JPH03108061A - ベクトル演算装置 - Google Patents

ベクトル演算装置

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JPH03108061A
JPH03108061A JP24545189A JP24545189A JPH03108061A JP H03108061 A JPH03108061 A JP H03108061A JP 24545189 A JP24545189 A JP 24545189A JP 24545189 A JP24545189 A JP 24545189A JP H03108061 A JPH03108061 A JP H03108061A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ベクトル処理装置等の情報処理装置に関し、
特にスカラデータをベクトル演算のオペランドとして、
使用する際の性能向上を図ったベクトル演算装置に関す
るものである。
[従来の技術] 近年、科学技術計算の分野において、ベクトル演算機能
を備えた。いわゆるベクトルコンピュータ等のベクトル
処理装置が広く普及しつつある。
従来の情報処理装置においては、いわゆるスカラ命令と
呼ばれる1命令が1つのデータを対象として演算してい
るのに対し、ベクトル処理装置においては、ベクトル命
令と呼ばれる命令を採用しているのが一般的である。
ベクトル命令は、スカラ命令と異なり、1つの命令で複
数のデータ(これをベクトルエレメントと呼ぶ)を演算
し、複数の結果を生成する機能を持つ。すなわち、ベク
トル処理装置のベクトル処理では、処理の対象となるベ
クトルオペランドは通常複数のベクトルエレメントから
なる。
第2図にベクトル処理装置を構成する装置例を示す。
図に示す如く、通常、ベクトル処理装置は主記憶装置(
以下MSと略記する)103、中央処理装置(以下CP
Uと略記する)200、入出力処理装置(以下IOPと
略記する)201およびベクトル演算装置(以下VFと
略記する)2o2とから構成される。
CPU200は、従来のスカラ命令を用いた通常処理を
担い、さらにベクトル命令が出現すると、その命令に付
随するパラメータおよびオペランドデータをVF202
に送る。
そして、VF202内でベクトル演算を行う。
ベクトル命令の組み合せによって、ベクトル処理は、M
S 103またはCPU200内のレジスタからVF2
02へのベクトルエレメントの転送の第1のステップ、
次にVF202内部でのベクトル演算実行の第2のステ
ップ、最後にVF202からベクトル演算の結果を取り
出し、MS103またはCPU200内のレジスタに格
納する第3のステップに分ける事ができる。
この様に処理のステップを分割した場合、VF202内
でオペランドであるベクトルエレメントを一時的に蓄え
ておく必要がある。その為にベクトル処理装置では、−
時的にベクトルエレメントを保持する目的でベクトルレ
ジスタと呼ばれるレジスタ群を用意しているのが一般的
な手法である。
以上述べたベクトル処理装置でのベクトルレジスタの構
成およびベクトル命令の一般的な仕様については、たと
えば、IBM社発行の刊行物である   r I  B
 M      System   /   3 7 
0      VectorOperationsJ 
 (S A 22−7125−0)に詳細に記述されて
いる。
前記刊行物から明らかな様に、ベクトル演算を構成する
ベクトル命令の中には、浮動小数点レジスタ(以下FR
と略記する)の内容であるスカラデータをベクトルレジ
スタの一連のエレメントに展開しながら所定の演算を行
うQV形式のL oad命令が存在する。この命令はス
カラデータをベクトルデータに変換する命令である。
その他、L oad  Z ero命令の様にベクトル
レジスタの各エレメントにゼロをロードする命令や、ス
I〜ライドがOであるVST形式のL oad命令もス
カラデータをベクトルデータに変換する機能を持つ。
すなわち、これらの命令は、処理の単純化や処理速度向
上のために、ベクトルレジスタの各エレメントへの展開
によってベクトルデータ化することにより、スカラデー
タをも一律にベクトルデータとして扱おうとするもので
ある。
[発明が解決しようとする課題] 前記のスカラデータを、ベクトルエレメントとしてベク
