JPH0297978A - 露光制御方法 - Google Patents

露光制御方法

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JPH0297978A
JPH0297978A JP25119988A JP25119988A JPH0297978A JP H0297978 A JPH0297978 A JP H0297978A JP 25119988 A JP25119988 A JP 25119988A JP 25119988 A JP25119988 A JP 25119988A JP H0297978 A JPH0297978 A JP H0297978A
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JP
Japan
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light
exposure
lamp
exposure lamp
light source
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JP25119988A
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English (en)
Inventor
Shigeji Maehara
前原 繁治
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Original Assignee
Sharp Corp
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  • Control Of Exposure In Printing And Copying (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、複写された複写紙の濃淡度を一定にするため
に露光ランプからの光が照射される原稿の表面からの反
射光の光量を一定にする露光制御方法に関し、特に露光
ランプへの電圧の印加の開始に伴う露光ランプの光量の
立上りにおける露光制御方法に関する。
従来の技術 静電式複写機などにおいては、原稿を透光性の有する硬
質ガラスなどからなる原稿載置部材の上に原稿を載置し
、その複写すべき原稿の表面を露光ランプによって光学
的に走査させ、原稿の表面を読取る構成が用いられてい
る。従来から、原稿の濃淡0度にかかわらず、その原稿
の表面が複写される複写紙の複写後の濃淡度を一定にす
るために、原稿の濃淡度に合わせて露光ランプの光量を
制御し、原稿の表面から反射される反射光量を一定にす
るように制御する。いわゆる露光制御が行われる。
たとえば露光ランプと反射鏡を支持する移動体に、原稿
の表面における露光ランプの反射光を検出するホトダイ
オードなどからなる反射光検出素子が一体的に設けられ
ている。原稿の表面に照射された露光ランプからの光は
反射鏡によって感光体上に結像し、その感光体上におい
て静電潜像を形成する他に、前記反射光検出素子に入力
され、露光ランプの光が照射される原稿の濃淡度が検出
される。
第6図は原稿の濃淡度と反射光検出素子の出力との関係
を示すグラフである。露光ランプから照射される光量が
一定の場合、原稿の表面が濃い程反射光検出素子からの
出力は小さく、逆に原稿の表面が淡い程反射光検出素子
からの出力は大きい。
露光制御が行われると、ある一定電圧を露光ランプに印
加し、原稿の表面からの反射光を受光した反射光検出素
子からの出力が、予め基準として定められる値よりも小
さいと、原稿の濃淡度が濃いものと判断し露光ランプの
光量を増加させる6また反射光検出素子の出力が予め定
められる値よりも大きい場合は原稿の濃淡度が淡いもの
と判断し、露光ランプからの光量が減少するように制御
される。
