JPH03112458A - 大豆の苦みを除去する方法と装置 - Google Patents

大豆の苦みを除去する方法と装置

Info

Publication number
JPH03112458A
JPH03112458A JP2241370A JP24137090A JPH03112458A JP H03112458 A JPH03112458 A JP H03112458A JP 2241370 A JP2241370 A JP 2241370A JP 24137090 A JP24137090 A JP 24137090A JP H03112458 A JPH03112458 A JP H03112458A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
soybeans
bed
temperature
heating container
heated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2241370A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3098249B2 (ja
Inventor
Karl Ulmer
カール・ウルメル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Buehler AG
Original Assignee
Buehler AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Buehler AG filed Critical Buehler AG
Publication of JPH03112458A publication Critical patent/JPH03112458A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3098249B2 publication Critical patent/JP3098249B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23NMACHINES OR APPARATUS FOR TREATING HARVESTED FRUIT, VEGETABLES OR FLOWER BULBS IN BULK, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; PEELING VEGETABLES OR FRUIT IN BULK; APPARATUS FOR PREPARING ANIMAL FEEDING- STUFFS
    • A23N17/00Apparatus specially adapted for preparing animal feeding-stuffs
    • A23N17/004Apparatus specially adapted for preparing animal feeding-stuffs for treating by application of heat, e.g. by means of potato cookers
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23BPRESERVING, e.g. BY CANNING, MEAT, FISH, EGGS, FRUIT, VEGETABLES, EDIBLE SEEDS; CHEMICAL RIPENING OF FRUIT OR VEGETABLES; THE PRESERVED, RIPENED, OR CANNED PRODUCTS
    • A23B9/00Preservation of edible seeds, e.g. cereals
    • A23B9/02Preserving by heating
    • A23B9/025Preserving by heating with use of gases
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23KFODDER
    • A23K10/00Animal feeding-stuffs
    • A23K10/30Animal feeding-stuffs from material of plant origin, e.g. roots, seeds or hay; from material of fungal origin, e.g. mushrooms
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
    • A23L11/00Pulses, i.e. fruits of leguminous plants, for production of food; Products from legumes; Preparation or treatment thereof
    • A23L11/30Removing undesirable substances, e.g. bitter substances
    • A23L11/31Removing undesirable substances, e.g. bitter substances by heating without chemical treatment, e.g. steam treatment, cooking

