JPH028711Y2 - - Google Patents

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JPH028711Y2
JPH028711Y2 JP18303287U JP18303287U JPH028711Y2 JP H028711 Y2 JPH028711 Y2 JP H028711Y2 JP 18303287 U JP18303287 U JP 18303287U JP 18303287 U JP18303287 U JP 18303287U JP H028711 Y2 JPH028711 Y2 JP H028711Y2
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JP
Japan
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operating rod
connecting member
round nut
bolt
cylindrical base
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JP18303287U
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JPH0187883U (ja
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  • Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は枝切り、架線に引つ掛かつた凧の処理
等に使用される高所作業用操作ロツドと処理用工
具等の接続部材との連結構造に関するものであ
る。
(従来の技術) 従来、例えば樹木の高所の小枝を切り取るいわ
ゆる枝打ち作業においては、長尺の操作ロツドの
先端部に枝打ち鋸や枝切り鎌等の工具を連結した
道具が用いられている。そして上記操作ロツドと
工具との連結固着はネジ止め、ピン止め等操作ロ
ツドと工具との着脱性が考慮された種々な手段が
あるが、実公昭46−36133号公報に記載されてい
るように、工具に筒状の基部を形成するとともに
その筒状基部切溝と止着孔とを連設し、操作ロツ
ドの先端部にボルトを突設固定して操作ロツドの
先端部に工具を嵌合する際該ボルトを上記切溝か
ら止着孔に位置させ、しかるのち該止着孔に嵌合
可能な短軸部を下面に備えた段付きナツトでもつ
て締付け固定するという連結手段が汎用されてい
る。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら上記した実公昭46−36133号公報
記載のような連結構造においては、工具の筒状基
部の止着孔内に段付きナツトが嵌合して締付けら
れているから、単なるネジ止めに比べて使用中に
操作ロツドから工具が抜けるという事態の防止に
対して有利であるが、作業中に段付きナツトに緩
みが生じることは避けられず、緩みが生じている
ことを知らずに長時間作業を続けた場合には、ナ
ツトの緩みが徐々に進行して遂にはナツトの下部
の短軸部が工具の止着孔から抜け出し、突如操作
ロツドから工具が離脱して不測の事故を招くこと
になる。
本考案は上記した連結構造におけるナツトの緩
みを防止することを目的としてなされたものであ
る。
(問題点を解決するための手段) 本考案による高所作業用の操作ロツドと各種工
具等の連結構造は、その操作ロツドの先端部に嵌
合接続される接続部材の筒状基部に、従来のごと
く操作ロツドに突設されたボルトを導入するため
の誘導溝および該誘導溝の終端に止着孔が設けら
れ、操作ロツドに突設されたボルトに、該止着孔
が設けられ、操作ロツドに突設されたボルトに、
該止着孔に嵌合可能な短軸部を下部に備える段付
きラウンドナツトが螺合され、さらに該ラウンド
ナツトと該ボルトのヘツドとの間にコイルスプリ
ングが圧縮状態で介装され、接続部材の筒状基部
内に操作ロツドの先端部が挿入され該筒状基部の
止着孔の中央部に操作ロツドのボルトが位置され
て締付けされたラウンドナツトの下部短軸部が該
止着孔内に嵌合され、該ラウンドナツトが上記ス
プリングにより弾圧された状態を保持するように
構成されている。
上記した本考案の連結構造は、枝打ち鋸、枝切
り鎌、架線に引つ掛かつた凧取り用具等の高所作
業用工具のほかに、継ぎ足しロツドの連結にも適
用できるものである。
(作用) 本考案における連結構造の段付きラウンドナツ
トは、その下部の短軸部が円筒基部の止着孔内に
嵌合位置するとともにラウンドナツト本体の下面
でもつて接続部材を操作ロツド側に強固に締付
け、作業時における振動や衝撃等によつて操作ロ
ツドから接続部材が安易に抜け外れるのを防止す
る。さらにスプリングは締付けたラウンドナツト
の緩みを防止するとともに万一ラウンドナツトが
緩んだとしても、その緩みが進行してラウンドナ
ツトの短軸部が止着孔から抜け出るのを抑制し、
正常な連結状態を長時間接続させる。
(実施例) 以下操作ロツドに連結される接続部材として枝
打ち鋸を示した本考案の実施例について説明する
と、第1図に示しているように枝打ち鋸1の基部
2は操作ロツド3の先端部4に嵌合可能な筒状を
なし、該筒状基部2には基部2の開口端縁を始端
としたL字状の誘導溝5が設けられ、該誘導溝5
の終端には円形の止着孔6が形成されている。操
作ロツド3の先端部4にはヘツド7を有するボル
ト8がそのネジ軸部を約20mm程突出させた状態で
固着され、その突出したネジ軸部に、上記止着孔
6に嵌合可能な直径を有しかつ上記筒状基部2の
肉厚よりも僅かに高さ寸法の小さい短軸部9と該
止着孔6縒りも大径であり上面側中央が凹部10
となつている段付きラウンドナツト11が螺合さ
れ、さらに該ラウンドナツト11と該ボルトのヘ
ツド7との間には、無荷重時の長さがボルト8の
ネジ軸部の突出長さより稍大きいコイルスプリン
グ12が圧縮された状態で介装されている。そし
て操作ロツド3の先端部4への枝打ち鋸1の取付
け固定は次のようにして行なわれる。まず、ラウ
ンドナツト11緩み方向に回転させてスプリング
12の弾力に抗してボルト8のヘツド7側に移動
させ、次いで操作ロツド3の先端部4に枝打ち鋸
1の筒状基部2を嵌合させながらボルト8のネジ
軸部を誘導溝5内に導き入れたのち操作ロツド3
または枝打ち鋸1のいずれか一方を若干回動させ
てボルト8を枝打ち鋸1の筒状基部2の止着孔6
の中央に位置させる(第3図参照)。しかるのち
