JPH028199A - ホィールアセンブリーをジャッキしドーリする装置及び方法 - Google Patents

ホィールアセンブリーをジャッキしドーリする装置及び方法

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JPH028199A
JPH028199A JP63178273A JP17827388A JPH028199A JP H028199 A JPH028199 A JP H028199A JP 63178273 A JP63178273 A JP 63178273A JP 17827388 A JP17827388 A JP 17827388A JP H028199 A JPH028199 A JP H028199A
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62BHAND-PROPELLED VEHICLES, e.g. HAND CARTS OR PERAMBULATORS; SLEDGES
    • B62B2206/00Adjustable or convertible hand-propelled vehicles or sledges
    • B62B2206/02Adjustable or convertible hand-propelled vehicles or sledges adjustable in length or width
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  • Automatic Assembly (AREA)
  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 本発明は空気タイヤ、ホイール及び車軸を含む自動車の
ホイールアセンブリーを、それが自動車に固告されてい
る間にジヤツキ−(Jacking) Lドーリ(do
l lying)するための改良された装置及び方法に
関する。
より詳細には、本発明は、ホイールアセンブリー係合エ
レメント及びアクチュエーターを有し、ホイールアセン
ブリー係合エレメントは、1以上のローラーアセンブリ
ーを含み、アクチュエーターは、2方同性複式つめレバ
ーラチェット機構を含む、ジヤツキ−ドーリ装置、並び
に、ホイールアセンブリー係合エレメントを互いに結合
させる部材をレバー作用によって駆動しブレーシング(
braclng)する操作を交互に行なうことによって
、ホイールアセンブリー係合エレメントをタイヤに対し
て連続的に駆動しホイールアセンブリーをリフトする工
程と、ホイールアセンブリー係合エレメントを結合させ
る部材の間のブレーシングをレバー作用により解除しリ
セットする操作を交互に行なうことによって、ホイール
アセンブリーによりホイールアセンブリー係合エレメン
トを順次反ばつさせてホイールアセンブリーを下降させ
る工程とを含む、ジヤツキ−ドーリ方法に関する。
[従来の技術] 本出願人の米国特許第4690805号「固着された自
動車のホイールアセンブリーをジヤツキしドーリする装
置」 (特許日、1987年9月1日)に指摘されてい
るように、修理ガレージ、販売店及び駐車施設に見られ
るような狭いスペース内において普通の自動車を移動さ
せることは、非常に困難であり、全くできないこともあ
る。
前車輪操向に関係した移動上の困難は、その固有の制限
によって生ずる。多くのドライバーが認識しているよう
に前輪操向の場合の自動車の運動は、直線走行と、比較
的広い円弧に沿った走行とに限られる。そのため、旋回
、直角又は狭い円弧に沿った走行が必要とされる場合、
一連の直線及び広い円弧による操作によってこれらの走
行を近似するための十分に広いスペースが存在しない限
り、自動車の移動は、時には不可能となる。
しかし、そうしたスペースの要求に対処しようとすると
、時に問題を生ずる。ガレージ、販売店及び駐車施設の
ような商業的な環境において、前輪操向を受けいれるに
足る十分なスペースを用意することは、サービスする車
の数を少くするか、床面積を増すか、又は、それらを何
らかの形で組合せるかしなければならない。しかしサー
ビスする車の数を少くしてより大きなスペースを供与す
ることは経済的なメリットを失なわせる。即ち、サービ
スする車の数の減少によって、収入減となったり増大し
たスペースの建物によって資本コストが増大したりする
。更に、非商業的な環境の場合には、スペースの制限と
経済性とは、好みの車種の数を揃えることを不可能にす
る。
しかし、前出の米国特許に述べられているように、自動
車がその垂直軸線の回りに自由に旋回するようになって
いる場合、例えば自動車がドーリ(dolly)上に取
付けである場合には、前輪操向の制限は克服され、自動
車の受けいれの経済性は、大きく改善される。
しかし、適切なドーりを用意することの複雑さとドーり
上に自動車を取付は取外す操作上の困難さとは、なお解
決されてない。ドーりは、自動車の大きさ及び重量を支
持するに足る容積にする必要がある。そのため、ドーり
装置は、高価でかさばった構造となる。その上に、地表
面からドーリまで自動車をリフトし、ドーりから再び地
表面まで自動車を下降させる手段を設ける必要があり、
コスト及び複雑さが更に増大する。
やはり前出の米国特許に述べられているように、自動車
全体を単一のドーりまでリフトする代りに、各々の自動
車のホイールアセンブリーに配設した個別のジヤツキ−
ドーリユニットを使用することが考えられる。ホイール
アセンブリーをリフトし固着されたままもち運ぶことの
できる個別のユニットを使用することによって、各々の
ホイールアセンブリーを地表面から上行させ、−旦上行
させた後は、ユニットに設けたキャスターによって効率
的に旋回させることができる。
更に、個別のホイールジヤツキ−ドーリユニットの使用
は、1以上の欠かんのあるホイールアセンブリーの理由
で動かなくなった自動車を移動することが出来るという
別の利点もある。破損したアセンブリーが自動車を動か
なくした場合、その欠かんのあるアセンブリーを個別の
ドーリユニット上に取付けることによって自動車を再び
動けるようにすることができ、ユニットのキャスターの
作動が欠かんのあるホイールアセンブリーに代替される
ホイールジャッキードーリ装置は、以前から提案されて
おり、成るものは、ホイールアセンブリーを自動車に固
着されたまま搬送するようになっており、別のものはよ
り簡単に、ホイール及びタイヤを自動車から取外した後
、取外したホイール及びタイヤを搬送するようになって
いる。しかし、どちらの形式のものも、使い易さと構造
の簡単さという点で十分ではなく、特に商業上は、十分
満足なものではない。
より特定的に、自動車のホイール及びタイヤを自動車の
車軸から取外し、−旦取外した車輪を搬送するようにし
た装置も提案されている。この装置は、タイヤ又はホイ
ールが摩耗し、破損し、又は扁弔になった場合、或いは
、トラックやバスのタイヤ及びホイールのように大きす
ぎたり、重すぎたりして手操作では簡単に交換できない
場合に、タイヤ及びホイールの交換を容易にする目的で
使用される。
しかし、これらの装置にも限界があり、作動に際して、
自動車の重量をホイールアセンブリーから取除くために
自動車をひと先ずリフトするための補助ジヤツキの使用
を必要とする。この装置は、タイヤ及びホイールを取出
して搬出するために、タイヤ及びホイールの下方に位置
させねばならない。この装置の有する全てのジヤツキ能
力は、既に上行され支持された車軸からタイヤ及びホイ
ールをリフトすることに向けられる。この装置の備えて
いるホイール係合エレメント又はアクチュエーター機構
は、自動車全体をリフトするのに適した機械的利得を与
えるようには予定されていない。
また、自動車をひと先ずリフトして支持するために別々
のジヤツキを使用することは望ましくない。補助ジヤツ
キを最初に位置決めし作動させるために余分の力と時間
とが必要となり、補助ジヤツキ自身にも余分のコストが
必要となる。
この装置の別の欠点は、かさばった作動速度のおそい機
構部分を含むため、簡単で便利な作動ができないことで
ある。更に、この装置は、その上に車を載置したとして
もその移動を妨げるような大きさ及び形状を通常備えて
いる。
この装置は、−例として、E、R,カルーサーズの米国
特許第2380415号(特許臼、1945年7月31
日)に記載されている。この米国特許には、トラックの
両方の後車輪を取扱うようになったタイヤ−ホイールの
ドーりが開示されている。この米国特許においては、装
置が下方において転勤しうるように、トラックの車軸と
ホイール及びタイヤを地表面からリフトするための別の
ジヤツキが必要とされる。その後に、装置上に配設した
クレードルを、クランク−ねじ機構によって、タイヤの
下方の、これと接する個所にもち来たし、タイヤ及びホ
イールを支持した車軸から上動させる。このように、米
国特許第2380415号に示された装置には、装置が
使用可能となる前にホイールアセンブリーを個別にリフ
トするための不所望な工程及び機器が必要となる。更に
、この装置の場合には、クランク−ねじ機構を作動させ
るので、迅速で簡単な操作ができない。
タイヤーホイールドーりの別の同種の例は、米国特許第
1987119号、第2170807号、第22178