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Botany (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Nutrition Science (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Agronomy & Crop Science (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Mycology (AREA)
  • Physiology (AREA)
  • Animal Husbandry (AREA)
  • Beans For Foods Or Fodder (AREA)
  • Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は大豆の苦みを除去する方法に関し、大豆を渦
流床中で100℃以上の温度の加熱気流に曝すものであ
り、またこの方法を実施するための装置にも関する。
大豆はその自然の状態でその中に含まれている酵素があ
るために人間が直ちには味わえないことは知られている
。それらの酵素は苦みの原因であるだけではなく、大豆
の消化をも妨げるものである。従って大豆の処理に際し
ては苦みを取るのが普通である。大豆は更に処理に際し
て皮をむかなければならない。
西ドイツ連邦共和国特許第2354617号公報から熱
的衝撃処理により大豆の皮をむく方法と装置が知られて
いる。即ち豆を渦流床中で10分を越えない時間の間1
00″Cの温度を有する加熱気流に曝し続いて芯がまだ
熱く弾力がある状態で衝突処理するものである。そこで
は芯を同時に二つに砕く際かわむきが行われる。大豆を
渦流床中で熱的衝撃処理する際に同時に苦みが除去され
る。この方法は大豆やその他の類伯の堅殻果のかわむき
の方法として実際に真価が認められている。
この発明の課題は、エネルギー経費の低下によって大豆
の処理を合理化する方法と装置を改良することにある。
この課題を解決するためにこの発明は特許請求の範囲1
)に記載の特徴ある方法を提案する。意外にも、この方
法を通用するとエネルギー費は従来の半分になることが
判った。
西ドイツ連邦共和国特許公開第3440091号公報か
ら堅殻果、特にココア豆の殺菌方法が知られている。即
ち渦流床中での熱処理に続いて堅殻果を保熱段階に移し
、そこでその固有の温度と湿度の作用を一定時間中断さ
せる。この保熱段階において堅殻果から発生する熱い湿
気によって所望の殺菌が行われ、製品自体の性質、取り
入れ及び運送の際の状態に原因がある堅殻果の汚染によ
り発生することがある細菌が殺される。しかしこの公報
には、エネルギー費用を節約するために、大豆の苦み除
去の目的で実施される渦流床中での大豆の熱気処理に続
いてより長時間に及んで加熱容器中で行われる二次処理
については何の示唆もない、しかしそれでも、この公報
はその発明による方法により一重の効果、即ち公知の態
様で殺菌を追加できることを示してはいる。
渦流床中で使用されるガスは一最に空気であるが、しか
しいろいろな使用目的にのためにCO□、窒素等の不活
性ガスが提案された。
明らかになったのは、請求項2)に記載の方法によって
最良の結果が得られることである。
加熱容器に二次処理の開始時に必要な温度を確実に保た
せるために、この発明の方法の他の各特徴の通りこの加
熱容器をたとえば操作温度に予備加熱することができる
。そのような予備加熱はとにかく、処理工程開始時の加
熱容器の温度がほぼ周囲の温度しかない場合に必要であ
る。絶え間なく連続する個々のチャージにおいて大豆を
処理する際はそのような予備加熱は必要ない。
最良の一様な結果を達成するために、この発明では渦流
床中の滞留時間スペクトラムの均一化を補助コンベヤ装
置により行うことができる方法を提案する。
この発明の方法を実施するためには原理的には既に記載
した西ドイツ連邦共和国出願公開公報において他の目的
に使用された装置が適している。即ち請求項6)に記載
した構成要件を有する装置で、この装置は請求項7)ま
たは8)に記載した要件をももつことができる。
しかし、請求項9)に記載した要件をもつ装置が、常に
正しい処理温度を保証するのが好ましく、このようにし
て特にこの発明による装置が冷却状態から出発する際は
必要な始源温度になる。
加熱容器の取り出し口には冷却装置を接続するのが好都
合で、冷却装置は処理される大豆の冷却を達成し、そう
して、最小水分を下回った後の味の変化は防止される。
その他、急速な冷却によって、かびのような微小有機物
に好都合な条件が長時間維持される。
以下にこの発明について図面をもとに詳説する。
第1図に示した実施例の場合は、大豆に処理に必要な、
一般に10重量%以L、特に11〜13重量%の水分が
与えられるたとえば傾斜した湿潤装置lを介して大豆が
渦流床に送給される。熱論、大豆が既にこの種の水分を
もって供給される場合には湿潤は必要ない。
渦流床への供給は製品投入口3から行われ、渦流床から
の排出は製品取り出し口4から行われる。渦流床2中に
はコンベヤ装置5を配設してあり、このコンベヤ装置に
よって、大豆は渦流床中の一様な滞留時間の後渦流床2
から排出されることになる。
