JPH03117845A - 空気調和機の送風制御方式 - Google Patents

空気調和機の送風制御方式

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JPH03117845A
JPH03117845A JP1255681A JP25568189A JPH03117845A JP H03117845 A JPH03117845 A JP H03117845A JP 1255681 A JP1255681 A JP 1255681A JP 25568189 A JP25568189 A JP 25568189A JP H03117845 A JPH03117845 A JP H03117845A
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JP
Japan
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air
blower
temperature
conditioned
heat exchanger
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Application number
JP1255681A
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English (en)
Inventor
Hideaki Sunanaga
砂永 秀明
Mitsuo Seyama
光男 瀬山
Masaki Saito
斉藤 昌己
Takahiro Suzuki
孝浩 鈴木
Hiroyuki Nunokawa
布川 廣之
Hiroshi Ikeda
博 池田
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、空調ユニットの上部と下部との両方に吹出口
を備え、さらに夫々の吹出口には送風機を設けて成る空
気調和機において、特に夫々の送風機による送風機制御
方式に関するものである。
(ロ)従来の技術 一般に上部と下部との両方に吹出口及び送風機を備えた
空気調和機の従来技術としては実公昭62−40274
号公報に記載されているようなものがあった。この公報
に記載されたものは、暖房運転時には上部、下部両方の
送風機を運転させ、冷房時には上部の送風機を高速で運
転させ、かつ下部の送風機を停止させると共に、下部の
吹出口を閉じるものであった。
(ハ)発明が解決しようとする課題 1−記したような従来技術では、■暖房運転時には(i
)熱交換器の温度が充分に暖まっていない時にも上部の
吹出口から送風が行なわれ、この送風が直接人体に当り
冷風感を覚えるものであった。
(i)被調和室の温度が設定温度に達した後にも上部、
下部両方の送風機が運転(停止させることは周知)され
るものであり、前記同様に冷風感を覚えるものであった
。また送風機を停止させると室内の空気循環が自然対流
のみになり、室温の温度変動幅が大きくなる問題点があ
った。■冷房運転時には上部の送風機しか運転されない
ため、特に冷房運転の開始時に充分な送風量が得られず
立上り特性が悪いものであった。尚、上部の送風機の送
風量を増して補正を行なっているが、送風量を増すため
には送風機の大型化が必要になり、また送風量を増せば
振動、騒音も同時に増加するため、実質的には充分な送
風量が得られない問題点があった。
このような問題点に対して、本発明は快適であり、かつ
効率のよい空調が行なえる送風制御方式を提供するもの
である。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明の空気調和機の送風制御方式は被調和室の床に設
置きれる空調ユニットの上部及び下部に夫々調和空気の
吹出口を設け、これらの吹出口に対応して夫々上部送風
機及び下部送風機を設けて成る空気調和機において、上
部送風機の運転信号及び下部送風機の運転信号がある時
は被調和室の室温と設定温度との差から定められる風量
設定値に基づいて上部送風機及び下部送風機の運転を制
御させると共に、上部送風機の運転信号があり、かつ下
部送風機の運転信号がない時は増加補正された風量設定
値に基づいて上部送風機の運転を制御させるものである
また、下部吹出口を開閉可能にするフラップを設け、冷
房運転の際室温が設定温度より一定温度以上高い時にフ
ラップを開くと共に、下部送JiQ1機の運転信号を出
力きせるものである。
