JPH03112340A - 高回転用モールド整流子の製造方法 - Google Patents

高回転用モールド整流子の製造方法

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JPH03112340A
JPH03112340A JP24713689A JP24713689A JPH03112340A JP H03112340 A JPH03112340 A JP H03112340A JP 24713689 A JP24713689 A JP 24713689A JP 24713689 A JP24713689 A JP 24713689A JP H03112340 A JPH03112340 A JP H03112340A
Authority
JP
Japan
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segment
members
copper
mica
commutator
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Pending
Application number
JP24713689A
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English (en)
Inventor
Saburo Masuda
三郎 増田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HARADA SEISAKUSHO KK
Original Assignee
HARADA SEISAKUSHO KK
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Publication date
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  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電動機に用いる整流子、特に高回転用モールド
整流子の製造方法に関する。
〔従来の技術〕
電動機に用いる整流子のうちで、外周部にブラシとの摺
動面をもつ型式の整流子は、導電材料からつくられた多
数のセグメントを円周上に等間隔で配設しである。
隣接するセグメントは、電気的に絶縁する必要があるの
で、導電体のセグメントの間に例えば板状のマイカを挾
んで全体を筒状に構成する。整流子の中心軸は、電動機
の回転子に取付けるための内孔部を有するが、この回転
子のシャツI−との嵌合を円滑にするために、金属材料
製の筒状部材を挿入するのが一般的である。
この金属部材と導電体のセグメントとの間も電気的に絶
縁する必要があるので、これらの部材の間に樹脂をモー
ルドして整流子を構成する技術が知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
このモールド整流子にあっては、回転中に導電体のセグ
メントに遠心力が作用し、樹脂モール1くから離脱して
放射方向へ飛び出すおそれがある。
特に高回転用のモールド整流子にあってはこの傾向が強
い。
そこで、円周上に配設するセグメントを、例えばリング
状の部材で結束して補強する対策が考えられる。しかし
、リング状の部材を強度の高い金属材料でつくると、セ
グメントとの間に絶縁を施す必要が生ずる。
従来は、この絶縁のために、リング部材の表面に絶縁材
料をコーティングしたり、または絶縁材料製のチューブ
を被せたりする必要があった。
本発明は補強用のリング部材と導電体のセグメントどの
間の絶縁材を必要としない高回転用のモールド整流子の
製造方法を提供する。
〔課題を解決するための手段〕 本発明の高回転用のモールド整流子の製造方法;( は、板状のセグメント銅部材と板状のセグメントマイカ
部材とを円筒状に積層するとともにセグメントマイカ部
材に形成する隅部を利用して補強用のリング部材をセグ
メンI・銅部材と干渉しないように嵌装して組立部品を
形成する工程と、樹脂モールド用の型内に円筒状のスリ
ーブと」二記組立部品を装着する工程と、型内に樹脂を
流し込んでスリーブと組立部品を一体にモールドする工
程とを有する。
そして、セグメント銅部材はその両側部にコ字形の凹部
を有し、該凹部内にリング部材を配設する構造を有する
〔作用〕
本発明は以上の手段を備えることによって、セグメント
銅部材とリング部材は別体の絶縁部材を用いることなく
絶縁され、回転による遠心力に対抗することができる。
〔実施例〕
以下、図面により本発明の詳細な説明する。
第1図は、本発明の製造方法により製造する高4一 回転用のモールド整流子の正面図、第2図は第1図のA
−A矢視図であって、全体を符号]て示す高回転用モー
ル1く整流子は、円周上に配設する導電材料製のセグメ
ント部材10を有する。本実施例では、導電材料として
銅合金が使用され、このセグメント銅部材10は引抜き
加工した条材を、第2図に示すような断面形状に打抜き
加工したものが使用される。本実施例では32個のセグ
メント銅部材10が円周」−に等間隔で配設される。隣
接する各セグメント銅部材10の間には、板状のセグメ
ントマイカ部材2oを挿入してセグメン1〜銅部材10
間の絶縁をはかる。
高回転用モールド整流子]の中心軸部には中空のスリー
ブ30を配設し、セグメント銅部材10及びセグメント
マイカ部材20との間に樹脂部40をモールド成形して
−・体化する。スリーブ30は、金属材料製であって、
その内径寸法は嵌装する回転子のシャフトの径寸法に対
応して設定される。
セフメン1−銅部材〕○の形状は、第2図に示されるよ
うに、その外周部12がブラシとの摺動面となり、その
内周中央部にはアリ溝]4が形成しである。内周側の両
側部は突出して脚部16を形成し、外周側の両縁部18
との間でコ字型の凹部17を画成する。コ字型の凹部1
7内には樹脂部40が浸入するが、この浸入する樹脂部
の中央に補強用のリング部材50が配設される。リング
部材50は強度の高い金属材料でつくられるが、セグメ
ント銅部材10との間には絶縁性の樹脂部40が介在し
て電気的には絶縁状態を保つ。
このリング部材50は、セグメント銅部材]]−〇の脚
部16の外周部に位置し、回転によりセグメンI・銅部
材10に遠心力が作用したときの補強部材として機能す
る。
第3図はセグメントマイカ部材20の平面形状を示すも
のであって、平板状のセグメントマイカ部材20は、2
本の脚部22を有する。この脚部22により形成される
隅部24は、リング部材50を係止する役目をする。
第4図に示すように、セグメント銅部材]−oとセラメ
ン1〜マイカ部材20を交互に重ね合せると、セグメン
トマイカ部材の隅部24を結ぶ円周線はセグメント銅部
材10と干渉しない。したがって、この隅部24にリン
グ部材5oを係止した状態で樹脂部40を成形すること
により、セグメント銅部材10とリング部材50との間
に樹脂層が形成され、電気的にMRされた状態で補強を
達成することができる。
次に、第5図により整流子の製造方法を説明する。
製造装置1.00は、1−型110、材料ボット]−2
0、中間型130、下型]40を備え、上型110は月
料ボッl−120内の材料樹脂300を押圧するように
構成する。下型140の中央部にはスリーブ3oを差し
込む柱145を立設しである。
製造に際しては、まず下型の柱145にスリーブ30を
差し込むとともに、予めサグメン1〜銅部材10とセグ
メントマイカ部材20を筒状に積層して補強用のリング
部材50を嵌装した粗η部品をつくり、シリンダ+50
で保持した状態で中間型130に装着する。
材料ポット120を覆わせて上型110を押し込むこと
により、材料ボット120内の溶融樹脂300は開口部
125からスリーブ30と組立部品の間の空隙部へ流入
し、硬化する。
樹脂モールド完了後に、必要な仕上加工を施して整流子
を完成する。
[発明の効果] 本発明は以上のように、高回転用のモールド整流子を製
造する際に、導電体であるセグメント銅部材の間に絶縁
体であるセグメントマイカ部材を挾み込んで組立てるこ
とに着目して、セグメントマイカ部材により補強用のリ
ング部材を保持する。
この補強用のリング部材は金属等の導電体でつくられる
が、セグメント銅部材とは接触しない状態で保持される
。このようにして組立てた部品を金型内でモールド成形
すると、セグメント銅部材とリング部材との間にも樹脂
が流入して一体化する。
したがって、リング部材を保持するための絶縁体を用い
ることなく、セグメント銅部材との間の絶縁をはかると
ともに、セグメント銅部材に作用する遠心力に対抗する
ことができる。
本発明によれば、部品点数を削減して、耐久性の良好な
高回転用モールド整流子を安価に作成することができる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法により製造される整流子の正面図
、第2図は第1図のA−A矢視図、第3図はセグメント
マイカ部材の平面図、第4図は要部の断面図、第5図は
製造方法の説明図である。 10・・・・・・セグメント銅部材 20・・・・・・セグメントマイカ部材30・・・・・
・スリーブ 40・・・・・・樹脂部 50・・・・・・リング部材 100・・・・・・製造装置 110・・・・・・上型 120・・・・・・材料ポット 130・・・・・・中間型 1、40・・・・・・下型

