JPH027329Y2 - - Google Patents

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JPH027329Y2
JPH027329Y2 JP11939286U JP11939286U JPH027329Y2 JP H027329 Y2 JPH027329 Y2 JP H027329Y2 JP 11939286 U JP11939286 U JP 11939286U JP 11939286 U JP11939286 U JP 11939286U JP H027329 Y2 JPH027329 Y2 JP H027329Y2
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ball screw
screw nut
movable ball
shaft
nut
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、シヤフトの前進若しくは後退のスピ
ードが該シヤフトに形成したスクリユのピツチ差
と、クラツチの切替えによる複数テーブル装置の
送り機構に関する。
早送り、微速送りあるいは荒送り、精密送りの
切換装置には複雑なギヤーによる変速機構あるい
はウオームギヤーとの組合せ、すなわち軸が直角
に交る機構などが複雑で相当のスペースを必要と
し、かつ高精度な送り機構は難しい。
又、カツテイングツール、テーブルあるいは被
加工物(ワーク)の左右移行スピードは歯車、ベ
ルトチエーンあるいはリンク機構、カム機構など
の如き複雑な構成からなる動力伝達を単体のシヤ
フトに適用することは機械全体が大型化になるた
め難しく、まして機械装置への組込むさいの困難
に併せて保守点検が容易でない。
又、1本のシヤフトの上下に間隔をおいて、リ
ードの異なるねじが形成され、該ねじに螺合する
浮動ナツト側が固定あるいは緩めることにより、
低速および速送りができるようにした送り機構が
知られている。(昭和54年5月1日株式会社大河
出版発行「自動化ブツクス」) 又、1本のシヤフトの両側にピツチを異にした
同じ向きのねじを切つたものがそれぞれ固定側と
可動側に螺合した機構が知られている。(昭和32
年10月5日株式会社技報堂発行「機械運動機構」) ところが、これらはリードの異なるねじとこれ
らねじに螺合するナツトについての単なる原理的
なものにして、これが直ちに全ての機械に取付け
ることは不可能である。
本考案の目的とするところは、単一シヤフト上
にピツチ差のあるボールスクリユ2ケ所とボール
スプラインをその端部に設け、該ボールスクリユ
の一方に螺合した非可動ボールねじナツトがクラ
ツチの切替えによりハウジングに固定又はボール
スプラインに連結されることにより可動ボールね
じナツトと一体的テーブルを早送り又はピツチ差
だけ微速送りを可能にした複数テーブル装置の送
り機構を提供することにある。
すなわちピツチ10mmのスクリユと9.9mmのピツ
チのスクリユが単一シヤフトにセツトされている
場合、そのピツチ差は0.1mmである。
非可動ねじを固定してシヤフトを1回転したと
きは1回転で0.1しか可動ボールねじナツトは動
かない。
シヤフトと非可動ボールねじナツトが例えばピ
ンより一体となつて1回転したときはシヤフトは
定位置で回転し、1回転に対して可動ボールねじ
ナツトは10mm移動する。
すなわち前記可動ボールねじナツトを機械本体
に固定したときは1回転で0.1mm動く。
ボールねじナツトをシヤフトと一緒に回転した
ときは1.0mmと1個のピンの出し入れより簡単に
荒送り(早送り)と精密送り(微速送り)の切換
ができる。
この場合の差は100倍の差が可能となる。
従来の機構は非常に複雑で多数の部品あるいは
送り機構を必要とするので、コンパクトにまとめ
られないとか、機構部分が複雑で多数の部品を使
用するのでバツクラツシユあるいは部品精度誤差
等が重なるので精密送りには特にむづかしい。
本考案によれば、ボールねじナツトとボールス
プラインの使用によりバツクラツシユがほとんど
なく、機構もきわめて簡単で部品数も少ないので
極めて精密な送りが可能である。