トルレジスタにロードする機能を満足する従来のベクト
ル演算装置について第4図を用いて説明する。
第4図は、従来のベクトル演算装置のベクトルレジスタ
を中心とした構成を示すブロック図である。
図中、制御装置401、固定値発生回路404、セレク
タ405、入力バッファレジスタ4.06、エレメント
選択回路409、出力バッファレジスタ408は、前記
VF202に属する。
ロードされるべきスカラデータは、FR402、MS4
03または固定値発生回路404からセレクタ405に
送られる。セレクタ405は制御装置401で解読され
たベクトル命令の種類により。
前記3つの入力の1つを選択して、ベクトルレジスタの
入力データを蓄えておく入力バッファレジスタ406に
セットする。
その後、制御装置401はエレメント選択回路409を
介してベクトルレジスタ407にエレメント番号0から
番号上昇順に入力バッファレジスタ406の内容を書き
込んでいく。
この書込みは1エレメントに対し早いケースでも、通常
、1マシンサイクルを要するのが一般的である。従って
ベクトルレジスタがNエレメントから構成されていると
少なくともスカラデータをベクトルレジスタの全エレメ
ントにロードする為にはNマシンサイクルを要する事に
なり、このベクトルレジスタへのスカラデータのロード
手段はベクトル処理の性能向上の1つの問題となってい
た。
このような問題を解消するためには、ベクトルレジスタ
の複数のエレメントに、同時にスカラデータをロードす
る手段が考えられるが、この手段によれば、装置規模や
コスト等、装置上の不利益が大きく、実際上、同時にロ
ードできるエレメント数には限界がある。
本発明の目的は、装置上の不利益を大きくせずにベクト
ル処理の性能を、より向上できるベクトルレジスタへの
スカラデータのロード手段を具4h1したベクトル演算
装置、および、情報処理装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は、前記目的を達成するために、あらかじめ、ベ
クトルレジスタに格納したオペランドを読み出してベク
トル演算を実行するベクトル演算方式であって、オペラ
ンドがスカラデータである場合には、該スカラデータを
、ベクトルレジスタに代えて所定のレジスタに、あらか
じめ格納し、ベクトル演算実行時に、オペランドをベク
トルレジスタに代えて前記所定のレジスタより読み出し
て演算−を実行することを特徴とするベクI・ル演算方
式を提供する。
また、前記目的を達成するために本発明は、ベクトルレ
ジスタの複数のエレメントに格納されたオペランドを用
いてベクトル演算を実行する手段を有するベクトル演算
装置であって、 ベクトル演算のオペランドがスカラデータである場合に
、ベクトルレジスタに代えて、該スヵラデータを格納す
るレジスタと、ベクトル演算のオペランドがスカラデー
タである場合に、ベクトルレジスタに格納されている内
容に代えて、前記レジスタの内容を前記ベクトル演算を
実行する手段に供給する手段とを有することを特徴とす
るベクトル演算装置を提供する。
また、本発明は、ベクトルレジスタの複数のエレメント
に格納されたオペランドを用いてベクトル演算を実行す
る手段を有するベクトル演算装置であって、ベクトル演
算のオペランドがスカラデータである場合に、ベクトル
レジスタに代えて該スカラデータを格納するレジスタと
、該レジスタに格納されている内容とベクトルレジスタ
のエレメントの対応を示すポインタと、該ポインタの状
態により、ベクトルレジスタの内容または前記レジスタ
の内容を前記ベクトル演算を実行する手段に供給する手
段とを有することを特徴とするベクトル演算装置を提供
する。
また、さらに本発明は、前記目的を達成する為に、前記
ベクトル演算装置と、記憶装置と、中央処理装置と、入
出力装置とを備えたことを特徴とする情報処理装置とく
にベクトル処理装置を提供する。
[作 用] 本発明のベクトル演算装置によれば、第4図に示す従来
のスカラデータのベクトルレジスタへのロード構成に加
え、レジスタを従来のベクトルレジスタと並列に配置し
、スカラデータをベクトルレジスタにロードするベクト
ル命令が発行された際、該スカラデータを前記レジスタ
にロードし。
ベクトルレジスタにはロードしない。
そして、ベクトル演算のオペランドがスカラデータであ