複写機が停止しているとき露光ランプはある定められた
位置に停止しており、複写動作が開始するとその停止位
置から原稿の表面が臨んでいる露光領域への移動が開始
する。
発明が解決しようとする課題 従来は露光ランプが始動すると同時または、所定時間手
前より、前述した露光制御が開始される。
そのため、露光ランプが始動してから原稿載置部材の備
わる露光領域へ露光ランプが到達するまでにおいては、
前記原稿載置部材を支持する複写機の機体上部の支持板
の機体内方の面に露光ランプの光が照射される。この支
持板の機体内方の面の反射率が大きいと、この支持板か
らの反射光によって露光ランプの印加電圧に対して前述
のように露光制御が行われる。すなわち反射率が大きい
程最初に印加される電圧が低電圧になるように制御され
る。支持板の面に対する露光制御によって印加される電
圧が小さく、さらに、始動位置から原稿載置部材までの
露光ランプの移動距離が短いと、露光ランプが原稿i置
部材に到達し、原稿の露光開始端に露光ランプの光が照
射されるときには、露光ランプからの光量は充分立上っ
ておらず少ない。したがって、支持板の表面よりも濃淡
度が濃い原稿を複写する場き、露光制御によって露光ラ
ンプの光量を原稿の濃淡度に対応して定まる光量になる
ように立上げなければならず、露光ランプへより高い電
圧が印加されなければならない。しかし、原稿載置部材
に到達するまで露光ランプには低電圧が印加されている
ために、原稿の露光開始端が露光される際には露光ラン
プの光量は十分に立上らず、複写紙上への複写後、複写
紙の搬送方向下流端が黒ずんだ像となり、解像度が低下
する場合がある。
本発明の目的は、上述の問題点を解決するためのもので
あり、光源の光量を素早く立上らせることができ、原稿
の表面に対する露光制御を確実に行うことができ、よっ
て解像度を向上し、複写機を高品質化することができる
露光制御方法を提供することにある。
課題を解決するための手段 本発明は、透光性を有する原稿載置部材の一方側に配置
された光源によって、該原稿載置部材の他方側の原稿を
走査し、光源と一体的または、感光体へ達するまでの光
路上に設けた反射光検出手段によって反射光を検出し、
検出される反射光に基づいて前記光源の光量を制御する
露光制御方法において、 前記光源および反射光検出手段の始動位置は、前記原稿
載置部材を支持する遮光性の支持部材下に選ばれ、 前記光源および反射光検出手段が前記々h動位置から予
め定められる原稿載置部材近傍に到達する期間には前記
光源は最大光量に制(卸され、前記近傍位置に到達して
以降は、前記反射光検出手段の出力を用いて光源の光量
が制御されることを特徴とする露光制御方法である。
作  用 本発明によれば、原稿を光学的走査する光源は、透光性
を有し原稿を載置する原稿載置部材を支持する、遮光性
を有する支持部材下に構成される。
光源か?、照射された光は原稿の表面で反射した後、光
源と一体的または、感光体I\達するまでの光!8上に
設けられる反射光検出手段によって検出され、そ力検出
される反射光に基づいて光源の光景を制御する露光制御
が行われる。前記光源および反射光検出子「2が始動す
る始動位置から予め定められる原稿載置部材近傍に到達
するまでの期間においては、前記光源は最大光量が照射
されるように印加電圧が制御され、前記露光ル11卸は
行われない。
また前記原稿載置部材近傍位置に到達して以降は前記反
射光検出手段の出力を用いて光源の光量が制+ffWさ
れ、露光制御が行われる。
上述の動作によれば、光源が予め定められる原稿載置部
材近傍に到達した際には、支持部材のに面にかかわりな
く光源から照射される光量が十分に立上っており、近傍
位置以降における原稿の表面に対する光源の光量の露光
制御が速やかに行われる。
実施例 原稿の濃淡度にかかわらず、原稿像が複写された複写紙
の濃淡度を一定にするためには、原稿の読取り露光動作
を行われる際に原稿の表面に照射される露光ランプから
