JPH03114474A

JPH03114474A - 呼吸弁

Info

Publication number: JPH03114474A
Application number: JP1321258A
Authority: JP
Inventors: Albert W Schreurs; アルバート　ウィルヘルム　シュロイヤー
Original assignee: Mijnhardt BV
Current assignee: Mijnhardt BV
Priority date: 1988-12-29
Filing date: 1989-12-11
Publication date: 1991-05-15
Also published as: NL8803202A; EP0376366A1; US5036843A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、呼吸空気の分析によって人体の代謝過程を試
験するための装置内に使用するように意図された弁装置
に係り、とくに、患者がくわえるマウスピース用の接続
具と、試験装置への接続ホース用の接続具とを備えてお
り、また、吸入の結果として低圧になったときに開き、
外気を入り込ませるように位置づけた吸入弁と、吐出の
結果として過剰の圧力になったときに開き、吐出空気を
通して装置の方へ送り出すように装置の接続用に位置づ
けた吐出弁とを有している弁装置に関するものである。

［従来の技術］この形式の弁装置では、従来のハウジングは丁字形の管
セクションが使われていた。患者のマウスピース用の接
続具は、Ｔ字の本体によって形成され、一方、Ｔ字のア
ームには、片側で吸入弁を収容し、他の側では、吐出弁
を収容し、試験装置の接続具は、もちろん、その端部に
取付けである［発明が解決しようとする課題］このような在来の弁装置には二つの主な不利益があった
。第一に、全重量が大きかったので、支持されなければ
ならなかった。第二に、その装置はかなりのデッドスペ
ースを形成し、分析の結果が影響されたり、または、結
果を補正しなければならなかったことを意味していた。

［課題を解決するための手段］本発明は、上記のような実情に鑑み、これらの二つの不
利益を解消するために創案されたものであって、重量と
デッドスペースの両方を同時に削減することを要旨とし
ている。そして、本発明が採用した技術的手段は、呼吸
空気の分析によって人体の代謝過程を試験するための装
置内に使用するように意図された弁装置であって、この
弁装置は、患者のマウスピース用の接続具と、前記装置
への接続ホース用の接続具とを備えており、また、吸入
の結果として低圧になったときに開き、外気を入り込ま
せるように位置づけた吸入弁と、吐出の結果として過剰
の圧力になったときに開き、吐出空気を通して装置の方
へ送り出すように装置の接続用に位置づけた吐出弁とを
有しているものにおいて、二つの接続具が、内部と外部
で、実質的に筒形のハウジングの両端部に、相互に一直
線に配置され、かつ、吸入弁が、ハウジングの筒壁内に
、実質的にその全外周に沿って配置されたいくつかの弁
によって形成されていることを特徴としている。本発明
によれば、弁装置はきわめて軽量であり、ハウジングの
外周の寸法は、弁の全断面積の寸法を決定することがで
き、これは全装置の軸方向の寸法、従って、とくにデッ
ドスペースの寸法を低く保つことができることを意味し
ている［実施例］本発明の弁装置を好適な実施例を示す図面に基づいて詳
細に説明する。

ハウジング１は、外部が円筒形であり、内部には８角形
の室２を有している。本質的に矩形の窓孔が、ハウジン
グの全厚さを通してこれらの各平坦な部分のそれぞれの
中央に配置してあり、そのような窓孔の一つを３で示し
である。

流入弁を形成するリング状の弁体部４は、室２の断面に
対応する８角形の断面を有し、一方、弁体部４の軸方向
の寸法も室２の軸方向の寸法に本質的に対応していて、
矢印Ｐ１で示すように、挿入されるようになっている。

本質的にコ字形のスリット６が、流入弁の弁体部４の各
平坦片５内に設けてあり、コ字の腕部が、８角形の弁体
部４の７で示した柱状部に平行になるようにしである。

これによって、各平坦片Ｓ内に、コ字形スリット６の先
端間の点、［９で示した接続線に関して屈曲可能の弁８
が造りだされる。

個々の弁８の寸法は、窓孔３の寸法より僅かに大きい、
８角形の弁体部４が、ハウジング１の室２の中に入れら
れ、従って、内部の空間になにか環境に対する真空が発
生するようなことがあると、もちろん、弁８は内方に開
くことができる。他方、過剰な圧力があれば、弁８の周
辺は窓孔３の周辺に押しつけられて、以後閉じたままで
いるようになる。

