JPH028617Y2 - - Google Patents

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JPH028617Y2
JPH028617Y2 JP1982066260U JP6626082U JPH028617Y2 JP H028617 Y2 JPH028617 Y2 JP H028617Y2 JP 1982066260 U JP1982066260 U JP 1982066260U JP 6626082 U JP6626082 U JP 6626082U JP H028617 Y2 JPH028617 Y2 JP H028617Y2
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seam
main guide
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JP1982066260U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、たとえばラジエタまたはガソリンタ
ンクなどの容器類の周縁に形成された直線部とコ
ーナ部とからなる連続したフランジ部を、上下シ
ーム電極間で挟圧・通電しながら電極駆動力によ
つて上下電極間に案内するピンガイド方式のシー
ム溶接用溶接線自動傲い装置に関する。
(従来の技術) 従来におけるこの種の装置としては、たとえば
特公昭52−22746号及び特公昭54−3012号公報に
記載された装置が知られているところである。
これらの装置は、いずれも回転テーブルの被溶
接物の対応する各コーナの曲がり中心点に半月カ
ムを固着し、この半月カムをシーム電極の下側に
固着した案内レールの案内溝に進入させて溶接線
の直線部の運動を行い、溶接線のコーナは案内レ
ールの案内溝に設けたカムストツパに半月カムの
外周を係合させて円弧運動させながら溶接線を案
内するものである。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、これらの装置はシーム溶接軌跡
を電極加圧点に位置合わせするときに、案内レー
ルが固定されていると、その位置調節に多大の時
間と労力を要し、しかもワークの性質に応じた微
調節ができないから、ワーク変更毎に案内レール
全体の構造変更を余儀無くされ、コストアツプに
つながるという心配があつた。
(課題を解決するための手段) 本考案は、これらの従来装置の欠点を解決しよ
うとするもので、その具体的な手段は、直線部と
コーナ部とからなる被溶接物を水平面内で旋回し
ながら目的とする溶接線を一対のシーム電極間に
送り込むシーム溶接線自動旋回送り装置であつ
て、被溶接物を旋回移動させる回転板と、この回
転板の被溶接物の各コーナ部に対応する曲がり中
心点に位置固定させた一連のメインガイドと、前
記シーム電極の下方に配置され、メインガイドを
それぞれ所定の位置から進入させ、かつこれを溶
接線と平行に案内すると共に、所定の位置からメ
インガイドを離脱すべく構成された案内レール
と、この案内レール内で、メインガイドの外周に
接しながらメインガイドの回転を案内し、前記外
周に形成された切欠部の通過を許すガイドストツ
パとを有するものにおいて、前記案内レールをア
ジヤスト機構を介して移動調節可能にしたことを
特徴とする。
(作用) そして、本考案にれば、アジヤスト機構で案内
レールを左右・前後方向へ任意に移動させること
ができるから、溶接線をシーム電極加圧位置に位
置合わせする際に、正確かつ容易に行うことがで
きる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
図中1は溶接機本体。2,3は上下シーム電極
輪。4は回転板で、この回転板は複数のアーム0
を回転自在に連結したリンク装置(詳細省略)に
よつてシーム電極の手前、水平面内において自由
に旋回することができるように、アーム先端の軸
受け5に取りつけられている。6はメインガイド
で、回転板4の被溶接物Wの各コーナ部に対応す
る曲がり中心点に位置固定されている。
そして、メインガイドには厚みe1を持つ切欠部
6aが形成され、またその先端には内側方向に向
かつて低くなるテーパ面6bが形成されており、
このパーテ面は後述するラチエツト装置12の開
閉板11に形成されたテーパ面11aと係合し、
メインガイドの案内溝への進入を容易ならしせ
る。7は先端に回転ローラ8を有する補助ピン
で、このピンはメインガイドより短くなつてお
り、実質的に相隣なるメインガイド6の各中心点
を結ぶ線Aより内側に位置固定されている。
9は案内レールで、メインガイド6及び補助ピ
ン7を進入し、直線的に案内するものである。
この案内レールは前面レール板9a及び後面レ
ール9bによつて構成され、メインガイド6の厚
みe2の通過を許すだけの幅e3をもつ案内溝10を
形成させる。
そして前面レール板9aの、メインガイド6の
進入する箇所には開閉板11を有するラチエツト
装置12が装備されており、さらに補助ガイドの
進入と離脱を許す箇所には切欠開口部13a,1
3b,13cがそれぞれ設けられている。
この案内レール9は被溶接物Wの溶接線W1
電極加圧位置に正確に位置調節できるように、本
体1の両側に取りつけられたアジヤスト機構17
