JPH0272720A - 3次元直交変換適応符号化方式 - Google Patents

3次元直交変換適応符号化方式

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JPH0272720A
JPH0272720A JP63224270A JP22427088A JPH0272720A JP H0272720 A JPH0272720 A JP H0272720A JP 63224270 A JP63224270 A JP 63224270A JP 22427088 A JP22427088 A JP 22427088A JP H0272720 A JPH0272720 A JP H0272720A
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JP
Japan
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orthogonal transformation
transformation coefficients
orthogonal transform
fpo
image data
Prior art date
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Pending
Application number
JP63224270A
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English (en)
Inventor
Chieko Otsuka
大塚 千恵子
Takami Niihara
新原 高水
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
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Publication of JPH0272720A publication Critical patent/JPH0272720A/ja
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  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はデジタル信号の圧縮伸長に使用される直交変換
適応符号化方式、特に動画における画像の動きに関する
適応処理を行うことのできる3次元直交変換適応符号化
方式 %式%) デジタル信号の信号処理を行う記録、伝送機器。
その他の各種の機器において、信号をより少ない情報量
で効率的に符号化できるようにした高能率符号化方式と
しては従来から各種方式が提案されている。
画像信号や音声信号等の信号をデジタル化しようとした
場合の基本的な符号化手段としては、各7サンプル値に
対して信号レベルを均等に分割し。
それぞれの範囲に含まれる値を一つの代表値で置き換え
る直線量子化(均等量子化)が使用される。
そして、信号のデジタル化に当り前記のような均等量子
化が使用された場合に、代表点と本来の値との差を判ら
なくするためには、一般に、自然画像については6ビツ
ト(32階調)から8ビツト(256階調)、・音声に
ついては8ビツトから16ビツト(65536階調)が
必要であるとされているから、画像信号、あるいは音声
信号を前記したような均等量子化によりデジタル化した
信号を伝送、記録しようとすると、各サンプル値に対し
て前記のような多くの情報量を扱うことが必要とされる
ために、前記の画像信号あるいは音声信号をアナログ系
で伝送、記録する場合に使用される装置に比べて規模の
大きな装置が必要となる点が問題になる。
それで、より少ない情報量で信号を符号化するのに、信
号の変化の少ない部分では変化に対して敏感であり、信
号の変化の激しい部分においてはある程度の誤差があっ
ても、それを検知し難いという人間の視覚や聴覚の性質
を利用して、各サンプルあたりの情報量を少なくするよ
うにした各種の高能率符号化方式が従来から提案されて
来ていることは周知のとおりである。
前記した高能率符号化方式の一つの具体例として、符号
化の対象にされている信号をある一定区間のブロックに
分割し、その分割された個々のブロック中の信号の信号
レベルの分布の態様が、それぞれのブロックについて略
々共通化された状態となるように変換(規格化、あるい
は正規化)されるようにしたものを挙げることができる
そして、前記の従来方式によれば、符号化の対象にされ
ている信号における信号レベルの変化の大きな部分を含
んでいるブロック内における信号レベルの分布の態様は
ブロック内に広く分布し、また、符号化の対象にされて
いる信号における信号レベルの変化の少ない部分を含ん
でいるブロック内における信号レベルの分布は、一部の
信号レベルに偏っているので信号のない領域が削除され
、結局、符号化の対象にされている信号が圧縮された状
態のものになるから、この従来方式で得られる信号は、
符号化の対象にされている信号を量子化する際における
