JPH03116088A - レーザディスプレイ装置 - Google Patents

レーザディスプレイ装置

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Publication number
JPH03116088A
JPH03116088A JP25409189A JP25409189A JPH03116088A JP H03116088 A JPH03116088 A JP H03116088A JP 25409189 A JP25409189 A JP 25409189A JP 25409189 A JP25409189 A JP 25409189A JP H03116088 A JPH03116088 A JP H03116088A
Authority
JP
Japan
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screen
laser beam
brightness
luminance
image
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Application number
JP25409189A
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English (en)
Inventor
Yasuaki Nakane
中根 靖章
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、レーザビームを用いてテレビジョン画像等
を表示するレーザディスプレイ装置に関する。
〔発明の概要〕
この発明は、レーザディスプレイ装置において、映像表
示するスクリーン上の座標位置に対応するアドレスを有
するリードオンリーメモリ (ROM )に輝度補正係
数を予め記憶させておき、レーザビームのラスタ走査に
同期して、ROMに記憶された輝度補正係数を順次読み
出して、レーザビームの輝度を変調する光変調器の利得
を制御するように構成することによって、スクリーン上
の画像の輝度歪み及び色相バランスを補正するようにし
たものである。
〔従来の技術〕
赤、緑、青の3色レーザ光を強度変調し、この強度変調
されたレーザ光を例えば回転多面鏡によって、スクリー
ン上に走査して、テレビジョン画像等の画像を表示する
レーザディスプレイ装置がある。
第4図は上述したレーザディスプレイ装置の一例の全体
の斜視図である。
同図において、(la) (lb)及び(Ic)はそれ
ぞれ赤、緑、青のレーザ光源であり、これらレーザ光源
(la) (lb)及び(Ic)からのレーザビームが
光変調器(2a) (2b)及び(2C)に入射される
。そして、映像信号に応じた変調信号R,G、Bがそれ
ぞれ光変調器(2a) (2b)及び(2C)に供給さ
れ、これら変調信号R,G、Bに従って、各レーザビー
ムが強度変調される。そして、各光変調器(2a) (
2b)及び(2C)から出力されたレーザビームはそれ
ぞれビーム径調整用レンズ(3a) (3b)及び(3
C)に透過された後に、それぞれ誘電体ミラー(4a)
 (4b)及び(4C)に供給される。そして、誘電体
ミラー(4C)によって反射された青色レーザビームは
誘電体ミラー(4b)に供給され緑色レーザビームと合
成されて、誘電体ミラー (4a)に供給される。そし
て、この誘電体ミラー(4a)において、赤色レーザビ
ームと合成されて、3原色の合成レーザビームl、が得
られる。そして、この合成レーザビーム2I  は回転
多面鏡(9)の反射部(11)に供給される。
この回転多面鏡(9)の反射部(11)は、平面鏡を等
間隔で環状に配置した構成となっており、駆動手段(図
示せず)によって反射部(11)は高速回転されている
。そして、この反射部(11)によって、入射したレー
ザビームが偏向されるものである。反射部(11)が例
えば25面の平面鏡によって構成されている場合、1つ
の平面鏡で1回の偏向が行われ、回転多面鏡(9)の1
回転で25回のレーザビームの偏向が行われる。
そして、この回転多面鏡(9)によって扇状に水平偏向
されたレーザビームは、リレーレンズ(12a)に供給
され、平行走査光に変更される。そして、この平行走査
