JPH0276644A - ねじ穴位置の位相合わせ装置 - Google Patents

ねじ穴位置の位相合わせ装置

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JPH0276644A
JPH0276644A JP23123388A JP23123388A JPH0276644A JP H0276644 A JPH0276644 A JP H0276644A JP 23123388 A JP23123388 A JP 23123388A JP 23123388 A JP23123388 A JP 23123388A JP H0276644 A JPH0276644 A JP H0276644A
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bolt
hole position
manipulator
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秀一 佐々木
Kanji Otaka
大高 完治
Katsumi Suzuki
勝美 鈴木
Hiroshi Miura
博 三浦
Shigeru Nemoto
根本 繁
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明はねじ穴位置の位相合わせ装置に関し、−層詳細
には、例えば、自動車のエンジンにトルクコンバータを
ボルトによって組み付ける作業を自動化された工程で行
う場合において、定位置にあるナツトランナに対してト
ルクコンバータを所定角度ずつ回転させながらそのねじ
大の位置を正確に適合させることを可能とするねじ穴位
置の位相合わせ装置に関する。
[発明の背景コ 従来、自動車のエンジン組立工程において、例えば、ト
ルクコンバータをエンジンに組み付ける作業は専ら作業
員の手作業で行われている。
実際、トルクコンバータをエンジンに組み付けるには、
エンジンのクランクシャフト端部に取り付けられたドラ
イブプレートに対してトルクコンバータをボルトによっ
て固定しなければならない。トルクコンバータは円形状
を呈するのが一般的であるため、ドライブプレートの円
周上に等間隔に穿設した孔部からトルクコンバータのフ
ランジ部に同様に設けられているねじ穴にボルトを螺入
して両者を一体化する。人手によるボルトの締結作業の
場合、作業員がラチェットレンチや手持ち式のナツトラ
ンナで1つ1つボルトを挿入し締め付けている。
ところで、このような手作業の工程では、生産効率が悪
いことから、必然的に工程の自動化が要請されるに至る
。然しなから、ボルトの締・  結作業の自動化にあっ
ては、ボルトの締結毎にナツトランナを次のねじ穴位置
に移動させなければならず、この結果、その機構が大型
且つ複雑化してしまう。一方、逆に、ワークであるエン
ジンとトルクコンバータをねじ大の間隔に対応させて回
動することが考えられるが、ナ−/)ランチの位置とワ
ークのボルト穴の位置の位相合わせの精度を出すのが困
難で、この種の装置はこれまで実用化されていない。
[発明の目的] 本発明は前記の不都合を克服するためになされたもので
あって、パルスモータ、減速機、クラッチ等を介して駆
動制御されるギヤをトルクコンバータのスタータギヤに
噛合させ、パルスモータのパルス数に応じてトルクコン
バータを連結されるねじ大の間隔に対応する角度ずつ回
転するよう構成することにより、正確にナツトランナの
位置に対してねじ穴位置の位相を合わせることを可能と
し、これによってトルクコンバータの組付工程の自動化
に資するねじ穴位置の位相合わせ装置を提供することを
目的とする。
[目的を達成するための手段] 前記の目的を達成するために、本発明はトルクコンバー
タをエンジンに組み付ける際にそのねじ穴位置をナツト
ランナ等の締付装置に対して位相合わせする装置であっ
て、トルクコンバータの外周に刻設されたギヤに対して
噛合するギヤを備えたギヤボックスと、前記ギヤボック
スのギヤを駆動する回転駆動源と、前記回転駆動源の回
