JPH03104636A - 超低密度ポリエチレンを用いたクック―インフィルム - Google Patents

超低密度ポリエチレンを用いたクック―インフィルム

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JPH03104636A
JPH03104636A JP2213579A JP21357990A JPH03104636A JP H03104636 A JPH03104636 A JP H03104636A JP 2213579 A JP2213579 A JP 2213579A JP 21357990 A JP21357990 A JP 21357990A JP H03104636 A JPH03104636 A JP H03104636A
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JP
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layer
film
ethylene
density polyethylene
melt
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JP2213579A
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Steven George Friedrich
ステイーブン・ジヨージ・フリードリック
Timothy Theodore Oberle
テイモシー・セオドア・オベール
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WR Grace and Co
Original Assignee
WR Grace and Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 匙狂α44 本発明は、フレキシブルな包装を形戒するようにそれ自
体にヒートシール可能な、熱収縮性で、比較的ガス非透
過性である熱可塑性包装フィルムに関する。本発明は、
特に、殺菌または調理のために相当の時間、包装製品が
熱水中に入れられたり、蒸気または熱空気にさらされた
りまたは加圧加熱される食品用のフィルムバッグであっ
て、バッグの構造が収縮性で且つそのような条件下でも
劣化しない該バッグに関する。
食品包装工業界では、構造安定性が改善されたバッグを
作戒し得る包装用フィルムに対し、少なくとも殺菌可能
な及び/またはクック−イン(cookire)として
の特徴を具備するよう要求している。
さらに、フィルムの内部に前調理されて見た目に好まし
い形に包装された前調理済食品を調製することが要望さ
れている. “殺菌可能な”(pasteurizable)という
本明細書中で使用される用語は、食品を含有しつつ殺菌
条件への暴露に構造的に耐え得る包装材料のことを意味
するものである。多くの食品は、空気が存在しなくても
或長ずる有害な細菌を死滅させるために、密閉包装後に
殺菌が必要である。特定の殺菌のための必要条件は国に
よって様々である。しかしながら限界的条件は、たぶん
95℃の水中に1時間密閉シールされた製品を沈めるこ
とである.このように、殺菌可能という特徴を持つとさ
れるバッグは、殺菌する間でも構造的に完全性を保つべ
きであり、即ち優れた高温シール強度を有し且つそのよ
うな時間一温度下で耐層剥離性を有しなければならない
.また包装材料は、見た目に好ましい様に包装された殺
菌食品を与えるように2殺菌条件下で熱収縮性であるべ
きである. “クック−イン”という本明細書中で使用されている用
語は、食品を含有してクック−イン時間一温度条件にさ
らしても構造的に耐え得る包装材料のことを指す.クッ
ク−イン包装食品は本質的に、暖めて、あるいは暖めず
に消費され得る形状で消費者に直接届けられる、前包装
され前調理された食品である。クック−イン時間一温度
条件は、般に例えば70〜80℃の水中に4〜6時間沈
めるなどの長くゆっくりした調理のことを指す.このク
ック−イン時間一温度の必要条件は、規格化された調理
の必要条件の代表例である.80℃で12時間も殺菌す
るのは、多分限界的な場合であろう。このような条件下
で、クック−インとして正しく特徴付けられた包装材料
は、完全なシールを保持し且つ耐屑剥離性を示すであろ
う。さらに包装フィルムは、このような条件下でしっか
りと付着ずる包装を形戒ずるように熱収縮性であるべき
であり、扛つ好ましくは製品接着性の傾向をある程度有
ずるべきで、その結果食品の表面と包装材料の内部表面
との間に゜゛クックーアウト゛’ (cook−out
)よたは汁が溜まるのを防ぐことができる. “′エチレン−アルキルアクリレートコポリマー(E^
^)という本明細書中で使用されている用語は、コポリ
マー中のエチレン誘導体ユニットが大部分を占め、アル
キル基として例えばエチル,メチル及びブチル基を含み
うる、エチレン及びアルキルアクリレー1− (アクリ
ル酸アルキル)コモノマーから形成されたコポリマーを
意味する6 “超低密度ポリエチレン“という本明細書中で使用され
ている用語は、その性質が線状で、密度が一般に約0.
