JPH03109217A - 小板状酸化鉄の製造法 - Google Patents

小板状酸化鉄の製造法

Info

Publication number
JPH03109217A
JPH03109217A JP2237285A JP23728590A JPH03109217A JP H03109217 A JPH03109217 A JP H03109217A JP 2237285 A JP2237285 A JP 2237285A JP 23728590 A JP23728590 A JP 23728590A JP H03109217 A JPH03109217 A JP H03109217A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
platelet
pigments
pigment
normality
particle size
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2237285A
Other languages
English (en)
Inventor
Werner Ostertag
ヴェルナー、オステルターク
Christoph Schwidetzky
クリストフ、シュヴィデツキー
Norbert Mronga
ノルベルト、ムロンガ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BASF SE
Original Assignee
BASF SE
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by BASF SE filed Critical BASF SE
Publication of JPH03109217A publication Critical patent/JPH03109217A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09CTREATMENT OF INORGANIC MATERIALS, OTHER THAN FIBROUS FILLERS, TO ENHANCE THEIR PIGMENTING OR FILLING PROPERTIES ; PREPARATION OF CARBON BLACK  ; PREPARATION OF INORGANIC MATERIALS WHICH ARE NO SINGLE CHEMICAL COMPOUNDS AND WHICH ARE MAINLY USED AS PIGMENTS OR FILLERS
    • C09C1/00Treatment of specific inorganic materials other than fibrous fillers; Preparation of carbon black
    • C09C1/22Compounds of iron
    • C09C1/24Oxides of iron
    • C09C1/245Oxides of iron of plate-like shape
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01PINDEXING SCHEME RELATING TO STRUCTURAL AND PHYSICAL ASPECTS OF SOLID INORGANIC COMPOUNDS
    • C01P2004/00Particle morphology
    • C01P2004/20Particle morphology extending in two dimensions, e.g. plate-like
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01PINDEXING SCHEME RELATING TO STRUCTURAL AND PHYSICAL ASPECTS OF SOLID INORGANIC COMPOUNDS
    • C01P2006/00Physical properties of inorganic compounds
    • C01P2006/60Optical properties, e.g. expressed in CIELAB-values
    • C01P2006/62L* (lightness axis)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の分野 本発明は、高められた光沢、より大きい粒径、改善され
た分散可能性および意図的に調節可能な色合いを有する
小板状へマタイト顔料を2工程の熱水処理方法を用いて
製造する方法に関する。
従来の技術 合成小板状酸化鉄顔料は、最近ますます効果顔料として
ラッカー プラスチック、セラミック材料の青色のため
、印刷の場合および装飾的美容術に重要であることが見
いだされてきた。
顔料の光学的作用にとって重要なことは、粒径および酸
化鉄粒子の光沢を決定する光沢表面である。
光学的作用が吸収および分散に基づく有色顔料とは異な
り、効果−または光沢顔料の光学的作用は、主として小
板状に構成された、定位された顔料粒子の方向を定めた
反射に基づく。
5〜12μの粒径を有する効果顔料は、絹のように柔ら
かい光沢を示し、12μを1−廻る粒径を有する効果顔
料は、特徴的な輝きを生じる。効果顔料の際に望まれる
平均粒径は、使用分野に応じて5〜20μの間にある。
小板の直径は、小板の最大寸法の場合の大きさである。
合成小板状酸化鉄顔料のこれまでの開発は、より高い小
板の平均直径および改善された光沢を有する顔料を得よ
うと努力することによって特徴付けられる。効果顔料の
際の色が二次的役割を演じるとしても、酸化鉄顔料の色
調に微細な差ソ4を付けることも望ましい。明化された
顔料は、多種多様の繰り返し染色i′IJ能性に基づき
特に−■要である。
古典的な公報のフランス国特許第638200号明細書
、ドイツ連邦共和国特許第541768号明細書および
ドイツ連邦共和国特許第658020号明細書、英国特
許第2028784号明細占、ドイツ連邦共和国特許出
願公開第3019404号明細書およびドイツ連邦共和
国特許出願公開第20560/12号明細書にはアルカ
リ水性媒体中での水酸化鉄もしくは酸化鉄水和物の熱水