98号、第2386518号、第2410902号及び
第3838027号に見られる。しかし、前記米国特許
第2380415号による装置の場合と同様に、ひと先
ず自動車をリフトして支持するための別のジヤツキが必
要とされる。また、これらの米国特許による装置は、複
雑で、かさばるため、これらの装置上に自動車を支持し
ようとすると、自動車を支持しようとすると、自動車の
運動が妨げられ、そのアクチュエーター機構も、簡単で
迅速な操作には不向きである。
しかし、簡単な構造を備えている前記の形式のタイヤー
ホイールドーりは、J、ビニールのフランス特許第24
19177号(公告臼、1979年10月5日)に記載
されている。このフランス特許によれば、手動操作可能
なレバー装置は、リフトさせようとするタイヤの両側の
踏み面に対してローラーを駆動するようになっている。
ローラーが踏み面に対して押付けられると、タイヤは、
ローラー上に跨座し、車軸から上動する。
しかし、前述した装置と同様に、このフランス特許によ
る装置も車軸をひと先ずリフトするために、別のジヤツ
キの使用を必要としている。また、このフランス特許に
よる装置の場合には、レバー機構の基本的な性質とロー
ラーの作用とによって、別のジヤツキの使用が一層困難
となっている。この装置においては、ローラーの締付は
作用のため、ホイールとタイヤとを上動させると共に、
ローラーに対するタイヤの抗力も克服しなければならな
い。この効力は、タイヤが無負荷の場合は通常大きくな
いが、例えば補助ジヤツキが使用されずに、自動車の重
量の存在下にタイヤが変形した場合などでは抗力が増大
し、又、空気タイヤの膨張が十分でない場合には問題と
なる。従って、このフランス特許による装置は0、補助
ジヤツキの使用に関係したコスト及び操作上の不利益を
示すだけでなく、タイヤの抗力を克服するのに必要な余
分の機械的利得を与えることによる潜在的な問題も内包
している。
補助ジヤツキを使用せずに、固着されたホイールアセン
ブリーをジヤツキしドーリする他の装置もこれまでに提
案されている。しかしこれらの装置は、作動速度のおそ
い複雑なアクチュエーター機構の使用を必要とするので
好ましくない。
より詳細には、c、p、バウムの米国特許第23629
81号には、航空機のパーキング装置が示されている。
この装置は、そのいくつかの実施例において、ホイール
係合エレメントと、航空機のホイールアセンブリーをリ
フトし支持するための種々のクランク−レバーアクチュ
エーターを備えている。しかし、ホイール係合エレメン
トとアクチュエーター機構との設計によって、複雑で高
価な構造と面倒な操作とが必要になる。そのため、この
装置は、製造コストを下げて操作を簡単にすることが望
まれる用途には不向きである。
固着された自動車のホイールアセンブリーを搬送するた
めの一層使用し易くした装置も提案されているが、リフ
ト能力を適切にして使用を容易にすることの代償として
アクチュエーター機構は、前述した従来の全機械式のも
のよりも更に複雑に、また高価になっている。
F、X、セデルマイヤーの米国特許第3954198号
には、狭いスペース内において自動車を移動させたり、
ホイールアセンブリーがジャミング(jan+a+ed
)の際にけん引したりするために、自動車のホイールア
センブリーを上動させるための持上げ車が記載されてい
る。この持上げ車(リフトトラック)には、多室−多ピ
ストン液圧系統によって作動される入れ予成のフレーム
上に取付けたローラーを備えている。この米国特許の持
上げ車によれば、フレームに組合されだ液圧ポンプを手
動操作すると、ホイールアセンブリーのタイヤに対して
ローラーが駆動され、それによってホイールアセンブリ
ーが上動する。
液圧ポンプは、適切なリフト能力及び便利な操作を与え
るが、複数のピストン、室及び弁によってポンプ機構が
複雑となり、持上げ車のコストが高くなる。更に、この
装置は液圧系を使用するので、液洩れやスリップのため
、機能性が低下する。
[発明の開示コ 従って、本発明の一目的は、自動車に固着されている自
動車ホイールアセンブリーをジヤツキしドーリする装置
を提供することにある。
本発明の他の目的は、簡単に便利に始動できて使用も容
易な自動車のホイールアセンブリーのジヤツキ−ドーリ
装置を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、構造をより複雑でなくして製
造コストを最小とするようにした自動車のホイールアセ
ンブリーのジャッキードーリ装置を提供することにある
本発明の更に他の目的は、ホイールアセンブリーの上下
動の間その的確でスリップのない作動を保証するアクチ
ュエーターを備えた自動車のホイールアセンブリーのジ
ャッキードーリ装置を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、ホイールアセンブリーをリフ
トする時に自動車の運動を妨害しないようにした機械的
アクチュエーターを備えた自動車のホイールアセンブリ
ーのジャッキードーリ装置を提供することにある。
要約すると、本発明によるジャッキードーリ装置におい
ては、自動車のホイールアセンブリーをリフトしてフレ
ームをホイールアセンブリー保持キャリッジに形成する
ように、フレームに取付けたホイール係合エレメントを
自動車のホイールアセンブリーのタイヤに向って駆動す
るために、やはりフレームに取付けられた、簡単な構造
の機械的アクチュエーターによって、前述の目的が達成
される。
本発明によれば、フレームは、本体を含み、この本体は
、第2本体部材中に摺動自在に受入れられる第1本体部
材を備えている。フレームは、第1本体部材に固着され
た第1アームと、第2本体部材に固着された第2アーム
とを備えている。フレームの両方のアームは、はぼU字
形の構造を形成するように、本体の長手方向の軸線とほ
ぼ直角の方向に本体から延長するように方向状めされて
いる。
ホイール係合手段を形成するホイール係合エレメントは
、ジャッキードーリ装置上に取付けてあり、好ましい形
式によれば、フレームの一方又は両方のアームに取付け
られたローラーアセンブリーを備えている。
本発明によるジャッキードーリ装置の機械的アクチュエ
ーターは、比較的簡単な構造を備えている。より具体的
には、アクチュエーターは、レバー手段と、駆動部材と
、ブレース部材と、該駆動部材及びブレース部材のため
の受け手段とを備えており、これらの共働によってホイ
ールアセンブリーを所定の増分ずつリフトする。アクチ
ュエーターは、反復操作によって第2本体部材を第1本
体部材中に所定の増分ずつ連続的に引込み、フレームの
一方又は両方のアームに取付けたホイール係合ローラー
アセンブリーを、アームの中間のホイールアセンブリー
位置のタイヤ踏み面上に押付ける。
第1及び第2本体部材が相互に引寄せられると、ローラ
ーアセンブリーは、タイヤを装置上に跨座させ、それに
よってホイール係合手段がホイールアセンブリーに押付
けられる間に、ホイールアセンブリーが上動する。ホイ
ールアセンブリーのリフトと同時に、フレームは、ホイ
ールアセンブリーを保持するためのキャリッジに形成さ
れる。また、フレームの本体が次々に相互に徐々に引寄
せられるにつれて、その本体部材は、アクチュエーター
によって相互に対してブレースされ、自動車の重量の下
に分離することが防止され、ホイールは、フレーム及び
ホイールアセンブリー係合エレメントによって支持され
た状態に保たれる。
好ましくはキャスターなどとしうる搬送手段は、ホイー
ルアセンブリーが装置上に一旦支持された後に自動車の
ドーリを許容するように、フレーム上に設けられている
本発明によれば、アクチュエーターの駆動部材及びブレ
ース部材は、受け手段に対して整列されるように、レバ
ー手段上に取付けられている。この構成においてレバー
手段は、レバーエレメントを含み、このレバーエレメン
トは、駆動部材及びブレース部材と共に一方の本体部材
上に取付けられており、受け手段は、他の本体部材上に
取付けられている。そのため、レバー手段が作動される
と駆動部材は受け手段と係合して、一方の本体部材を他
の本体部材に対して漁定距離駆動し、その後に、ブレー
ス部材によって該他の本体部材から分離しないようにブ
レース(締付け)する。
好ましい形態によれば、駆動部材は、レバーエレメント
に回動可能に取付けられた第1つめであり、ブレース部
材は、やはりレバーエレメントに回動可能に取付けられ
た第2つめである。受け手段は、第1及び第2つめを受
けるためのノツチを備えたラックである。より具体的に
は、レバーエレメントは、第2つめと共に、第1本体部
材の第1端の近くに枢着してあり、第2つめは、レバー
のピボット点に取付けられている。第1つめは、第2つ
めから隔だたったレバーエレメントの長さに沿った個所
に取付けられている。この構成において、第1つめ及び
第2つめは、第1本体部材に形成した通し孔を通過し、
第2本体部材に取付けたラックのノツチと係合するよう
に方向決めされている。
また本発明によれば、アクチュエーターは、方向制御手
段を含み、この方向制御手段は、ホイールアセンブリー
を上動させたり、既に上動しているホイールアセンブリ
ーを下動させたりするために、アクチュエーターを使用
しつるように、アクチュエーターの形態を定める。
好ましい形態において、方向制御手段は、弾性エレメン