また、被調和室を暖房する際、風量設定値が0風量(停
止)の時に上部送風機を停止させ、かつ下部送風機を所
定周期毎に一定時間の間膜低風量による間欠運転をさせ
るものである。
また、空調ユニット内に設けられた熱交換器を加熱して
暖房運転を行なう際、この熱交換器の温度が所定温度以
下の時に、前記風量設定値にょら4′]一部送風機を最
低風量で運転させ、かつ下部送風機を停止させると共に
、下部側の吹出口を閉じるものである。
(ホ)作用 このような制御方式を用いると、冷房運転の開始時には
上部送風機及び下部送風機の運転が行なわれ、暖房運転
時には、熱交換器の温度が所定値以下の時には下部送風
機の運転を停止して冷風防止を行なうと共に、サーモサ
イクルにより上部、下部両方の送風機の運転が停止する
ような時には、下部の送風機を間欠的に最低風量で運転
し、空気の自然対流を促進するものである。
(へ)実施例 以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第1図
、第2図は床置型空調ユニットの正面図及び側面図であ
る。1は空調ユニット、2,3はフラップであり、夫々
上部吹出口4、下部吹出口5に取付けられている。第1
図に示した状態はフラップ2,3により上部吹出口4及
び下部吹出口5を閉じた状態である。これらのフラップ
2゜3は内部のステップモータによって、その開度又は
送風時の風向が決められる。6は吸込口、7は操作部及
び表示部である。
第3図は第1図、第2図に示した空調ユニット1の縦断
面図である。70はケーシングであり、送風路を形成し
ている。8.9は同心送風型の送風機であり、運転する
ことにより実線矢印の方向に加熱又は冷却された調和空
気が流れるものである。これらの送風機8,9は多段階
の回転数が得られる誘導電動機又は直流モータによって
駆動されている。10は利用側熱交換器であり、圧縮機
、熱源側熱交換器、減圧装置と共に冷媒配管で環状に接
続されて冷凍サイクルを構成している。
冷房運転を行なう時には熱源@熱交換器が凝縮器として
作用し、利用側熱交換器10が蒸発器として作用し、利
用側熱交換器10による冷却が行なわれる。また暖房運
転を行なう時には、四方弁などを用いて冷媒の流れを変
え熱源側熱交換器を蒸発器として作用させ、利用側熱交
換器10を凝縮器として作用させ利用側熱交換器10に
よる加熱が行なわれる。また利用側熱交換器10に温水
配管を組み込み、暖房運転時には、温水配管に温水を流
し、この温水配管からの放熱によって暖5を行なうよう
に構成してもよい、11はエアーフィルタCあり、吸込
口6と利用側熱交換器10との間に設けられている。こ
のエアーフィルタ11の一部を静電式の空気清浄器とし
てもよい、12゜13は夫々ステップモータであり、フ
ラップ2゜3を回転させてフラップの角度を決めるもの
である。
第4図は第1図〜第3図に示した室内ユニットに用いら
れる電気回路図である。この図においe て、14はマイクロプロセッサであり、次の第古ミ図、
第参図のフローチャートに示すような動作を行なわさせ
るものである。15は入力回路でゐり、各種の設定(冷
房、暖房、除湿運転などの運転モードの設定、送風量の
設定、フラップの角度の設定、室温の設定、タイマ運転
の設定)を行なう、尚、これらの設定値をワイヤレスリ
モコンから受信してマイクロプロセッサ14に供給する
回路でもよい、1らは表示部であり、運転モードやタイ
マ運転や異常発生などを表示する。17,18は温度セ
ンサであり、温度センサ17は被調和室の室温T、が検
出できる位置に取付けられている。また温度センサ18
は第3図に示した利用側熱交換器10の温度T、が検出
できる位置に取付けられている。これらの温度センサ1
7,18が検出する温度は対応する電圧に変換された後
、マイクロプロセッサ14に供給され、マイクロプロセ
ッサ14はこの温度に対応する電圧をA/D(アナログ
/デジタル)変換してデジタルデータとして入力する。
このA/D変換はマイクロプロセッサ14の内部にあっ
ても、外部に外付けされでいてもよい、19はバッファ
であり、ステップモータ12,13のフィル21〜24
を通電するためのものである。従って、ステップモータ
12.13はマイクロプロセッサ14から出力されルハ
ルスによって直接駆動される。マイクロプロセッサ14
は初期に位置合せを行なった後、出力したパルス数を記
憶してステップモータの回転位置(フラップ角度)を記
憶するものである。
25〜30,32.33はリレーであり、マイク【1プ
ロセツサ14の出力によって通電、非通電イ・ソチ)で
