JPH0278373A - 画像データ伝送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は画像データ伝送装置に係わり、特に画像の伝送
時間を短縮するようにした画像データ伝送装置に関する
。

「従来の技術」 例えば、ワークステーションやファクシミリ装置等の文
字・画像を伝送する機能を有する装置では、読取装置が
読み取ったドキュメント（書類）上の画像情報をそのま
ま伝送したのでは伝送時間が多大なものとなる。そこで
、画像情報中の冗長な部分を、例えばＭＨ（Ｍｏｄｉｆ
ｉｅｄ　Ｈｕｆｆｍａｎ）　方式やＭＲ（Ｍｏｄｉｆｉ
ｅｄ　Ｒｅａｄ）方式等のデータ圧縮方法を用いて圧縮
し、画像情報を伝送していた。これらの方法では、当然
のことながら圧縮したデータを送るのはもちろんのこと
、画像の存在しない部分についても「画像が存在しない
ことを示すデータ（符号）」を伝送していた。

しかし、上述のようなデータ圧縮を行っても、一般に画
像情報のデータ量は膨大なので、なお多大な伝送時間が
かかっていた。

一方、周知のようにワークステーションは、少なくとも
ワードプロセッサ機能・通信機能・データベース機能を
有するものであり、例えばイーサネット等のＬ　Ａ　Ｎ
　（Ｌｏｃａｌ　Ａｒｅａ　Ｎｅｔｖ＋ｏｒｋ）　　に
接続して使用されることが多い。最近、このようなワー
クステーションの端末装置そのものとしての処理のスピ
ードが、例えば通信処理の場合１０　Ｍ　ｂ　ｉ　ｔ　
／　ｓ　ｅ　ｃから１００　Ｍ　ｂ　ｉ　ｔ　／　ｓ　
ｅ　ｃというように、向上しつつある。

「発明が解決しようとする課題」 ところで、ワークステーションで画像情報を伝送するに
は一般にＬＡＮ等の有線回線を使用する。

この場合に伝送時間を短縮しようとすると、上述した端
末装置そのものの処理スピードの向上だけでは足りず、
有線回線の伝送スピードをも上げる必要がある。しかし
ながら、既存の有線回線の伝送スピードを上げるには莫
大な費用がかかり、容易に実行できるものではない。

本発明は上述のような事情に鑑みてなされたものであり
、その目的は従来の有線回線をそのまま使用しても、な
おかつ伝送時間を短縮できるようにした画像データ伝送
装置を提供することにある。

口課題を解決するための手段」 本発明では、ドキュメント上の画像データを読み取る読
取手段と、この読取手段の出力信号中の画像データが存
在する画像開始位置を検出する画像開始位置検出手段と
、出力信号中の画像データが存在する画像開始位置を検
出する画像開始位置検出手段と、出力信号中の画像デー
タが存在する部分の画像データを圧縮する圧縮手段と、
画像データ伝送時に圧縮手段で圧縮した画像データと共
に、画像開始位置検出手段が検出した画像開始位置情報
と画像開始位置検出手段が検出した画像開始位置情報を
付加して伝送する送信手段とを画像データ処理装置に具
備させたものである。

このようにすると、画像の存在しない部分については何
も伝送しないので伝送時間がかからず、画像の存在する
部分のみの画像データを伝送し、かつその伝送する画像
データも画像圧縮をしているので、伝送時間を大幅に縮
小することが可能となる。

〔実施例〕

次に、本発明を図示の実施例に基づいて説明する。。

第１図は本発明の画像データ伝送装置をワークステーシ
ョンに適用した場合のブロック図である。

図示のように、この画像データ伝送装置ではドキュメン
ト１０上の画像データをイメージ入力回路を有する画像
人力装置２ｏで読み取り、その読み取った画像データを
インターフェースケーブル４０を介してワークステーシ
ョン５ｏへ伝送し、デイスプレィ等に表示等をさせるよ
うにしたものである。