光はリレーレンズ(12b)  に供給され、このリレ
ーレンズ(12b)  の焦点位置に配置されたガルバ
ノミラ−(13)に集光される。このガルバノミラ−(
13)はレーザビームを垂直方向に偏向走査するもので
あり、駆動手段(13a>  によって回動制御される
ものである。
そして、このガルバノミラ−(13)によって反射され
たレーザビームは投影レンズ(14)を介してスクリー
ン(15)の裏面に照射される。この投影レンズ(14
)は平行走査光であるレーザビームをスクリーン(15
)上で細く絞り込み、画像の分解能を上げるためのもで
ある。そして、このスクリーン(15)の表面側から画
像が観察されるものである。
ここで、回転多面鏡(9)によるレーザビームの偏向周
期及びガルバノミラ−(13)による偏向周期を、それ
ぞれ映像信号の水平走査周期及び垂直走査周期に同期さ
せることにより、映像信号に基づいた画像がレーザビー
ムによりスクリーン(15)上にラスタ走査され描画さ
れる。
スクリーン(15)上にテレビジョン画像を映し出す為
には、上述したようにラスタ走査に同期して、レーザビ
ームを輝度変調する必要がある。そして、水平同期をと
る為には、回転多面鏡(9)の回転数に応じたパルス信
号を発生させて、このパルス信号が映像信号の水平同期
信号と同期するように、回転多面鏡(9)の回転数を制
御する必要がある。
しかし、回転多面鏡(9)の質量が極めて大きいために
、走査線毎に回転多面鏡(9)の回転数を制御すること
は不可能であるので水平走査光の一部を受光素子で受光
しトリガ信号を発生させて、輝度変調開始位置を決める
ものである。
参考文献:特開昭48−38997号公報特開昭61−
90112号公報 実開昭56−152456号公報 “1125本方式シーザカラーデイスプレィ■、■“(
テレビジョン学会誌29巻第2号1975年) 〔発明が解決しようとする課題〕 ところで、レーザディスプレイ装置において、回転多面
鏡(9)によるレーザビームの水平走査は、等角速度走
査である為、スクリーン(15)上では走査速度は均一
とはならない。したがって、スクリーン(15)の中央
部と端部とではその水平走査速度が異なってしまい、そ
れぞれの輝度も異なり画面上に輝度むらが生じてまう。
これは、スクリーン(15)上でのレーザビームの入射
角度をφとすると、水平走査速度はtanφに比例する
ためである。これは、例えばレーザプリンタのように走
査面が小さい場合には、補正レンズを用いて補正を行う
ことが可能であるが、レーザディスプレイ装置のような
大画面のスクリーンを用いる場合には、補正レンズで補
正することは極めて困難である。
そこで、上述したスクリーン(15)上でのレーザビー
ムの水平走査速度の違いによる画像の歪を、走査速度に
応じて映像情報の取り込み速度を変えて、補正すること
が考えられる。しかし、水平走査速度が速いスクリーン
(15)の端部では光エネルギー密度が低下し、平均輝
度が低くなってしまう。
特に薄型の背面投影型の場合には広角偏向となるために
、この影響が著しいものとなる。この背面投影型の場合
、スクリーン(15)の中央部で映像を観察する場合に
合わせて、スクリーン(15)の中央部に指向性を強く
するようになされている。しかし、このような指向性の
改善のみでは上述した光エネルギー密度の低下を補正す
ることはできない。
また、レーザディスプレイ装置を複数台並べて大きな画
面を作る、いわゆるマルチスクリーンの場合には、画像
を観察する位置によって指向性の差が生じて、スクリー
ンとスクリーンとの連結部の輝度差が著しくなってしま
う。さらに、3色のレーザビーム色バランスが走査線上
で一様にはならず部分的にずれを生じてしまうという不
都合がある。これは、光学系の色収差や効率が波長によ
って異なり、かつ偏向走査角度によっても色収差や効率
が異なってしまうためである。
〔課題を解決するための手段〕
そこで、この発明は、レーザディスプレイ装置において
、映像を表示するスクリーン(15)上の座標位置に対
応するアドレスを有するリードオンリーメモリ(40a
> (40b) (40c)  に輝度補正係数を予め
記憶させておき、レーザビームのラスタ走査に同期して
、リードオンリーメモリ(40a) (40b) (4
0c)に記憶された輝度補正係数を読み出して、この輝
度補正係数とレーザビームの輝度変調信号とを乗算して