ラウンドナツト11を締付け方向に回動させて該
ラウンドナツト11の下部短軸部9を止着孔6内
に嵌合させ、強固に締付けて該止着孔6の周部分
を該ラウンドナツト11の大径部の下面によつて
押圧することによつて結合が完了する。
かくして結合された連結構造は、第2図に示し
ているようにラウンドナツト11の下部短軸部9
が止着孔6内に嵌合位置し、締付け状態のラウン
ドナツト11がスプリング12によつて常時弾圧
された状態となつている。
なお誘導溝5は実施例においてはL型をなして
いるが、直線状の誘導溝を具備した接合部材であ
つても本考案を適用できることは勿論である。
(考案の効果) このように本考案による高所作業用の操作ロツ
ドと接続部材との連結構造は、操作ロツド3の先
端部4に嵌合接続される接続部材の筒状基部、例
えば枝打ち鋸1の筒状基部2に、該操作ロツド3
の先端部4に突設されたボルト8が通過可能な誘
導溝5および該誘導溝5の終端に位置した止着孔
6が連設され、操作ロツド3に突設された上記ボ
ルト8に、該止着孔6に嵌合可能な短軸部9を下
部に備える段付きラウンドナツト11が螺合さ
れ、さらに該段付きラウンドナツト11と該ボル
ト8のヘツド7との間にコイルスプリング12が
圧縮状態で介装され、接続部材の筒状基部2内に
操作ロツド3の先端部4が挿入され該筒状基部2
の止着孔6の中央部に操作ロツド3のボルト8が
位置されて締付けられたラウンドナツト11の短
軸部9が該止着孔6内に嵌合され、この締付け状
態のラウンドナツト11が上記スプリング12に
よつて弾圧された連結構造をなしているから、操
作ロツド3と各種の接合部材との連結または離脱
動作は従来と同様に簡単に実施できるとともに、
殊に両者が連結固定された状態においては締付け
作用をしているラウンドナツト11がスプリング
12によつて常時弾圧されているから、ラウンド
ナツト11の緩みが生じにくく、また緩みが生じ
たとしてもラウンドナツト11の下部短軸部9が
止着孔6から抜け出ることは殆どなく、高所作業
用の道具の安全性を著しく高めることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示しているものであつ
て第1図は操作ロツドと接合部材の1部省略側面
図、第2図は操作ロツドと接合部材とを連結固定
した状態の連結部の断面図、そして第3図はラウ
ンドナツトを緩めた状態の連結部の断面図であ
る。 1は枝打ち鋸(接合部材)、2は接合部材の筒
状基部、3は操作ロツド、4は操作ロツドの先端
部、5は誘導溝、6は止着孔、7はボルトのヘツ
ド、8はボルト、9は短軸部、10は凹部、11
はラウンドナツト、12はスプリング。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 操作ロツドの先端部に嵌合接続される接続部
    材の筒状基部に、該操作ロツドの先端部に突設
    されたボルトが通過可能な誘導溝および該誘導
    溝の終端に位置した止着孔が連設され、操作ロ
    ツドに突設された上記ボルトに、該止着孔に嵌
    合可能な短軸部を下部に備える段付きラウンド
    ナツトが螺合され、さらに該ラウンドナツトと
    該ボルトのヘツドとの間にコイルスプリングが
    圧縮状態で介装され、接続部材の筒状基部内に
    操作ロツドの先端部が挿入され筒状基部の止着
    孔の中央部に操作ロツドのボルトが位置されて
    締付けられたラウンドナツトの短軸部が該止着
    孔内に嵌合され、該ラウンドナツトがスプリン
    グにより弾圧されていることを特徴とする 高所作業用操作ロツドと接続部材との連結構
    造。 (2) 上記接続部材が枝切り鋸、鎌、フツク等の作
    業用工具である上記実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の高所作業用操作ロツドと接続部材と
    の連結構造。 (3) 上記接続部材が継ぎ足し用のロツドである上
    記実用新案登録請求の範囲第1項記載の高所作
    業用操作ロツドと接続部材との連結構造。
JP18303287U 1987-11-30 1987-11-30 Expired JPH028711Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP18303287U JPH028711Y2 (ja) 1987-11-30 1987-11-30

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JP18303287U JPH028711Y2 (ja) 1987-11-30 1987-11-30

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JPH0187883U JPH0187883U (ja) 1989-06-09
JPH028711Y2 true JPH028711Y2 (ja) 1990-03-01

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ID=31474465

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JP18303287U Expired JPH028711Y2 (ja) 1987-11-30 1987-11-30

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003137131A (ja) * 2001-10-30 2003-05-14 Halla Aircon Co Ltd 自動車のフロントエンドモジュール用フードラッチアセンブリ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003137131A (ja) * 2001-10-30 2003-05-14 Halla Aircon Co Ltd 自動車のフロントエンドモジュール用フードラッチアセンブリ

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Publication number Publication date
JPH0187883U (ja) 1989-06-09

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