915y/ex’ (^STM D1505)以下であ
って、例えばブテン、ヘキセンまたはオクテンなどのC
4〜C8のコモノマーを有するエチレン−α−オレフィ
ンコポリマーを表す。好ましい市販例としては、Dou
rより入手6丁能である ^ttane  4003が
あり、約0.905y/ex’の密度を有ずる。
゛゜線状低密度ポリエチレン″という本明細書中で使用
されている用語は、約0.915 〜0.940g/c
m”の密度を有し且つブテン、ヘキセンまたはオクテン
などのコモノマーを有ずる線状エチレン−α−オレフィ
ンコポリマーを表す。好ましいil−i版樹脂は、Do
w Chemicalより入手可能なDoiulex2
045.03である。
殺菌可能なクック−イン包装材料には、数々の好ましい
特徴がある。これらの特徴の総てを存ずるような、殺菌
可能なクック−イン包装フィルムを提供することが本発
明の目的である。まず最初に、このようなフィルムより
作成されたバッグは、そのような条件下で、完全なシー
ル性即ちヒー1−シールされたシームが加熱収縮中に引
き剥がされるのに耐えるはずである。結論としては、フ
ィルムはそれ自体ヒー■・シール性でなければならない
あるいは本発明のフィルムより作戒されたバッグまたは
包装材料(easing)は、従来技術で広く公知であ
るクリップによって閉められ得る。第二にこのようなバ
ッグは、耐層剥離性、即ちフィルムを形成する層は分離
したりまたは気泡状の膨らみ<bl ister>を形
或してはならない。第三に、このフィルムの食品との接
触層は、食品包装を含む最終使用に於ける安全な食品接
触性について,適切な食品法及び規則に対して適合しな
ければならない。第四にフィルムは、酸素バリヤーとし
て働く、即ちその中に含まれている食品鮮度を保つため
に透過性が低くなければならない。第五にフィルムは、
クック−イン条件下、熱水中での熱収縮性、即ち包装さ
れた食品が熱水中に沈められると、包装フィルムがその
中に含まれている製品の回りにきちんと収縮するような
、十分な収縮ヱネルギーを有さなくてはならない。本発
明のフィルj1の好ましい横方向(transvers
e direction)の自由収縮値は、約25%〜
約40%で、より好ましくは約30 /j)〜約35%
の範囲である。縦方向(machinedirecti
on)での自由収縮値は、約15%〜約25%が好まし
く、さらに約18%〜約20%が好ましい。これらの値
は、185゜F、8秒間で測定した。第六に、フィルム
がこれらの時間一温度条件下にさらされても曇らないよ
うな、通常は光学的透明性を保持しなくてならない。例
外としては顔料を使用した顔料添加フィルム、典型的に
は白色不透明材f4を製造することが挙げられる。
殺菌可能で、バッグまたはケースに作成されたクック−
イン包装材料のもう一つの重要な特徴は、耐脂性である
ことである。多くの食品、特に肉製品はかなりの量の脂
を含んでおり、この脂は特に殺菌及びクック−イン工程
に伴う高温及び高湿下で包装材料を侵食してしまう。
本発明は、並外れて良好な低温及び高温強度及び耐脂性
によって特徴付けられる。
一般にこの多層フィルム構造は、包装フイルノ、の望ま
しい複合特性を達成するのに好ましい複合構造として、
少なくとも 〈シール及び食品接触層〉/(第2層)/(バリヤー層
)/(酷使層) の楕造を有する. バッグ作戒用の熱収縮性、熱可塑性、バリヤー性包装フ
ィルムが市場で大きな戒功を収めたことら は、Braxの1973年6月26日に発行された米国
特許第3,741,253号に記載されており、この特
許は照射されたエチレンー酢酸ビニルコポリマーの第1
の外層、塩化ビニリデンコポリマーのコア層、及びエチ
レンー酢酸ビニルポリマーの第2の外層からなる多層フ
ィルムに関する.このタイプの熱収縮性フィルムの製造
に於いてチコ.−ブラ配内方法が使用され、横方向に内
部圧で及び縦方向には異なった速度でピンチローラーを
使用して延伸することによって、フィルムの一次チュー
ブを二軸配向ずる。次いで膨らんだフィルム(bubb
