JPH0293152A - 自動変速機の潤滑構造 - Google Patents
自動変速機の潤滑構造Info
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- JPH0293152A JPH0293152A JP63243430A JP24343088A JPH0293152A JP H0293152 A JPH0293152 A JP H0293152A JP 63243430 A JP63243430 A JP 63243430A JP 24343088 A JP24343088 A JP 24343088A JP H0293152 A JPH0293152 A JP H0293152A
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- Japan
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- clutch
- oil
- lubricating oil
- valve
- disc
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 title claims description 14
- 230000001050 lubricating effect Effects 0.000 title description 2
- 239000003921 oil Substances 0.000 claims abstract description 41
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 claims description 12
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 claims description 5
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims 1
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 abstract description 18
- 239000000314 lubricant Substances 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/04—Features relating to lubrication or cooling or heating
- F16H57/042—Guidance of lubricant
- F16H57/043—Guidance of lubricant within rotary parts, e.g. axial channels or radial openings in shafts
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
- Structure Of Transmissions (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は自動変速機の潤滑構造、特に複数の変速段を切
り換えるためのクラッチの潤滑構造に関するものである
。
り換えるためのクラッチの潤滑構造に関するものである
。
〔従来の技術]
従来、例えば前進3速の変速段を有する自動変速機の場
合、フロントクラッチとリヤクラッチとが隣接配置され
ており、リヤクラッチはDレンジで走行中締結しており
、フロントクラッチは3速時のみ締結される。つまり、
1速および2速での走行中はフロントクラッチが解放さ
れ、クラッチディスクどうしが摺動することになる。
合、フロントクラッチとリヤクラッチとが隣接配置され
ており、リヤクラッチはDレンジで走行中締結しており
、フロントクラッチは3速時のみ締結される。つまり、
1速および2速での走行中はフロントクラッチが解放さ
れ、クラッチディスクどうしが摺動することになる。
ところが、上記のように1速および2速での走行中、フ
ロントクラッチのクラッチディスクが空転すると、潤滑
油が不足し、クラッチディスクが発熱しやすい。同様な
問題は、2速から3速へのシフト時にも起こり、この場
合にはフロントクラッチは滑りながら締結するため、多
くの潤滑油を必要とする。
ロントクラッチのクラッチディスクが空転すると、潤滑
油が不足し、クラッチディスクが発熱しやすい。同様な
問題は、2速から3速へのシフト時にも起こり、この場
合にはフロントクラッチは滑りながら締結するため、多
くの潤滑油を必要とする。
自動変速機の内部には潤滑油路が設けられており、一定
量の潤滑油がクラッチディスクにも供給されるようにな
っているが、この潤滑油路は他の部位への潤滑油路も兼
ねているので、特定のクラッチのみに潤滑油を増やすこ
とはできない。フロントクラッチ専用の潤滑油路を別に
形成してもよいが、これでは油路構造が複雑となるとい
う問題がある。
量の潤滑油がクラッチディスクにも供給されるようにな