ト、例えばばね板を備えており、このばね板の一端は、
レバーに固着しであるため、ばね板の大体は、第1及び
第2つめと係合することができる。方向制御手段は、偏
向部材、例えば、カムをその上に取付けたクランクを備
えており、このクランクは、レバーエレメント中に回動
可能に取付けであることによって、第1位置では、カム
が第1及び第2つめからばね板を偏向させて、リフトの
ための形態とし、第2位置ではカムがばね板を第1及び
第2つめと相互作用させて、下行のための形態とする。
本発明は、自動車のホイールアセンブリーを、それが自
動車に固着されている間にジヤツキしドーリする方法も
提供する。
本発明によるジャッキードーリ方法は、ホイールアセン
ブリーの垂直中心線の両側の複数の点において、タイヤ
の踏み面上に、少くとも1つはローラーアセンブリーで
ある複数のホイールアセンブリー係合エレメントを配置
した後、踏み面とほぼ直交する平面内に方向決めされた
結合部材にホイール係合エレメントを結合させる各工程
から成っている。ジヤツキ−ドーリ方法は、更に、一方
のホイールアセンブリー係合エレメントの結合部材上の
支点から他のホイールアセンブリー係合エレメントの結
合部材を所定距離に亘っててこ比操作ないしはレバー作
用(レバレージング)することによって、これらの結合
部材を相互に対して摺動するように駆動する工程と、こ
の所定距離に亘るレバー作用に続いて、一方の結合部材
を他の結合部材に対してブレース(締付ける)ことによ
って、一方の結合部材を他の結合部材がら分離しないよ
うにロックする工程とを包含する。
その後に、一方の結合部材を他の結合部材に対して反復
して交互に駆動し、反復したリセット及び再レバー作用
によって一方の結合部材を他の結合部材に対してブレー
スし、該タイヤ踏み面に対してホイールアセンブリー係
合エレメントを連続的に駆動し、ホイールエレメントを
リフトして所望の高さに保持する。次に、上動したホイ
ールアセンブリー及びホイール係合手段を、所望のよう
に搬送する。
本発明によるジヤツキ−ドーリ方法は、−旦リフトされ
たホイールアセンブリーを下行させるための好ましい工
程も包含する。本発明によれば、一方の結合部材と他の
結合部材との間のブレーシングを解除し、一方の結合部
材が再び他の結合部材に対してブレーシングされるまで
、該ホイールアセンブリーの自重によって、一方の結合
部材を他の結合部材に対して後退させた後、該ホイール
アセンブリーが所望量下行されるまで該ホイールアセン
ブリーによって順次制御可能にホイールアセンブリー係
合エレメントを反ばつさせることによってホイールアセ
ンブリーをそのリフトされた位置から下動させる。
本発明の前述した目的並びに他の目的は、添付図面に示
した本発明の好ましい実施例の以下の詳細な説明によっ
て一層明らかとなろう。
[実施例] 前述したように、前輪操向の制約は、限られたスペース
内においての普通の自動車の運動を少くとも困難とし、
時には全く不可能とする。しかし、前輪操向のスペース
の要求は、自動車のホイールアセンブリーに配置された
ジヤツキ−ドーリ装置の使用によって充足される。更に
、1以上のホイールアセンブリーが欠かんをもったこと
によって自動車がが動かなくなった場合にも、各々の欠
かんをもったアセンブリーをジヤツキ−ドーリ装置に取
付けることによって自動車を再び移動可能とすることが
できる。
しかし、好ましいジヤツキ−ドーリ装置は、ホイールア
センブリーが自動車に固着されている間にホイールアセ
ンブリーを地表面からリフトしてそれを搬送する操作を
迅速に、また容易に行ないつると共に、自動車の移動を
妨害し、また製造コストを高くせずに、簡単で小形な構
造を備えているべきである。
本発明は、自動車に固着された状態のホイールアセンブ
リーを迅速に便利にジヤツキしドーリするための簡単で
廉価な構造及び方法を提供することによって、従来の技
術の難点を克服する。
図には、本発明の好ましい実施例によるジャッキードー
リ装置(1)が図示されている。第1図において、ジヤ
ツキ−ドーリ装置(1)は、リフトしようとするホイー
ルアセンブリーと係合するために展開した状態で図示さ
れている。第1図において、ジャッキードーリ装置(1
)は、入れ予成の本体部分(12)を備えたほぼU字形
のフレーム(lO)を備えており、本体部分(12)に
はアーム(14)、 (113)が固着されている。装
置(1)は、そのほかに、フレーム(10)のアーム(
14)、  (1B)にそれぞれ取付けたローラーアセ
ンブリー(22)、  (24)の形の、ホイールアセ
ンブリー係合エレメント(18)、  (20)を備え
ている。装置(1)はそのほかに、ローラーアセンブリ
ー(22)、  (24)を互に近付くように駆動する
ために本体部分(12)上に取付けられたアクチュエー
ター(26)も備えている。また装置(1)は、その移
動を容易にするためにフレーム(lO)がその上に取付
けられたキャスターアセンブリー(2B)、 (30)
(32)、 (34)の形の搬送手段を図示のように備
えている。
本発明によれば、装置(1)及びその種々のエレメント
は、鋼からできているか、又は、当業者には容易に理解
されるように、高強度の周知のプラスチックスのような
合゛成樹脂からできている。その後に、アクチュエータ
ー(26)を作動させると、ローラーアセンブリー(2
2)、  (24)がタイヤ(4)の踏み面に対して駆
動される際にタイヤ(4)に力が加えられ、この力は、
ホイールアセンブリー(2)を大地からもち上げてタイ
ヤ(4)をローラーアセンブリー(22)、  (24
)上に乗上げさせる。この過程の間に、フレーム(10
)及びローラーアセンブリー(22)、 (24)は、
ホイールアセンブリー(2)を受入れて保持するために
キャリッジに形成される。その後にホイールアセンブリ
ー(2)を所望のようにキャスターアセンブリー(28
)、 (30)、 (32)、 (34)上にドーリす
ることができる。
装置(1)についてより詳細に考察すると、第1図に示
すように、フレーム(10)の本体部分(12)は、入
れ子式の直線状部材であり、直線状の第1本体部材(3
6)及び第2本体部材(38)を備えている。図示した
ように、第1本体部材(3B)と第2本体部材(38)
とは、軸方向に整列され、第2本体部材(38)の第1
端(40) (第1図には見えない)が第1本体部材(
36)の第1端(42)中に受入れられ、第2本体部材
(38)が第1本体部材(36)中に容易に摺動可能と
なるように寸法が定められている。好ましい形態によれ
ば、本体部材(3B)、 (38)の間のはめ合いは、
噛付きを生ずるほどの本体部材(3B)、 (38)の
軸方向の不整合をさけるに足る程度にきっちりと、しか
し本体部分(12)の平滑な入れ子式の作用を許容する
程度に自由にする。当業者には明らかなように、鋼構造
の場合に、慣用されるホイールベアリンググリースのよ
うな適宜の潤滑剤を本体部材(36)、 (38)のは
め合い面に、その運動を容易にするように付与すること
ができる。
本体部材(36)、 (3g)の断面形状は互に適合す
るどんな形状としてもよいが、本体部材(H)、 (3
8)の相互に対する軸方向の回動を阻止するための互に
はめ合わされるコーナーを与えるように、矩形例えば正
方形とすることが望ましい。
引続き第1図を参照して、第2本体部材(38)の第2
端(44)は、アーム部材(16)のアンカーポイント
(46)に固着されている。この固着は、外観のために
、図示したように第2端(44)が軸方向に受入れられ
て固着される第2本体部材(38)に対応する断面形状
を備えた継手(48)によって行なってもよい。継手(
48)自身は、アンカーポイント(4B)に固着されて
いる。継手(48)に対する第2端(44)の固着及び
アンカーポイント(4B)に対する継手(48)の固着
は、どんな適宜の方法で行なってもよく、例えば、鋼構
造の場合には溶接によってもよい。
第2本体部材(38)をアーム(1B)に取付ける場合
と同様に、第1本体部材(3B)の第2端(50)は、
アーム(14)のアンカーポイント(52)に取付けら
れている。しかし、第1本体部材(36)の場合には、
継手を使用する必要はなく、アンカーポイント(52)
に第2端(50)を、例えば鋼構造の場合には溶接によ
って直接に固着することができる。
第1図に示すように、フレーム(lO)のアーム(14
)、 (1B)は、実質的に同一である。これらのアー
ム(14)、 (1B)は、真直なアーム部分(54)
、 (5B)と、本体部分のアンカーポイント(52)
、 (4B)に近接した第1段差端部分(58)、 (
80)と、アンカーポイント(52)、 (4B)から
遠隔の第2段差端部分(62)。
(64)とを備えている。更に、各々の端部分(58)
(80)、 (62)、 (64)は、アーム(14)
、 (1B)を、またフレーム(lO)を、キャスター
アセンブリー(28)。
(30)、 (32)、  (34)に取付けるために
平板(74)。
<78)、 (78)、  (80)に固着したタブ(
8B)、 (8g)。
(70)、 (72)を図示したように備えている。各
々の端部分(58)、 (60)、 (62)、 (6
4)も、アーム(54)。
(60)をタブ(8B)、 (68)、 (7G)、 
