JPH03100069A - 硬化性被覆組成物 - Google Patents

硬化性被覆組成物

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JPH03100069A
JPH03100069A JP23797689A JP23797689A JPH03100069A JP H03100069 A JPH03100069 A JP H03100069A JP 23797689 A JP23797689 A JP 23797689A JP 23797689 A JP23797689 A JP 23797689A JP H03100069 A JPH03100069 A JP H03100069A
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野浪 薫
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新本 雅樹
Mitsuo Sato
三男 佐藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、オリゴマー/モノマー系を、空気存在下でも
常温、加熱または紫外線で硬化することのできる、新規
な硬化性被覆組成物に関する。
[従来の技術] 従来、オリゴマー/モノマー系を主体とする組成物は、
紫外線硬化型塗料、電子線硬化型塗料として、種々の用
途で使用されているが、例えば、複雑な形状を有する成
型物を紫外線硬化型塗料で硬化させようとした場合、紫
外線の当たらない部分はいつまでも未架橋でベタベタし
たままである。
このため、紫外線を照射した後、未架橋部を熱によって
、架橋させようとして加熱をしたとしても、従来のオリ
ゴマー/モノマー系では、表面層が架橋せずいつまでも
ベタベタする。これは、一般に、ラジカル重合反応が、
空気中の酸素の重合禁止作用により、硬化反応が阻害さ
れるからである。
従って、空気中でも、硬化反応の阻害のない、いわゆる
空気硬化性のよいオリゴマー/モノマー系を主成分とす
る組成物ができれば、紫外線硬化型塗料の長所である、
短時間硬化が可能で、かつ、紫外線等の未照射部でも、
硬化可能な、組成物が得られる事になる。
ところで、従来、空気硬化性を改良するためには、種々
の改良が成されている。例えば、特開昭62−5471
6号公報にはラジカル重合性樹脂に、アリルエーテル基
及び(メタ)アクリロイル基を有するウレタンオリゴマ
ーを混合する組成物が、又、U、  S、  P、  
4. 520. 184号明細書にはポリアリルグリシ
ジルエーテルのオリゴマーを用いた組成物がそれぞれ開
示されているが、前者にあっては、空気硬化性が十分で
ない、又、後者にあっては耐水性が悪いという、問題が
それぞれあり、空気硬化性の優れた硬化性被覆組成物の
出現が望まれていた。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明の目的は、空気雰囲気下で、常温若しくは加熱又
は紫外線を照射することにより、オリコマ−/モノマー
が硬化可能で、耐水性がよく、強度のある硬化性被覆組
成物に関するものである。
[問題点を解決するための手段] 本発明の要旨とするところは、 (a>一分子中に重合性不飽和基を2個以上含有する重
合性オリゴマー 又は一分子中に重合性不飽和基を2個
以上含有する重合性オリゴマーとラジカル重合性ビニル
系単量体との混合物、95重量%以下、 (b)下記一般式で表わされるポリウレタンボッエン5
重量%以上、 RI    [NHCOOR2(OCH2−CH−CH
2)n−1]  s  (1)但し、RIは1分子中に
m個のイソシアネートを有する化合物のイソシアネート
を除く残基で、その分子量は1000以下で、mは2以
上の整数、R2は1分子中にn個の水酸基を有する化合
物の水酸基を除く残基で、その分子量は500以下で、
nは3以上の整数で、mx(n−1)は6以上の整数 (e)全屈ドライヤー 0〜1重量% 及び (d)重合開始剤 0〜10重量% からなる組成物にある。
本発明において使用される(a)成分は、使用範囲が9
5重量%以下であり、95重量%より多いと必然的にポ
リウレタンポリエンが5重量%以下になるので空気硬化