輝度補正を行うようにしたものである。
〔作用〕
スクリーン(15)上に表示された映像の輝度歪を無く
すことができるとともに、ROM(40a) (40b
)(40C)  に記憶される輝度補正データの修正の
みで、いわゆるマルチスクリーン上のスクリーン境界の
輝度差も無くすことができ、スクリーン画像上の全域に
わたった色バランスの調整が可能となる。
〔実施例〕
第1図は、この発明の一実施例のブロック図である。
図において、描画情報であるコンポジット映像信号が入
力端子(21)からRGB復調回路(20)に供給され
る。すると、このRGB復調回路(20)の出力端子(
22a) (22b) (22c)  から映像信号R
,G、Bが乗算回路(60a) (60b) (60c
)  にそれぞれ供給される。また、RGB復調回路(
20)の出力端子(23)から水平同期信号HがVカウ
ンタ(30)の計数入力端子(31)に供給され、この
Vカウンタ(30)によって水平走査線の数が計数され
る。また、RGB復調回路(20)の出力端子(24)
から垂直同期信号VがVカウンタ(30)のリセット入
力端子(32)に供給される。するとこのVカウンタ(
30)は、供給された垂直同期信号Vに従って、計数し
た水平走査線の数を1フイールド走査毎に、リセットし
て、計数を繰り返す。そして、Vカウンタ(30)によ
って計数された計数値が、このVカウンタ(30)から
ROM(40a) (40b) (40c)の読出しア
ドレスポートの上位ビット位置に供給される。
また、RG−B復調回路(20)の出力端子(25)か
らクロック信号CLがHカウンタ〈35)の計数入力端
子(37)に供給され、このHカウンタ(35)によっ
て水平走査線のビーム位置に相当するクロック計数値が
得られる。また、RGB復調回路(20)の出力端子(
23)からの水平同期信号HがHカウンタ(35)のリ
セット入力端子(36)に供給され、このHカウンタ(
35)において得られたクロック計数値が水平走査終了
毎にリセットされる。そして、このHカウンタ(35)
によって計数されたクロック計数値がROM (40a
) (40b) (40c)  のアドレスポート下位
ビット位置に供給される。このようにすることによって
、レーザビームがスクリーン上でラスタ走査される位置
に対応したR OM (40a) (40b) (40
c)  のアドレスが指定され、これらのROM (4
0a) (40b)(40C)  に予め記憶された輝
度補正値のデータがラスタ走査に対応して読み出し可能
とされるものである。
なお、この場合、Vカウンタ(30)及びHカウンタ(
35)の計数出力デジタルデータの下位ビットを接続せ
ずに、上位ビットのみをROM (40a> (40b
)(40c)  のアドレス人力ポートに接続すれば、
ラスタ走査するスクリーン上の隣接する複数の画素の補
正値を同一の値と見なして代表でき、ROM(40a)
 (40b) (40c)  の記憶容量を縮小するこ
とができる。例えば、それぞれのカウンタ(30)及び
(35)の計数出力データの下位3ビツトを接続せずに
無視した場合、スクリーン上の水平及び垂直のそれぞれ
8画素つまり8X8画素分を同一の補正値で代表でき、
ROM (40a) (40b) (40c)  の記
憶容量はスクリーンの画素数の1764に節約すること
ができる。
そして、ROM(40a) (40b) (40c) 
からの読み出しデータはそれぞれD/A変換回路(50
a) (50b)(50c)  1.:供給され、RO
M(40a) (40b) (40c)  に記憶され
た輝度補正値に対応した補正電圧がD/A変換回路(5
0a) (50b) (50c)  によって得られる
。そして、D/A変換回路(50a) (50b) (
50c)  から補正電圧信号が乗算回路(60a) 
(60b) (60c)  に供給される。そして、こ
れら乗算回路(60a) (60b) (60c)  
によって、RGB復調回路(20)から供給された信号
R,G、Bと補正電圧信号とが乗算され、スクリーン位
置に対応した輝度の補正が行われる。そして、補正され
た信号R,G、Bが乗算回路(60a)(60b) (
60c)から駆動回路(70a) (70b) (70
c)  に供給される。そして、この駆動回路(70a