渦流床2には更に2個の加熱流供給口6がある。この供
給口から140℃以上の温度の加熱気流が渦流床2中に
供給される。温度は150″C以上が好ましい。そうす
ると対応する高い熱エネルギーをもつ相対的に高い温度
が供給されることは意外であった。そしてそれにも係わ
らず結局全体でエネルギーの大きな節約になる。しかも
、最良の結果は請求項2)〜5)に記載したパラメータ
によって始めて得られる。
加熱空気の排出は出ロアから行われる。加熱空気供給に
よって渦流床2の中にある大豆の熱処理は達成され、そ
の継続は、大豆が100℃より高い温度、大抵は11o
″c〜125゜Cという固有温度(実質温度)になるよ
うに設定される。それは一般に5分より短く、特に約1
〜3分になる。その場合出発材料の水分は軽くない役割
を果たす。通常は、苦み酵素を破壊するために芯の内部
で一種の煮沸過程を実施するために豆の自然の水分で充
分であるとする。
しかし一様な出発条件を維持するために、渦流床に送給
された豆が少なくとも10重量%、大抵は11〜13重
量%の出発水分をもつようにするのが有利である。これ
が前記の湿潤装置!の目的である。
渦流床2の製品取り出し口4から出る大豆は加熱状態で
、第1図の場合は送すウォーム8を介して加熱容器9に
供給されてそこで10〜60分間二次処理される。即ち
大豆は少なくとも10分間固有の温度の作用に曝され続
け、加熱容器9からは漏ることのない水分が酵素破壊を
促進する。
加熱容器9は絶縁するのが好都合であり、絶縁と金属外
壁との間に一時的に接続可能な予備加熱装置20を有す
る。この加熱装置を介して加熱容器9が少なくともスタ
ートに必要な温度、即ち一般にほぼ豆の温度または操作
温度に加熱される。これが達成されると、エネルギー消
費を防止するために予備加熱装置20が遮断される。理
論的には、特に加熱容器9の弱い絶縁の場合であるが、
加熱容器に加熱装置20を介して正にその熱…失を補償
する程の熱量を供給することができる。そのために加熱
装置20は低い加熱能力に引き下げることができよう。
しかし加熱容器の温度を正確に設定するために調節装置
を設けるのが好都合だろう、この調節装置は加熱容器9
の中に温度センサ21とごれに接続した、加熱装置20
用の調整回路22を有する。
加熱容器9の出口10にはエレベータ11を接続しであ
る。このエレベータを介して二次処理の終了後加熱容器
9から搬出される大豆を冷却装置12に送給する。この
冷却装置は第1図の実施例では水平冷却機である。冷却
装置12から出る苦みが除去された大豆は容器、たとえ
ば袋13の中に入る。大豆はこれらの袋に入れられζ運
ばれる。
第2図の実施例でも第1図と同しものには同じ符号をつ
けである。供給口6から人って渦流床2に送給された加
熱空気は送風l114によって送られ、加熱装置15の
中で前記温度に加熱される。出ロアを経る加熱空気の排
出は換気扇16により行われる。換気扇にはフィルタと
して構成された空気浄化装置17が前置接続されている
。空気浄化装置を介して分離された部分、中でも殻は1
8の所で排出される。
第2図の実施例では更に第1図の送りウオーム8とエレ
ベータ11もない、大豆はここでは直接渦流床2から加
熱容器9の中へ入り、加熱容器から冷却a12の中へ入
る。この冷却機は縦型冷却機である。冷媒は換気扇19
を介して排出される。
この発明の方法を大豆の皮むきを容易にするために併用
することができることは熱論である。その場合には衝撃
皮むきを加熱容器9の後ろでするのが好都合であるが、
理論的には前でも可能である。皮の一部は疑いもなく既
に加熱容器9の中でかなりむかれるので、加熱容器に続
いて先ず篩い或いは他の分離装置を設けて、既に分離さ
れた皮を取り除くのが好都合であることが実証されよう
、皮むきを容易にするためにこの発明の方法をこのよう
に利用すると、もう既に皮の取り除き(例えば空気式分
離機)、衝突衝撃、及びそれに続く再度の分離工程のと
きに充分な冷却が行われていれば、場合によってはそれ
に続く冷却は行わな(でもよい、他方所望があれば衝突
衝g(ゴムローラー皮むき機の使用も考えられる)後の
唯一の分離工程で充分な場合がある。
次に挙げるこの発明の方法の実施例は第1図の装置を用
いて実施されたものである。
例1 水分12,2重量%、ウレアーゼ2.23(溶媒のグラ
ムと作用時間毎分当たりのミリグラム窒素として測定)
、82300単位のアンチトリプシン(トリプシン抑制
剤ユニ・ント)を有する飼料用大豆を14.9℃の温度
で湿潤装置l(自然の湿度は充分であった)を巡回して
渦流床2の中へ入れ、渦流床2の中で大豆に急速加熱の
ための渦流床の第一区分の部分で166℃の空気を給付
し、第二区分の部分(得られた大豆温度がただ高めに維
持されなければならない部分)で148℃の空気を給付
した。
なおも126℃の温度のある渦流床2からの排気を循環
させ、改めて加熱し、また渦流床の中へ入れた。渦流床
中の豆の滞留時間は3分間であった。
豆は渦流床2から出た後は送すウオーム8の端部で10
0℃以上即ち110.5℃になった。この温度で大豆を
加熱容器9の中に入れ、そこに20分以上放置した。加
熱容器9は、豆の熱損失が3,4℃になるように予備加
熱されて絶縁され、その結果大豆は容器9からなお10
7.1℃で出た。続いて冷却装置12中で急速冷却して
、発生しそうな損傷発芽を守る条件が生じる約70℃〜
25℃の温度でできるだけ速やかに出て行くようにした
それに続いて企画された分析の結果は残りの水分が8.