量子化代表点(階調)の数よりも少ない量子化代表点(
階!51)で量子化しても、変化の激しい部分について
復号系で逆変換された信号については誤差が大きくなる
が、変化の小さい部分について復号系で逆変換された信
号については誤差が少なくなるので、前記した人間の視
覚や聴覚の性質からみても問題が少ない。
前記のように符号化の対象にされている信号をある一定
区間毎に分割して得るブロックは、信号の種類により、
時間軸上に現われる音声や画像の走査線のように一次元
のブロック、画像を水平方向と垂直方向との双方向から
扱う場合等の2次元のブロック、さらに動画像のように
時間軸方向をも考えた3次元のブロックが考えられる。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、動画像によるデジタル画像データの高能率符
号化を行う場合に、従来は時間軸方向に関しての処理を
行っていなかったために画像の動きについての適応処理
ができず、また、直交変換も2次元の直交変換であった
ので効率の高いデータ圧縮が行えなかったので、それの
改善策が求められた。
(問題点を解決するための手段) 本発明はL枚の画像(ただし、Lは2以上の正の整数)
のデジタル画像データを、(M X N)画素(ただし
、M、Nは整数)の大きさのブロックに分割して得た複
数のブロックにおける各ブロック毎に3次元直交変換を
施して得られる(L×M×N)個の直交変換係数中の各
異なる次数の(M×N)個ずつの直交変換係数よりなる
L個のデータ面Fpo〜Fp(L−1)を設定し、前記
した各異なる次数の(M X N)@ずつの直交変換係
数よりなるL個のデータ面Fpo= F p(L−1)
の内で最も低い次数の(M×N)個の直交変換係数より
なるデータ面Fpoを除く他のデータ面Fp1〜Fp(
L−1)に関して、前記したデータ面FpI〜FP(L
−1)における直流直交変換係数を実質的に除外して得
た実質的な交流直交変換係数の絶対値和から前記した実
質的な交流直交変換係数の平均値を求め、前記の実質的
な交流直交変換係数の平均値により画像の動きを判定し
て、前記した各異なる次数の(M X N)個ずつの直
交変換係数よりなるL個のデータ面Fpo〜Fp(L−
1)と対応するデジタル画像データに対して適応ビット
割当てを行うようにした3次元直交変換適応符号化方式
と、L枚の画像(ただし、Lは2以上の正の整数)のデ
ジタル画像データを、(M×N)画素(ただし、M、N
は整数)の大きさのブロックに分割して得た複数のブロ
ックにおける各ブロック毎に3次元直交変換を施して得
られる(L×M×N)個の直交変換係数中の各異なる次
数の(M×N)個ずつの直交変換係数よりなるL個のデ
ータ面F po” F p(L−1)を設定し、前記し
た各異なる次数の(M X N)個ずつの直交変換係数
よりなるL個のデータ面Fpo〜Fp(L−1)の内で
最も低い次数の(M×N)個の直交変換係数よりなるデ
ータ面Fpoを除く他のデータ面Fpl〜Fρ(L−1
)に関して、前記したデータ面Fpl −Fp(L−i
)における直流直交変換係数を実質的に除外して得た実
質的な交流直交変換係数の絶対値和から前記した実質的
な交流直交変換係数の平均値を求め、前記の実質的な交
流直交変換係数の平均値により画像の動きを判定して、
前記した各異なる次数の(M×N)個ずつの直交変換係
数よりなるL個のデータ面Fpo〜Fp(L−1)と対
応するデジタル画像データに対して適応ビット割当てが
行われるようにするとともに、前記した各異なる次数の
(M×N)個ずつの直交変換係数よりなるL個のデータ
面において最も低い次数の(M×N)個の直交変換係数
よりなるデータ面Fpoについて、それの直流直交変換
係数を除外して得た交流直交変換係数の絶対値和を求め
て、前記の交流直交変換係数の絶対値和により画像の精
細度を判定して、前記した各異なる次数の(M X N
)個ずつの直交変換係数よりなるL個のデータ面と対応
するデジタル画像データに対する適応ビット割当てが行
われるようにした3次元直交変換適応符号化方式、及び
、L枚の画像(ただし、Lは2以上の正の整数)のデジ
タル画像データを、(M×N)画素(ただし、M、Nは
整数)の大きさのブロックに分割して得た複数のブロッ
クにおける各ブロック毎に3次元直交変換を施して得ら
れる(L×M×N)個の直交変換係数中の多異なる次数
の(M X N)個ずつの直交変換係数よりなるL個の
データ面Fpo〜Fp(L−1)を設定し、前記した多
異なる次数の(M X N)個ずつの直交変換係数より
なるL個のデータ面Fpo〜Fp(L−1)におけるそ
れぞれの面毎に、それぞれの直流直交変換係数を実質的
に除外して得た実質的な交流直交変換係数の絶対値和を
求め、前記した多異なる次数の(M×N)個ずつの直交
変換係数よりなるL個のデータ面F po −F p(
L−1)毎に個々に求められた実質的な交流直交変換係
数の絶対値和を要素としているベクトルFを形成し、予
め定めた画像の動きの態様と対応して正規化された複数
個の基準のベクトルVo、Vl・・・と、前記したベク
