが選択指定される。
このような処理手順を経て、上記カーソル位置の制御に
よって成る区画領域に縮小表示されているスチル画像が
選択的に指定されている状態で「通常画面再生」釦の操
作が検出されると(ステップa6)、その画(象表示の
モードがマルチ画面表示から通常画面表示に切り替えら
れる。そして通常画像再生動作が起動されると(ステッ
プa9)、前述したカーソル位置の情報により指定され
るトラック番号のスチル画像が5VF9から読み出され
て画像再生される。つまりこの時には、カーソル−情報
に従って前述したように5VF9の複数の記録トラック
に対する磁気ヘッド14のトラック位置がアクセス制御
されていることから、マルチ画面表示から通常画像再生
モードに切り替えが成されたとき、即時にその指定され
た記録トラックからのスチル画像の読み出し・が成され
、その画像11号の出力がなされる。
そしてその後は通常処理ルーチン(ステップa2)によ
る動作制御がなされ、再び「マルチ画面再生」の釦が操
作されたとき、このマルチ画面表示動作の処理手続きが
起動される。
ここで上記ステップa3におけるマルチ画面表示処理で
のキャラクタ表示の処理手続きについて説明する。この
キャラクタ表示の処理は、第9図に示すように先ずキャ
ラクタ表示位置(複数の区画領域)を選択制御する為の
パラメータM、Nをそれぞれ[0コに初期設定すること
から始められる(ステップbl、 b2)。この初期設
定を行った後、トラック番号をキャラクタ表示する為の
処理を実行する(ステップb3)。このキャラクタ表示
の為の処理は、前記パラメータNをインクリメントしな
がら、その値が[5]に達するまで繰り返し実行される
(ステップb4)。つまりパラメータNによって区画領
域を横方向に順に選択シフトしながら、各区画領域にお
いてトラック番号のキャラクタ表示処理をそれぞれ実行
する。
しかして横1列の区画領域に対するトラック番号のキャ
ラクタ表示処理がなされた後には、先ず23キャラクタ
分のブランク表示を行い、次の横1列の区画領域の並び
位置までに対するキャラクタ表示の位置的な調節を行う
(ステップbG)。このような調節処理を経て前述した
パラメータMをインクリメントしくステップb7)、キ
ャラクタ表示の制御対象とする区画領域を縦方向に1段
シフトする。そしてステップb8における最終行の確認
処理を経てステップb2に戻り、前記パラメータNを[
0コにリセッl−して上述したキャラクタ表示の制御を
繰り返し実行する。つまりキャラクタ表示の制御対象と
する区画領域を縦方向に1段シフトし、この状態で区画
領域を横方向にシフトしながら各区画領域毎にキャラク
タ表示の制御を実行する。
この処理を次のステップb8において最終段の区画領域
の列に対する処理が終了したことが検出されるまで繰り
返し実行する。そしてすべての区画領域に対するキャラ
クタ表示の制御がなされたことが検出・確認された場合
には(ステップb8)、その画面の最後までブランク表
示を行わせ(ステップム9)、キャラクタ表示の制御処
理から抜は出す。
即ち、この処理手続きを要約すればパラメータM、Nに
従って、表示画面を分割設定してなる複数の区画領域を
順に選択指定し、その区画領域に対して表示すべきトラ
ック番号のキャラクタ表示をそれぞれ制御することで、
前述した第6図に示すように各区画領域に、そこに表示
されたスチル画像に関するトラック番号のキャラクタ表
示が行われるようになっている。
ここでトラック番号のキャラクタ表示の処理手続き(ス
テップb3)について説明すると、例えば選択指定され
た区画領域のトラック番号に括弧記号を付加して他の区
画領域におけるトラック番号のキャラクタ表示の形、聾
を異ならせる場合には、例えば第10図に示すようにし
てその処理手続きが進められる。
即ち、この処理手続きは前述したカーソル位置情報に従
って現(1ミキャラクタ表示を制御しようとしている区
画領域がマルチ表示画面上で選択指定されている区画領
域であるが否かの判定が行われる(ステップcl)。こ
の判定処理によって選択指定されている区画領域ではな
いことが示された場合には、1キャラクタ分のブランク