4重量%、0,11のウレアーゼ、11400のアンチ
トリプシン含有であった。
例2 例1と同じ出発値をもつ大豆をほぼ同じに処理し、加熱
容器9中の滞留時間のみが40分になった。大豆の加熱
容器9の出口の所の温度はまだ103.8℃であった。
分析の結果は残水分8.8重量%で、これは例1と比較
すると裕度範囲内と見てよく、また、加熱容器9中の滞
留時間が残りの水分に全く影響を与えないことを意味し
ている。というのは容器9は閉鎖してあり且つ湿度は漏
れないからである。
ウレアーゼとアンチトリプシンの含有量はそれぞれ更に
、即ち0.07と7900に引き下げることができた。
例3 出発材料と処理を例1の場合と同じにして加熱容器9中
の滞留時間を延長して60分にしたときの効果を調査し
た。
分析の結果は、加熱容器9の出口の豆の温度が101.
5度Cのとき残水分は8.2重置%、ウレアーゼ0,0
4、アンチトリプシンの含有量は5900であった。こ
れは、たとえ達成された値が一般に充分であっても滞留
時間を更に延長することによって更に苦み除去が可能で
あることを示している。また、滞留時間を延長した場合
豆の温度が加熱容器9の中で場合によっては100℃以
下に低下することがあるとも考えられる。これは望まし
くないことである。
対策は、渦流床2の中の温度を−Fげるか渦流床2中の
滞留時間を延長するしかない。滞留時間は補助コンベヤ
装置5によって極めて正確に設定することができる。
例4 例1の、既に充分な水分のある大豆を先ず湿潤装置lの
中で更に蒸気で湿らせて苦み除去への影響を調べた。
湿潤装置1の中での蒸気処理の終わりの大豆温度は33
,3℃であった。渦流床2の第一区分の部分の気温は例
1の場合と同じであったが、第二区分の部分では147
℃と例1より極(僅かだけ低く、排気温度も125℃で
あった。
大豆は113.l”cの加熱容器9に達し、40分後1
04.3℃で出た。
分析の結果は残水分9,1重量%、ウレアーゼ含有tO
,15、アンチトリプシン含有量9400であった。こ
れは、10%〜15%、特に11〜13%の出発湿度が
最良の結果を生じることを示しており、これに反して湿
度を更に大きくすると苦み除去効果を再び低下させる。
例5 出発温度18.9℃の大豆を再び湿潤装置1に通して、
渦流床2中の熱エネルギー供給を僅かに減らしてみた。
第一区分の部分の気温は165℃になった。第二区分の
部分の気温は145℃1補助コンベヤ装置5の速度を高
めて、大豆の渦流床2中の滞留時間を2.5分だけにし
た。豆は渦流床2または送りウオーム8の出口で111
,5℃になり、加熱容器9中に60分間止まった。
分析の結果は、残水分8,7重量%、ウレアーゼ含有f
f1O,06、アンチトリプシンの含有量は6900で
あった。例3と比較すると最終結果への渦流床温度の影
響がわかる。
例6 さて渦流床2中の滞留時間の影響、即ち立村の貫流割合
の影響を調べた。しかし同時に、その場合湿潤装置lの
中の追加湿潤がよりよい結果をもたらすかどうかをも調
べた。
その場合出発材料は19,0℃で、湿潤装置!の中で3
5.O℃に加熱された。渦流床2の第一区分の部分の気
流は190℃1第一区分の部分のは170℃で、その結
果大豆は渦流床2の中に2分間あった後119,5℃で
加熱容器9の中へ入り、そこに10分間止まり、次に1
07,5℃となり、このことは、 渦流床中の温度を、加熱容器9の出口の温度を100″
C以下にしないで更に下げることができたことを示して
いる。
続いて行った分析結果は残水分が7.9重量%の乾燥度
であった。しかし苦み除去はウレアーゼ含有量が0.0
6、アンチトリプシン含有量が8200という満足すべ
き結果を示した。
例7 第1図の装置による貫流割合を更に大きくして直接渦流
床2の中へ供給した。渦流床2の第一区分の部分の気温
は185℃1第二区分の部分では175’cで、滞留時
間は1.5分に過ぎず、その結果、止置エネルギーが高
(なったことがわかった。
大豆を加熱容器9中に10分間だけ滞留させた後107
°、5℃で出した0分析結果は残水分9.2電縫%、ウ
レアーゼ含有量0.09%、アンチトリプシン含1ff
fi13500であった。
例8 苦み除去を更に低下させるために、例7を繰り返したが
、しかし加熱容器9中の滞留時間は20分に延長された
。豆は106,2℃で加熱容器9から出た。分析結果は
残水分9.3重量%、ウレアーゼ含有10.08%、ア
ンチトリプシン含有110400であった。
例9 さて、装入量を増し、苦み除去を例7と8より良くする
ことを試みた0例7と同じにして渦流床2中の第一区分
の部分の気温を205℃に、第二区分の部分のを188
℃に高めた。
その結果大豆は125,8℃で加熱容器9の中に入り、
15分後109.2℃で出た。その際に生じた熱損失は