(72)にそれぞれ連結するための傾斜連結スパン(8
2)、 (84)、  (8B)。
(88)を図示のように備えている。
当業者には明らかなように、キャスターアセンブリー(
2g)、 (30)、 (32)、 (34)の直径が
大きいほど、荷重を運ぶ際のジャッキードーリ装置(1
)の移動が容易となる。しかしフレーム(10)とロー
ラーアセンブリー(22)、 (24)とがキャスター
アセンブリー(28)、 (30)、  (32)、 
(34)上に取付けであるので、キャスターアセンブリ
ー(28)、  (30)、 (32)。
(34)の直径が大きいほどローラーアセンブリー(2
2)、 (24)の位置の地表面からの離隔は大きくな
り、従って、タイヤ(4)の曲率半径のため、ローラー
アセンブリー(22)、  (24)のホイールアセン
ブリー(2)の中心線からの離隔が大きくなる。
本出願人の米国特許第4890805号(川魚によって
本明細書の一部となる)により詳細に説明されているよ
うに、ホイールアセンブリー(2)の中心線及び地表面
により近接してローラーアセンブリー(22)、 (2
4)を位置させることができるほど、即ち、ローラーア
センブリー(22)、  (24)の半径が小さいほど
、ここに記載される形式のジャッキードーリ装置(1)
の機械的な利得は大きくなる。
従って、本発明によれば、運動を容易にするために大径
のキャスターアセンブリー(28)、 (30)。
(32)、  (34)を使用可能とすると共に、ホイ
ールアセンブリー(2)の垂直中心線のできるだけ近く
にローラーアセンブリー(22)、 (24)を位置さ
せて、機械的利得を最大とするために、アーム(14)
(16)には、好ましい形式において段差端部分(58
)。
(60)、  (62)、  (84)が設けられてい
る。
従って、第5図に最もよく示すように、各々の連結スパ
ンの角度及び長さは、ローラーアセンブリー(22)、
  (24)が地表面及びホイールアセンブリー(22
)、 (24)の垂直中心線のできるだけ近くに取付け
られ、しかも運動の自由を許容するに足る地表面からの
隙間Cをもつように選定されている。
引続き第1図を参照して、アーム(14)、 (1B)
は、実質的に互に平行に、そして第1本体部材(3B)
及び第2本体部材(38)の同軸的な中心線と直角に延
長することによって、フレーム(lO)に、はぼU字状
の形状を付与するように、直線状の本体部分(12)に
対して相対的に方向法めされている。
アーム(14)、 (16)の直線状のアーム部分は、
好ましい形態において、第2図にアーム(16)におい
て示したように、継手(15)、 (17)によってそ
れぞれ連結された2つの分離可能な部分において具体化
することができる。アーム(14)、  (18)は、
それらに取付けたローラーアセンブリー(22)、  
(24)を修理又は交換のために取除くことができるよ
うに外側のキャスターアセンブリー(2g)、 (34
)を取外すことを容易とするための取外し可能な部分と
一体的に形成されている。前記の継手は、当業者には明
らかなように、どんな適宜の形式のものでもよく、例え
ば第2図に示すように横方向にボルト締めした重なり突
合せ継手としてもよい。
アーム(14)、  (1B)は、どんな所望の形態と
してもよく、鋼構造が選択された場合は、扁平な部材で
もよい。段差端部分(58)、 (80)、 (62)
、 (84)も、どんな所望の形態としてもよく、例え
ば、鋼構造の場合には、ひと続きの形材を曲げ加工した
り、個別の部材を溶接したりしたものでもよい。
引続き第1図を参照して、ホイールアセンブリー係合エ
レメント(1g)、  (20)は、好ましくはローラ
ーアセンブリー(22)、 (24)として形成してあ
り、これらは、ホイールアセンブリー係合手段を形成す
るように、フレーム(lO)のアーム(14)、  (
1B)にそれぞれ取付けられている。ローラーアセンブ
リー(22)、 (24)の各々は、フレーム(10)
のアーム(14)、 (1B)に同軸にしかも回動可能
に取付けた円筒状ローラーエレメント(90)、  (
92)によって形成される。好ましい形態によれば、ロ
ーラーエレメント(90)、  (92)は、第2図に
エレメント(92)について図示したように、ブツシュ
(91)、 (93)、 (95)。
(97)上に取付けてあり、アーム(14)、 (16
)の真直なアーム部分(54)、 (5B)に固着され
ている。ブツシュ(91)、 (93)、 (95)、
 (97)は、それぞれのアーム(14)、 (1B)
上に同軸的に取付けた短かい長さの円筒管によって各々
形成される。ブツシュ(91)。
(93)、 (95)、 (97)の外径は、相対的な
運動を許容するように、それぞれのローラーエレメント
(90)。
(92)の内径よりも少し小さくしである。また、ブツ
シュ(91)、 (9a)、  (95)、  (97
)の内径は、ブツシュ(91)、 (91)、 (95
)、 (97)を適宜(例えば鋼構造の場合は溶接によ
って)固定することのできるアーム部分(55)、 (
5B)の幅にほぼ等しくなるように選定される。更に当
業者には明らかなようにローラーエレメント(90)、
 (92)の係合面とそれぞれのにブツシュとの間は適
宜潤滑してもよい。好ましい形態によれば、ローラーエ
レメント(90)、 (92)の軸方向先端にそれぞれ
近接して(例えばアンカーポイント(52)、 (46
)及び傾斜連結スパン(8B)。
(88)に近接して)それぞれ位置させた各々のローラ
ーに、2つのブツシュが設けられる。
なお、図にはフレーム(10)の各々のアーム(14)
(16)にローラーアセンブリーを取付けた場合を示し
たが、どちらか一方のアームのみにローラーアセンブリ
ーを取付け、他のアームは、単にストッパーとして、タ
イヤ(4)に係合する構成としてもよい。更に、ローラ
ーアセンブリーの好ましい形態は、フレーム(10)の
アーム(14)、 (1B)に軸方向に回動可能に取付
けた円筒状スリーブの形のローラーエレメントであるが
、その他の形式のローラーアセンブリーを使用してもよ
い。
アーム(14)、  (1B)は、前述したように、ロ
ーラーエレメント<90>、 (92)を取外しするた
めに分解することができる。ローラーエレメント(90
)、 (92)が摩耗又は破損した場合、又は、前出の
米国特許の教示に従って機械的な利得を調節するために
別ノ半径のローラーエレメントと交換する場合にローラ
ーエレメント(90)、  (92)が取外しできるこ
とによって、修理が可能となる。
前記搬送手段は、好ましい形式によれば、フレーム(1
0)に取付けたキャスターアセンブリー(28)。
(30)、 (32)、 (34)から成っている。第
1図に示すように、キャスターアセンブリー(28)、
 (30)。
(32)、  (34)は、いずれも同一であり、その
基本的原理は、アセンブリー(28)についての以下の
説明によって明らかにされる。即ち、キャスターアセン
ブリー(28)は、フレーム(10)の垂直軸線の回り
に回動するようにスイベル(96)によって平板(78
)に取付けたフレーム(94)を備えている。また、ア
センブリー(28)は、フレーム(10)の垂直軸線か
ら径方向に隔だてられたフレーム(94)上に配された
軸(100)上に取付けたホイール(98)を備えてい
る。
好ましい形態によれば、操作性を改善するために、キャ
スターアセンブリー(28)が小さな半径の旋回を行な
うように、径方向の移動を最小とする。従って、装置(
1)が特別の方向に付勢された時に、ホイール(98)
は、直ちにその方向に配向されるので運動が容易となる
好ましい形態によれば、スイベル(100)は、例えば
固定されたホイールアセンブリーをフレーム(10)に
おいて受ける場合に重い荷重の下に平滑な運動を確実に
するために、ころがり軸受つき車軸(100)及び球軸
受を備えている。更に、ホイール(98)は堅牢性を確
保するための適切な強度と耐久性とを備えた材料、例え
ば鋼も合成樹脂例えばナイロンからできていてもよい。
前出の米国特許に示されているように、本発明による装
置(1)の機械的な利得は、装置(1)のアクチュエー
ターとローラーアセンブリーとの機械的利得に−よって
規定される。装置(1)のローラーアセンブリーによる
寄与については、装置(1)の機械的な利点がローラー
エレメント(90)、  (92)の半径に依存するこ
とを示すことができる。この半径が小さいほど、機械的
利得に対する寄与はそれだけ大きくなる。
しかし、ローラーエレメント(90)、  (92)の
半径によってリフトも行なわれ、しかも、不具合なこと
に、ローラーエレメント(90)、 (92)の半径が
小さいほどリフトは小さくなる。
そのため、適切なリフトを保ちながら機械的利得を増大
させるためにローラーエレメント(90)。
(92〉の半径を減少させることには、成る限界が存在
する。
従って、平滑で簡単な作用を得るために機械的な利得を
高める必要がある場合に、装置(1)のアクチュエータ
ーのエレメントを考察することが望ましい。
前記のように、例えば米国特許第2382981号及び
第3954198号に示されたように、固着された自動
車のホイールアセンブリーをジヤツキするための適切な
機械的利得を供与するためのアクチュエーターが提案さ