性が悪くなり、好ましくないO 1分子中に重合性不飽和基を2@以上含有する重合性オ
リゴマーとしては、特に限定されるものではないが、そ
の例としては、フタル酸、アジピン酸等の多塩基酸とエ
チレングリコール、ブタンジオール等の多価アルコール
と(メタ)アクリル酸との反応で得られるポリエステル
ポリ(メタ)アクリレート、エポキシ樹脂と(メタ)ア
クリル酸との反応で得られるエポキシポリ(メタ)アク
リレート、ポリオールとポリイソシアネートと2−ヒド
ロキシエチルアクリレート等の水酸基含有モノマーとの
反応で得られるウレタンポリ(メタ)アクリレート、ポ
リシロキサンと(メタ)アクリル酸との反応によって得
られるポリシロキサンポリ(メタ)アクリレート等が挙
げられる。
又、ラジカル重合性ビニル系単量体は、例えば(メタ)
アクリル酸メチル、 (メタ)アクリル酸エチル、 (
メタ)アクリル酸プロピル、 (メタ)アクリル酸n−
ブチル、 (メタ)アクリル酸t−ブチル、(メタ)ア
クリル酸2−エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸n−
ノニル、 (メタ)アクリル酸シクロヘキシル、(メタ
)アクリル酸ベンジル、(メタ)アクリル酸ジシクロペ
ンテニル、 (メタ)アクリル酸2−ジシクロペンテノ
キシエチル、 (メタ)アクリル酸メトキシエチル、 
(メタ)アクリル酸エトキシエチル、 (メタ)アクリ
ル酸ブトキシエチル、 (メタ)アクリル酸メトキシエ
トキシエチル、 (メタ)アクリル酸エトキシエトキシ
エチル、 (メタ)アクリル酸テトラヒドロフルフリル
、(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシエチル、 (メタ
)アクリル酸2−ヒドロキシプロピル、 (メタ)アク
リル酸4−ヒドロキシブチル、(メタ)アクリル酸、 
(メタ)アクリロイルモルホリン等の(メタ)アクリル
酸及びそのエステル、N−ビニル−2−ピロリドン、N
−ビニルイミダゾール、N−ビニルカプロラクタム、ス
チレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン、酢酸ア
リル、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、安息香酸ビニ
ル、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート
、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクl)レート
、トリアリルシアヌレート、l−リジンイソシアネ−ト
、トリアリルホルマール(1、3,5−トリアクリロイ
ルへキサヒドロ−S−トリアジン)、ポリエチレングリ
コールジ(メタ)アクリレート、ポリブチレングリコー
ルジ(メタ)アクリレート等が挙げられる。
ラジカル重合性ビニル系単量体は、前述した1分子中に
重合性不飽和基を2個以上含有する重合性オリゴマーの
60重量%まで置換することができる。60重量%を越
えると耐水性、耐溶剤性等の塗膜性能が低下する。
本発明において使用される一般式(I)のポリウレタン
ポリエンは、ジイソシアネート、トリイソシアネートや
これらのビニ−レット、多量体又はポリオールとの付加
体等のポリイソシアネートと、1分子中に1個の水酸基
と2個以上のアリルエーテル基を有する化合物との反応
により合成されるもので、それぞれの活性基を除いた残
基R1゜R2の分子量はそれぞれ1000以下、500
以下である。
ポリイソシアネートの具体例としては、I−リレンジイ
ソシアネート、エチレンジイソシアネート、1.2−ジ
イソシアナトプロパン、1.3−ジイソシアナトプロパ
ン、4.4−−ジフェニルメタンジイソシアネート、キ
シリレンジイソシアネート、テトラメチルキシリレンジ
イソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、リ
ジンイソシアネート、4.4−−メチレンビス(シクロ
ヘキシル)イソシアネート、メチルシクロヘキサン2゜
4−ジイソシアネート、メチルシクロヘキサン2゜6−
ジイソシアネート、1. 3−ビス(イソシアナトメチ
ル)シクロヘキサン、インホロンジイソシアネート、ト
リメチルへキサメチレンジイソシアネート、テトラメチ