) (70b) (70c)は供給された信号R,G、
Bに従った超音波発振出力信号を音響光学素子からなる
光変調器(2a)(2b) (2c)に供給する。そし
て、これら光変調器(2a) (2b) (2c)によ
ってレーザビームが強度変調される。
なお、上述したR OM (40a) (40b) (
40c)  に予め記憶される輝度補正値は、レーザデ
ィスプレイ装置の組立時に同一輝度の映像信号を調整用
のものとして入力し、スクリーン上の赤、縁、青の3色
の輝度を計測し、この計測した輝度の値の逆数値を演算
して求めておくものである。
そして、上述した実施例によれば、スクリーン上の色ム
ラ、レーザビームの水平走査速度の差異により発生する
輝度歪を、ROM (40a) (40b) (40C
)に記憶される輝度補正値を変更するだけで、補正する
ことができる。
第2図は、この発明の他の実施例のブロック図であり、
この第1図例と同等なものには同一符号が付しである。
そして、第1図例と第2図例との異なるところは、第1
図例は、映像信号から取り出した同期信号やクロック信
号を基準にしてROM(40a) (40b) <40
c)  の補正データを読み出すものであるのに対し、
第2図例は、スクリーン上の実際のレーザビームスポッ
トの位置を基準にして、ROM(40a) (40b)
 (40c)  の補正データを読み出すものである。
そして、スクリーン上の実際のレーザビームスポットの
位置は、第3図に示すようにして、検出される。
つまり、第3図において、(28)は赤外光は反射する
がレーザービームlt  はそのまま透過させるグイク
ロイックミラーであり、(26)は赤外線レーザー光源
である。そして、この光源(26)から参照用の赤外線
レーザービーム1rが出射され、このビームlr がコ
リメータレンズ(27)を通じてミラー(28)に供給
されて表示用のビーム11 に合成される。
したがって、回転多面鏡(9)から得られるビーム1、
  には、ビームirが含まれているとともに、このビ
ームlrはビーム11  と同時に等しく水平偏向され
る。
また、リレーレンズ(12&)  と(12b)  と
の間のレーザービーム11(ビーム1rを含む)の光路
上に、グイクイロックミラー(28)と同様に赤外光は
反射するがレーザービーム11 はそのまま透過させる
ダイクイロックミラー(29)が設けられ、このミラー
 (29)により本来の表示用のビームl、と、参照用
のビームlr とが分離され、ビームl、は上述のよう
にそのままレンズ(12b)  に供給されるが、ビー
ム1rは格子板(33)に供給される。
この格子板(33)は、例えば、長方形の透明なガラス
基板に、遮光膜が形成されるとともに、この遮光膜に所
定の形状で透光性のパターンが形成されたものである。
すなわち、例えば、遮光膜は、Cr、 Ti、 Ni 
などの金属膜がレーザービームI!rに対して不透明と
なる厚さに真空成膜法により形成され、この遮光膜がフ
ォトエツチングされて透光性のパターンが形成されてい
る。
この場合、透光性のパターンは、基板の長さ方向に配列
された複数の直線状の透光部をそれぞれ有するとともに
、パターンの幅(配列方向の長さ)は、ミラー(29)
により分離されたレーザービーム11rの水平走査の幅
に等しく、あるいはやや小さくされている。
そして、これらのパターンは、水平走査時のクロック信
号を得るためのものであり、透光部が、スクリーン(1
5)における少なくとも有効水平走査範囲に対応した範
囲にわたって、かつ、スクリーン(15)の水平方向の
曲率に対応して等間隔に形成されたものである。また、
このパターンにおける透光部の数は、これの整数倍が1
水平ラインにふける画素数、例えば910画素に等しく
される。
また、これらのパターンは、ビームI!r の有効水平
走査の開始時点を検出して信号R,に、、Bによるビー
ム11の変調の開始時点を指定するためのパターンであ
る。
さらに、これらのパターンは、後述するPLLの位相ロ
ック用のものである。
また、これらのパターンは、ビームβrの有効水平走査
の終了時点を検出して信号R,G、Bによるビームl、
の変調の終了時点を指定するためのものでありる。
したがって、これらのパターンはビームβrにより水平
走査されるので、格子板(33〉からはその水平走査に