あり、マイクロプロセッサ14の出刃によって通電、非
通電の状態が変わるものである。36は切換接片であり
、リレー25が通電されることによってこの接片が切換
る。第4図に示す状態はリレー25を通電していない時
のものである。以下同様に切換接片37〜41の第4図
に示す状態はリレーが通電されていない時の状態である
。切換接片37,3Bはリレー26の通電によって同時
に切換る接片であり、切換接片39はリレー27の通電
によって切換る接片であり、切換接片40はリレー28
の通電によって切換る接片である。尚、41は無接点リ
レー31の接片であり、実際には半導体スイッチング素
子の0N10FF動作に対応する。42は接片41と並
列に設けられた抵抗である。43は誘導電動機44の運
転用のコンデンサである。
誘導電動機44は通電する端子FSI〜FS5を選択す
ることによってF1〜F5の5段階の出力を選ぶことが
できる。この選択は切換接片36〜40を組み合せて行
なわれる。また無接点リレー41を開閉することによっ
て(開く)、電流が抵抗42を介して流れるため電動機
の出力が低下して諮らにF6の6段目の出力が得られる
ものである。
45.46は切換接片であり、リレー29,30の通電
によって切換る。第4図に示す状態は、リレー29.3
0が通電されていない時の状態である。47.48は夫
々無接点リレー34.35の接片であり第4図に示す状
態はOFFの状態である。49.50.51は前記と同
様な抵抗、運転コンデンサ、誘導電動機である。この誘
導電動機51も前記電動機44と同様に通電する端子F
311〜FS13を選択することによってFil〜F1
3の3段階の出力を選ぶことができる。また無接点リレ
ー47を開閉することによって(開く)、電流が抵抗4
9を介して流れるため電動機の出力が低下してさらにF
l4の4段目の出力を選ぶことができる。
52.53は連動して開閉動作する接片であり、リレー
32の通電によって閉じる。54は圧縮機であり、接片
52,53が閉じることによって運転が行なわれる。す
なわち、利用側熱交換器で冷却が行なわれる。尚、57
は運転用のコンデンサである。
55は開閉動作する接片であり、リレー33の通電によ
って閉じる。56は熱源機であり、接片55が閉じるこ
とによって運転が行なわれる。この熱Kja56を運転
することによって温水が利用側熱交換器へ供給され、こ
の熱交換器で加熱が行なわれるものである。
尚、58は交流(AC)を直流に変換する電源回路であ
り、直流電力を供給するものである。
第5図は誘導電動機44.51の出力F1〜F6、F1
1〜F14と送風量HH−LLとの関係を示す説明図で
ある。この説明図において風量HH−LLにはHH>H
’>H>M>L>LLの関係がある。また横方向に並記
されている出力、例えばF6 、Fl 4は送風−1L
Lを得るための電動機44.51の出力である。この送
風量は吹田口4.5から実際に吐出される値であり、吹
田口4.5では送風抵抗が異なるため電動機44.51
の実際の回転数は異なるものである。また、送風量HH
,H’は下部の吹出口5を閉じた時の送風量である。
このように構成きれた空気調和機では、設定値や室温な
どの情報(データ)に基づいて電動機44.51、圧縮
機54、熱源tl!56、ステップモータ12,13(
フラップ)の制御を行なうものである。
第6図は冷房運転時の送風量、フラップ3の開閉動作を
示すフローチャートである。まずステップS1にて冷房
運転を開始すると、ステップS2にて’7m≧T、+2
”(T、は室温、Tsは設定値)を満すか否かの判断を
行ない、この条件を満す時にはステップS4へ進む、こ
のステップS4では下部フラップ3の設定が閉(常に閉
じる)、開(常に開く)、自動(運転条件によって自動
的に開閉する)のいずれに設定されているかを判断する
。設定が“閉”になっている時はステップS5、設定が
、“開”自動”になっている時にはステップS6へ進む
、ステップS5では電動機44 (FU)の吹出口4か
らの送風量をHH”に設定し、電動機51 (FD)を
停止(0風量)に設定し、フラップ3(FL)を閉じる
。この後のを介してステップS19へ進む、このステッ
プS19では電動機44 (FU) 、 51 (FD
)が設定送風量で運転されるようにリレーの通電組み合
せ、すなわち接片の切換えを行なう、またステップS6
では電動機44(FU)の送風量を“H”、電動機51
 (FD)の送風量を“H11に設定し、フラップ3(
FL)を開いた後ステップS19へ進む。