表示を行う(ステップe2)。これに対して選択指定さ
れている区画領域であると判定された場合には、その最
初のキャラクタ表示位置に左括弧記号パターン[<]を
表示する(ステップc3)。
このような左括弧記号パターン[<]のキャラクタ表示
の制御手順を経た後、次の2つのキャラクタ表示位置に
当該区画領域に表示されているスチル画像のトラック番
号を2桁表示する(ステップc4)。
しかる後、再度前述したカーソル位置情報に従って現在
キャラクタ表示を制御しようとしている区画領域がマル
チ表示画面上で選択指定されている区画領域であるか否
かの判定を行う(ステップc5)。そしてこの判定処理
によって選択指定されている区画領域ではないことが示
された場合には、1キャラクタ分のブランク表示を行う
(ステップcB)。また選択指定されている区画領域で
あると判定された場合には、上述した2桁のトラック番
号をキャラクタ表示した次のキャラクタ表示位置に右括
弧記号パターン[〉コを表示する(ステップc7)。
このような右括弧記号パターン[〉]のキャラクタ表示
の制御手順を経た後、次のキャラクタ表示位置に対して
1キャラクタ分のブランク表示を行い(ステップc8)
、このトラック番号のキャラクタ表示の処理手続きを抜
ける。
しかしてこのような処理手続きによれば、複数の区画領
域のそれぞれに2桁のトラック番号のキャラクタ表示が
行われ、更にその区画領域がカーソル位置情報により示
される選択指定されたスチル画像を表示している区画領
域である場合には、上記2桁のトラック番号に括弧記号
が付加されたキャラクタ表示が行われる。このけっか、
カーソル位置情報で示される区画領域のトラック番号の
キャラクタ表示形態だけが異ならせられ、その識別が容
易化されることになる。
一方、トラック番号のキャラクタ表示色を異ならせる場
合には、例えば第11図に示すようにしてその処理手続
きが進められる。即ち、この場合には先ず1キャラクタ
分のブランク表示が行われル(ステラ”;’ di)。
しかる後、前述したカーソル位置情報に従って現在キャ
ラクタ表示の制御対象としている区画領域がマルチ表示
画面上で選択指定されている区画領域であるが否がの判
定が行わレル(ステップd2)。そしてその区画領域が
カーソル位置情報で指定される領域である場合には、そ
の表示色の変更処理が行われ、例えばキャラクタ表示色
が白から赤に変更される(ステップd3)。
尚、当該区画領域がカーソル位置情報によって指定され
ていない場合にはキャラクタ表示色の変更を行うことな
く、その処理手続きが次に進められる。
このようにキャラクタ表示色の変更処理制御を行った後
、2桁のトラック番号をキャラクタ表示する(ステップ
d4)。そして表示色の変更がなされている場合には、
その表示色を元に戻す処理手続きを経て(ステップd5
)、その後、2キャラクタ分のブランク表示を行った後
にこのキャラクタ表示手続きを抜は出す(ステップdB
)。
またトラック番号を示すキャラクタ表示を点滅制御する
場合には、第12図に示すようにその処理手続きを進め
る。この処理は、先ずlキャラ2フ分のブランク表示を
行い(ステップe1)、シかる後、前述したカーソル位
置情報に従って現在キャラクタ表示の制御対象としてい
る区画領域がマルチ表示画面上で選択指定されている区
画領域であるか否かの判定を行う(ステップe2)。そ
してその区画領域がカーソル位置情報によって指定され
ていない場合には、そのままその区画領域に表示されて
いるスチル画像の2桁のトラック番号をキャラクタ表示
する(ステップc5)。
これに対して区画領域がカーソル位置情報によって指定
されている場合には、ブランキング(点滅)311Hの
為のフラグ情報Fを調べ、フラグFが〔1]であるか[
0]であるかを判定する(ステップc3)。そして、例
えばフラグFが[1]である場合には、そのまま2桁の
トラック番号のキャラクタ表示を行い(ステップ05)
、フラグFが[0]である場合には2桁のブランク表示
を行った後(ステップc4)、上記フラグFを反転処理
する(ステップc8)。このようにして2桁のトラック
番号のキャラクタ表示の制御を行った後、2キャラクタ