の光量を原稿の濃淡度に基づいて制御する露光制御が行
われる。
第1図は本発明の一実施例である露光制御方法を説明す
るための露光ランプ1とその周辺の簡略化した断面図で
ある。たとえばハロゲンランプなどが使用される露光ラ
ンプ1は後述する移動手段2の第1移動体3において、
露光ランプ1がらの光を定められる一点に集中させる反
射鏡4と、露光ランプ1の光を遮蔽する遮蔽部材5.6
と、露光ランプ1からの光が照射される部分からの反射
光を受光するホトダイオードなどからなる反射光検出素
子7と、さらに後述する連結片49などと一体的に支持
されている。複写機9が複写動作を行わず停止している
ときは、露光ランプ1は停止位置である始動位置8に停
止して待機している。
複写機9の機体10の上部には後述する、シート状の原
稿を複写するための循環式自動原稿供給装置(以下、r
 R,D H、という)11、および本などの厚手の原
稿を複写するために外来光から原稿の表面を覆う厚手原
稿用押圧板12(第2図参照)が設けられる0機体10
の上部は機体1oの内方に備わる露光ランフがらの光を
遮光し、また外来光を遮光する遮光板13と、その遮光
板13に支持され原稿の表面を読取る露光領域として硬
質ガラスなどからなる原稿載置部材14とから成る。本
やRDHllでは複写できない厚手の原稿15は原稿載
置部材14の上方に、たとえば第1図において原稿15
の左側端部が露光開始位置となる遮光板13の右側端部
(以下、「N光間始端16」という)と一致するように
載置される。すなわち露光量始端16に原稿15のある
端部が一致するように載置される。この原稿載置部材1
4の下部が露光ランプ1が移動して光学的走査が行われ
る第1露光領域27となる。
また薄いシート状の原稿を複写するためには、RDHl
l内の原稿収納部17へ原稿が積重して収納される。第
2図はRDHllを装mhする静電式複写機9の簡略化
した断面図である。原稿収納部17に積重された原稿1
8は給紙ローラ19によって給紙され、原稿18の一方
の表面を読取る第2露光領域20と他方の表面を読取る
第3霜光頭域21へ撤退され読取り露光動作が行われる
と再度原稿収納部17/\収納される。第2′j6光領
域20は原稿を密着支持する第1支持筒22の下部に設
けられる。また第3露光領域は第2露光領域20を通過
した原稿が原稿反転手段23によって反転された後、密
着支持される第2支持筒2 llの下部に設けられる。
各露光領域20.21には厚手原稿用の原稿載置部材1
4と同質の材料がら成る透明板25.26が遮光板13
によって支持されている。
各露光領域20,21.27において原稿に照射された
露光ランプ1からの光の各原稿の表面からの反射光は、
光学系30によって感光体31上の結像領域32へ導か
れて結像し、読取られた原稿像に対応する静電潜像が形
成される。光学系30は露光ランプ1と反射鏡4.33
,34.35と、ズームレンズ36と、さらに反射鏡3
7とを有しており、この光学系30の一部は、第3図に
示すように水平方向に摺動自在な移動手段2によって構
成されている。
第3r21は光学系30の要所斜視図である。この移動
手段2は、第1移動木3と第2移動体38とその各移動
体3.38を支持する一対の案内棒39 、、−10と
、さらに各移動体3,38の移動を行うための移動伝達
部41とを含んで構成している。
第1移動体3には前述のように露光ランプ1、反射鏡=
1.33(第2図参照)、遮光部材5.6、さらに反射
光検出素子7とが一体的に支持されている。第2移動体
38には、反射鏡34.35が支持されている。一対の
各移動体3,38の両側部には挿通孔が設けられており
、その挿通孔には互いに案内棒39.40が挿通されて
いる。したがってこの移動体3,38は案内棒39,4
0の長さ方向に摺動自在に移動可能である。
第1移動体3の側部にはワイヤ固定片42が設けられて
おりワイヤ43の一部が固定されている。
このワイヤ43はプーリ44と図示しないプーリ45と