本考案における非可動ボールねじナツトとはナ
ツトの部分がボールスクリユの回転によつても移
動することのできないことを意味する。
本考案の要旨とするところは、一方にスプライ
ン、他方に任意間隔をおいて少くとも2つ以上の
スクリユが形成されたシヤフトと、これらスクリ
ユ間にはピツチ差があり、かつ該ピツチ差に合致
する可動、非可動ボールねじナツトがそれぞれ螺
合され、そしてこれら可動ボールねじナツトは該
シヤフトの回転にともない前進もしくは後退する
のに対し、非可動ボールねじナツトはクラツチの
切替えによつてハウジングによつてハウジングに
固定又はボールスプラインに連結されることによ
り、前記可動ボールねじナツトの早送り又は荒送
り若しくは微速送り又は精密送りを1本のシヤフ
トに可能ならしめたテーブル装置の送り機構にお
いて、一方の可動ボールねじのスクリユが固定ボ
ールスクリユのピツチよりも小さく、他方の可動
ボールねじナツトのスクリユは前記可動ボールね
じナツトのスクリユよりも小さく形成されている
ことを特徴とするスクリユのピツチ差を利用した
複数テーブル装置の送り機構にある。
以下図に基いて本考案の好適例を説明する。
図における符号10は諸機械のハウジングで、
該ハウジング10にナツトケース11のフランジ
16およびシヤフト並びにボールスプライン13
用ベアリングケース14がそれぞれボルト15を
介して取付けられている。
該ナツトケース11はその内周面にニードルベ
アリング18を介して内輪19が嵌合され、さら
にその内面にはダブルナツト方式の非可動ボール
ねじナツト20が嵌合される。
該非可動ボールねじナツト20はシムプレート
を中間に左右に配され、第1スクリユ21を形成
したシヤフト22がボールを介して螺合し、一方
ナツトケース11のフランジ16の摺接面23に
当接する中間継手部材24の摺接面25が同軸心
上に配設されると共に該中間継手部材24の半径
方向内方フランジ26がボルト27を介して前記
ボールねじナツト20のフランジ28に固定され
る。
29は中央に窪みを有する断面つば付帽子状継
手部材であつて、該継手部材29の一端フランジ
30の摺接面31は前記中間継手部材24の摺接
面31′と当接する。
該継手部材29の一端フランジ30と中間継手
部材24およびナツトケース11のフランジ16
にはノツクピン用貫通孔32,33,34が同一
軸心上に形成されている。
該継手部材29の端部材35は中央に貫通孔3
6が形成され、かつ該端部材35の軸方向切欠き
部39にはボールスプライン13のフランジ38
が嵌合され、ボルト37,37にて固定される。
該ボールスプライン13の内面にはボールスプ
ライン軸40のスプライン41がボールを介して
摺動自在に嵌合される。(第2図参照) 該ボールスプライン13はその外周にメタルプ
ツシユ42を嵌合し、該メタルプツシユ42がベ
アリングケース14に取付けられる。
該ボールスプライン13の端部にはエンドカバ
ー43がビスを介して取付けられ、該エンドカバ
ー43は回転しつゝ前進あるいは後退するシヤフ
ト22の移動量に相当する空間部44を有する。
該ボールスプライン13の外周とスプロケツト
46にキー溝を形成し、該キー溝にフラツトキー
45を嵌合し、固定すると共にベアリングケース
14とエンドカバー43間にスプロケツト46が
取付けられる。
また、該スプロケツト46よりエンドカバー4
3側に突出した環体47に連桿48の一端が取付
けられ、そして他端にハンドル49が取付けられ
る。
次に、クラツチの切替えは第1図におけるノツ
クピン50を手動あるいは公知のカム機構、リン
ク機構などのように機械的にプツシユ.ブルする
代りに電磁コイル91,92内に駆動ピン51と
従動ピン52がそれぞれ左右に配設されている。
したがつて、電磁コイル92側に通電すること
により、駆動ピン51と従動ピン52は吸引さ
れ、双方ピンの接触面が中間継手部材24と継手
部材のフランジ30間に位置することになる。
65はシヤフト22の左側に形成した第2スク
リユで、該第2スクリユは第1スクリユ21のピ
ツチより小さく形成される。
66は前記第2スクリユ65に螺合するダブル
ナツトの第2可動ボールねじナツトで、該第2可
