JPH0289301A - コイル及びその製造方法 - Google Patents

コイル及びその製造方法

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Publication number
JPH0289301A
JPH0289301A JP63241312A JP24131288A JPH0289301A JP H0289301 A JPH0289301 A JP H0289301A JP 63241312 A JP63241312 A JP 63241312A JP 24131288 A JP24131288 A JP 24131288A JP H0289301 A JPH0289301 A JP H0289301A
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JP
Japan
Prior art keywords
current
coil
holding base
carrying part
insulating coating
Prior art date
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Pending
Application number
JP63241312A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideyuki Koyama
秀行 小山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電気的にインダクタンスを有し、リアクトル
あるいは変圧器などに使用されるコイル・に関するもの
である。
従来の技術 従来のコイルでは、第6図に示すように、絶縁スペーサ
11に、絶縁被覆線材12などを巻回して構成されてい
るっコイルは空芯で使用される場合もあるが、第6図に
示すように、鉄芯14を使用する場合もある。コイルに
絶縁被覆線材12を使用するのは、線間の絶縁を保つた
めである。
発明が解決しようとする課題 このような従来のコイルでは、一般に絶縁スペーサ11
を回転させて、絶縁被覆線材12を巻回するため、巻回
時に絶縁被覆が破損し易いという欠点を有する。また巻
回後のコイルの固定と絶縁を良好にするために、フェノ
などによる含浸処理を必要とするなど、組立工程が複雑
になる問題点があった。また絶縁スペーサ11は、一般
に熱伝導性が悪いため、コイルに流れる電流によって生
ずる発熱を十分に吸収、放散することが出来ないため、
コイルに使用する絶縁被覆線材2の断面積を大きくして
、コイルの発熱を低くする必要があり、コスト的に高く
なるなどの問題点があった。
さらに、コイルの形状が第6図に示すように、コイルの
中心を通過する磁束に対して平行な方向に長くなるため
、鉄芯を何月Jする場合には、鉄芯の使用量が多くなり
、全体の重量が重くなり、コストも高くなるなどの問題
点を何する。3本発明は、かかる問題点に鑑みてなされ
たもので、簡易な構成で機械的ストレスによるコイルの
絶縁被覆の破損を防止すると共に、含浸処理が不要で、
かつコイルの線材断面積を小さくし、さらに鉄芯の使用
量も少くてすむ安価なコイルを提供することを目的とし
ている。
課題を解決するための手段 本発明は、上記問題点を解決するため、電気的良導体を
巻回してなるコイルにおいて、コイルの中心を通過する
磁束に対して、垂直平面上にあらかじめ巻回形状とした
電流を通電する通電部を有し、かつ前記通電部に電流が
流れることによって発生する熱を吸収および放散する熱
的良導体からなる保持ベースを、前記通電部と略平行平
面上に設け、前記保持ベースと通電部との間に、前記通
電部から保持ベースへの熱の伝導を妨げない程度の厚さ
を有する絶縁被膜または絶縁層を介して、前記保持ベー
スと通電部とを密着一体化し、デイヌク状の形状とした
ものである。
作用 本発明は、上記した構成により、あらかじめ巻回された
通電部が、絶縁被膜または絶縁層によって熱的良導体で
ある保持ベースに密着一体化されているため、従来例の
ように、線材を機械的に巻回する方法に比べて、機械的
ストレスによって線材の絶縁被覆が破損するという問題
がなくなる。
また1通電部は絶縁被膜または絶縁層によって、保持ベ
ースと密Ft−に化されているために、フェノなどによ
る含浸処理を必要としない。さらに、通電による通電部
の発熱は、熱的良導体である保持ベースに絶縁被膜また
は絶縁層を介して伝達され、放散されるため、通電部の
電気的良導体の断l「11積が小さくてすむ。すなわち
、通電部には、電気的良導体を用い、保持ベース部には
熱的良導体を用いるという機能分担が可能となるため、
合理的なコイルが設計製作できる。絶縁被膜または絶縁
層は、厚さをミクロン単位の薄さとすれば1通電部から
保持ベースへの熱の伝導が大きく妨げられることはない
また、コイルの中心を通過する磁束に対して平行な方向
の長さは、通電部と絶縁被膜または絶縁層と、保持ベー
スの厚み分の長さとなり、短くてすむため、鉄芯の使ノ
1」量が少ぐてすみ重量も軽量となり、安価なフィルが
製作できる。
実施例 第1図は、本発明のコイルの一実施例を示す。
第1図において、1は電気的良導体を巻回した通電部、
2は絶縁被膜、3は熱的良導体の保持ベーク、4a、4
bはそれぞれコイルに電流を通電するための外部接続端
子部、6は鉄芯を示す。
第2図は、本発明の他の実施例であって、第1図と同一
の番号は同一名称である。4C,4dは端子部を示す。
第2図は一つのコイルに二つの分離された通電部を設け
た実施例であり、このように一つのコイルに複数の通電
部を設けることも可能である。
第3図は、本発明の池の実施例であって、第2図と同一
の番号は同一名称である。第3図は、絶縁被膜2を通電
部1の外周にも施したものであって、コイルにホコリや
ゴミなどの堆積によって、絶縁不良となるのを防止する
ように工夫したものである。
ここで、実施例のコイルの具体的な加工法の一例を述べ
る。第1図、第2図の実施例では、積層プリント基板の
ように、箔状の電気的良導体に銅箔を用い、絶縁被膜と
熱的良導体とをサンドイッチ構造としたものを、銅箔部
をエツチングにより、コイル状に巻回した通電部として
形成したものである。また第3図の実施例では、エツチ
ングした銅箔の上に端子部を除いてさらに絶縁被膜のコ
ーティングを施したものであるっなお、他の具体的な加
工例としては、通電部を蒸着法によって、コイル状に巻
回した形状に形成することも出来る。
第4図は、本発明の池の実施例であって、第1図と同一
の番号は同一名称である。第4図は、第1図に示すコイ
ルを2枚重ねて使用した実施例である。両者の保持ベー
ス3はそれぞれの通電部1から絶縁被膜2によって絶縁
されているので、第4図のように密着させて配置するこ
とが可能である。また第4図からも解るように、両者の
保持ベース3が一体化されたと考えれば、一つの保持ベ
ースの両側に、絶縁被膜2と通7E部1を構成したと同
じことになり、こうした応用も本発明では可能であるう さて、以上述べたように本発明の実施例において、保持
ベースの放熱をさらに良好にするために、表面に凹凸を
設けたり、フィン(ひれ)を設けたりすることも出来る
。また、保持ベースの内部を中空とし、中に冷却気体ま
たは冷却液体を循環させることによって、吸熱および放
熱効果を高め、通電部の電流密度を高めることも可能で
ある。
なお、本発明のコイルは、空芯でも鉄芯を使用する場合
でも、いずれにも適用できる。1だ第6図に示すように
、変圧HUBを構成するコイルにも適用することが出来
る。第6図において、第1図と同一番号は同一名称であ
る。第6図のコイルは、変圧器の鉄芯5が通る二つの窓
を有し、それぞれの窓を通る鉄芯6によって生ずる磁束
に対して、二つの垂直平面上に通電部を形成したもので
ある。
このように、複数の窓と複数の独立した通電部を、それ
ぞれの窓に周囲に形成することも出来る。
発明の効果 以上述べたように、本発明によれば、きわめて簡易な構
成で信頼性が高く、組立て易く、安価なコイルを提供す
ることができ、工業的に極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図、第4図および第5図は本発明
の実施例を示し、第6図は従来例を示し、第1図乃至第
6図においてaは断面図、bは側面図である。 1・・・・・・通電部、2・・・・・・絶縁被膜、3・
・・・・保持ベース、41L 、 4b 、 40 、
4d・・・・・・端子部、5・・・・・・鉄芯。 代理人の氏名 弁理士 粟 野 重 孝 ほか1名(a
ノ lαノ (far) (b) 第 図 (α2 (a〕 <b) (b) 第 図