れているが、ここに提案された構成は高価であり、また
複雑である。
本発明による装置(1)は、改善された機械的利得を与
えると共に、機械的な構成が簡単で、コンパクトであり
、また廉価で、操作も容易である。
本発明によるアクチュエーター(26)は、第3゜3A
図に最も良く示されている。第3図に示すように、アク
チュエーター(26)は、好ましくは、複式の爪を備え
た2方向性レバーラチェット機構を有し、この機構は、
第1部材(36)に枢着されたレバー手段(102) 
、レバー手段(102)に取付けた駆動部材(104)
及びブレース(toe) 、並びに、第2部材に設けら
れた駆動部材(104)及びブレース(10B)のため
の受け(108)を備えている。アクチュエータ=(2
B)は、そのほかに、アクチュエーター (2B)の方
向を制御するための方向制御手段(110)も備えてお
り、この方向制御手段は、アクチュエーター(26)に
よって装置(1)にホイールアセンブリー(2)をリフ
トさせるための第1設定と、装置(1)によって成る高
さに保持されたホイールアセンブリー(2)をアクチュ
エーター(26)によって下降させるための第2設定と
を備えている。
作動時にリフト形態において、即ち制御手段(110)
が第1設定にある場合に、レバー手段(102)がその
最初の位置から作動されると、駆動部材(104)が受
け(108)から後退してレバー手段(102)と共に
その初期位置にリセットされた時に第2部材(38)を
第1本体部材(3B)から分離しないようにブレースす
るためにブレース(10B)が受け(108)と係合可
能となるまで駆動部材(104)は、受け(108)と
係合し、第1本体部材(3B)中の第2本体部材(38
)を所定距離けん引する。この作用が繰返されると、ロ
ーラーアセンブリー(22)、  (24)は、タイヤ
(4)に対して連続的に駆動され、ホイールアセンブリ
ー(2)が所定の増分ずつリフトされる。
方向制御手段(110)がその第2設定にある時に、ア
クチュエーター(26)は、上行したホイールアセンブ
リー(2)を下降させる形態となっており、レバー手段
(102)を作動させると、駆動部材(104)は受け
(108)と係合可能となり、ブレース(10B)は受
け(108)から後退するので、ホイールアセンブリー
(2)は、レバー手段’(1G2)の制御下に、第2本
体部材(8B)を軸方向に第1本体部材から伸長するこ
とができる。この作動の結果として、レバー手段(10
2)が連続した作動即ち行程とリセットとを行なうと、
ホイールアセンブリー(2)は、所定の増分ずつ下降さ
せられる。
第2図に示すように、装置(1)は、ホイールアセンブ
リーの搬送又は格納の形態となっている。
アクチュエーター(26)は図示したように、ホイール
アセンブリーがドーり操作のためにローラーアセンブリ
ー(22)、  (24)のところに保持されているか
又は装置(1)が使用されていない時にアクチュエータ
ー(26)に運動を拘束しないコンパクトな形状を与え
るようにレバー手段(102)を第1本体部材(36)
の上面に近接した位置に保持するための抑え(117)
を備えている。好ましい形態によれば、抑え(117)
は・、アーム(14)から垂直に延長するフィンガーを
含み、このアーム(14)は、レバー手段(102)が
十分に押下げられた時にレバー手段(102)を補そ<
シ、アクチュエーター(26)が操作された時にレバー
手段(102)から自由となるように、スイベルを介し
て取付けてもよい。明らかなように、それ以外の適宜の
手段を用いてもよい。
第3A図を参照してアクチュエーター(2B)を引続き
説明すると、レバー手段(102)は、又状のレバーハ
ウジング部分(114)と、シャンク(liB)と、ペ
ダル端(11g)  (図示しない)とを備えている。
ハウジング部分(114)は、第1アーム(117)と
、第2アーム(118)と、駆動部材(104)及びブ
レース(10B)を受ける寸法とした、その間のスロッ
ト(119)とを備えている。アーム(117) 、 
(11g)の軸方向の下端部は、第1本体部材(36)
の上面(130)から突出している耳状部分(12B)
 、 (128)の通し孔(125) 、 (127)
に圧入されるピン(124)を回動可能に受入れるため
の通し孔(120)、(122)を備えている。これら
のエレメントは、第1本体部材(3B)の上面(130
)にレバー手段(102)を枢着するためのピボットを
第1端(48)において共同して形成する。
好ましい形態によれば、駆動部材(104)は、第1つ
め(132) 、ブレース(10B)は第2つめ(13
4)受け(IH)はラック(13B)である。ラック(
13B)は図示したように、軸方向に延長する複数のラ
ンプ状のノツチ(138)によって形成され、これらの
ノツチは、一定のピッチをもち、第2本体部材(38)
の上面(140)上に横方向に形成されている。
第2つめ(134)は、第3A図に示すように、はぼ仮
型の異形部材であり、ラック(13B)のノツチ(13
8)と係合するための輪郭加工されたブレース端(14
2)を備えている。第2つめ(134)も輪郭加工され
た制御端(144)を備えている。制御端(144)は
、好ましい形態によれば、テーパー状の制御突部(14
5)と制御肩部(149)とを備えている。第2つめ(
134)には、レバーエレメント(112)のビン(1
24)上に第2つめ(184)を回動可能に取付けうる
ようにするためにその本体の中央部に取付孔(14B)
が形成されている。
付勢ばね(147)は、取付孔(14B)と制御端(1
44)との間において第2つめ(134)上に長手方向
に配置された第2つめ(134)の下部の受入れ孔(1
43)に受入れられる。ばね(147)はブレース端(
142)をラック(13B)に向って付勢する。例えば
ピン(124)の円形ばねのような他の適当な付勢手段
を用いてもよい。
第1つめ(132)は、第3図に示され、第2つめ(1
34)と同様に、はぼ板状の異形部材であり、ラック(
13B>のノツチ(138)と係合するための輪郭加工
された駆動端(148)を備えている。第1つめ(13
2)は、輪郭加工された制御端(150)も備えている
。第2つめ(134)と同様に、第1つめ(132)も
、テーパー状の制御突部(151)と制御肩部(153
)とを備えている。第1つめ(132)には、その本体
の中央部に取付孔(152)を備えており、この取付孔
(152)には、レバーハウジング(114)上のピン
(124)から軸方向に離隔した個所において、第1つ
め(132)を回動可能に取付けるためのピン(154
)が収容される。ピン(154)は、それぞれ受入れ孔
(157) 、 (159)を介してアーム(117)
、(118)に受入れられる。第1つめ(132)は、
第2つめ(134)と同様に、ばね部材例えばピン(1
54)の円形ばねによってラック(13B)の方に付勢
させることができる。はぼ矩形の窓(135)は、第1
つめ(132)及び第2つめ(134)の駆動端(14
8)及びブレース端(142)がラック(136)のノ
ツチ(13g)に係合することを許容するように、第1
端(42)の近傍において、第1本体部材(3B)の上
面(130)に形成されている。
レバー手段(102)は、第3A図に示すように、レバ
ーエレメント(112)のための最初の作動位置を設定
するためのエレメントを備えている。レバー手段(10
2)は、特に、第5図に最も良く示されたストッパー(
175)を含み、第1つめ(132)の取付はピン(1
54)の先端(17B) 、 (17B)と耳状部分(
126)、(128)の縁部(180)、 (182)
によって形成されている。ピン(154)の先端(17
[f) 、 (17g)は、レバーハウジング部分(1
14)の側面を越えて延長し、耳状部分(12B) 、
 (12g)に突当るように、寸法が定められている。
ピン(154)及びそれと共にレバーエレメント(11
2)を耳状部分(1211)、 (12B)の縁部(1
80) 、 (1g2)に向って付勢する手段が設けら
れている。好ましい形態によれば、この付勢手段は、第
3A図に最も良く示すように、折曲ばねエレメント(1
84) 。
(186)を含み、これらは各々第1端(LH) 、 
(190)を有し、これらは、第1本体部分(36)の
内側及び外側にそれぞれ水平に設けられた保持器(19
2) 。
(194)中に受入れられている。
ばねエレメント(184) 、 (18B)は、第2端
(19B)。
(IH)もそれぞれ有し、これらは、ピン(154)の
先端(17B) 、 (178)に形成した溝(200
) 、 (202)中にそれぞれ収容される。明らかな
ように、ピン(124)のところに配設した円形ばねの
ような他の適宜の付勢手段を使用してもよい。
この構成によれば、ばね要素(1B4) 、 (18B
)は、ピン(154)を、またそれと共にレバーエレメ
ント(112)を、耳状部分(12B) 、 (128
)に対して押付ける。そのため、レバーエレメント(1
12)は、ばね負荷され、その結果としてレバーエレメ
ント(112)が例えばペダル端(118)上にステッ
プすることによって、ピン(124)の回りに回動され
ると、折曲げねエレメント(184) 、 (18B)
は圧縮される。そのため、ばねエレメント(184) 