le)をつぶし、フィルムは後にバッグ、例えば平らな
チューブの幅を横切って横方向にヒートシールし次いで
横方向のシールがバッグの底部を形成するようにチュー
ブを切断することにより、一般的に作成されるエンドシ
ールバッグ、あるいは横方向のシールがバッグの側面を
形或し、チューブの一端がバッグの底部を形成するサイ
ドシールバッグのいずれかを作成するのに使用される、
平坦化された継ぎ目のないチューブラフィルムとして平
らに巻き取られる. このタイプのバッグは、一般にバッグに食品を詰めて、
バッグを真空にして、ギャザーをよせてバッグのギャザ
ー口の回りに金属性クリップをはめて密封シールし、次
いでフィルムが延伸配向された温度、一般に約160゜
F〜205゜Fとほぼ同じ温度の熱水浴にバッグを浸け
ることによって使用される。この際、熱水中に浸漬する
のがフィルムを一様に収縮させるのに充分な熱量をフィ
ルムに移す上で最も迅速で且つ最も経済的な手段のーっ
である。また、バッグは調理モルドのライナーとしても
役に立ち得る。これに伴う一つの問題点は、バッグが製
品の回りに収縮する時、収縮力がシールを剥してしまう
傾向があって、バッグの底でバッグのシールに失敗して
しまうことである。
6層を有し、第21または収縮層が架橋エチレンホモポ
リマーまたはコポリマーがらなり、且っボリブロビレン
またはアイオノマーのシーラント層を有する、殺菌可能
な、クック−イン収縮性フィルムに関する米国特許第4
,469,742号(Oberleら)が興味深い. 良好な層間接着性を有し、収縮層及び酷使層、接着層ま
たは双方にエチレンーアクリレーl・コポリマーが存在
することによって特徴付けられる殺菌可能な、クック−
イン収縮性フィルムに関する米国特許第4,762,7
48号(Oberle)もまた、興味深い。
欧州特許出願第269325号(Oberle)も又興
味深く、これは 楕戒   ^/B/C/D/C/E 式中、八層はボリアミドとアイオノマーまたはボリアミ
ドとポリエチレンのブレンドを含み、B層は、例えば線
状低密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、エチレン
ー酢酸ビニルコポリマー超低密度ポリエチレン、エチレ
ンーブチルアクリレートコポリマー及びこれらの混合物
を有する第2層または収縮層であって、 第3層または接着層は、改質エチレンホモポリマーまた
はコポリマーであり、 第4層またはバリヤー層は、例えば加水分解したエチレ
ンー酢酸ビニルコポリマーであり、第5層または接着層
は、第3層と同様であり、第6または酷使層は、線状低
密度ポリエチレン、エチレンー酢酸ビニルコポリマー、
低密度ポリエチレン、超低密度ポリエチレン、エチレン
ーブチルアクリレートコポリマーまたはこれらの混合物
を存ずるような多層クック−インフィルムについて開示
している。対応ずる1986年11月17日に出願され
た米国特許出願第932,138号はこの欧州特許出願
第゛325号に関連する。
本発明に関連して総体的に興味深いものは、1982年
10月5日にBornsteinに発行された ゛’H
ethodor Makinga Thermopla
stie Receptacle IIavingIm
proved High Temperature S
eal”という米田特許第4,352,702号の開示
であり、これは加水分解したエチレンー酢酸ビニルコポ
リマーの層及び電離放射線照射によって架橋可能である
ポリオレフィンの内部表面層を有するチェーブラフィル
ムであつて、層の間に接着剤なしに配された直接溶融接
合(ze1j−joined)される層を有し、且つ照
射によって架橋し配向したフィルムからの殺閏可能な収
縮性バッグに関する。第二の照射処理は、フィルムより
作或された容器上で行い、殺菌条件用にヒートシールを
調製する。
Nishimotoらの米国特許第4,424,243
号も興味深く、線状低密度ポリエチレンまたはこの線状
ポリエチレンと例えば、エチレン−アルキルアクリレー
トコポリマーなどのα−オレフィンポリマー類とのブレ