室温TllがステップS7の条件(T、+2>T。
≧Ts+1)を満す時にはステップS8へ進む。
ステップS8ではステップS4と同様にフラップ3の設
定状態を判断してステップS9又はステップS10へ進
む。ステップS9では電動機44(FU)による送風量
を“H′°′に設定し、電動機51(FD)を停止に設
定し、フラップ3 (FL)を閉じる。この後ステップ
319へ進む。ステップS10では電動機44(Ft、
)の送風量を“M”に設定し、電動機51 (FD)の
送風量を“M”に設定しフラップ3(FL)を開いた後
ステップS19へ進む。
室温T5がステップsiiの条件(Ts+1>T、≧T
、)を満す時にはステップS12へ進む。
ステップS12ではフラップの設定状態によってステッ
プS13又はステップS14へ進む。ステップS13で
はFUを“H”  FDを’OFF″に設定して、FL
を閉じてステップ819へ進む、またステップ514で
はFUを“L″ FDを“L”に設定して、FLを開い
た後ステップ319へ進む。
室温T、がステップS15の条件(Ts>Ts)を満す
時にはステップS16へ進む、このステップ316では
フラップの設定状態によりS17又はS18へ進む。ス
テップS17ではFUを′LL”、FDを“OFF″に
設定して、FLを閉じてステップS19へ進む、またス
テップ818ではFUを4LL″ FDを“LL″に設
定し、フラップFLを開いてステップ519へ進ム。
前記したステップ519を行なった後、冷房運転の制御
を行なうものである。すなわち、圧縮機の運転等を制御
する。
第7図は冷月運転を行なった際の室温T、と電動機44
(FU)による送風機の変化、電動機51(FD)によ
る送風量の変化、フラップFL(自動に設定)の開閉状
態の変化、圧縮機の0N10FFの変化を示す図である
。まず時間tiOの時に運転を開始すると室温TIがT
、≧T s + 2なので、第6図のステップS6によ
る設定が行なわれ空調ユニットの上部と下部との両方か
ら急速冷房が行なわれる。この時、同時に圧縮機の運転
が行なわれて冷房運転が開始される。この冷房運転によ
って室温T、が低下して来る。時間tit、ti2.t
i3になると順次第6図のステップS9.ステップS1
3.ステップS17の設定を行なう。尚、時間ti3で
は圧縮機の運転も停止する。この後時間ti4では室温
が上昇し再びステップS17の設定が行なわれると共に
圧縮機の運転が開始される。以下室温に合わせた運転が
行なわれる。
尚、第6図に示すステップS2,87,811゜515
の判断には温度ディファレンシャルを設定してもよい。
また上部のフラップ2は常に開いた状態である。
第8図は暖房運転時の送風量、フラップ3開閉動作を示
すフローチャートである。まずステップS20にて暖房
運転を開始すると第6図に示したフローチャートと同様
にステップ320〜ステツプ324にて室温T、と設定
値T、との大小関係を判断し、この結果に基づいてステ
ップ825〜スデツプ528へ進む、ステップ325〜
ステツプ52Bでは第6図のフローチャートと同様にフ
ラップ設定状態が“開”、“閉”自動”のいずれになっ
ているかの判断を行ないステップS29〜ステツプS3
6へ進む。ステップS29では電動機44(FU)の送
風量を“H′”に設定し、電動機51 (FL)を停止
に設定し、フラップFLを閉じた後のを介してステップ
337へ進む、ステップS30ではFUの送風量をH″
に設定し、FDの送風量を“H”に設定し、フラップF
Lを開いた後ステップS37へ進む、ステップS31で
はFUの送風量をH”に設定し、FDを停止し、フラッ
プFLを閉じた後ステップS37へ進む、ステップ33
2ではFUの送風量を′M”に設定し、FDの送風量を
“M″に設定し、フラップFLを開いた後ステップS3
7へ進む、ステップ333ではFUを停止に設定し、F
Dを停止に設定し、フラップFLを閉じた後ステップS
37へ進む、ステップS34ではFUを停止に設定し、
FDの送風量を“LLと停止との間欠運転”に設定し、
フラップFLを開いた後ステップS37へ進む、LLと
停止との間欠運転の周期は10秒間LLで送風し、20
秒間停止をする周期である。ステップS35ではFUを
停止に設定し、FDを停止に設定し、フラップFLを閉
じた後ステップS37へ進む。ステップS36ではFU
を停止に設定し、FDを停止に設定し、フラップFLを
開いた後ステップ837へ進ム。
ステップS37では、利用側熱交換器の温度T。
と設定値TNslとの大小弁を判断し、条件“T 14
