JPH03106510A - 熱間圧延鋼板のスケール除去方法 - Google Patents
熱間圧延鋼板のスケール除去方法Info
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- JPH03106510A JPH03106510A JP23902989A JP23902989A JPH03106510A JP H03106510 A JPH03106510 A JP H03106510A JP 23902989 A JP23902989 A JP 23902989A JP 23902989 A JP23902989 A JP 23902989A JP H03106510 A JPH03106510 A JP H03106510A
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Classifications
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B45/00—Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills
- B21B45/04—Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills for de-scaling, e.g. by brushing
- B21B45/06—Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills for de-scaling, e.g. by brushing of strip material
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- B21B45/04—Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills for de-scaling, e.g. by brushing
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、熱間圧延鋼板のスケール除去方法に関し、特
に高Ｓｉ鋼板（Ｓｉ含有熱延鋼板）において母材地鉄界
面の凹凸部に残留するスケールや低融点酸化物を除去す
るための方法に関するものである。
に高Ｓｉ鋼板（Ｓｉ含有熱延鋼板）において母材地鉄界
面の凹凸部に残留するスケールや低融点酸化物を除去す
るための方法に関するものである。
（従来の技術）
熱間圧延ラインにおける鋼板表面スケール除去方法とし
ては既に数種のものが提案されている。
ては既に数種のものが提案されている。
例えば加熱炉内で発生する一次スケールの除去方法とし
ては、まずエソジングによりスケールを浮き上がらせた
後、高圧水デスケール装置により除去するという方法が
一般的に採用されている。また、ブラシロール装置によ
りスケールに割れ目を入れ、続いて高圧水デスケール装
置で除去する方法、或いは特開昭５９−８２１１０号公
報に見られるように圧力水噴射により表面を急冷してス
ケールの生戚を促進させた後メカニカルブラシで剥離除
去する方法等が知られている。
ては、まずエソジングによりスケールを浮き上がらせた
後、高圧水デスケール装置により除去するという方法が
一般的に採用されている。また、ブラシロール装置によ
りスケールに割れ目を入れ、続いて高圧水デスケール装
置で除去する方法、或いは特開昭５９−８２１１０号公
報に見られるように圧力水噴射により表面を急冷してス
ケールの生戚を促進させた後メカニカルブラシで剥離除
去する方法等が知られている。
（発明が解決しようとする課題）
ところで、熱延工場で現在一般に使用されている高圧水
デスケール装置の水圧は１００〜１７０ ｋｇ／ＣＩ１
１であり、普通鋼の場合これによりほぼスケール除去が
達成されるが、加熱炉で発生する一次スケールは在炉時
間が２〜４時間と長いこともあり、その厚さは１〜３．
５ １ＩＩｆｆｌとなる。特に高Ｓｉ鋼板（Ｓｉ含有熱
延鋼板）の場合、加熱炉内での一次スケール発生時この
一次スケールと母材地鉄界面に凹凸が著しく、結晶粒界
へのスケールの侵入が顕著に認められ、これを高圧水デ
スケーラで除去することは不可能である。また前記凹凸
部の付着スケールやスケール侵入部には低融点酸化物２
ＦｅＯ・Ｓｉｎｇ（共晶温度ｌ１７０゜Ｃ）があり、厚
い一次スケール下にあると粘着性を帯びているために容
易に除去されず、これが圧延され延ばされていくことに
より、スケール疵の一種である赤スケールと呼ばれる表
面欠陥を惹起する。
デスケール装置の水圧は１００〜１７０ ｋｇ／ＣＩ１
１であり、普通鋼の場合これによりほぼスケール除去が
達成されるが、加熱炉で発生する一次スケールは在炉時
間が２〜４時間と長いこともあり、その厚さは１〜３．
５ １ＩＩｆｆｌとなる。特に高Ｓｉ鋼板（Ｓｉ含有熱
延鋼板）の場合、加熱炉内での一次スケール発生時この
一次スケールと母材地鉄界面に凹凸が著しく、結晶粒界
