JPH03103609A - ねじ締め制御装置 - Google Patents

ねじ締め制御装置

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JPH03103609A
JPH03103609A JP23788589A JP23788589A JPH03103609A JP H03103609 A JPH03103609 A JP H03103609A JP 23788589 A JP23788589 A JP 23788589A JP 23788589 A JP23788589 A JP 23788589A JP H03103609 A JPH03103609 A JP H03103609A
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JP
Japan
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motor
upper limit
current
circuit
signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP23788589A
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English (en)
Inventor
Yoichi Hayashi
洋一 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication of JPH03103609A publication Critical patent/JPH03103609A/ja
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  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ねじ締めの際に電動ドライバの制御を行なう
ねじ締め制御装置に関し、詳細にはモータとビットとが
トーションバネを介して連結された構造を備えた電動ド
ライバの制御に関するものである。
(従来の技術) ねじ締めを行なうために従来から直流モータとこの直流
モータの回転軸に連結されたビットとを備えた電動ドラ
イバが多用されており、この電動ドライバのうち、ねじ
の着座時のショックを和げるために上記モータの回転軸
とビットとがトーションバネを介して連結された電動ド
ライバも多用されている。
ねじ締めを行なう際の上記電動ドライバの制御方法とし
て、従来は、直流モータに一定の電圧を印加することに
よりビットを回転させるトルクを得、上記モータに流れ
る電流をモニタして該電流が所定値を越えた場合に上記
モータへの電圧の印加を遮断するという方法が採用され
ている(例えば特開昭53−39599号公報参照)。
(発明が解決しようとする課題) 既にめねじが形威されておりそのめねじにビスを螺人す
る場合は、螺人している途中は上記モータのトルクは非
常に小さく、上記ビスの着座時に上記モータに流れる電
流が急激に増加するため、上記制御方法で十分である。
しかし、例えばプラスチック等に対するねじ締めは、主
としてタッピングねじを用い下穴にめねじを形成しなが
らねじ込むため、下穴やタッピングもねじのばらつきに
より締付時のトルクがかなり高くなることがある。この
場合、上記電動ドライバのモータに一定電圧を加えて回
転力を得る制御方法では、ねじ込みの途中のねじの頭が
浮いた状態でビットが停止するという問題点が生じてい
た。
上記問題点を解決するために上記一定電圧を高い値に設
定することも考えられ、この場合ねじ込みの途中でビッ
トが停止するという問題の発生する率は減少するが、今
度は、タッピングねじの径に比して下穴が多少広い方向
にばらついた時にめねじがつぶれてしまうという問題が
生じることになる。
本発明は、上記問題点に鑑み、ねじ締めが進み負荷が上
昇してきたときに、該負荷に負けてビットが一旦停止し
た場合にもねじ込みを再開させ、該ねじを確実に着座さ
せることのできるねじ締め制御装置を提供することを目
的とするも′のである。
(課題を解決するための手段) 本発明のねじ締め制御装置は、 ねじ締め用ビットと、負荷トルクの上昇により回転数が
低下する変速度特性を有するモータと、該モータの回転
軸と前記ビットとの間に配置され、トーションバネを介
して前記モータの回転力を前記ビットに伝達するカップ
リングとを備えた電動ドライバの制御を行なうねじ締め
制御装置において、 前記モータに流れる電流の上限値を指示する上限値指示
手段と、前記モータに流れる電流を検出して電流モニタ
信号を得る電流検出手段と、前記モータに流れる電流が
前記上限値を越えないように制限して、該モータの回転
速度を指示する速度指令信号に応じた電圧を該モータに
印加する電力供給手段と、前記モータに流れる電流が前
記上限値に達した後前記トーションバネの振動の略一周
期を経過した際に、前記上限値をこれまでの値より高い
値に変更する上限値変更手段とを備えたことを特徴とす
るものである。
(作  用) 本発明では、前記電動ドライバのモータに流れる電流が
前記上限値に達しても、その後前記トーションバネの振
動の略一周期を経過した際に、前記上限値をこれまでの
値より高い値に変更するようにしたため、ビットが負荷
に負けて一旦停止した場合でも前記トーションバネの弾
性力に積極的に前記モータのトルクを加えて増し締めが
行なわれ、ねじの浮きが確実に防止される。
(実施態様) 以下、図面参照して本発明の実施態様について説明する
第1図は、本発明のねじ締め制御装置の一実施態様を表
わしたブロック図である。
速度基準回路1から電動ドライバ2のモータ2aの回転
の開始、停止および基準の回転速度を指示する基準信号
aが出力され加算回路3に入力される。該加算回路3で
はこの基準信号aに後述するトルク増加信号dを加算し
て加算信号eを得、この加算信号eを速度指令回路4に
入力する。この速度指令回路4では、上記加算信号eに
応じて上記モータ2aの実際の回転速度を指示する速度
指令信号bを生戊する。この速度指令信号bは、本発明
の電力供給手段の一態様である電力増幅回路5に入力さ
れ、該電力増幅回路5は上記速度指令信号bに応じた電
圧Vを上記モータ2aに印加する。
ただし上記電力増幅回路5には本発明の上限値指示手段
の一態様である電流リミッタ回路6が接続されており、
上記モータlaに流れる電流が所定の上限値以下となる
ように電流制限が行なわれている。
上記電動ドライバ2は、図に示すように、上記モータ2
aと、ねじを回転させてねじ込みを行なうビット2bと
、上記モータ2aおよび上記ビット2bとをトーション
バネ2cを介して連結するカップリング2dとから構成
