JPH028109A - 振動式部品供給装置 - Google Patents

振動式部品供給装置

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JPH028109A
JPH028109A JP32500188A JP32500188A JPH028109A JP H028109 A JPH028109 A JP H028109A JP 32500188 A JP32500188 A JP 32500188A JP 32500188 A JP32500188 A JP 32500188A JP H028109 A JPH028109 A JP H028109A
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JP
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leaf spring
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JP32500188A
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Norihiko Yamano
山野 典彦
Shinjiro Hirama
平間 新次郎
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Rion Co Ltd
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Rion Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は振動式部品供給装置に関し、特に振動系を改善
しようとするものである。
従来の部品供給装置を図に従って説明する。第1図及び
第2図において、1は部品を収納する逆円錐台形の部品
容器で、内部にトラックと呼ばれる部品の送路が設けら
れてあり、全体が振動することによって部品がトラック
に整列し、所定の方向に送り出されるようになっている
2は円板形の上部質量体で、その上面に部品容器1を装
着し、下面には円周方向に複数の凸部2aをそれぞれ設
けている。3は下部質量体で、その上面円周上に凸部2
aに対応するように凸部3aがそれぞれ設けられている
。4は板ばねで一端部を凸部2aに、他端部を凸部3a
に傾斜してそれぞれねじで固定され、上部質量体2と下
部質量体3とを接続している。
駆動源となる圧電素子、又は電磁式等の加振装置(図示
せず)は、板ばね4又は下部it量体3に装着されてい
る。
このような構成において、加振装置を駆動させると、下
部質量体3と上部質量体2は、板ばね4を介して振動し
、部品容器1を振動させ、部品容器1に収納された部品
を部品容器1のトラックに沿って移動させる。この場合
の振動は、板ばね4の上端部の上部質量体2の凸部2a
にねじで固定されている部分が矢印A−A’の方向に振
動し、部品容器1は回転運動と上下運動とが合成された
モードで振動する。
板ばね4は上部質量体2及び下部f量体3の円周上に複
数個配設されていることにより、板ばね4が1枚では直
線方向に振動することになるが、全体として上部質量体
2及び部品容器1を回転方向に運動させる。
この場合の振動は、複数個の板ばね4の集合と、上部質
量体2と、下部質量体3によって形成された単一の振動
系であり、板ばね4が複数個あってもすべて同位相で動
作をするので、1個の板ばねとして作動していると考え
ることができる。
この振動はまた、矢印A−A’のように傾斜したほぼ直
線範囲を振動しており、しかもこの振動モードが正弦波
の場合は、十分な部品の前進が得にくいが、電磁石の吸
引力で駆動させる方式の加振用電磁石等を用いた加振装
置は、振動の往路と復路とで速度を変えてより多い前進
を得るようになされている。
しかしながら加振用電磁石の加振方式でも、共振点近傍
の周波数で加振すると結果として振動モードは正弦波に
極似してしまい、多くの前進を得にくくなる。そのため
共振点を大きくはずした周波数で加振することが必要と
なり、必要な振幅を得るために大きなエネルギーを必要
とする結果となっている。
また、圧電素子を駆動源とした場合、共振周波数で振動
させることが得策なため、大きなエネルギーは必要とし
ないが、振動の往路と復路との速度は同じであるため、
部品の移動に対する効率は悪かった。
本発明は、上述のような従来技術の欠点を除去しようと
してなされたものであり、共振点近傍の周波数で励振す
ると共に、励振エネルギーを最小限に抑えるために、位
相差をもたせた互いに異なる2方向の振動を合成するこ
とにより、いわゆるリサージュ波形のような振動(すな
わちリサージュ振動)を与えて、効率のよい部品の移動
を得る振動式部品供給装置を提供することを目的とする
以下対応部分に同一符号を付して示す図面について、本
発明の一実施例を詳述する。