の間に張架されており、さちにプーリ45がこのワイヤ
43に巻掛けられている。このプーリ45と直流モータ
46の回転軸とにワイヤ47が張架されている。したが
って直流モータ46の正逆回転動力がプーリ45に伝わ
り、さらにワイヤ43が矢符48の方向およびその逆方
向に移動することによって、第1移動体3が水平方向に
移動し、また第2移動体38は第1移動体3の1゜2の
速度で同一方向へ移動する。
第1移動体3のワイヤ固定片・42の側部には連結片4
つが設けられている。第2I2Iに示される第1rG光
領域27の下部には露光ランプ1によろ圭査開始位1に
、透過形光検出素子などからなる第1ホームボジシシン
検出素子HPS 1が設けられ、また走査終了値Wにお
いては第2ホームポジシヨン検出素子HPS2が設けら
れている。第1ホームポジシヨン検出素子HPSIに連
結片4つが差掛かるときに、機体10内に内蔵されてい
る処理回路が、その検出素子HP S 1からの信号よ
り原稿載置部材1・1に載置される原稿15の読取り露
光動作の開始を判断する。また検出素子HPS2に連結
片4つが差掛かると、走査の終了を判断し、直流モータ
・・16の回転を停止し第1移動体3および第2移動体
38の移動を停止させ逆方向への移動を開始するなどの
制御が行われる。またRDHllの各露光領域20.2
1の下Hにも同様の検出素子!(PS3.I−rPS4
が設けられており、連結片4つが差掛かることによって
、第1移動体3および第2移動体38の各露光領域にお
けろ停止に必要な信号を出力する。
一方、矢rf50の方向に回転駆動されている感光体3
1は、まず主コロナ放電器51によって帯電される。次
に、上述のように光学系30が移動手段2によって移動
された各露光領域20.2127において、読取られる
べき原稿像が、その光学系30を経て感光体31上の結
像領域32において結像し、原稿像に対応した静電潜像
が形成される。形成された静電潜像は、現像装置52に
よってトナー像に顕像化される。
このトナー像を複写すべき複写紙53は、カセ・lトラ
4から給紙ローラ55によって搬送経路56へ搬送され
る。搬送経路56の終端には、レジストローラ57が設
けられており、感光体31へ搬送される複写紙53の搬
送めタイミングが制御される。感光体31上へ搬送され
てきた複写紙53には転写用コロナ放電器58を用いて
感光体31上に形成されたトナー像が転写される。転写
が終了した複写紙53は搬送手段5つを介して定着装置
60へ搬送され定着が行われる。また、感光体31上に
形成されたトナー像を複写紙53に転写後、残されたト
ナーは排棄トナー収納部61によって感光体31上から
剥離され収納される。その後除電装置62からの光が感
光体31上へ照射され、感光体31上に残余していた電
荷を逃がし、続いて形成される静電潜像のために感光体
31は帯電される。
複写紙53の片面だけに複写する場合は、定着を終了し
た複写紙53は搬送経路63を経てビン64へ排出され
積重される。また複写紙53の両面に複写する必要があ
る場合は、一方の表面の複写が完了した複写紙53は搬
送経路63へ搬送されず、−旦、搬送経路65.66へ
と搬送される。
搬送経路66へ搬送されてきた複写紙53は、搬送方向
を反転し、搬送経路66から搬送経路67へと搬送され
、その後中間トレイ68へ収納される。中間トレイ68
へ収納された複写紙53は、再度給紙ローラ69によっ
て搬送経路70を経て搬送経路56へ搬送される。搬送
経路56へ搬送されてきた複写紙53は、レジストロー
ラ57によって再び感光体31上l\搬送され、まだ複
写が行われていない他方の表面への複写が行われろ。
その後、両面の複写が完了した複写紙53は、搬送経路
63を経てビン64へ排出され収納される。
第2図には、カセット54の他にカセ・・ノド7172
.73が設けられており、たとえば大きさがそれぞれ異
なる複写紙が収納されている。各カセット71,72.