へのスケールの侵入が顕著に認められ、これを高圧水デ
スケーラで除去することは不可能である。また前記凹凸
部の付着スケールやスケール侵入部には低融点酸化物２
ＦｅＯ・Ｓｉｎｇ（共晶温度ｌ１７０゜Ｃ）があり、厚
い一次スケール下にあると粘着性を帯びているために容
易に除去されず、これが圧延され延ばされていくことに
より、スケール疵の一種である赤スケールと呼ばれる表
面欠陥を惹起する。
本発明は、かかる問題を解決するためになされたもので
あり、一次スケールの除去と、鋼板界面の凹凸部に残留
する二次スケールの完全な除去を達威し得るスケール除
去方法を提供することを目的とする。
あり、一次スケールの除去と、鋼板界面の凹凸部に残留
する二次スケールの完全な除去を達威し得るスケール除
去方法を提供することを目的とする。
（課題を解決するための手段）
上記目的を達成するために、本発明に係る熱間圧延鋼板
のスケール除去方法は、加熱炉から抽出された＃１板に
対してまずエンジングを施してスケールを浮き上がらせ
た後、高圧水デスケールにより一次スケールを除去する
と共に一次スケール除去後の鋼板表面を冷却し、次いで
粗圧延機で前記冷却した表面を平坦にし、残留二次スケ
ールをブラシロールで研削しかき取り除去することとし
ているのである。
のスケール除去方法は、加熱炉から抽出された＃１板に
対してまずエンジングを施してスケールを浮き上がらせ
た後、高圧水デスケールにより一次スケールを除去する
と共に一次スケール除去後の鋼板表面を冷却し、次いで
粗圧延機で前記冷却した表面を平坦にし、残留二次スケ
ールをブラシロールで研削しかき取り除去することとし
ているのである。
（作 用）
本発明においては、エッジングを施し高圧水デスケール
で一次スケールを除去すると共に、地鉄に根をはり強く
付着している残留スケール（低融点酸化物含有）を急激
に冷却し、ごく表面部を融点以下（１１７０’Ｃ）とな
して固形化する。これによってブラシロールでの研削除
去が可能となる。なおエッジングを施すことによって鋼
板はその両端縁部が変形したいわゆるドッグボーン状と
なるが、これは粗圧延機で矯正し平坦にした後ブラシロ
ールを作用させるので鋼板表面に対して均一に研削作用
がおよび二次スケールは完全に除去される。
で一次スケールを除去すると共に、地鉄に根をはり強く
付着している残留スケール（低融点酸化物含有）を急激
に冷却し、ごく表面部を融点以下（１１７０’Ｃ）とな
して固形化する。これによってブラシロールでの研削除
去が可能となる。なおエッジングを施すことによって鋼
板はその両端縁部が変形したいわゆるドッグボーン状と
なるが、これは粗圧延機で矯正し平坦にした後ブラシロ
ールを作用させるので鋼板表面に対して均一に研削作用
がおよび二次スケールは完全に除去される。
（実 施 例）
以下、本発明の実施態様を例示図面に基づいて説明する
。
。
図において、加熱炉ｌから抽出され、圧延ライン２に沿
って矢印の方向に移送される鋼板Ａに対して、まず表面
の一次スケールを浮き上がらせるためのエッジャ−（バ
ーチカルスケールブレーカー）３を左右に対向設置し、
次に高圧水デスケール装置４を、更に粗圧延機５を、終
段にワイヤブラシロール装置６をそれぞれ上下に対向設
置している。
って矢印の方向に移送される鋼板Ａに対して、まず表面
の一次スケールを浮き上がらせるためのエッジャ−（バ
ーチカルスケールブレーカー）３を左右に対向設置し、
次に高圧水デスケール装置４を、更に粗圧延機５を、終
段にワイヤブラシロール装置６をそれぞれ上下に対向設
置している。
つまりエッジャ−３によって剖板Ａはその両端縁から押
圧加工されるので、この挙動によって表面の一次スケー
ルが浮き上がる。
圧加工されるので、この挙動によって表面の一次スケー
ルが浮き上がる。
次いで高圧水デスケール装置４のノズルから噴射される
例えば１５０ ｋｇ／ａ＋１の高圧水によって浮上した
一次スケールが剥離除去されるのであって、この時地鉄
に根をはり強く付着している低融点酸化物を含む残留ス
ケール（二次スケール）が急激に冷却され粘着性を失っ
て固化する。
例えば１５０ ｋｇ／ａ＋１の高圧水によって浮上した
一次スケールが剥離除去されるのであって、この時地鉄
に根をはり強く付着している低融点酸化物を含む残留ス
ケール（二次スケール）が急激に冷却され粘着性を失っ
て固化する。
続いてエッジャ−３にて加圧変形し、ドッグボーン形状
となった鋼板Ａを粗圧延機５で矯正し、平坦にした後ワ
イヤブラシロール６で二次スケールを研削しかき取り除
去するものであって、この研削は綱板全面に等しく作用
する。
となった鋼板Ａを粗圧延機５で矯正し、平坦にした後ワ
イヤブラシロール６で二次スケールを研削しかき取り除
去するものであって、この研削は綱板全面に等しく作用
する。
ちなみに下記第１表に示す組威のＳｔ含有熱延鋼板（幅
１３００ｍｍｘ厚さ２．３ｍｍ）に下記第２表に示す条
件で本発明方法を適用した結果、効果的にスケールが除
去できた。
１３００ｍｍｘ厚さ２．３ｍｍ）に下記第２表に示す条