第3図において、11は部品を収納し、その部品を移動
させるための逆円錐台形の部品容器で、内部にトラック
と呼ばれる部品の送路が設けられてあり、全体が振動す
ることによって部品がトラックに整列し、所定の方向に
送り出されるようになっている。
12は円板形(角板形でもよい)の上部質量体で、上面
に部品容器11を着脱可能に装着し、下面に所定の半径
でなる円周上に、例えば120°離れて3つ又は90°
離れて4つのように複数個所に所定の間隔をおいて、所
定、の異なった高さの角柱形でなる一対の凸部12a、
12bがそれぞれ設けられている。
13は円板形(角板形でもよい)の下部質量体で、上面
に凸部12a、12bの中央部近傍に対応して角柱形で
なる凸部13aが設けられている。
14は一端部に角柱形でなる取付部材15を固着した所
定の大きさの長方形状の仮ばねで、長軸方向の下端部が
凸部13aにねし止めされ、これによりほぼ上下方向に
垂直に延長しながら下部質量体13に対して固着されて
おり、下部質量体13と板ばねI4とで横方向の振動系
を形成している。
16は長方形状の板ばねで、板ばね14より大きいばね
性を有しており、その上端部が凸部12aの下端面にね
じ止めされていると共に、下端部を凸部12bの下端面
にねじ止めされている。その中央部近傍には取付部材1
5がねし止め固着され、かくして上部質量体12と板ば
ね16とで上下方向の振動系を形成している。ここで、
凸部12a及び12bは互いに異なる高さに選定され(
この実施例の場合、凸部12bの方が凸部12aより高
い)、これにより、板ばね16は板ばね14に対して斜
交するように結合されている。
17は一対の圧電素子で、板ばね14の両面に駆動源と
して貼着され、それぞれリード線18を介して外部電源
(図示せず)によって駆動される。
この場合圧電素子17は片側だけでよいのは勿論のこと
である。
ここで、横方向とは水平より多少傾斜がある場合も含め
ている。また上下方向の場合も垂直方向より多少傾斜が
ある場合も含める。
次に動作を説明する。リード線18を介して圧電素子1
7に駆動電圧を印加すると、板ばね14は横方向に励振
し、その振動が板ばね16に伝達されて当該機ばね16
が板ばね14の振動に従動するように上下方向に励振し
、その結果上部’ff1体12及び部品容器11に回転
捩り及び上下振動を励起させる。
板ばね16は予め水平より所定の角度で右下りに傾斜さ
せであるので、板ばね14の横方向の振動に対する上下
方向の振動の周期遅れが右向となり、部品容器11の正
面周辺部を正面より見た場合、矢印Bの如く長楕円状(
リサージュ図形状)に振動し、部品の前進方向が部品容
器11を上方より見て反時計方向となる。
これに対して第3図の場合とは異なり、板ばね16が右
上りに傾斜していると、板ばね14の横方向の振動に対
する上下方向の振動の周期遅れが左向きとなり部品の前
進方向は時計方向となる。
この様にして2つの振動系の間に位相差を生じさせるこ
とにより、板ばね14を含む横方向の振動系を共振点近
傍の周波数で用いることができる。
すなわち第3図の場合、板ばね14を共振周波数で振動
させることにより、板ばね16を上下方向に励振させる
が、板ばね16は板ばね14よりばね性が大であるため
、上下方向振動は、共振周波数より外れることとなるの
で上下方向振動の振幅は、横方向振動の振幅に対して種
度に小となる。
因に第2図の場合のように、上下方向に振動する部材を
設けない場合には、上下方向の振動の振幅が適度を超え
て大となって部品容器11に収納された部品が飛び上り
現象を生じて逆に前進の妨害となるのに対して、第3図
の場合のように共振周波数を避けるようにすることによ
り上下振動の振幅を適度に抑えることができ、かくして
飛び上り現象が生じる問題を有効に解決することができ
る。
第4図は第2の実施例を示すもので、円板形の上部質量
体62はその上面に部品容器11を装着し、下面に所定
の半径でなる円周上に、所定の間隔をおいて、所定の異
なった高さの角柱形でなる一対の凸部62a、62bが
それぞれ複数設けられている。
円板形の下部質量体63はその上面に一対の凸部62a
、62bに対応する角柱形の凸部63bを設けている。
この場合板ばね14は上端部に取付部材65を固着し、
下端部は凸部63aにねし止め固着されている。66は
長方形状の板ばねで、長軸方向に互いにほぼ等しい長さ
の3つの部分でなり、その左端部を中央部より高くし、
右端部を中央部より低くして、左及び右端部をそれぞれ
凸部62a及び62bの下面にねし止め固着され、中央
部は取付部材65にねじで固着されている。
第4図の構成において、圧電素子17によって板ばね1
4が振動すると、その振動が板ばね66に伝達されるこ
とにより、上部質量体62及び部品容器11を励振して
部品容器11に収納されている部品を移動させる。この
場合、板ばね66は第3図について上述したと同様にし
て凸部62a及び62bにそれぞれねじ止めされた点を
直線で結んだ板ばねと同じ方向に振動すると考えられる