、 (18B)の復元力よりもペダル端(118)上の
力が小さくなると、レバーエレメント(112)は、ス
トッパー(175)即ち耳状部分(12B) 、 (1
28)にピン(154)が接する位置まで復帰される。
引続き第3A図を参照して、アクチュエーター(26)
は、その方向を制御するための方向制御手段(110)
を、前記のように備えている。方向制御手段(110)
は、レバーハウジング部分(114)の上面(18[)
)に一端を固着したばね板(1513)を、その好まし
い形態において備えている。ばね板(15B)は、はぼ
矩形の板片であり、スタッド(l[i4)とナツト(1
6B)とによってハウジング部分(114)の基部(1
82)に固着された先端(158)を備えている。スタ
ッド(184)は、基部(1B2)から板(156)の
通し孔(165)を経てほぼ直角に延長している。ナツ
ト(18B)は板(156)を上面(160)に対して
固着する。
明らかなように、その他の既知のアンカー手段を用いて
もよい。
板(15B)の本体部分(168)は、先端(158)
において板(15B)を固定的に取付けることによって
、スロット(119)の上方に取外し可能に位置され、
第2つめ(134)及び第1つめ(132)の先端(1
48)及び制御端(150)にそれぞれ係合する。
方向制御手段(110)は、上面(180)及びつめ(
132)、(134)から本体部分(tea)を偏向さ
せるための偏向エレメントも備えている。図示した好ま
しい形態において、偏向エレメントは、軸(172)を
備えたクランク(170)を有し、この軸(172)上
には、偏心部材例えばカム(174)が設けられている
。クランク(170)は、そのほかに、軸(172)及
びカム(174)の手動による角度運動を容易にするた
めのウェッブ−ピン部分(17B)を備えている。
クランク(170)は、図示したように、カム(174
)がばね板(15B)の本体部分(1138)と係合し
つるように、スロット(119)の横方向にレバーニレ
メン1’ (112)のハウジング(114)中に支承
されている。
従って、クランク(170)は、カム(174)が第2
つめ(134)の制御端(144)から本体部分(te
a)を偏向させる第1位置に設定することができる。カ
ム(174)はまたこの第1位置において、第1つめ(
H2)の制御端(150)のためのストッパーを形成す
るように、ばね板(15B)を方向決めすることによっ
て、ラック(13B)に対して第1つめ(132)のた
めの第1配向又はリフト配向を規定する。クランク(1
70)はまた、第2位置にも設定でき、この第2位置に
おいて、カム(174)は、第2つめ(134)の制御
端(144)に本体部材(188)を当接させてばね(
127)のばね力に反抗し、第2つめ(134)のブレ
ース端(142)をラック(13B)から離脱させる。
更に、カム(174)は、この第2位置において、第1
つめ(132)の制御端(150)のためのストッパー
として作用するように、ばね板(156)を方向決めす
ることによって、ラック(136)に対する第1つめ(
132)の第2配向(下降配向)を規定する。
この構成によれば、方向制御手段(110)即ちクラン
ク(170)の第1位置設定は、アクチュエーター (
26)をリスト形態に設定し、制御手段(110)即ち
クランク(170)の第2位置設定は、アクチュエータ
ー(26)を下降形態に設定する。
装置(1)の他のエレメントと同様に、アクチュエータ
ー(26)のために、どんな適当な材料を用いてもよく
、例えば鋼又は高強度プラスチックを用いることができ
る。明らかなように荷重支持エレメント及び表面、例え
ばつめ、ラック、ばね板には、鋼構造の場合、硬化など
の特別の処理を行なってもよい。
アクチュエーター(26)の作用は、上行及び下降の工
程のいろいろの点においてアクチュエーター(26)の
いろいろのエレメントの関係を示した第6A図−6D図
及び7A−7D図を参照することによって最も良く理解
されよう。
第6A−6D図において、ローラーアセンブリー(22
)、  (24)がホイールアセンブリー(2)のタイ
ヤ(4)と接触させられると共に、アクチュエーターが
リフトを開始する準備状態になっているものと想定する
第6A図において、アクチュエーター(2B)のいろい
ろのエレメントは、理解を助けるために、部分断面図に
よって図示されている。図示のように方向制御手段(1
10)の軸(172)及びカム(174)は、第1位置
に設定され、特に、カム(174)の頂点は、ばね板(
156)の本体部分(168)をレバーハウジング(1
14)の上面(180)から偏向させるように、上面(
160)に対して実質的に直角の位置に方向決めされる
。更に、レバーエレメント(112)は、その初期位置
におかれ、即ち、ピン(154)及び耳状部分(12B
)、 (128)によって形成されたストッパー(17
5)に向って付勢される。
この形態では、第2つめ(134)は、ばね板(15B
)から離脱し、ピン(124)の回りに時計方向に回動
できるため、第2つめ(154)のブレース端(142
)は、第2本体部材(36)の窓(135)を通って延
長し、ラック(13B)のノツチbに係合する。この位
置では第2つめ(134)は、第2本体部材(38)が
第1本体部材(36)から引出されることを阻止する。
明らかなように、第2つめ(134)はその自重によっ
てピン(124>の回りに回動し、回動及び確実な係合
を保証し、第2つめ(134)は、ばね(147)によ
って第2本体部材(38)の上面(140)に向って付
勢されている。
しかし、前記の形態では、第1つめ(132)の回動は
制限される。特に制御突部(151)は、ばね板(15
6)から隔だてられているので、ばね板(156)の本
体部分(LH)は、時計方向の回動を制限するストッパ
ーとして作用することによって第1つめ(132)のた
めの上行位置即ち第1位置を規定する。
前述したように、つめ(132)は、好ましい形態にお
いて、回動を確実にするように偏倚させてもよい。この
位置では駆動端(1411りは、ノツチa(第2つめ(
134)が係合するノツチである、ノツチbに隣接した
次のノツチ)と係合するように整列された窓(135)
を通って延長するように方向法めされる。
第6B図を参照して、例えばペダル端(118)(図示
しない)上にステップすることによってレバーエレメン
ト(112)が第1本体部材(36)及び第2本体部材
(38)に向って付勢されると、第1つめ(132)の
駆動端(14g)は、ノツチbと係合し、ラック(13
B)及びそれに伴なって第2本体部材(38)を第1本
体部材(3G)中に向って駆動する。これによってロー
ラーアセンブリー(22)、  (24)は、ホイール
(2)のタイヤ(4)に対して駆動作用をするため、前
述したようにリフト作用を生ずる。また、図示したよう
に、第1本体部材(36)中に第2本体部材(38)が
進入することによって、第2つめ(134)のブレース
端(142)がノツチbから押出され、上面(140)
に当接される。
第6B図に示すように、第2本体部材(38)に適用さ
れる力は、ビン(124)において第2本体部材(38
)上に設定された支点からラック(13B)に対して第
1つめ(132)がレバー作用をすることによって生ず
る。
第6C図に示すように、レバー行程の終了時において、
即ち、レバーエレメント(112)を十分に押下げた状
態においてのラック(138)に対する第1つめ(13
2)の軸方向の最大行程において、第2つめ(134)
のブレース端(142)は、ばね(147)によって、
ノツチCに落下させられる。
レバーエレメント(112)かばねエレメント(184
)(IH)によってその初期位置に復元されるのに応答
して、第1つめ(132)が引出されると、第2つめ(
134)のブレース端(142)は、第6D図に最も良
く示すように、ローラーアセンブリー(22) 、 (
24)のところに保持されたホイールアセンブリー(2
)の荷重の下にラック(13B)及びそれに伴なって第
2本体部材(38)に対して、第1本体部材(36)か
ら軸方向の分離に抗してブレース作用をする。アクチュ
エーター(26)は再び第6A図に示した形態となるこ
とができる。
理解されるように、レバーエレメント(112)の前述
した繰返し行程によって、第2本体部材(38)は、ラ
ック(136)のピッチによって定まる距離(即ち、隣
接したノツチ(13g)の間の距M)によって定まる距
離増分ずつ、第1本体部材(36)中に徐々に軸方向に
引込まれ、この距離は前述したように第1つめ(32)
の軸方向の最大行程に見合うように選定される。
第7A−7D図に示した一連の動作について、装置(1
)がホイールアセンブリー(2)をリフトし、ホイール
アセンブリー(2)がローラーアセンブリー (22)
によって成る高さに保持され、アクチュエーター(26
)が下降を開始しようとしているものと想定する。
第7A図に示すように、方向制御手段(110)の軸(
172)とカム(174)とは、今や第2位置に設定さ
れ、特に、ハウジング部分(114)の上面(180)
からばね板(15B)の本体部分(18g)を偏向させ
ないように、第6A図について説明した第1位置から9
0°回動されている。またレバーエレメント(112)