≦TNS1(25°C)”を満す時にはステップ33B
□・へ進む。ステップ33BではFUを停止に設定し、
FDを停止に設定し、フラップFLを閉じた後ステップ
341へ進む。従って前段のステップ527〜S35に
て設定されたFU、FD、フラップFLの設定状態を変
更して、利用側熱交換器の温度THがステップS37の
条件を満している間は冷風の吹出しが行なわれないよう
にしている。またステップ839では条件″T、≦T 
5sl(30°C)”を満す時にはステップS40へ進
む。このステップS40ではステップ83gと同様にF
Uの送風量を’LL”に設定し、FDを停止に設定し、
フラップFLを閉じるように設定し直した後ステップS
41へ進む、従って、利用側熱交換器の温度T、h<T
、、に達するまでは、空調コニットの上部の吹出口から
“LL”の送風量にて暖房運転が行なわれ、暖房運転開
始時の立上り特性を良くするものである。この時空調ユ
ニットの下部の吹出口は閉じているので、冷風が直接利
用者に当り冷風感を覚えることはない。尚、ステップ3
37、ステップS39の判断には所定の温度ディファレ
ンシャルを設定してもよい。
ステップS41では電動機44 (FU)、電動機51
(FD)を夫々設定された送風量が得られるように運転
するものである。
第9図は暖房運転を行なった際の室温T5と電動機44
 (FU)による送風量の変化、電動機51(FD)に
よる送風量の変化、フラップFL(自動に設定)の開閉
状態の変化、熱源機のON10 F Fの変化を示す図
である。まず時間tiOの時に運転を開始すると室温T
、が“Ts<Ts  1″なので第8図のステップS3
0が実行されて、空調ユニットの上部及び下部の両方か
ら急速に暖房が行なわれる。この時、利用側熱交換器の
温度T8が30℃になるまではステップ337〜ステツ
プS40により冷風防止動作が行なわれる。すなわち、
温度TNが25℃になるまでは送風を行なわず、25℃
<TN≦30℃の時は上部から送風量“L Itの運転
を行なう。TN>30℃になれはステップS30の設定
による送風運転が行なわれる。この後室温T、が上昇す
るにつれて時間ti1でステップS32の設定を行ない
時間ti2でステップS34の設定による運転が行なわ
れる。
この時間ti2〜ti3の間では室温T、が設定値に達
しているため熱源機の運転が停(ヒしている。従って、
熱源機の運転が停止している間は電動Ja51(FD)
によって下部から送風量“LL”の間欠送風が行なわれ
る。この間欠送風により、室内の空気の自然循環が促進
され温度検出器のレス、1zンスが良くなり室内の温度
変動幅を小さくできる・ものである。
この後時間ti3で室温Tよが設定値以下に下がると、
1嶋びステップS32の設定が行なわれ送風運転が開始
される。この時、熱源機も同時に運転を開始するため、
利用側熱交換器の温度T、が所定温度に達するまで前記
と同様な冷風防止動作が行なわれる。
尚、送風量が′M”→OFFまたは“M”→間欠送風に
変わる際、設定値が変わってから30秒間位は変更前の
設定値での送風運転を行ない、熱源機の運転が開始され
送風量が“M”以上の送風量に切換る時には設定値が変
わってから45秒間位は送風量“L l?の送風を行な
うようにすれば、熱交換器に残る熱の有効利用や、冷風
防止の効果を−Lげることができる。
(ト〉発明の効果 忙発1111は被調和室の床に設置される空調ユニット
のI一部及び下部に夫々調和空気の吹出口を設け、これ
らの吹出口に対応して夫々上部送風機及び下部送風機を
設けて成る空気調和機において、下部送風機の運転信号
及び下部送風機の運転信号がある時は被調和室の室温と
設定温度との差から定められる風量設定値に基づいて上
部送風機及び下部送風機の運転を制御させると共に、上
部送風機の運転信号があり、かつ下部送風機の運転信号
がない時は増加補正された風量設定値に基づいて上部送
風機の運転を制御させるので、下部送風機が停止してい
る時は、上部送風機の送風量を増加させることができ、
送風量が室温と設定値との関係から変更されても充分な
送風にが得られ空調能力の極端な低下を防止できる。
また、下部吹出口を開閉可能にするフラップを設け、冷
房運転の際室温が設定温度より一定温度以上高い時にフ
ラップを開くと共に、下部送風機の運転信号を出力させ
ることによって、冷房運転の開始時には上部と下部との
両方から送風ができ、送風量の増加による冷房効率の向
上と、下部からの送風が直接利用者に当り利用者にとっ
ては、冷房開始時に快適感が得られるものである。