ンドの外表面層を有する多層フィルムについて開示して
いる。接着層として使用されている熱可塑性樹脂ヒして
は、アルキル基に炭素原子1個〜6個を有するエチレン
アルキルアクリレートがある。
1977年12月20日にBornsteinらに発行
された米国特許第4,064,296号“ Heat 
 ShrinkableMultilayer Fil
m of Hydrolyzecl Ethylene
−Viny^cetate and a Cross−
linked Olefin Polymer”の開示
は総体的に興味深く、これは他の二層のポリマー層間に
加水分解したエチレンー酢酸ビニルコポリマーの一層を
有し、少なくともこの内の一層が照射によって架橋可能
であって、フィルムが放射線照射され且つ配向している
共押出チューブラフィルムに関する。
1971年7月27日にGerowへ発行された”}I
ydrolyzed Ethylene−Vinyl^
eetate Copolymeras Oxygen
 Barrier Layer″という米国特許第3,
595,740号の開示が興味深く、これは溶融押出可
能な加水分解エチレンー酢酸ビニルコポリマーの内部バ
リヤー層及びエチレンポリマーまたはコポリマーのヒー
トシール層を有する酸素バリヤーフィルムに関する。
1980年11月11日にTicknorへ発行された
“Coextrucfed Multilayer F
ilm”という米国特許第4,233,367号の開示
は総体的に興味深く、これはPlexar(登録商標)
接着剤などの化学的に改質されたポリオレフィンの層間
接着層と、共押出の熱及び圧力条件下でのナイロンに対
する強い親和性で選択される官能基とを有する、共押出
した多層フィルムに関する. Stan Ieyへ1981年6月30日に発行された
“Trilaminate Film for For
ming Sideweld Bagsという米国特許
第4,276,330号の開示は総体的に興味深く、こ
れはプロピレン−エチレンランダムコポリマーの表面層
間にブ口ビレンーエチレンブロックコポリマーのコア層
を有する三層フィルムから作或されるサイドシールバッ
グに関する。
免旦凶A叉 本発明によると多層収縮フィルムは、 プロピレン−エチレンコポリマー、アイオノマーエチレ
ン−アクリル酸コポリマー、線状低密度ポリエチレンと
アイオノマーのブレンド、及び線状低密度ポリエチレン
とエチレン−アクリル酸コポリマーのブレンドからなる
群から選択される、ポリマー材料からなる第1層または
シール層と、前記第1屑に溶融接着された第2層と、前
記第2層に溶融接着された第31.接着層と、前記第3
層に溶融接着されたエチレンービニルアルコールコポリ
マーからなる第4Mまたはバリヤー層と、 前記第4Nに溶融接着された第5層、接着層と、前記第
5層に溶融接着された第6層または酷使層(abuse
 layer)とからなり、超低密度ポリエチレン及び
エチレン−アルキルアクリレートコポリマーが各々収縮
層または酷使層のどちらか一層または収縮層及び酷使層
の双方の層に存在する, さらに、前述の複合構造を有するチューブラ多贋フィル
ムを一体的に共押出し、フィルムを冷却し、フィルムを
その配向温度にまで上げて、フィルムを配向させること
からなる多層収縮フィルムを作成する方法を提供する。
妖』」2兄薄A0東ク裁豆 本発明の好ましい実施態様は、多層構造(内部〉^/B
/C/D/C/E (外部)式中、^は主としてヒート
シール層であり、Bは主として収縮層であり、Cは主と
して接着層であって、Dは主としてバリヤー層であって
、Eは主として酷使層である該′lR造を有する複合チ
ューブラフィルムである。チューブラフィルムの構或は
、特にバッグ作成に好適である. シール層は、少量の、好ましくは約1〜6%のエチレン
を有するプロピレン−エチレンランダムコポリマー(E
PC)である。またはシール材料は例えばアイオノマー
、代表的にはDu Pont社より上市されているSu
rlyn(登録商標)、またはアイオノマーと線状低密
