JPH028502A - 圧液方向制御弁装置 - Google Patents

圧液方向制御弁装置

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JPH028502A
JPH028502A JP15502288A JP15502288A JPH028502A JP H028502 A JPH028502 A JP H028502A JP 15502288 A JP15502288 A JP 15502288A JP 15502288 A JP15502288 A JP 15502288A JP H028502 A JPH028502 A JP H028502A
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JP
Japan
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valve
pressure
actuator
pilot
piston
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JP15502288A
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English (en)
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Hideo Araki
英夫 荒木
Chiharu Matsunaga
松永 千春
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Shibaura Machine Co Ltd
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Toshiba Machine Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、アクチュエータ駆動の方向並びに速度をパイ
ロット操作により制御する圧液方向制御弁装置に係り、
特に弁構成体内部の圧液回路の簡略化に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
従来、圧液方向制御弁装置としては特開昭55−149
402号公報に記載される「伝導装置」が知られている
すなわち、第4図の圧液方向制御弁装置の断面図で示す
通り、この装置はロードセンシング装置付可変容量ポン
プ10でアクチュエータ100を駆動し、その駆動方向
並びに速度を制御するためにパイロット操作されるメー
タイン弁26と、一対のメータアウト弁32a、32b
があって、前記メータイン弁26からアクチュエータボ
ート20a、20bまでは一対のラインが設けられ、そ
れぞれライン中に本発明のロードチェック弁に相当する
ハネ負荷ポペット弁106.108が配設された構成と
なっている。
特に、負荷検知装置を有する可変容量型ポンプを使用し
た場合には負荷圧力をメータイン弁の出口側の圧力を検
知して可変容量ポンプに伝達している。
〔発明が解決しようとする課口〕
しかしながら、従来の制御弁装置はメータイン弁からア
クチュエータボートへのラインが一対であるため、どち
らか高い方の圧力を検出する手段(シャトル弁102,
104)が必要であり、このため回路構成が複雑となり
、しかも高圧・大流量を流すラインが2本必要な為弁体
も大型化する難点を有していた。
そこで、本発明の目的は、負荷検知装置付ポンプを使用
する場合は、一対のアクチュエータボートのうち高圧側
の圧力を取出す為のシャトル弁を省略し、負荷検知装置
付ポンプを使用しない場合でも高圧大流量が流れるライ
ンを1本省略し、弁構成体内部の液圧回路の簡略化を図
りこの弁構成体を小型化することのできる圧液方向制御
弁装置を提供するにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る圧液方向制御弁装置は、可変容量形ポンプ
と、一対の圧液流出入口を有するアクチュエータと、こ
のアクチュエータを駆動制御する弁構成体とを設け、こ
の弁構成体には前記可変容量形ポンプの吐出口と接続さ
れる圧液流入口と、前記アクチュエータの圧液流出入口
と接続される一対のアクチュエータボートと、このアク
チュエータボートの一方に前記アクチュエータから吐出
される圧液をタンクへ吐出する吐出口とを設け、さらに
前記圧液流入口からアクチュエータボートの一方に流出
する圧液の流量をパイロット圧の操作で制御されるメー