転力をギヤボックスに伝達する回転力伝達系と、前記ギ
ヤボックスをトルクコンバータ側に進退動作するための
バックアップ機構とからなることを特徴とする。
[実施態様コ 次に、本発明に係るねじ穴位置の位相合わせ装置につい
て好適な実施態様を挙げ、添付の図面を参照しながら以
下詳細に説明する。
第1図において、参照符号10は本発明に係る位相合わ
せ装置を含むトルクコンバータ自動組付システムを示す
。このトルクコンバータ自動組付システム10はワーク
としてのトルクコンバータ12を基準となる向きに固定
するシャトルユニット14と、当該シャトルユニット1
4上のトルクコンバータ12を把持するマニピュレータ
16を備え且つ治具パレット18上のエンジン20まで
トルクコンバータ12を搬送する手段としての移動ロー
ダ22と、トルクコンバータ12の締結用のねじ穴に対
して下からボルトを締め込むためのボルト締付装置24
と、このボルト締付装置24に対して図示しないパーツ
フィーダから供給管26を介して送給されるボルトをセ
ットするボルト装着装置28とから構成される。この場
合、前記移動ローダ22に設けたマニピュレータ16に
本発明に係る位相合わせ装置30が併設されているもの
である。
そこで、先ず、移動ローダ22について説明する。第1
図中、参照符号32は長尺で且つ上方へ延在する支柱を
示し、この支柱32の先端部には水平方向に延びるビー
ム34が設けられる。ビーム34にはレール36が敷設
され、移動ローダ22はこのレール36上をビーム34
の端部に配設された走行シリンダ38の駆動作用下に水
平方向に変位自在に構成される。また、移動ローダ22
はマニピュレータ16を鉛直方向に変位させる駆動源と
しての昇降シリンダ40を備えている。前記マニピュレ
ータ16は、第2図に示すように、昇降シリンダ40の
ピストンロッド42と連結される。
すなわち、前記ピストンロッド42の先端にはマニピュ
レータ本体44が固定される。このマニピュレータ本体
44にはトルクコンバータ12を把持する3つのクラン
プアーム46a乃至46Cが設けられている。この場合
、120°ずつ相互に偏位するクランプアーム46a乃
至46Gは支軸48a乃至48cを支点としてマニピュ
レータ本体44に配設されるクランプシリンダ50a乃
至50Cの駆動作用下に回動自在に構成される。クラン
プアーム46a乃至46Cの先端にはトルクコンバータ
のスタータギヤ52に係合する爪部材54a乃至54c
が固着される。なお、参照符号56a乃至56Cはクラ
ンプアーム46a乃至46Cの把持位置を適正に保持せ
しめるためのストッパを示す。
一方、マニピュレータ本体44の下面部にはベアリング
を含む継手部材58が固着され、この継手部材58によ
って回転自在に回転軸60が支承される。この回転軸6
0の先端部には中空のカップ形状を呈する大径部62が
形成され、その内部にはコイルスプリング64が収装さ
れる。コイルスプリング64は大径部62に嵌合するワ
ーク6出部材66の尾端部に係合し、これを下方に付勢
する。
ワーク6出部材66の先端部はトルクコンバータ12の
回転軸に嵌合するように、その大きさおよび形状が選択
される。また、ワーク6出部材66の尾端部には回転軸
60、マニピュレータ本体44を挿通するロッド部材6
8が連結される。このロッド部材68の先端部は当該マ
ニピュレータ本体44の上面部から突出すると共に、磁
性体70が固着される。この磁性体70に対応するよう
に、マニピュレータ本体44の上面から屈曲する取付部
材71に取着され所定の高さ位置を占めるように好まし
くは近接スイッチからなる判別用センサ72が設けられ
ている。このセンサ72は前記磁性体70との関係でト
ルクコンバータ12の機種を判別する役割を果たす。
このように構成されるマニピュレータ16に本発明に係
るねじ穴位置の位相合わせ装置30が併設される。すな
わち、マニピュレータ本体44の側方には第2図におい
て紙面と垂直な方向に延在する第1のレール74、第2
のレール76が設けられ、これら第ル−ル74、第2レ
