JPH031166Y2 - - Google Patents

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JPH031166Y2
JPH031166Y2 JP1985107317U JP10731785U JPH031166Y2 JP H031166 Y2 JPH031166 Y2 JP H031166Y2 JP 1985107317 U JP1985107317 U JP 1985107317U JP 10731785 U JP10731785 U JP 10731785U JP H031166 Y2 JPH031166 Y2 JP H031166Y2
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JP
Japan
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shank
main body
body housing
position detector
hole
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JP1985107317U
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JPS6216412U (ja
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  • Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 −産業上の利用分野− この考案は、工具に替えて工作機械の工具取付
孔に装着され、接触針とワークとの接触によりワ
ーク表面の座標を検出する装置に関するものであ
る。
−技術の背景− この種位置検出器は、一般に接触針とワークと
の接触を電気的に検出する構造を有しているが、
ATC(自動工具交換装置)を装備した工作機械で
は、ATCにより工具取付孔に嵌脱されるので、
検出時の電気信号をコードレスでNC(数値制御)
装置に入力したいという要求がある。この要求を
満たす手段として、フオトカプラを介して位置検
出器の検出信号を工作機械側の受信部で受ける構
造を採用し得るが、この場合、位置検出器の発光
素子が工作機械側に設けた受光素子に対向するよ
うに位置検出器を装着する必要が生ずる。
具体的な一例を述べれば、第2図に示すように
位置検出器14のハウジング1から信号伝送部4
を張り出して設け、この信号伝送部4が工作機械
の主軸ケーシング15に装着した受信部16と対
向するように位置検出器14が装着されねばなら
ない。位置検出器14がATCにより装着される
場合には、把持部8に設けられている溝13の方
向が常に一定の方向となるから、溝13の方向と
信号伝送部4の張り出し方向との関係を工作機械
の受信部16の取付位置に合わせて決定すればよ
いこととなる。
−従来の技術と問題点− ところがこの位置関係は総ての工作機械につい
て一定である訳ではなく、工作機械のメーカーあ
るいは機種毎に区々であり、従つて位置検出器の
把持部8に形成される溝13と信号伝送部4の張
り出し方向との関係も個々の工作機械毎に区々と
なる。このため、従来の位置検出器では使用され
る個々の工作機械に合わせて信号伝送部4の位置
を決定していたのであるが、このようなことは製
作上非常に煩雑であり、信号伝送部4の取付方向
を間違えると位置検出器が使用不能となり、ま
た、位置検出器を他の工作機械に流用することも
できないという問題があつた。
−考案の目的− この考案は、以上の問題を解決することを目的
として為されたもので、信号伝送部4の張り出し
方向をシヤンクの溝13の方向と無関係に任意に
設定できる構造の位置検出器を提供しようとする
ものである。
−目的を構成するための手段− 即ちこの考案は、位置検出器をシヤンク部2と
本体ハウジング1とに分割形成し、接触針3及び
信号伝送部4が装着される本体ハウジング1の方
向をシヤンク部2の方向と無関係に任意の方向に
セツト出来るようにしたもので、本体ハウジング
1とシヤンク部2の結合構造としてテーパシヤン
ク5とテーパ孔9との嵌合による結合構造を採用
したものである。シヤンク部2のシヤンク7とテ
ーパ孔9とは同一軸線上にあり、シヤンク部2を
本体ハウジング1に結合して該シヤンク部2を介
して本体ハウジング1を工具取付孔6に装着した
ときに本体ハウジング1の側部に突設した信号伝
送部4と工作機械の主軸ケーシング15に装着さ
れた受信部16とが直接対向する位置となる。
−実施例− 以下、本考案の位置検出器の一実施例を示す図
面に基づいて説明する。
第1図は、本体ハウジングとシヤンク部とを分
離した状態で本体ハウジング1を側面図で、シヤ
ンク部2を断面図で示したものである。本体ハウ
ジング1には、接触針3、検出信号の信号伝送部
4及びテーパシヤンク5が設けられ、シヤンク部
2には工作機械の工具取付孔6に嵌挿されるシヤ
ンク7、ATC装置の把持部8、テーパシヤンク