トルFとの内積値IPを順次に求め、前記のようにして
求められた複数個の内積値の内で最大の内積値を生じさ
せた基準ベクトルに対して予め定められていたビット数
を前記したベクトルFと対応しているデジタル画像デー
タに割当てるようにした3次元直交変換適応符号化方式
、ならびにL枚の画像(ただし、Lは2以上の正の整数
)のデジタル画像データを、(M×N)画素(ただし、
M、Nは整数)の大きさのブロックに分割して得た複数
のブロックにおける各ブロック毎に3次元直交変換を施
して得られる(L×M×N)個の直交変換係数中の多異
なる次数の(M×N)個ずつの直交変換係数よりなるL
個のデータ面F po” F p(L−1)を設定し、
前記した多異なる次数の(M×N)個ずつの直交変換係
数よりなるL個のデータ面Fpo〜Fp(L−1)にお
けるそれぞれの面毎に、それぞれの直流直交変換係数を
実質的に除外して得た実質的な交流直交変換係数の絶対
値和を求め、前記の多異なる次数の(M×N)個ずつの
直交変換係数よりなるL個のデータ面F po= F 
p(L−1)毎に個々に求められた実質的な交流直交変
換係数の絶対値和を要素としているベクトルFを形成し
、予め定めた画像の動きの態様と対応して正規化された
複数個の基準のベクトルVo、Vl・・・と、前記した
ベクトルFとの内積値IPを順次に求め、前記のように
して求められた複数個の内積値の内で最大の内積値を生
じさせた基準ベクトルと対応して予め定められていたビ
ット数を対応するデジタル画像データに割当てるように
するとともに、前記の最大の内積値を求めるのに使用さ
れたデジタル画像データの属する画像群に関して前記し
た最大の内積値によるヒストグラムを作成して、前記し
たヒストグラムによって求めた前記した最大の内積値の
累積頻度を、予め定められた個数の閾値を用いて前記し
た最大の内積値を画像の精細度に関してクラス分けして
、前、記の各クラスに属する最大の内積値とそれぞれ対
応するデジタル画像データに対して前記した各クラス毎
にそれぞれ予め定められたビット数を割当てるようにし
た3次元直交変換適応符号化方式を提供するものである
(実施例) 以下、添付図面を参照して本発明の3次元直交変換適応
符号化方式の具体的な内容を詳細に説明する。第1図及
び第5図は本発明の3次元直交変換適応符号化方式の実
施例のブロック図であり、第2図乃至第4図及び第6図
乃至第8図は本発明の3次元直交変換適応符号化方式の
構成原理及び動作原理などの説明に使用される図である
第1図及び第5図において1は画像メモリであり、この
画像メモリ1としては3次元直交変換適応符号化が施さ
れるべき複数枚(以下、L枚(Lは2以上の正の整数)
とする)の画像と対応しているデジタル画像データが記
憶できるものが使用される。
画像メモリ1はそれに入力として供給された時間軸上で
連続しているL枚の画像に対応しているデジタル画像デ
ータを記憶する。前記した画像゛、メモリ1に記憶され
ているL枚の画像に対応するアジタル画像データは、画
像の切出し回路2において(M×N)画素(ただし、M
、Nは整数)の大きさのブロックとして切出されて3次
元の直交変換回路3に供給されるが、前記した画像の切
出し回路2における画像の切出しの態様の1例を第2図
を参照して説明すると次のとおりである。
第2図は時間軸を上で連続するL枚の画像P1゜P2.
・・・P (L−1)と対応しているデジタル画像デー
タが、それぞれ(M×N)画素(ただし9M、Nは整数
)の大きさのブロックに分割されている状態を示してお
り、第2図中において#1.$2・・・#9はそれぞれ
前記した(M X N)画素のブロックである(なお、
第2図中では図示説明の簡略化のために各1枚の画像と
対応しているデジタル画像データは、それぞれ9個ずつ
のブロックに分割されているものとして例示している)
画像の切出し回路2で行われるL枚の画像と対応してい
るデジタル画像信号の切出しは、例えば第2図に示され
ている各画像P1〜P(L−1)における#1〜#9の
各ブロックにおけるデジタル画像データについて、1枚
目の画像P1の#1のデジモル画像データ→2枚目の画
像P2の#1のデジタル画像データ→3枚目の画像P3
の#1のデジタル画像データ→・・・ ・・・→(L−
1)枚目の画像P (L−1)の#1のデジモル画像デ
ータ→1枚目の画像P1の#2のデジモル画像データ→
2枚目の画像P2の#2のデジタル画像データ→3枚目
の画像P3の#2のデジタル画像データ→・・・ ・・
・→(L−1)枚目の画像P (L−1)の#2のデジ
モル画像データ→1枚目の画像PLの#3のデジモル画
像データ→2枚目の画像P2の#3のデジタル画像デー
タ→3枚目の画像P3の#3のデジタル画像データ→・
・・ ・・・→(L−1)枚目の画像p (t、−t)
の#3のデジモル画像データ→1枚目の画像P1の#4
のデジモル画像データ→2枚目の画像P2の#4のデジ
タル画像データ→3枚目の両像P3の#4のデジタル画
像データ→・・・ ・・・→(L−1)枚目の画像P(
L−1)の#4のデジモル画像データ→以下同様にして
順次のブロックの切出しが行われて行き →11枚目画
