JPH0295092A

JPH0295092A - 点順次カラー多重信号の同時化回路

Info

Publication number: JPH0295092A
Application number: JP63248093A
Authority: JP
Inventors: Hiroshi Nishiyama; 寛西山; Tadayoshi Miyoshi; 三好　忠義; Makoto Iwahara; 誠岩原; Koji Kuriyama; 孝司栗山; Ichiro Shishido; 一郎宍戸; Hiromitsu Kurokawa; 黒川　裕光
Original assignee: Victor Company of Japan Ltd
Current assignee: Victor Company of Japan Ltd
Priority date: 1988-09-30
Filing date: 1988-09-30
Publication date: 1990-04-05

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、ラインセンザ、エリアセンサによるカラー画
像読取り装置に使用して好適な点順次カラー多重信号の
同時化回路に関する。

（従来の技術）最初に、ラインセンザによるカラー画像読取り装置の一
般的な構成について説明する。

第３図に示すように、直線上にＲ（赤）、Ｇ（緑）、Ｂ
（青）・・・の点が隣接された光学フィルタ１からの通
過光は、前記フィルタ１のＲ，Ｇ。

Ｂ・・・の各点に対応したラインセンザ２の各受光素子
Ｒ＋、Ｇ＋、Ｂ１．Ｒ２，Ｇ２．Ｂ２・・・により受光
される。受光された通過光は光電変換されて、ＣＯＤ読
み取り回路３　（ＣＯＤの駆動周波数ｆ。）によって第
４図（Δ）のにうな点順次ノＪラー画像信号（電気信号
）として順次取り出される。

点順次カラー画像信号は、次段のＲ用うッヂ４、Ｇ用ラ
ッチ５、Ｂ用うッヂ６ににす、位相が互に１２０°ずれ
たクロックｆ、（ただしｆＣ＝３ｆＳ）によりラッチさ
れて、第４図（Ｂ）に示すような分離した色信号となる
。

位相のずれたＲ、Ｇ、Ｂの各色信号は、次段のＲ用うッ
ヂ１０．Ｇ用ラッチ１１、Ｂ用ラッチ１２により所定の
サンプルクロック（例えばｆ、。

ｆｏ）でラッチ、間引きされて、第４図（Ｃ）に示すよ
うな同時化された色信号として出力される。

（考案が解決しようとする課題）ところで、この同時化に際して、以下の点から色偽信号
が発生してカラー画像読取り装置の性能を著しく低下さ
せていた。

第３図に示すようにＲ，Ｇ、Ｂの受光部Ｒ＋。

Ｇ＋、Ｂ＋・・・の物理的位置が異なるので、被写体（
図示ばず）が図中の位置（境界部〉Ｘで黒から白に変化
している時、受光部Ｒ＋、Ｇｌ、８１中のＲ１ど０１と
は黒として被写体をとらえ、Ｂは白として被写体をどら
えることになり、Ｒ，Ｇ。

８が同時化された色信号では正しい色を再現できず色偽
信号どなる。

すなわち、同時化された色信号は、被写体が無彩色であ
れば、Ｒ，Ｇ、Ｂの各画素のレベルが輝度に応じた同一
のレベルとなるはずであるが、ＲｌＧ、Ｂの受光部（Ｒ
＋、Ｇ＋、Ｂビ・・）の物理的位置が異なるので、第４
図（Ｃ）に示すように、物理的位置Ｘを含む画素に対応
する時間Ｔで、Ｒ９Ｇ、Ｂの色信号のレベルが同一とは
ならず、このレベル差が色偽信号となり、被写体が有彩
色であると読み取られてしまう。

（課題を解決するための手段）本発明は上記課題を解決するためにＲ（赤）。

Ｇ（８）、８（青）の各画素に対応した受光素子が配設
された受光部により、各色画素を点順次に読取る手段と
、前記読取った点順次カラー多重信号を位相の異なる所
定の分離クロックでＲ，Ｇ。

Ｂの各色信号に分離する手段と、前記分離されたＲ、Ｇ
、Ｂの各色信号が通過し、前記分離クロックに対してオ
ーバリンブリングとなる右限過渡応答フィルタと、前記
有限過渡応答フィルタを通過したＲ、Ｇ、Ｂ信号を所定
のり一ンプルクロツクでラッチする手段とからなること
を特徴とする点順次カラー多重信号の同時化回路を提供
覆る。

