JPH03103254A - 脱臭・防水・防菌・防カビシート - Google Patents

脱臭・防水・防菌・防カビシート

Info

Publication number
JPH03103254A
JPH03103254A JP1241387A JP24138789A JPH03103254A JP H03103254 A JPH03103254 A JP H03103254A JP 1241387 A JP1241387 A JP 1241387A JP 24138789 A JP24138789 A JP 24138789A JP H03103254 A JPH03103254 A JP H03103254A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
water
deodorizing
layer
fabric layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1241387A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiko Nishimura
西村 雄彦
Sanehiro Koike
小池 修弘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denka Seiken Co Ltd
Original Assignee
Denka Seiken Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denka Seiken Co Ltd filed Critical Denka Seiken Co Ltd
Priority to JP1241387A priority Critical patent/JPH03103254A/ja
Publication of JPH03103254A publication Critical patent/JPH03103254A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Toilet Supplies (AREA)
  • Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
  • Bedding Items (AREA)
  • Invalid Beds And Related Equipment (AREA)
  • Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は,病人介護、トイレタリー、幼児用オムツ等の
分野で使用されるシーツ類に関する.[従来の技術] 従来より防湿、脱臭等の特性を有するシーツ類は各種考
案されているが、特に上記分野において悪臭、異臭の除
去,充分な吸水性、防菌・防カビ性等の衛生上の要求を
満足し、さらにシーツ本来の肌合い及び長期間の使用に
耐える充分な物理的強度(湿潤強度を含む)を有するシ
ートはいまだ開発されていない. [発明が解決しようとする問題点] 従って,本発明の目的は,防水.防湿.吸水、脱臭,防
菌、防カビ作用を同時に有し、適当な肌触り及び長期間
の使用に耐え得る強度を有するシートを提供することで
ある. [問題点を解決するための手段] 本発明者らは鋭意研究の結果、高吸水性樹脂シートを良
質な不織布の間にはさむことによりソフトな肌触りを保
持し、かつ充分な強度、耐摩耗性、柔軟性、弾力性を有
する軽量,強靭なシートを得ることができることを見出
した.さらに、高吸水樹脂シートまたは不織布に脱臭剤
、防菌・防カビ剤を含入させることにより同時に脱臭,
防菌、防カビ効果を得ることができることを見出し、こ
の発明を完成した. すなわち,本発明は、少なくとも第1の不織布層、吸水
性樹脂層、プラスチックフイルム層及び第2の不織布層
の順に積層される複合シートであって、第1の不織布層
又は吸水性樹脂層に脱臭剤及び/又は防菌・防カビ剤を
含有する複合シートを提供する. [発明の具体的な説明] 本発明の複合シートは,不織布層、吸水性樹脂層、プラ
スチックフィルム層及び不織布層を積層した構造を有す
る.不織布層はソフトな風合で柔軟性があり,しかも丈
夫な不織布からなることが好ましい.本発明で用いられ
る好ましい不織布としては、ナイロン,アクリル、ビニ
ロン,綿、ポリエステル、レーヨン,ボリブロビレン.
ポリエチレン、ポリウレタン、セルロース、バルブ等の
不織布を挙げることができる.中でも、ナイロン、ビニ
ロン等の親木基を側鎖に有するポリマーからなる不織布
が,脱臭剤、防菌・防カビ剤の吸着が容易なので好まし
く用いられる. 不織布層と不織布層の間に吸水性シート及び防水シート
をはさむことにより、シーツとしての肌合い、及び耐久
性を持つことができる.吸水性崩脂シート層はポリアク
リル酸,ポリアクリル酸ナトリウム、でん粉、ポリアク
リル酸グラフト共重合体、酢酸ビニルーアクリル酸エス
テル共重合体ケン化物,ポリビニルアルコール、イソブ
チレン無水マレイン酸共重合体等の吸水性樹脂から成る