像P1の#9のデジモル画像データ→2枚目の画像P2
の#9のデジタル画像データ→3枚目の画像P3の#9
のデジタル画像データ→・・・ ・・・→(L−1)枚
目の画像P (L−1)の#9のデジタル画像データ、
というような切出しの態様によって(M X N)画素
のブロックの切出しが行われる。
画像の切出し回路2において前記のようにして切出され
たデジタル画像データは、3次元直交変換回N3におい
てL枚の画像PI−P(L−1)においてそれぞれ対応
する位置のブロック群(第2図中で同一の番号が付され
ているブロック)毎に直交変換が行われることにより、
3次元直交変換回路3からは前記したL枚の画像P1〜
P (L−1)におけるそれぞれ対応する位置のブロッ
ク群毎に(L×M×N)個の直交変換係数が出力される
そして、前記したL枚の画像P1〜P (L−1)にお
けるそれぞれ対応する位置のブロック群毎に得られた(
L×M×N)個の直交変換係数は、第4図に示されてい
るようにそれぞれ(M×N)個の同一の次数の直交変換
係数毎に、それぞれ別の直交変換係数面Fpo、 Fp
l・・・Fp(L−1)上に低次から高次に配列されて
いる状態のものとしてL枚の画像メモリ7に記憶させろ
とともに、所要の直交変換係数が動き判定部4と精細度
判定部5とに供給される2なお、前記の第4図に示した
L枚の直交変換係数面Fpo、 Fpl−Fp(L−t
)において、各直交変換係数面Fpo〜Fp(L−1)
におけるそれぞれの左上隅の部分には直流成分に対応す
る直交変換係数DCo、 D C1,D C2−D C
(L−1)が配置されている。
第4図においては図中のスペースの関係から最低次の直
交変換係数面Fpoだけに低次→高次の表示を行ってい
るが、第4図中に示されている最低次の直交変換係数面
Fpo以外の直交変換係数面F21〜FP(L−1)に
ついても、各直交変換係数は前記した最低次の直交変換
係数面Fpoの場合と同様な低次→高次の表示に従うよ
うに配列されているのである。
さて、前記した第4図に示されているL枚の直交変換係
数面Fpo、 Fpl・・・Fp(L−1)における直
交変換係数のエネルギー分布の態様は、3次元直交変換
の対象にされた原画像の精細度の高低及び原画像の画像
の動きの大小などに応じて、それぞれ異なったものにな
る。
第3図の(a)〜(d)は、3次元直交変換の対象にさ
れた原画像の精細度の高低及び原画像の画像の動きの大
小などに応じて、前記した第4図によって示されている
直交変換係数面Fpo= Fp(L−1)の内の特定な
次数の直交変換係数面における直交変換係数のエネルギ
の分布がどのように変化するものかを例示した図であり
、第3図の(a)は3次元直交変換の対象にされたL枚
の原画像の精細度が高く、かつ、原画像の画像の動きが
大きかった場合に大きなエネルギ分布を示す直交変換係
数の存在領域を斜線の領域で示しており、また、第3図
の(b)は3次元直交変換の対象にされたL枚の原画像
の精細度が高く、かつ、原画像の画像の動きが小さかっ
た場合に大きなエネルギ分布を示す直交変換係数の存在
領域を斜線の領域で示しており、さらに第3図の(c)
は3次元直交変換の対象にされたL枚の原画像の精細度
が低く、かつ、[5画像の画像の動きが大きかった場合
に大きなエネルギ分布を示す直交変換係数の存在領域を
斜線の領域で示しており、さらにまた、第3図の(d)
は3次元直交変換の対象にされたL枚の原画像の精細度
が低く、かつ、原画像の画像の動きが小さかった場合に
大きなエネルギ分布を示す直交変換係数の存在領域を斜
線の領域で示している。
さて、前記した第4図に示されている直交変換係数面F
poにおける直交変換係数は、既述のように時間軸上で
連続しているL枚の画像の時間方向の平均の直交変換係
数であって、それは画像の精細度の情報を含んでいるも
のであり、また、前記した第4図に示されている直交変
換係数面Fp1〜Fp(L−1)における直交変換係数
は、各次数に対応する時間方向の変化の直交変換係数で
あって、それは画像の動きの情報を含んでいるものであ
る。
そこで、本発明の3次元直交変換適応符号化方式は、前
記した第4図に示されている直交変換係数面Fpo” 
Fp(L−1)における直交変換係数から得られる画像
の動きの情報と画像の精細度の情報とを利用して、適応
的に量子化のためのビット割当てが行われるようにする
ことにより高能率符号化が達成できるようにしたもので
あるが、次に本発明の3次元直交変換適応符号化方式に
おいて動き判定部4と精細度判定部5との構成態様を互
に異にしている第1図示の実施例と第5図示の実施例と
の2つの実施例、すなわち、(1)3次元直交変換回路
3から出力された(L×M×N)個の直交変換係数によ
り形成される第4図示のL枚の直交変換係数面Fpo、
 Fpl・・・Fp(L−1)において、既述のように
時間軸上で連続しているL枚の画像の時間方向の平均の
直交変換係数よりなる直交変換係数面Fpoにおける直
交変換係数を精細度判定部5に供給し、また、3次元直
交変換回路3から出力された(L×M×N)個の直交変
換係数により形成される第4図示のL枚の直交変換係数
