JPH0292903A - ジルコニウム含有触媒及びその使用方法 - Google Patents

ジルコニウム含有触媒及びその使用方法

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JPH0292903A
JPH0292903A JP23908188A JP23908188A JPH0292903A JP H0292903 A JPH0292903 A JP H0292903A JP 23908188 A JP23908188 A JP 23908188A JP 23908188 A JP23908188 A JP 23908188A JP H0292903 A JPH0292903 A JP H0292903A
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JP
Japan
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zirconium
formula
complex
polymethylaluminoxane
catalyst
Prior art date
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JP23908188A
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English (en)
Inventor
Jr Richard E Campbell
リチャード イー.キャンベル,ジュニア
F Shmidt Gregori
グレゴリー エフ.シュミット
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Dow Chemical Co
Original Assignee
Dow Chemical Co
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Publication date
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  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
  • Polymerization Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は触媒に関する。さらに詳しくは、本発明はジル
コニウム化合物及び有機アルミニラ化合物を含有する新
規な触媒に関する。この触媒は特に、高度にシンジオタ
クチック(syndiotactic)な分子構造を有
するビニル芳香族モノマーのポリマーの製造において有
用である。
〔従来の技術〕
チタン化合物及びアルミニウム有機化合物を含有する触
媒の存在下でスチレンモノマーを重合せしめることによ
り高度なシンジオタクチシティー(syndiotac
Licity)を有するポリスチレンを製造することは
当業界においてすでに知られている。
この研究は、N、l5hihara等、によりMacl
omolecules。
現、2464−2485頁(1986)中に報告されて
いる。
同し研究者はその後、ジルコニウムを基礎とする触媒、
特にZrC1,、及びポリメチルアルミノキサンと組み
合わせたビスシクロペンタジェニルジルコニウムジクロ
リドがアタクチック (atactic)ポリスチレン
のみをもたらすことを、Poly輪erPreprin
ts(日本)、Vol、36.Na2.1987年5月
12日、中に報告した。
〔発明の概要〕
本発明によれば今や、ポリメチルアルミノキサンと式Z
rXR3〔式中、Xはハライド又はRであり、そしてR
は相互に独立に、式OR’に対応するアルコキシド及び
アリールオキシド、弐NR2’に対応するアミド、式P
R2’に対応するホスフィド、並びに式R’−C(O)
−CIl−C(O)−R’に対応するβジケトネートか
ら成るリガンドの群から選択されたものであり、そして
R′は炭素原子数12個以下のアリール又はアルキルで
ある〕に対応するジルコニウム(IV)錯体との反応生
成物を含んで成る新規な触媒が提供される。さらに、高
度なシンジオタクチシティーを有するビニル芳香族モノ
マーのポリマーの製造において該新規な触媒を使用する
方法も本発明に含まれる。これらのポリマーは、温度の
効果による変形に対して極めて高い耐性を有する製品及
び物品の製造において有益に使用され得る。
〔具体的な説明〕
ポリメチルアルミノキサンは任意の既知の技法に従って
製造することができる。この様な技法の1つは、Kam
inskyの米国特許& 4,544,762に記載さ
れている様な、トリメチルアルミニウムと水和金属塩と
の反応を含む0本発明の触媒中のアルミニウム:ジルコ
ニウムの分子比を計算する目的のため、ポリメチルアル
ミノキサンには式(^I(Cllz)0)に対応ず・る
反復単位構造が与えられる。
ポリメチルアルミノキサンの製造に続き、該ポリメチル