処理による小板状 α−Fc203顔料の製造が記載さ
れている。この場合には、有色顔料の要件を満足せず、
かつせいぜい遮断効果に基づき耐蝕に使用され得るにす
ぎない生成物が生じる。実地において、この生成物は、
決して有色顔料としての役割を演じない。
欧州特許第0014382号明細書には、定の溶液中に
元素の周期律表の第■主族、第V主族および/または第
■主族および第■副族、第V副族および/または第V副
族および/または第U副族の酸化物の少なくとも1つを
含ffする小板状酸化鉄顔料が記載されている。この顔
料は、それぞれの元素の化合物の存在下での熱水処理に
よって得られ、この場合には、より高い直径対厚さの比
および改浮された光沢を有する小板が生成される。しか
し、この生成物は、とにかく多大な費用をもって、例え
ば熱水合成の際の反応器中での過度に長い滞留時間をも
ってのみ10μmおよびそれ以4二の平均粒径で得るこ
とができる。
欧州特許出願公開第0180881号明細占には、20
μまでの平均粒径および20〜lOOの平均的な直径対
厚さの比を有するドープされた小板状α−Fe203顔
料の製造法が記載されており、この方法の特別の特徴は
、熱水処理前に小板状の形態の特別に製造された活性の
α酸化鉄種晶を水酸化鉄(In)含有出発懸濁液に添加
することにある。この方法の欠点は、前記の活性α−酸
化鉄種晶を製造するための熱水反応に前接された特殊な
処理過程にあり、この処理過程は、技術的に要求が多く
、方法全体を複雑にし、かつ凝集物含有の生成物を生じ
る。
特開昭55−016978号公報の場合には、その側で
熱水反応に由来する小板状α−酸化鉄が種晶として単一
の粒度分布をイfする小板状顔料の製造のために使用さ
れる。しかし、しかし、この作業方法は、−1−、記方
法の場合と同様に無数の望ましくない凝集物の形成をま
ねき、したがってこのようにして得られた顔料は、要求
の多い使用には用いられない。
欧州特許第0068311号明細書および米国特許第4
373963号明細書には、組成:A l xF e 
2−xo 3 [但し、×は0.02〜0.5である]
の高光沢の小板状顔料が記載されている。この小板状顔
料は、く1時間の反応時間の場合にもより大きい平均粒
径をもって製造することができる。この顔料は、熱水反
応で水酸化鉄(I[I)もしくは酸化鉄(III)水和
物、アルミン酸ナトリウムおよびvIT性ソーダ液の水
性懸濁液から得られる。この顔料は、これまでに記載さ
れた小板状へマタイト顔料とは異なり、繰り返しの首色
を可能にする明化された色調および個々の粒子の比較的
に高い直径対厚さの比を示す。工業的に実現され経済的
に許容し得る、例えば管状反応器の場合に当てはまるよ
うな1時間未満の合成時1mの場合には、12μまでの
平均直径をイfする顔料を合成することができる。
鉄とともに異質イオンをも含有する小板状顔料へマタイ
ト顔料を生成するような上記方法の場合には、導入速度
、ひいては製造された顔料の粒径は、相互に影響し合う
反応パラメーターに依存し、この場合には、熱水合成の
際に製造すべき顔料粒子の大きさが増大するにつれて殊
にアルカリ含量および滞留時間が増大することを許容し
なければならず、このことは、それに関連して腐蝕が増
大するために、生産技術的視点から、圧力装置用の耐蝕
性の高価な材料を代わりに使用してはならない場合には
、問題である欧州特許出願公開第0265820号明細
書には、組成: Mn*AIJet−+x、y+Oi 
[但し、夏は0.01〜0.06の値をイfし、yは0
〜0.2の値をイfする]で示される小板状顔料が記載
されており、この場合には、短い合成時間でより大きい
小板直径を達成することができる。この顔料は、水酸化
鉄もしくは酸化鉄水和物ならびにアルカリ金属および可
溶性マンガン化合物および場合によってはアルミン酸ナ
トリウムを含有する水性懸濁液を熱水処理することによ
って製造される。意外なことに、マンガン酸塩または過
マンガン酸塩を添加することにより、含量粒子の直径を
意図的に8〜50μmに調節することができ、この場合
には、アルカリ金属水酸化物の規定度を2Nを上廻るよ
うに維持する必要はない。また、小板は、約100の極
めて高い直径対厚さの比をもって製造することができる
しかし、顔料の色は、比較的に暗色で褐色であり、この
ことは、繰り返し着色可能性を使用の際に狭いものにす
る。
総括的に云えば、これまでに公知になった合成的に製造
されたヘマタイト顔料の場合には、小板の平均直径およ
び光沢を向上させようと努力がなされていることが支配
的であり、かつこの目的は、必然的に別の欠点を認容し
ながらのみ反応パラメーターを変えることによって達成
することができる。
発明が解決しようとする課題 従って、本発明の課題は、アルカリ金属水酸化物の規定
度が比較的に低い際に意図的に粒径の大きさ、ひいては
粒子の光沢の向上を達成するような、アルカリ金属水酸
化物の/j存在下らびにアルミニウム化合物および/ま
たは珪素化合物の存在下での水酸化鉄(III)もしく
は酸化鉄III )水和物を含有する水性懸濁液の熱水
処理による小板状酸化鉄の製造法を提供することであっ
た。
課題を解決するための手段 この課題は、熱水処理を2工程で実施し、この場合第1
工程でアルカリ溶液の規定度を0゜2〜2Nに維持し、
かつ第2工程で規定度を0.2〜2.5Nだけ上昇させ
ることによって解決することができることが見い出ださ
れた。
顔料を製造するための使用物質としては、鉄の水酸化物
ならびにその酸化物水和物がこれに該当する。酸化鉄水
和物は、むしろ水酸化鉄よりも好ましい。それというの
も、顔料状F e 0OHは、本質的に定義されて存在
し、かつ工業的に取り扱う場合には本質的にゲル状Fe
(OH)3よりも有利な挙動を取る。公知の全ての結晶
変態、例えばα−FeOOH1β−FeOOHγ−Fe
OOHは、酸化鉄水和物使用物質として好適であること
が判明した。
このことは、A1含有使用物質に関連し、したがってア
ルカリ金属アルミン酸塩以外に水酸化アルミニウムおよ
び公知の酸化アルミニウム水和物のベーム石およびバイ
ヤライトおよび可溶性アルミニウム塩を使用することで
きる。また、酸化アルミニウムを使用することもできる
。それというのも、酸化アルミニウムは、バイヤー分解
法から知られているように熱水条件下でアルカリ金属の
存在下にアルミン酸塩に変換されるからである。
珪素の使用物質としては、例えば二酸化珪素またはアル