ール76に摺動自在に係合する第1摺動部材78、第2
摺動部材80を介して当該位相合わせ装置30が変位自
在に取り付けられる。この場合、マニピュレータ本体4
4側に固設される走行シリンダ82のピストンロッド8
4は第1摺動部材78側と連結されており、従って、第
1および第2レール74.76に案内されつつ走行シリ
ンダ82の駆動作用下に当該位相合わせ装置30は変位
自在であり、特に、その変位方向はトルクコンバーク1
2のスタータギヤ52の接線方向と一致するよう構成さ
れている。
そこで、このような位相合わせ装置30につき詳細に説
明する。当該位相合わせ装置30は第1および第2摺動
部材78.80と一体的なハウジング86を含み、この
ハウジング86に支持されるように回転駆動源としての
パルスモータ88、減速手段としてのハーモニックドラ
イブ90、駆動力伝達手段としてのクラッチ92からな
る回転力伝達系が設けられている。パルスモータ88に
はその回転角度に比例した数の出力パルスを出力するロ
ークリエンコーダ94が連結され、この出力パルスが回
転角度の目標設定値と追従するように図示しないサーボ
制御系によって制御された人カバルスに基づいて回転す
る。パルスモータ88の回転はハーモニックドライブ9
0によって所定の回転速度に減速され、クラッチ92の
人力軸に伝達される。軸95に外嵌して回転するクラッ
チ92の出力軸96にはギヤボックス98が取着されて
いる。このギヤボックス98内の第1ギヤ100は前記
クラッチ92の出力軸96に外嵌され、第1ギヤ100
には第2のギヤ102が噛合し、この第2ギヤ102は
トルクコンバータ12のスタータギヤ52に噛合して当
該トルクコンバータ12を所定角度ずつ回転させる。な
お、前記クラッチ92の出力側を制動するためにブレー
キシリンダ103が設けられている。このため、前記ブ
レーキシリンダ103を構成するピストンロッド103
aの先端部には摩擦部材103bが固着されている。
ここで、第3図に示すように、ハウジング86の下端部
にはギヤボックス98をトルクコンパータ12側に押圧
する機構としてのバックアップシリンダ104が設けら
れる。このバックアップシリンダ104内のシリンダ室
105を摺動変位するピストン106 にはスプリング
108が係合し、このスプリング108 によって前記
ピストン106 は矢印へ方向に付勢される。この場合
、シリンダ室105内に圧縮空気が導入されている状態
ではピストン106 から延在するピストンロッド11
0はギヤケース98を押圧することはない。ハウジング
86の下端部には、また、ギヤケース98に設けた磁性
体109に反応するギヤ噛合確認センサ111とギヤケ
ース98が過剰にトルクコンバータ側に押し付けられる
のを回避し且つ適正な位置に保持するためのストッパ1
12が設けられている。
本発明に係るねじ穴位置の位相合わせ装置は基本的には
以上のように構成されるものである。
次に、第1図において、トルクコンバータ自動組付シス
テムを構成する他の装置について概略的に説明する。
シャトルユニッ)14はレール架台114上を水平方向
に移動することが可能に構成されている。
ボルト装着装置28はパーツフィーダから延在する供給
管26を通り圧縮空気の圧力作用下に送給されるボルト
を受は入れるボルト受ホルダ116を備える。ボルト受
ホルダ116には、この場合、その内部に受領したボル
トをその頭部を下方に指向させて保持する一組の開閉自
在なチャック118a、 118bが設けられる。また
、当該ボルト装着装置28は前記チャック118a、1
18bに当接してこれらを開成する開閉ロッド120a
、120bと、開閉ロッド120a、 120bと共に
下降してボルト受ホルダ116内のボルトを保持しつつ
当該ポル+を下方に位置するボルト締付装置24にセッ
トするためのドライバ122を備えている。これら開閉
ロッド120a、 120bとドライバ122 はシリ
ンダ(図示せず)に駆動されて一体的に昇降するよう構
成される。
次に、ボルト締付装置24は架台124上に配設される