アルミノキサンにすでに定義したジルコニウム(I V
)錯体を所望により追加の稀釈剤と共に添加する。ジル
コニウム錯体は目的とするジルコニウム触媒錯体をその
場で生成せしめることができる前駆体の形で用いること
ができるものと理解される。−例として、結晶構造中に
いずれかの種類の1又は複数の分子がさらに導入されて
いるジルコニウム錯体、例えばVan der Hau
ls力を介して結晶構造に脂肪族又は芳香族のアルコー
ル分子が会合しているもの、が挙げられる。触媒組成物
の製造に゛おいては、ジルコニウム(IV)錯体及びポ
リメチルアルミノキサンを任意の順序で一緒にすること
ができる。これらの触媒成分は窒素、アルゴン、キセノ
ン又はこれらの組み合わせのごとき不活性雰囲気中で適
切に混合することができる。これらの成分は任意の適当
な温度、好ましくはO℃〜50℃、さらに適切には25
℃にて混合される。
触媒の成分は、Al: Zrの原子比が好ましくは50
:1〜10,000: t、さらに好ましくは100:
1〜5,000 : 1 、そして最も好ましくは25
0:1〜1000:1となる量において使用される。
好ましいジルコニウム(I V)錯体はアルキル基中に
2〜4個の炭素原子を有するジルコニウムテトラアルコ
キシド、及びジルコニウムテトラフェノキシドである。
最も好ましいジルコニウム(rv)錯体はジルコニウム
テトライソプロポキシドである。
この発明の触媒を用いる重きは25℃〜100°Cの温
度において行うことができる。好ましい温度は30℃〜
60℃である。
好ましい重Ant2ビニル芳香族モノマーを用いるもの
であり、これはこの様なポリマーが高度なシンジオタク
チシティーを有するという発見に暴く。
「高度な」とは、CI3該磁気共鳴スペクトル法により
決定した場合のモル基準で約50%以上のシンジオタク
チシティーを意味する。適切なビニル芳香族モノマーに
は、次の式: (式中、Rは相互に独立Gご、水素原子;10個以下の
炭素原子を有する、脂肪族、脂環族もしくは芳香族の炭
化水素基;又はハロゲン原子である)に対応する七ツマ
−が含まれる。好ましいビニル芳香族モノマーはスチレ
ンである。
重合は通常、モノマーのための溶剤の存在下で行われる
0例えば、脂肪族炭化水素及び芳香族炭化水素、並びに
これらの混合物が挙げられる。好ましい溶剤はC4〜2
oアルカン類、特に分枝鎖アルカン類、及びこれらの混
合物を包含する。重合のための特に望ましい溶剤はイソ
オクタン、又はその配合物、例えばExxonから入手
可能なl5opar E(商標)である。5〜100重
量%のモノマー濃度を与えるのに適当な量の溶剤が用い
られる6重合の間、ポリマーはそれが生成されるに従っ
て反応混合物から沈澱することができる。まず、ビニル
芳香族モノマーとジルコニウムとのモル比が100:1
〜30,000 : 1 、最も好ましくは1,000
:1〜10.000: ]となるように触媒濃度を与え
るのが望ましい。さらに、この発明の好ましいポリマー
は65%より大きなシンジオタクチシティーを有する。
他の類似の重合の場合と同様に、使用されるモノマー及
び溶剤は、触媒の不活性化が起こらない様に十分に高純
度であることが非常に望ましい。
七ツマ−の精製のための任意の適当な技法、例えば減圧
下での脱蔵(devolatilization)又は
モレキュラー・シーブもしくは高表面積アルミナとの接
触を用いることができる。
同伴する触媒を除去するための生成したポリマーの精製
も実施者により望まれるであろう。同伴する触媒は一般
に、アルミニウム及びジルコニウムに起因するポリマー
の熱分解の後の灰分の残留により同定されるにの様な化
合物を除去するための適当な技法は、溶剤抽出、例えば
高沸点塩素化溶剤を温度で用いる抽出、及びそれに続く
濾過による。
次の実施例により本発明は一層よく理解されよう。
火藷名」−一 窒素雰囲気のグローブボックス中で、ガラスの反応器に
l5opar E(商標)(32ml)をポリメチルア
ルミノキサン(PMA)の懸濁液(40+nj’のl5
opar E中(1,1g)と共に仕込んだ。ジルコニ
ウムn−プロポキシド(62,5μ!、0.02s+ 
tlal>の10%トルエン溶液を室温にて撹拌しなが
ら添加した。約30秒間の後、高純度の脱気されたスチ
レンモノマー(12,5g、0.12mo1)を添加し
た0反応器を密閉し、そして熱水浴中シェーカーに入れ
、そして51℃にて40時間保持した0次に、20m1
のメタノールの添加により混合物を加水分解した。反応
器の内容物をIN塩酸水溶液50社に5分間にわたり添
加した。生ずるシンジオタクチック・ポリスチレンを濾
過により集め、メタノールで洗浄し、そして75°Cに
て36時間真空乾燥した。収量は0.2g(1,6%)
であった。示差走査熱量計により決定した場合融点は2
60.3℃であった。C”NMRにより決定した場合シ
ンジオタクチシティーは75%より大であった。重量平
均分子量(Mw)は13,600であった。数平均分子
it(Mn)は8,600であった。
Mu/Mnは1.58であった。