されている。ここで、上記モータ2aの回転軸に対する
上記ビット2bのねじれ角をψで表わす。
上記モータ2aを流れる電流は、本発明の電流検出手段
の一態様である電流検出回路7によりモニタされ、電流
モニタ信号Cが得られる。この電流モニタ信号Cは上記
電流リミッタ回路6に入力され、上記のように上限値以
上の電流が上記モータlaに流れることのないように電
流制限が行なわれる。また上記電流モニタ信号Cはトル
クアップ検出回路8にも入力される。このトルクアップ
検出回路8では入力された上記電流モニタ信号Cと、基
準値設定回路9から入力された基準値1とを比較し、上
記電流モニタ信号Cが上記基準値1を越えた時にねじが
着座したものと一旦仮定してトルクアップ信号mを出力
する。尚、このトルクアッブ信号mは上記電流リミッタ
回路6が作動した時、即ち上記モータ2aに流れる電流
が上記上限値を越えた時、またはその越えた時と相前後
して出力されるように上記基準値設定回路9が調整され
ている。
上記トルクアップ信号mによりフリップフロップIOが
セットされ、このセットされたタイミングによりタイマ
11が作動し、上記トーションバネ2cの振動の略一周
期に相当する時間が経過した後に加算量設定回路12に
向けて上記トルク増加信号dを出力するように指示する
。上記トルク増加信号dは加算回路l3に入力される。
該加算回路l3ではリミッタ基準回路l4から出力され
た、上記上限値を示すリミッタ基準信号nにトルク増加
信号dを加算して上限値信号0を出力する。この上限値
信号0は上記電流リミッタ回路6に人力され該電流リミ
ッタ回路6では上記電流モニタ信号Cが上限値信号0と
比較され上記モータ2aに流れる電流が上記上限値を越
えないように上記電力増幅回路5を制御する。尚、本実
施態様では上記トルクアッブ検出回路8〜上記リミッタ
基準回路14の各回路により、上限値変更手段の一態様
としての上限値変更回路l5が構成されている。
第2図は、第1図に示したブロック図の各部の信号等の
時間変化を示した図である。この第2図を参照して第1
図に示したねじ締め制御装置の動作についてさらに説明
する。
第2図(A)は、上記速度基準回路1から出力された上
記基準信号aの時間変化を表わした図である。時刻to
で立ち上がることにより上記モータ2aの回転開始を指
示し、基準信号aの値により上記モータ2aの回転速度
を指示し、時刻t1で立ち下がることにより上記モータ
2aへの電カの遮断が指示される。
第2図(B)は、上記速度指令回路4から出力された上
記速度指令信号bの時間変化を表わした図である。上記
時刻toから上記トルク増加信号dが出力される時刻t
2までの間は所定の電圧v(1に保持され該トルク増加
信号dが出力された時刻t2以降上記時刻t1までの間
はより高い電?v1に保持される。この電圧v■及びV
1は電流リミッタが作動しない場合の、上記モータ2a
に印加される電圧と比例する。尚、本発明では上記電圧
VQが十分に高い値に設定される場合、即ち、上記モー
タ2cが十分な高速度で回転ように設定する場合は、上
記トルクアップ検出回路8から上記トルクアップ信号m
が出力された時刻t2以降も電圧をV■からVlにさら
に上昇させることは必ずしも必要ではない。即ち一二の
場合、上記加算回路3は不要であって上記基準信号aを
そのまま上記加算信号eとしてもよい。
第2図(C)は、上記電力増幅回路5から出力され上記
モータ2aに入力される上記電圧Vの時間変化を表わし
た図、第2図(D)は、上記電流検出回路7によって得
られた上記電流モニタ信号Cの時間変化を表わした図、
第2図(E)は、上記モータ2aの回転軸に対する上記
ビット2bのねじれ角ψの時間変化を表わした図である
第2図(C)に示すように上記モニタ2aの回転開始時
刻toからねじが着座した瞬間の時刻t3までの間は一
定電圧v o/が上記モータ2aに印加される。この間
第2図(C)に示すように上記モータ2aに流れる電流
は先ず上記時刻toで突入電流が流れ、その後ねじ込み
開始時刻t4まではトルクは非常に小さいため小さな電
流値が保持され、上記ねじ込み開始時刻t4からねじ込
みが完了し該ねじが着座した時刻t3までの間はねじ込
みの負荷トルクの上昇とともに電流値が上昇する。また
、上記ビット2bの上記ねじれ角ψは上記時刻toの回
転開始の後多少振動した後上記ねじれ角ψがψユ0に一
旦落ち着く。ねじ込みが開始されると(上記時刻t4)
、ねじ込みが完了する時刻t4までの間トルクの上昇に
伴って上記ねじれ角ψが徐々に大きくなる。
第2図(D)に示すように、ねじ込みが完了すると(上
記時刻t4)トルクが急激に大きくなり、電流リミッタ
が作動して所定の上限値i(Hに電流がクリップされ、
したがって、これとともに第2図(C)に示すように上
記電圧Vは多少低い値vz/に低下する。このため上記
ねじれ角ψは第2図(E)に示すように上記時刻t3以
降所定の周期で振動し、時刻t2において一周期となる
第1図に示すフリップフロップ9は上記時刻t3でセッ
トされ、タイマ10は上記時刻t2でタイムアップする
ように設定される。このため上記トルク増加信号dが上
記時刻t2で出力され、該時刻t2において第2図(C
)に示すようにそれまでの上記上限値i0がより高い値
tlに変更される。
これによりトーションバネ2cの弾性力と上記モータ2
aのトルクとが加算され、ねじをさらにねじ込む方向に
回転させる力が働くことになる。このため、もし上記時
刻t3がねじが着座した時刻ではなく、上記モータ2a
のトルクが負荷に負けて上記ビット2bが一旦停止して
しまった時刻であった場合、ねじが確実に着座するよう
に上記時刻t2において再度ねじ込みが行なわれる。こ
れにより、ねじ込みが途中で中断されねじの頭が浮いた
状態となることが防止される。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明のねじ締め制御装置
は、電動ドライバのモータに流れる電流が上限値に達し
た後トーションバネの振動の略一周期を経過した際に、
上記上限値をこれまでの値より高い値に変更する上限値
変更手段を備えているため、ねじ締めが進み負荷が上昇
してきたときに、該負荷に負けてビットが一旦停止して
も、ねじ込みが再開され確実にねじ込みが行なわれる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のねじ締め制御装置の一実施態様を表
わしたブロック図、 第2図は、第1図に示したブロック図の各部の信号等の
時間変化を示した図である。 1・・・速度基準回路 2a・・・モータ 2c・・・トーションバネ 3・・・加算回路 5・・・電力増幅回路 l5・・・上限値変更回路 2・・・電動ドライバ 2b・・・ビット 2d・・・カップリング 4・・・速度指令回路 6・・・電流リミッタ回路