シートが好ましく、特に吸水性を考慮して、吸水倍率が
好ましくは100cc/g以上である高吸水性樹脂を用
いるのが好ましい.吸水性樹脂から形成されたシートを
用いることもできるが、バルブシ一ト等の基材に吸水性
樹脂を倉入させたものを用いることもできる.この場合
、吸水性樹脂の配合量は5〜50重量%が好ましい.本
発明の複合シートに脱臭作用及び防菌・防カビ作用を持
たせるために上記した不織布層又は吸水性樹脂層に脱臭
剤及び防菌・防カビ剤を含有する.本発明に用いられる
脱臭剤としては従来この分野に用いられる防臭剤及び脱
臭剤を使用することができるが、特に限定されるもので
はない.脱臭作用を長期間持続するという点では、有機
酸又は金属系脱臭剤が好ましい.特に、硫酸マンガン、
L−アスコルビン酸及びクエン酸を混有する脱臭剤は水
溶性なので水に溶解して不織布や吸水性樹脂シートに含
浸させた後乾燥して容易に吸着させることができ,また
この脱臭剤は特にアンモニア系及び硫化水素系のガスの
吸着効果が著しいので好ましく用いられる.脱臭剤の添
加量としては、不織布層に対し好ましくは0,l〜5.
0重量%である.また、硫酸マンガンーL−アスコルビ
ン酸一クエン酸の系を用いる場合、これらの比は好まし
くは硫酸マンガン50〜70%、L−アスコルビンi1
!10〜30%、クエン酸lO〜30%である. また、本発明に用いられる防菌・防カビ剤としては、特
に制限されるものではないが、ペンズイミダゾール系、
有機窒素系、有機金属化合物系等が好ましく用いられる
.防菌・防カビ剤の添加量は、不織布層に対し0.Ol
〜1.0重量%が好ましい. 不織布層に対して脱臭剤を吸着させるには、上記のよう
に溶液状にして含浸させた後、熱風による乾燥,又は熱
圧着ロールにかけて圧着と同時に乾燥させる方法がある
.また、防菌・防カビ剤は、通常、水溶液をスプレーし
、乾燥させる方法がとられる.吸水性樹脂層に脱臭及び
防菌・防カビの機能を付与するには、通常粉末状で均一
混合させる方法がとられる. 本発明の複合シートにおいて水の下部への透過を防止す
るためにプラスチックフィルム層を設ける.本発明に用
いられるプラスチックフィルムとしては,ポリエチレン
、ボリブロピレン、ボリスチレン、ポリ塩化ビニル等の
プラスチックフィルムが好ましい。
本発明の複合シートの厚さは、好ましくは500〜16
00LL mであり、各層の厚さは第1の不織布層は好
ましくはlロ0〜400μ殿、吸水性樹脂層は好ましく
は300〜700μ場、プラスチックフィルムは好まし
くはlO〜50μ請、第2の不織布層は好ましくはlO
O〜400μmである.上記の各シートは、重ねて熱圧
着することにより本発明の複合シートを得ることができ
る.また、不織布層を表面に持つことにより、各種染色
及び面、縁等の装飾加工が可能である.本発明の複合シ
ートは第1の不織布層を体側にして使用することができ
る. [発明の効果] 本発明により吸水性、防水性、防菌・防カビ性及び耐久
性を同時に満足する複合シートが提供された!また、不
織布を外層に使用することにより適度な肌触りを有する
ので介護用としてベッドシーツ等のシーツ類、おむつ,
便器の下敷き等に幅広く有用である.またその特性から
、家庭用、乗り物用、ベット用等広い分野で脱臭シート
、吸水性防水シート、防菌・防カビシートとして利用で
きる. [実施例1 本発明を下記実施例により具体的に説明するが、本発明
の実施例はこれらに隈定されるものではない. 実』L例 ナイロン系不織布工ルクス−Nシリーズ(旭化成社製)
をl00c■X  160ca+に裁断し脱臭剤溶液(
硫酸マンガン40g/I2. L−アスコルビン酸14
g/42、クエン酸15g/β)を含浸させた後、熱圧
着ロールにかけて圧着と同時に乾燥した.その後,スー
パーガード抗菌剤(米国,ペントロン社製)0.2容量
%の水溶液をスプレーし乾燥した.吸水性樹脂層として
単繊維のパルプシ一トにポリアクリル酸系吸水性高分子
物質を15重量%含有したシートを1(10cm X 
 l(10cmに裁断した.また、防水シートとして不
織布(レーヨン素材)に厚さ30μ鵬のポリエチレンを
ラミネートしたものを105cm X  105cmに
裁断した.これらを重ねて80℃で熱圧着し、縁をステ
ッチがけして本発明の複合シートを得た.得られた複合
シートは病院及び家庭でベッド用又は敷布団用シートカ
バーとして実用に供した.その結果.吸水性は満足する
ものであり、脱臭効果は実質約2か月間持続することが
分かった.また、本発明のシーツの使い心地は良好であ
った.さらに、得られた複合シートは0.5mm角に裁
断しその5gを試料カラムに充填し、この試料力ラムに
アンモニア又は硫化水素ガスを通し、カラム通過後のア
ンモニア又は硫化水素ガス濃度を測定し供給ガス濃度と
比較して脱臭効果を調べた.試験の条件は下記に示した
通りである. ガス濃度:アンモニア900PPM、硫化水素200P
PMガス流量:24/分 圧力:  70 IIm/HJ 試料:5g 室温=22℃ カラム径:20msiφ その結果を表l及び2に示す.