と、この機構の先端に横向きに取りつけられたア
ジヤスト機構18とのネジ調節によつて前後、左
右方向への移動調節ができるようになつている。
即ち、案内レール9はアジヤスト機構17の先
端に横向きに取りつけられたレール支持板9cに
対し後面レール板9bが左右方向に移動調節でき
るように、例えば後面レール板9bに形成された
長孔0にボルト20を介してレール支持板9cの
前面に取りつけられていて、アジヤスト機構18
のネジ調節で後面レール板9bがレール支持板9
cに対し長孔0の許容範囲だけ左右方向へ移動す
ることができるようになつている。
14はガイドストツパで、シーム電極の回転軸
心線(B−B)とその直下で交わる案内レールの
内に位置固定されている。このガイドストツパに
はメインガイドの円弧案内部6aと係合してメイ
ンガイドを中心に回転・案内する湾曲した案内面
が形成されており、またこのガイドストツパ14
によつて案内レールの一部にはメインガイドの切
欠部の厚みe1のみ通過させるだけの幅e4をもつ案
内溝10が形成される。15はストツパ装置であ
る。このストツパ装置は、案内溝10を横切る方
向に出没自在のストツパピン15aを有してお
り、メインガイドがこのストツパピンを押し開い
て通過すると原位置ストツパとなる。
16はバツク・アツプ・プレートで、このプレ
ートはメインガイドが案内レール内に入り込む際
にメインガイドの衝撃を吸収するため、後面レー
ル板9bのメインガイドの突き当たる位置に被着
された合成樹脂材からなる硬質ゴムである。
以下に本考案装置の作用動作を第2図にしたが
つて説明する。
まず、手順として回転板4の上方に被溶接物W
を動かぬようにセツトする。そして被溶接物の溶
接線W1を予定した位置から上・下シーム電極2,
3で挟み込み、一定の加圧力と電流を流しながら
電極を回転させ、フランジの溶接線に沿つてシー
ム溶接を開始することになる。
なお、本考案装置においてシーム溶接軌跡を電
極加圧点に位置合わせする場合は、案内レール9
を各アジヤスト機構17,18により前後、又は
左右に移動すればよい。たとえば、第4図に示す
ように、被溶接物の溶接線W2が上・下シーム電
極2,3の電極加圧点から前方にズレているよう
な場合には、アジヤスト機構17のネジ調節を行
つて案内レール9を矢印イ方向に移動すれば、溶
接線W2を電極加圧位置を通るW1の正規位置に合
わせることができる。
また、第5図に示すように、被溶接物の溶接線
W2が上・下シーム電極2,3の加圧点から(右
方向に)ズレているような場合には、アジヤスト
機構18のネジ調節を行つて案内レール9を矢印
ロ方向へ移してやれば、溶接線W2を電極加圧位
置を通るW1の位置に正確に合わせることができ
る。
矢印→は溶接進行方向を示す。
今、溶接直線部○イの予定した位置から溶接を開
始すると、コーナ部との曲がり中心点に位置
対応するメインガイド61及び62は、案内レール
9の案内溝10を進入して、そのまま溶接直線部
○イと平行に矢印→方向へ移動する。
この場合メインガイド61及び62の間に設けら
れた補助ピン7a,7bは、案内レール9を先行
するメインガイド61が、他のメインガイド62
7の離脱を許す位置を通過する際に、前面レー
ル板9aと接しながら後続するメインガイド62
と共にガイドすることになる。つまり被溶接物W
の溶接直線部の距離がそれぞれ異なれば、直線部
の溶接にもかかわらず先行するメインガイドが他
の開口位置を通過する場合があるから、この場合
に先行するメインガイドが開口位置から外れない
ように、引き続き補助ピンがメインガイドより高
い位置にて案内レールに沿つて移動し、溶接直線
部○イを電極加圧点に誘導する。
次にコーナ部の開始点が電極加圧点にくる
と、後続のメインガイド62は案内レールのガイ
ドストツパ14と接触し、これよれ前進できなく
なるが、なおも電極の駆動力が与えられるため、
メインガイド62を中心とするコーナ部の曲がり
中心角θに応じた回転運動をはじめる。この時先
行するメインガイド61及び補助ガイド7a,7
bは案内レールの所定位置に設けられた離脱箇所
から外れることになる。
かくして、先のコーナ部に対応する溶接曲線
を電極加圧点に案内することになる。そして、コ
ーナ部を廻り切つたところでメインガイド62
の切欠部がガイドストツパ14の案内溝10′を
通過する。
引き続き次の溶接直線部○ロに移つたときは、前
述した後続のメインガイド62は先行するメイン
ガイドとなり同時に後続する次のメインガイド6
が案内レールの外部からラチエツト装置12′を
飛び越えて進入し、以後二つのメインガイドが案
内レールに沿つて移動し、溶接直線部○ロを電極加
圧点に案内する。この場合、補助ピン7cは先行
するメインガイド62が他の開口位置から外れな
いよう前述同様に補助的にガイドする。
一方、コーナ部を廻り切つた時の後続のメイン
ガイドは、案内レールに突き当たるように進入す
る。この時、通常はメインガイドが突き当たる衝
撃でバウンド現象を起こすが、この場合にあつて
はバツク・アツプ・プレート16によつてその衝
撃が弾性的に吸収されシヨツク防止の効果を上げ
ている。
溶接作業は、上の動作を以下同じように動作す
ることによつて一周すれば完了することになる。
(考案の効果) 以上で説明したように、本考案装置によれば、
アジヤスト機構の採用によつて案内レールを左