第１図および第２図に示すように、適宜の用紙等からな
る長方形をしたドキュメント１ｏの表面の画像領域１１
には、文字・図形等からなる画像１２が描かれている。

画像領域１１は縦長の長方形をしていて、左上角部の座
標はＰ　（Ｘ、、Ｙ、　”）であり、右下角部のそれは
Ｐ　（Ｘ２．　Ｙ２　）である。

ドキュメントｌＯの画像１２は、光源とイメージセンサ
等からなるイメージ入力回路２１で読み取られ、その出
力である光信号は光電変換回路２２で電気信号に変換さ
れる。上述の光信号およびイメージ入力回路２１の走査
等の制御はビデオ制御回路２３によりなされる。

ビデオ制御回路２３より出力される画像情報は、この画
像情報を直接メモリに転送するＤＭＡ（Ｄｉｒｅｃｔ　
！Ｊｅｍｏｒｙ　Ａｃｃｅｓｓ）　を行うＤＭＡ：Ｉン
トロール回路２４の転送制御で画像メモリ２５に格納さ
れる。この格納の際に、Ｘ−Ｙ位置検出記憶回路２６が
、実際に画像が存在する画像領域１１の存在位置を座標
として判別する。

そして、−星画像メモリ２５に蓄えられた画像が存在す
る画像領域１１のみの画像情報は、画像データ圧縮回路
２７で適宜の方法でデータ圧縮され、圧縮データメモリ
２８に格納される。このようにして格納された画像デー
タはデータ送受信回路２９を経由し、インターフェース
ケーブル４゜を介してワークステーション５ｏに伝送さ
れる。

以上のような装置全体の制御がＣＰＵ３０により行われ
る。

画像人力装置２０のデータ送受信回路２９より伝送され
る圧縮された画像情報は、インターフェースケーブル４
０を介してワークステーション５０側のデータ送受信回
路５１で受信され、その出力である圧縮データはデータ
伸張回路５２で伸張される。この伸張された出力がメモ
リ回路５３に画像情報として格納され、画像処理回路５
４により拡張、縮小、回転等の各種の画像処理がなされ
る。

このようにして画像処理された画情報処理は、デイスプ
レィ制御回路５５で処理された後にデイスプレィ５６上
に表示され、あるいはプリンタ制御回路５７の制御によ
りプリンタ５８にハードコピーとして出力される。そし
て、以上のようなワークステーション５０全体の制御が
ＣＰｔＪ５９により実行される。

次に、以上のように構成されている画像データ伝送装置
の動作を第３図（送信側）および第５図（受信側）に示
す流れ図に沿って説明する。

第３図に示すように、イメージ入力回路２１によってド
キ二メン）１０上の画像情報を読み込み（ステップ■）
、光電変換回路２２で光電変換され（ステップ■）、ビ
デオ制御回路２３を経てＤＭＡコントロール回路２４の
制御によって画像メモリ２５に画像情報がストアされる
（ステップ■）。

この画像情報を画像メモリ２５に格納する際に、第２図
に示すように、ドキュメント１０の左上隅の座標をＰ　
（０，０）とする座標系のうち、実際に画像が存在する
画像領域１１の左上角部の位置情報Ｐ　（ＸＩ、Ｙｌ　
）と右下角部の位置情報Ｐ（Ｘ２．Ｙ２）とを、ｘ−Ｙ
位置検出記憶回路２６で検出して記憶する（ステップ■
）。これらのＰ（Ｘ、、Ｙｌ）とＰ　（ｘ２．ｙ２）と
を指定すれば、画像の存在する領域を判別できるように
するためである。

この位置情報を検出するためには、Ｘ方向の走査により
画像の変化点（画像が始まるところ）の座標の最小値を
Ｘ、とし、最大値をｘ２　とし、同様にＹ方向の走査に
より座標の最小値をＹ、　　とし、最大値をＹ２　とす
る。

このようｊニして画像の変化点Ｐ　（Ｘ、、Ｙ、　）、
Ｐ　（Ｘ２．　Ｙ２　）で囲まれた画像領域１１を画像
メモリ２５から読み出し、画像データ圧縮回路２７でデ
ータ圧縮を行い、この圧縮されたデータは一時的に圧縮
データメモリ２８に格納される（ステップ■）。