面Fpo、 Fpl・・・Fp(L−1)における画像
の動きの情報を含んでいる直交変換係数面Fp1〜Fp
(L〜FP(L−1)における直交変換係数を動き判定
部4に供給して、精細度の判定情報と動きの判定情報と
が発生できるようにした動き判定部4と精細度判定部5
を備えている第1図示の実施例と、(2)3次元直交変
換回路3から出力された(L×M×N)個の直交変換係
数により形成される第4図示のL枚の直交変換係数面F
po。
Fpl・・・Fp(L−1)の直交変換係数に基づいて
動きの判定情報と精細度の判定情報とが発生できるよう
にした動き判定部4と精細度判定部5を備えている第5
図示の実施例とについて順次に説明する。
まず、第1図に示されている実施例において、3次元直
交変換回路3から出力された(L×M×N)個の直交変
換係数により形成される第4図示のL枚の直交変換係数
面Fpo、 Fpl−Fp(L−1)の内の直交変換係
数面Fpoにおける(M×N)個の直交変換係数が精細
度判定部5に供給されると、精細度判定部5では直交変
換係数面Fpoにおける(M×N )個の直交変換係数
の内で直流成分に対応する直交変換係数DCoを除外し
た((M×N)−1)個の直交変換係数の絶体値和を作
り、その絶体値和を予め設定した所定個数の閾値(以下
の説明例では閾値を2個として説明を行っている)と比
較して精細度のクラス分けを行うようにしている。
前記の点を具体的に説明する。今、精細度判定部5で直
交変換係数面Fpoにおける(M×N)個の直交変換係
数の内で直流成分に対応する直交変換係数DCoを除外
した((M x N) −1)個の直交変換係数の絶体
値和をA oacとし、予め設定しである閾値をSHo
、5HI(ただしS Ho <S Hl)として、前記
した直交変換係数の絶体値和Aoacを2つの閾値SH
o、SHIと比較し、(a)直交変換係数の絶体値和A
 oacが閾値SHoに対して5Ho)Aoacの状態
のときには画像の精細度が最も低い領域CLo(第7図
参照)に属すると判定して、それに対応する判定出力を
クラス判定部6に供給する。(b)直交変換係数の絶体
値和Aoacと2つの閾値SHo、SHIとの関係が、
SHo≦Aoac<SHlの状態のときには画像の精細
度が中間の領域CL1.(第7図参照)に属すると判定
し1、それに対応する判定出力をクラス判定部6に供給
する。
(C)直交変換係数の絶体値和Aoacと2つの閾値S
 Ho、 S H1との関係が、SHI≦Aoacの状
態のときには画像の精細度が高い領域CL2(第7図参
照)に属すると判定して、それに対応する判定出力をク
ラス判定部6に供給する。
というような精細度に関してのクラス分けを行って、ク
ラス判定部6に対して精細度の判定情報を供給する。
次に3次元直交変換回路3から出力された(L×M×N
)個の直交変換係数により形成される第4図示のL枚の
直交変換係数面Fpo、 Fpl・・・FP(1、−1
)の内の直交変換係数面Fpoを除く他のすべての直交
変換係数面Fpl〜FP(L−1)におけるそれぞれ(
M×N)個の直交変換係数が動き判定部4に供給される
と、動き判定部4では直交変換係数面F pl= F 
p(L−1,)におけるそれぞれ(M×N)個の直交変
換係数の内で直流成分に対応する直交変換係数oci、
DC2・・・D C(L−1)の全部または一部を除外
した直交変換係数の絶体値和Alac、すなわち、直流
直交変換係数を実質的に除外して得た実質的な交流直交
変換係数の絶対値和Alacを求め。
次いで、前記した実質的な交流直交変換係数の絶対値和
Alacを(L−1)で除して実質的な交流直交変換係
数の平均値MFを求めて、この実質的な交流直交変換係
数の平均値を動き判定情報としてクラス判定部6に供給
する。
なお、前記したL枚の直交変換係数面Fpo、 FPl
・・・Fp(L−1)の内の直交変換係数面Fpoを除
く他のすべての直交変換係数面Fp1〜Fp(L−1)
におけるそれぞれ(M×N)個の直交変換係数が動き判
定部4に供給されたときに動き判定部4で発生させるべ
き動き判定情報は、直交変換係数面Fρ1〜Fp(L−
1)におけるそれぞれ(M×N)個の直交変換係数の内
で直流成分に対応する直交変換係数DC1゜DC2・・
・D C(L−1)の全部を除外した直交変換係数の絶
体値和A lacを(L−1)で除して得るようにする
ことが最も妥当なのであるが、高次の直交変換係数面に
おける直流成分と対応している直交変換係数のエネルギ
ーが小さな場合には、その小さなエネルギを有する直流
直交変換係数を除外しなくても、求められた動き判定情
報には大きな影響が生じない。
それで、最終的に得られる動き判定情報の内容に対して
大きな影響が生じない範囲において、直交変換係数面F
p1〜Fp(L−1)におけるそれぞれ(M X N)
個の直交変換係数の内で、直流成分に対応する直交変換
係数DCI、DC2・・・D C(L−1)の1部のエ
ネルギの小さな直流直交変換係数が除外されない状態で
直交変換係数の絶体値和Alacを求めて、それに基づ
いて交流直交変換係数の平均値を求め、それが動き判定