度ポリエチレン(LLDPE)とのブレンドである。層
^に好適なものはまた、エチレン−アクリル酸コポリマ
ーまたはこの材料とLLDPEとのブレンドである。
第2層は第1層に溶融接着されており、好ましくは超低
密度ポリエチレンまたは線状低密度ポリエチレンとエチ
レンーアルキルアクリレートコボリマ−(E^^)、エ
チレンー酢酸ビニルコボリマ−(EV^)または低密度
ポリエチレン(LDPE)とのブレンドからなる。第2
層は、クック−インフィルムの耐脂性と共に、全体の収
縮特性に大きく寄与する。超低密度ポリエチレン及びエ
チレン−アルキルアクリレートコポリマーは、好ましい
ブレンド材f1である。
さらに好ましくは、ブレンド層のエチレン〜アルキルア
クリレートコポリマー構成成分は、Quantum/υ
Si NPE 4771などのエチレンーn−プチルア
クリレートコポリマー(EnB^〉である。この材料は
、約6重量%のn−プチルアクリレート量を有する。
本発明に好適なもう一つの市販の材料は、Quantu
wi/IJSIから入手可能なNPE 4774という
名のEnBAであり、約18重量%のn−プチルアクリ
レート量を有する。
バリヤー層Dは、エチレンービニルアルコールコポリマ
ー(EVOH)からなる。好ましい市販樹脂はEval
(登録商標)SC105^である.この樹脂は、44モ
ル%のエチレン含量である.,EVO}l樹脂の酸素バ
リヤー特性はチューブラフィルムの放射線照射による架
橋を行う間に劣化しない. 接着性中間NCは、バリヤー層に隣接して溶融接着され
、殺菌またはクック−イン条件下でのチューブラフィル
ムのバリヤー層に耐層剥離性を付与する。
エチレンーメチルアクリレートコボリマ−(EM^)及
びエチレンーヱチルアクリレートコボリマ−(EE^)
及び特にエチレンーブチルアクリレートコボリマ−(E
B^)などのエチレン−アルキルアクリレートコポリマ
ーベースの接着剤及びエチレンー酢酸ビニルコポリマー
ベースの化学的に改質された双方の接着剤は、C層用の
接着剤として好ましい。
またC層に好適なものは、LLDPE一及びVLDPE
−ベースの接着剤である。
酷使層Eは、好ましくは超低密度ポリエチレン(VLD
PE)または線状低密度ポリエチレン(LL[lPE)
とエチレンーアルキルアクリレートまたはエチレンー酢
酸ビニルコポリマー、さらに好ましくはエチレンーn−
プチルアクリレートコポリマーとのブレンドである. 酷使層E及び第2層Hの両層は、このように好ましくは
超低密度または線状低密度ポリエチレンとエチレン−ア
ルキルアクリレートコポリマー、低密度ポリエチレンま
たはエチレンー酢酸ビニルコポリマーとのブレンドから
なる.各層に於いて、アルキルアクリレートコモノマー
として、n−プチルアクリレートが好ましい.さらに好
ましくは各ブレンド楕成或分は、ブレンド層の約20〜
約80重量%からなる.各ブレンド楕或成分の特定の範
囲即ち、各ブレンド層B及びE中の線状ポリエチレン及
びエチレンホモポリマーまたはコポリマーの特定の重量
%は同じであるが、これらブレンド層が同一である必要
はない.例えば、収縮層Bは線状低密度ポリエチレン2
0重量%とエチレンコポリマー80重量%からなり、同
じ構造の中で酷使iEは、超低密度ポリエチレン約60
重量%とエチレンコボリマ−40重量%からなってもよ
い. フィルム中の総ての層は、一体的な共押出し効果によっ
て各隣接層に溶融接着されており、この後で、全体の多
層フィルムは電離放射線!H+処理され得る。好ましく
はフィルムは配向前には全体として約10〜30mil
sの厚みで、シール層^は約2〜6milsで、収縮層
Bは約4〜8a+ilsで、各接着層Cは各約0.25
〜1.5熾11であり、バリヤー層Dは約0.75〜2
milsであり、酷使層Eは約3〜8milsの厚みで
ある。
本発明のチューブラフィルムは、上述のBraxの特許
の記載と同様の方法にて作成することができ、さらにチ
ューブラフィルムは一体的に共押出され得、即ち全部の
層が慣用のインフレーション(blown buhbl