動ボールねじナツト66はシムプレート67を中
間に左右にナツト68,69を配する。
70はシヤフト22の第2スクリユ65と所定
間隔をもつて形成されている第3スクリユで、該
第3スクリユ70は第2スクリユ65のピツチよ
り小さく形成される。
71は前記第3スクリユ70に螺合するダブル
ナツトの第3ボールねじナツトで、該ボールねじ
ナツト71はシムプレート72を中間に左右にナ
ツト73,74を配する。
75,76は第1、第2テーブルで、該テーブ
ル75,76の下面には、それぞれ前後左右に直
線ベアリング本体77,78,79,80がボル
トにて固着され、そして該直線ベアリング77,
78,79,80は軌道台81,82にそれぞれ
嵌合される。(第3図参照) 該軌道台81,82はハウジング10に形成し
た受台83,84にホルダー85,86およびボ
ルト87,88を介して取付けられる。
前記シヤフト22の第2スクリユ65は、前記
第1テーブル75の中央に取付け、同じく第3ス
クリユ70は第2テーブル76の中央に取付けら
れる。
90は被加工物(ワーク)で、第2スクリユ6
5と第3スクリユ70間に位置し、第1テーブル
75および第2テーブル76にそれぞれカツテイ
ングツール(図示せず)を取付け、該カツテイン
グツールを矢印a,a′の如く相対向せしめて被加
工物の左右両面を同時に切削加工することがで
き、あるいはカツテイング作業終了後ノツクピン
の切換えにより矢印b,b′の如く速やかに後退す
ることができる。
図中符号93はステツピングモーター、94は
タイミングベルト、95は電磁コイル91,92
のカバー、96は座金である。
研削盤、フライスなどの工作機械のテーブル7
5,76の微速送りについて説明する。
上記せる如くシヤフト22には該シヤフト22
の第2スクリユ65と所定間隔をおき、第3スク
リユ70が形成されている。
該第3スクリユ70のピンチは例えば9.9とす
ると、第2スクリユ65のピツチ10.0より0.1だ
け小さく形成されている。
まず、駆動ピン51を図に向つて右方向に移動
することにより、該駆動ピン51は点線の位置ま
で移動し、その端面が継手部材30と中間継手部
材24の摺接面31に位置する。(第1図参照) 次いで、ハンドル49の回転あるいはステツピ
ングモーター93の始動によりシヤフト22が左
回転されると、ボールスプライン13と共にスプ
ラインシヤフト40が回転されると同時に、該ボ
ールスプライン13の一端に連結されている継手
部材29が同スピードで回転される。
該継手部材29の一端フランジ30の摺接面3
1は中間継手部材24の摺接面と摺転するのみ
で、非可動第1ボールねじナツト20に動力は伝
達されない。
したがつて、シヤフト22は非可動第1ボール
ねじナツト20(ハウジングに固定されている。)
の第1スクリユ21に案内(リード)されながら
後退(図に向つて右方向)する。
さらに、左回転する該シヤフト22は同軸上に
形成された第2スクリユ65と螺合する第2可動
ボールねじナツト66が(非可動第1ボールねじ
ナツト20のピツチよりも小さく形成されてい
る。)図に向つて左方に前進される。
該第2可動ボールねじナツト66のスピード
は、前記第1非可動ボールねじナツト20のピツ
チ差に相当する微速送りとなる。
例えば、第1非可動ボールねじナツト20のピ
ツチが10.1で、これに対する第1可動ボールねじ
ナツトのピツチが10.0と仮定すると、第1可動ボ
ールねじナツト66のスピードはその差0.1の微
速送りになる。
この時、第1テーブル75は第1非可動ボール
ねじナツト20に対して0.1の差で左方向に前進
すると同時に第3スクリユは第2スクリユより
0.1小さいので、第2テーブル76は相対的に第
1テーブル75とは逆の右方向に0.1で後退し、
被加工物90の左右両面より加工が可能になる。
次に、早送りにする場合、駆動ピン51を図に
向つて左方向に移動することにより、該駆動ピン
51の端面と従動ピン52が当接した状態で左方
向に移動し、両ピン51,52の端面がナツトケ
ース11のフランジ16の摺接面23と中間継手
部材24の摺接面25間に位置する。
次いで、シヤフト22が左回転されると、ボー
ルスプライン13と同時に回転する継手部材29
はノツクピン50により中間継手部材24が同方
向に回転される。
該中間継手部材24と共に非可動第1ボールね
じナツト20並びにシヤフト22が同時に回転さ
れることにより、該シヤフト22は前進も後退も
しないが、第2可動ボールねじナツト66に螺合
されているので、第2可動ボールねじナツト66
に案内されて前記シヤフト22は図に向つて右方
向に後退され、同時に該シヤフト22に螺合され
ている第2可動ボールねじナツト66も非可動第
1ボールねじナツト20とのピツチ差により図に
向つて左方向に前進する。
この時、第1テーブル75は第1非可動ボール
ねじナツト20に対して0.1の差で右方向に後退
すると同時に第3スクリユは第2スクリユより
0.1小さいので、第2テーブル76は相対的に第
1テーブル75とは逆方向に0.1で前進し、被加
工物90を取外すことができる。
単一シヤフトに形成したねじ山ピツチ差に相当
するスピードをもつて切削が同時に出来る本考案
特有の作用効果を奏する。
第4図は本考案装置の他の実施例で、早送り、
微速送り切換装置がシヤフト22に直接取付けら
れたものである。
101,102は、ハウジングの両側壁が示さ
れ、図に向つて右側ハウジング102の側壁の左
側にビス103などにて第1フイルドの回転を止
める回り止め板104が取付けられ、該回り止板
104の側面に環状励磁コイル105が内蔵され
たフイルドコア106が溶接などの手段にて取付
けられる。
該フイルドコア106の内周には転り軸受10
7が嵌合され、該転り軸受107の内周にはハブ
108付きロータ109が嵌合される。
該ハブ108付きロータ109は励磁コイル1
05並びにフイルドコア106とは僅かな間隙を
形成して半径方向に回転円板110と先端にフラ
ンジ111が形成され、さらに軸方向のハブ10
8はその内面118がボールスプラインシヤフト
40の外周面117と接触しない程度の間隙を有
し、かつ前記側壁102貫通孔112よりやゝ突
出して形成され、該ハブ108の外周にキー11
3を介してカツプ状の継手部材114が嵌合され
る。
該継手部材114の端部材115の軸方向切欠
部116にはボルト37を介してボールスプライ
ン13のフランジ38が嵌合され、ボルト37に
て固定される。
非可動ボールねじナツト20のフランジ28に
嵌合する円筒状の中間継手部材120の半径方向
内方フランジ121はボルト27を介して固定さ
れる。
該中間継手部材120の内周122とシヤフト
22間には間隙を有して軸方向に延長し、半径方
向外方フランジ123が形成され、該外方フラン
ジ123の一方の端面124に第1アマチユア1
25がボルト126を介して固定され、他方の端
面127には第2アマチユア128がボルト12
6を介して固定される。
前記左側ハウジング101にナツトケース11
のフランジ16がボルト15を介して取り付けら
れる。
該第1アマチユア125の端面と第1ロータ1
09の端面とは僅かな間隙Cが形成される。
該ナツトケース11はその内周面にニードルベ
アリング18を介して内輪19が嵌合され、さら
にその内面にはダブルナツト方式の非可動ボール
ねじナツト20が嵌合される。
該ハウジング101の側壁の右側にビス103
などにて第2フイルドの回転を止める回り止め板
129が取り付けられ、該回り止め板129の側
面に第2環状コイル130が内蔵された第2フイ
ルドコア131が溶接などの手段にて取り付けら
れる。
該フイルドコア131の側面には第2ロータ1
32が取り付けられ、該第2ロータ132の端面
と前記第2アマチユア128の端面とは僅かな間
隙Cが形成される。
作用について、 まず、ハンドル49の回転あるいはステツピン
グモータ93の始動によりシヤフト22が左回転
されると、ボールスプライン13と共にスプライ
ンシヤフト40が回転されると同時に該ボールス
プライン13の一端に連結されている継手部材1
14が同スピードで回転される。
続いて、該継手部材114はキー113を介し
てハブ付ロータ109に回転が伝達される。
ハブ付ロータ109は転り軸受107により乾
式単板電磁クラツチの環状励磁コイル105に関
係なくフリーに回転することができる。
したがつて、シヤフト22は非可動第1ボール
ねじナツト20(ハウジング101に固定されて
いる。)の第1スクリユ21に案内されながら後
退(図に向つて右方向)する。
該シヤフト22が所定位置に達すると、リミツ
トスイツチ(図示せず)の作動により上記電磁ク
ラツチに通電され、環状励磁コイル105、ハブ
付ロータ109、及び第1アマチユア125間に
磁束が生じ、第1アマチユア125はハブ付ロー
タ109の摩擦面に強力に吸引され、その摩擦力
でクラツチが連結され、ボールスプライン13と
同時に中間継手部材120が同方向すなわち左回
転される。
中間継手部材24と共に非可動第1ボールねじ
ナツト20並びにシヤフト22が同時に回転され
ることにより、該シヤフト22は前進も後進もし
ないが、第2可動ボールねじナツト66に螺合さ
れているので、第2可動ボールねじナツト66に
案内されて前記シヤフト22は図に向つて右方向
に後退されると同時に第2可動ボールねじナツト
66は左方向に前進する。
次に、電磁クラツチの電流を切ると共に乾式単
板電磁ブレーキに通電されると、第2環状励磁コ
イル130、第2フイルドコア131及び第2ロ
ータ132が磁化され、第2アマチユア128、
中間継手部材120及び第1アマチユア125は
左方向に強力に吸引され、クラツチが切れる。
したがつて、中間継手部材120と非可動第1
ボールねじナツト20にブレーキが作動し、両方
の回転が瞬間的に停止され、シヤフト22の第1
スクリユ21は非可動第1ボールねじナツト20
に案内され、後退する。
上記せるように中間継手部材120の回転がシ
ヤフト22に直結組込まれた電磁クラツチと電磁
ブレーキによつて駆動、停止すなわち、第2可動
ボールねじナツトと第3可動ボールねじナツトの
早送り、微速送り切換えが瞬間に行なわれる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置を工作機械の複数テーブル
の微速送りに応用した断面図、第2図は本考案装
置のボールスプラインの一部断面正面図、第3図
は第1図の横断面図、第4図は本考案装置の他の
実施例を示す縦断面図である。 10:ハウジング、11:ナツトケース、1
3:ボールスプライン、20:非可動ボールねじ
ナツト、24:中間継手部材、25:摺接面、2
9:継手部材、50:ノツクピン、66:第2可
動ボールねじナツト、71:第3可動ボールねじ
ナツト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 下記A,B,C,DおよびEの条件を備えたス
    クリユのピツチ差を利用した複数テーブル装置の
    送り機構。 (A) 少なくとも2つ以上スクリユ21,65,7
    0が形成されたシヤフト22と、これらスクリ
    ユ21,65,70にそれぞれ螺合し、かつ該
    スクリユ21,65,70のピツチ差に合致す
    る複数の可動ボールねじナツト66,71と非
    可動ボールねじナツト20を螺合してなる複数
    テーブル装置の送り機構において、 (B) 該シヤフト22の一方にはボールスプライン
    に嵌合されるスプライン41が形成されている
    こと、 (C) 前記可動ボールねじナツト66,71は該シ
    ヤフト22の回転にともない前進、若しくは後
    退するのに対し、前記非可動ボールねじナツト
    20はクラツチの切替えによりハウジング10
    に固定又はボールスプライン13に連結されて
    いること、 (D) 前記可動ボールねじナツト66および可動ボ
    ールねじナツト71にはそれぞれテーブル7
    5,76が取付けられていること、 (E) 一方の可動ボールねじナツト66のスクリユ
    65が固定ボールスクリユ21のピツチより小
    さく、他方の可動ボールねじナツト71のスク
    リユ70は前記可動ボールねじナツト66のス
    クリユ65のピツチよりも小さく形成されてい
    ること。
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