レンジイソシアネート、ダイマー酸ジイソシアネート、
2−イソシアナトエチル2.6−ジイツシてナトヘキサ
ノエート等のジイソシアネート、トリイソシアネート単
体ビューレット及びその多量体やそのポリオールとの付
加体等を挙げることが出来る。
付加体に使用するポリオールの具体例としては、エチレ
ングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコ
ール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコ
ール、ポリブチレングリコール、ポリテトラメチレング
リコール、トリメチロールプロパン、ポリトリメチロー
ルプロパン、ペンタエリストール、ポリペンタエリスト
ール、ソルビトール、マンニトール、グリセリン、ポリ
グリセリン等のアルコールやポリエーテルポリオール、
多価アルコールと多塩基酸から合成されるポリエステル
ポリオール、ポリカプロラクトンポリオール等のポリエ
ステルポリオール等が挙げられる。
1分子中に1個の水酸基と2個以上のアリルエーテル基
を有する化合物の具体例としては、トリメチロールメタ
ンジアリルエーテル、トリメチロールエタンジアリルエ
ーテル、トリメチロールプロパンジアリルエーテル、ジ
トリメチロールプロパントリアリルエーテル、グリセリ
ンジアリルエ−テ゛ル、ジグリセリントリアリルエーテ
ル、ペンタエリスリトールトリアリルエーテル、ジペン
タエリスリトールペンタアリルエーテル、及び、トリメ
チロールメタン、トリメチロールエタン、トリメチロー
ルプロパン、ジトリメチロールプロパン、グリセリン、
ジグリセリン、ペンタエリスリトール、ジペンタエリス
リトール等のポリオールにエチレンオキサイド、プロピ
レンオキサイド、テトラメチレンオキサイド等のアルキ
レンオキサイド付加体ポリオールのジ、トリ、又はペン
タアリルエーテル等を挙げることが出来る。
ポリイソシアネートとモノヒドロキシポリアリルエーテ
ル化合物との反応は、ジブチルチンジラウレート等のス
ズ系触媒で、イソシアネートと水酸基がほぼ等量になる
ように用いて、60〜70°Cで数時間加熱することに
より終了する。
ポリウレタンポリエン中のアリルエーテル基の数は、6
個以上である必要がある。6個より少ないと空気中での
硬化性が不十分であり、好ましくない。
ポリウレタンポリエンの含有量は、5重量%以上であり
、5重量%未満では、空気雰囲気下での常温又は加熱硬
化性が悪くなる。
(c)の金属ドライヤーは、本発明組成物の硬化を顕著
に加速させるのに効果がある。金属ドライヤーの具体例
としては、コバルト、マンガン、バリウム、セリウム、
鉛、亜鉛、カルシウム、チタン、ジルコニウム、鉄、銅
、スズ等の金属とアセチル酸、ナフテン酸、オクチル酸
、トール油脂肪酸等のカルボン酸との塩を¥ぼることが
出来る。
金属ドライヤーの添加量は0〜1重1%である。
1重量%を越えると、着色、退色等の不具合を生じ、又
、貯蔵安定性が悪くなり、好ましくない。
金属ドライヤーは通常、それが組成物全体に分散するこ
とを目的として適当な溶媒中の溶液として用いられる。
塗膜形成時の硬化機構は完全に究明されていないが、金
属ドライヤーのみの場合、平滑性に乏しい塗面状態とな
ることがあるが、その場合には重合開始剤を加えても良
い。
(d)の重合開始剤とは、フリーラジカル重合開始剤の
ことであり、その具体例としては、例えば、ベンゾイル
パーオキサイド、ラウロイルパーオキサイド、クメンハ
イドロパーオキサイド、1−ブチルハイドロパーオキサ
イド等の過酸化物や、アゾビスイソブチロニトリル、2
.2−アゾビス(2−メチルブチロニトリル)、2.2
−アゾビス(2−メチルプロパン)等のアゾ系化合初等
カ挙げられる。
重合開始剤の使用範囲は、0〜10重量%である。10
重量%を越えると塗料の安定性が低下し、好ましくない
本発明組成物を紫外線照射にて硬化させる場合には、組
成物中に光開始剤を配合することが好ましい。その配合
量は0801〜10重量%である。
その具体例としては、ベンゾフェノン、ベンゾイン、イ
ソブチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル、
ベンジルジメチルメタール、2I2−ジェトキシアセト