火バ鮭2− 22.9mNのl5opar E、16社のl5pra
rε中0.65g(11,2m tmole>のポリメ
チルアルミノキサン、ヘプタン910%溶液としてのジ
ルコニウムテトラηプロポキシド35 μN(O,00
11m mo&)、及び7.7tan (O,0673
m mof)のスチレンを用いて実施例1の方法を実質
的に反復した。前記の方法における処理の後、ポリスチ
レンの収量は0.75g(10,7%)であり、約70
%のシンジオタクチシティーを有していた。Mwは11
,000であった。Mnは6 、500であった0Mw
/Mnは1.67であった。
夾施珂3−6゜ 1.63+a tooleのスチレンモノマー及び22
.4m moleのジルコニウム錯体触媒を脂肪族溶剤
(Isopar E)中で調製されたポリメチルアルミ
ノキサン助触媒と共に用いて実施例1の方法を実質的に
反復した。
反応を40時間続けた。使用した特定のジルコニウム触
媒前駆体錯体を第1表にさらに同定する。
実施例3においては、11.2a+ i+offieの
PMA助触媒を使用した、実施例4〜6においては、2
2.4a+ vaoleのPMAを使用した。これらの
モル量の計算においてはPMAの反復単位が(^1(C
I+、) −0)であると仮定した。すべての重合にお
ける溶剤はl5opar Eであった。結果を第1表に
示す。
第1FE J「触幕− a b C 収量 tしバ3J 1.8 13.1 4.5 32.1 1.0 7.40 シンジオタフ ±ンjづ仁二UO− 融点 いり− ジルコニウムテトラn−プロボキシド ジルコニウムテトライソブロポキシド ジルコニウムテトラアセチルアセトネートジルコニウム
テトラ(ジエチルアミド)。
手続補正書く方式) 1、事件の表示 昭和63年特許願第239081号 2、発明の名称 ジルコニウム含有触媒及びその使用方法3、補正をする
者 事件との関係   特許出願人 6゜ 7゜ 8゜ 補正の対象 明細書 補正の内容 明細書の浄書(内容に変更なし) 添附書類の目録 浄書明細書 1通 名称 ザ ダウ ケミカル カンパニー4、代理人 住所 〒105東京都港区虎ノ門−丁目8番10号(外
4名) 5、補正命令の日付 昭和63年12月20日(発送日)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、高度なシンジオタクチシティーを有するポリビニル
    芳香族モノマーのポリマーの製造方法であって、1又は
    複数種類のビニル芳香族モノマーを重合条件下で、ポリ
    メチルアルミノキサンと式ZrXR_3〔式中、Xはハ
    ライド又はRであり、そしてRは相互に独立に、式OR
    ′に対応するアルコキシド及びアリールオキシド、式N
    R_2′に対応するアミド、式PR_2′に対応するホ
    スフィド、並びに式R′−C(O)−CH−C(O)−
    R′に対応するβ−ジケトネートから成るリガンドの群
    から選択されたものであり、そしてR′は炭素原子数1
    2個以下のアリール又はアルキルである〕に対応するジ
    ルコニウム(IV)錯体との反応生成物を含んで成る触媒
    と接触せしめることを特徴とする方法。 2、前記モノマーを25℃〜100℃の温度において前
    記触媒と接触せしめる、請求項1に記載の方法。 3、不活性稀釈剤をさらに存在せしめる、請求項1に記
    載の方法。 4、前記ポリマーが約65%より大きなシンジオタクチ
    シティーを含有する分子構造を有する、請求項1に記載
    の方法。 5、前記ジルコニウム(IV)錯体が、アルキル基中に2
    〜4個の炭素原子を有するジルコニウムテトラアルコキ
    シド、及びジルコニウムテトラフェノキシドから成る群
    から選択されたものである、請求項1に記載の方法。 6、前記ジルコニウム(IV)錯体がジルコニウムテトラ
    イソプロポキシドである、請求項1に記載の方法。 7、ポリメチルアルミノキサンとジルコニウムとのモル
    比が10:1〜50,000:1である、請求項1に記
    載の方法。 8、ポリメチルアルミノキサンとジルコニウムとのモル
    比が100:1〜10,000:1である、請求項1に
    記載の方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5315283A (en) * 1992-06-24 1994-05-24 Rohm Co., Ltd. Structure for variable electronic component

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63172706A (ja) * 1986-12-15 1988-07-16 モンテジソン、ソチエタ、ペル、アツィオーニ 主としてシンジオタクチック構造を有する結晶性ビニル芳香族重合体の製造法

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