分のブランク表示を行ってこのキャラクタ表示の処理手
続きを抜ける(ステップe7)。
しかしてこのような処理手続きによれば、マルチ画面の
表示に際してそのマルチ画面画像信号を繰り返し再生出
力し、これに応動してキャラクタ表示の制御を行う過程
において、カーソル位置情報によって指定される区画領
域に対するキャラクタ表示の制御が行われる都度、上述
したフラグFが反転制御されている。従ってそこでのト
ラック番号のキャラクタ表示が1回毎に禁止される(ブ
ランク表示に変更される)。この結果、そのトラック番
号が表示画面の繰り返°し周期に従って点滅を繰り返す
ことになり、ここにそのブランキング制御が行われるこ
とになる。
このようにその代表的なキャラクタ表示の制御手順を示
したように、本装置によれば簡易な制御手順によってマ
ルチ表示画面上の指定された区画領域にキャラクタ表示
されるトラック番号の表示形態を他の区画領域における
トラック番号の表示形態と異ならせるものとなっている
。従ってマルチ表示画面上の複数の区画領域に、そこに
表示されているスチル画像の管理情報を示すトラック番
号を現すキャラクタ表示の形態の異なりから、どの区画
領域のスチル画像が選択指定されているかを容易に、且
つ適確に識別することが可能となる。
そしてその識別結果に従って前述したr+」釦。
「−」釦の選択操作によって選択指定するスチル画像を
複数の区画領域間で容易にシフト操作して変更していく
ことが可能となる。この結果、マルチ表示画面上で所望
とするスチル画像を容易に選択指定し、且つその選択指
定したスチル画像を容易に識別確認した上で、そのスチ
ル画像を通常表示に供することがII能となる。故に、
スチル画像選択の容易化を図ると共に、対話的な装置の
操作手順により、その装置の取扱い性を飛躍的に高める
ことが可能となる等の実用上多大なる効果が奏せられる
尚、実際に上述したキャラクタ表示の制御形態を変更制
御する場合には、その制御性や識別性の点から括弧記号
を付加してそのキャラクタ表示形態を異ならせるように
した方が好ましい。即ち、マルチ表示画面のモニタは、
前述したようにテレビジョン受像機を用いて行われると
は限らず、プリンタによるハードコピー出力によりモニ
タされる場合がある。このようなマルチ表示画面のハー
ドコピーを求めるような場合、前述したブランキング制
御を行うものとすると、偶然的にそのハードコピー・タ
イミングがキャラクタ表示しない周期(滅法!!3)で
あると、その部分でのトラック番号のキャラクタ表示が
欠落することになる。また表示色を異ならせる場合には
、例えばキャラクタジェネレータ36から出力され゛る
キャラクタ信号に対する色変更の為のハードウェア回路
が必要となったり、或いは単色ハードコピー装置を用い
てマルチ表示画面のハードコピーを求めるような場合に
は、その色情報が失われてしまう。
この点、括弧記号を付加してそのキャラクタ表示形態を
異ならせる場合には、括弧記号パターンのキャラクタ表
示の位置制御を加えるだけでよく、また表示色に関する
制約もない。従ってマルチ表示画面をハードコピー出力
するに際しても全く問題が生じない。またテレビジョン
受像機の表示画面とマルチ表示画面とのずれによって、
その辺部の画像が欠落するような場合であっても、上述
した括弧記号によれば一方の括弧記号表示パターンが欠
落しても他方の括弧記号パターンが必ず表示されるので
、キャラクタ表示されたトラック番号に括弧記号が付さ
れているか否かを確実に識別検出することができる。従
って括弧記号を付加してそのキャラクタ表示形態を異な
らせることを主体とし、その他の手法を付随的に用いて
そのキャラクタ表示の形態を異ならせることが望ましい
と考えられる。
尚、本発明は上述した実施例に限定されるものではない
。例えばマルチ表示画面を構成する上での画面分割数や
、キャラクタ表示の形態(キャラクタ表示パターンの種
類やその表示位置)等は、その仕様に応じて定めれば良
いものである。またキャラクタ表示の制御手続きについ
ても種々変形可能なものである。その他、本発明はその
要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することがで