る場合には、ベクトルレジスタに格納されている内容に
代えて、前記レジスタの内容を前記ベクトル演算を実行
する手段に供給される。ベクトル演算を実行する手段は
、この供給されたデータを用いてベクトル演算を実行す
る。
前記スカラデータをロードするレジスタはエレメント数
をベクトルレジスタより少なくできるので、たとえば、
エレメント数を21′とした場合には、1回のスカラデ
ータのロードで本ベクトル命令は完了する。つまり従来
はスカラデータのベクトルレジスタのロードにはベクト
ルレジスタを構成するエレメント数基上回数分のロード
動作時間を要していたが、本発明はより少ないロード回
数でベクトル命令を完了するので、大幅な性能向上を図
れる。なお、前記レジスタはそのエレメント数を′1′
とするのが好ましい。
また、本発明に係るベクトル演算装置によれば、たとえ
ば、−例として、レジスタにスカラデータをロードする
と共に、ポインタの値を10′にセットし、また、ポイ
ンタは、ベクトルレジスタにおいて、有効な内容を格納
している最終エレメントの番号を示すようにした場合に
は、ポインタは、Oから始まりポインタの内容−1迄の
ベクトルレジスタのエレメントが有効で、ポインタの内
容以降のエレメント番号に対するベクトルエレメントと
してはレジスタに格納されているデータが有効であるこ
とを示す。したがい、ポインタが′0′の時、ベクトル
レジスタには有効なデータが存在しない事を意味する。
また、この場合、ポインタは、ベクトルレジスタに、ベ
クトルデータが書込まれる際、各エレメントにデータが
ロードされる度に+1のカウントアツプを行う、そして
、該ベクトルレジスタの読出し要求が来た際、本ポイン
タの値未満のエレメントの読出し要求に対してはベクト
ルレジスタの内容を送出し、ポインタの値以上のエレメ
ントの読出し要求に対しては前記レジスタの内容を送出
する。
以上、結果として、本発明に係るベクトル処理装置にお
いて、ベクトル演算装置に前記レジスタを設ける事によ
り、スカラデータのロードの性能は大幅に向上し、また
、スカラデータがロードされた後の該ベクトルレジスタ
へのベクトルエレメント読出し要求に対しては、該ベク
トルレジスタへの各エレメントにスカラデータがロード
されている場合と等価に機能する。
また、さらに、ポインタを設け、該ポインタにベクトル
レジスタ内のベクトルエレメントの有効/無効の制御を
行わせ、ベクトルレジスタの読出し要求が来た時に、ベ
クトルレジスタ内のベクトルエレメントまたはレジスタ
内の内容を動的に切替える事により、本発明に係るベク
トル処理装置において、ベクトル命令は前記レジスタの
存在を全く意識する必要が無い。
なお、スカラデータのみならず、繰り返すベクトルエレ
メントデータを、1または1以上にデータに代表させ前
記レジスタに格納するよう制御することにより、要ロー
ド時間および繰り返すデータを圧縮しても良い。
なお、この場合、ベクトルレジスタへの前記繰り返すベ
クトルエレメントデータに対応するベクトルエレメント
読出し要求に対しては、前記レジスタの内容を送出する
[実施例] 以下、本発明の実施例について説明する。
第1図に、本実施例に係るベクトル演算装置のベクトル
レジスタを中心とした構成を示す。
制御装置101は、全体を制御し、ベクトル命令の種類
に応じて所定の制御信号を各部に送出する制御装置であ
る。
制御装置101は、各々信号線158を介してセレクタ
AlO3、信号[163を介して人力バッファレジスタ
106と、信号線164を介してシャドウエレメントポ
インタ111と、信号線160を介してエレメント選択
回路109と、(i量線157を介して出力バッファレ
ジスタ108と、それぞれ接続されている。
FR102は、スカラオペランドを格納しているレジス
タであり、信号線151を介してセレクタAlO3と接
続されている。MS 103はベクトルエレメントを格
納しておく主記憶装置であり、信号線152を介してセ
レクタAlO3と接続されている。固定値発生回路10
4はオールゼロデータ等の固定値データを発生する装置
で信号線153を介してセレクタAlO3と接続されて
いる。なお、固定値発生回路104は固定値を発生する
必要の無い装置においては、設けなくても良い。
セレクタAlO3は、ベクトルレジスタへ転送するデー
タを選択するセレクタで、各々信号線151.152.