また、被調和室を暖房する際、風量設定値が0風縫(停
止)の時に上部送風機を停止させ、かつ下部送風機を所
定周期毎に一定時間の間層低風量による間欠運転をさせ
ることによって、利用者に冷風による不快感を与えるこ
となく室内の空気の循環を促進し、温度むらを抑制でき
るものである。
また、空調ユニット内に設けられた熱交換器を加熱して
暖房運転を行なう際、この熱交換器の温度が所定温度以
下の時に、前記風量設定値によらJ’ 11部送風機を
最低風量で運転させ、かつ下部送風機を停止上させると
共に、下部側の吹出口を閉じることによって、−E部側
の吹出口からのみ最低風量による送風が行なわれ、利用
者に直接風を当てることなく暖房運転が行なえるもので
ある。すなわち、暖房開始時に利用者に冷風感を与える
ことなく送風運転が行なえ、暖房の立上り特性を改善で
きるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す空調ユニットの正面図、
第2図は第1図に示した空調ユニットの側面図、第3図
は第1図に示した空調ユニットの横断面図、第4図は第
1図〜第3図に示した空調ユニットに用いる電気回路図
、第5図は電動機の能力と送風量との関係を示す説明図
、第6図は冷房運転時の動作を示すフローチャート、第
7図は冷房運転時の室温の変化を示す説明図、第8図は
暖房運転時の動作を示すフローチャート、第9図は暖房
運転時の室温の変化を示す説明図である。 1・・・空調ユニット、  2.3・・・フラップ、4
.5・・・吹出口、 8.9・・・送風機、  10・
・・利用側熱交換器。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被調和室の床に設置される空調ユニットの上部及
    び下部に夫々調和空気の吹出口を設け、これらの吹出口
    に対応して夫々上部送風機及び下部送風機を設けて成る
    空気調和機において、上部送風機の運転信号及び下部送
    風機の運転信号がある時は被調和室の室温と設定温度と
    の差から定められる風量設定値に基づいて上部送風機及
    び下部送風機の運転を制御させると共に、上部送風機の
    運転信号があり、かつ下部送風機の運転信号がない時は
    増加補正された風量設定値に基づいて上部送風機の運転
    を制御させることを特徴とする空気調和機の送風制御方
    式。
  2. (2)下部吹出口を開閉可能にするフラップを設け、冷
    房運転の際室温が設定温度より一定温度以上高い時にフ
    ラップを開くと共に、下部送風機の運転信号を出力させ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の空気
    調和機の送風制御方式。
  3. (3)被調和室の床に設置される空調ユニットの上部及
    び下部に夫々調和空気の吹出口を設け、これらの吹出口
    に対応して夫々上部送風機及び下部送風機を設け、被調
    和室の室温と設定温度との差から定められる風量設定値
    に基づいて上部送風機及び下部送風機の運転を制御する
    ように成した空気調和機において、被調和室を暖房する
    際、風量設定値が0風量(停止)の時に上部送風機を停
    止させ、かつ下部送風機を所定周期毎に一定時間の間最
    低風量による間欠運転をさせることを特徴とする空気調
    和機の送風制御方式。
  4. (4)被調和室の床に設置される空調ユニットの上部及
    び下部に夫々調和空気の吹出口を設け、これらの吹出口
    に対応して夫々上部送風機及び下部送風機を設け、被調
    和室の室温と設定温度との差から定められる風量設定値
    に基づいて上部送風機及び下部送風機の運転を制御する
    ように成した空気調和機において、空調ユニット内に設
    けられた熱交換器を加熱して暖房運転を行なう際、この
    熱交換器の温度が所定温度以下の時に、前記風量設定値
    によらず上部送風機を最低風量で運転させ、かつ下部送
    風機を停止させると共に、下部側の吹出口を閉じること
    を特徴とする空気調和機の送風制御方式。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100408620B1 (ko) * 1995-10-23 2004-04-14 산요덴키가부시키가이샤 공기조화기의제어장치
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