JPH03108907A - 絶縁アンプ - Google Patents

絶縁アンプ

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JPH03108907A
JPH03108907A JP1246991A JP24699189A JPH03108907A JP H03108907 A JPH03108907 A JP H03108907A JP 1246991 A JP1246991 A JP 1246991A JP 24699189 A JP24699189 A JP 24699189A JP H03108907 A JPH03108907 A JP H03108907A
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Japan
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circuit
optical coupling
signal
section
output
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JP1246991A
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Jiro Nakabayashi
次郎 仲林
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、入力側と出力側との電気的絶縁に光結合素子
を用いた絶縁アンプに関するものである。
〔従来の技術〕
従来より、絶縁アンプは、計測器、制御機器等の機器に
おいて、1次側となる高圧回路と2次側となる制御回路
との分離や、高電位の回路と低電位の回路との接続、あ
るいは、異なるインピーダンスの回路同士の接続等に広
く用いられている。
例えば、制御機器の人力部に用いられる絶縁アンプは、
第5図に示すように、入力側と出力側との間にトランス
T31・Toが設けられており、入力側には、入力信号
をパルス変調する変調回路31が設けられている。出力
側において、発振回路32は、トランスT3□および復
調回路33に接続されており、復調回路33は、トラン
スTfflに接続さ、れている。フィルタ34は、トラ
ンスT31、復調回路33およびアンプ35に接続され
ている9このような絶縁アンプでは、入力信号が変調回
路31によりそのレベルに応じてパルス変調されて、ト
ランスT31により出力側に伝達され、復調回路33に
より復調されるようになっている。上記の絶縁アンプは
、入力信号がパルス変調されて出力側に伝達されるので
、直流信号の伝達が可能となっており、この点で伝送用
トランスと大きく異なる。
しかしながら、トランスT31・T3□の耐湿性が他の
電子部品に比べて低いので、特に産業用として絶縁アン
プを使用する場合、トランスT31・T32に樹脂モー
ルド等の耐湿処置を施す必要がある。
また、トランスT 31・T 32は、回路において大
型の部品であるので、小型化を図るために、例えば入力
信号を100kHz程度の高速、かつ20VP−P程度
の大振幅であるようなパルス変調を行っているが、この
ために回路全体よりノイズが発生し、ノイズを外部に出
さないようにシールドを施す必要がある。
そこで、このような問題を解消するものとして、第6図
に示すように、回路の絶縁にホトカプラPC,,を用い
た構成が従来より知られている。この絶縁アンプでは、
トランジスタQ41、抵抗R41・R4□および可変抵
抗VR,,からなる駆動回路による駆動で、ホトカプラ
PC4,の発光ダイオードLD、、が発光する。すると
、ホトカブラPC,,のホトトランジスタPTA1が発
光ダイオードLD4の光を受光して、ホトトランジスタ
FT、、には抵抗R43により光電流が流れる。この光
電流は、トランジスタQ a z、抵抗R44および可
変抵抗VR4□からなる増幅回路により増幅されて出力
信号となる。この絶縁アンプでは、入力側と出力側とが
ホトカプラPC,,により絶縁されており、ホトカブラ
PC,,の特性がリニアな領域で信号の伝達が行われる
ようになっている。
〔発明が解決しようとする課題] ところが、上記従来の絶縁アンプでは、回路の絶縁にホ
トカプラP Catが用いられているため、ホトカプラ
pc、、や回路中に設けられたトランジスタQ4□・Q
4□の特性のばらつきを吸収するために可変抵抗VR4
,−VR,□を設け、製造において可変抵抗RV4.・
■R4□の抵抗値を調整する工程が必要であった。ある
いは、可変抵抗V Ra +・■R4□を設ける代わり