ハウジング１の室２の一方の側の底部は、ハウジング１
の筒壁に接続する＠１０と、１０本の半径方向の支杆１
１および芯体１２とから形成されており、部材１０．１
１および１２は相互に面一で、すべて同一の厚さ、すな
わち、それらの軸線方向の寸法は同一である。こうして
、半径方向の支杆１１の間に、開口部１３が形成されて
いる。

外周の輪１４は、外面にねじ溝１５が設けられ、平らな
輪１０に関して外方に成型されている。芯体１２の外面
の中央にはピン１６が付いている。

軸方向の孔１８を有し、流出弁となる円形の平板１７は
、ハウジング１の外方から矢印Ｐ２のように取付けられ
、孔１８をピン１６に押し当てる。

円板１７の外径は、ハウジングに成型された円筒の輪１
４の内径より僅かに小さいが、平板の輪１０よりは小さ
くはない。こうして弁の円板１７は輪１０、半径方向の
支杆１１および芯体１２の外面に当接することになる。

この状態で、弁の円板１７は、中心のピン１６に押しつ
けるか、またはより積極的にねじ止めするようにしたナ
ツト１９を使用して固定することができる。

このようにして、内部に低圧があるときには、弁の円板
１７はその周囲に沿って平らな輪１０に押しつけられて
閉鎖し、また、内部に過剰の圧力があるときには、弁は
その周囲を平らな輪１０の当接から離れるようになり、
その外周と、円筒の輪１４の内周との間の円形の空間か
ら空気を流出させることができるようになる。

外面のねじ１５は、それ自体周知のように、分析装置へ
導くホースの接続のためのキャップのナツトをかぶせる
のに使用される。

他の面にも接続体２０があり、これに患者のマウスピー
スが、これも自体周知のような方法で取付けられる。こ
の接続体２ｏは半径方向に外方に連なるフランジ２２を
有する短い管部分２１で形成され、フランジ２２には、
順に、外面にねじ溝２４を有する短い円筒の輪２３が設
けである。このねじ溝２４はハウジング１の端縁２６に
設けたねじの内溝２５に螺合させるようにしてあり、フ
ランジ２２が、内溝２５の内方の弓形に残る端面２７に
当接して接合体２０をハウジング１に密着させる。

接合体２０の円筒部分２１は、好ましくは、可撓性合成
樹脂製の在来の患者のマウスピースが。

別のアダプターを使用せずに取付けられるような外径と
するのがよい。

接続体２ｏをハウジング１にしっかりとねじ止めするこ
とは、弁の弁体部（４）が、ハウジング内の室２内に収
容されることになる。

弁体部４と円板１７には、弁として使用するのに適する
ものであれば、どんな弾性材をも使用することができ、
ハウジング１と接続体２０とは、より硬質の合成樒脂か
ら＃型成型で造ることができる。

本発明の弁装置のデッドスペースは、流入弁の弁体部４
を室２内に装着したときの室２の内部容積によって形成
されるだけである。このデッドスペースは、−側で、流
出弁１７の内向きの面と、他の側で、接続体２０側のハ
ウジングの仮想の端面とによって、物理的に拘束されて
いる。実際に使用される具体例では、ハウジング１の外
径は４３．５１であり、ハウジング１の軸方向寸法は。

緑２６と輪１４を含めて、２３．０ｍ＋ｎであり、デッ
ドスペースを２０ｍ１以上にならないようにすることが
できた。従って、デッドスペースが９０ｍ１である在来
の１字形弁装置に比較して、顕著な改善を達成した。