73に収納されている複写紙は、それぞれの用途に合わ
せて選択されて給紙され、搬送経路56へ搬送され、そ
の後複写動作が行われる。
以上によって構成される複写機において本発明における
露光制御方法を説明する。本実施例においては厚手原稿
15が複写される際に、第1露光領域27へ移動する露
光ランプ1における露光制御方法を示している。始動f
α買8において待機していた露光ランプ1を支持する第
1移動体3は複写動作が開始すると矢符81へ移動を開
始する。
露光ランプ1が移動を開始するとともに、露光う〉プ1
は露光制御を行わず、露光ランプ1の性能によって定ま
る最大許容電圧V rnが露光ランプ1へ印加され、い
わゆる予備点灯制御が行われる。
したがって、遮光板13の露光ランプ1へ臨む内方面の
高反射率にかかわらず、露光ランプ1か6発せられる光
量は最短の速度で最大光量になるよう立上がる。
露光ランプ1を支持する第1移動体3が移動を開始後、
始動位置8から11の距離にある、前述した第1露光領
域27の走査開始位置にあるホームポジション検出素子
HPS 1を第1移動体3は通過する。第1ホームポジ
シヨン検出素子HPS1を通過するとともに、ある定め
られた一定距離に対応するパルスカウンタ値Nの計測が
開始される。設定数Nはホームポジション検出素子HP
S1から、露光ランプ1の光が原稿15の露光開始端1
6を照射する直前まで、第1移動体3に設けられる連結
片49が移動する距離12に対して第1移動体3が移動
する間に発生するパルス数である。すなわち第1ホーム
ポジシヨン検出素子HPS1を第18動体3の連結片4
9が通過してから設定数Nを計測した後、露光ランプ1
を含む第1移動体3の位置は、露光ランプ1からの光が
原稿15の露光開始端16に照射される直前に到達して
いる。
この設定数Nの計測は、たとえば移動手段2を移動させ
る前述の直流モータ46において、その直流モータ46
の外周に歯車状の形状を形成し、その歯車の歯数をロー
タリエンコーダなどのような回転角度検出器によって計
測することで行うことができる。すなわち、前記移動’
p@12は常に一定であるめで、ロータリエンコーダに
よって計測されるパルス数Nは常に同一となるので、予
めそのパルス数Nを設定しておくことができる。
前記設定パルス数Nを導出する。前記ロータリエンコー
ダが設定パルス数Nをカウントする間に、第1移動体3
は移動量Ml 2だけ移動する。1パルスにおける第1
移動体3の移動量をΔpとすれば、設定パルス数Nは の関係に従う。ただし、αは調整間隔である。
前述のように第1ホームポジシヨン検出素子11PS1
を連結片4つが通過して設定時間Tが計測された後、露
光ランプ1への印加電圧が後述のように切換わる。すな
わち始動位置から露光ランプ1の光が原稿15の露光開
始端16に照射する直前までの 13=11+42           ・・・(2)
に従う助走距@13を露光ランプ1が移動する間は、予
備点灯制御により露光ランプ】には最大電圧V mが印
加されている。しかし設定数Nを計測し露光ランプ1が
露光開始端16を照射する直前の位置まで到達すると、
露光ランプ1へ印加される電圧は前記露光制御によって
制御される電圧に切換わる。前述のタイミングで、印加
される電圧が切換わるまで露光ランプ1へ印加される最
大電圧V rnによって、露光ランプ1から照射される
光量は十分に立上っている。したがって原稿の濃淡度に
対して行われる露光制御が確実に行うことができ、原稿
15の露光開始端16での読取りの際に、露光ランプ1
の光量不足のために、露光開始端16近傍が複写された
複写紙の搬送方向下流端が黒ずんでしまうようなことは
ない。
なお、実際に露光ランプ1から原稿15の露光開始端1
6へ光が照射される際の光の照射幅を!4とする。第1
図に示されるように、その照射幅の中心が露光開始端1
6に照射されていると、その照射幅14の端部はすでに
先端部16において原稿内方側に位置している。したが
って少なくともこの照射幅の端部が露光開始端16に差
掛かる前に、前述した設定数Nの計測が終了していなけ
ればならない。すなわち、照射幅14の1/2の間隔よ