きる。
[発明の効果コ 以上説明したように本発明によれば、マルチ画面表示さ
れる複数のスチル画像に関するキャラクタ表示の情報を
、その選択指定されているスチル画像についてキャラク
タ表示の形態を異ならせるので、キャラクタ表示の形態
からどのスチル画像が選択されているかを容易に、しか
も適確に識別することができる。この結果、キャラクタ
表示の形態が異なる表示情報を手掛かりとして対話的に
、マルチ画面表示された複数の°スチル画像中から所望
とするスチル画像、つまり通常再生しようとするスチル
画像を容易に選択し、これを通常画像再生に供すること
がnJ能となる。従って装置の取扱い性の向上を図り、
使い易い画像再生装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例に係る画像再生装置について示す
もので、第1図は実施例装置における特徴的なマルチ画
面表示の態様を概念的に示す図、第2図は実施例装置の
外観構成例を示す図、第3図は実施例装置の全面パネル
の構成例を示す図、第4図は実施例装置の電気的な概略
構成を示す図、第5図は第4図に示す出力信号処理回路
の構成例を示す図である。 また第6図は実施例装置におけるマルチ画面表示の代表
的な表示形態を示す図、第7図はキャラクタ表示の為の
メモリマツプの構成例を示す図、第8図はマルチ画面表
示の為の全体的な処理手続きの′流れを示す図、第9図
はキャラクタ表示の全体的な制御手順を示す図、そして
第10図乃至第12図はそれぞれトラック番号表示の制
御手順を示す図である。 1・・・画像再生装置、2・・・テレビジョン受像機、
4・・・フロッピーディスク挿入部、6・・・操作釦、
7・・・接続ケーブル、9・・・SVF、10・・・操
作部、11・・・システムコントローラ、14・・・磁
気ヘッド、34・・・出力信号処理回路、 36・・・キャラクタジェネレータ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)所定の記録媒体に記録された複数枚のスチル画像
    を選択的に再生出力する画像再生装置において、 画面分割して設定された複数の区画領域に上記複数枚の
    スチル画像をそれぞれ縮小表示すると共に、各スチル画
    像の管理情報を当該区画領域にそれぞれキャラクタ表示
    する手段と、この画面分割された複数の区画領域にそれ
    ぞれ縮小表示されたスチル画像から選択されて通常表示
    に供されるスチル画像の上記区画領域にキャラクタ表示
    されている管理情報の表示形態を他のキャラクタ表示の
    形態と異ならせる手段とを具備したことを特徴とする画
    像再生装置。 (2)複数枚のスチル画像はスチルビデオフロッピーデ
    ィスクに記録された電子スチル画像であって、各スチル
    画像の管理情報は上記スチルビデオフロッピーディスク
    における記録トラック番号として与えられることを特徴
    とする請求項(1)に記載の画像再生装置。(3)キャ
    ラクタ表示形態の変更は、表示キャラクタを点滅、反転
    、表示色変更、または所定の付加記号を付加して行われ
    ることを特徴とする請求項(1)に記載の画像再生装置
    。 (4)画面分割された複数の区画領域にそれぞれ縮小表
    示されたスチル画像からの通常表示に供されるスチル画
    像の選択は、表示形態の異なるキャラクタ表示がなされ
    る区画領域を複数の区画領域間で移動制御して行われる
    ことを特徴とする請求項(1)に記載の画像再生装置。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6444181A (en) * 1987-08-11 1989-02-16 Canon Kk Reproducing device

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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