JPH03108899A

JPH03108899A - 音声再生装置

Info

Publication number: JPH03108899A
Application number: JP1247476A
Authority: JP
Inventors: Akiji Kasashima; 笠島　章治
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 1989-09-21
Filing date: 1989-09-21
Publication date: 1991-05-09

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］この発明は、たとえばＴＶ受信機の２チヤンネルの音声
再生などのように、複数の音声チャンネルをもつ音声再
生装置に関するもので、とくに、再生音声の周波数特性
の補正に関するものである・［従来の技術〕第４図は、たとえばＴＶ受信機の２チヤンネル音声の再
生装置など従来の音声再生装置を示すブロック図で−あ
り、同図にお（＼て、（１）ｔ±２チャンネル音声ソー
スで、この２チャンネル音声ソース（１）より右チヤン
ネル音声信号（２）および左チヤンネル音声信号（３）
がそれぞれ送出される。

（０および　（６）はそれぞれノ々ワーアンプで、方の
パワーアンプ（０は上記右チャンネル音声信号（２）を
電力増幅し、他方のノくワーアンプ（８）ｌｔ上記左チ
ャンネル音声信号（３）を電力増幅する。

（５）は右チヤンネルスピーカで、上記ノくワーアンプ
（０により駆動される。（７）は左チャンネルスピーカ
で、上記パワーアンプ（８）により駆動される。（８）
は聴取者で、上記左右のチャンネルスピーカ（？）　、
　（５）を正面にして、出力音声を聴取する。

つぎに、上記構成の動作について説明する。

２チヤンネル音声ソース（１）より送出された左右チャ
ンネルの音声信号（３）、（２）は、互いに独立に２台
のパワーアンプ（８）、（４）により増幅されたのち、
左チヤンネルスピーカ（７）および右チヤンネルスピー
カ（５）により音声に変換されて出力され、聴取者（８
）に知覚される。

［発明が解決しようとする課題］従来の音声再生装置は以上のように構成されているので
、歌番組などの音楽中心のソースの音声と、ドラマやニ
ュースなどの会話中心のソースの音声を同じ再生系で再
生する場合に次のような問題があった。

すなわち、一般にスピーカの周波数特性は第２図に示す
ように、平坦な音圧レベルに設計されているので、音楽
中心のソースの音声の再生には適しているけれども、会
話中心のソースの音声を再生する場合、会話の部分が明
瞭に聞えないという問題があった。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、再生ソースの種類に関係なく、つねに再生ソ
ースの音声に適した周波数特性ｔ　得！　コとができる
音声再生装置を提供することを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

この発明に係る音声再生装置は、音楽中心のソースの音
声に適した周波数特性に関する情報を保有する第１の記
憶回路と、会話中心のソースの音声に適した周波数特性
に関する情報を保有する第２の記憶回路と、上記第１の
記憶回路と第２の記憶回路とを切り替える選択回路と、
上記周波数特性に関する情報にもとづいて音声信号の周
波数補正をおこなうイコライザ回路とを備えたことを特
徴とする。

［作用］この発明によれば、会話中心のソースの音声を再生する
場合、イコライザ回路で音声信号の周波数特性を、人の
声の帯域をブーストするように補正することにより、再
生音声中の会話の部分を明瞭に閤えるように再生するこ
とができる。

〔発明の実施例〕

以下、この発明の一実施例を図面にもとづいて説明する
。

第１図はこの発明の一実施例による音声再生装置のブロ
ック図であり、同図において、（９）は第１のイコライ
ザ回路で、右チヤンネル音声信号（２）を周波数補正を
おこなう、　（１０）は第２のイコライザ回路で、左チ
ヤンネル音声信号（３）の周波数補正をおこなう。

（１１）はコントロール回路で、上記第１のイコライザ
回路（８）の周波数補正パターンと上記第２のイコライ
ザ回路（１０）の周波数補正パターンを制御する。

（１２）は音楽中心のソースの音声に適した周波数特性
に関する情報を保有する第１の記憶回路、（１３）は会
話中心のソースの音声に適した周波数特性に関する情報
を保有する第２の記憶回路、（１４）は選択回路で、上
記第１の記憶回路（１２）と第２の記憶回路（１３）を
切り替える。