にファンクショントリミングなどが必要であった。
また、ホトカプラP、C,、は、特性がリニアな領域で
使用されるため、周囲温度の変化や電源電圧の変動によ
り動作特性の変化が太き(なりやすい。このため、ホト
カプラPC4+の電流伝達率が変化して出力信号が不安
定になるという問題が生じる。一般に、出力信号を安定
化させるには、出力信号を入力側に帰還させることが考
えられるが、出力信号をそのまま入力側に帰還させたの
ではホトカプラPC41による回路の絶縁が1■なわれ
てしまう。
このように、従来の絶縁アンプは、動作特性が周囲温度
の変化や電源電圧の変動の影響を受けやすいだけでなく
、入出力間が電気的に絶縁されているために、出力信号
の安定化を図ることが困難であり、信頼性や性能の低下
を招来していた。また、上記のような問題点に対し信頼
性や性能の向上を図るには、使用目的に応じた回路を構
成し、信頼性や性能の低下を招く要因を少しでも減らす
ことが考えられるが、これでは、絶縁アンプが汎用性に
欠は高価になるという別の問題が生じることになる。
〔課題を解決するための手段] 本発明に係る絶縁アンプは、上記の課題を解決するため
に、入力される信号をパルス幅変調するパルス幅変調部
と、光結合素子を有しパルス幅変調部から出力されたパ
ルス信号を光により伝達する第1の光結合部と、第1の
光結合部から出力されたパルス信号を復調する第1の復
調部と、光結合素子を有しパルス幅変調部から出力され
たパルス信号を光により伝達するとともに、上記第1の
光結合部と同等の動作特性を有する第2の光結合部と、
第2の光結合部から出力されたパルス信号を復調し、上
記第1の復調部と同等の動作特性を有する第2の復調部
と、第2の復調部による復調後の信号を入力側に負帰還
させ、入力信号と」二記復謂後の信号との差がなくなる
ようにその出力を制御する負帰還部とを備え、負帰還部
の出力信号が」1記パルス幅変調部に入力されているこ
とを特徴としている。
〔作 用〕
−1−記の構成によれば、パルス幅変調部によりパルス
幅変調された信号は、第1の光結合部および第1の復調
部を経て出力されるとともに、第1の光結合部と同等の
動作特性を有する第2の光結合部、および第1の復調部
と同等の動作特性を有する第2の復調部を経てft帰還
部に送出される。このため、第1の復調部および第2の
復調部からは、はぼ同じ信号が出力されることになる。
それゆえ、第1の光結合部における光結合素子のυ」作
物性が温度変化や電源電圧の変動等により変化すると、
同様に第2の光結合部の動作特性も変化し、これに従っ
て第1の復調部および第2の復調部から出力される信号
はいずれも同様に変動する。そして、負(j−1i還部
では、第2の復調部から出力された信号が負帰還せられ
、この信号と入力信号との差がなくなるように負帰還部
の出力が制御される。
このように、第1の光結合部の動作特性の変化による信
号の変動が、第2の光結合部、第2の復調部および負帰
還部で構成されるフィードパ・ンクルーブにより抑制さ
れることにより、あかたも第1の復調部の出力信号が負
帰還せられたかのような効果が得られ、第1の光結合部
による絶縁をff1なうことなく安定した出力を得るこ
とができる。
また、信号をパルス幅変調させることにより、パルス信
号の振幅および電流を小さくして、発生するノイズを低
減させることができるとともに、スイッチング素子がス
イッチング動作を行うようになり、素子の動作特性のば
らつきを無視することができる。
(実施例1〕 本発明の一実施例を第1図ないし第3図に基づいて説明
すれば、以下の通りである。
第1図に示すように、絶縁アンプにおいて、パルス幅変
調部1は、比較回路2および発振回路3により構成され
ている。比較回路2には、一方の入力側子に負帰還回路
9から出力された制jirl信号が接続され、他方の入
力側子に発振回路3から出力された一定周期の鋸歯状パ
ルス信号が接続されている。比較回路2は、上記制御信
号および鋸歯状パルス信号を比較し、制御信号のレベル
に応じた幅のパルス信号を出力する回路である。
」上記パルス信号は、第1の光結合部としての光結合回
路4に接続されている。光結合回路4は、光結合素子を
有し、上記パルス信号を光により伝達する回路である。
光結合回路4から出力されたパルス信号は、第1の復調
部としての復調回路5に接続されている。復調回路5は
、入力されたパルス信号を復調する回路である。復調回
路5から出力された復調信号は、アンプ6に接続されて
おり、ごこて増幅され出力されるようになっている。な
お、アンプ6は、復調信号のレベル調整や復調信号のイ