タイン弁と、このメータイン弁により流量制御された圧
液をアクチュエータボートの一方へ流出すべく設定圧に
達した際開口するロードチェック弁と、前記アクチュエ
ータボートの一方に前記アクチュエータから吐出される
圧1夜をパイロット圧の操作で流量を制御して前記吐出
口へ流出する一対のメータアウト弁とを設けて構成され
る圧液方向制御弁装置において、前記弁構成体内に単一
の主通路を設けこの主通路の圧液を前記アクチュエータ
ボートの一方へパイロット圧の操作で選択的に供給すべ
く前記主通路の両側に一対のロードチェック弁を設け、
このロードチェック弁は前記主通路と連通ずると共に前
記アクチュエータポートに至る出口通路と連通ずる弁室
内にあって、前記主通路との連通口の内側に弁座を設け
、前記弁室内に前記出口通路を挾んで弁座と反対側に摺
動可能に挿嵌されたピストンと、このピストンの一端に
摺動可能に挿嵌され前記弁座を弾力的に押圧し前記主通
路側の圧液をブロックする前記ピストン直径よりも小径
のシート部とで構成され、さらに前記弁室内のピストン
後室と前記主通路の圧液流入側またはタンクへの吐出口
側の切換えおよび前記メータアウト弁の開口量をそれぞ
れ制御するパイロット弁を設けることを特徴とする。
この場合、前記ロードチェック弁は、前記出口通路にア
クチュエータの吐出圧が作用し前記ピストンが弁室端ま
で後退したときピストン後端に前記出口通路側の圧液の
リークをシールするシール部が形成されるよう構成すれ
ば好適である。
また、前記ロードチェック弁は、弁室内のピストン後室
にスプリングを介装させると共に前記シート部の押圧を
スプリングで行なうよう構成しても良い。
さらに、前記ピストン後室には、パイロット弁の操作に
よる切換えで前記圧液流入口と連通ずる通路を設ければ
好適である。
〔作用〕
本発明に係る圧液方向制御弁装置によれば、パイロット
弁の操作によりメータイン弁の一方にパイロット圧を作
用させると、メータイン弁は移動し可変容量形ポンプの
吐出口に接続されている圧液入口と主通路が連通ずる。
この場合、弁体の一対のアクチュエータポートの一方の
圧液が他方のボートの圧液より昇圧すると、主通路側の
圧液が前記低圧側のアクチュエータボートの圧液より高
くなり、これにより低圧側のアクチュエータに連通ずる
ロードチェック弁が開放し、圧液が主通路から低圧倒の
アクチュエータポートに流入する。この場合、メータア
ウト弁は前記パイロット圧により制御されたリフト量に
なっているため、高圧側のアクチュエータポートの圧液
はメータアウト弁から流出し、アクチュエータを駆動す
ることができる。
また、前記アクチュエータポートの圧液の関係が逆で、
他方のアクチュエータポートの圧液が一方の圧液より昇
圧すると、主通路側の圧液が前記一方のアクチュエータ
ポートの圧液になる直前にロードチェック弁のピストン
が弁座側に移動し、パイロット圧の作用により前記ピス
トン後部の弁室は主通路の圧液側と接続する。
このため、主通路側の圧液が前記ピストン後部の弁室に
も作用し、ロードチエ・ツク弁のピストンとシート部の
面積差でロードチェック弁はリフトできない。主通路の
圧液がさらに上昇し、これが前記他方のアクチュエータ
ポートに連通ずるロードチェック弁側の圧液より高くな
るとこのロードチェック弁が開放し、前記と同様にアク
チュエータを同方向に高出力で駆動することができる。
〔実施例〕
次に、圧液方向制御弁装置の実施例につき添付図面を参
照しながら以下詳細に説明する。なお、説明の便宜上第
4図に示す従来の構造と同一部分については同一参照符
号を付し、その詳細な説明を省略する。
第1図は、本発明に係る圧液方向制御弁装置の第1の実
施例を示すものであり、アクチュエータの駆動方向並び
に速度をパイロンI−Fi作により制御する圧液方向制
御弁装置の要部断面図である。
図において、10は可変容量ポンプ、12はアクチュエ
ータ、14は弁構成体を示す。この弁構成体14には前
記可変容量ポンプ10の吐出ボート18から吐出される
圧液(以下圧油と称する)を受入れる圧油流入口16と
、この圧油の前記アクチュエータ12に対する供給また
は受入れのための一対のアクチュエータボート20a、
20bが設けられ、また一対のアクチュエータボート2
0a、20bの中間には前記アクチュエータ12から吐
出される圧油をタンク22へ戻す吐出口24が設けられ
ている。さらに、前記弁構成体14にはパイロット弁3
8によってパイロットライン40aあるいは40bに発
生するパイロット圧力による作用力と、スプリング42
aあるいは42bの力を平衡させることによってその位