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電気的良導体を巻回してなるコイルにおいて、コ
    イルの中心を通過する磁束に対して、垂直平面上にあら
    かじめ巻回形状とした電流を通電する通電部を有し、か
    つ前記通電部に電流が流れることによって発生する熱を
    吸収および放散する熱的良導体からなる保持ベースを、
    前記通電部と略平行平面上に設け、前記保持ベースと通
    電部との間に、前記通電部から保持ベースへの熱の伝導
    を妨げない程度の厚さを有する絶縁被膜または絶縁層を
    介して、前記保持ベースと通電部を密着一体化し、ディ
    スク状の形状としたことを特徴とするコイル。
  2. (2)保持ベースの材質を、銅,銅合金,鉄,鉄合金,
    アルミニウム,アルミニウム合金などの金属材料を用い
    たことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のコイ
    ル。
  3. (3)通電部の形状を箔状としたことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項または第2項に記載のコイル。
  4. (4)保持ベースの表面に、凹凸またはフィンを設けた
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第3項のい
    ずれかに記載のコイル。
  5. (5)保持ベースを中空とし、中に冷却気体または冷却
    液体を循環させたことを特徴とする特許請求の範囲第1
    項乃至第4項のいずれかに記載のコイル。
  6. (6)通電部の表面に、外部から電流を供給するための
    接続部を除いて、絶縁被膜を設けたことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項乃至第5項のいずれかに記載のコイ
    ル。
  7. (7)電気的良導体に、銅箔などの箔状とした金属板を
    用い、絶縁被膜と熱的良導体をサンドイッチ構造にし、
    前記箔状の電気的良導体を、エッチングにて巻回形状に
    通電部を形成したことを特徴とする特許請求の範囲第1
    項乃至第6項のいずれかに記載のコイル。
  8. (8)電気的良導体を、絶縁被膜または絶縁層の表面に
    蒸着することによって、通電部を形成したことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項乃至第6項のいずれかに記載
    のコイル。
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