カリ金属珪酸塩がこれに該当するかまたはアルカリ性反
応媒体中で加水分解する珪素の化合物、例えば珪酸のエ
ステルもこれにJ亥当する。
第1工程で熱水処理に付されるべき懸濁液はアルカリ金
属水酸化物、特にN a OIIおよび/またはK O
IIを0.2〜2Nの濃度で含イ了する。アルカリ金属
アルミン酸塩の代わりに、反応条件下でアルカリ金属に
よってアルミン酸塩に変換されるアルミニウム化合物を
使用する場合には、このために必要とされるアルカリ金
属頃を付加的に考慮に入れるべきである。同様のことは
、アルカリ性反応媒体中で加水分解する珪素化合物を使
用する場合にも云える。
顔料を製造する際のもう1つのin要な処理パラメータ
ーは、温度である。それというのも、温度は、出発物質
によって定められる組成の全ての懸濁液に対して所定の
時間で最小温度を与えるからであり、この場合この最小
温度よりも低い温度では、水酸化物もしくは酸化物水和
物は脱水されて酸化物に変わることはない。この最小反
応温度は、それぞれの所与に応じて最良に実験的に測定
される。この最小反応温度は、全部の一連の試験で示さ
れたように常に170℃を土羽る。有利には、250〜
360 ’Cの範囲内の反応温度が選択される。それと
いうのもこの温度範囲は、反応が技術的に重要な速度、
すなわち例えば1時間未満で進行することを保証するか
らである。
反応に施こされる懸濁液の滞留時間を上昇させた場合に
は、反応温度は低下することができる。すなわち、出発
物質の一定の懸濁液の例につき、310もしくは30o
、285.275270および260℃の反応温度は1
.+0120.600.1200および240O−in
の滞留時間に相応することを示すことができる。
また、lA度および滞留時間以外に、出発物質の懸濁液
の固体濃度(鉄化合物のCPi)は、二次的な役割であ
ってもなお1つの役割を演じる一般に使用される物質の
濃度は、懸濁液が1〜20重量%、有利に1〜10i口
量%の固体含量を有するように選択される。使用物質の
懸濁液の流動性は、1〜10 in 1st%の範囲内
で、懸濁液が困難なしに工業的に取り扱うことができる
ような程度にある。
反応の終結後、すなわち小板状酸化鉄顔料(ヘマタイト
)への使用した鉄含有使用物質の変換後に、第2工程は
続(。この場合には、!@濁液に他のアルカリ液を添加
し、したがってアルカリ液に対する懸濁液の規定度が0
.2〜2,5Nだけ上昇するようにして行なわれる。ま
た、形成された小板状へマタイト顔料を液体と分離し、
かつ有利に乾燥前に元来の懸濁液の規定度を0.2〜2
.5Nだけ土羽る規定度のアルカリ液を添加するように
して行なうこともできる。
しかし、生産技術的に特別に好ましいことは、小板状顔
料を含有する懸濁液のアルカリ濃度を、顔料の形成直後
に、例えば濃厚なアルカリ液、殊にN a O1−1ま
たはK O+1を反応オートクレーブ中にポンプ輸送す
ることによって高めさせることである。
第2工程の場合には、第1工程の場合よりも低い温度を
維持することもできる。小板の成長および滑らかな表面
の形成は、第2工程での熱水処理の温度が高くなればな
るほど、ますます迅速に行なわれる。有利には、150
〜360℃の温度で作業される。
第2工程のアルカリ溶液中でのへマタイト顔料の濃度は
、任意に選択することができ、かつ懸濁液の撹拌可能性
もしくはポンプ輸送可能性によってのみ上に向かって制
限されている。第1工程の場合と同様に、有利には1〜
20重呈%、好ましくは1〜10重電%の固体濃度で作
業される。第2工程での処理の終結後に冷却される。顔
料は、溶液の濾過によって分離され、洗浄され、かつ乾
燥される。
第2工程での処理時間は、経済的理由から有利には1時
間以下である。より長い処理は可能である。また、第1
工程で1時間未満の反応時間で合成されたヘマタイト顔
料に限定されるものではない。試験により、第1工程で
数時間に亘って合成されたヘマタイト顔料の場合にも第
2工程の作用は制限されないことが示される。
第2工程での処理による(V−均粒径の変化は、テラス
(Ci 1as)粒度測定法により追及することができ
る。
光沢の変化は、比色計により2つの異なる測定角度で輝
度L4Iを測定することによって定めることができる。
光沢の測定値としては、次の値が使用される二 り養25°−L蕾45゜ ・100 Li2S。
17畳25°および1畳45°は、25°および45°
の角度の際に測定されたL4)値である。限界値が高け
れば高いほど、小板状顔料の光沢はますます良好になる
また、粒子の成長および光沢の増大は、走査電子顕微鏡
試験により行なうことができる。走査電子顕微鏡撮影に
より、なかんずく顔料粒子の大きさおよび酸化物小板の
表面の性質が良好に解明される。しかし、前記方法は、
第2工程で意図的に効果を定量化するのに十分に好適で
ある。
第2工程の後に得られたヘマタイト顔料についての試験
により、粒径および粒子表面に対する効果が明らかに示
される。それによれば、使用した顔料粒子は、より大き
く、粒子の表面は、より滑らかで均一である。効果顔料
の光学的性質を損なう分布された小さい粒子または粒子
表面の不規則性は、失なわれる。このことは、比較試験
で示されたように、相応する長い熱水処理により、小板
状へマタイト顔料の合成に直接に続いて懸濁液のアルカ
リ度の変化なしに粒径および光沢に対する効果が最小に
すぎない場合には、驚異的なことである。
本発明による方法は、本発明による2工程法で達成され
るのと同じ効果を1工程のみで高められたアルカリ濃度
の際の合成によって達成することができるものではない
ので、驚異的なことである。アルカリ濃度が高い際に合
成されるヘマタイト小板は、厚手であり、殆ど被覆能を
有さず、かつラッカ層の成分としてこのラッカ層に本発
明により得られた顔料の場合よりも僅かな光沢をもたら
し;また、このヘマタイト小板は、彩色性であり、かつ
意図した組成の場合には別の種類のものである。
小板状アルミニウムおよび/または珪素を含有する顔料
は、純粋なアルカリ液を用いる第2工程の熱水処理の際
にA1貧有および/またはSi貧有となる。このことは
、必要以上に望ましくない効果である。しかし、顔料に
対してAl2O3もしくは5i02含イf分の減少を阻
止しようとする場合には、このことは、アルカリ液にア
ルミニウム化合物および/または珪素化合物を添加する
ことによって容易に行なうことができる。
少なくとも顔料の表面について、なお固体の組成に関!