。架台124上において、当該ボルト締付装置24を構
成する本体部126およびこの本体部126の前方に設
けられるナツトランナ128は送りシリンダ130によ
って架台124上を進退自在である。ナツトランナ12
8は回転駆動源としての駆動モータ132を備え、ボル
トの頭部が嵌合するソケットは前記駆動モータ132に
より回転させられる。また、ナツトランナ128はシリ
ンダ134 と連結され、このシリンダ134により昇
降変位自在に構成される。この場合、ボルト締め込みの
際はナツトランナ128を上昇させてボルトをトルクコ
ンバータ12の下側から螺入させるものである。
トルクコンバータ自動組付システムは概略的には以上の
ように構成されるものであり、次に、このトルクコンバ
ータ自動組付システムによってトルクコンバータをエン
ジンに組み付ける一連の工程との関連において本発明に
係る位相合わせ装置の作用並びに効果について説明する
先ず、第1図および第2図に示すように、トルクコンバ
ータ12をシャトルユニット14上に載置してそのねじ
大の位置を基準の向きに合わせる。この状態でシャトル
ユニット14をレール架台114上で移動させ、同図に
示す移動ローダ22の位置の直下にトルクコンバータ1
2を位置決めする。
そこで、第2図において、移動ローダ22の備える昇降
シリンダ40のピストンロッド42を伸長させることに
よってマニピュレータ16を下降させる。そして、トル
クコンバータ12の出力軸136を6出部材66に嵌合
させ、トルクコンバータ12の位置決めをする。この場
合、6出部材66の尾端部に係合するコイルスプリング
64が圧縮され、クツションの役割を果たすと共に6出
部材66と連結されるロッド部材68が上昇してその先
端に設けられた磁性体70が判別用センサ72に近接し
、この結果、トルクコンバータ12が適用機種であるこ
とが検知される。次いで、このマニピュレータ16を作
動させてトルクコンバータ12をクランプアーム46a
乃至46cで把持させる。
すなわち、クランプシリンダ50a乃至50cを付勢し
て当該クランプアーム46a乃至46cを支軸48a乃
至48cを中心として矢印方向に回動させれば、クラン
プアーム46a乃至46C先端の爪部材54a乃至54
Cがトルクコンバータ12のスタータギヤ52に係合し
、これによりトルクコンバータ12はクランプアーム4
6a乃至46Cに把持される。
この時、マニピュレータ16によって固定されたトルク
コンバータ12に対して本発明に係る位相合わせ装置3
0は離れた位置にあり、当該位相合わせ装置30のギヤ
ケース98の位置とトルクコンバータ12に対する位置
は第3図において二点鎖線で示されている。
次いで、位相合わせ装置30全体を送るための走行シリ
ンダ82を駆動してマニピュレータ本体44に設けた第
ル−ル74、第2レール76に沿って当該位相合わせ装
置30を第2図において紙面から直交する方向手前側に
変位させる。この変位方向は第3図に示す矢印C方向に
対応し、これによりギヤボックス98の第2ギヤ102
をトルクコンバータ12のスタータギヤ52に対してそ
の接線方向から進入せしめる。この場合、クラッチ92
は接続状態にはなく、従って、第2ギヤ102は自由に
回転可能な状態とする。そして、バックアップシリンダ
104において、ピストン106を矢印B方向に押動し
ていたシリンダ室105内の圧縮空気を排出させること
により、スプリング108の弾発作用下にピストン10
Gを矢印六方向に変位させ、ピストンロッド110をギ
ヤケース98に当接させ、当該ギヤケース98を矢印り
方向に回転させる。この結果、第2ギヤ102とトルク
コンバータ12のスタータギヤ52が噛合することにな
る。このようにスタータギヤ52の接線方向から、先ず
、ギヤボックス98の第2ギヤ102を進入させ、次い
で、前記進入方向とは直交する方向からギヤボックス9
8を押圧するため、スタータギヤ52と第2ギヤ102
が無理なく確実に噛合するに至る。従って、噛合が十分
達成されない場合にスタータギヤ52が破損するという