フェノン、2,2−ジブトキシアセトフェノン、1−ヒ
ドロキシシクロへキシルフェニルケトン、2−ヒドロキ
シ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン、2
−メチル−1−[4−(メチルチオ)フェニルツー2−
モルフォリノ−プロパノン−1,2−ベンジル−2−ジ
メチルアミン−1−(4−モルフォリノフェニル)−ブ
タンオン−1、メチルフェニルグリオキシレート、エチ
ルフェニルグリオキシレート、2−クロロチオキサント
ン、2.4−ジエチルチオキサントン、2.4−ジイソ
プロピルチオキサン、2. 4. 6−トリメチルベン
ゾイルジフエノイルホスフインオキサイド等を挙げるこ
とが出来る。
本発明組成物は、必要に応じてレベリング剤、スリップ
剤、消泡剤、はじき防止剤、湿潤剤、分散剤、沈降防止
剤、だれ防止剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、重合禁止
剤、カップリング剤等の各種添加剤や、粘度調整のため
に揮発性有機溶剤を添加することが出来る。
更に、本発明組成物にはその着色を目的に染料、顔料等
を添加することが出来る。
本発明組成物は、被塗物に被覆後、空気中で放置するだ
けで硬化させることが出来るし、加熱することでその硬
化を促進させることもでき、又、低圧水銀灯、中圧水銀
灯、高圧水銀灯、超高圧水銀灯、キセノンランプ、ガリ
ウムランプ、メタルハライドランプ、太陽光等の紫外線
を照射することによっても速やかに硬化させることが出
来る。
本発明組成物で形成される塗膜は、常温若しくは比較的
低温での加熱によって硬化することが出来るので、高温
で加熱すると変形変質するようなプラスチック製品に塗
装することができ、高温加熱の必要がないことから省エ
ネルギーが可能となり、更に、木、ガラス、無機材料等
にも適用でき、自動車外板等の金属とプラスチックとの
一体塗装も実現出来る。
以下、実施例により本発明を説明する。
ポリウレタンポリエンの °61 ヘキサメチレンジイソシアネート三量体1モルとジブチ
ルチンジラウレート0.001モルを反応容器に仕込み
、70℃に昇温し、トリメチロールプロパンジアリルエ
ーテル3モルを1時間で滴下し、その後、同温で5時間
反応させ、目的とする1分子中にアリル基を6個有する
ポリウレタンポリエン(A)を合成した。
ポリウレタンポリエンの ”12 ヘキサメチレンジイソシアネートビューレット1モルと
ジブチルチンジラウレート0.001モルとペンタエリ
スリトールトリアリルエーテル3モルを用い、製造例1
と同一方法にて、目的とする1分子中にアリル基を9個
有するポリウレタンポリエン(B)を合成した。
ポリウレタンポリエンの 3 イソホロンジイソシアネート3モルとジブチルチンジラ
ウレート0.002モルを反応容器に仕込み、70℃に
昇温し、これにトリメチロールプロパン1モルを60℃
に加熱保温し、液状にした上で、1時間で滴下15、そ
の後同温で3時間反応させ、更にジトリメチロールプロ
パントリアリルエーテル3モルを1時間で滴下し、滴下
後見に5時間反応させて、目的とする1分子中にアリル
基を9個有するポリウレタンポリエン(C)を合成した
ポリウレタンポリエンの製造 4 インホロンジイソシアネート二量体1モルとジブチルチ
ンジラウレート0.001モルとベンタエリスリトール
エチレノキサイド変性トリアリルエーテル3モルを用い
、製造例1と同一方法にて、目的とする1分子中にアリ
ル基を9個有するポリウレタンポリエン(D)を合成し
た。
ポリウレタンポリエンの ”″ 5 キシリレンジイソシアネ一ト1モルとジブチルチンジラ
ウレート0.001モルとトリメチロールプロパンジア
リルエーテル2壬ルヲ用い fEJ 造例1と同一方法
にて、目的とする1分子中にアリル基を4個有するポリ
ウレタンポリエン(E)を合成した。
クリセリン 1.0モル、2−ヒドロキシエチルアクリ
レート 1.0モル、トリメチロールプロパンジアリル
エーテル 1.0モルを反応容器に仕込み、50℃以下
に保ちながらイソホロンジイソシアネート2.0モルを
滴下し、反応させ、目的とするアリルエーテル基および
(メタ)アクリロイル基を含有するウレタンオリゴマー
(F)を得た。
ポリアリルグリシジルエーテルのオリゴマーの製1皿 エチレングリコール41.6gと触媒として三フッ化ホ