153.158および154を介シテ、FR102、M
S 103、固定値発生回路104、制御装置101お
よび入力バッファレジスタ106に接続されている。
入力バッファレジスタ106はベクトルレジスタまたは
シャドベクトルレジスタを一時保持するレジスタで、信
号線154..163および155を介してそれぞれセ
レクタAlO3,制御装置101、ベクトルレジスタ1
07およびシャドウベクトルレジスタ110に接続され
ている。
ベクトルレジスタ107は複数のベクトルエレメントを
格納しておくNエレメントからなるベクトルレジスタで
、信号線155.159および156を介して、それぞ
れ人力バッファレジスタ106、エレメント選択回路1
09およびセレクタB112と接続されている。
シャドウベクトルレジスタ110は、スカラデータを格
納しておく単一のエレメントからなるレジスタで信号線
155および161でそれぞれ人力バッファレジスタ1
06およびセレクタB112に接続されている。
エレメント選択回路109はベクトルレジスタ107へ
の読出しおよび書込みの際、対応したエレメントを選択
するエレメント番号発生回路で、信号線159および1
60を介してそれぞれベクトルレジスタ107および制
御装置101に接続されている。
シャドウエレメントポインタ111は、ベクトルレジス
タのエレメントのどの範囲でベクトルレジスタの内容が
有効で、またどの範囲でシャドウベクトルレジスタの内
容が有効であるかを示すポインタを保持するレジスタで
、信号線164および165を介してそれぞれ制御装置
101およびセレクタB112に接続されている。
セレクタB112は、ベクトルレジスタ内のデータ読出
し要求があった時、ベクトルレジスタの出力またはシャ
ドウベクトルレジスタの出力のいずれかを選択するセレ
クタで、信号線156゜161.162および165を
介してそれぞれベクトルレジスタ107、シャドウベク
トルレジスタ110、出力バッファレジスタ108およ
びシャドウエレメントポインタ111に接続されている
出力バッファレジスタ108は、セレクタB112から
送られて来たデータを一時保持するレジスタで、信号線
162および157を介してセレクタB112および制
御装置101に接続されている。
以下、本発明の動作について説明する。
制御装置101は、ベクトル命令を解読すると、解読し
たベクトル命令が、ベクトルエレメントであるデータを
ベクトルレジスタにロードするものである場合は、その
命令のタイプにより、ベクトルオペランドのソースを決
定し、セレクタAlO3に対しデータ選択信号を送る。
セレクタAlO3は制御装置101からの指示に基づき
、FR1021MS103または固定値発生回路153
のいずれかの出力を選択し、入力バッファレジスタ10
6にセットする。
なお、このベクトル命令の解読は、図示せざるステータ
スレジスタ等を参照することにより実現できる。
その後、制御装置101は、ベクトルレジスタにロード
しようとしているデータがベクトルエレメントである場
合には、入力バッファレジスタ106の内容をベクトル
レジスタ107の所定のエレメントに書込む。
解読したベクトル命令に従い、以上の動作を繰返し、ベ
クトルレジスタ107のエレメント0からエレメントN
−1迄のN回のベクトルエレメントのロードを完了した
時点で、ベクトルレジスタへのロード処理を終了する。
また、スカラデータをベクトルレジスタにロードするベ
クトル命令が制御装置101で解読された場合は、セレ
クタAlO3は所定の入力データを選択して入力バッフ
ァレジスタ106にデータをセットする。
入力バッファレジスタ106にセットされたデータは制
御装置101から信号線163を介して送られて来る指
令により、今度はベクトルレジスタへではなく、シャド
ウベクトルレジスタ110にセットされる。
また、それと同時に制御装置101は、シャドウエレメ
ントポインタ111の内容をゼロとして、ベクトルレジ
スタ107の全エレメントに対応するデータはシャドウ
ベクトルレジスタ110に存在する事を示す。
シャドウベクトルレジスタ110のエレメントの数は本
実施例においては11′であるので1回のデータのロー
ドでこの時のベクトル命令の実行は終了する。なお、こ
の時シャドウエレメントポインタの内容は変更しない。
以上の動作は、ベクトルエレメントをベクトルレジスタ
107にロードするベクトル命令を実行する為にN回の
ロードを必要としていたのに較べ。
スカラデータをベクトルレジスタ107にロードするベ
クトル命令を実行する為には、シャドウベクトルレジス
タ110への1回のデータロードのみを行っている。
すなわち、前記したような従来のスカラデータのベクト
ルレジスタへのロードでは、前記バク1−ルエレメント
と同様の手法により、N回のロードによりスカラデータ
をベクトルレジスタ107の各エレメントに展開してい
たのに較べ、データのロード回数が1/Nとなり、大き
く性能が向上している。