ンピーダンス変換に用いられ、必要な場合以外は省いて
もよい。
また、パルス幅変調部1の比較回路2から出力されたパ
ルス信号は、第2の光結合部としての光結合回路7に接
続されている。光結合回路7は、光結合素子を有し、上
記パルス信号を光により伝達する回路であり、光結合回
路4と同等の動作特性を有している。光結合回路7から
出力されたパルス信号は、第2の復調部としての復調回
路8に接続されている。復調回路8は、入力されたパル
ス信号を復調する回路であり、復調回路5と同様の動作
特性を有している。復調回路8により復調された復調信
号は、負帰還回路9の一方の入力側子に接続されている
。負帰還部としての負帰還回路9は、他方の入力側子に
入力信号が接続されており、入力信号と上記復調信号と
の差をなくすように制御された制御信号を出力する回路
である。
続いて、上記絶縁アンプの基本構成に基づく詳細な回路
の構成について説明する。
第2図に示すように、入力側回路において、ツェナーダ
イオードZD、は、カソードが抵抗Rを介して電源電圧
V CC+に接続され、アノードが接地端子GND、に
接続されており、上記ツェナーダイオードZ D +お
よび抵抗R1により定電圧回路が構成され、ツェナーダ
イオードZD、端子間に一定電圧が発生するようになっ
ている。上記ツェナーダイオードZ D tのカソード
およびアノードには、それぞれ電源ライン10および接
地ライン11が接続されており、電源ライン10と接地
ライン11との間にツェナーダイオードZD。
の端子電圧が現れている。
一方、出力側回路におけるツェナーダイオードZ D 
zは、カソードが抵抗R2を介して電源電圧V CC2
に接続され、アノードが接地端子GND2に接続されて
おり、入力側回路と同様、上記ツェナーダイオードZD
zおよび抵抗R2により定電圧回路が構成され、ツェナ
ーダイオードZD、端子間に一定電圧が発生するように
なっている。上記ツェナーダイオードZD、のカソード
およびアノードには、それぞれ電源ライン12および接
地ライン13が接続されており、電源ライン12と接地
ライン13との間にツェナーダイオードZ D tの端
子電圧が現れている。なお、上記ツェナーダイオードZ
D2 ・ZD、は、はぼ同じツェナー電位のものであれ
ばよい。
パルス幅変調部1における発振回路3は、パルス発生回
路14および定電流回路15により構成されている。パ
ルス発生回路14に設けられたオペアンプ16の非反転
入力側子は、抵抗R3を介して電源ライン10に接続さ
れるとともに、抵抗R4を介して接地ライン11に接続
されており、さらに抵抗R3を介してオペアンプ16の
出力端子に接続されている。オペアンプ16の反転入力
側子は、コンデンサCIを介して接地ライン11に接続
されるとともに、抵抗R6を介して出力端子に接続され
ており、さらに抵抗R?を介してダイオードD、のアノ
ードに接続されている。ダイオードDIのカソードは、
オペアンプ16の出力端子に接続されている。
定電流回路15において、ダイオードD2は、カソード
がオペアンプ16の出力端子に接続され、アノードがト
ランジスタQ、のコレクタに接続されている。トランジ
スタQ、は、ベースが抵抗R8を介して電源ライン10
に接続され、かつ抵抗R7を介して接地ライン11に接
続され、コレクタがコンデンサC2を介して接地ライン
11に接続され、さらにエミッタが抵抗R1゜を介して
電源ライン11に接続されている。
パルス幅変調部lにおける比較回路2は、コンパレータ
17により構成されている。このコンパレータ17は、
電源端子が電源ライン10に接続され、接地端子が接地
ライン11に接続されており、非反転入力側子が上記ト
ランジスタQ1のコレクタに接続され、反転入力側子が
負帰還回路9の誤差アンプ1,8に接続されている。
光結合回路4において、光結合素子としてのホトカプラ
Pct は、発光ダイオードLD+およびホトトランジ
スタP T Iにより構成されている。
発光ダイオードLD、は、アノードが抵抗R11を介し
て電源ラインlOに接続されるとともに、カソードがト
ランジスタQ2のコレクタに接続されている。トランジ
スタQ2は、ベースが抵抗RI2を介して前記コンパレ
ータ17の出力端子に接続されるとともに、抵抗RI3
を介して接地ライン11に接続され、さらにエミッタが
接地ライン11に接続されている。一方、ホトトランジ
スタPTは、ベースが抵抗R14を介して接地ライン1
3に接続され、コレクタが抵抗Rtsを介して電源ライ
ン12に接続され、さらにエミッタが接地ライン13に
接続されている。
復調回路5は、抵抗R16およびコンデンサC3からな