e)技術を用いて同時に共押出される。
冷却後、共押出チェーブは平たくされ次いで場合により
、例えば電子加速器のビームなどの電離放射線照射部を
通るように導かれ、約3〜12メガラド(NR)の範囲
の照射線量を受ける.電子線照射単位“’ r a c
l ”なる用語で示し、百万ラドまたはメガラドは“M
R”と表される。分子架橋度は、架橋を引き起こす照射
線量で表される。一般に、照射はフィルムの照射による
架橋可能層を架橋するのに十分であるべきで、そうすれ
ば延伸特性を殆ど低減させずに収縮層の強度を増加させ
、殺菌またはクック−イン条件でフィルムに耐層剥離性
を付与しうる.放射線照射または例えば化学的架橋など
の他の方法によるフィルムの架橋は、多層フィルムの最
終用途に応じて場合により行われるものであるが、殺菌
またはクック−イン条件にさらされるフィルムには必要
である. チューブラフィルムを次いで冷却して萎ませ、その後約
190゜〜205゜Fの熱水を含む熱水タンクに入れ、
配内用にフィルムを柔らかくする。次いでピンチロール
の間を通って、膨らんだフィルム状に膨張させ、フィル
ムの厚みが典型的には2〜3mi !sになるまで延伸
する.好適な厚みは約1〜,4nilsの範囲で、好ま
しい横方向の延伸配向比は約2.5:1〜3.5:1で
ある。好ましい縦方向の延伸配向比は、約2.5+1〜
3.5:1である.延伸配向工程後、膨らんだフィルム
を急速に空冷させて萎ませて、平たいチューブに巻き上
げる。この最終的な配向した厚みのチューブから、上述
した様にバッグが作戊され得る. EVOH層のバリヤー特性が、多層フィルム全体の放射
線照射処理中でも顕著な劣化をしないので、フィルムは
一体的に共押出しできる。一体的に共押出し(full
 eoextrusion)する多層フィルムの全層が
、殺菌またはクック−イン条件下での眉間強度を強化す
るために直接溶融接着できるという長所がある。層間強
度はさらに、フィルムの第3N及び第5層中に化学的に
改質された接着剤を用いることによって強化される。
使用に際し、バッグは上述の様に慣用の方法にて本発明
のフィルムから作成でき、エンドーシール、輪郭シール
またはサイドーシールバッグのいずれかを形成し得る。
M後にバッグに食品を詰め、脱気してシールして、ほぼ
沸騰している水中で殺菌またはタックーイン処理を施す
.この食品処理している間に、バッグはシール性を良好
に保ち、層が剥離せず且つ熱収縮して前処理された食品
をきちんと包装する。本発明のフィルムより作成された
バッグまたはケースは、また従来のクリップ手段によっ
て閉じることも可能である。
本発明の好ましい1実施態様において、シール層はエチ
レンープロピレンコポリマー(EPC)とも呼ばれるプ
ロビレンーエチレンランダムコボリマ−(PER)から
なる。
もう一つのi様では、シール層の材料はアイオノマーで
ある。この材料はdu PontよりSurlynどい
う登録商標で入手可能で、これはヱチレンとメタクリル
酸のコポリマーの中和された金属塩である。ある用途に
於いては、クック−イン包装中の食品(.“密で,1,
てクックーアウI・即ち、調理中の食品からの液体の浸
出を防ぐという長所がある,食品を含んだクック−イン
からの液体の浸出を制限することによって液体が保持さ
れることから、前調理食品の収量が増加した。多層フィ
ルム中にSurlynを含有すると、クック−イン条件
に対して用途を限定する。
もう一つの態様では、シール層の材料は線状低密度ポリ
エチレンと、Surlyn(登録商標)などのアイオノ
マーか、またはDow Chemical Compa
nyから入手可能な Priffiacor(登録商標
)またはdu PontCompanyから人手可能な
Nucrel(登録商標)などのエチレンーアクナル酸
またはメタクリル酸コポリマーとのブレンドである。層
^はエチレン−アクリル酸コポリマーからなる。
バリヤー層は、加水分解された、好ましくは少なくとも
約50%が加水分解された、より好ましくは約99%以