ウ素エチルエーテル5gを反応容器に仕込み、80℃に
昇温し、アリルグリシジルエーテル856gを2時間で
滴下し、滴下後20°Cに冷却し、更に触媒3gを加え
た後、再び80°Cに昇温し、アリルグリシジルエーテ
ル856gを2時間で滴下し、更に30分間同温で反応
させ、室温に冷却して、目的とするOH基を含有するポ
リアリルグリシジルエーテルのオリゴマー(G)を得た
[実施例1] インホロンジイソシアネートとポリカプロラクトンジオ
ールとアクリル酸2−ヒドロキシエチルとの反応で得ら
れるウレタンジアクリレート(U)50重量部、ポリウ
レタンポリエン(A)50重71部、2−エチルヘキシ
ル酸コバルトの12%シクロヘキサン溶液0.2重量部
、メチルエチルケトンパーオキサイド2重量部から成る
組成物をブリキ板に膜厚が40μmになるように塗布し
、室温で7日間放置したところ、塗膜は完全に硬化した
。この塗装板の性能評価結果を表1に示した。
[実施例2コ インホロンジイソシアネートとポリカプロラクトンジオ
ールとアクリル酸2−ヒドロキシエチルとの反応で得ら
れるウレタンジアクリレート(U)80重量部、ポリウ
レタンポリエン(B)20111部、2−エチルヘキシ
ル酸コバルトの12%シクロへ牛サン溶液0.8重量部
、シクロヘキサノンパーオキサイド1重量部から成る組
成物をブリキ板に膜厚が40μmになるように塗布し、
80℃で30分間加熱したところ、塗膜は完全に硬化し
た。この塗装板の性能評価結果を表1に示した。
[実施例3] インホロンジイソシアネートとポリカプロラクトンジオ
ールとアクリル酸2−ヒドロキシエチルとの反応で得ら
れるウレタンジアクリレート(u)60重量部、ポリウ
レタンポリエン(C)40重量部、2−エチルヘキシル
酸コバルトの12%シクロヘキサン溶液0. 4重量部
、メチルエチルケトンパーオキサイド2重量部から成る
組成物をブリキ板に膜厚が40μmになるように塗布し
、室温で7日間放置したところ塗膜は完全に硬化した。
この塗装板の性能評価結果を表1に示した。
[実施例4] ビスフェノールA型エポキシ樹脂とアクリル酸との反応
で得られるエポキシジアクリレート(e)70重量部、
ポリウレタンポリエン(D)30重jlL  2−エチ
ルヘキシル酸コバルトの12%シクロヘキサン溶液0.
4重量部、t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノ
エート3重量部から成る組成物をブリキ板に膜厚が40
μmになるように塗布し、70℃で30分間加熱したと
ころ塗膜は完全に硬化した。この塗装板の性能評価結果
を表1に示した。
[実施例5] ビスフェノールA型エポキシ樹脂とアクリル酸との反応
で得られるエポキシジアクリレート(e)40重量部、
ポリウレタンポリエン(A)60重jll、2−エチル
ヘキシル酸コバルトの12%シクロヘキサン溶液0.4
重量部、メチルエチルケトンパーオキサイド2重量部か
ら成る組成物をブリキ板に膜厚が40μmになるように
塗布し、60℃で30分間加熱し・たとこる塗膜は完全
に硬化した。この塗装板の性能評価結果を表1に示した
[実施例6コ インホロンジイソシアネートとポリカプロラクトンジオ
ールとアクリル酸2−ヒドロキシエチルとの反応で得ら
れるウレタンジアクリレート(u)60重量部、ポリウ
レタンポリエン(B)40重量部から成る組成物をブリ
キ板に膜厚が40μmになるように塗布し、140’C
で30分間加熱したところ塗膜は完全に硬化した。この
塗装板の性能評価結果を表1に示した。
[実施例7] アジピン酸とネオペンチルグリコールとの縮合物とアク
リル酸との反応で得られるポリエステルジアクリレート
(a)70重量部、ポリウレタンポリエン(B)ao重
量s、2−エチルヘキシル酸コバルトの12%シクロヘ
キサン溶ho、  4重量部、メチルエチルケトンパー
オキサイド2重量部から成る組成物をブリキ板に膜厚が
40μmになるように塗布し、70℃で30分加熱した
ところ、塗膜は完全に硬化した。この塗装板あ性能評価
結果を表1に示した。
[実施例8] 両末端にヒドロキシル基を有するジメチルポリシロキサ
ンとγ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシランと
の反応で得られるポリシロキサンジメタクリレート(S
)70重1部、ポリウレタンポリエン(C)30重量部
、2−エチルヘキシル酸コバルトの12%シクロヘキサ
ン溶i&o、4重量部、メチルエチルケトンパーオキサ
イド2重量部から成る組成物をブリキ板に膜厚が40μ
mに成るように塗布し、70°Cで30分間加熱したと
ころ、塗膜は完全に硬化した。この塗装板の性能評価結
果を表1に示した。
〔比較例1] インホロンジイソシアネートとポリカプロラクトンジオ
ールとアクリル酸2−ヒドロキシエチルとの反応で得ら
れるウレタンジアクリレート(U)70重量部、ポリウ
レタンポリエン(E)30重11部、2−エチルヘキシ
ル酸コバルトの12%シクロへ牛すン溶1ffl 00
4重量部、メチルエチルケトンパーオキサイド2重量部
から成る組成物をブリキ板に膜厚が40μmになるよう
に塗布し、70℃で30分間加熱したが、塗膜は硬化せ
ず、表面にタックが残った。
[比較例2] イソホロンジイソシアネートとポリカプロラクトンジオ
ールとアクリル酸2−ヒドロキシエチルとの反応で得ら
れるウレタンジアクリレート(U)100重jlN、2
−エチルヘキシル酸コバルトの12%シクロへ牛サン溶
液0.4重量部、メチルエチルケトンパーオキサイド2
重量部から成る組成物をブリキ板に膜厚が40μmにな
るように塗布し、70℃で30分間加熱したが、塗膜は
硬化せず、表面にタックが残った。
[比較例3] インホロンジイソシアネートとポリカプロラクトンジオ
ールとアクリル酸2−ヒドロキシエチルとの反応で得ら
れるウレタンジアクリレート(11)70重量部、オリ
ゴマー(F)30重量部、2エチルヘキシル酸コバルト
の12%シクロへ牛サン溶液0.4重量部、メチルエチ
ルケトンパーオキサイド2重量部から成る組成物をブリ
キ板に膜厚が40μmになるように塗布し、70℃で3
0分間加熱したところ、塗膜は完全に硬化した。この塗
装板の性能評価結果を表1に示した。
[比較例4] インホロンジイソシアネートとポリカプロラクトンジオ
ールとアクリル酸2−ヒドロキシエチルとの反応で得ら
れるウレタンジアクリレート(u)70重量部、オリゴ
マー(G)30重量部、2−エチルヘキシル酸コバルト
の12%シクロヘキサン溶液0.4重量部、メチルエチ
ルケトンパーオキサイド2重量部から成る組成物をブリ
キ板に膜厚が40μmになるように塗布し、70℃で3
0分間加熱したところ、塗膜は完全に硬化した。この塗
装板の性能評価結果を表1に示した。
C発明の効果コ 以上詳述したように、本発明の組成物は空気雰囲気下で
、常温若しくは加熱又は紫外線を照射することにより、
オリゴマー/モノマーが硬化可能で、耐水性がよく、強
度のある塗膜を提供することが出来ることから、高温で
塗装硬化出来ない被塗物、又は複雑な形状を有する被塗
物等の塗装に特に有効であり、°その効果は極めて大で
ある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (a)一分子中に重合性不飽和基を2個以上含有する重
    合性オリゴマー、又は一分子中に重合性不飽和基を2個
    以上含有する重合性オリゴマーとラジカル重合性ビニル
    系単量体との混合物、95重量%以下、 (b)下記一般式で表わされるポリウレタンポリエン5
    重量%以上、 R_1−[NHCOO−R_2−(O−CH_2−CH
    =CH_2)_n_−_1]_m( I )但し、R_1
    は1分子中にm個のイソシアネートを有する化合物のイ
    ソシアネートを除く残基で、その分子量は1000以下
    で、mは2以上の整数、R_2は1分子中にn個の水酸
    基を有する化合物の水酸基を除く残基で、その分子量は
    500以下で、nは3以上の整数で、m×(n−1)は
    6以上の整数 (c)金属ドライヤー0〜1重量% 及び (d)重合開始剤0〜10重量% からなる組成物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2016047414A1 (ja) * 2014-09-26 2016-03-31 Dic株式会社 水性樹脂組成物、コーティング剤及び物品

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