は、その最初の位置にある代りに、即ち、ストッパー(
175)に対して偏倚される代りに、はぼ完全に押下げ
られている。
この形態では、ばね板(15B)の本体部分(18g)
は、第2つめ(134)の制御突部(145)上に落下
する。しかしローラーアセンブリー(22)、  (2
4)に支持されたホイールアセンブリー(2)の重量に
よって第1及び第2本体部材(3B)、 (38)が引
離されようとするため、ラック(136)のノツチCは
、ブレース端(142)において第2つめ(134)に
押付けられ、これを所定位置に保持する。
従って、レバーエレメント(112)が更に押下げられ
ると第1つめ(132)の駆動端(148)は、ノツチ
aと係合し、それをわずかだけ駆動し、ホイールアセン
ブリー(2)の荷重を引受ける。その結果として、第2
つめ(134)は解放され、第7B図に示すように反抗
ばね(147)として作用するばね板(158)の作用
の下に、ノツチCから離脱するように回動される。この
回動は、制御肩部(149)が本体部分(188)上に
載置されるまで続けられる。
次に、例えばペダル端(118)に足をのせてレバーエ
レメント(112)を抑制しながら、レバーエレメント
(112)を制御下に復帰させることによって、第7C
図に示すようにラック(13B)及び第2本体部材(3
8)を第1本体部材(3B)から軸方向に離脱させる。
明らかなように、離脱の制御のために第2本体部材(3
8)に適用される力は、リフトの場合について前述した
ようにピン(124)において第2本体部材(38)上
に設定された支点からラック(tae)に対して第1つ
め(132)をレバー作用させることによって生ずる。
しかし、第7C図にも示すように、レバーエレメント(
112)がストッパー(175)によって規定された位
置に復帰すると、第1つめ(132)は、時計方向に回
動し、ばね板(15B)の本体部分(188)に制御端
(150)の制御突部(151)を係合させてばね板(
15B)を第2つめ(134)からリフトさせると共に
、ばね(147)によってブレース端(142)をラッ
ク(13B)の上面(140)に向って偏倚させる。
従って、ストッパー(175)の直前の点までレバーエ
レメント(112)が復元されると、第1つめ(132
)は、ばね(147)の作用下に、ラック(13B)の
ノツチbに係合可能となり、再びホイールアセンブリー
(2)の荷重を負担し、本体部分(3B) 、 (38
)が更に分離しないように、ブレース作用をする。
その後レバーエレメント(112)がストッパー(17
5)に向って絶えず復帰すると、第1つめ(132)は
、ノツチaから解放され、第6A図に示した第1位置で
あるリフトと対比される第2位置である下降位置に、第
1つめ(132)を配向させる。この第2位置は第1つ
め(132)からのばね板(15B)  (第2つめ(
134)上に先ず載置される)の間隔によって規定され
る(第7D図参照)。
この第2位置において、第1つめ(132)は、レバー
エレメント(112)を押下げた時に、ノツチaの1つ
先のノツチbにおいて、ラック(13B)と係合するよ
うに再び整列される。
従って、理解されるように、レバーエレメント(112
)の前述した行程が繰返されると、ローラーアセンブリ
ー(22)、 (24)のところのホイールアセンブリ
ー(2)の自重によって、第2本体部材(38)は、ラ
ック(13B>のピッチによって定まる距離増分ずつ第
1本体部材(3B)から順次軸方向に引出される。この
距離増分は、リフトの場合について前述したように、第
1つめ(132)の軸方向の最大行程に対応している。
当業者には明らかなように、アクチュエーター(26)
の機械的利得はレバーエレメント(112)の長さ、レ
バーエレメント(112)上の第1つめ(132)の位
置及びレバー行程のスィーブのための角度距離の関数で
あり、これらを調節することによって調節することがで
きる。
本発明は、自動車に固着されている間にホイールアセン
ブリーをジヤツキしドーリするための改良された方法も
提供する。好ましい形態によれば、この方法は、ホイー
ルアセンブリーの垂直中心線の両側の複数の点において
、リフトするべきホイールアセンブリーのタイヤの踏み
面に、複数のホイールアセンブリー係合エレメント(少
くとも1つはローラーアセンブリーである)を最初に位
置させた後に、踏み面とほぼ直交する平面内に方向法め
された結合部材にホイール係合エレメントを結合させる
、各工程から成っている。
より詳しくは、複数のホイール係合エレメントは、2つ
の円筒状エレメントから成り、各々の円筒状エレメント
は、U字形のフレームのアーム上に回動可能に取付けら
れており、各々のスリーブの円筒状軸線は、リフトのた
めにアームの間に配置されたホイールアセンブリーのタ
イヤ踏み面と実質的に直交している。フレームの各々の
アームは、収縮自在な本体部分、例えば、スリーブの円
筒軸線に対して長方向軸線がほぼ直交するように方向法
めされた入れ子式の本体部分によって結合してもよい。
また、この本体部分は、タイヤの踏み面と実質的に直交
する平面内においてタイヤの側部壁に近接して配設する
ことができる。この構成において、本体部分の入れ子式
の部材は、ホイール結合エレメントを結合するための前
述した部材から成っている。
次に、ジャッキードーリ方式は、一方のホイールアセン
ブリー係合エレメントの結合部材を他のホイールアセン
ブリー係合エレメントの結合部材上の支点から所定距離
に亘ってレバー作用させることによって結合部材を相対
的に駆動することを要求する。この所定距離に亘るレバ
ー作用の後に、一方の結合部材を他の結合部材に対して
ブレーシングすることによって、一方の結合部材を他の
結合部材からの分離に対してロックする。
特に、ジャッキードーリ方法のレバー作用、駆動及びブ
レーシングの各工程は、前記のフレームの本体部分上に
、複式つめ−レバー作用ラチェットを展開させ、フレー
ムの他の本体部分上に軸方向に配列されたラックと係合
するように、ラチェットレバーを、第1及び第2つめと
共に、一方の本体部分に枢着することによって行なって
もよい。
その後にリフトのための各々の工程を第6A−6D図に
ついて前述したように行なうことができる。
ジヤツキ−ドーリ方法は、次に、ホイールアセンブリー
係合エレメントをタイヤ踏み面に対して駆動してホイー
ルアセンブリーをリフトし所望の高さにそれを保持する
ために、リセットと再レバー作用とを繰返すことによっ
て、一方の結合部材を他の結合部材に対して反復的に交
互に駆動し、たの結合部材に対して一方の結合部材をブ
レーシングすることを要求する。
明らかなように、タイヤ踏み面に対して係合エレメント
を連続的に駆動する前述した方法は、フレームの本体部
分に配設した複式つめのレバーラチェットに一連の多重
の行程を適用することによって達成される。
最後に、ジャッキードーリ方法は、所望のように搬送す
べきホイールアセンブリーを支持するホイールアセンブ
リー及びホイール係合手段の上行を要求する。より詳し
くは、これは、フレームをその上に取付けるキャスター
アセンブリーによって該フレームを所望の場合にホイー
リングすることによって達成される。
本発明によるジャッキードーリ方法は、リフトされたホ
イールアセンブリーを下降させるための好ましい行程も
包含する。特に、ホイールアセンブリーは、1つの結合
部材と別の結合部材との前述ブレージングを解除し、次
に、一方の結合部材が別の結合部材に対して再びブレー
ジングされるまでホイールアセンブリーの自重によって
一方の結合部材を別の結合部材に対して所定距離引出す
ことによって、上行位置から下降させることができる。
その後、ジャッキードーリ方法は、ホイールアセンブリ
ーが所望量下降されるまでホイールアセンブリーに連続
的に制御可能にホイールアセンブリー係合エレメントを
反ばつさせることによって反復して交互にブレーシング
を解除しリセットすることを要求する。
より詳しくは、ホイールアセンブリーを下降させるため
の好ましい工程は、本発明のアクチュエーター(2B)
に関淳して記載した方向制御手段と共に含めることによ
って2方向性とされた複式つめのラチェットを使用し、
次に、第7A−7D図を参照して前述した工程を実施す
ることを包含する。
本発明によるジヤツキ−ドーリ方法は、当業者には明ら
かなように、レバー作用エレメントを手動又はペダル操
作することによって実現される。
しかし、レバー作用のために必要とされる力は足によっ
てより容易にまた安全に適用されるので、ペダル操作が
好ましい。
本発明は、以上に説明した以外にいろいろと変更して実
施できるので、前述した特定の構成は、単なる例示にす
ぎず、本発明を限定するものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるジャッキードーリ装置を作動状態
において示す斜視図、第2図は、本発明によるジャッキ
ードーリ装置を格納状態において示す斜視図、第3図は
、本発明の好ましい実施例によるジャッキードーリ装置
のアクチュエーターのいろいろのエレメントを示すため
の分解斜視図、第3A図は、本発明の好ましい実施例に
よるジャッキードーリ装置のアクチュエーターの分解斜
視図、第4図は、本発明の好ましい実施例によるジャッ
キードーリ装置をリフトしようとするホイールアセンブ