次に1以上のような、スカラデータのシャドウベクトル
レジスタ110へのロードが終了した後に、制御装置1
01がベクトルレジスタを読み出すベクトル命令を解読
すると、制御装置101は信号線164を介してシャド
ウエレメントポインタをアクティブにする旨を指示する
この際のシャドウエレメントポインタは、スカラデータ
のロードの時′0″とされているので、セレクタB11
2は、ベクトルレジスタ107のエレメントO以降のエ
レメントに対応するデータはシャドウベクトルレジスタ
の内容が有効と判定し、シャドウベクトルレジスタ11
0の出力である信号線161のデータを選択して出力バ
ッファレジスタ108を経由して要求元である制御装置
157に送出する。
この場合、全てのエレメントの読み出し要求に対して、
シャドウベクトルレジスタ110よりの同一データが送
られる。
この後、次に、制御装置101がベクトルエレメントを
ベクトルレジスタにロードするベクトル命令を解読する
と、制御装置101は、前回の本ベク1−ルレジスタへ
のロードがシャドウベクトルレジスタに行われている事
を認識し、信号線164を介して、シャドウエレメント
ポインタの更新を指示する。
この更新指示は、ベクトルニレメンI〜がベクトルレジ
スタ107のエレメント0からる各エレメントにベクト
ルエレメントがロードされる度に、順次11′を加える
ものである。
従って、シャドウエレメントポインタは、その値をMと
するとベクトルレジスタ107のエレメントOからエレ
メントm以降迄に対応するデータはベクトルレジスタ1
07の内容が有効である事を示し、エレメントMからエ
レメントN−1に対応するデータはシャドウベクトルレ
ジスタ107の内容が有効である事を示すことになる。
これにより、前記N個のベクトルエレメントをベクトル
レジスタ107にロードするバク1ヘル命令が割込み等
の何らかの要因で中断された時、シャドウエレメントポ
インタ111は、ニレメンl−番号Oとエレメント番号
N−1の途中で凍結される。
この状態の後で、バク1−ルレジスタ107を読み出す
ベクトル命令が制御装置101で解読されると、セレク
タB112はシャドウエレメントポインタ111の値−
1以下のエレメント番号のデータはベクトルレジスタ1
07がら取り出し、シャドウエレメントポインタ111
の値以上のエレメント番号のデータはシャドウベクトル
レジスタ110から取り出す。
この様子を第3図に示す。第3図においてベクトルレジ
スタ107には、ベクトルエレメントがエレメント0か
らエレメントm−1迄ロードされており、エレメントm
以降はベクトルエレメントがロードされたスカラデータ
が有効なものとする。
この時シャドウエレメントポインタの値はmである。
この状態の時ベクトルレジスタの内容を読み出すと第1
図に於けるセレクタB112は、aで示す範囲のエレメ
ント番号を指定した読出し要求には、ベクトルレジスタ
107の内容を送出し、bで示されるエレメント番号を
指定した読出し要求にはシャドウベクトルレジスタ11
0の内容を送出する。
以上のシャドウエレメントポインタを用いた処理により
、割込み等の要因で中断した処理を中断した時点より処
理を再開できる。
なお、割込み等により、ベクトルレジスタへのロード処
理を中断しない装置においては、シャドウエレメントポ
インタ111は歯えなくても良い。
また、したがって、前記シャドウニレメン1−ポインタ
111を用いた処理を行わなくても良い。
なお、以上述べた実施例では、説明の便宜上、ベクトル
レジスタ107、シャドウベクトルレジスタ110およ
びシャドウエレメントポインタ111が各々1組の例を
示したが、通常、VF202は、複数のベクトルレジス
タ107を備えており、それに応じて入カバツバレジス
タ106、出力バッファレジスタ108等も複数備えて
いる。この場合、対応してシャドウバク1−ルレジスタ
およびシャドウエレメントポインタを複数枚備え、以上
の実施例と同様に各々動作するようにすれば良い。
以上説明した様に、本実施例に係るベクトル演算装置V
F202によれば、スカラデータのベクトルレジスタ1
07へのロード動作を、ベクトルレジスタのエレメント
容量に依らず、1回のロード動作で実現でき大幅にベク
トル命令処理性能を向上させたべりトル処理装置を提供
できる。また、さらにベクトルレジスタの読出し動作自
体も、従来の読出し機能を満足するベクトル処理装置を
提供できる。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、装置上の不利益を大き
くすることなしに、ベクトル処理の性能を、より向上で
きるベクトルレジスタへのスカラデータのロード手段を
具備したベクトル演算装置。
および、情報処理装置とくにベクトル処理装置を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係るベクトル演算装置におけ
るベクトルレジスタを中心とした構成を示すブロック図