対応して強度が変化するレーザービームRrが得られる
そして、このビームIlrが集光レンズ(34)を通じ
てフォトセンサ(38)に供給され、センサ(38)か
らは、レーザービームβrの強度の変化にしたがって立
ち上がる、あるいは立ち下がるパルス信号Sp1すなわ
ち、レーザービーム1rの強度の変化に対応した周波数
及び位相の交番信号Spが取り出される。
この場合、信号Spの周波数及び位相(立ち上がり点及
び立ち下がり点)は、レーザービーム1rが格子板(3
3)を水平走査したときの水平走査位置に対応している
。また、レーザービームIlr が格子板(33)を水
平走査しているときの水平走査位置と、レーザービーム
L がスクリーン(15)を水平走査しているときの水
平走査位置とは対応している。したがって、信号Spの
周波数及び位相(立ち上がり点及び立ち下がり点)は、
レーザービーム11 がスクリーン(15)を水平走査
しているときの水平走査位置と対応していることになる
さて、次に第3図に示したようにして、検出されたスク
リーン上の実際のレーザビームスポットの位置を基準に
して、ROM (40a) (40b) (40c) 
 の補正データを読み出す第2図に示した実施例を説明
する。
第2図において、RGB復調回路(20)の出力端子(
22a) (22b) (22c) からの映像信号R
,G、BはそれぞれA/D変換回路(80a) (80
b) (80c)  を介して、ラインメモリ(90a
) (90b) (90c)  の書き込み人力ポート
に供給される。そして、RGB復調回路(20)の出力
端子(25)からの書き込みクロック信号CLがライン
メモリ(90a) (90b) (90c)  の書き
込みクロック入力端子に供給される。そして、供給され
たクロック信号CLに従って、映像信号R,G。
Bがラインメモリ(90a) (90b) (90c)
  に書き込まれる。
一方、フォトセンサ〈38)からの信号Sp は、波形
整形回路(41)を介して位相比較回路(42)に第1
の比較人力として供給される。この比較回路(42)は
、回路(43)〜(45)とともに、周波数逓倍用のP
LL回路(46)を構成しているもので、比較回路(4
2)の比較出力がローパスフィルタ(43)を通じてV
 CO(44)にその制御信号として供給され、このV
 C0(44) ノ発振信号RCLが分周回路(45)
に供給されて信号Sp と等しい周波数に分周され、こ
の分周出力が比較回路(42)に第2の比較人力として
供給される。
したがって、V CO(44)の発振周波数及び位相は
、信号Spの周波数及び位相に追従して変化する。
そして、この発振信号RCLが、ラインメモリ(90a
) (90b) (90c)及びHカウンタ(35)に
その読み出しクロックとして供給される。また、このと
き、整形回路(41)からの信号Spが、パターン検出
回路(49)に供給され、ビームL の各水平走査開始
位置を示す信号Rutが取り出され、この信号R1゜が
ラインメモリ(90a) (90b) (90c)  
及びHカウンタ(35)に読み出しのスタート信号とし
て供給される。
そして、スクリーン(15)上のレーザビームの水平位
置に応じて、各映像信号R,G、Bが各ラインメモリ(
90a> (90b) (90c)  から順次読み出
されてD/A変換回路(81a) (81b) (81
c)  に供給される。
そして、D/A変換回路(81a) (81,b) (
81c)  によって、各映像信号R,G、Bはそれぞ
れに対応した電圧信号に変換され、各乗算回路(60a
> (60b) (60c)に供給される。
また、ROM(40a) (40b) (40c)  
に記憶されている輝度補正データは、Hカウンタ(35
)による計数がレーザビームのスクリーン(15)上の
水平走査位置に応じて行われ、ROM(40a) (4
0b) (40c)  の読み出しアドレスが指定され
るので、スクリーン上のレーザビームの位置に対応して
読み出される。
そしてROM (40a) (40b) (40C) 
 から読出された輝度補正データはD/A変換回路(5
0a> (50b) (50c)に供給され、電圧信号
に変換された後に、乗算回路(60a) (60b) 
(60c)  にそれぞれ供給される。そして、この乗
算回路(60a) (60b) (60c)  におい