っているが、この潤滑油路は他の部位への潤滑油路も兼
ねているので、特定のクラッチのみに潤滑油を増やすこ
とはできない。フロントクラッチ専用の潤滑油路を別に
形成してもよいが、これでは油路構造が複雑となるとい
う問題がある。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、その目的
は、複雑な潤滑油路を設けることなく、確実にクラッチ
を潤滑できる自動変速機の潤滑構造を提供することにあ
る。
は、複雑な潤滑油路を設けることなく、確実にクラッチ
を潤滑できる自動変速機の潤滑構造を提供することにあ
る。
上記目的を達成するため、本発明は、複数の変速段を有
し、各変速段を切り換えるための少なくとも2個のクラ
ッチを隣接配置するとともに、走行時に一方のクラッチ
が締結され、他方のクラッチが解放されるように構成し
た自動変速機において、締結側クラッチの油室の背部に
解放側クラッチのクラッチディスクを配置し、締結側ク
ラッチの油圧が一定値を越えた時に作動油の一部を解放
側クラッチディスク側に流出させる弁を設けたことを特
徴とするものである。
し、各変速段を切り換えるための少なくとも2個のクラ
ッチを隣接配置するとともに、走行時に一方のクラッチ
が締結され、他方のクラッチが解放されるように構成し
た自動変速機において、締結側クラッチの油室の背部に
解放側クラッチのクラッチディスクを配置し、締結側ク
ラッチの油圧が一定値を越えた時に作動油の一部を解放
側クラッチディスク側に流出させる弁を設けたことを特
徴とするものである。
締結側クラッチの油室より作動油の一部を漏出させ、こ
の作動油によって隣接配置された解放側クラッチのクラ
ッチディスクを潤滑している。この場合、締結側クラッ
チの油圧が低下するのを防止するため、締結側クラッチ
の油圧が一定値を越えた時のみ開く弁が設けられている
。即ち、締結側クラッチの油圧は作動油圧と遠心油圧と
の和で与えられるが、遠心油圧は回転数の上昇に伴って
二次函数的に上昇するため、締結側クラッチの油圧も回
転数の上昇に伴って上昇することになる。
の作動油によって隣接配置された解放側クラッチのクラ
ッチディスクを潤滑している。この場合、締結側クラッ
チの油圧が低下するのを防止するため、締結側クラッチ
の油圧が一定値を越えた時のみ開く弁が設けられている
。即ち、締結側クラッチの油圧は作動油圧と遠心油圧と
の和で与えられるが、遠心油圧は回転数の上昇に伴って
二次函数的に上昇するため、締結側クラッチの油圧も回
転数の上昇に伴って上昇することになる。
したがって、上記弁の開弁力を作動油圧より高い値に設
定すれば、所定回転数を越えると弁が開く。
定すれば、所定回転数を越えると弁が開く。
入力回転数が上昇すると、解放側クラッチのクラッチデ
ィスクの発熱量も増大するが、上記のように締結側クラ
ッチから作動油が潤滑油として解放側クラッチに供給さ
れるので、発熱が効果的に抑制される。また、締結側ク
ラッチに必要以上の圧力が作用すると、クラッチドラム
を損傷することになるが、上記のように弁を設けること
により、入力回転数の上昇に伴って油圧がIJ IJ−
フされるので、締結側クラッチドラムに過大な圧力が加
わるのを防止できる。
ィスクの発熱量も増大するが、上記のように締結側クラ
ッチから作動油が潤滑油として解放側クラッチに供給さ
れるので、発熱が効果的に抑制される。また、締結側ク
ラッチに必要以上の圧力が作用すると、クラッチドラム
を損傷することになるが、上記のように弁を設けること
により、入力回転数の上昇に伴って油圧がIJ IJ−
フされるので、締結側クラッチドラムに過大な圧力が加
わるのを防止できる。
第1図は本発明の一例である前進3速の変速段を有する
自動変速機の概略構成を示す。
自動変速機の概略構成を示す。
この自動変速機の動力伝達機構は、エンジンによりトル
クコンバータlを介して駆動される入力軸2と、2個の
クラッチC,,C2と、2個のブレーキb+、I3zと
、第1ブレーキb1を締結。
クコンバータlを介して駆動される入力軸2と、2個の
クラッチC,,C2と、2個のブレーキb+、I3zと
、第1ブレーキb1を締結。
解放するサーボピストン3と、ラビニョウ型遊星歯車機
構4と、ワンウェイクラッチOkCと、出力軸5とで構
成されている。
構4と、ワンウェイクラッチOkCと、出力軸5とで構
成されている。
遊星歯車機構4のリバースサンギヤ4aはフロントクラ
ッチC1を介して入力軸2と連結されており、フォワー
ドサンギヤ4bは中間軸6とリヤクラッチC2とを介し
て入力軸2と連結されている。
ッチC1を介して入力軸2と連結されており、フォワー
ドサンギヤ4bは中間軸6とリヤクラッチC2とを介し
て入力軸2と連結されている。
キャリヤ4cは第2ブレーキB2およびワンウェイクラ
ッチOWCを介してケーシング等の固定部材7に連結さ
れている。なお、ワンウェイクラッチ01<Cはキャリ
ヤ4cの正転(エンジン回転方向)のみを許容している
。上記キャリヤ4cは2種類のプラネタリギヤ4d、4
eを支持しており、リバースサンギヤ4aは軸長の長い
第1プラネタリギヤ4dと噛み合い、フォワードサンギ