りも、設定数Nが計測される移動距1i11!2の方が
十分に大きく選ばれなければ、前述のように設定数Nを
計測することができず、またそのために露光ランプ1/
\の印加電圧の切換制御を行うことができない。この照
射幅14の172の間隔を考慮すると、第1式で導出さ
れた設定パルス数Nは、 となる。ただしβは調整間隔である。
第4図は静電式複写機つめ電気的構成を示すブロック図
であり、本発明の露光制御方法のため力電気的構成もま
た示されている。静電式複写機9の動作を制御する処理
回路は、マスク処理回路80とスレーブ処理回路81と
で構成される。マスク処理回路80には、たとえばRD
H11内における原稿18の搬送状態を検出する各種検
出素子などの信号や、スレーブ処理回路81からの処理
信号が入力される。この信号を受けて、マスク処理回路
80は、リードオンリメモリROMなどからなるメモリ
82に予め記憶されているプログラムに従って、スレー
ブ処理回路81へ制御信号を送出し、また図示しないソ
レノイドなどに流す電流を制御して搬送経路を搬送させ
る原稿18や複写紙53の搬送方向を制御するなどの処
理が行われる。この他に、マスク処理回路80は後述の
ように制御卸される露光ランプ用駆動回路83の駆動′
停止1−1露光ランプ用駆動回路83内の切換スイッチ
84の切換えなどを制御する。
スレーブ処理回路81では、マスク処理回路80からの
副脚信号や移動手段2を移動させる直流モータ46の回
転角度を検出する回転角度検出器85の信号が入力され
る。この他に、図示していないが、スレーブ処理回路8
1には移動手段2の停止位置に設けられるホームポジシ
ョン検出素子HPSからの出力信号などが入力される。
これらの信号を受けて、スレーブ処理回路81はリード
オンリメモリROMなどからなるメモリ86に予め記憶
されているプログラムに従って、モータ駆動回路87に
制(卸信号を送出して、モータ・16の駆動を制御する
。また、これらの制(卸信号は、スレーブ処理回路81
からマスク処理回路80へ処理信号として送出される。
々h動位置8において待機していた露光ランプ1を始動
するように、マスク処理回路80から制御信号が露光ラ
ンプ用駆動回路83へ送出されると、露光ランプ1を支
持する移動手段2が移動を開始するとともに、露光ラン
プ用駆動回路83内における切換スイッチ84において
、端子84ε1と端子84bが接続され、露光ランプ1
への駆動が開始する。露光ランプ用駆動回路83には、
まず電圧生成回路90によって予め定められた電圧が設
定され、加算回路91/\送出される。また切換スイッ
チ84の選択により電圧生成回路90によって生成され
た電圧と、第1基準電圧回路からの電圧との加算回路9
1での総和が最大電圧Vmとなるように、第1基準電圧
回路92から予め定められる基準電圧が加算回路91へ
送出される。加算回路91で加算された電圧は、制御回
路93を介して最大電圧Vmとして露光ランプ1へ印加
される。したがって、露光ランプ1の光量は複写機9の
機体10の上部にある遮光板13の機体内方面に関係な
く最短時間で最大光量が照射されるように立上る。
前述した設定数Nの計測によって、露光ランプ1が助走
距7413の移動を終了すると、露光ランプ1は十分に
露光制御が可能となる光景に達している。この助走距f
a13の移動を終了した際に露光ランプ1へ印加される
電圧が最大光i V mから露光制御による電圧に切換
わる。その切換えは。
マスク処理回路80によって露光う〉′プ用駆動回路8
3内における切換スイッチ84を、端子8・1rtと端
子84bとの接続から、端子84aと端子84 cの接
続に切換えることによってなされる。
露光制御に切換わると、露光ランプ1かへ光が照射され
る部分、たとえば原稿の表面からの反射光が反射光検出
素子7によって検出される。反射光検出素子7からの出
力は、第2基準電圧回路94において生成される予め定
められる基準電圧とともに比較回路95へ送出される。
第2基準電圧回路94において生成される基準電圧は、
定められた濃淡度を有する複写紙を生成するために、恣
光体31の結像領域32/\照射される予め定められる