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも第1の不織布層、吸水性樹脂層、プラ
    スチックフィルム層及び第2の不織布層の順に積層され
    る複合シートであって、第1の不織布層又は吸水性樹脂
    層に脱臭剤及び/又は防菌・防カビ剤を含有する脱臭・
    防水・防菌・防カビシート。
  2. (2)吸水性樹脂層が吸水倍率100cc/g以上の吸
    水性樹脂を含有する請求項1記載の複合シート。
  3. (3)脱臭剤が硫酸マンガン、L−アスコルビン酸及び
    クエン酸から成る請求項1又は2記載の複合シート。
JP1241387A 1989-09-18 1989-09-18 脱臭・防水・防菌・防カビシート Pending JPH03103254A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1241387A JPH03103254A (ja) 1989-09-18 1989-09-18 脱臭・防水・防菌・防カビシート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1241387A JPH03103254A (ja) 1989-09-18 1989-09-18 脱臭・防水・防菌・防カビシート

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03103254A true JPH03103254A (ja) 1991-04-30

Family

ID=17073531

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1241387A Pending JPH03103254A (ja) 1989-09-18 1989-09-18 脱臭・防水・防菌・防カビシート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03103254A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111572139A (zh) * 2020-05-27 2020-08-25 浙江和顺新材料有限公司 一种包装印刷用彩色高亮高透抗菌聚酯薄膜及其制备方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111572139A (zh) * 2020-05-27 2020-08-25 浙江和顺新材料有限公司 一种包装印刷用彩色高亮高透抗菌聚酯薄膜及其制备方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0510619A1 (en) Article for absorbing bodily fluids and controlling malodor created by same
CN101325981A (zh) 吸收制品
US20030172458A1 (en) Disposable, moisture vapour permeable, liquid impermeable covering sheet having odour reduction properties
JP2016168336A (ja) 吸収性物品
JP2014079284A (ja) 吸収性物品
JP2004512862A (ja) 高い対流的空気流速度を有する吸収性障壁構造体及びそれから作成される製品
WO1995003769A2 (en) Deodorising fluids absorption mat, in particular for coffins, and its method of production
JPH03103254A (ja) 脱臭・防水・防菌・防カビシート
JPH0568694A (ja) 吸収性物品
JPS6128422A (ja) 防水、脱臭シ−ト材
JP5135633B2 (ja) 簡易トイレの***物処理方法および***物ゲル化隠蔽消臭用おとし紙
JP2004510476A (ja) 臭気低減特性を有する透湿性があり、液体不透過性の使い捨てカバーシート
CN108619895A (zh) 一种除异味装置及方法
JP2002325827A (ja) 消臭吸湿シート材
JP2004316047A (ja) 消臭調湿紙及びその製造方法
JP2018143595A (ja) 消臭抗菌防水シート及び該消臭抗菌防水シートを用いた寝具用シート及びベッドパット
CN2868260Y (zh) 含炭粒的垫单
JP2004215693A (ja) 吸水材およびおむつ類
JP2002153545A (ja) 衛生剤組成物
JP2000225180A (ja) 消臭剤
JPS63158118A (ja) 吸湿材
JPH11248A (ja) 機能性シーツ
JP2004346130A (ja) 吸水性樹脂組成物および衛生用品
JP3088364U (ja) 衣類等の消臭吸湿収納体
JP3096907U (ja) 消臭調湿畳