−メしかつこの固体の組成を変える、第2工程での添加
剤による添加の方法は、本発明による作業法のもう1つ
の重要な利点を表わす。添加剤は、第2工程の全ての任
意の時点で添加することができる。この添加剤は、アル
カリに可溶である。
従って、5i02、Z r O2,、、B2O3、P2
O5または他のAl703の添加によって顔料の凝集を
十分に阻止し、かつ小板状へマタイト顔料の分散可能性
をラッカ、プラスチックまたは別の結合剤への使用の際
に改善することができることが見い出された。また、酸
化物以外に、相応する元素の別の化合物を、この化合物
がアルカリ液に可溶である限り使用することもできる。
更に、Na2CrO4、Na2MoO4、KMnO4、
Na2WO4のような添加剤またはこれらの添加剤の混
合物を用いて第2工程の間にヘマタイト顔料の色調に影
響を及ぼすこともできることが見い出された。分析によ
り示されたように、このような場合にはへマタイト小板
の表面にC「、Mo、Mn、TiまたはWの元素が導入
され、このことにより、意図して色調に微細な差異を付
ける方法が解明される。
第2工程の処理の場合、5i02もしくは水ガラスは、
5i02の存在によりヘマタイト型構造体への5i02
の拡散混入が導かれる限り1つの特殊な位置を占める。
これは、表面に限らないことが証明されている。適度に
光沢が改とされたとしても、水ガラスの添加は、顔料に
対する凝集阻止作用もしくは団塊化阻止作用のために重
要である。
本明細:!)中に記載された表面変性は、有機被覆剤で
の付加的な被覆を除外するものではない。屡々、カルボ
ン酸、燐酸またはシランのような助剤の施与は、本発明
による表面変性によってむしろなお簡易化される。
本発明による2玉程法を用いた場合には、高められた光
沢、より大きい粒径、改とされた分散i+J能性および
意図的に調節司能な色合いを有する小板状へマタイト顔
料を製造することができる。
他の詳細は、実施例から明らかになる。
実施例中に記載の“チラス(Cilas)値”は、市販
のチラス(C11as)粒度計715を用いて容量分布
として測定された。
光沢の測定は、ツァイス(Zeiss)測定ヘッドGK
  111を備えた“データカラー(Data Co1
or)”測角光度計を用いて行なわれた。記載した“光
沢係数”は、記述したように2つの角度で測定されたr
4度値1,41から、関係式:%式% に相応して測定された。測定角度25°および45°は
、光沢角度(反射光線)と、観察者の視線との間の角度
を示す。
全ての測定は、200μのドクターナイフの使用下で得
られた、顔料10重量%を含有した空気乾燥される下塗
ナイフ塗膜を用いて実施された。
実施例中に記載の百分率の記載は、別記しない限り、重
量%である。
実施例 実施例1 a)工程1 受器として使用される撹拌容器中で、F e OOt+
  58g#(比表面積、B E T 45 m2/y
)、NaO+1 38.0gIQおよびγ−AI203
32.6y#!を含有する水性懸濁液を調製する。懸濁
液に対する苛性ソーダ液の規定度は、0.95である。
均質な懸濁液を37に9/hの通過量で長さ45mおよ
び内径30mmの管状反応器を通じてポンプ輸送する。
この管状反応器は、35mの長さに巨って油加熱され(
330℃)、残りのIOmの長さに口って水冷却されて
いる。管状反応器から搬出された懸濁液を濾過し、まず
80℃の熱さのl N  N a OIIで洗浄し、そ
の後に水で洗浄する。
固体生成物は、Δ!o2Fe+eo3の組成を有し、か
つ3.8μの平均粒径を示す。測定角度25°および4
5°の場合、L菱値59.8および、47.7が測定さ
れ、それによって光j(度20.2が計算される。
b)工程2 工程1の濾別され、洗浄され、なお乾燥されていない小
板状へマタイト顔料10g (乾燥物質に対して)に1
.5Nの苛性ソーダ水溶液140gを添加し、かつ30
0rrlの撹拌オートクレーブ中で15分間で330℃
に加熱する。
次いで、この温度で30分間撹拌する。引続き13分間
で100℃に冷却し、顔料を濾過によって分離し、H2
Oで洗浄し、かつ120℃で乾燥する。
第2工程で得られた顔料は、第1工程で得られた顔料と
比較して走査電子顕微鏡による測定でより一層光沢のあ
る表面を示す。この顔料は5.4μの平均粒径を示す。
25°および45°の測定角度の際のし葺値は、60.