ヤ4bは軸長の短い第2プラネタリギヤ4eを介して第
1プラネタリギヤ4dと噛み合っている。第1プラネタ
リギヤ4dのみと噛み合うリングギヤ4fは上記出力軸
5に結合されている。
ッチOWCを介してケーシング等の固定部材7に連結さ
れている。なお、ワンウェイクラッチ01<Cはキャリ
ヤ4cの正転(エンジン回転方向)のみを許容している
。上記キャリヤ4cは2種類のプラネタリギヤ4d、4
eを支持しており、リバースサンギヤ4aは軸長の長い
第1プラネタリギヤ4dと噛み合い、フォワードサンギ
ヤ4bは軸長の短い第2プラネタリギヤ4eを介して第
1プラネタリギヤ4dと噛み合っている。第1プラネタ
リギヤ4dのみと噛み合うリングギヤ4fは上記出力軸
5に結合されている。
上記動力伝達機構は、クラッチC,,C2、ブレーキb
1.B2およびワンウェイクラッチ(VCの作動によっ
て、次表のような変速段を実現してイル。次表において
、○ば作動状態を示している。
1.B2およびワンウェイクラッチ(VCの作動によっ
て、次表のような変速段を実現してイル。次表において
、○ば作動状態を示している。
なお、B1はサーボピストン3の作動側油室、B1゛は
サーボピストン3の解放側油室を示しており、双方の油
室B、、B、’に油圧が導かれた場合(3速時)には、
第1ブレーキb1は解放されるようになっている。
サーボピストン3の解放側油室を示しており、双方の油
室B、、B、’に油圧が導かれた場合(3速時)には、
第1ブレーキb1は解放されるようになっている。
第2図はクラッチ機構の具体的な構造を示す。
フロントクラッチC1は、ケーシング7上に回転自在に
支持されたクラッチドラム20と、このクラッチドラム
20内に収容されたクラッチピストン21と、クラッチ
ピストン21を復帰付勢するリターンスプリング22と
、クラッチピストン21によって圧着されるクラッチデ
ィスク23とを備えており、上記クラッチドラム20は
コネクテイングシエル24を介してリバースサンギヤ4
aと連結されている。
支持されたクラッチドラム20と、このクラッチドラム
20内に収容されたクラッチピストン21と、クラッチ
ピストン21を復帰付勢するリターンスプリング22と
、クラッチピストン21によって圧着されるクラッチデ
ィスク23とを備えており、上記クラッチドラム20は
コネクテイングシエル24を介してリバースサンギヤ4
aと連結されている。
上記コネクティングシエル24の外周に第1ブレーキb
1が圧接可能となっている。
1が圧接可能となっている。
リヤクラッチC2のクラッチドラム30はフロントクラ
ッチC1のクラッチハブを兼用している。
ッチC1のクラッチハブを兼用している。
上記クラッチドラム30は入力軸2に結合されており、
その内部にはクラッチピストン31が移動自在に収容さ
れている。クラッチピストン31はリターンスプリング
32によって復帰付勢されており、クラッチピストン3
1によって圧着されるクラッチディスク33はクラッチ
ドラム30とクラッチハブ34との間に配置されている
。リヤクラッチC2の油室35には入力軸2に形成され
た油路36を介して作動油圧が供給される。リヤクラッ
チC2のクラッチハブ34は中間軸6に結合されている
。
その内部にはクラッチピストン31が移動自在に収容さ
れている。クラッチピストン31はリターンスプリング
32によって復帰付勢されており、クラッチピストン3
1によって圧着されるクラッチディスク33はクラッチ
ドラム30とクラッチハブ34との間に配置されている
。リヤクラッチC2の油室35には入力軸2に形成され
た油路36を介して作動油圧が供給される。リヤクラッ
チC2のクラッチハブ34は中間軸6に結合されている
。
上記リヤクラッチC2のクラッチドラム30には、第3
図のように内外に連通ずる油孔37が1個又は複数個形
成されており、この油孔37を閉じる板バネよりなる弁
板38がクラッチドラム30の外側面に溶接その他の機
械的手段で固定されている。上記油孔37はフロントク
ラッチC1のクラッチディスク23の内径側に開口して
おり、油孔37から流出した作動油は回転に伴う遠心力
によりフロントクラッチCIのクラッチディスク23を
潤滑できるようになっている。油孔37を閉じる弁板3
8のばね圧は、リヤクラッチC2に供給される作動油圧
よりやや高い値に設定されており、リヤクラッチC2の
全油圧(作動油圧+遠心油圧)が入力回転数の上昇に伴
って弁板38のばね圧より高くなると、弁板3日が第3
図破線のように撓み、油孔37から作動油の一部が流出
する。
図のように内外に連通ずる油孔37が1個又は複数個形
成されており、この油孔37を閉じる板バネよりなる弁
板38がクラッチドラム30の外側面に溶接その他の機
械的手段で固定されている。上記油孔37はフロントク
ラッチC1のクラッチディスク23の内径側に開口して
おり、油孔37から流出した作動油は回転に伴う遠心力
によりフロントクラッチCIのクラッチディスク23を
潤滑できるようになっている。油孔37を閉じる弁板3
8のばね圧は、リヤクラッチC2に供給される作動油圧