置が制御され、圧油流入口16から中央に設けられた単
一の主通路28への流量を制御するメータイン弁26が
設けられている。また前記主通路28の両側には設定圧
を越えた場合に圧油を主通路28側から前記アクチュエ
ータポート20a、20bに流遇し、アクチュエータポ
ート20a、20bO[1からの逆流に対してはブロッ
クする一対のロードチェック弁27a、27bが設けら
れている。さらに、弁構成体14には前記アクチュエー
タポー)20a、20b側からタンク22への吐出口2
4へ流出する圧油の油量をパイロットライン40a、4
0bの圧力に応じて制御する一対のメータアウト弁32
 a、  32 bが設けられている。
前記主通路280両側には前記ロードチェック弁27a
、27bを収容する弁室33a。
33bが設けられ、この弁室33a、33bには前記ア
クチュエータポート20a、20bに連通ずる出口通路
35a、35bが設けられている。さらに前記主通路2
8の両側には前記弁室33a、33bと出口通路35a
、35bにそれぞれ連通する連通口31a、31bが設
けられ、この連通口31a、31bの前記出口通路35
a、35b側には円錐の弁座29a29bが形成されて
いる。
前記ロードチェック弁27a、27bは前記弁室33a
、33b内に摺動可能にそれぞれ挿嵌したピストン34
a、34bと、このピストン34a、34bの一端に軸
方向進退可能に嵌合したシート部30a、30bとで構
成されている。前記ピストン34a、34bはこのピス
トン後方に形成されたピストン後室36a36b内に介
装されたスプリング56a、56bにより前記弁座29
a、29b側にそれぞれ押圧付勢されている。さらにピ
ストン34a。
34bの一端に進退可能に挿嵌されたシート部30a、
30bは前記ピストン34a、34bに対しスプリング
54a、54bで前記弁座29a、29bに押圧付勢さ
れ圧油をブロックしている。
前記ピストン34a、34bの直径は前記シート部30
a、30bの直径よりも大となっている。次に、弁構成
体14を構成する制御ブロック44a、44bにつき説
明する。
前記弁構成体14は弁体15とその両側に取付けられた
制御ブロック44a、44bとで構成される。すなわち
、この制御ブロック44a。
44 bの構成は弁体15を挾んで左右対称構造である
ため一方の制御プロ・ツク44aについて説明し、他方
の制御ブロック44bについての説明および図は省略す
る。
制御ブロック44a内には前記パイロットライン40a
、40bの圧力によってその位置が制御され、前記ピス
トン後室36aをタンク22aまたは主通路2日への接
続を切換えるパイロットスプール46aが組込まれてい
る。このパイロットスプール46aはパイロット弁38
のレバー52により制御される。このレバー52が中立
の時は前記パイロットライン40a。
40bが共にタンク23に連通しており、前記レバー5
2を倒す方向および角度に応じて一方のパイロットライ
ン例えばパイロットライン40aにパイロット圧力を発
生させ、他のパイロットラインは例えばパイロットライ
ン4Obタンク23に連通させるものである。
また、負荷検知装置48はパイロットライン50の圧力
よりポンプ吐出ボート18の圧力が一定の値だけ高くな
るように可変容量ポンプ10の吐出流量を調節する装置
である。この負荷検知装置48と前記主通路28とを連
通ずるメータイン弁26の出口側とはパイロットライン
50で接続されている。
以上のように構成された圧液方向制御弁装置は次のよう
に動作する。
パイロット弁38のレバー52が中立位置にあるときパ
イロットライン40a、40bはタンク23へ接続して
いるのでメータイン弁26は図示の位置にあり、圧油流
人口16と主通路28との間はブロックされている。ま
た、主通路28はメータイン弁26の環状通路58.環
状室60を通ってタンク22に連通しているためタンク
22と同圧になっている。従って、この時可変容量ポン
プ10は極めて微少な流量を吐出し前記負荷検知装置4
8の働きによって吐出ボート18は予め定められた一定
の値を保っている。
また、前記ロードチェック弁27aのピストン後室36
aは通路62a1パイロツトスプール46aの環状通路
64a、連通路66aを通ってタンク22aへ連通して
おり、この場合スプリング56aのバネ定数はスプリン
グ54aよりも若干強く設定しであるためピストン34
aは図示の位置を保っている。また、ピストン34bも
同様の状態を保っている。
このとき、アクチュエータ12に外力が作用し、その外
力に対抗する圧力がアクチュエータボート20aまたは