5もしくは37.2であり、それによって38.5の光
沢度が計算される。測定された色価C,,,,およびH
oは、45°の測定角度の際に21.7および32.7
である。
C)比較例 出発顔料の製造の際に工程lにより管状反応器から搬出
された懸濁液を150mQの量で300mQの撹拌型オ
ートクレーブ中に充填し、かつ15分間で330℃に加
熱する。次いで、この温度で30分間撹拌する。引続き
、13分間で100℃以下に冷却し、顔料を濾過によっ
て分離し、洗浄し、かつ120℃で乾燥する。
得られた生成物は、4.0μの平均粒径を有する。測定
された光沢度は25である。
実施例2 a)工程l 撹拌型受器容器中で、水1m3、α−FeOOH59に
?(BETによる比表面積41m?/9)、Na0Il
  40に9およびγ−AI703 31.1kgを、
懸濁液中のINの照性アルカリ溶液濃度に相応して導入
する。
次に、この懸濁液を42ky/hの一定の通過量で内径
30mmおよび長さ45mを有する管状反応器を通じて
ポンプ輸送する。この管状反応器は、第1の35mの長
さに亘って油加熱され(330℃)、残りの10mの長
さに亘って水冷却されている。
搬出された懸濁液を濾過し、実施例1の第1工程の記載
と同様にして洗浄する。
生成された固体生成物は、走査電子顕微鏡撮影で示され
るように薄い小板からなる。チラス(Cilas)粒度
計による測定により、10.8μの平均粒径が明らかに
なる。測定角度25°および45°の場合、L臀値66
.8および40゜78が測定され、それによって光沢度
39.0が計算される。この生成物は、X線撮影図でヘ
マタイ系であることを示す。その分析値は、Al 3,
0%およびFe  65.8%であった。
b)工程2 工程lの濾別され、洗浄され、かつ乾燥されていない顔
料10y(乾燥物質に対して)を1.5N  NaOH
100+vlと一緒に300mQの撹拌型オートクレー
ブ中に入れ、かつ15分間で310℃に加熱する。引続
き、この温度で30分間撹拌し、次いで12分間で10
0℃以下に冷却する。固体生成物を溶液と分離し112
0で洗浄し、かつ115℃で乾燥する。
顔料粒子は、走査型r・顕微鏡による測定で滑らかで平
らな表面を示し、かつ14.9μの平均粒径を示す。2
5°および45°の測定角度の場合、L簀値は、70.
8もしくは34.3であることが測定され、それによっ
て52の光沢度が計算される。
実施例3〜13 実施例1の第1工程で得られた顔料を実施例2の記載と
同様の方法で第2工程で苛性ソーダ液で処理し、この場
合苛性ソーダ水溶液の濃度、温度および選択された温度
の際の滞留時間は、次表に明示されているように変動さ
れた。その際に生じる平均粒径および光沢度は、第1表
に纒められている。
第1表 実施例   試験条件            生成物
の特性決定N絶対  養  温度 滞留時間  平均粒
径  光沢度1.5N   O,52300,5 2、ON   1.0  230  0.53.9  
  26.8 3.9    30.3 1.5N   O,52900,5 2、ON   1.0  290  0.54.3  
  32.7 4.5    35.0 9    1.5N   O,53300,5to  
  2.ON   1.0  330  0.55.5
    40.8 5.7    42.4 12   1.5N   O,53301,5131,
5N   O,53303,56,244,9 6,445,6 養第1工程の場合と比較した苛性アルカリ溶液の規定度
の上昇率。
上記表から認めることができるように、粒径、ひいては
光沢度は、 (a)第1工程の場合と比較して苛性ソーダ液濃度の差
が、■−昇するにつれて増大し、(b)第2に程で温度
が−1−Hするにつれて増大し、かつ (C)第2L程で滞留時間が−上昇するにつれて増大す
る。
実施例14 a)工程l 7m3の撹拌型オートクレーブ中に、Fe0OH30,
79#!の固体含量を有するα−1?c OOH含有の
水性懸濁液4600(2を搬入する。懸濁液中に含有さ
れているFc0O11は、315m2#の比表面積(B
ET)を有する。
このF c OOH懸濁液中に付加的にγ−八八ツ2o
3139kgおよびNa0t1 231.9にンを、1
.25Nの苛性アルカリ液濃度に相応して添加する。
引続き、この懸濁液を5.5時間で撹拌しながら245
℃に加熱し、次いでこの温度で0゜5時間撹拌する。
懸濁液中にはへマタイト小板が(j在し、このヘマタイ
ト小板を分析することにより、八10.17F c +
、a30gの組成が計算される。テラス(C7las)
測定により、8.9μの平均粒径の値が判明する。測定
されたL *値は、25°の測定角度の際に56.0で
あり、45°の測定角度の際に34.5である。このこ
とから、光沢度は38.4であることが計算される。
b)工程2 50%のN a OI−1を第1工程で得られた懸濁液
にポンプ輸送することによって、N a OH濃度は6
0g/(lに上昇する。ポンプ輸送された苛性ソーダ液
は、γ−A I 20:l 31.69/ρを含有する
撹拌しなから245°Cの熱い懸濁液を10時間で均一
に100℃に冷却する。次いで、水Im3を釜中にポン
プ輸送し、QE液を搬出する。生成物を濾過し、まず8
0℃の熱さのlNNaOHで洗浄し、次に水で洗浄し、
かつ110℃で乾燥する。
生成された顔料粒子は、走査電子顕微鏡による検査によ
り滑らかで平らな表面を示し、かっ斑点をイfしない。
X線撮影によりヘマタイト系であることが示される。顔
料を化学的に検査することにより、A l O,I7F
 e 1.8303の組成が明らかになる。粒度測定に
より、13.9μの平均粒径の値が示される。測定され
た17*値は25°の測定角度の際に65.8であり、
45°の測定角度の際に31.9であり:このことから
、光沢度は51.5であることが計算される。
実施例15 実施例1の工程lで得られた乾燥されていない顔料10
g (乾燥物質に対して)を2N  Na OII溶液
140ソおよび水ガラス1寥 (Si0225.5%)
と−緒に300Qの撹拌型オートクレーブ中で30分間
で330℃に加熱し、次いで330℃で30分間撹拌し
、引続き15分間で100℃に冷却する。固体生成物を
濾過し、まず80℃の熱いIN  Na0IIで洗浄し
、次に870で洗浄し、かつ120℃で乾燥する。
顔料は、走査電子顕微鏡撮影により滑らかな小板表面を
示す。平均粒径は、4.1μであることが測定される。
分析により、AI  2.7%、Fe  62.9%お
よびSi  1%が示される。25°および45°の測
定角度の際のし藁値は、65.2もしくは44.9であ
り、それによって光沢度は、31.1であることが計算
される。
実施例16 実施例1の第1工程で得られた顔料を1.5N 苛性ソ
ーダ液140gおよびクロム酸ナトリウムl g  (
N a 2Cr 04・4 H820)と−緒に撹拌し
ながら30分nn 300 m (lのオートクレーブ
中で330℃に加熱する。その後に、この温度で30分
間撹拌し、かつ15分間で100℃に冷却する。固体生
成物を濾別し、まず80℃の熱いIN  Na0I−1
で洗浄し、次に1(20で洗浄し、かつ乾燥する。