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ねじ締め用ビットと、負荷トルクの上昇により回転数が
    低下する変速度特性を有するモータと、該モータの回転
    軸と前記ビットとの間に配置され、トーションバネを介
    して前記モータの回転力を前記ビットに伝達するカップ
    リングとを備えた電動ドライバの制御を行なうねじ締め
    制御装置において、 前記モータに流れる電流の上限値を指示する上限値指示
    手段と、前記モータに流れる電流を検出して電流モニタ
    信号を得る電流検出手段と、前記モータに流れる電流が
    前記上限値を越えないように制限して、該モータの回転
    速度を指示する速度指令信号に応じた電圧を該モータに
    印加する電力供給手段と、前記モータに流れる電流が前
    記上限値に達した後前記トーションバネの振動の略一周
    期を経過した際に、前記上限値をこれまでの値より高い
    値に変更する上限値変更手段とを備えたことを特徴とす
    るねじ締め制御装置。
JP23788589A 1989-09-13 1989-09-13 ねじ締め制御装置 Pending JPH03103609A (ja)

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JP23788589A JPH03103609A (ja) 1989-09-13 1989-09-13 ねじ締め制御装置

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JP23788589A JPH03103609A (ja) 1989-09-13 1989-09-13 ねじ締め制御装置

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JPH03103609A true JPH03103609A (ja) 1991-04-30

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ID=17021865

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JP (1) JPH03103609A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007267089A (ja) * 2006-03-29 2007-10-11 Furukawa Electric Co Ltd:The 多周波共用アンテナ
JP2007267088A (ja) * 2006-03-29 2007-10-11 Furukawa Electric Co Ltd:The 多周波共用アンテナ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007267089A (ja) * 2006-03-29 2007-10-11 Furukawa Electric Co Ltd:The 多周波共用アンテナ
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