情報として使用されてもよいのであり、本明細書中では
前記のように、それを除外しなくても最終的に得られる
動き判定情報の内容に対して大きな影響が生じないよう
な小さなエネルギの直流直交変換係数が残されている状
態における直交変換係数の絶体値和Alacをも含めて
、直流直交変換係数を実質的に除外して得た実質的な交
流直交変換係数の絶対値和Alac、というように表現
しているのである。
前記のようにして精細度判定部5からの精細度判定情報
と、動き判定部4からの動き判定情報とが供給されたク
ラス判定部6では、前記した精細度判定情報と、動き判
定情報とに基づいて量子化の際の割当ビット数の決定を
行うが、それは例えば次のようにして行われる。
まず、画像の精細度の判定結果から精細度が低い領域C
Loに属するものと判定されたデジタル画像データに対
する割当てビット数は少ないので、この精細度が低い領
域CLoに属しているデジタル画像データに対する動き
適応によるビット割当ては、予め定められた1つの閾値
に対して、動き判定情報となされた実質的な交流直交変
換係数の平均値MFの値が大きいか小さいかによって、
第第7図中の領域CLooと領域CLOIとの2つの領
域の何れかに属するようにクラス分けされるが、前記し
た領域CLooに属するデジタル画像データには、領域
CLolに属するデジタル画像データにに対するよりも
多いビット数が割当てられるものであることはいうまで
もない。
次に、第7図中における領域CLI、CL2に属してい
るデジタル画像データ、すなわち、精細度が高い方の領
域CLI、CL2に属しているデジタル画像データに対
しては多いビット数が割当てられていて、ビットレート
に対する影響が大きいために1次のようにしてビット割
当てを行う。
すなわち、第7図中における領域CLIに属しているデ
ジタル画像データと、領域CL2に属しているデジタル
画像データとについては、前記したそれぞれの領域に属
するデジタル画像データ毎に、第6図の(a)、(b)
に示されているように動き判定情報となされた実質的な
交流直交変換係数の平均値MFの値に関するヒストグラ
ムを作成し、前記したヒストグラムによって求めた実質
的な交流直交変換係数の平均値MFの個数の累積頻度数
を予め定められた個数の閾値を用いて前記した平均値M
Fをクラス分けし、前記の各クラスに属する実質的な交
流直交変換係数の平均値と対応するデジタル画像データ
に対してそれぞれ予め定められたビット数を割当てるよ
うにするのである。
第7図中における領域CLIに属しているデジタル画像
データに関するクラス分けと、領域CL2に属している
デジタル画像データに関するクラス分けとの例を示す第
6図においては1判定情報となされた実質的な交流直交
変換係数の平均値MFの値に関するヒストグラムを作成
し、前記したヒストグラムによって求めた実質的な交流
直交変換係数の平均値MFの個数の累積頻度数が50%
以下の領域と、ヒストグラムによって求めた実質的な交
流直交変換係数の平均値MFの個数の累積頻度数が50
%〜75%の範囲の領域と、ヒストグラムによって求め
た実質的な交流直交変換係数の平均値MFの個数の累積
頻度数が75%以上の領域との3つの領域にクラス分け
されている。
第6図の(a)において、CLIOは既述のように領域
CL1に属しているデジタル画像データについて判定情
報となされた実質的な交流直交変換係数の平均値MFの
値に関して作成したヒストグラムによって求めた実質的
な交流直交変換係数の平均値MFの個数の累積頻度数が
50%以下の領域を示しており、また、CLIIは領域
CLIに属しているデジタル画像データについて判定情
報となされた実質的な交流直交変換係数の平均値MFの
値に関して作成したヒストグラムによって求めた実質的
な交流直交変換係数の平均値MFの個数の累積頻度数が
50%〜75%の範囲の領域を示しており、さらに、C
L12は領域CLlに属しているデジタル画像データに
ついて判定情報となされた実質的な交流直交変換係数の
平均値MFの値に関して作成したヒストグラムによって
求めた実質的な交流直交変換係数の平均値MFの個数の
累積頻度数が75%以上の領域を示している。
また、第6図の(b)において、Cu2Oは領域CL2
に属しているデジタル画像データについて判定情報とな
された実質的な交流直交変換係数の平均値MFの値に関
して作成したヒストグラムをこよって求めた実質的な交
流直交変換係数の平均値MFの個数の累積頻度数が50
%以下の領域を示しており、また、CL21は領域CL
2に属しているデジタル画像データについて判定情報と
なされた実質的な交流直交変換係数の平均値MFの値に
関して作成したヒストグラムによって求めた実質的な交
流直交変換係数の平均値MFの個数の累積頻度数が50
%〜75%の範囲の領域を示しており、さらに、CL2
2は領域CL2に属しているデジタル画像データについ
て判定情報となされた実質的な交流直交変換係数の平均
値MFの値に関して作成したヒストグラムによって求め
た実質的な交流直交変換係数の平均値MFの個数の累積
頻度数が75%以上の領域を示している。