20bに発生すると、ピストン34aまたは34bには
図中で外側に向かう(弁座から離れる方向)力が作用す
る。この作用力がピストン34aまたは34bを付勢す
るスプリング56aまたは56bの押圧力よりも大とな
ると、ピストン34aまたは34bは前記スプリング5
6aまたは56bに抗してエンドまで移動する。しかし
ながらシート部30aまたは30bは前記圧力によりそ
れぞれ弁座29aまたは29bに押圧され、図示のブロ
ック状態が保たれるため前記アクチュエータボート20
aまたは20bから圧油が主通路28へ逆流することは
ない。
次に、パイロット弁38のレバー52の操作によりパイ
ロットライン40aにパイロット圧が発生した場合につ
き説明する。
パイロットライン40aにパイロット圧が発生するとメ
ータイン弁26の片Ill (図中左側)には(パイロ
ット圧力)×(メータイン弁の断面積)の力が発生し、
この力がスペーサ68bを介してスプリング42bに作
用する。従って、メータイン弁26は前記スプリング4
2bと釣り合う位置まで移動すると共に環状通路58は
ブロックされ、ポンプ10からの圧油流入口16は前記
主通路28と連通ずる。
また、パイロットライン40aの圧力はパイロットボー
ト70aにも作用しており、これによりメータアウトパ
イロットスプール72aを右行させると共に、パイロッ
ト圧は部屋74a通路76a、および通路78aに伝達
されてパイロットスプール46aの上端に作用し、スプ
リング80aに抗してパイロットスプール46aを下方
へ移動させる。このパイロットスプール46aの移動に
よりピストン後室36aは前記タンク22aへの連通路
66aからブロックされると共に、連通路82a1通路
84aを介して主通路28と連通ずるため、主通路2日
と圧油流人口16とが連通し、この間に圧油が流過しな
いとすれば主通路28に連通したパイロットライン50
と圧油流人口】6に連通したポンプ吐出ボート18間の
圧力も低下する。従って、負荷検知制御装置48によっ
てポンプ10は吐出量を増加させ圧油流人口16並びに
主通路28の圧力が上昇する。
次に、メータアウト弁32a、32bの動作について説
明する。
パイロ−/ )弁38のレバー52が中立の状態、すな
わち、パイロット圧力が0に近い時、スプリング112
,114は最長状態に伸び、パイロットスプール72a
は最小偏倚位置へ押し返され環状室120とタンク22
aとの間は遮断されるのでメータアウト弁32aを閉止
すべく作用する環状室120の圧力と、これに対向し開
口すべくポペット110の大径部140と弁座122と
の投影面積差に作用する圧力は共に負荷ポート124と
同一圧力になる。ポペット110の小径部142は弁座
122よりも著しく小径であるため環状室120の面積
の方が大径部140と弁座122との投影面積差よりも
大きくポペット110の座面138は弁座122に押圧
され弁を閉止する。
パイロット圧力を上げると、パイロットスプール72a
はその端面に作用する制御圧に応じてスプリング114
および112を撓ませて右行する。この右行の初期には
スプリング114はバネ定数が低いため容易に圧縮制限
部材116による圧縮限度に達し、このときのパイロッ
トスプール72aの位置は該スプールが環状室120を
タンク22aへ連通させる直前の状態にある。パイロッ
ト圧をさらに上げるとパイロットスプール72aはスプ
リング112のみを撓ませて右行し、環状室120をタ
ンク22aへ連通するので環状室120の圧油はタンク
22aへ排出されこれを充足する負荷ポート124から
の流入油は途中通過する絞り128で圧力が低下する。
これによりポペット110の段差部に作用する圧力によ
る力とスプリング112の力との合計がこれに対向して
弁座122側に作用する圧力による力以下に減少してポ
ペットが弁座122を離れ開口する。ポペット110の
移動はその小径部142.スプリング112、圧縮制限
部材116を介してパイロットスプール72aを押し戻
し環状室120とタンク22aとの連通を遮断する位置
で平衡する。
制御圧を更に増加させると、再度前述の過程を繰り返し
、制御圧増加分に応じたスプリング112の弾圧力が得
られた状態で平衡する。すなわち、制御圧の増加に応じ
てメータアウト弁32aの開度が増加する。
制御圧がOの状態でメータアウト弁32aが閉止した状
態で負荷ポー1−124側にキャビテーションが発生し
負荷ポー) 124 I11圧力がタンク22側圧力よ
り低くなるとポペット110の座面138側に作用する
圧力による力が環状室120側に作用する圧力による力