基準光量が反射光検出素子7で検出された場合の、その
反射光検出素子7の出力に相当する電圧である。
比較回路95によって比較された出力は、予め定められ
る光量に対する実際の露光ランプ1の旧射部分からの反
射光量の差分てあり、精分回路95へ送出される。積分
回路95では比較回路9・1から出力される差分を、反
射光検出素子7に入力される反射光量が予め定められる
光量値になるまで総和し、加算回路91/\送出する。
加算回路91では前述した電圧生成回路90からの電圧
に精分回路95から出力された電圧外を加算し、制御回
路92へ送出する。制御回路92から露光ランプ1へ印
加される電圧は、原稿の濃淡度に対応して設定される電
圧となる。したがって、原稿からの反射光が予め定めら
れる一定の光量となるように5原稿の濃淡度に対応して
、露光ランプ1かへ照射される光量が制御される。
第5図は、露光ランプ1への印加電圧に対する光量の時
間特性を示すグラフである。たとえば、通常複写機の露
光ランプに使用されるハロゲンランプなどの熱輻射型光
源では、電圧の印加から、その電圧に対応する光量を発
するまでには数百ミツ秒の時間が必要である。ハロゲン
ランプに許容される最大電圧V rnを印加すると、印
加して数ミJ秒決に光量の立上りを開始し、実線で示さ
れるラインsOによって立Lす、約160ミリ秒後最大
光jitLoを照射するように安定化する。また最大電
圧Vmよりも低い電圧V1をハロゲンランプに印加する
と、最大電圧Vmの際と同様に電圧印加後に遅れて光量
の立上りを開始し、実線で示されるラインs1によって
立上り、約170ミリ秒後に電圧■1によって定まる光
、ILLを照射するように安定化する。なお、印加電圧
Vm、Vlと光ILO,Llとの間には、第4式を満た
す関係を有している。
〈ただし、ハロゲンランプにおいては、r=3.19が
選ばれる。) 第5図を参照して、本発明と従来との相j1点を説明す
る。本発明によれば、露光ランプ1が始動するとともに
、予備点灯制御として最大電圧v[11が露光ランプI
I\印力口されろ。したがって露光ランプ1から照射さ
れる光量はラインsOに沿って立!二る。露光ランプ1
が始動してから時刻士、0後に移動距離13の移動を終
了し、露光ラン11がらの光が原稿の露光開始端の直前
に照射される位、置に露光ランプlが差掛かると、露光
制御による電圧の印加に切換わる。
切換わる時刻toでは、露光ランプ1から照射される光
景はL2に達している。まだ露光ランプ1から照射され
る光は原稿の露光開始端に照射される直前であり、遮光
板13の機体内方面へ照射される。こf]遮光板13の
機体内方面J】反射率は大きく、露光制御nによって露
光ランプ1の光量が1.1になるように制御されるもの
とする。時刻t0において光tL2まで立上っていた露
光ランプ1からの光量は、時刻toにおいて露光制御に
切換わることにより、遮光板13の機体内方面に対応し
、光量がLlになるように印加電圧が■1に#I tn
される。
従来は始動とともに露光制御が行われていたので遮光板
13の機体内方面により、露光ランプ1には露光ランプ
1が光量L1を照射するように電圧V1が印加される。
したがって露光ランプ1の光量がラインS1で示される
ように立上る。このため、前述の制御が切換わる時刻t
oにおいて露光ランプ1から照射される光量は第3まで
しか立上ることができない。すなわち、露光ランプ1が
ら照射される光が原稿の露光開始端に照射される直前に
、本実施例ではすでに光量L2まで立上っているにもか
かわらず、従来の方法では立上りが遅く光IL3までし
か立上らない。
したがってたとえば、原稿の露光開始端の濃淡度に対応
する露光ランプ1から照射するのに必要とすべき光量を
L 2と想定する0本実施例では、露光制御に切換わる
時刻10においては、光IL2になるまで立上った後、
遮光板の機体内方面への露光制御によって露光ランプの
光量はLlに下がる。しかし、光量L1の状態から原稿
の表面に対応して必要とすべき光量L2まで立上るには
、最大電圧Vmを印加する場合を考えると、第5r71
の仮想線s2で示されるように時間T1だけしか要しな