前記のように動き量に対してクラス分けされた第7図中
における領域CLIに属しているデジタル画像データと
、領域CL2に属しているデジタル画像データとに対し
ては、第7図に示されているように動きと対応して設け
られた各領域CLIO。
CLII、CL12.CL20.CL21.CL22毎
にそれぞれ設定されたビット数が割当てられるようにな
されているのであり、各領域のデジタル画像データに割
当てられるべきビット数は、第7図における左右方向に
ついては右側の方が左側よりも多く、また、上下方向に
ついては上の方が下側よりも多い。
クラス判定部6では動き判定部4と精細度判定部5とか
ら供給された動き判定情報と精細度判定情報とによって
、高能率符号化の対象にされているデジタル画像データ
を、動き量と精細度とに対応したビット数で量子化でき
るようにするためのビット割当て情報を適応量子化器9
に供給するとともに、復号系に対してクラス情報を伝送
する。
これまで第1図を参照して行って来た動き判定部4と精
細度判定部5との説明は、3次元直交変換回路3から出
力された(L×M×N)個の直交変換係数により形成さ
れる第4図示のL枚の直交変換係数面FPOv Fpl
・・・Fp(L−1)において、既述のように時間軸上
で連続しているL枚の画像の時間方向の平均の直交変換
係数よりなる直交変換係数面Fpoにおける直交変換係
数を精細度判定部5に供給し、また、3次元直交変換回
路3から出力された(L×M×N)個の直交変換係数に
より形成される第4図示のL枚の直交変換係数面Fpo
、 Fpl・・・Fp(L−1)における画像の動きの
情報を含んでいる直交変換係数面Fp1〜Fp(L−1
)における直交変換係数を動き判定部4に供給して、精
細度の判定情報と動きの判定情報とが発生されるよ・う
にした場合のものであったが1次に、3次元直交変換回
路3から出力された(LxMxN)IINの直交変換係
数により形成される第4図示のL枚の直交変換係数面F
po、 Fpl・・−F p(L−1)における直交変
換係数に基づいて動きの判定情報と精細度の判定情報と
を発生させるような構成の動き判定部4と精細度判定部
5とを備えている第5vR示の実施例について説明する
第5図において3次元直交変換回路3から出力された(
L×M×N)個の直交変換係数により形成される第4図
示のL枚の直交変換係数面Fpo、FP1・・・Fp(
L−1)における直交変換係数はベクトル形成部10に
供給される。
前記したベクトル形成部10では、第4図に示されてい
る各直交変換係数面F po−F p(L−1)におけ
る直交変換係数から、それぞれの直流成分の直交変換係
数DCo、DCI、DC2,・”DCp(L−1)を除
去した状態の直交変換係数(交流直交変換係数)につい
ての絶対値和を各直交変換係数面FpO−Fp(L−1
)毎に求め、その求められた各直交変換係数面Fpo 
−Fp(L−1)毎の交流直交変換係数の絶対値和を要
素とするベクトルFを形成する。
すなわち、ベクトル形成部10では、第4図中に示され
ている各直交変換係数面Fpo= Fp(L−1)の内
で最低の次数の直交変換係数面Fpoについては、この
直交変換係数面Fpoの直交変換係数の内で直流直交変
換係数DCoを除いた直交変換係数(交流直交変換係数
)の絶対値和Fpo’を求め、また、直交変換係数面F
plについてはこの直交変換係数面Fplの直交変換係
数の内で直流直交変換係数DC1を除いた直交変換係数
(交流直交変換係数)の絶対値和F Pi’を求め、と
いうようにして、第4図中に示されている各直交変換係
数面1”po〜Fp(L−1)のすべてについて、各直
交変換係数面Fpo” F p(L−1)毎の交流直交
変換係数の絶対値和Fpo’、Fpl’、Fp2’−4
’p(L−1)’を求めて、前記した各直交変換係数面
F po” F p(L−1)毎の交流直交変換係数の
絶対値和F PO’ p F P” p F PZ’ 
・・・F p(L−1)’を要素とするベクトルF、 F =(Fpo’p Fpl’e Fp2’、−・・F
p(L−1)’)を形成し、そのベクトルFを最大内積
演算部11に与える。
前記の最大内積演算部11では、前記したベクトル形成
部10で形成されたベクトルFと、基準ベクトル設定部
12から与えられる基準ベクトルVl、 V2・・・と
の内積の演算を行い、最大の内積値識別信号を動き判定
部4に供給する。
前記した基準ベクトル設定部12に設定されている基準
ベクトルVl、V2・・・は、例えば、各種の画像内容
や各種の動きの態様を示す多くの動画から標準とされる
ものを選定し、それらの標準とされた動画についてそれ
ぞれ求められた直交変換係数に関し、第4図によって示
されている直交変換係数面Fpo〜Fp(L−1)のよ
うな特定な次数の直交変換係数面毎に直交変換係数のエ
ネルギの分布がどのような比としてそれぞれ示されるの
かの数値を求めてそれをベクトルの要素としたベクトル
であり、前記した基準ベクトルVL、 V2・・・はそ
れらの要素の比が動き量に対応している。そして、標準
とされたそれぞれ異なる動画像に対応して作成されたそ
れぞれの基準ベクトルVl、 V2・・・は正規化され
