JPH0280022A - レゼクトスコープ装置 - Google Patents

レゼクトスコープ装置

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JPH0280022A
JPH0280022A JP63231867A JP23186788A JPH0280022A JP H0280022 A JPH0280022 A JP H0280022A JP 63231867 A JP63231867 A JP 63231867A JP 23186788 A JP23186788 A JP 23186788A JP H0280022 A JPH0280022 A JP H0280022A
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JP
Japan
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electrode
sheath
tip
slider
tube
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Application number
JP63231867A
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English (en)
Inventor
Shinichi Nishigaki
西垣 晋一
Shirou Bitou
士郎 備藤
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Priority to US07/355,740 priority patent/US5112330A/en
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明はシース先端及びスコープ先端に対し、電極の位
置を調整可能にしたレゼクトスコープ装置に関する。
[従来の技術1 近年、体腔内に細長の挿入部を挿入することにより、体
腔内臓器等をl察したり、必要に応じ処置具チャンネル
内に挿通した処置具を用いて各種治療処置のできる内視
鏡装置が広く利用されている。
前記内視鏡装置には、前立腺、子宮内腔、尿管内、腎孟
内等を切除づる高周波内視鏡装置がある。
この高周波内視鏡装置の一つに、例えば、実開昭60−
149616号公報に示されるように、尿道から膀胱内
に挿入し、切除用電極に高周波電流を通電することによ
って、前立腺の切除等の処置ができるように構成された
レゼクトスコープ装置がある。
一般に、レゼクトスコープ装置は、体腔内に挿入される
中空のレゼクトシースと、このレゼクトシース後端側に
着脱自在に装着されるスライダを有する操作部と、この
操作部の後端側から着脱自在に装着される観察用の光学
視管とからなり、切除用で先端が二叉に分岐されてルー
プ状にされた電極を前記レゼクトシース先端から突没で
きるようにしである。
また、特開昭57−190542号では、操作部に設け
られた光学視管接続部を前後に移動可能とし、電極の先
端及びレゼクトシース先端に対し゛C1光学視管の先端
位置が調整可能なレゼクトスコープが示されている。
[発明が解決しようとする問題点] これらのレゼクトスコープは、レゼクトシースの先端か
ら突出された電極先端と、レゼクトシース先端との間に
病変部を挾み込み、高周波電流を電極に流しながら電極
先端をレゼクトシース内に引き込んで病変部を切除する
ようになっている。
従って、電極を最も後方に移動させた状態に於ては電極
先端が完全にレゼクトシース内に引き込まれていないと
、良好な切除能力が(7られない。
逆に電極がレピクトシース内に引き込まれ過ぎていると
、N橿先端がこのレゼクトシース内の光学視管に接触し
て電流漏れが生じ、火傷等の原因となる。
実間+g(60−1119616号のような従来のレゼ
クトスコープではこの距離は製品組イL寸法で決定し調
整不可能であるため、各構成部品の寸法公差のばらつき
の集積による組立粘度の差が生じても修止ができず、又
この寸法精度を厳しく管理すると電極位置の部品コスト
がかさむという問題があった。更に、電極自体は細くル
ープ、ローラ状に形成されているので、ふらつき易く光
学視管先端との距離が変動し易いが、この場合も調整不
能であり、手術の確実性や能率性を損なうという問題点
があった。
また、特開昭57−190542号のような、光学視管
の位置が調節可能なレゼクトス:1−ブであっても、電
極先端がレゼクトシースから突出している場合は切除が
良好に行えない。また、電極先端がレゼクトシース内に
引き込まれ過ぎている場合は、電極先端と光学視管先端
との距離を保つために光学視管を後方へ移動させると、
