JPH027689A - 色信号処理回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明はＶＴＲ，ビデオディスクプレーヤ等のビデオ信
号を再生する装置の任意の箇所の色を変更する装置に関
するものである。

［従来の技術］ 映像を再生した場合に、必要な場所に色を付けたり、文
字を消したり、文字の一部にマーカーを入れるグラフィ
ックコントロールが行なわれているが、いずれも、ビデ
オディスクあるいはビデオテープへの記録時、ビデオ信
号そのものを変化させており、再生側でコントロールを
行なうことはできなかった。

［発明が解決しようとする課題］ グラフィックコントロールに関する情報が、すべてビデ
オテープまたはビデオディスクに最初から記録されてい
るため、これらを再生した場合、再生側では色の変更や
マーカーの出し方の変更等が全くできない。

［課題を解決するための手段］ 本発明においては、ビデオ信号を記録する際に予め垂直
帰線期間中に繰返される信号に色信号の制御信号を混合
し、再生側ではこのビデオ信号を再生し、色信号の制御
信号を抜き取り、抜き取った制御信号から必要な場所で
色信号を切換えるパルスを発生させ、再生側で発生した
バックカラー信号発生回路からの色信号を前記のビデオ
信号からの色信号と切換えることによって必要な場所の
色を変更するようにさせた。

［作用］ 以上のような構成であるから、本発明によれば、再生側
において必要なときに色信号の制御信号を抜き出し、グ
ラフィックコントロールを行なうことができる。

［実施例］ 第１図は本発明の一実施例のブロック図である。

本発明は各種の教育装置または娯楽装置等に使用できる
ものであるが、この実施例においては、テレビジョンの
画面上に現われる歌詞テロップのバックが、歌うところ
に合わせて色度わりをしていくグラフィックコントロー
ラについて説明する。

第２図は代表的なビデオ信号の垂直帰線期間を示す波形
図である。この波形図は、偶数フィールドと奇数フィー
ルドとの間の垂直帰線期間であって、図に示されるよう
に水平同期信号に換算して約１５本分の期間がある。

図に示される水平同期信号パルスの上の符号１゜２、・
・・１１．１２等は垂直帰線期間開始からの水・１４回
期信号パルスの順番を示すものである。この図において
、たとえば、８番目の水平同期信号の期間に水平方向の
色度えを行ないたい位置を示すデータ、９番目の水平同
期信号の期間に垂直方向の色度えを行ないたい位置を示
すデータ、および１０番目の水平同期信号の期間に色度
えのスタート　ストップ、リセット等のグラフィックコ
ントロールを行なうのに必要な基本データを、ビデオテ
ープ、ビデオディスク等記録媒体に予め入力しておく。

１秒間にフィールドは６０回現われるので垂直Ｊｎ＋腺
期開期間０回でありかなり精密な色度えのデータを記録
することかできる。

このような記録媒体を再生する再生側のグラフィックコ
ントロール回路を第１図に示す。第１図においてビデオ
信号出力回路１からの出力はＹ／Ｃ分離回路２に供給さ
れ、Ｙ（輝度）信号はデータ抜き取り回路３とＹ／Ｃミ
ックス回路９に供給される。Ｃ（クロマ）信号はＰＬＬ
回路６とクロマ信号切換回路８に供給される。ＰＬＬ回
路６に供給された信号はバックカラー発生回路７におい
てバックカラーを発生し、バックカラーはクロマ信号切
換回路８に供給される。データ抜き取り回路３において
は、前述の８番目、９番目、１０番目の水平同期信号の
期間に混合されているグラフィックコントロールデータ
を取出し、そのデータによってＣＰＵ４を制御し、テレ
ビジョンの画面の色度え位置信号を発生させる。ＣＰＵ
４ではこのグラフィックコントロールデータをもとに、
必要に応じて、テレビジョンの水平方向および垂直方向
各々のパルスを再生し、クロマ信号切換パルスを合成す
るアンド回路５に入力する。ＰＬＬ回路６は再生クロマ
信号３．５８メガヘルツに同期した信号を発生し、この
ＰＬＬ回路で再生クロマ信号に同期された３、５８メガ
ヘルツをもとにして、歌詞テロップのバックに挿入され
るバックカラー信号が、バックカラー発生回路７で作成
される。以上のようにして作成されたバックカラー信号
を、アンド回路５から出力される切換パルスにより、ク
ロマ信号切換回路８において切換えることにより、Ｙ／
Ｃ分離回路２からのクロマ信号はバックカラー発生回路
７からのクロマ信号に切換えられ、歌詞テロップのバッ
クの色度わりが見られる。クロマ信号切換回路８からの
クロマ信号はＹ／Ｃ分離回路２からのＹ信号と、Ｙ／Ｃ
ミックス回路９において再び混合されテレビジョンの画
面に映し出される。ＣＰＵ４によって、バックカラー発
生回路７で発生される色の変更又は訂正も可能である。

［発明の効果］ 本発明によるときは、ＣＰＵの制御により、テレビジョ
ンの画面に再生される情報の必要な場所の色を変えたり
、マーカーを入れたり、あるいは削除したりすることが
できるので、画面のグラフィックコントロールが自由に
できる。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明の一実施例のブロック図であり、第２図
はビデオ信号の垂直帰線期間の波形図である。 １・・・ビデオ信号出力回路、２・・・Ｙ／Ｃ分離回路
、３・・・データ抜き取り回路、４・・・ＣＰＵ、５・
・・ＡＮ０回路、 ６・・・ＰＬＬ。 ・・バックカラー発生回路、 ８・・・クロマ信号切換回路、 ９・・・Ｙ／Ｃミックス回 路。 第１ 図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 垂直帰線期間中に繰返される信号に色信号の制御信号を
   混合したビデオ信号を再生する手段と、前記のビデオ信
   号から色信号の制御信号を抜取る手段と、抜取った制御
   信号を処理し切換パルスを発生する手段と、バックカラ
   ー信号発生回路と、前記のビデオ信号からの色信号とバ
   ックカラー信号発生回路からの色信号を前記の切換パル
   スにより切換える手段とを有する色信号処理回路。