リーと共に示す平面図、第5図は、本発明によるジャッ
キードーリ装置の好ましい実施例をホイールアセンブリ
ーと共に、ホイールアセンブリーのリフトの前後におい
て示す側面図、第6A〜6D図は、本発明の好ましい実
施例によるジャッキードーリ装置の部分的な一部断面側
面図であり、リフト中のいろいろの段階においてアクチ
ュエーター機構を示す図、第7A−7D図は、本発明の
好ましい実施例によるジヤツキ−ドーリ装置の部分的な
一部断面側面図であり、下降中のいろいろの段階におい
てアクチュエーター機構を示す図である。 1・・・ジヤツキ−ドーリ装置、2・・・ホイールアセ
ンブリー、4・・・空気タイヤ(タイヤ)、6・・・ホ
イール、8・・・車軸、10・・・フレーム(装置フレ
ーム)14・・・第1アーム(第1アーム部材)、16
・・・第2アーム(第2アーム部材)、22・・・ロー
ラーアセンブリー 26・・・アクチュエーター(アク
チュエーター手段) 、28,30,32.34・・・
キャスターアセンブリー(搬送手段)、36・・・第1
本体部材、38・・・第2本体部材、102・・・レバ
ー手段、104・・・駆動部材、106・・・ブレース
(ブレース部材)、108・・・受け(受け手段)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)タイヤ、ホィール及び車軸を含む自動車のホィール
    アセンブリーをジャッキし、ドーリする装置であって、 互に他に対し可動である第1本体部材及び第2本体部材
    を備えた装置フレームと、 該第1本体部材に連結された第1アーム部材及び該第2
    本体部材に連結さされた第2アーム部材と、 該第1及び第2アーム部材の端部に設けられ、装置を移
    動可能とする搬送手段と、 前記第1、第2アーム部材の少くもいづれか一方に係合
    され、自動車のホィールアセンブリーと相互作用するロ
    ーラーアセンブリーを含む係合手段と、 該係合手段を駆動し、前記ホィールアセンブリーをリフ
    トするためのアクチュエータ手段とを備え、 該アクチュエータ手段が、その反復操作により、ホィー
    ルアセンブリーをリフト又は下降するように前記本体部
    材の一方が他方に対して所定距離移動され且つ所定距離
    移動後は移動を防止するよううにブレース(把止)する
    レバー手段、駆動部材、ブレース部材及びブレース部材
    の受け手段により構成されていることを特徴とするジャ
    ッキードーリ装置。 2)前記アクチュエータ手段が、その作動を制御するた
    めの方向制御手段を備え、該方向制御手段が第1設定位
    置と第2設定位置を有し、該第1設定位置に設定された
    とき前記ホィールアセンブリーをリフトさせ、該第2設
    定位置に設定されたときホィールアセンブリーを下降さ
    せる制御手段であることを特徴とする請求項1記載のジ
    ャッキードーリ装置。3)前記レバー手段の係合手段は
    、第1つめを回動可能に配設した駆動部材と、第2つめ
    を回動可能に配設したブレース部材と、該第1つめ及び
    第2つめに整列係合するラックとを備え、 前記第1設定位置において、前記第1つめが、該ラック
    と係合し、該ラックを備えた第2本体部材を、第1本体
    部材に対して所定の距離反復移動させられ、また、ホィ
    ールアセンブリーが係合し、リフトされたとき、該第2
    本体部材が該第1部材との距離が変わるのを防止するた
    め第2つめが、前記ラックとブレース(把止)するよう
    に構成された方向制御手段を備えたことを特徴とする請
    求項2記載のジャッキードーリ装置。 4)前記方向制御手段が、弾性エレメント及び偏向部材
    を備え、これらの弾性エレメントと偏向部材との該第1
    つめ及び2つめに対する相対的な配置によって、該偏向
    部材が該方向制御手段の第1設定位置にある時には、該
    弾性エレメントは、該第2つめを付勢せず、該偏向部材
    が該方向制御手段の第2設定位置にある時には該弾性エ
    レメントが該第2つめを付勢することにより、該ホィー
    ルアセンブリーがホィール係合手段に達するまで該レバ
    ー手段が該第1つめを該ラックに係合させて該第1及び
    第2本体部材が所定距離を移動しうるようにし、該第1
    及び第2本体部材が移動した際には該第2つめが該ラッ
    クと係合して、これらが更に移動しないようにブレース
    することによって該第1つめを該ラックから解放するよ
    うにした請求項3記載のジャッキードーリ装置。 5)前記方向制御手段の弾性エレメントが、第一端を該
    レバーエレメントに取付けた板と、該第1つめ及び第2
    つめとに自由に係合する板本体部分とを有し、該偏向部
    材は該板を偏向させるためのカムを備えた請求項4記載
    のジャッキードーリ装置。 6)前記アクチュエータの第2つめが該第1本体部材に
    おいて該レバーエレメントのピボットに回動可能に取付
    けてあり、該第1つめは、該レバーエレメントの長さに
    沿って該第2つめから軸方向に隔だてられた1点で該レ
    バーエレメントに回動可能に取付けてあり、該第1つめ
    は、該ラックと係合する第1端及び該方向制御手段の該
    板と係合する第2端を有し、該第2つめは、該ラックと
    係合する第1端及び該方向制御手段の該板と係合する第
    2端を備えた請求項5記載のジャッキードーリ装置。 7)該レバー手段の操作後に該レバーエレメントを第1
    設定位置に復帰させるための復元手段を該レバー手段に
    備えた請求項6記載のジャッキードーリ装置。 8)該レバー手段が、ストッパも有し、該復元手段は、
    第1レバーエレメント位置を確立するために該レバーエ
    レメントを該ストッパーに向って付勢するためのばねエ
    レメントを備えた請求項7記載のジャッキードーリ装置
    。 9)第2本体部材が、第1本体部材の第1端に軸方向に
    受入れられる第1端を有し、該アクチュエータのレバー
    エレメントは、該第1本体部材の該第1端の近くに枢着
    しており、該第1本体部材は、その第1端の近くに通し
    孔を更に含み、該第1つめ及び第2つめはこの通し孔を
    通過して該ラックに係合し、該ラックは、該第2本体部
    材に沿って軸方向に延長する直線状のノッチ列として該
    第2本体部材に形成された請求項7記載のジャッキード
    ーリ装置。 10)該レバー手段を足で操作しうるように該レバーエ
    レメントにペダルを備えた請求項9記載のジャッキード
    ーリ装置。 11)タイヤ、ホィール及び車軸を含む自動車のホィー
    ルアセンブリーをジャッキし、ドーリする装置であって
    、 第1本体部材と第2本体部材とを備えた本体を含むフレ
    ームを有し、該第1本体部材は該第2本体部材の第1端
    が摺動自在に受入れられる第1端を含み、該フレームは
    、該第1本体部材の第2端において該第1本体部材にほ
    ぼ直角に連結された第1アーム部材と、該第2本体部材
    の第2端において該第2本体部材にほぼ直角に連結され
    た第2アーム部材とを有し、該第2アーム部材は該第1
    アーム部材とほぼ平行な方向に延長し、 装置の移動を可能とするための搬送手段と、該フレーム
    のどちらか一方のアーム部材に取付れらが移動しないよ
    うにロックし、 一方の結合部材を別の結合部材に対して反復して交互に
    移動し、反復されるリセット及び再レバー作用によって
    一方の結合部材を別の結合部材に対してブレースし、該
    タイヤ踏み面に対してホィールアセンブリー係合エレメ
    ントを連続的に移動し、ホィールアセンブリーをリフト
    して所望の高さに保持し、 該ホィール係合手段及びリフトされたホィールアセンブ
    リーを所望により搬送する ことを特徴とするジャッキードーリ方法。 17)一方の結合部材と他の結合部材との間のブレーシ
    ングを解除し、一方の結合部材が再び他の結合部材に対
    してブレーシングされるまで、該ホィールアセンブリー
    の自重によって、一方の結合部材を他の結合部材に対し
    て後退させた後、該ホィールアセンブリーが所望量下降
    されるまで該ホィールアセンブリーによって順次制御可
    能にホィールアセンブリー係合エレメントを反ぱつさせ
    ることによって、ホィールアセンブリーをそのリフトさ
    れた位置から下動させる請求項16記載のジャッキード
    ーリ方法。 18)該係合部材の平面とほぼ平行な平面内において該
    結合部材にレバー作用させることによって該結合部材を
    相互の内部に引込むことを含む請求項17記載のジャッ
    キードーリ方法。 19)結合部材を手動レバー作用によって互に他のもの
    の内部に移動する請求項17記載のジャッキードーリ方
    法。 20)結合部材をペダルによるレバー作用によって互に
    他のものの内部に移動する請求項17記載のジャッキー
    ドーリ方法。
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