今麿はレゼクトシースの先端により視野がケラレ℃しま
うという現象があった。
本発明は上述した点にかんがみみてなされたもので、レ
ゼクトシース先端及び光学視管の先端に対して電極先端
を適正位置に配し、良好な切除能力を持ら、電気的にも
安全でかつ製作コストを低くできるレゼクトスコープ装
置を提供することを目的とり−る。
[問題点を解決する手段及び作用] 本発明では、体腔内に挿入される細長で中空のシースと
、このシース内に挿通され高周波電流を用いて体腔内の
組織を切除または凝固する電極と、前記電極を体外から
操作可能な操作部と、前記シース内に挿通され、体腔内
を観察可能な光学系を有する光学視管を備えたレゼクト
スコープ装置に於て、前記シースの先端及び前記光学視
管の先端に対して前記電極の位置を調整可能な調整手段
を設けることにより、シース先端及び光学視管の先端に
対して電極先端を適正位置に調整して良好な切除を行え
るようにしている。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明を具体的に説明する。
第1図ないし第6図は本発明の第1実施例に係り、第1
図は第1実施例における操作部の断面図、第2図は第1
実施例のレゼクトスコープ装置の外観図、第3図は第1
図におけるA−A ′線断面図、第4図は第1図におけ
るB−B−断面図、第5図は操作部を主要部品に分解し
た斜視図、第6図はシースの先端側における光学視管、
電極等の位置関係を示す断面図である。
第2図に示すように第1実施例のレゼクトスコープ装置
1は、中空の(レゼクト)シース2と、このシース2の
後方に着脱可能で装着される操作部3と、この操作部3
の後方からシース2内に挿通される観察用の光学視管4
と、前記操作部3からシース2内に挿通される電極5と
を組合わせて構成される。
上記シース2は、体腔内に挿入可能な細長の中空管部6
と、この中空管部6の結端部に連設され、この中空部6
に連通ずるリング状体からなるシース本体7とからなる
。このシース本体7の上部側には液体を注入するための
送水口8が設けである。
また、中空管部6の先端には絶縁部材で形成したビーク
9が取付けである。
上記光学視管4は、細長の挿入部11(第6図参照)と
この挿入部11の後端に連設した把持部12と、この把
持部12の後端に連設したアイピース13とから構成さ
れる。上記挿入部11内には図示しないライトガイド及
び観察光学系とが挿通され、この挿入部12内を挿通さ
れたライトガイドは把持部12に突設したライトガイド
接続部14に至る。しかして、このライトガイド接続部
14に、図示しないライトガイドケーブルを介して光源
装置に接続することにより、光源装置からの照明光を伝
送し、挿入部11の先端の出射端から出射し、前方の患
部を照明できるようにしである。この照明された患部は
挿入部11の先端部の結像光学系で結像され、図示しな
いリレー光学系を経てアイピース13側に伝送し、アイ
ピース13の観察窓を介して術者は観察できるようにし
である。
上記シース2の後端に装着される操作部3は、上記中空
管部6内を挿通される案内管15が設けられ、第2図に
示すようにこの案内管15の前部における下部には電極
5を通電できる電極挿通管17が平行に固着され、この
電極挿通管17の後端から約10#11の距離をおいた
手元側にはプラスチック等の絶縁材料で構成されたシー
ス接続部18が固着されており、この電極挿通管17と
シース接続部18には電極挿通孔19が直線上に並ぶよ
うに設けである。尚、このシース接続部18側の電極挿
通孔19の前部は大ぎく面取りされた面取り部21が形
成しである。
上記シース接続部18には上下に突出する指掛け22が
取付けられ、又第3図に示すように左右にはそれぞれシ
ース接続ビン24が突設されている。尚、指掛け22及
び接続ピン24はプラスチック等の絶縁材料で構成して
も好いし、金属等で構成しても良い。
上記操作部3はシース接続部18の後方に操作部本体2
5が固着され、この操作部本体25は上記案内管15の
軸方向に沿って上下に開口する空間を設けて枠形にして
あり、この空間26内にスライダ27がこの軸方向に移
動可能に取付けである。
第1図に示すように上記操作部本体25は、その前部2
8に、上記案内管15を挿通できる案内管挿通孔29及
び上記電極5を通す電極挿通孔31が平行して設けであ
る。しかして、上記案内管15は、この案内管挿通孔2
9を貫通して操作部本体25の内側の空間26内に突出
し、この操作部本体25の後部32に設けられた孔33
にその後端が嵌め込まれている。尚、上記案内管15が
接着されているシース接続部18は、操作部本体25に
は固着されないで、第5図に示すように指掛け22をビ
ス34.・・・で操作部本体25に取付けることにより
固定できるようにしている。従って、これらビス34.