上が加水分解されたエチレンー酢酸ビニルコポリマーか
らなる。加水分解前の酢酸ビニルのモル%ほ少なくとも
約29%であり、もしより少ない量であれば、ガスバリ
ヤーとしての加水分解コポリマーの効果は実質的に減少
してしまう。
EVOHコポリマーが多層フィルムの他の構成成分と一
mに相容性のメルトフローを有することが好ましく、そ
の値は好ましくは紗3〜20の範囲、より好ましくは約
3〜10の範囲である(メルトフローは、一般に^ST
M 01238に従って測定した).主として問題とな
るガスは酸素であり、透過性は十分に低く、即ちこの材
料は比較的ガス不透過性であり、ASTM法D−398
5の方法に従って相対湿度0%で測定した透過度が、1
00cc/z”/wit厚み/24hrs./atm以
下である.本発明の多層フィルムは、この値よりも低い
透過度を有する。一体的に共押出されたフィルムの照射
処理が、塩化ビニリデン−塩化ビニルコボリマ−(sa
ran)バリヤーの場合Xのように、顕著にバリヤー特
性を劣化させることはないので、EVOtlは本発明の
フィルム中に好適に使用される. 本発明は、超低密度ポリエチレンが第2 (B)1また
は第6 (E)1のいずれかに存在し、同様にヱチレン
ーアルキルアクリレートコポリマーがこれらの層のいず
れかに存在するということによって特徴付けられ得る。
さらに、VLDPE及びEAAi.t、B及びE層の双
方に存在してもよい。
本発明は、以下に説明される特定の実施例を参照するこ
とによってさらに理解されよう。
劃拒舅」一 6層構造を、チューブ形状に共押出した。第1のシール
層は、アイオノマー(Surlyn^1650)であっ
た。第2層は、VLDPE(八ttane 4003)
60%及びLDPEンー酢酸ビニルコポリマー接着剤(
 Bynel 3062)(clu Pont)からな
る結合層であった。第4層は、酸素バリヤー材料として
エチレン−ビニルアルコールコポリマー(Eval S
C−105Δ〉からなっていた.第6層は、EnB^(
NPE 4771)80%及びLLDPE (Dow 
l ex2045.03>20%からなっていた。共押
出後直ちに、チューブラフィルムを冷水で急冷した.チ
ューブを48Hの線量で電離放射線照射して、何層かま
たは全6層を架橋させた。チューブを次いで熱水加熱シ
ステムを用いて延伸配向させ2各横方向及び縦方向で各
々延仲配向比3.1:1とした。
及益飄−2− 実施例1と同様のフィルムを、第2層としてエチレン−
ローブチルアクリレートコボリマ−80重景%と LL
DPE(Dowlex 2045.03)20%をブレ
ンドした以外には同様の方法にて作成した。第6層は、
■1、DPE(^ttane 4003)60%とEn
BA(NPE 4771)40%とのブレンドからなっ
ていた。
X益月−3−, 実施例1及び2と同様のフィルムを、シーラント層とし
てエチレンープロピレンコポリマー(Eltex P 
KS 409)(So!way)、及び第2層にVLD
PE(^ttane 4003)50%とEnB^(N
PE 4774)50%のブレンドを用いて同様の手順
にて作成した。E層、即ち酷使層は、EnB^(NPE
 4771)60%とVLDPE(^ttane 40
03)40%からなっていた.チューブを約7.58H
の線量で電離線照射した。
大遍[4 実施例]及び2と同様のフィルムを、同様の方法にて作
或した6アイオノマーのシーラント層、第2Nは、VL
DPE48%とEnB^17%と着色添加剤35%のブ
レンドであった.第6層は、VLDPE(約0.912
y/cz’の密度を有する^ttane 4002)8
0%及びEnB^(NPE 4771)20%からなっ
ていた.第2層の着色添加剤は、低密度ポリエチレン5
0%と二酸化チタン顔料50%のブレンドであった。
本発明を、好ましい実施例と共に記述したが、当業者に
は容易に理解され得るように、本発明の本質及び範囲か
ら逸脱する事なく多くの改変、変形が可能である。従っ
て,このような改変及び変形は、本願特許請求項の範囲
中に含まれるものである.