5と嵌合するテーパ孔9が設けられている。10
はテーパシヤンク5の先端に設けたタツプ孔、1
1はシヤンク部2の中空孔12を通つてテーパ孔
9へと伸びるプルボルト、17はワークである。
本体ハウジング1とシヤンク部2とは、テーパ
シヤンク5とテーパ孔9との嵌合により固定され
る。プルボルト11はタツプ孔10に螺合され、
これを締結することにより本体ハウジング1とシ
ヤンク部2との固定が確実に行われ、衝撃等によ
つて分離する虞はない。
把持部8の溝13に対して信号伝送部4の方向
を変えたり場合には、プルボルト10を緩めてそ
の頭を叩いてやれば、テーパシヤンク5はテーパ
孔9から離脱するから、両者を所望の位置関係に
変更して再び結合してやればよい。
−考案の作用効果− 以上の説明より理解されるように、本考案の位
置検出器14は、本体ハウジング1とシヤンク部
2とを軸線回りの任意の角度で結合させることが
できるようにしたものであり、従つてシヤンク部
2側に設けられる把持部の溝13と本体ハウジン
グ側に設けられる信号伝送部4との位置関係を任
意に設定することができ、使用される工作機械に
合わせて信号伝送部4の方向をいつでも変更する
ことができる。また、テーパシヤンク5とテーパ
孔9との嵌合により本体ハウジング1とシヤンク
部2とを結合させる構造を採用したので、結合精
度が極めて高く、本体ハウジング1とシヤンク部
2との結合角度を無段階に調整することが可能
で、両者の分離及び結合も極めて簡単な操作で行
うことができるという特徴がある。
従つて本考案の構造を採用することにより、位
置検出器を使用される工作機械に合わせて個々に
製作しなければならないという煩雑さが解消さ
れ、不良品の発生も避けることができ、位置検出
器を他の工作機械に流用することも可能となる。
また、シヤンク部2を容易に交換することができ
るので、工具取付孔6に合わせてシヤンク7を交
換することも容易である。更に、製作上、接触針
の先端とシヤンクとの軸合わせが非常に容易にな
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示す図で、第1図はハ
ウジングとシヤンク部とを分離した状態で示す一
部断面側面図、第2図は工作機械の工具軸に取付
られた位置検出器を示す側面図である。 図中、1:本体ハウジング、2:シヤンク部、
3:接触針、5:テーパシヤンク、6:工具取付
孔、7:シヤンク、9:テーパ孔、10:タツプ
孔、11:プルボルト、12:中空孔、14:位
置検出器、17:ワーク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 工作機械の工具取付孔6に嵌装されるシヤンク
    7と本体ハウジング1から伸びる接触針3と本体
    ハウジング1の側部に突設した信号伝送部4とを
    有し、接触針3とワーク17との接触を電気的に
    検出してワーク表面の座標を検出する位置検出器
    において、シヤンク部2がテーパシヤンク5とテ
    ーパ孔9との嵌合により本体ハウジング1に分離
    可能に結合されており、シヤンク部2のシヤンク
    7とテーパ孔9とは同一軸線上にあり、本体ハウ
    ジング1をシヤンク部2を介して工具取付孔6に
    装着したときに本体ハウジングの信号伝送部4と
    工作機械の主軸ケーシング15に装着された受信
    部16とが直接対向することを特徴とする、位置
    検出器。
JP1985107317U 1985-07-13 1985-07-13 Expired JPH031166Y2 (ja)

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JP1985107317U JPH031166Y2 (ja) 1985-07-13 1985-07-13

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JPS6216412U JPS6216412U (ja) 1987-01-31
JPH031166Y2 true JPH031166Y2 (ja) 1991-01-16

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0739141B2 (ja) * 1990-04-24 1995-05-01 旭化成ポリフレックス株式会社 乾式積層フィルム及び積層方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57178642A (en) * 1981-04-27 1982-11-02 Shin Nippon Koki Kk Measuring device in machine tool

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JPS6216412U (ja) 1987-01-31

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