この顔料は、帯褐黄色の色調を有しかつ光沢を有する。
分析によりCr  O,19%、Al0.9%、Fc 
 68.0%が明らかになる。走査電子顕微鏡撮影によ
り、顔料は小板状の形状を有しかつ個々の粒子は滑らか
で平らな表面を有することが示される。テラス(Cil
as)造粒針による測定により、4.6μの平均粒径が
判明する。光沢度は、39.0であることが測定される
。色価は、45°の測定角度の際にC1−24,0およ
びl(’=36.7である。
実施例17〜25 実施例16と同様にして実施例I7〜25を実施したが
、クロム酸塩の代わりに別の添加剤を使用する。結果は
、第2表に纒められている。出発物質は、全ての場合に
実施例1の第1工程で得られた顔料であった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、小板状酸化鉄を、水酸化鉄(III)もしくは酸化鉄
    (III)水和物を含有する水性懸濁液をアルカリ金属水
    酸化物ならびにアルミニウム化合物および/または珪素
    化合物の存在下に熱水処理することによって製造する方
    法において、熱水処理を2工程で実施し、この場合第1
    工程でアルカリ溶液の規定度を0.2〜2Nに維持し、
    かつ第2工程で規定度を0.2〜2.5Nだけ上昇させ
    ることを特徴とする、小板状酸化鉄の製造法。 2、温度を第1工程で170〜360℃に維持し、かつ
    第2工程で150〜360℃に維持する、請求項1記載
    の方法。 3、熱水処理を第2工程の場合には珪素、アルミニウム
    、砒素、アンチモン、硼素、ジルコニウム、燐、チタン
    、クロム、マンガン、モリブデンおよびタングステンの
    元素のアルカリ溶液に可溶の化合物の存在下に実施する
    、請求項1または2に記載の方法。
JP2237285A 1989-09-13 1990-09-10 小板状酸化鉄の製造法 Pending JPH03109217A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3930601.1 1989-09-13
DE3930601A DE3930601A1 (de) 1989-09-13 1989-09-13 Verfahren zur herstellung von plaettchenfoermigen hematitpigmenten

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03109217A true JPH03109217A (ja) 1991-05-09

Family

ID=6389355

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2237285A Pending JPH03109217A (ja) 1989-09-13 1990-09-10 小板状酸化鉄の製造法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5244649A (ja)
EP (1) EP0417567B1 (ja)
JP (1) JPH03109217A (ja)
DE (2) DE3930601A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010002059A1 (en) * 2008-07-03 2010-01-07 Korea Institute Of Ceramic Engineering & Technology Method of preparing hematite platelet, hematite platelet prepared using the same, and hematite platelet pigment including the hematite platelet

Families Citing this family (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3132918B2 (ja) * 1992-09-22 2001-02-05 株式会社資生堂 赤色系顔料及びその製造方法
DE4243760A1 (de) * 1992-12-23 1994-06-30 Bayer Ag Verfahren zur Herstellung von Goethit
US5401313A (en) * 1993-02-10 1995-03-28 Harcros Pigments, Inc. Surface modified particles and method of making the same
US5814164A (en) 1994-11-09 1998-09-29 American Scientific Materials Technologies L.P. Thin-walled, monolithic iron oxide structures made from steels, and methods for manufacturing such structures
DE19516580A1 (de) * 1995-05-05 1996-11-07 Merck Patent Gmbh Pigmentzubereitung
US5982987A (en) * 1997-04-30 1999-11-09 Mcdonald; Donald E. Solid state thermostat
US6461562B1 (en) 1999-02-17 2002-10-08 American Scientific Materials Technologies, Lp Methods of making sintered metal oxide articles
DE10126651A1 (de) 2001-06-01 2002-12-12 Basf Coatings Ag Pulverlacksuspensionen (Pulverslurries) und Pulverlacke, Verfahren zu ihrer Herstellung und ihre Verwendung
DE10343393A1 (de) * 2003-09-19 2005-04-14 Basf Coatings Ag Mit Effektpigmenten pigmentierte, pulverförmige Beschichtungsstoffe, Verfahren zu ihrer Herstellung und ihre Verwendung
DE102004049095A1 (de) 2004-10-08 2006-04-13 Basf Coatings Ag Wässrige Effektpigmentpaste, Verfahren zu ihrer Herstellung und ihre Verwendung
JP2009537673A (ja) * 2006-05-19 2009-10-29 ビーエーエスエフ コーティングス アクチェンゲゼルシャフト 高官能性、高分枝または超分枝ポリカーボネートを有する粉末塗料