（実施例）本発明になる点順次カラー多ｍ信号の同時化回路（以下
、同時化回路と略称する）の一実施例を以下図面どとも
に詳細に説明する。

第１図は同時化回路を示す構成図で、第２図（Ａ）〜（
Ｄ）は同時化回路の各点における波形図である。

第１図に示すように、直線上にＲ，Ｇ、Ｂ・・・の点が
隣接された光学フィルターからの通過光は、前記フィル
タのＲ，Ｇ、Ｂ・・・の各点に対応したラインセンサ（
受光部）２の各受光素子Ｒ＋、Ｇ＋。

Ｂｌ、Ｒ２，Ｇ２．Ｂ２・・・により受光される。受光
された通過光は光電変換されて、ＣＣＤＦｆｅみ取り回
路３　（ＣＯＤの駆動周波数ｆ。）によって、第２図（
Ａ）のような点順次カラー画像信号（デジタル信号）が
順次取り出される。

点順次カラー画像信号は、次段のＲ用ラッチ４、Ｇ用う
ッヂ５、Ｂ用ラッチ６により、位相が互に１２０°づつ
ずれたクロックｆ　（ただしｆ。−３ｆ　　）によりラ
ッチされて、第２図（Ｂ）に示すようなＲ，Ｇ、Ｂの各
色信号が分離されたものとなる。

分離されたＲ、Ｇ、Ｂの各色信号は、次段のＦＩＲフィ
ルタ（有限過渡応答フィルタ＞７．８゜９、例えば、分
離クロックｆ８に対して３侶の詞−バーサンプリングと
なる（サンプリング周波数ｆｃ）高次のＦＩＲフィルタ
に入力される。ＦＩＲフィルタ７．８．９の通過により
時間軸上で示すと第２図（Ｃ）に示すような色信号（例
えば色信号Ｒ２は時間的に前後に隣接したＲ信号・・・
Ｒ＋。

Ｒ３・・・により色信号Ｒ２’　、Ｒ２、Ｒ２）が生成
される。そして、ＦＩＲフィルタ７．８．９からのＲ，
Ｇ、Ｂの各色信号は、次段のＲ用ラッチ１０、Ｇ用うッ
ヂ１１、Ｂ用うッヂ１２により所定のサンプルクロック
（例えばｆ、）でラッチ、間引きされて、第２図（Ｄ）
に示すような最終的な同時化された色信号どして出力さ
れる。

したがって、ＦＩＲフィルタ（有限過渡応答フィルタ）
７．８．９により、各色信号は時間的に前後に隣接した
色信号により生成された新たな色信号となり、これは、
ラインセンサ２のＲ，Ｇ。

Ｂ各色信号用の物理的位置がずれ１＝受光素子の出力が
平準化されたことを意味する。したがって、従来のよう
に、ラインセンサ２のＲ，Ｇ、Ｂの受光素子の物理的位
置のずれにもとづ＜Ｒ，Ｇ、Ｂ色信号間のレベル差が少
なくなり、色偽信号の発生が激減する。

また、画像信号処理に際して、等倍、２倍、３倍などの
処理を施しても、ＦＩＲフィルタは原画像に対する内挿
フィルタとなるので、ジャギーなとの折り返しのない拡
大画像を得ることができる。

（発明の効果）以上詳述したように、本発明になる点順次カラー多重信
号の同時化回路によれば、色偽信号の発生をおさえて点
順次カラー多重信号の同時化をすることができ、正しい
色の再現ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明になる点順次カラー多重信号の同時化回
路の一実施例を示す構成図、第２（Ａ）〜（Ｄ）は同時
化回路の各点における波形図、第３図は従来例を示す構
成図、第４図（Ａ）〜（Ｃ）は従来例を説明するだめの
波形図である。１・・・光学フィルタ、２・・・ラインセンサ、３・・
・　ＣＣＤ読取り回路、４．５．６・・・（色分離用）ラッチ、７．８．９・・
・ＦＩＲフィルタ、１０．１１．１２・・・（出力用）ラッチ。

Claims

【特許請求の範囲】Ｒ（赤）、Ｇ（緑）、Ｂ（青）の各画素に対応した受光
素子が配設された受光部により、各色画素を点順次に読
取る手段と、前記読取った点順次カラー多重信号を位相の異なる所定
の分離クロックでＲ、Ｇ、Ｂの各色信号に分離する手段
と、前記分離されたＲ、Ｇ、Ｂの各色信号が通過し、前記分
離クロックに対してオーバサンプリングとなる有限過渡
応答フィルタと、前記有限過渡応答フィルタを通過したＲ、Ｇ、Ｂ信号を
所定のサンプルクロックでラッチする手段とからなるこ
とを特徴とする点順次カラー多重信号の同時化回路。