、絶縁が大きな役割を果たし、場合によっては加熱装M
20を介して均衡を図るべきことが判明した。
その後に行った分析の結果、大豆は残水分が8.3重量
%、ウレアーゼ含有量0,01%、アンチトリプシン含
有量8300であった。
例1O 例1及び4と比較して、第一区分の部分の気温が168
℃1第二区分の部分の気温が146℃の渦流床2に直接
大豆を送給した。加熱容器9の中に40分滞留した後大
豆は最終温度107.2℃で取り出され、残水分8,9
重量%、ウレアーゼ含有IJiO,05%、アンチトリ
プシン含有量8700であった。
すべての場合について、西ドイツ連邦共和国特許第23
5461号公報に記載されているように加熱容器を用い
ない処理と比較して、分析値の改善のみでな(、中でも
エネルギーの消費が40〜60%減少したことが確認さ
れた。
この発明の枠内で多数の変形が考えられる。
第2図は、渦流床2と加熱容器9との間の送り装置8を
すっかり省(ことが可能で且つ好ましいことを示してい
る。しかし送り装置を使用する場合でも、任意の送り装
置が使用できるが、閉鎖されたケーシング中にある送す
ウォーム8(第1図)が特に良く適している。というの
はその場合熱損失を低くおさえることができるからで、
この送りウオームのケーシングに加熱容器9のような予
備加熱装置をとりつけることさえ可能であろう。熱論加
熱装置はそのような予備加熱装置を必要としない。特に
その絶縁に起因する熱損失が少ない場合はそうである。
更に、図示した連行機を有するコンベヤ装置5の代わり
に他の補助コンベヤ、たとえばウオームコンベヤを使用
することが知られている。以上の記載から明らかなよう
に、温度の設定は、大豆が加熱容器9の出口でなお少な
くとも100゜Cであり、個々の場合に90℃まで下が
ってもよく、いずれにしても70℃以上あるのが好まし
い。
また、熱損失が第2図の装置では少ないので、前記の例
でみた、渦流床2中の温度を対応して引き下げることが
できるのも当然である。このようにして特に加熱容器9
中の滞留時間が長い場合は150℃という低温に、更に
140℃まで下げて渦流床中の滞留時間を短縮して貫通
性能を引き上げることになる。更に、湿潤装置1を使用
するのは、大豆の水分が9〜10重量%以下である場合
のみであることも熱論である。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はこの発明の方法を実施するために使
用する装置の二つの実施例を示している。 図中符号 l−・・湿潤装置、2・・・渦流床、3・・・製品投入
口、4・・・製品取り出し口、5・・・コンベヤ装置、
6・・・加熱気流供給口、7−・・加熱気流排出口、8
・・・送りウオーム、9・・・加熱容器、10・・・9
の出口、11・・・エレベータ、12・・・冷却装置、
13・・・袋、14・・・送風機、15・・・加熱装置
、16・・・換気扇、17・・・空気浄化装置、18・
・・皮排出口、20・・・加熱装置、 ■ ・温度センサ、 22 ・ ・制 11回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)大豆を渦流床(2)中で100℃以上の温度の加熱
    ガス流に曝す、大豆の苦みを除去する方法において、大
    豆を渦流床(2)中で140℃以上のガス温度に曝し、
    続いて加熱容器(9)中でそれ以上の温度にしないで少
    なくとも10分間二次処理することを特徴とする、方法
    。 2)請求項1)に記載の方法において、次に掲げる構成
    要件のうちの少なくとも一つを満たすことを特徴とする
    方法、即ち a)大豆を渦流床(2)中で最高250℃、特に最高温
    度220℃、とりわけ210℃のガスに曝すこと、 b)大豆を渦流床(2)中で150℃より高い温度のガ
    スに曝すこと、 c)大豆を特に絶縁された加熱容器(9)中で10〜6
    0分間、特に20〜40分間、とりわけ約30分間二次
    処理すること、 d)加熱容器(9)を二次処理開始の前に特に少なくと
    も100℃、特に120℃に予備加熱すること、 e)大豆を少なくとも10重量%、特に11〜13重量
    %の初期湿度で、場合によっては予備湿潤して渦流床(
    2)に供給すること。 3)請求項1)または2)に記載の方法において、大豆
    を渦流床(2)で固有温度が100℃以上、特に110
    ℃〜125℃になるまでの時間の間前記の温度に曝し、
    且つ特に5分より短い時間だけたとえば1〜3分間だけ
    渦流床(2)中で加熱ガスに曝すことを特徴とする方法
    。 4)請求項1)〜3)の何れか一に記載の方法において
    、渦流床(2)中の滞留時間スペクトラムの比較適性化
    を補助供給装置(5)を用いて行うことを特徴とする方