およびスプリング114の力の合計を越えポペット11
0を上方へ押し開きタンク22から負荷ポート124へ
圧油を捕虜しキャビテーションの弊害を解消する。
この場合、アクチュエータポート20a。
20bのそれぞれの圧力P1.P2の関係が例えば(P
、>P2)であれば、シート30bのシート面積をA2
.スプリング54bのバネ常数を82としたとき、主通
路28側の圧力がZ8 bの圧力より (32/A2 
)の圧力分高くなると、ロードチェック弁27bが開口
して圧油が主通路28からアクチュエータポート20b
に流過し、メータアウト弁32aはパイロット圧力によ
り開口しており、アクチュエータポート20aの圧油は
吐出口24よりタンク22へ流出し、アクチュエータ1
2が駆動される。
また、(Pl<P2)の場合は、主通路28の圧力がア
クチュエータポート20aの圧力になる直前にスプリン
グ56aの力によりピストン34aが弁座29a側へ右
行し、ピストン34aは図示の状態となり、さらに主通
路28の圧力が昇圧しても主通路28例の圧力はパイロ
ットスプール46aによる切換えでピストン後室36a
にも作用し、この場合、(ピストン34aの受圧面積〉
ロードチェック弁27aのシート面積A1)である為ロ
ードチェック弁27aはブロック状態が保持される。つ
づいて、主通路28の圧力がさらに昇圧して(主通路2
8の圧力PDP、+S2/A2)となったときロードチ
ェック弁27bが開口し、圧油が主通路28側からアク
チュエータポート20bへ流過しアクチュエータ12は
同様に駆動される。
なお、前述したピストン34aを右行させる条件はスプ
リング56aがない場合でも(P>P1+st /A1
 )であり、ロードチェック弁27が開口する条件は(
P>P、+3./ピストン34aの受圧面積)である。
したがって(ピストン34aの受圧面積〉A1)からピ
ストン34aはロードチェック弁27aが開口する前に
右行するためロードチェック弁の機能は有することにな
る、しかしながら、例えば、今までとは反対側であるパ
イロットライン40bにパイロット圧が作用して、圧油
が主通路28からアクチュエータボー)20aに流過し
ている状態から、逆方向に圧油を流過させるために、レ
バー52を逆(今までと同じ方向)の位置に倒してパイ
ロットライン40aにパイロット圧をかけた場合、パイ
ロットスプール46aはスプリング80aに抗して下降
し主通路28とピストン後室36aの圧力が等圧になっ
ても、ロードチェック弁27aの右側(主通路側)には
流れによる動圧が作用している。しかるに、この場合は
まだ主通路28からアクチュエータポート20aへの圧
力降下は極めて少ないのでピストン34aは右方へ移動
する力が充分ではなく、メータアウト弁32aはパイロ
ットライン40aの圧力により開口しているため、圧油
が主通路28側からロードチェック弁27aを押し開い
て吐出口24へ吹き貫けてしまう場合がある。そのよう
な場合の安全のためにピストン34aを弁座29a側に
押しつける力を与えるためのスプリング36aが設けら
れている。
次に、第2図により第2の実施例を説明する。
なお、説明の便宜上第1図に示す第1の実施例の構造と
同一部分については同一参照符号を付しその説明を省略
する。
図において、ロードチェック弁27a、27bのシート
部30a、30bとは反対側端面に円錐部86a、86
bをピストン34a、34bに設け、前記円錐部のシー
トを88a、88bとしそのシートの直径は前記ロード
チェック弁のシート部30aより大となるよう構成され
ている。
したがって、パイロット弁38のレバー52が中立位置
にあって、アクチュエータポート20aに圧力が生じた
とき、この圧力でピストン34aは左行し、前記シート
88a、88bはピストン後端の円錐部86a、86b
に圧接することにより、圧油がピストン34a外周から
リークするのを防止したものであり、その作動原理は第
1の実施例と同様である。
次に、第3図により第3の実施例を説明する。
なお第1の実施例の構造と同一部分については同一参照
符号を付しその説明を省略する。
図において、第1図に示すピストン34a。
34bの後方のスプリング56a、56bを省略する代
りにパイロット通路85a、85bを圧油流人口16と
連通させるよう構成したものである。これによって、ロ
ードチェック弁27aが開口した状態で圧油が主通路2
8からアクチュエータポート20aへ流過しているとき
、パイロット弁38のレバー52を切換えてパイロット
ライン40aの加圧によりパイロットスプール46aを