危険性がなく、また、噛合した際にトルクコンバータ1
2が回動することによってねじ大の位置がずれ、以後の
ボルト締込作業に支障を来たすことはない。
そして、この噛合した状態は検出センサ111に対して
ギヤボックス98に設けた磁性体109が接近すること
により検知される。
次に、第1図に示す昇降シリンダ40の駆動作用下にト
ルクコンバータ12を把持させたままマニピュレータ1
6を上昇させると共に、走行シリンダ38のピストンロ
ッドを退勤させて移動ローダ22を治具パレット1g上
に固定されるエンジン20の直上まで移動させる。その
位置で再び昇降シリンダ40のピストンロッド42を伸
長させ、マニピュレータ16を下降させることによって
トルクコンバータI2をエンジン20のドライブプレー
ト138上に載置する。この時、トルクコンバータ12
の下部周縁に穿設しであるねじ穴とドライブプレート1
38の周縁に穿設しである孔部とは予めトルクコンバー
タ12のねじ穴をシャトルユニット14上で基準の向き
に合わせているので一致する。
そこで、ボルト装着装置28によってボルトがボルト締
付装置24に装着される。すなわち、ボルトは当該ボル
ト装着装置28のボルト受ホルダ116内に供給管26
を通ってその頭部を下方に指向させて送られてくる。こ
の時、チャック118a。
118bは閉成されており、ボルトはこのチャック11
8a、 118bに係止している。そして、ボルト締付
装置24にあっては初期状態ではナツトランナ128は
そのソケットがボルト受ホルダ116の直下に位置する
ように待機しているものとする。
この状態でドライバ122はボルト受ホルダ116内に
進入すると共に、その内部のボルトを保持する。やがて
、開閉ロッド120a、 120b先端がチャック11
8aS118bに当接し、これらを互いに拡開する方向
に回動させる。そして、ドライバ122の下降と共に、
このドライバ122先端のボルトはナツトランナ128
のソケットに装着される。
このようにしてナツトランナ128のソケットにボルト
が装着された後、送りシリンダ130によってナツトラ
ンナ128を前進させる。そして、シリンダ134を上
昇させると共に、駆動モータ132の回転作用下にボル
トをトルクコンバータ12の下側から螺入し、締め付け
ることになる。
−のねじ穴に対するボルト締結が終了した後、ナツトラ
ンナ128を前記とは逆の動作でボルト装着装置28の
ボルト受ホルダ116の直下まで退避させておく。
次に、第4図および第5図に示すように、マニピュレー
タ16に併設されている位相合わせ装置30によって次
なるねじ大の位相を合わせる。
すなわち、マニピュレータ16にあってはクランプアー
ム46a乃至46Cをクランプシリンダ50a乃至50
cの作用下に矢印方向に回動させ、トルクコンバータ1
2に対するクランプを解除する。
そして、図示しないサーボ制御系の駆動制御の下にパル
スモータ88を回転させてトルクコン7Nl−夕12を
そのねじ穴間隔に対応する角度だけ回転させる。その時
、クラッチ92を付勢状態、すなわち、結合状態にして
おくことは言うまでもない。
パルスモータ88の回転はハーモニックドライブ90に
よって減速され、クラッチ92を介しその出力軸96に
伝達され、さらに、この出力軸96に固着される第1ギ
ヤ100に噛合する第2ギヤ102に伝達される。第2
ギヤ102がトルクコンバータ12のスタークギヤに噛
合していることからトルクコンバータ12は回転シ、そ
の際、パルスモータ88はトルクコンバータ12のねじ
穴の間隔に相応する回転角度分だけトルクコンバータ1
2を回転させる結果、ねじ穴位置が正確に調整される。
こうして、次なるねじ穴に対して前述したボルト締付装
置24によって同様にボルトを締結する。
以上のような動作を繰り返してトルクコンバータ12を
エンジン20のドライブプレート138 に取り付ける
作業が自動的に遂行される。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、トルクコンバータのね