る積分回路により構成されている。抵抗RI6は、一端
が上記ホトトランジスタPT、のコレクタに接続され、
他端がコンデンサC3を介して接地ライン13に接続さ
れている。アンプ6は、電源端子が電源ライン12に接
続され、接地端子が接地ライン13に接続されており、
入力側子が復調回路5の抵抗R,6とコンデンサC3と
の間に接続され、出力端子が絶縁アンプにおける出力端
子Bに接続されている。
光結合回路7において、光結合素子としてのホトカブラ
PC2は、発光ダイオードLD、のアノ−ドが抵抗R1
7を介して電源ライン10に接続されるとともに、カソ
ードがトランジスタQ3のコレクタに接続されている。
トランジスタQ3は、ベースが抵抗RIIlを介して前
記コンパレータ17の出力端子に接続されるとともに、
抵抗R19を介して接地ライン11に接続され、エミッ
タが接地ライン11に接続されている。一方、ホトトラ
ンジスタPT2は、ベースが抵抗RZOを介して接地ラ
イン11に接続され、コレクタが抵抗R21を介して電
源ライン10に接続され、さらにエミッタが接地ライン
11に接続されている。
この光結合回路7は、光結合回路4と同等の動作特性を
有するように、光結合回路4の対応する各回路素子と同
等の動作特性を有する回路素子により構成されている。
特に、ホトカブラPC。
PC2は、スイッチング特性が周囲温度や電源電圧に対
して非線型であるため、抵抗や他の半導体素子に置き換
えることが困難であり、スイッチング特性のそろったも
のを用いる必要がある。
復調回路8は、抵抗R1およびコンデンサC4からなる
積分回路により構成されている。抵抗RZtは、一端が
上記ホトトランジスタPT2のコレクタに接続され、他
端がコンデンサC4を介して接地ライン11に接続され
ている。この復調回路8は、復調回路5と同等の動作特
性を有するように、復調回路5の抵抗R1&およびコン
デンサC3と同等の動作特性を有する抵抗R2□および
コンデンサC1により構成されている。
負帰還回路9における誤差アンプ18は、非反転入力側
子が絶縁アンプにおける入力側子Aに接続され、反転入
力側子が抵抗R23を介して復調回路8の抵抗R22と
コンデンサC6との間に接続されるとともに、並列に設
けられた抵抗R24とコンデンサC2とを介して出力端
子に接続されている。
上記のように構成された絶縁アンプの動作を説明する。
入力側子Aに直流の入力信号が入力された場合、パルス
幅変調部1における発振回路3では、パルス発生回路1
4のオペアンプ16の動作により、第3図の(a)に示
すパルス間隔の狭いパルス信号が発生する。このパルス
信号は、定電流回路15により同図の(b)に示す鋸歯
状パルス信号に変換され、比較回路2に送出される。比
較回路2では、コンパレータ17により、同図の(C)
に示すように、上記鋸歯状パルス信号と負帰還回路9か
ら出力された制御信号とが比較され、同図の(d)に示
すように、制御信号のレベルに応した幅のパルス信号が
得られる。このパルス信号のデユーティ比は、入力信号
あるいは復調回路8の復調信号のレベルによって変化す
る。
光結合回路4では、ホトカブラPCIにおいて光により
上記パルス信号が伝達され、同図の(e)に示すパルス
信号が出力される。このパルス信号は、復調回路5によ
り平滑され直流信号に復調された後、アンプ6により増
幅される。従って、出力端子Bには、入力信号のレベル
に比例したレベルの出力信号が現れることになる。
一方、光結合回路7では、パルス変調部1から出力され
たパルス信号が、光結合回路4と同様、ホトカブララP
C,を介して伝達され、同図の(e)に示すパルス信号
が出力される。このパルス信号は、復調回路8において
平滑され直流信号に復調された後、誤差アンプ18に送
出される。負帰還回路9では、誤差アンプ18により入
力信号と復調回路8の復調信号とが比較され、この比較
による両信号の差に応じた制御信号が出力される。パル
ス幅変調部lでは、この制御信号に基づいてパルス幅変
調が行われ、制御信号のレベルに応じた幅のパルス信号
が出力される。
また、入力信号を交流とした場合、基本的な動作は上記
の場合と同様であるが、発振回路3における発振周波数
、積分定数および用いられるスイッチング素子のスイッ
チング時間等により帯域制限を受ける点が直流信号の場
合と異なっている。
上記絶縁アンプにおいては、周囲温度の変化や電源電圧
vccIの変動が生じると、ホトカブラPC8・PC,
のスイッチング特性が変化することにより、光結合回路
4・7から出力されるパルス信号のデユーティ比が変化
して出力信号のレベルが変化する。このとき、上記パル