JP5596539B2 (ja) 2007-05-21 2014-09-24 オーバイト アルミナ インコーポレイテッド アルミニウム鉱石からアルミニウム及び鉄を抽出する方法
DE502008002766D1 (de) 2007-10-09 2011-04-14 Basf Se Mit fluoreszenzfarbstoffen markierte, pigmentfreie, wässrige polymerdispersionen, verfahren zu ihrer herstellung und ihre verwendung
DE102008054283A1 (de) 2008-11-03 2010-06-02 Basf Coatings Japan Ltd., Yokohama Farb- und/oder effektgebende Mehrschichtlackierungen mit pigmentfreien Lackierungen als Füller-Ersatz, ihre Herstellung und Verwendung
DE102009007630A1 (de) 2009-02-05 2010-08-12 Basf Coatings Ag Beschichtungsmittel für korrosionsstabile Lackierungen
DE102009007624A1 (de) 2009-02-05 2010-08-12 Basf Coatings Ag Beschichtungsmittel für korrosionsstabile Lackierungen
DE102009007629A1 (de) 2009-02-05 2010-08-12 Basf Coatings Ag Beschichtungsmittel für korrosionsstabile Lackierungen
DE102009007632A1 (de) 2009-02-05 2010-08-12 Basf Coatings Ag Beschichtungsmittel für korrosionsstabile Lackierungen
CN102079544B (zh) * 2011-02-24 2012-09-05 西北工业大学 氧化铁纳米粉体的快速合成方法
EP2686458A4 (en) 2011-03-18 2015-04-15 Orbite Aluminae Inc METHODS FOR RECOVERING RARE EARTH ELEMENTS FROM ALUMINUM-CONTAINING MATERIALS
EP2705169A4 (en) 2011-05-04 2015-04-15 Orbite Aluminae Inc METHOD FOR RECOVERING RARE ELEMENTS FROM DIFFERENT OTHERS
WO2012162817A1 (en) 2011-06-03 2012-12-06 Orbite Aluminae Inc. Methods for preparing hematite
RU2014114938A (ru) 2011-09-16 2015-10-27 Орбит Элюминэ Инк. Способы получения оксида алюминия и разнообразных других продуктов
CN104302791B (zh) 2012-01-10 2017-03-15 奥佰特氧化铝有限公司 用于处理赤泥的方法
RU2633579C9 (ru) 2012-03-29 2017-12-25 Орбит Алюминэ Инк. Способы обработки летучей золы
WO2014008586A1 (en) 2012-07-12 2014-01-16 Orbite Aluminae Inc. Processes for preparing titanium oxide and various other products
WO2014047728A1 (en) 2012-09-26 2014-04-03 Orbite Aluminae Inc. Processes for preparing alumina and magnesium chloride by hc1 leaching of various materials
CN105189357A (zh) 2012-11-14 2015-12-23 奥佰特氧化铝有限公司 纯化铝离子的方法
CA2887376C (en) 2012-12-03 2021-10-12 Basf Coatings Gmbh Multicoat effect and/or color paint system and method for producing it, and its use
DE102018207815A1 (de) 2018-05-18 2019-11-21 Karl Wörwag Lack- Und Farbenfabrik Gmbh & Co. Kg Mehrschichtige, farb- und/oder effektgebende Lackierung sowie Verfahren zur Bildung einer Basislackschicht

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR638200A (fr) * 1926-08-16 1928-05-18 Ig Farbenindustrie Ag Procédé de fabrication d'oxyde ferrique finement divisé
DE541768C (de) * 1928-11-23 1932-01-15 I G Farbenindustrie Akt Ges Herstellung von kristallisiertem Eisenoxyd
JPS4829718B1 (ja) * 1969-11-13 1973-09-12
US3987156A (en) * 1969-11-13 1976-10-19 Agency Of Industrial Science & Technology Method for manufacture of micaceous α-iron oxide
JPS549557B2 (ja) * 1972-09-05 1979-04-25
JPS54151598A (en) * 1978-05-20 1979-11-28 Agency Of Ind Science & Technol Manufacture of plate iron oxide
DE2904491A1 (de) * 1979-02-07 1980-08-21 Bayer Ag Plaettchenfoermige eisenoxidpigmente und verfahren zu deren herstellung sowie deren verwendung
US4289746A (en) * 1979-05-22 1981-09-15 Central Glass Company, Limited Process for preparation of micaceous iron oxide