    法。 5)請求項1)〜4)の何れか一に記載の方法において
    、大豆を加熱容器(2)に接続して冷却することを特徴
    とする方法。 6)大豆を渦流床中で100℃以上の温度の加熱ガス流
    に曝して大豆の苦みを除去する方法を実施するための装
    置の使用において、渦流床(2)のある装置で製品投入
    口(3)、製品取り出し口(4)、少なくとも1個の加
    熱気流供給口(6)を有し、且つ製品取り出し口(4)
    に加熱容器(9)を接続することを特徴とする使用。 7)請求項6)に記載の装置使用において、渦流床(2
    )の製品投入口(3)に大豆湿潤装置(1)を前置接続
    することを特徴とする使用。 8)請求項6)または7)に記載の装置使用において、
    渦流床(2)の内部に大豆をして渦流床(2)を一様に
    通り抜けさせる供給装置(5)を設けることを特徴とす
    る使用。 9)大豆を渦流床中で100℃以上の温度の加熱ガス流
    に曝して大豆の苦みを除去する方法を実施するための装
    置で、渦流床(2)を有し、この渦流床には製品投入口
    (3)、製品取り出し口(4)、少なくとも1個の加熱
    気流供給口(6)が有り、且つ製品取り出し口(4)に
    加熱容器(9)を接続した装置において、加熱容器(9
    )が一時的に接続可能な予備加熱装置を備えていること
    を特徴とする装置。 10)請求項9)に記載の装置において、加熱容器(9
    )の中の温度を均一化するために予備加熱装置の調整の
    ための制御回路を設けてありかつ/または加熱容器(9
    )の出口に冷却装置(12)を接続してあることを特徴
    とする装置。
JP02241370A 1989-09-15 1990-09-13 大豆の苦みを除去する方法と装置 Expired - Fee Related JP3098249B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CH3369/89A CH679104A5 (en) 1989-09-15 1989-09-15 Removing bitter taste from soybean
CH3369/89-0 1989-09-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03112458A true JPH03112458A (ja) 1991-05-14
JP3098249B2 JP3098249B2 (ja) 2000-10-16

Family

ID=4254480

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP02241370A Expired - Fee Related JP3098249B2 (ja) 1989-09-15 1990-09-13 大豆の苦みを除去する方法と装置

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP3098249B2 (ja)
CN (1) CN1028401C (ja)
CH (1) CH679104A5 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011111814A1 (ja) * 2010-03-12 2011-09-15 大塚製薬株式会社 ウレアーゼ含量を低減させた加工大豆、及びその製造方法

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1084159C (zh) * 1996-12-10 2002-05-08 王汉清 熟化全脂大豆粉的生产方法
BR0214013A (pt) * 2001-11-12 2004-10-13 Peter Francis Berchtold Processo para tornar facilmente assimiláveis e/ou adequadas para uso industrial várias propriedades nutricionais e industriais em sementes e respectivo uso de semente
JP3785555B2 (ja) * 2003-01-27 2006-06-14 アプテジャパン株式会社 加熱処理装置及び加熱処理方法
DE102013022027B3 (de) * 2013-12-19 2015-03-19 Est Gmbh Toaster zum Toasten von Saatgut