下降させる。この下降移動によってピストン後室36a
は圧油流入口16と連通し、この圧油流入口16は負荷
検知装置48によって主通路28より一定の圧力だけ昇
圧しているため、この圧油流入口16の圧力がピストン
34a後室36aに作用する。したがってピストン34
aはスプリング56aを省略しても加圧により即座に右
行させることができる。
以上、本発明を好適な実施例につき説明したが、本発明
はその精神を逸脱することな(多くの設計変更が可能で
ある。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明に係る圧液方向制御弁装置
は、可変容量形ポンプと、一対の圧液流出入口を有する
アクチュエータと、このアクチュエータを駆動制御する
弁構成体とを設け、この弁構成体には前記可変容量形ポ
ンプの吐出口と接続される圧液流入口と、前記アクチュ
エータの圧液流出入口と接続される一対のアクチュエー
タポートと、このアクチュエータポートの一方に前記ア
クチュエータから吐出される圧液をタンクへ吐出する吐
出口とを設け、さらに前記圧液流入口からアクチュエー
タポートの一方に流出する圧液の流量をパイロット圧の
操作で制御されるメータイン弁と、このメータイン弁に
より流量制御された圧液をアクチュエータポートの一方
へ流出すべく設定圧に達した際開口するロードチェック
弁と、前記アクチュエータポートの一方に前記アクチュ
エータから吐出される圧液をパイロット圧の操作で流量
を制御して前記吐出口へ流出する一対のメータアウト弁
とを設けて構成される圧液方向制御弁装置において、前
記弁構成体内に単一の主通路を設けこの主通路の圧液を
前記アクチュエータポートの一方へパイロット圧の操作
で選択的に供給すべく前記主通路の両側に一対のロード
チェック弁を設け、このロードチェック弁は前記主通路
と連通ずると共に前記アクチュエータポートに至る出口
通路と連通ずる弁室内にあって、前記主通路との連通口
の内側に弁座を設け、前記弁室内に前記出口通路を挾ん
で弁座と反対側に摺動可能に挿嵌されたピストンと、こ
のピストンの一端に摺動可能に挿嵌され前記弁座を弾力
的に押圧し前記主通路側の圧液をブロックする前記ピス
トン直径よりも小径のシート部とで構成され、さらに前
記弁室内のピストン後室と前記主通路の圧液流入側また
はタンクへの吐出口側の切換えおよび前記メータアウト
弁の開口量をそれぞれ制御するパイロット弁を設けるこ
とにより、ロードチェック弁の構造をコンパクト化でき
ると共に、メータイン弁から高圧油を流入する主通路を
単一化し、これにより負荷検知装置付ポンプを使用した
場合に必要となるシャトル弁を省略することができ、制
御弁内部の圧液回路の簡略化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る圧液方向制御弁装置の第1の実施
例を示す要部断面図、第2図は第2の実施例を示す要部
断面図、第3図は第3の実施例を示す要部断面図であり
、第4図は従来の圧液方向制御弁装置の断面図である。 10、、、可変容量ポンプ 12、100.、、アクチュエータ 14.、、弁構成
体15、、、弁体      16.、、圧油流入口1
8、 、 、吐出ポート 20a、20b 、、、アクチュ:L −タ;f: −
ト22.22a、23.、、タンク  24.、、吐出
口25、、、弁室      26.、、メータイン弁
27a、27b 、、、ロートチL−/り弁 28.、
、主通路29a、29b 、、、弁座   30a、3
0b 00.シート部31a、31b 、、、連通口 32a、32b 0.、メータアウト弁33a、33b
 、、、弁室   34a、34b 、、、ピストン3
5a、35b 、、、出口通路 36a、36b 、、、ピストン後室 38、、、パイロット弁 40a、40b 、、、パイロットライン42a、42
b 、、、スプリング 44a、44b 、8.制御ブロック 46a 、、、パイロットスプール 48、、、負荷検知装置 50.、、パイロットライン
52、、、レバー 54a、54b、56a、56b 、、、スプリング5
8.64a、64b、、、環状通路 60、、、環状室     62a、62b 、、、通
路66a、66b 、0.連通路 68a、68b 、
、、スペーサ70a 、、、パイロットポート 72a 、、、パイロットスプール 74a 、、、部
屋76a、78a 、、、通路   80a 、、、ス
プリング82a 、、、連通路  84a、84b、8
5a、85b 、、、通路86a、86b 、、0円錐
部  88a、88b 、、、シート102、104.