い。しかし従来では、時刻toにおいて光量が第3まで
立上っていないので、ここから必要とする光、IIL2
まで立上げるにはたとえ最大電圧Vmを印加したとして
も、第5図の仮想線s3で示されるように時間T2を必
要とする。したがって原稿の露光開始端近傍において光
量不足が生じ、複写紙の搬送方向下流端に黒ずみを形成
することとなり、解像度が低下する。しかし本実施例で
は光量が十分立上っているので、そのような黒ずみを形
成することはない。
本実施例は厚手の原稿などを載置し、露光ランプを移動
させ光学的走査を行わせる第1露光領域において説明さ
れている。他の実施例として、RD H内に備わり、原
稿を密着支持する支持筒の下部に設けられる露光領域へ
搬送される露光ランプに関しても同様に実施することが
できる。すなわち、予め定められる位置に待機していた
露光ランプを支持する第1移動体が各支持筒の下部に設
け1′−1れる露尤了域へ移動する際に、予め定められ
る期間だけ最大電圧を露光ランプへ印加し、露光ランプ
から照射される光景の立上りを早くする二とによっても
同様の効果が得られる。
また本実施例では、露光ランプの始動後における予備点
灯制御から露光制御への切換えを、ホームポジション検
出素子HPSを通過してから、ロータリエンコーダカウ
ンタによる計測によって行われる。他の実施例として十
分露光ランプからの光が原稿の露光開始端に照射される
位置の直前になるようにホームポジション検出素子HP
Sが設けられているならば、そのボームポジション検出
素子HP Sにおける第1移動体の連結片の通過を前記
予備点灯制御から露光制御への切換え信号としてもよい
発明の効果 本発明に従えば、光源は始動後、最大光量となるように
制御されるので、前記光源が原稿載置部材近傍位置に到
達するまでには、前記光源から照射される光量は十分に
最大光量もしくは最大光量付近まで立上がる。したがっ
て、光源が前記近傍位置に到達以降に原稿の表面に対し
て行われる露光制御において、光量を十分原稿の濃淡度
に対応させて制御することができる。すなわち、光量不
足によって原稿の表面が複写される複写紙の搬送方向下
流側の解像度が低下することがなく、複写機を高品質化
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である露光制御方法を説明す
るための露光ランプ1とその周辺の簡略化した断面図、
第2図はRDHIIを装備する静電式複写機9の簡略化
した断面図、第3図は光学系30の要所斜視図、第4図
は静電式複写11’19の電気的構成を示すブロック図
、第5図は露光ランプ11\の印加電圧に対する光1め
時間特性を示すグラフ、第6図は原稿の濃淡度と反射光
検出素子の出力との関係を示すグラフである。 1・・露光ランプ、7・・反射光検出素子、8・・・始
動位置、13・・・遮光板、14・・・原稿載置部材、
15・・・原稿、16 ・露光開始端、83・・・露光
ランプ用駆動回路、I3 ・助走距離、HP 3・ボー
ムポジション検出素子、LO〜L 3・・・光景、Vm
−・・最大電圧 代理友  弁理F 西教 圭一部 餌(ms)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 透光性を有する原稿載置部材の一方側に配置された光源
    によって、該原稿載置部材の他方側の原稿を走査し、光
    源と一体的または、感光体へ達するまでの光路上に設け
    た反射光検出手段によって反射光を検出し、検出される
    反射光に基づいて前記光源の光量を制御する露光制御方
    法において、前記光源および反射光検出手段の始動位置
    は、前記原稿載置部材を支持する遮光性の支持部材下に
    選ばれ、 前記光源および反射光検出手段が前記始動位置から予め
    定められる原稿載置部材近傍に到達する期間には前記光
    源は最大光量に制御され、前記近傍位置に到達して以降
    は、前記反射光検出手段の出力を用いて光源の光量が制
    御されることを特徴とする露光制御方法。
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