件で本発明方法を適用した結果、効果的にスケールが除
去できた。
第１表
単位二重量％
第２表
（発明の効果）
本発明は以上説明したように、エッジングにより一次ス
ケールを浮上させ、これを高圧水デスケールにより除去
すると共に地鉄界面に存在する低融点酸化物を含む二次
スケールに対して急冷作用を与えて固形化させ、変形し
た鋼板を矯正してその全面に研削かき取り作用を及ぼす
ものであって、特に高Ｓｉ鋼材において顕著に認められ
る地鉄界面での低融点酸化物を含む残留スケールが効果
的に除去されるため、赤スケールと呼ばれるスケール疵
の発生が防止され、圧延鋼板の品質が著しく向上する。
ケールを浮上させ、これを高圧水デスケールにより除去
すると共に地鉄界面に存在する低融点酸化物を含む二次
スケールに対して急冷作用を与えて固形化させ、変形し
た鋼板を矯正してその全面に研削かき取り作用を及ぼす
ものであって、特に高Ｓｉ鋼材において顕著に認められ
る地鉄界面での低融点酸化物を含む残留スケールが効果
的に除去されるため、赤スケールと呼ばれるスケール疵
の発生が防止され、圧延鋼板の品質が著しく向上する。
図面は本発明の実施態様を例示した斜視図である。
■は加熱炉、２は圧延ライン、３はエッジャ−４は高圧
水デスケール装置、５は粗圧延機、６はワイヤブラシロ
ール装置。 ，ｔ−．，ｆｆｆｉ材
水デスケール装置、５は粗圧延機、６はワイヤブラシロ
ール装置。 ，ｔ−．，ｆｆｆｉ材
Claims (1)
- （１）加熱炉から抽出された鋼板に対してまずエッジン
グを施してスケールを浮き上がらせた後、高圧水デスケ
ールにより一次スケールを除去すると共に一次スケール
除去後の鋼板表面を冷却し、次いで粗圧延機で前記冷却
した表面を平坦にし、残留二次スケールをブラシロール
で研削しかき取り除去することを特徴とする熱間圧延鋼
板のスケール除去方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23902989A JPH03106510A (ja) | 1989-09-14 | 1989-09-14 | 熱間圧延鋼板のスケール除去方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23902989A JPH03106510A (ja) | 1989-09-14 | 1989-09-14 | 熱間圧延鋼板のスケール除去方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03106510A true JPH03106510A (ja) | 1991-05-07 |
Family
ID=17038824
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23902989A Pending JPH03106510A (ja) | 1989-09-14 | 1989-09-14 | 熱間圧延鋼板のスケール除去方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03106510A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010069574A3 (de) * | 2008-12-18 | 2010-08-12 | Sms Siemag Ag | Verfahren und vorrichtung zur entzunderung eines metallbandes |
| CN102534152A (zh) * | 2012-01-31 | 2012-07-04 | 首钢总公司 | 一种防止船板表面麻坑的轧制方法 |
| CN103862289A (zh) * | 2012-12-13 | 2014-06-18 | 谭美俊 | 一种不锈钢板压直抛光装置 |
-
1989
- 1989-09-14 JP JP23902989A patent/JPH03106510A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010069574A3 (de) * | 2008-12-18 | 2010-08-12 | Sms Siemag Ag | Verfahren und vorrichtung zur entzunderung eines metallbandes |
| CN102256719A (zh) * | 2008-12-18 | 2011-11-23 | Sms西马格股份公司 | 用于金属带的除氧化皮的方法和装置 |
| CN102534152A (zh) * | 2012-01-31 | 2012-07-04 | 首钢总公司 | 一种防止船板表面麻坑的轧制方法 |
| CN103862289A (zh) * | 2012-12-13 | 2014-06-18 | 谭美俊 | 一种不锈钢板压直抛光装置 |
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