よりやや高い値に設定されており、リヤクラッチC2の
全油圧(作動油圧+遠心油圧)が入力回転数の上昇に伴
って弁板38のばね圧より高くなると、弁板3日が第3
図破線のように撓み、油孔37から作動油の一部が流出
する。
DレンジではフロントクラッチC3は3速時のみ締結し
、その他は空転している。そのため、Dレンジの1.2
速時や2→3速へのシフト時にはフロントクラッチCI
のクラッチディスク23が発熱しやすく、多量の潤滑油
が必要となる。一方、リヤクラッチC2はDレンジで走
行中、常時締結している。入力軸2および中間軸6には
潤滑油路40が形成されているが、この潤滑油路40は
複数の潤滑部位を潤滑する必要があるため、フロントク
ラッチC1のみに潤滑油を供給することはできない。本
発明は、フロントクラッチCIに隣接配置されたリヤク
ラッチC2は走行中宮に締結していることに着目してな
されたものであり、潤滑油路40から供給される潤滑油
だけでなく、リヤクラッチC2の油室35から流出する
作動油を利用してフロントクラッチC1を潤滑している
。したがって、フロントクラッチC1専用の潤滑油路を
形成する必要がない。また、弁を構成する油孔37およ
び弁板38は単なる開閉弁としての機能を有するだけで
なく、リヤクラッチC2の全油圧が一定圧を越えた場合
に油圧を逃がすリリーフ機能を有しているので、入力回
転数の上昇によってリヤクラッチC2のクラッチドラム
30に過大な圧力が作用するのを防止できる。
、その他は空転している。そのため、Dレンジの1.2
速時や2→3速へのシフト時にはフロントクラッチCI
のクラッチディスク23が発熱しやすく、多量の潤滑油
が必要となる。一方、リヤクラッチC2はDレンジで走
行中、常時締結している。入力軸2および中間軸6には
潤滑油路40が形成されているが、この潤滑油路40は
複数の潤滑部位を潤滑する必要があるため、フロントク
ラッチC1のみに潤滑油を供給することはできない。本
発明は、フロントクラッチCIに隣接配置されたリヤク
ラッチC2は走行中宮に締結していることに着目してな
されたものであり、潤滑油路40から供給される潤滑油
だけでなく、リヤクラッチC2の油室35から流出する
作動油を利用してフロントクラッチC1を潤滑している
。したがって、フロントクラッチC1専用の潤滑油路を
形成する必要がない。また、弁を構成する油孔37およ
び弁板38は単なる開閉弁としての機能を有するだけで
なく、リヤクラッチC2の全油圧が一定圧を越えた場合
に油圧を逃がすリリーフ機能を有しているので、入力回
転数の上昇によってリヤクラッチC2のクラッチドラム
30に過大な圧力が作用するのを防止できる。
第4図は本発明の第2実施例を示し、クラッチドラム3
0に油孔41を形成し、この油孔41を開閉するボール
状弁体42を配置しである。クラッチドラム30の外側
面にはキャップ43が螺着されており、弁体42を閉弁
方向に付勢するスプリング44を支持している。この場
合も、リヤクラッチC2の全油圧が一定圧を越えた場合
に作動油を油孔41より流出させ、フロントクラッチ口
を潤滑するとともに、リヤクラッチC2の油圧を逃がす
リリーフ機能を有している。
0に油孔41を形成し、この油孔41を開閉するボール
状弁体42を配置しである。クラッチドラム30の外側
面にはキャップ43が螺着されており、弁体42を閉弁
方向に付勢するスプリング44を支持している。この場
合も、リヤクラッチC2の全油圧が一定圧を越えた場合
に作動油を油孔41より流出させ、フロントクラッチ口
を潤滑するとともに、リヤクラッチC2の油圧を逃がす
リリーフ機能を有している。
なお、本発明は前進3速の変速段を有する自動変速機に
限らず、その他の変速段を有する自動変連撮に適用可能
である。
限らず、その他の変速段を有する自動変連撮に適用可能
である。
また、本発明はクラッチ機構をラビニョウ型遊星歯車機
構と組み合わせて使用するものに限らないことは勿論で
ある。
構と組み合わせて使用するものに限らないことは勿論で
ある。
以上の説明で明らかなように、本発明によれば締結側ク
ラッチの油室の背部に解放側クラッチのクラッチディス
クを配置し、締結側クラッチの油圧が一定値を越えた時
に作動油の一部を解放側クラッチディスク側に流出させ
る弁を設けたので、締結側クラッチから空転している解
放側クラッチディスクに作動油の一部を潤滑油として供
給できる。したがって、解放側フランチ専用の潤滑油路
を形成することなく、効果的に潤滑できる。また、上記
弁が一種のリリーフ弁としても機能するので、入力回転
数の上昇に伴って過大な荷重が締結側クラッチに作用す
るのを防止できる。
ラッチの油室の背部に解放側クラッチのクラッチディス
クを配置し、締結側クラッチの油圧が一定値を越えた時
に作動油の一部を解放側クラッチディスク側に流出させ
る弁を設けたので、締結側クラッチから空転している解
放側クラッチディスクに作動油の一部を潤滑油として供
給できる。したがって、解放側フランチ専用の潤滑油路
を形成することなく、効果的に潤滑できる。また、上記
弁が一種のリリーフ弁としても機能するので、入力回転
数の上昇に伴って過大な荷重が締結側クラッチに作用す