このように構成すれば、第3図の場合と同様の効果を得
ることができると共に、これに加えて上部質量体62の
凸部62a及び62bの下端面がほぼ水平であるため加
工が容易になる。
第5図は第3図の実施例を示すもので、円板形の上部質
量体52はその上面に部品容器11を装着し、下面に所
定の半径でなる円周上に、所定の間隔をおいて、所定の
同一高さの角柱形の一対の凸部52a及び52bがそれ
ぞれ複数設けられている。
円板形の下部質量体53はその上端部に一対の凸部52
a及び52bに対応するように傾斜面53a+を形成し
た角柱形の凸部53aを設けている。板ばね14の上端
部には取付部55が固着され、下端部は凸部53aの傾
斜面53a、にねし止めされている。板ばね16はその
両端部をそれぞれ凸部52a、52bの下端面にねじ止
めされ、中央部近傍を取付部55にねじ止めされている
かくして板ばね14は水平方向に延長する仮ばね16に
対して斜交するように斜め上方に延長することにより、
横方向の振動系を形成すると共に、板ばね16は上下方
向の振動系を形成する。
第5図の構成において、圧電素子17によって板ばね1
4に発生する振動が板ばね16に伝達されると、上部質
量体52及び部品容器11が励振され、これにより部品
容器11に収納されている部品を移動させる。この場合
も横方向の振動系と上下方向の振動系との間には位相差
が生じ、板ばね14の傾き方向で決定される回転方向へ
部品を移動させることができる。
第5図の実施例によれば、第3図について上述したと同
様の効果を得ることができると共に、これに加えて上部
質量体52の凸部を52a及び52bを互いに同じ簡さ
に加工できるため、−段と加工が容易になる。
上述のように本発明によれば、振動駆動源によって励振
される第1の坂ばねに結合された第2の板ばねによって
部品容器を励振させるようにしたことにより、横方向の
振動系を固有の振動数に同期した周期で効率良く振動さ
せることができると共に、当該横方向の振動位相に対し
て所定の位相差をもつ振動を上下方向の振動系に生じさ
せることにより部品容器をリサージュ振動させることが
できる振動式部品供給装置を容易に実現し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来の振動式部品供給装置を示す一
部破断斜視図及び正面図、第3図は本発明による振動式
部品供給装置の一実施例を示す正面図、第4図及び第5
図は本発明の他の実施例を示す正面図である。 ■、11・・・・・・部品容器、2.12.52.62
・・・・・・上部質量体、3.13.53.63・・・
・・・下部f量体、4.14.16.66・・・・・・
板ばね、17・・・・・・圧電素子。 第1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 上下に対向して配置された上部質量体および下部質量体
    と、 前記上部質量体の上面に装着された部品容器と、前記下
    部質量体に一端が連結され駆動源をなす圧電素子が貼着
    され前記下部質量体と共に第1の振動系を形成する長方
    形の第1の板ばねと、前記上部質量体および前記第1の
    板ばね間に連結され前記第1の板ばねより大きいばね性
    を有し前記上部質量体と共に前記第1の振動系に従動す
    る第2の振動系を形成する第2の板ばねと を具え、前記第1の板ばねはその長軸を上下方向又は斜
    め上方に延長するように配設されると共に、前記第2の
    板ばねはその長軸を前記第1の板ばねの長軸と斜交する
    ように配設され、前記第2の板ばねは長軸方向の両端部
    を前記上部質量体の下面に固着されかつ長軸方向の中央
    部を前記第1の板ばねの上端に固着された ことを特徴とする振動式部品供給装置。
JP32500188A 1988-12-22 1988-12-22 振動式部品供給装置 Expired - Lifetime JPH0717256B2 (ja)

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JPH028109A true JPH028109A (ja) 1990-01-11
JPH0717256B2 JPH0717256B2 (ja) 1995-03-01

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0524613U (ja) * 1991-03-29 1993-03-30 エヌテイエヌ株式会社 圧電駆動型振動物品搬送装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0524613U (ja) * 1991-03-29 1993-03-30 エヌテイエヌ株式会社 圧電駆動型振動物品搬送装置

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