ス信号のデュ−ティ比の変化により、復調回路8の復調
信号のレベルも変化するが、誤差アンプ18は、上記復
調信号と入力信号との差をなくすように制御信号を出力
するので、パルス幅変調部lでは、上記制御信号に応じ
て出力するパルス信号のデユーティ比が変えられ、安定
した出力信号を得ることができる。
〔実施例2〕 続いて、本発明の他の実施例を第4図に基づいて説明す
る。なお、第2図に示した前記第1実施例と同様の機能
を有する構成部材には、同一の符号を付記してその説明
を省略する。
第4図に示すように、本実施例の絶縁アンプには、スイ
ッチングレギュレータ制御用のIC19(シャープ類l
R9494)が備えられている。
パルス幅変調部lにおいて、IC19内のオシレータ(
O3C)20は、端子P5およびコンデンサC2を介し
て接地ライン11に接続されるとともに、端子P、およ
び抵抗RgSを介して接地ライン11に接続されている
。端子P、に現れる鋸歯状パルス信号は、それぞれコン
パレータ17・21の反転入力側子に接続されている。
コンパレータ21は、端子P4に接続された抵抗R26
を介して接地されることにより、鋸歯状パルス信号の所
定レベル以下では、出力がオフ状態となる。
一方、コンパレータ17のパルス信号およびコンパレー
タ21の出力信号は、オアゲート22を介してフリップ
フロップ(F/F)23に接続されている。また、フリ
ップフロップ23は、端子pHを介して接地ライン11
に接続されることにより、2つの出力端子から常にロー
レベルの信号を出力するようになっている。この信号お
よびコンパレータ17のパルス信号は、ノアゲート24
・25に接続されている。
負帰還回路9において、誤差アンプ18は、非反転入力
側子が端子P、を介して入力側子Aに接続される一方、
反転入力側子が端子P2および抵抗R2,を介して復調
回路8の抵抗R2□とコンデンサC4との間に接続され
るとともに、並列に設けられた抵抗R24およびコンデ
ンサC3を介して端子P、に接続されている。また、誤
差アンプ18の出力端子はダイオードD、のアノードに
接続され、ダイオードD3のカソードはコンパレータ1
7の反転入力に接続されるとともに、端子P、に接続さ
れている。
誤差アンプ26は、非反転入力側子が端子P16を介し
て接地ライン11に接続される一方、反転入力側子が端
子PIS’P+nを介して基準電圧源【REF)27に
接続されている。誤差アンプ26の出力端子はダイオー
ドD、のアノードに接続され、ダイオードD4のカソー
ドはコンパレータ17の反転入力に接続されている。ま
た、上記基準電圧源27は、端子p+zを介して電源ラ
イン10に接続されて、一定の基準電圧を発生するよう
になっている。なお、IC19の接地端子となるP。
は、接地ライン11に接続されている。
一方、光結合回路4において、ホトカプラPC。
は、発光ダイオードLD、のアノードが抵抗Rl 1を
介して電源ライン10に接続されるとともに、発光ダイ
オードLD、のカソードが端子pHを介してIC19内
のトランジスタQ2のコレクタに接続されている。トラ
ンジスタQ2は、ベースカッアゲート24の出力端子に
接続され、エミッタが端子P toを介して接地ライン
11に接続されている。また、ホトカプラPC,におけ
るホトトランジスタPT、は、ベースが抵抗R14を介
して接地ライン13に接続され、コレクタが抵抗RI5
を介して電源ライン12に接続され、さらにエミッタが
接地ライン13に接続されている。
復調回路5は、ホトトランジスタPT、のコレクタと接
地ライン13との間に、抵抗R36およびコンデンサC
3が直列接続されて構成されている。アンプ6は、入力
側子が復調回路5の抵抗R16とコンデンサC3との間
に接続されるとともに、出力端子が絶縁アンプにおける
出力端子Bに接続されている。
光結合回路7において、ホトカプラPCzは、発光ダイ
オードLD2のアノードが抵抗RI7を介して電源ライ
ン10に接続されるとともに、発光ダイオードLD、の
カソードが端子P8を介してIC19内のトランジスタ
Q3のコレクタに接続されている。l・ランジスタQ3
は、ベースがノアゲート25の出力端子に接続され、エ
ミ・ツタが端子P、を介して接地ライン11に接続され
てしXろ。また、ホトカプラPCzにおけるホトトラン
ジスタPTzは、ベースが抵抗R2゜を介して接地ライ
ン11に接続され、コレクタが抵抗Rz+を介して電源
ライン10に接続され、さらにエミツタが接地ライン1
1に接続されている。そして、復調回路8は、上記ホト
トランジスタP T l のコレクタと接地ライン11
との間に、抵抗R2□およびコンデンサC4が直列接続