［作　用］本発明の弁装置は、好適な実施例によれば、弁体部４は
、別個に形成した正多角形を基本にして複数の弁のリン
グ状の組立体を形成し、その多角形は、全体として、ハ
ウジングの内部空間内に収容されている。この正多角形
は好ましくは８個の弁を備えるように、８角形であるの
がよい。このことは、ハウジング１と弁体部４との両方
に必要な構造強度を仮定すると、吸入弁の最大の流入断
面積が得られ、呼吸の抵抗もまたできるだけ低く保たれ
ることを意味している。

流出弁となる吐出弁は、ハウジングの一端面内の平坦な
周囲リングに対してシールする中心部を有する円板にす
ることができる。

［発明の効果コ本発明の弁装置は、患者のマウスピース用の接続具と、
試験装置への接続ホース用の接続具とを備えており、ま
た、吸入の結果として低圧になったときに開き、外気を
入り込ませるように位置づけた吸入弁と、吐出の結果と
して過剰の圧力になったときに開き、吐出空気を通して
装置の方へ送り出すように装置の接続用に位置づけた吐
出弁とを有している弁装置において、二つの接続具が。

内部と外部で、実質的に筒形のハウジングの両端部に、
相互に一直線に配置され、かつ、吸入弁が、ハウジング
の筒壁内に、実質的にその全外周に沿って配置されたい
くつかの弁によって形成されているものであるから、実
際に使用された実施例においては、在来の装置では９０
ｍ１であったデッドスペースは、２５ｍ１を越えないよ
うに削減される。また同時に、装置全体は非常に小さく
軽いので、試験装置のホースと患者のマウスピースとの
間に、別体の支持なしで、容易に収容することができる
。ハウジングの外径は、従って実際には弁装置の全体は
、試験装置のホースの外径と同じ大きさ、正しくは、小
ささにすることができる。

この具体例の装置の呼吸抵抗は、呼吸の分析用の設備の
弁に対して設定される標準値の十分内側に納まるもので
あり１本発明は、呼吸空気の分析によって人体の代謝過
程を試験するための装置内に使用するように意図された
弁装置の利用分野における従来の欠点を排除し、きわめ
て優れた技術的貢献をするものである。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の好適な実施例を説明するものであり１本
発明の弁装置を分解して示す斜視図である。１・・・ハウジング、２・・・室、３・・・窓孔、４・
・・弁体部、５・・・平坦片、６・・・スリット、７・
・・柱状部、８・・・弁、吸入弁、９・・・点線、１ｏ
・・・輪、１１・・・支杆、１２・・・芯体、１３・・
・開口部、１４・・・輪、１５・・・ねじ溝、１６ピン
、１７・・・円板、吐出弁、１８・・・孔、１９・・・
ナツト、２０・・・接続体、２１・・・管部分、２２・
・・フランジ、２３・・・輪、２４ねじ溝、２５・・・
内溝、２６・・・端縁、２７・・・端面。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）呼吸空気の分析によって人体の代謝過程を試験す
るための装置内に使用するように意図された弁装置であ
って、この弁装置は、患者のマウスピース用の接続具と
、前記装置への接続ホース用の接続具とを備えており、
また、吸入の結果として低圧になったときに開き、外気
を入り込ませるように位置づけた吸入弁と、吐出の結果
として過剰の圧力になったときに開き、吐出空気を通し
て装置の方へ送り出すように装置の接続用に位置づけた
吐出弁とを有しているものにおいて、二つの接続具２０
；１４、１５が、内部と外部で、実質的に筒形のハウジ
ングの両端部に、相互に一直線に配置され、かつ、吸入
弁が、ハウジング１の筒壁内に、実質的にその全外周に
沿って配置されたいくつかの弁８によって形成されてい
ることを特徴とする弁装置。
（２）弁８は、別個に製作されて正多角形を基本にした
弁体部４内に形成され、その弁の輪は、全体として、ハ
ウジング１の内部空間２内に置かれていることを特徴と
する請求の範囲第１項に記載の弁装置。
（３）正多角形は８角形であることを特徴とする請求の
範囲第２項に記載の弁装置。
（４）吐出弁は、ハウジングの１一端面内の平坦な周囲
の輪１０に対してシールする中心固定部材１６、１８、
１９を有する円板１７であることを特徴とする請求の範
囲第１項ないし第３項のいずれか１項に記載の弁装置。