右・前後方向へ任意に移動調節できるようにした
から、溶接線のシーム電極加圧位置に対するに位
置決め調節が正確に、しかも簡単に行うことがで
き、しかもワーク変更にも案内レールの構造を変
えずに充分対応でき、コスト削減、作業性の向
上、溶接品質の安定化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかるシーム溶接機における
シーム溶接線自動旋回送り装置の概略側面図。第
2図は前記装置の動作説明するための平面図。第
3図は同じく本考案装置の要部を示す正面図。第
4図はアジヤスト機構17による溶接線前後方向
への移動調整を示す説明図。第5図はアジヤスト
機構18による溶接線左右方向への移動調整を示
す説明図。 符号の説明、1……溶接機本体、2,3……シ
ーム電極、4……回転板、6……メインガイド、
7……補助ピン、6a……切欠部、9……案内レ
ール、12……ラチエツト装置、16……バツ
ク・アツプ・プレート、17,18……アジヤス
ト機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 直線部とコーナ部とからなる被溶接物を水平面
    内で旋回しながら目的とする溶接線を一対のシー
    ム電極間に送り込むシーム溶接線自動旋回送り装
    置であつて、被溶接物を旋回移動させる回転板
    と、この回転板の被溶接物の各コーナ部に対応す
    る曲がり中心点に位置固定させた一連のメインガ
    イドと、前記シーム電極の下方に配置され、メイ
    ンガイドをそれぞれ所定の位置から進入させ、か
    つこれを溶接線と平行に案内すると共に、所定の
    位置からメインガイドを離脱すべく構成された案
    内レールと、この案内レール内で、メインガイド
    の外周に接しながらメインガイドの回転を案内
    し、前記外周に形成された切欠部の通過を許すガ
    イドストツパとを有するものにおいて、前記案内
    レールをアジヤスト機構を介して移動調節可能と
    したことを特徴とするシーム溶接線自動旋回送り
    装置。
JP6626082U 1982-05-08 1982-05-08 シ−ム溶接線自動旋回送り装置 Granted JPS58170179U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6626082U JPS58170179U (ja) 1982-05-08 1982-05-08 シ−ム溶接線自動旋回送り装置

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JP6626082U JPS58170179U (ja) 1982-05-08 1982-05-08 シ−ム溶接線自動旋回送り装置

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Publication Number Publication Date
JPS58170179U JPS58170179U (ja) 1983-11-14
JPH028617Y2 true JPH028617Y2 (ja) 1990-03-01

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ID=30076148

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JP6626082U Granted JPS58170179U (ja) 1982-05-08 1982-05-08 シ−ム溶接線自動旋回送り装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0646623Y2 (ja) * 1986-03-10 1994-11-30 鬼頭工業株式会社 シ−ム溶接機の被溶接物誘導装置
JP6087181B2 (ja) * 2013-03-15 2017-03-01 本田技研工業株式会社 シーム溶接装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5222746A (en) * 1975-08-13 1977-02-21 Mitsubishi Electric Corp Ac load starting control device
JPS543012A (en) * 1977-06-09 1979-01-11 Mitsubishi Chem Ind Ltd Preparation of carbonates

Patent Citations (2)

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JPS543012A (en) * 1977-06-09 1979-01-11 Mitsubishi Chem Ind Ltd Preparation of carbonates

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JPS58170179U (ja) 1983-11-14

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