、 、シャトル弁

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)可変容量形ポンプと、一対の圧液流出入口を有す
    るアクチュエータと、このアクチュエータを駆動制御す
    る弁構成体とを設け、この弁構成体には前記可変容量形
    ポンプの吐出口と接続される圧液流入口と、前記アクチ
    ュエータの圧液流出入口と接続される一対のアクチュエ
    ータポートと、このアクチュエータポートの一方に前記
    アクチュエータから吐出される圧液をタンクへ吐出する
    吐出口とを設け、さらに前記圧液流入口からアクチュエ
    ータポートの一方に流出する圧液の流量をパイロット圧
    の操作で制御されるメータイン弁と、このメータイン弁
    により流量制御された圧液をアクチュエータポートの一
    方へ流出すべく設定圧に達した際開口するロードチェッ
    ク弁と、前記アクチュエータポートの一方に前記アクチ
    ュエータから吐出される圧液をパイロット圧の操作で流
    量を制御して前記吐出口へ流出する一対のメータアウト
    弁とを設けて構成される圧液方向制御弁装置において、
    前記弁構成体内に単一の主通路を設けこの主通路の圧液
    を前記アクチュエータポートの一方へパイロット圧の操
    作で選択的に供給すべく前記主通路の両側に一対のロー
    ドチェック弁を設け、このロードチェック弁は前記主通
    路と連通すると共に前記アクチュエータポートに至る出
    口通路と連通する弁室内にあって、前記主通路との連通
    口の内側に弁座を設け、前記弁室内に前記出口通路を挾
    んで弁座と反対側に摺動可能に挿嵌されたピストンと、
    このピストンの一端に摺動可能に挿嵌され前記弁座を弾
    力的に押圧し前記主通路側の圧液をブロックする前記ピ
    ストン直径よりも小径のシート部とで構成され、さらに
    前記弁室内のピストン後室と前記主通路の圧液流入側ま
    たはタンクへの吐出口側の切換えおよび前記メータアウ
    ト弁の開口量をそれぞれ制御するパイロット弁を設ける
    ことを特徴とする圧液制御弁装置。
  2. (2)前記ロードチェック弁は、前記出口通路にアクチ
    ュエータの吐出圧が作用し前記ピストンが弁室端まで後
    退したときピストン後端に前記出口通路側の圧液のリー
    クをシールするシール部が形成されるよう構成した請求
    項1記載の圧液制御弁装置。
  3. (3)前記ロードチェック弁は、弁室内のピストン後室
    にスプリングを介装させると共に前記シート部の押圧を
    スプリングで行なうよう構成する請求項1または2記載
    の圧液制御弁装置。
  4. (4)前記ピストン後室には、パイロット弁の操作によ
    る切換えで前記圧液流入口と連通する通路を設けた請求
    項1記載の圧液制御弁装置。
JP15502288A 1988-06-24 1988-06-24 圧液方向制御弁装置 Pending JPH028502A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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