、第2図は本発明の実施例に係るベクトル処理装置の構
成を示すブロック図、第3図はベクトルレジスタの読出
し処理の概念を示す説明図、第4図は従来の技術に係る
ベクトル演算装置におけるベクトルレジスタを中心とし
た構成を示すブロック図である。 101・・・制御装置、102・・・浮動小数点レジス
タ(FR) 、 101 ・、主記憶(MS) 、10
4−・・固定値発生回路、105・・・セレクタA、1
06・・・入力バッファレジスタ、107・・・ベクト
ルレジスタ、108・・・出力バッファレジスタ、10
9・・・エレメント選択回路、110・・・シャドウベ
クトルレジスタ、111・・・シャドウエレメントポイ
ンタ、112・・・セレクタB0

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、あらかじめ、ベクトルレジスタに格納したオペラン
    ドを読み出してベクトル演算を実行するベクトル演算方
    式であって、 オペランドがスカラデータである場合には、該スカラデ
    ータを、ベクトルレジスタに代えて所定のレジスタに、
    あらかじめ格納し、ベクトル演算実行時に、オペランド
    をベクトルレジスタに代えて前記所定のレジスタより読
    み出して演算を実行することを特徴とするベクトル演算
    方式。 2、ベクトルレジスタの複数のエレメントに格納された
    オペランドを用いてベクトル演算を実行する手段を有す
    るベクトル演算装置であって、ベクトル演算のオペラン
    ドがスカラデータである場合に、ベクトルレジスタに代
    えて、該スカラデータを格納するレジスタと、ベクトル
    演算のオペランドがスカラデータである場合に、ベクト
    ルレジスタに格納されている内容に代えて、前記レジス
    タの内容を前記ベクトル演算を実行する手段に供給する
    手段とを有することを特徴とするベクトル演算装置。 3、ベクトルレジスタの複数のエレメントに格納された
    オペランドを用いてベクトル演算を実行する手段を有す
    るベクトル演算装置であって、ベクトル演算のオペラン
    ドがスカラデータである場合に、ベクトルレジスタの各
    エレメントに代えて、該スカラデータを格納するレジス
    タと、該レジスタに格納されている内容とベクトルレジ
    スタのエレメントの対応を示すポインタと、該ポインタ
    の状態により、ベクトルレジスタの内容または前記レジ
    スタの内容を、前記ベクトル演算を実行する手段に供給
    する手段とを有することを特徴とするベクトル演算装置
    。 4、ベクトルレジスタの複数のエレメントに格納された
    オペランドを用いてベクトル演算を実行する手段を有す
    るベクトル演算装置であって、レジスタと、ベクトル演
    算のオペランドがスカラデータであるか否かを判別する
    手段と、ベクトル演算のオペランドがスカラデータであ
    る場合にベクトルレジスタに代えて、該スカラデータを
    前記レジスタに格納する手段と、ベクトル演算のオペラ
    ンドがスカラデータである場合に、ベクトルレジスタに
    格納されている内容に代えて、前記レジスタの内容を出
    力する選択手段とを有することを特徴とするベクトル演
    算装置。 5、ベクトルレジスタの複数のエレメントに格納された
    オペランドを用いてベクトル演算を実行する手段を有す
    るベクトル演算装置であって、第1のレジスタと、ベク
    トル演算のオペランドがスカラデータである場合か否か
    を判別する手段と、ベクトル演算のオペランドがスカラ
    データである場合にベクトルレジスタの各エレメントに
    代えて、該スカラデータを第1のレジスタに格納する手
    段と、ポインタを格納する第2のレジスタと、第1のレ
    ジスタに格納された内容が、ベクトルレジスタの、どの
    エレメント位置迄に有効に対応するかを示すようにポイ
    ンタの値を設定する手段と、ポインタの値により、ベク
    トルレジスタの内容または前記レジスタの内容を、前記
    ベクトル演算を実行する手段に出力する選択手段とを有
    することを特徴とするベクトル演算装置。 6、請求項2、3、4または5記載のベクトル演算装置
    と、記憶装置と、中央処理装置と、入出力装置とを備え
    たことを特徴とする情報処理装置とくにベクトル処理装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59114677A (ja) * 1982-12-22 1984-07-02 Hitachi Ltd ベクトル処理装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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