て、映像信号R,G、Bが輝度補正される。そして、輝
度補正された映像信号R,G、Bが駆動回路(70a)
(70b) (70c)を介して、光変調器(2a) 
(2b) (2C)に供給される。
なお、ROM <40a) (40b) (40c) 
 に記憶される輝度補正データは、レーザディスプレイ
装置の組立終了後に同一輝度指定でラスタ走査して、ス
クリーン(15)上の各点の輝度を計測し、これが一定
値となるように、また最適のホワイトバランスが得られ
るように定められるものである。
そして、この第2図に示した実施例によれば、レーデデ
イスプレィ装置の光学部品の色収差が原因で発生する色
相ムラ、あるいは偏向角度による効率差、スクリーン上
の走査線速度の違いに基づく輝度むら等を完全に補正す
ることができる。
なお、上述した例において、レーザビームの水平走査は
回転多面鏡(9)を用いて行なうようにしたが、音響光
学偏向器を用いて、水平走査を行なうようにしたもので
もよい。
また、第2図例において、D/A変換回路(81a)(
81b) (81c)は乗算回路(60a) (60b
) (60c)  の後段に接続するようにしてもよい
〔発明の効果〕
こうして、この発明によればROM(40a) (40
b)(40c)  に輝度補正係数を予め記憶させてお
き、レーザビームのラスタ走査に同期して、ROM(4
0a)(40b) (40c)に記憶された輝度補正係
数を読み出して、この輝度補正係数とレーザビームの輝
度変調信号とを乗算して輝度補正を行なうように構成し
たので、スクリーン(15)の全面にわたって、輝度の
ムラ、色相ズレを無くすことができる。
また、複数のレーデデイスプレィ装置を用いていわゆる
マルチスクリーンを構成する場合、スクリーンとスクリ
ーンの境界部分の輝度ズレが無くなり、全画面が−様な
輝度のマルチスクリーンを実現することができる。
さらに、色収差を無くす為の高価な光学部品を使用する
必要が無いので、安価で量産可能なレーデデイスプレィ
装置を実現することができる。
さらに、レーザディスプレイ装置の組立て完了後に、輝
度補正値を設定することができるので、光学部品の組立
て中に累積された誤差を調整することができる。
また、さらに、平面スクリーンに広角投影を行なう場合
に、レーザビームの走査速度を補正する光学部品を使用
する必要がなく部品点数の削減が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例のブロック図、第2図はこ
の発明の他の実施例のブロック図、第3図はスクリーン
(15)上の実際のレーザビームスポットの位置を検出
するための手段を示す要部斜視図、第4図はレーザディ
スプレイ装置の全体の斜視図である。 (la) (lb) (lc)はレーザ光源、(2a)
 (2b) (2c)は光変調器、(15)はスクリー
ン、(20)はRGB復調回路、(30)はVカウンタ
、(35)はHカウンタ、(38)はフォトセンサ、(
40a) (40b) (40c)  はROM。 (46)はPLL回路、(49)はパターン検出回路、
(60a) (60b) (60c)  は乗算回路、
β1 は表示用レーザビーム、!rは参照用レーザビー
ムである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  映像信号に基づいて輝度変調されるレーザビームをラ
    スタ走査してスクリーン上に画像を表示するレーザディ
    スプレイ装置において、 輝度補正データを記憶するメモリと、 上記スクリーン上の上記レーザビームの走査位置に対応
    して、上記メモリに記憶された上記輝度補正データを読
    み出す手段と、 上記読み出された上記輝度補正データに基づいて上記映
    像信号の輝度情報を補正する手段と、を備え、上記輝度
    情報が補正された映像信号に基づいて上記レーザビーム
    は輝度変調され、上記スクリーン上の輝度ムラ及び色相
    ムラを補正するようにしたレーザディスプレイ装置。
JP25409189A 1989-09-29 1989-09-29 レーザディスプレイ装置 Pending JPH03116088A (ja)

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