・・・を取り外すことにより、指掛け22がシース接続
部18及び案内管15と共に、操作部本体25と分離で
きるようにしである。
上記操作部本体25の空間26内に、その上部側部分を
収納できるスライダ27は、第2図又は第5図に示すよ
うにスライダ前部36aとスライダ後部36bとからな
り、電極コード37が延設された電極受け38を内部に
挾み込んで接着等の手段により一体化されている。上記
スライダ前部36a及びスライダ後部36bはプラスデ
ック等の絶縁部材で構成されている。
、上記スライダ前部36a及びスライダ後部36bは、
案内管15の外径と同じ又は若干大きめで、該案内管1
5を通すことのできる案内管挿通孔41及び42がそれ
ぞれ設けてあり、この案内管15の軸方向にスライドで
きるようにしである。
上記スライダ前部36a及び電極受番プ38には、電極
5を通すことのできる電極挿入孔43が設けてあり、第
4図又は第5図に示すようにスライダ27の側方外側か
らこの電極挿入孔43にその先端が突没自在で届く止め
ねじ45がねじ込まれる。
尚、この止めねじ45の後端には絶縁部材からなるつま
み46が取付けである。
上記スライダ後部36bの後端面下方には、後方に向か
って指掛はリング47がビス48により回動自在に取付
けである。
上記指掛け22とスライダ前部36a下端には例えばV
字形の板ばね51がそれぞれビン52で回動自在に取付
けてあり、板ばね51の弾性力により、スライダ27は
通常操作部本体25の後部32前面に突き当たるように
付勢されている。尚、上記後部32の孔33には、光学
視管4挿入詩の水密を確保するゴムギ1!ツブ53が嵌
め込まれている。
ところで、上記電極5は第2図又は第6図に示づように
その先端は体腔内組織に高周波電流を流すことにより、
切除する為の円弧状のワイヤからなる切除ループ54が
形成してあり、この切除ループ部54の後端は絶縁部材
55で絶縁被覆された状態でシース2の中空管部6内に
導かれ、操作部3の電極挿通管17及びシース接続部1
8の電極挿通孔19、操作部前部28の電極挿通孔31
を経てスライダ27の電極挿入孔43から電極受け38
内に挿入され、止めねじ45に(電極5の後端の絶縁被
覆55をはがした金属部と接触した状態、つまり電気的
に接続した状態で固定できるようにしである。尚、電極
受け38により延設された電極コード37の後端には、
図示しない高周波電源装置と接続可能なプラグ57が取
付けである。
ところで、この第1実施例においでは、例えば第1図ま
たは第5図に示づ゛ようにスライダ後部36bの後端面
には、調節リング61を取付は収納]るための円板状溝
62が、上記案内管挿通孔42と同軸となるように設け
てあり、この満62内に収納づる収納沿(又はこのスラ
イダ後部36bの後面から突出する調節リング61の突
出量)によって、シース先端に対して電極5先端のルー
プ54の位置を調整できる手段を形成している。
上記調節リング61は、第1図又は第5図に示すように
中心に案内管15を挿通する孔63を有する円板形状で
あり、その一方の面(前面)の中心に突出部を設けて雄
ねじ64が形成してあり、この雄ねじ64をスライダ後
部36bの雌ねじ65に螺着できるようにしである。又
、この調節リング61は溝62に取付けた場合、溝62
の上部の切欠きから外周の一部が突出するような外径に
設定してあり、この突出する部分を回動することにより
、スライダ27又は電極5の位置を軸方向に調整できる
ようにしである。
例えば、第1図において調節リング61の雄ねじ64を
さらにねじ込むと、この調部リング61はスライダ後部
36bの後端面より突出する量が少くなる。この調節リ
ング61の後端面は板ばね51の弾性力により、操作部
本体3の後部32前面に当接するように付勢されている
ため、上記調節リング61をねじ込む母が大きい程、こ
のスライダ27に取付けられる電極5は後方に移動する
ことになる。従って、この調節リング61により第6図
の電極5の先端の位置を軸方向に可変調整できる。
尚、上記スライダ27は、上記ビス34.34を取り外
して指掛け22、シース接続部18及び案内管15と共
に操作部本体25と分!illぐきる。
又、シース接続部18の電極挿通孔19の後部67には
拡径にして電極5を挿通した際の水密を確保する0リン
グ68が取付けである。
このように構成された第1実施例の作用を以下に説明す
る。
まず、プラグ57を図中には示されていない高周波¥i
lQ装匠に接続する。次にシース2の中空管部6を体腔
内へ挿入した上で片方の手の親指を親指掛はリング47
に掛け、残る指を指掛け22に掛けてスライダ27を前
進させれば、電極5も前進し、イのループ54をシース
5の先端から突き出ずことができる。そして、光学視管
4による観察下でシース2の先端とループ54の間に病
変部を位置させてスライダ27の押込みを解除すれば、
板ばね51の付勢力によって後退し、これに伴って上記
ループ54も後退するため上記病変部をシース2先端と
ループ54の間に挾み込むことができる。この時、電源
装置から高周波電流を供給してやれば、その病変部を焼
き切ることができる。
この場合、ルー154は、病変部をシース2先端とで確
実に挾み込む為にはシース2内に完全に引き込まれなけ
ればならないが、第6図に示すようにシース2の先端付
近には金属バイブで形成された光学視管4の挿入部11
の先端がシース2の先端開口部より病変部を観察できる
よう配置されている。しかも、シース2の先端による視
野のケラレを防止する為には、シース2先端からあまり
奥に挿入部を引込める位置に配置することができないの
で、ループ54をシース2内に引き込み過ぎると、今度
は挿入部11先端とループ54が近づきすぎてループ5
4よりスパークが挿入部11に飛び、光学視管4を通し
て術者に電流が流れ火(msを発生させてしまう危険が
ある。
しかしながら、この第1実施例ではスライダ27の後部
に調節リング61を設け、この調節リング61を回転す
ることにより、シース2及び該シース2に取付けられる
操作部3に装着される光学視管4に対し、スライダ27
と共に電極5の位置を調整可能にしであるので、シース
2の先端と光学視管4の先端との間の最適位置に電極5
の先端のループ54を設定できる。従って、上述におけ
るスパークの発生を防止でき、安全性を向上できる。
又、光学視管4の挿入部11の長さとか電極5の全長な
ど、これら位置関係を出ずためのそれぞれの部品の長さ
の寸法公差を緩めても、組立後に位置調整ができるので
、部品精度、組立精度を緩くでき製造コストを下げるこ
とができるという利点もある。
第7図ないし第13図に基づいて本発明の第2実施例を
説明する。
第7図は第2実施例における操作部を示ず外観図であり
、第8図は操作部本体の後部の外観図を示し、第9図は
操作部の断面図を示し、第10図、第11図、第12図
は第9図にお番)るA−A ”B−8=、C−C=線断
面図を示し、第13図は第7図に装着可能な光学視管の
外観図を示J0第7図及び第9図に示すように操作部9
1を構成する操作部本体92は、シース接続部93、指
掛け94及びケース部95とから構成され、これらはプ
ラスチック等の絶縁材料にて一体で成形されている。
上記シース接続部93には図示しないシースを接続する
ために、左右対称に接続ビン96が突設されている。又
、このシース接続部93には第13図に示す光学視管9
7の挿入部98を通すための案内管101の後端が取付
けられ、この案内管101の下部には図示しない電極を
通す電極挿通管102が固着されている。
上記シース接続部93の後方に形成されたケース部95
には、下側に開口する開口凹部103が設けられ、下方
からスライダ104が前後にスライド可能に嵌入されて
いる。このスライダ104にはスライド可能な軸方向に
透孔105が設けられ、この透孔105内にはプラスチ
ック等の絶縁部材で形成した絶縁パイプ106が挿通さ
れ、スライダ104はこの絶縁パイプ106の軸方向に
スライド可能である。この絶縁パイプ106の先端はシ
ース接続部93の案内管101の後端が取付けられる透
孔107に、0リング108を嵌め込んだ後方位置Co
リング押え109に嵌め込まれて固定されている。この
0リング押え109は上記透孔107の後端部分の0リ
ング押え取付は凹部111に嵌め込まれている。しかし
て上記Oリング108により光学視管97を挿通した際
の水密を確保している。又、上記透孔107の下側に設
けた電極挿通孔112にも水密用Oリング113が嵌め
込まれ、上記Oリング押え109で抜は止めを行ってい
る。
ところで、上記絶縁バイア106の後端は、ケース部9
5の後端に設けた光学視管挿通孔121に挿入され、そ
の後方からナツト122で前方に押し付けるように固定
されている。つまりこの挿通孔121の少くとも後部側
にはナツト122を螺入できるねじ孔が設けてあり、ナ
ツト122をねじ込むことにより絶縁パイプ106を前
方のOリング押え109に押し付けるようにして固定さ
れている。このようにナツト122により、0リング押
え109及び絶縁パイプ106を固定することにより、
絶縁バイブ106が挿通されたスライダ104も摺動自
在で操作部本体92に取付けられる。従って、ナツト1
22を取り外せば、絶縁バイブ106、Oリング押え1
09.0リング108.113及びスライダ104を操
作部本体92から分解することができ、これらの部品の
交換等を容易に行える。
上記スライダ104には絶縁バイ1106の下側の前端
及び一方の側部を切欠き、電極固定機構131が取付け
である。
この電極固定機構131は、第10図に示ずように電極
コード132が取付けられた電極受け133の周囲をプ
ラスチック等の絶縁材料で密封したものに、電極挿入孔
134にその先端を突没できる止めねじ135を突設し
て構成している。この止めねじ135の基端側には絶縁
部材からなる摘み136が固着されている。
さらに、この電極固定機構131には、以下のように電
極固定機構131の取付は位置調節手段が形成しである
電極挿入孔134の下方位置の電極固定機構131には
第11図に示すように位置決めねじ141が突設され、
この位置決めねじ141はスライダ104の孔部を通り
、位置決めリング挿入溝143に挿入された位置決めリ
ング144にねじ込まれている。ずなわら、電極固定機
構131は、位置決めねじ141及び位置決めリング1
44によって、スライダ104に取付けられ、この位置
決めリング144を回転させることによって、電極固定
機構131を位置決めねじ141の軸方向に移動できる
ようにし′C電極先端の位置を移動調整できるようにし
である。
上記スライダ104の下部には、プラスチック等の絶縁
材料で構成された指掛はリング151がスナツプフィツ
ト方式で回動自在に嵌め込み固定されている。
上記スライダ104及び操作部本体92の指掛け94の
間には、例えば■字形の板ばね152が回動自在に固定
され、この板ばね152により第9図に示1°ようにス
ライダ104は操作部本体92のケースtIS95の凹
部103内後端に突き当って、待機するように付勢され
ている。
尚、操作部本体92の(ケース部95の)後部には接続
ビン挿入孔153が設けてあり、この接続ビン挿入孔1
53の内面には突起部154を設けである。また、第8
図に示すように接続ビン挿入孔153には、例えば横方
向にすり割り155が設けてあり、第13図に示す光学
視管97を接続する際、この光学視管97に設けられた
接続ビン156を、上記接続ビン挿入孔153に挿入で
きるようにしである。つまり、操作部本体92を構成し
ている絶縁部材は弾性を有している為、突起部154は
接続ビン156により上下方向に押し広げられ、その後
接続ビン156に設けた溝部157が突起部154まで
達すると、押し広げられた突起部154は元に戻ろうと
して溝部157にはまり、光学視管97は操作部91に
装@される。
第7図に示すように、電極コード132は、その先端部
158を電源接続プラグ159に差し込み、[ねじ16
0を締め付けることでこの先端部158に電源接続プラ
グ159を取付けることができるようにしである。 こ
の第2実施例では、位置決めリング144を回転するこ
とにより、電極固定機構131を前後に摺動でき、これ
に接続される電極の位置調節を行うことができ、第1実
施例と同様にシース2先端及び光学視管97先端に対J
る電極5の先端のループの位置を最適位置に調整できる
第14図ないし第21図は本発明の第3実施例に係り、
第14図は第3実施例におけるレゼクトハンドルの外観
を示し、第15図は第14図の縦断面を示し、第16図
は第15図のM−M”ね断面にてスライダを示し、第1
7図は第15図のN−MI!断面にて光学視管を示し、
第18図は第14図の一部を切欠いてレゼクトハンドル
における電極部の構造を示し、第19図は第18図のO
−0′線断面にてガイドバイブを示し、第20図は電極
部を示し、第21図はシース及び光学視管を組合わせた
状態での電極先端ループとシース及び光学視管の関係を
シース先端側から見た正面図で示す。
この実施例におけるレゼクトハンドル201は、電極部
202及びコード部203とが一体で形成された電極2
04と、後方から挿入される光学視管205(第15図
参照)を挿入して接続できるようにした光学視管挿入部
206と、電極204を前後にスライドさせるスライダ
207と、把持して操作する本体部(操作部)208と
から構成される。
この実施例では電極部202とコード部203と操作部
208とが一体化してレゼクトハンドル201が形成さ
れている。
第14図に示すように上記コード部203の末端の硬性
部209は高周波電源と電気的に接続可能なプラグ21
0の握り211の接続孔212に挿入でき、この握り2
11の側壁に設けたねじ213で固定することにより、
プラグ挿入部214と電気的に接続できるようにしであ
る。上記握り211は絶縁部材で形成され、プラグ挿入
部214は高周波電源の図示しないレセプタクルに挿入
して電気的に接続できるようにしである。つまり、この
プラグ挿入部214を高周波電源に接続することにより
、コード部203を経て電極部202には高周波電流が
供給される。
第14図に示すようにレゼクトハンドル201は本体部
208の前方に(シース)接続部215が形成され、こ
の接続部215は外周面にビン216が突設され、その
前部はテーパ部217を設けて、第15図に示すように
シース218に水密状態で着脱自在に接続できるように
しである。
上記接続部215の後方部分には、第16図に示すよう
に段差219が設けてあり、且つ下方が開放されている
長方形の断面形状の満220を有する略正方形状断面形
状のカバー221が光学視管挿入部206の後端に形成
された光学視管接続部222(第15図参照)まで延設
されている。
第14図、第15図及び第18図に・示すように上記カ
バー221には、接続部215の近傍から下方に向かっ
て下指掛け223が突設され、レゼクトハンドル201
を片手で把持した場合に中指及び桑指を掛けられるよう
にしてあり、また上方に向かって人差し指が掛けられる
よう上指掛け224が突設させである。
第15図に示すように上記溝220内上方には、前方か
ら後方に向かってスライダ207を常に後方に付勢する
ばね225を摺動自在に保持するばね軸226が突設さ
れている。尚、これら接続部215、テーバ部217、
ピン216、カバー221、下指掛け223、上指掛け
224及びばね軸226はプラスデックで形成され、モ
ールド部品として一体ぐ成形されている。
上記満220内下方には、接続部215の前方より該接
続部215を貫通して光学視管接続部222まで延びる
案内管227がプラスデック等の絶縁部材で形成されて
いる。又、光学視管接続部222には、案内管227の
内径とほぼ同じ内径を持つ光学視管挿入孔228と0リ
ング229と該0リング229を固定するOリング押え
230が案内管227の後方に隣接され、光学視管20
5を案内管227内に水密を保持して挿通し、光学視管
205の先端部をレゼクトハンドル201の先端部へと
導くことができるようにしである。
上記スライダ207は、プラスチックで形成されたスラ
イダ前部231と、スライダ後部232とからなり、例
えばスライダ後部232から前方に突出させたスナツプ
フィツト233及びスライダ前部231に形成した穴2
34とを互いに係合させることにより、一体化されてい
る。
上記スライダ前部231及びスライダ後部232の上部
の形状は溝220と略同形をしており、スライダ前部2
31には上記ばね225を挿通可能とするばね孔235
及び案内管227を挿通可能とする案内管挿通孔236
が設けである。またスライダ後部232には、ばね22
5を挿通することはできないがばね軸226のみを挿通
できる軸孔237及び案内管227を挿通可能とする案
内管挿通孔238が形成されており、カバー221内の
Ff220内にスライダ前部231及びスライダ後部2
32が一体で前後に摺動可能に収納されている。
スライダ後部232の下方後方にはレゼクトハンドル2
01を片手で保持した場合親指を掛けることのできる親
指掛け239が設けられており、ばね225の力に逆っ
てスライダ207を溝220内で前方にM動させること
ができ、親指の力を扱けばばね225によりスライダ2
07は光学視管接続部222まで後方に付勢されるよう
になっている。
光学視管接続部222の光学視管挿入孔228の上方に
は光学視管205の接続ピン156(第13図に示すも
のと同様)を挿入可能とするビン孔240が設けられ、
第17図に示すようにこのビン孔240の前方の空間2
41内に懸架されたピアノ線242に光学視管205の
満157が係合することにより光学視管205をレゼク
トハンドル201に着脱自由に接続することができる。
ところで、第18図に示すように溝220内でのスライ
ダ207の移動量を調整できるように、光学視管接続部
222より溝220に向かってねじ243が突出自在で
螺合されている。つまり、このねじ243を例えば前方
にねじ込むと、)す220内にその先端が突出Jること
により、スライダ207の待機状態での位置を前方に移
動する調整を行えるようにしていることがこの第3実施
例の特徴になっている。
ところで第20図に示すように電極部202を形成Jる
ワイヤ244は先端部以外では、例えばステンレスバイ
ブ245で覆われ、その外側をさらにテフロン等の絶縁
チューブ2′46で絶縁被覆されている。
上記光学視管挿入部206の先端より前方に突出される
電極部202の先端には、第20図及び第21図に示す
ように露出した状態でシース247の内周面に沿うよう
に半円状にされて折り曲げてルー1248を形成するこ
とにより、高周波通電時に体内組織を切除し易くしてい
る。
上記ルーフ248の後方部分のワイヤ244゜244は
絶縁チューブ246.2=16で被覆され、該絶縁チュ
ーブ246.246は第18図に示すようにガイドバイ
ブ249,249内を挿通される。これらガイドバイブ
249,249は第18図及び第19図に示すように案
内管227の先端近くの両側に固定されている。上記デ
ユープ246.246でそれぞれ被覆されたワイヤ24
4゜244は接続部215に設けた貫通孔250.25
0及びそれに連通している0リング孔251゜251に
収納され該0リング孔251.251に接着されたOリ
ング押え252,252によって装着されている0リン
グ253.253内を挿通され、スライダ207のスラ
イダ前部231に設けられた電極孔254.254及び
空間255゜255へと延設されている。しかして、各
ワイヤ244は空間225で下側に折り曲げられ、スラ
イダ前部231とスライダ後部2320間に設けられた
溝256へと導かれている。
なおスライダ207の溝256へ導かれたワイヤ244
の一端は第20図に示すようにプラスチックスティック
257にて密閉されている。又、もう一方の端部は溝2
56の下方に連通している空間258内でコード部20
3の端部と電気的に接続された状態でカシメバイブ25
9にて圧着接続され、さらにその上から熱収縮チューブ
260にて絶縁被覆されている。空間258の下端の位
置にはクランプ261がコード部203に巻きつけてあ
り、コード部203が下から引張っても抜けないように
なっている。
上記構成の第3実施例では、光学視管接続部222より
スライダ207に向かって突出しているネジ243の突
出量をこのネジ243を回転させることにより調節し、
本体部208に対するスライダ207の位置を調整する
ことができるので、本体部20日に固定されている光学
視管205及びシース247に対して移動可能なスライ
ダ207に固定されている電極204における先端のル
ー1248の位置も調整することができる。
[発明の効果] 以上述べたように本発明によれば、シースの先端及び光
学視管の先端に対して電極の位置を調整可能な調整手段
を設けたことにより、電極先端の位置がシースの先端及
び光学視管の先端に対して最適となる様に調整できる為
、良好な切除能力と電気安全性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は本発明の第1実施例に係り、第1
図は第1実施例における操作部の断面図、第2図は第1
実施例のレゼクトスコープ装置の外観図、第3図は第1
図におけるA−/M線断面図、第4図は第1図における
B−8−線断面図、第5図は操作部を主要部品に分解し
た斜視図、第6図は第1実施例の先端側における光学視
管、電極及びシース先端部の位置関係を示ず断面図、第
7図ないし第13図は本発明の第2実施例に係り、第7
図は第2実施例における操作部を示す外観図、第8図は
操作部本体の後部の外観図、第9図は操作部の断面図、
第10図、第11図、第12図は第9図におけるA−A
−、B−8=、C−C−線断面図、第13図は第7図に
装着される光学視管を示す斜視図、第14図ないし第2
1図は本発明の第3実施例に係り、第14図は第3実施
例におけるレゼクトハンドルの外観図、第15図は第1
4図の縦断面、第16図はスライダを示すもので第15
図のM−M=線断面図、第17図は光学視管を示すもの
で、第15図のN−N ”線断面図、第18図は第14
図の一部を切欠いてレゼクトハンドルの電極部の構造を
示ず断面図、第19図は第18図の0−O′線断面図、
第20図は電極全体を一部切欠いて示す断面図、第21
図はシース内の光学視管の先端及び電極先端の配置の様
子を示す正面図である。 1・・・レゼクトスコープ装置 2・・・シース      3・・・操作部4・・・光
学視管     5・・・電極6・・・中空管部   
  7・・・シース本体15・・・案内管     1
8・・・シース接続部25・・・操作部本体   27
・・・スライダ36a・・・スライダ前部 36b・・
・スライダ後部38・・・電極受け    43・・・
電極挿入孔51・・・板ばね     54・・・ルー
プ61・・・a節リング 第3 図 第6 図 第4 図 第5図 第9図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 体腔内に挿入される細長で中空のシースと、このシース
    内に挿通され、高周波電流を通電することにより、体腔
    内の組織を切除等する電極と、この電極を体外から移動
    操作可能とする操作部と、前記シース内に挿通され、体
    腔内を観察する光学系を有する光学視管とを備えたレゼ
    クトスコープ装置において、 前記シースの先端及び前記光学視管の先端に対して、前
    記電極の先端位置を調整可能とする位置調整手段を設け
    たことを特徴とするレゼクトスコープ装置。
JP63231867A 1988-09-16 1988-09-16 レゼクトスコープ装置 Pending JPH0280022A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63231867A JPH0280022A (ja) 1988-09-16 1988-09-16 レゼクトスコープ装置
US07/355,740 US5112330A (en) 1988-09-16 1989-05-23 Resectoscope apparatus
DE3918316A DE3918316A1 (de) 1988-09-16 1989-06-05 Resektoskopvorrichtung

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JP63231867A JPH0280022A (ja) 1988-09-16 1988-09-16 レゼクトスコープ装置

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JP63231867A Pending JPH0280022A (ja) 1988-09-16 1988-09-16 レゼクトスコープ装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107028657A (zh) * 2011-11-04 2017-08-11 波士顿科学医疗有限公司 组织提取装置和方法
JP2021527483A (ja) * 2018-06-11 2021-10-14 オリンパス・ウィンター・アンド・イベ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング レゼクトスコープに電極を固定するためのアセンブリ支援ツール

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JPS5789843A (en) * 1980-11-26 1982-06-04 Olympus Optical Co Irrigation type resectoscope
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