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、外周部に摺動面を有する整流子を樹脂モールドによ
    り製造する方法において、 板状のセグメント銅部材と板状のセグメントマイカ部材
    とを円筒状に積層するとともにセグメントマイカ部材に
    形成する隅部を利用して補強用のリング部材をセグメン
    ト銅部材と干渉しないように嵌装して組立部品を形成す
    る工程と、樹脂モールド用の型内に円筒状のスリーブと
    上記組立部品を装着する工程と、 型内に樹脂を流し込んでスリーブと組立部品を一体にモ
    ールドする工程と、 からなることを特徴とする高回転用モールド整流子の製
    造方法。 2、セグメント銅部材はその両側部にコ字形の凹部を有
    し、該凹部内にリング部材を配設することを特徴とする
    請求項1記載の高回転用モールド整流子の製造方法。
JP24713689A 1989-09-22 1989-09-22 高回転用モールド整流子の製造方法 Pending JPH03112340A (ja)

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JPH03112340A true JPH03112340A (ja) 1991-05-13

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ID=17158969

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JP24713689A Pending JPH03112340A (ja) 1989-09-22 1989-09-22 高回転用モールド整流子の製造方法

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JP (1) JPH03112340A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5491373A (en) * 1994-09-07 1996-02-13 The Morgan Crucible Company Plc Commutators

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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