されて構成されている。
上記のように構成された絶縁アンプの動作は、前記第1
実施例の絶縁アンプと基本的には同しであり、負帰還回
路9の制?111信号に応じてデユーティ、比が制御さ
れたパルス信号が、パルス幅変調部1から出力されて、
光結合回路4を経て復調回路5にて復調された後アンプ
6にて増幅され、出力端子Bに出力される。一方、パル
ス幅変調部1から出力されたパルス信号は、光結合回路
7を経て復調回路8にて復調される。そして、負帰還回
路9において、入力信号と復調後の復調信号との比較に
より制御信号が出力され、パルス幅変調部1から上記制
御信号に応じたパルス信号が出力される。
[発明の効果〕 本発明に係る絶縁アンプは、以上のように、入力される
信号をパルス幅変調するパルス幅変調部と、光結合素子
を有しパルス幅変調部から出力されたパルス信号を光に
より伝達する第1の光結合部と、第1の光結合部から出
力されたパルス信号を復調する第1の復調部と、光結合
素子を有しパルス幅変調部から出力されたパルス信号を
光により伝達するとともに、上記第1の光結合部と同等
の動作特性を有する第2の光結合部と、第2の光結合部
から出力されたパルス信号を復調し、上記第1の復調部
と同等の動作特性を有する第2の復調部と、第2の復調
部による復調後の信号を入力側に負帰還させ、入力信号
と上記復調後の信号との差がなくなるようにその出力を
制御する負帰還部とを備え、負帰還部の出力信号が上記
パルス幅変調部に入力されている構成である。
これにより、第2の光結合部が第1の光結合部と同等の
動作特性を有するとともに、第2の復調部が第1の復調
部と同等の動作特性を有するので、第1の復調部および
第2の復調部からは、はぼ同じ信号が出力される。それ
ゆえ、第2の復調部から出力される信号を負帰還部によ
り入力側に負帰還させることにより、第1の復調部の出
力信号が入力側に負帰還せられたかのような効果が得ら
れ、第1の光結合部による絶縁を損なうことなく安定し
た出力を得ることができる。
また、信号をパルス幅変調させることにより、パルス信
号の振幅および電流を小さくして、発生ずるノイズを低
減させることができるとともに、スイッチング素子がス
イッチング動作を行うようになり、素子の動作特性のば
らつきを無視することができる。
従って、本発明によれば、部品や回路の共通化を図るこ
とにより、絶縁アンプを安価に構成することができると
ともに、直線性の良い、かつノイズの少ない高性能な絶
縁アンプを提供することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の一実施例を示すものであ
る。 第1図は絶縁アンプの基本構成を示すブロック図である
。 第2図は絶縁アンプの構成を示す回路図である。 第3図は第2図の絶縁アンプにおける各部の動作を示す
タイムチャートである。 第4図は本発明の他の実施例を示すものであって、絶縁
アンプの構成を示す回路図である。 第5図および第6図は従来例を示すものである。 第5図は絶縁アンプの構成を示すブロック図である。 第6図は他の絶縁アンプの構成を示す回路図である。 1はパルス幅変調部、4は光結合回路(第1の光結合部
)、5は復調回路(第1の復調部)、7は光結合回路(
第2の光結合部)、8は復調回路(第2の復調部)、9
は負帰還回路(負帰還部)である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、入力される信号をパルス幅変調するパルス幅変調部
    と、光結合素子を有しパルス幅変調部から出力されたパ
    ルス信号を光により伝達する第1の光結合部と、第1の
    光結合部から出力されたパルス信号を復調する第1の復
    調部と、光結合素子を有しパルス幅変調部から出力され
    たパルス信号を光により伝達するとともに、上記第1の
    光結合部と同等の動作特性を有する第2の光結合部と、
    第2の光結合部から出力されたパルス信号を復調し、上
    記第1の復調部と同等の動作特性を有する第2の復調部
    と、第2の復調部による復調後の信号を入力側に負帰還
    させ、入力信号と上記復調後の信号との差がなくなるよ
    うにその出力を制御する負帰還部とを備え、負帰還部の
    出力信号が上記パルス幅変調部に入力されていることを
    特徴とする絶縁アンプ。
JP1246991A 1989-09-22 1989-09-22 絶縁アンプ Pending JPH03108907A (ja)

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