そして、Ｘ−Ｙ位置検出記憶回路２６に格納されたＸ−
Ｙ座標情報と、圧縮データメモリ２８に格納された圧縮
データとは、データ送受信回路２９で第４図に示すよう
に伝送用のフォーマットに合成され（ステップ■）、イ
ンターフェースケーブル４０を介してワークステーショ
ン５０側のデータ送受信回路５１へと伝送される（ステ
ップ■）。すなわち、この伝送フォーマットによれば、
第２図に示したドキュメント１０のうち、画像の存在し
ない部分（図では画像領域１１を除いた全ての白地の部
分）のデータ（符号）は全く伝送されない。従って、伝
送量を減らすことができ、伝送時間を減少させることが
可能となる。

次に、第５図に示す流れ図によって受信側の動作を説明
する。

伝送されたデータはデータ送受信回路５１で受信され（
ステップ■）、画像位置情報と圧縮データとに分割され
る（ステップ■）。このうち圧縮データはデータ伸張回
路５２により個々のメモリ素子に画情報を１：１に対応
させたビットマツプ画像情報に展開され（ステップ■）
、データメモリ回路５３に格納される。

次いで、画像処理回路５４により位置情報と画像情報と
が、合成、拡張、縮小、回転等の画像処理が行なわれる
（ステップ■）。そして、デイスプレィ制御回路５５に
よりデイスプレィ５６に送られ表示され、あるいは、プ
リント制御回路５７によりプリンタ５８に送られプリン
トアウトされる（ステップ■）。

なお、本実施例では画像人力装置２０で読み取った画像
データをワーク不テーション５０へ伝送する場合につい
て述べたが、一般の有線回線を使用するファクシミリ装
置やワークステーション等に対しても本発明を適用でき
るのはもちろんである。

「発明の効果」 以上説明したように本発明によれば、画像の存在しない
部分については何も伝送せず、ドキュメント中の画像が
存在する部分の位置情報を伝送し、かつ、その部分のデ
ータ圧縮を行って画像情報の伝送量を省略しているので
、従来の有線回線をそのまま用いても伝送時間の短縮を
図ることが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す画像データ伝送装置の
ブロック図、第２図は本発明の画像データ伝送装置に適
用するドキュメント上の画像の存在領域を示す概念図、
第３図は本発明の画像データ伝送装置の送信側の動作を
示す流れ図、第４図は本発明の画像データ伝送装置で用
Ｇ゛）でいるデータの伝送フォーマットを示す図、第５
図は本発明の画像データ伝送装置の受信側の動作を示す
流れ図である。 １０・・・・・・ドキュメント、１１・・・・・・画像
領域、１２・・・・・・画像、２０・・・・・・画像人
力装置、２１・・・・・・イメージ入力回路（読取手段
）、２６・・・・・・Ｘ−Ｙ位置検出記憶回路（画像開
始位置・開始位置検出手段）、２７・・・・・・画像デ
ータ圧縮手段、２９・・・・・・データ送受信回路（送
信手段）、４０・・・・・・インターフェースケーブル
、５０・・・・・・ワークステーション。 出願人　　　富士ゼロックス株式会社 代理人　　　弁理士　山　内　梅　雄 第２図 Ｓ　λ！　、）＊　！　　　　　　ノコ［データ第３図
　　　　　第５図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 書類等のドキュメント上の画像データを読み取る読取手
   段と、 この読取手段の出力信号中の画像データが存在する画像
   開始位置を検出する画像開始位置検出手段と、 上記出力信号中の画像データが存在する画像終了位置を
   検出する画像終了位置検出手段と、上記出力信号中の画
   像データが存在する部分の画像データを圧縮する圧縮手
   段と、 画像データ伝送時に上記圧縮手段で圧縮した画像データ
   と共に、上記画像開始位置検出手段が検出した画像開始
   位置情報と上記画像終了位置検出手段が検出した画像終
   了位置情報を付加して伝送する送信手段 とを具備したことを特徴とする画像データ伝送装置。