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)a)プロピレン−エチレンコポリマー、アイオノ
    マー、エチレン−アクリル酸コポリマー、線状低密度ポ
    リエチレンとアイオノマーのブレンド、線状低密度ポリ
    エチレンとエチレン−アクリル酸コポリマーのブレンド
    からなる群から選択されるポリマー材料からなる第1層
    またはシール層と、 b)前記第1層に溶融接着された第2層と、 c)前記第2層に溶融接着された第3層、接着層と、 d)エチレン−ビニルアルコールコポリマーからなる、
    前記第3層に溶融接着された第4層、バリヤー層と、 e)前記第4層に溶融接着された第5層、接着層と、 f)前記第5層に溶融接着された第6層、酷使層とから
    なり、 超低密度ポリエチレンが、収縮層または酷使層のいずれ
    か一層、または収縮層及び酷使層の双方に存在し、且つ エチレン−アルキルアクリレートコポリマーが、収縮層
    または酷使層のいずれか一層、または収縮層及び酷使層
    の双方に存在する多層収縮フィルム。
  2. (2)第2層及び第6層が、超低密度ポリエチレン、線
    状低密度ポリエチレン、アイオノマー、エチレン−アル
    キルアクリレートコポリマー、エチレン−酢酸ビニルコ
    ポリマー及びこれらのブレンドからなる群から選択され
    るポリマー材料または材料のブレンドからなる請求項1
    に記載のフィルム。
  3. (3)前記エチレン−アルキルアクリレートコポリマー
    がエチレン−ブチルアクリレートコポリマーからなる請
    求項2に記載のフィルム。
  4. (4)前記エチレン−アルキルアクリレートコポリマー
    がエチレン−n−ブチルアクリレートコポリマーからな
    る請求項3に記載のフィルム。
  5. (5)フィルムにクック−イン条件に於ける耐層剥離性
    を与えるのに充分な線量で、放射線照射によりフィルム
    が架橋されることを特徴とする請求項1に記載のフィル
    ム。
  6. (6)フィルムが約3〜約12メガラドの間の照射線量
    での照射により架橋されることを特徴とする請求項1に
    記載のフィルム。
  7. (7)前記第2層及び第6層が、約1重量%〜99重量
    %の超低密度ポリエチレン及び約99重量%〜1重量%
    のエチレン−アルキルアクリレートコポリマーからなる
    請求項1に記載のフィルム。
  8. (8)前記フィルムが延伸配向されている請求項1に記
    載のフィルム。
  9. (9)前記フィルムが、横方向及び縦方向に約2.5:
    1〜約3.5:1の延伸比で配向している請求項8に記
    載のフィルム。
  10. (10)フィルムが化学的に架橋されている請求項1に
    記載のフィルム。
  11. (11)前記第1層が、約1〜6重量%のエチレン含量
    を有するプロピレン−エチレンランダムコポリマーから
    なる請求項1に記載のフィルム。
  12. (12)請求項1に記載のフィルムから作られたバッグ
  13. (13)請求項1に記載のフィルムから作られた包装材
    料。
JP2213579A 1989-08-11 1990-08-10 超低密度ポリエチレンを用いたクック―インフィルム Pending JPH03104636A (ja)

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