DE102014218640B4 (de) * 2014-09-17 2016-05-12 Hauni Maschinenbau Ag Vorrichtung und Verfahren zum Trocknen eines Tabakmaterials
CN112535309A (zh) * 2020-12-11 2021-03-23 寿县如今食品有限责任公司 一种毛豆去壳机

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011111814A1 (ja) * 2010-03-12 2011-09-15 大塚製薬株式会社 ウレアーゼ含量を低減させた加工大豆、及びその製造方法
US8993036B2 (en) 2010-03-12 2015-03-31 Otsuka Pharmaceutical Co., Ltd. Method for producing soybeans having reduced urease content
JP6016628B2 (ja) * 2010-03-12 2016-10-26 大塚製薬株式会社 ウレアーゼ含量を低減させた加工大豆、及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3098249B2 (ja) 2000-10-16
CH679104A5 (en) 1991-12-31
CN1050125A (zh) 1991-03-27
CN1028401C (zh) 1995-05-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0059565B1 (en) Method of heat-treating a cereal
US4556573A (en) Method for treating soybeans
RU2000118213A (ru) Способ и аппарат для обработки зерен злаков (варианты), обработанные зерна и их применение (варианты)
CA2691585C (en) Method for roasting and surface-pasteurization of food products
JPH03112458A (ja) 大豆の苦みを除去する方法と装置
JPS62144756A (ja) 豆状種子の外皮を取る方法およびその方法を実施する装置
JPS6352845A (ja) 穀物の圧扁フレ−クの製造法及びその装置
WO2022183731A1 (zh) 低豆腥味低温脱脂豆粕的生产装置及其制备方法
JPH07291684A (ja) 白色セメント・クリンカーを冷却する方法および装置
DE2354617C3 (de) Verfahren zum Schälen ganzer Sojabohnen und Vorrichtung zur Durchführung des Verfahrens
US8511223B2 (en) Processing machine for soybeans and soybean-embryos
JP2009027950A (ja) パーボイル米の製造方法
EP0861600B1 (en) Grain and seed treatment
JP2008253225A (ja) 熱処理装置および荒茶の製造方法
CN113349337A (zh) 发芽糙米及其生产方法
US3228774A (en) Process for removing strong flavor components from roasted peanuts
JPS6152657B2 (ja)
MXPA06001899A (es) Metodo y dispositivo para secar arroz continuamente.
EP0550082B1 (en) Method and device for manufacturing intermediate products for preparation of animal feeds
JPS58111667A (ja) 粉粒物質の加熱処理装置
US7087258B2 (en) Roasting of ground seeds for alimentary use
RU51829U1 (ru) Установка тостирования сои и обработки зерновой основы для продуктов быстрого приготовления
JPS59205957A (ja) 豆乳の製造方法
JPS6274458A (ja) 製粉前処理装置
JPH0712279B2 (ja) 焙煎コ−ヒ−の加工工程とその装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees