JPH027844A - 永久磁石付き回転子 - Google Patents
永久磁石付き回転子Info
- Publication number
- JPH027844A JPH027844A JP63276531A JP27653188A JPH027844A JP H027844 A JPH027844 A JP H027844A JP 63276531 A JP63276531 A JP 63276531A JP 27653188 A JP27653188 A JP 27653188A JP H027844 A JPH027844 A JP H027844A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor core
- permanent magnets
- permanent magnet
- magnetic material
- retaining ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 claims abstract description 15
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims abstract description 6
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims abstract description 6
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 claims description 9
- 230000004907 flux Effects 0.000 abstract description 10
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は回転電機の永久磁石付き回転子において、回
転子鉄心を小形化しかつ機械的強度を増すごとができる
ようにしたものに関する。
転子鉄心を小形化しかつ機械的強度を増すごとができる
ようにしたものに関する。
回転電機の永久磁石付き回転子の従来例を第2図にもと
づいて説明する。この図において、磁性材からなる円筒
状の回転子鉄心1が磁極を形成する複数の永久磁石2を
介して回転軸3に固着されている。前記永久磁石2は方
形断面の棒状で、径方向に交互に反対方向に着磁されて
いる。前記回転軸3は鉄心支持部の断面形状が角形で、
永久磁石2との接合部および永久磁石2と回転子鉄心1
の接合部は接着剤等で固着されている。前記回転子鉄心
1は隣接する磁極の中間位置に内周側から適当な深さの
スリット4を設けて隣接する磁極に磁束が短絡して流れ
るのを防止するようになっている。
づいて説明する。この図において、磁性材からなる円筒
状の回転子鉄心1が磁極を形成する複数の永久磁石2を
介して回転軸3に固着されている。前記永久磁石2は方
形断面の棒状で、径方向に交互に反対方向に着磁されて
いる。前記回転軸3は鉄心支持部の断面形状が角形で、
永久磁石2との接合部および永久磁石2と回転子鉄心1
の接合部は接着剤等で固着されている。前記回転子鉄心
1は隣接する磁極の中間位置に内周側から適当な深さの
スリット4を設けて隣接する磁極に磁束が短絡して流れ
るのを防止するようになっている。
前記構造では磁束の流れる方向の永久磁石2の断面積を
大きくしようとすると回転子鉄心1が大形化し、またス
リット4により回転子鉄心1の機械的強度が低下すると
いう多くの欠点があった。
大きくしようとすると回転子鉄心1が大形化し、またス
リット4により回転子鉄心1の機械的強度が低下すると
いう多くの欠点があった。
この発明は前記の欠点を除去するために、回転子鉄心を
小形化しかつ機械的強度を増すことができるようにした
回転電機の永久磁石付き回転子を提供することを目的と
する。
小形化しかつ機械的強度を増すことができるようにした
回転電機の永久磁石付き回転子を提供することを目的と
する。
この発明は前記の目的を達成するために、請求項1)記
載のものでは円筒状回転子鉄心11の外周に永久磁石1
2を円周方向に複数配設するとともに、その外側に非磁
性材からなる保持リング13をはめ込んで永久磁石12
を固定し、請求項2)記載のものでは円筒状回転子鉄心
11の外周に永久磁石22とこれより径方向の厚さがわ
ずかに厚い非磁性材からなるスペーサ23をそれぞれ複
数円周方向に交互に配設するとともに、これらの外側に
非磁性材からなる保持リング13をはめ込み、前記永久
磁石22を回転子鉄心11との間にすきまgを設けて保
持リング13の内周に接着剤等で固着するようにしたも
のである。
載のものでは円筒状回転子鉄心11の外周に永久磁石1
2を円周方向に複数配設するとともに、その外側に非磁
性材からなる保持リング13をはめ込んで永久磁石12
を固定し、請求項2)記載のものでは円筒状回転子鉄心
11の外周に永久磁石22とこれより径方向の厚さがわ
ずかに厚い非磁性材からなるスペーサ23をそれぞれ複
数円周方向に交互に配設するとともに、これらの外側に
非磁性材からなる保持リング13をはめ込み、前記永久
磁石22を回転子鉄心11との間にすきまgを設けて保
持リング13の内周に接着剤等で固着するようにしたも
のである。
永久磁石12.22を回転子鉄心11の外周に配設する
ことにより磁束の流れる方向の断面積を大きくすること
ができるので回転子鉄心11を小形化することができ、
また保持リング13を非磁性にして従来例で説明したス
リット4を不要としたので磁極間の短絡磁束流を防止し
かつ回転子鉄心11の機械的強度を増すことができる。
ことにより磁束の流れる方向の断面積を大きくすること
ができるので回転子鉄心11を小形化することができ、
また保持リング13を非磁性にして従来例で説明したス
リット4を不要としたので磁極間の短絡磁束流を防止し
かつ回転子鉄心11の機械的強度を増すことができる。
第1図はこの発明の請求項1)に対応する実施例を示す
もので、図示しない回転軸に嵌着した磁性材からなる円
筒状回転子鉄心11の外周に永久磁石12が円周方向に
複数配設されている。この永久磁石12は回転子鉄心1
1の外周に密接するように断面形状が弓形に湾曲した板
状に形成され、径方向に交互に反対方向に着磁されてい
る。前記永久磁石12は外側に非磁性材からなる保持リ
ング13をはめ込んで固定され、保持リング13および
回転子鉄心11との接合部はそれぞれ接着剤等で固着さ
れている。
もので、図示しない回転軸に嵌着した磁性材からなる円
筒状回転子鉄心11の外周に永久磁石12が円周方向に
複数配設されている。この永久磁石12は回転子鉄心1
1の外周に密接するように断面形状が弓形に湾曲した板
状に形成され、径方向に交互に反対方向に着磁されてい
る。前記永久磁石12は外側に非磁性材からなる保持リ
ング13をはめ込んで固定され、保持リング13および
回転子鉄心11との接合部はそれぞれ接着剤等で固着さ
れている。
前記実施例によれば永久磁石12の磁束の流れる方向の
断面積を大きくすることができるので回転子鉄心11を
小形化することができ、また保持リング13を非磁性に
して従来例で説明したスリット4を不要としたので磁極
間の短絡磁束流を防止しかつ回転子鉄心11の機械的強
度を増すことができる。前記回転子鉄心11は丸棒を加
工して塊状鉄心とすることもでき、このようにすればさ
らに機械的強度を増すことができる。
断面積を大きくすることができるので回転子鉄心11を
小形化することができ、また保持リング13を非磁性に
して従来例で説明したスリット4を不要としたので磁極
間の短絡磁束流を防止しかつ回転子鉄心11の機械的強
度を増すことができる。前記回転子鉄心11は丸棒を加
工して塊状鉄心とすることもでき、このようにすればさ
らに機械的強度を増すことができる。
第3図はこの発明の請求項2)に対応する実施例を示す
もので、図示しない回転軸に嵌着した磁性材からなる円
筒状回転子鉄心11の外周に永久磁石22とこれより径
方向の厚さがわずかに厚い非磁性材からなるスペーサ2
3とがそれぞれ複数円周方向に交互に配設されている。
もので、図示しない回転軸に嵌着した磁性材からなる円
筒状回転子鉄心11の外周に永久磁石22とこれより径
方向の厚さがわずかに厚い非磁性材からなるスペーサ2
3とがそれぞれ複数円周方向に交互に配設されている。
この永久磁石22とスペーサ23は断面形状が回転子鉄
心11の外周に沿う弓形に湾曲した板状に形成され、複
数の永久磁石22は径方向に交互に反対方向に着磁され
ている。前記永久磁石22とスペーサ23の外側には非
磁性材からなる保持リング13がはめ込まれ、永久磁石
22と保持リング13の内周およびスペーサ23と保持
リング13、回転子鉄心11のそれぞれ接合部は密接し
て接着剤等で固着されている。すなわち永久磁石22と
回転子鉄心11の間には径方向の磁束の流れに支障のな
い程度のわずかなすきまgが設けられ、永久磁石22の
側縁部と保持リング13は密接している。
心11の外周に沿う弓形に湾曲した板状に形成され、複
数の永久磁石22は径方向に交互に反対方向に着磁され
ている。前記永久磁石22とスペーサ23の外側には非
磁性材からなる保持リング13がはめ込まれ、永久磁石
22と保持リング13の内周およびスペーサ23と保持
リング13、回転子鉄心11のそれぞれ接合部は密接し
て接着剤等で固着されている。すなわち永久磁石22と
回転子鉄心11の間には径方向の磁束の流れに支障のな
い程度のわずかなすきまgが設けられ、永久磁石22の
側縁部と保持リング13は密接している。
前記実施例によれば永久磁石22の磁束の流れる方向の
断面積を大きくすることができるので回転子鉄心11を
小形化することができ、また保持リング13とスペーサ
23を非磁性にして従来例で説明したスリット4を不要
としたので磁極間の短絡磁束流を防止しかつ回転子鉄心
11の機械的強度を増すことができる。さらに保持リン
グ13の締め圧力がスペーサ23を介し回転子鉄心11
に加わって機械的強度が比較的小さくかつもろい材質の
永久磁石22に加わらないようにしたので、永久磁石2
2の損傷を減らすことができる。前記回転子鉄心11は
丸棒を加工して塊状鉄心とすることもでき、このように
すればさらに機械的強度を増すことができる。
断面積を大きくすることができるので回転子鉄心11を
小形化することができ、また保持リング13とスペーサ
23を非磁性にして従来例で説明したスリット4を不要
としたので磁極間の短絡磁束流を防止しかつ回転子鉄心
11の機械的強度を増すことができる。さらに保持リン
グ13の締め圧力がスペーサ23を介し回転子鉄心11
に加わって機械的強度が比較的小さくかつもろい材質の
永久磁石22に加わらないようにしたので、永久磁石2
2の損傷を減らすことができる。前記回転子鉄心11は
丸棒を加工して塊状鉄心とすることもでき、このように
すればさらに機械的強度を増すことができる。
この発明によれば回転電機の永久磁石付き回転子におい
て、円筒状回転子鉄心の外周に永久磁石を円周方向に複
数配設し、その外側に非磁性保持リングをはめ込んで永
久磁石を固定するようにしたので、永久磁石の磁路断面
積を大きくして回転子鉄心を小形化しかつ機械的強度を
増すことができるという効果が得られる。
て、円筒状回転子鉄心の外周に永久磁石を円周方向に複
数配設し、その外側に非磁性保持リングをはめ込んで永
久磁石を固定するようにしたので、永久磁石の磁路断面
積を大きくして回転子鉄心を小形化しかつ機械的強度を
増すことができるという効果が得られる。
第1図はこの発明の請求項1)に対応する実施例の縦断
面図、第2図は従来例の縦断面図、第3図はこの発明の
請求項2)に対応する実施例の縦断面図である。 11・・・回転子鉄心、12.22・・・永久磁石、1
3・・・保持リング、23・・・スペーサ、g・・・す
きま。
面図、第2図は従来例の縦断面図、第3図はこの発明の
請求項2)に対応する実施例の縦断面図である。 11・・・回転子鉄心、12.22・・・永久磁石、1
3・・・保持リング、23・・・スペーサ、g・・・す
きま。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)磁性材からなる円筒状回転子鉄心の外周に磁極を形
成する永久磁石を円周方向に複数配設するとともに、そ
の外側に非磁性材からなる保持リングをはめ込んで永久
磁石を固定したことを特徴とする永久磁石付き回転子。 2)磁性材からなる円筒状回転子鉄心の外周に磁極を形
成する永久磁石とこれより径方向の厚さがわずかに厚い
非磁性材からなるスペーサをそれぞれ複数円周方向に交
互に配設するとともに、これらの外側に非磁性材からな
る保持リングをはめ込み、前記永久磁石を回転子鉄心と
の間にすきまを設けて保持リングの内周に接着剤等で固
着したことを特徴とする永久磁石付き回転子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63276531A JPH027844A (ja) | 1987-11-26 | 1988-11-01 | 永久磁石付き回転子 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62-297943 | 1987-11-26 | ||
JP29794387 | 1987-11-26 | ||
JP63276531A JPH027844A (ja) | 1987-11-26 | 1988-11-01 | 永久磁石付き回転子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH027844A true JPH027844A (ja) | 1990-01-11 |
Family
ID=26551959
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63276531A Pending JPH027844A (ja) | 1987-11-26 | 1988-11-01 | 永久磁石付き回転子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH027844A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016143008A1 (ja) * | 2015-03-06 | 2016-09-15 | 三菱電機株式会社 | 回転電機の回転子及び回転電機の回転子の製造方法 |
WO2021182088A1 (ja) * | 2020-03-10 | 2021-09-16 | 株式会社ミツバ | 永久磁石同期モータ |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49117918A (ja) * | 1973-03-19 | 1974-11-11 | ||
JPS5250507A (en) * | 1975-10-20 | 1977-04-22 | Hitachi Metals Ltd | Magnetic rotor |
JPS61116955A (ja) * | 1984-11-08 | 1986-06-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 磁石回転型電動機のロータ製造方法 |
-
1988
- 1988-11-01 JP JP63276531A patent/JPH027844A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49117918A (ja) * | 1973-03-19 | 1974-11-11 | ||
JPS5250507A (en) * | 1975-10-20 | 1977-04-22 | Hitachi Metals Ltd | Magnetic rotor |
JPS61116955A (ja) * | 1984-11-08 | 1986-06-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 磁石回転型電動機のロータ製造方法 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016143008A1 (ja) * | 2015-03-06 | 2016-09-15 | 三菱電機株式会社 | 回転電機の回転子及び回転電機の回転子の製造方法 |
JP6049897B1 (ja) * | 2015-03-06 | 2016-12-21 | 三菱電機株式会社 | 回転電機の回転子及び回転電機の回転子の製造方法 |
CN107408849A (zh) * | 2015-03-06 | 2017-11-28 | 三菱电机株式会社 | 旋转电机的转子及旋转电机的转子的制造方法 |
WO2021182088A1 (ja) * | 2020-03-10 | 2021-09-16 | 株式会社ミツバ | 永久磁石同期モータ |
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