JPS55158131A (en) * 1979-05-30 1980-12-09 Titan Kogyo Kk Heat-resistant yellow iron oxide pigment and its manufacture
DE3124746A1 (de) * 1981-06-24 1983-01-13 Basf Ag, 6700 Ludwigshafen Plaettchenfoermige pigmente der formel al(pfeil abwaerts)x(pfeil abwaerts)fe(pfeil abwaerts)2(pfeil abwaerts)-(pfeil abwaerts)x(pfeil abwaerts)o(pfeil abwaerts)3(pfeil abwaerts), deren herstellung und verwendung
US4373963A (en) * 1981-09-03 1983-02-15 Titan Kogyo K.K. Lustrous pigment and process for producing same
DE3440911C2 (de) * 1984-11-09 1997-08-21 Bayer Ag Verfahren zur Herstellung plättchenförmiger Eisenoxidpigmente
DE3636156A1 (de) * 1986-10-24 1988-04-28 Basf Ag Plaettchenfoermige pigmente der allgemeinen formel mn(pfeil abwaerts)x(pfeil abwaerts)-al(pfeil abwaerts)y(pfeil abwaerts)fe(pfeil abwaerts)2(pfeil abwaerts)(pfeil abwaerts)-(pfeil abwaerts)(pfeil abwaerts)((pfeil abwaerts)(pfeil abwaerts)x(pfeil abwaerts)(pfeil abwaerts)+(pfeil abwaerts)(pfeil abwaerts)y(pfeil abwaerts)(pfeil abwaerts))(pfeil abwaerts)o(pfeil abwaerts)3(pfeil abwaerts)
DE3719804A1 (de) * 1987-06-02 1989-03-16 Basf Ag Verfahren zur herstellung von plaettchenfoermigen zweiphasenpigmenten

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010002059A1 (en) * 2008-07-03 2010-01-07 Korea Institute Of Ceramic Engineering & Technology Method of preparing hematite platelet, hematite platelet prepared using the same, and hematite platelet pigment including the hematite platelet

Also Published As

Publication number Publication date
DE3930601A1 (de) 1991-03-14
EP0417567A3 (en) 1991-12-18
EP0417567B1 (de) 1993-05-05
EP0417567A2 (de) 1991-03-20
DE59001357D1 (de) 1993-06-09
US5244649A (en) 1993-09-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH03109217A (ja) 小板状酸化鉄の製造法
US4192691A (en) Metal oxide platelets as nacreous pigments
US4826537A (en) Lamellar pigments of the general formula MnX -AlY Fe2-(X+Y) O3
JP3242561B2 (ja) 薄片状酸化アルミニウム、真珠光沢顔料及びその製造方法
US3437502A (en) Titanium dioxide pigment coated with silica and alumina
USRE27818E (en) Titanium dioxide pigment coated with silica and alumina
US5203916A (en) Titanium dioxide pigment and method of preparation
JP2669636B2 (ja) 酸化鉄を基礎とする小板状顔料およびその製造法
US5714260A (en) Ultrafine iron-containing rutile titanium oxide and process for producing the same
US3869298A (en) Iron oxide pigments and process for the production thereof
JPS58149959A (ja) 真珠光顔料、それらの製造方法およびそれらの使用
JPS63152671A (ja) 着色顔料、特に磁性顔料、その製造方法並びに特に発色用粉末の製造に対するその用途
JPS589827A (ja) 式AlxFe2−xO↓3の板状顔料及びその製法
JP2577777B2 (ja) アルミニウム含有酸化鉄を基礎とする小板状二相顔料およびその製造法
US2387534A (en) Production of improved titanium pigments
CN111875984B (zh) 一种耐高温氧化铁黄颜料的制备方法
US5837050A (en) Ultrafine iron-containing rutile titanium oxide and process for producing the same
US2273431A (en) Titanium pigment production
JPH11157839A (ja) 強凝集性酸化チタンおよびその製造方法
CN110903682A (zh) 一种SiO2/彩色颜料双层包覆彩色铝颜料及其制备方法
US5879441A (en) Very highly transparent yellow iron oxide pigments, a process for their production and their use
JP2000136319A (ja) 微細な黄色複合含水酸化鉄顔料及びその製造法並びに該顔料を用いた塗料及び樹脂組成物
US3436241A (en) Process for treating pigment particles
JP4271425B2 (ja) 黄色顔料
JPH07157686A (ja) 青味光輝性白色真珠光沢顔料