るのを防止できる。
第1図は本発明にかかる自動変速機の概略構成図、第2
図はクラッチ機構の詳細断面図、第3図は第2図の一部
拡大図、第4図は他の実施例の断面図である。 C1・・・フロントクラッチ(解放側クラッチ)、C2
・・・リヤクラッチ(締結側クラッチ)、bB2・・・
ブレーキ、0WC−・・ワンウェイクラッチ、4・・・
遊星歯車機構、23・・・フロントクラッチディスク、
30・・・リヤフランチドラム、35・・・油室、36
・・・作動油路、37・・・油孔、38・・・弁板、4
0・・・潤滑油路。 特許出願人 ダイハツ工業株式会社 代 理 人 弁理士 筒井 秀隆
図はクラッチ機構の詳細断面図、第3図は第2図の一部
拡大図、第4図は他の実施例の断面図である。 C1・・・フロントクラッチ(解放側クラッチ)、C2
・・・リヤクラッチ(締結側クラッチ)、bB2・・・
ブレーキ、0WC−・・ワンウェイクラッチ、4・・・
遊星歯車機構、23・・・フロントクラッチディスク、
30・・・リヤフランチドラム、35・・・油室、36
・・・作動油路、37・・・油孔、38・・・弁板、4
0・・・潤滑油路。 特許出願人 ダイハツ工業株式会社 代 理 人 弁理士 筒井 秀隆
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 複数の変速段を有し、各変速段を切り換えるための少な
くとも2個のクラッチを隣接配置するとともに、走行時
に一方のクラッチが締結され、他方のクラッチが解放さ
れるように構成した自動変速機において、 締結側クラッチの油室の背部に解放側クラッチのクラッ
チディスクを配置し、締結側クラッチの油圧が一定値を
越えた時に作動油の一部を解放側クラッチディスク側に
流出させる弁を設けたことを特徴とする自動変速機の潤
滑構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63243430A JPH0293152A (ja) | 1988-09-28 | 1988-09-28 | 自動変速機の潤滑構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63243430A JPH0293152A (ja) | 1988-09-28 | 1988-09-28 | 自動変速機の潤滑構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0293152A true JPH0293152A (ja) | 1990-04-03 |
Family
ID=17103757
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63243430A Pending JPH0293152A (ja) | 1988-09-28 | 1988-09-28 | 自動変速機の潤滑構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0293152A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04337153A (ja) * | 1991-05-09 | 1992-11-25 | Jatco Corp | 自動変速機の摩擦締結装置の潤滑装置 |
JP2006349162A (ja) * | 2005-05-20 | 2006-12-28 | Aisin Aw Co Ltd | 自動変速機における連結構造 |
WO2007058030A1 (ja) * | 2005-11-17 | 2007-05-24 | Aisin Aw Co., Ltd. | 自動変速機における潤滑装置 |
US7585243B2 (en) | 2005-11-17 | 2009-09-08 | Aisin Aw Co., Ltd. | Automatic transmission |
JP2017048808A (ja) * | 2015-08-31 | 2017-03-09 | 日本精工株式会社 | 摩擦ローラ式減速機 |
CN107100991A (zh) * | 2016-12-30 | 2017-08-29 | 盛瑞传动股份有限公司 | 一种变速箱 |
CN107143644A (zh) * | 2016-12-30 | 2017-09-08 | 盛瑞传动股份有限公司 | 一种变速箱润滑油路 |
-
1988
- 1988-09-28 JP JP63243430A patent/JPH0293152A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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WO2007058030A1 (ja) * | 2005-11-17 | 2007-05-24 | Aisin Aw Co., Ltd. | 自動変速機における潤滑装置 |
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