その他の構成は、第４図で示す従来例と同一であるため
、該当部分に同一の符号を付して、それらの詳しい説明
を省略する。

っぎに、上記構成の動作について説明する。

歌番組などの音楽中心のソースの音声を再生すう場合１
選択回路（１４）は第１の記憶回路（１２）の方ヲ１１
択する。ここで、第１のイコライザ回路（９）は、第１
の記憶回路（１２）に保有されている音楽中心のソース
の音声に適した周波数特性に関する情報にもとづいて、
右チヤンネル音声信号（２）に対して周波数補正をおこ
なわずにパワーアンプ（０へ送る。

同様に、第２のイコライザ回路（１０）は、左チヤンネ
ル音声信号（３）に対して周波数補正をおこなわずにパ
ワーアンプ（６）へ送る。

一般に、スピーカ（５）、（７）の周波数特性は第２図
に示すように設計されているので、音声信号に★４して
周波数補正をおこなわない場合、音楽中心のソースの音
声の再生に適した特性となる。

一方、ドラマやニュースなどの会話中心のソースの音声
を再生する場合、選択回路（１４）は第２の記憶回路（
１３）の方を選択する。ここで、第１のイコライザ回路
（８）は、第２の記憶回路（１３）に保有されている会
話中心のソースの音声に適した周波数特性に関する情報
にもとづいて、右チヤンネル音声信号（２）の中の人の
声の帯域をブーストする。

同様に、第２のイコライザ回路（１０）は、左チヤンネ
ル音声信号（３）の中の人の声の帯域をブーストする。

この結果、再生音声の周波数特性は第３図のようになる
ので、再生音声中の会話の部分が明瞭に聞こえるように
なり、会話中心のソースの音声に適したものとなる。

なお、人の声の帯域は、おおよそ　１００　Ｈｚ〜１０
　ＫＨｚなので、この帯域すべてをブーストする方法だ
けでなく、たとえば、ｌ　ＫＨｚ〜４　ＫＨｚというふ
うに人の声の帯域を区切ってブーストする方法であって
もよい。

また、現行のＴＶ受信機の音声方式には、モノラル放送
とステレオ放送と二ケ国語放送の３種類があり、ステレ
オ放送の場合、音楽中心の番組が多く、二ケ国語放送の
場合、会話中心の番組が多い、このため、音声ソースが
現行のＴＶ受信機の７テい才放送の場合には第２の記憶
回路（１３）を自動的ニ選択し、音声ソースが現行のＴ
Ｖ受信機の二ケ国語放送の場合には第１の記憶回路（１
２）を自動的に選択する回路を上記選択回路（１０に付
加してもよい。

また、上記実施例では、２チヤンネル音声の場合につい
て説明したけれども、２チャンネル以上の複数チャンネ
ル音声もしくは１チヤンネル音声であってもよく、上記
実施例と同様の効果を奏する。

［発明の効果］以上のように、この発明によれば、再生ソースの内容に
応じて、再生音声の周波数特性を補正することにより、
再生ソースの種類に関係なく、つねに再生ソースの音声
に適した周波数特性が得られ、とくに、会話中心のソー
スの音声再生において、会話の部分が明瞭に聞こえるよ
うに再生することができるという効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による音声再生装置のブロ
ック図、第２図は音楽中心のソースの音声に適した周波
数特性図、第３図は会話中心のソースの音声に適した周
波数特性図、第４図は従来の音声再生装置のブロック図
である。（５）・・・右チヤンネルスピーカ、（７）・・・左チ
ヤンネルスピーカ、（９）・・・第１のイコライザ回路
、（ｌＯ）・・・第２のイコライザ回路、　（１１）・
・・コントロール回路、　（１２）・・・第１の記憶回
路、（１３）・・・第２の記憶回路、（１０・・・選択
回路。なお、図中の同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）複数の音声チャンネルスピーカを有する音声再生
装置において、音楽中心のソースの音声に適した周波数
特性に関する情報を保有する第１の記憶回路と、会話中
心のソースの音声に適した周波数特性に関する情報を保
有する第２の記憶回路と、上記第１の記憶回路と第２の
記憶回路とを切り替える選択回路と、上記周波数特性に
関する情報にもとづいて音声信号の周波数補正をおこな
うイコライザ回路とを備えたことを特徴とする音声再生
装置。