じ穴位置の位相合わせを定位置にあるナツトランナ等の
締付手段に対して行う際、トルクコンバータのスタータ
ギヤにパルスモータにより駆動されるギヤを噛合させ、
このパルスモータの回転駆動によりトルクコンバータを
回転させることによって、精度よく位相合わせを行うこ
とが可能である。そして、スタータギヤに位相合わせ装
置側のギヤを噛合させるに際してスタータギヤの接線方
向から進入させてさらにギヤケースを押圧して確実に噛
み合わせていることから、トルクコンバータのギヤの噛
合が円滑に遂行される。すなわち、このように噛合状態
が得られることによって、スタータギヤが破損する等の
事故の懸念もない。また、位相合わせ装置自体をトルク
コンバータを搬送するマニピュレータに併設しているこ
とから、全体構成を小型で簡素化することが可能となる
以上、本発明について好適な実施態様を挙げて説明した
が、本発明はこの実施態様に限定されるものではなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良並び
に設計の変更が可能なことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る位相合わせ装置が適用されるトル
クコンバータ組付システムの全体構成側面図、 第2図はマニピュレータおよび当該位相合わせ装置の一
部断面側面図、 第3図は当該位相合わせ装置のギヤボックスとトルクコ
ンバータの噛合前の相対的な位置関係を示す拡大説明図
、 第4図はトルクコンバータとギヤボックスとが噛合した
状態の説明図、 第5図は当該位相合わせ装置の動作説明図である。 10・・・トルクコンバータ自tfl&ll付システム
12・・・トルクコンバータ14・・・シャトルユニッ
ト16・・・マニピュレータ  22・・・移動ローダ
24・・・ボルト締付装置  28・・・ボルト装着装
置30・・・位相合わせ装置  32・・・支柱34・
・・l::”−ム3g・・・走行シリンダ40・・・昇
降シリンダ 44・・・マニピュレータ本体 46a〜46c・・・クランプアーム 50a〜50c・・・クランプシリンダ58・・・継手
部材     60・・・回転軸66・・・ワーク芯出
部材  82・・・走行シリンダ86・・・ハウジンク
88・・・パルスモータ90・・・ハーモニックドライ
ブ 92・・・クラッチ 94・・・ロークリエンコーダ 98・・・ギヤボックス 104・・・バックアップシリンダ FIG、4

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)トルクコンバータをエンジンに組み付ける際にそ
    のねじ穴位置をナットランナ等の締付装置に対して位相
    合わせする装置であって、トルクコンバータの外周に刻
    設されたギヤに対して噛合するギヤを備えたギヤボック
    スと、前記ギヤボックスのギヤを駆動する回転駆動源と
    、前記回転駆動源の回転力をギヤボックスに伝達する回
    転力伝達系と、前記ギヤボックスをトルクコンバータ側
    に進退動作するためのバックアップ機構とからなること
    を特徴とするねじ穴位置の位相合わせ装置。
  2. (2)請求項1記載の装置において、当該位相合わせ装
    置本体をトルクコンバータが把持されるマニピュレータ
    に配設すると共に、前記位相合わせ装置本体をアクチュ
    エータの駆動作用下に前記トルクコンバータのギヤの接
    線方向に進退自在に構成したことを特徴とするねじ穴位
    置の位相合わせ装置。
JP23123388A 1988-09-13 1988-09-13 ねじ穴位置の位相合わせ装置 Granted JPH0276644A (ja)

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JPH0573536B2 JPH0573536B2 (ja) 1993-10-14

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