ている。
前記した最大内積演算部11では、ベクトル形成部10
で形成されたベクトルF、すなわち、各直交変換係数面
Fpo= Fp(L−1)毎の交流直交変換係数の絶対
値和Fpo’、 Fpl’、 Fp2’−Fp(L−1
)’を要素とするベクトルF。
F =(Fpo’、 Fpl’、 Fp2’、−Fp(
1−−1)’)と、基準ベクトル設定部12がら供給さ
れた基準ベクトルVl、V2・・・どの間で、それぞれ
の内積値IPを演算して、内積値とその内積値とを生じ
させた基準ベクトルの識別信号とを動き判定部4及び精
細度判定部5とに供給する。
動き判定部4では最大内積演算部11がら供給さ為た内
積値の内で最大の内積値を生じさせた基準ベクトルと対
応する識別信号を動き判定情報としてクラス判定部6に
与える。
また、精細度判定部5では最大内積演算部11から供給
された内積値の内で最大の内積値に関するヒストグラム
を作成し、前記したヒストグラムによって求めた最大の
内積値の個数の累M頻度数が予め定められた範囲(例え
ば25%以下)の領域と、ヒストグラムによって求めた
最大の内積値の個数の累積頻度数が予め定められた範囲
(例えば25%〜50%の範II)の領域と、ヒストグ
ラムによって求めた最大の内積値の個数の累積頻度数が
予め定められた範囲(例えば50%〜75%のll1H
)の領域と、ヒストグラムによって求めた最大の内積値
の個数の累積頻度数が予め定められた[[[(例えば7
5%以上)の領域との4つの領域(第8図中における横
軸方向に示されているBo。
Bl、B3で示されている領域)に分ける精細度判定情
報をクラス判定部6に供給する。
クラス判定部6では動き判定部4と精細度判定部5とか
ら供給された動き判定情報とMm度判定情報とによって
、高能率符号化の対象にされているデジタル画像データ
を、動き量と精細度とに対応したビット数で量子化でき
るようにするためのビット割当て情報を適応量子化器9
に供給するとともに、復号系に対してクラス情報を伝送
する。
第8Wiは図示の簡略化のために基準ベクトルを4個と
し、それに応じて動き判定情報の種類も4種類の場合に
ついてのクラス分けを説明するための図であり、第8図
において縦軸方向に示されているA o 、 AI、A
2. A3は、それぞれ動き判定部4からクラス判定部
6に供給される動き判定情報であり、また、B o 、
 Bl、B2. B3は精細度の判定情報を示している
第8図中においてZoo、 Zlo、 Z2o−Z13
. Z23などで示されている各領域に属するデジタル
画像データに割当てられるべきビット数は、第8図にお
ける左右方向については右側の方が左側よりも多く、ま
た、上下方向については上の方が下側よりも多い。
前記した第1図及び第5図に示されている各実施例にお
いて、前記したようにクラス判定部6がら動き量と精細
度とに対応したビット数で、デジタル画像データに対す
る量子化動作を行うことができるようにするためのビッ
ト割当て情報がクラス判定部6から供給されている適応
量子化器9では、前記した3次元直交変換回路3から出
力された(L×M×N)個の直交変換係数が記憶されて
いる画像メモリ7から直交変換係数の切出し回路8によ
って切出された(L×M×N)のブロックに対して、そ
れぞれ適応的に割当てられてビット数で量子化を行い、
出力された量子化情報を伝送する。
また、復号系に対してはクラス判定部6からクラス情報
が伝送される。
(発明の効果) 以上、詳細に説明したところから明らかなように、本発
明の3次元直交変換適応符号化方式は。
L枚の画像(ただし、Lは2以上の正の整数)のデジタ
ル画像データを、(M X N)画素(ただし、M。
Nは整数)の大きさのブロックに分割して得た複数のブ
ロックにおける各ブロック毎に3次元直交変換を施して
得られる(L×M×N)個の直交変換係数中の6異なる
次数の(M×N)個ずつの直交変換係数よりなるL個の
データ面Fpo〜Fp(L〜1)を設定し、前記した6
異なる次数の(M×N)個ずつの直交変換係数よりなる
L個のデータ面Fpo〜Fp(L−1)の内で最も低い
次数の(M X N)個の直交変換係数よりなるデータ
面Fpoを除く他のデータ面Fp1〜Fp(L−1)に
関して、前記したデータ面Fp1〜Fp(L−1)にお
ける直流直交変換係数を実質的に除外して得た実質的な
交流直交変換係数の絶対値和から前記した実質的な交流
直交変換係数の平均値を求め、前記の実質的な交流直交
変換係数の平均値により画像の動きを判定して、前記し
た6異なる次数の(M×N)個ずつの直交変換係数より
なるL個のデータ面F po= F p(L−1)と対
応するデジタル画像データに対して適応ビット割当てを
行うようにした3次元直交変換適応符号化方式と、L枚
の画像(ただし、Lは2以上の正の整数)のデジタル画
像データを、(M X N)画素(ただし、 M、Nは
整数)の大きさのブロックに分割しで得た複数のブロッ
クにおける各ブロック毎に3次元直交変換を施して得ら
れる(L×M×N)個の直交変換係数中の6異なる次数
の(M X N)個ずつの直交変換係数よりなルLll
i(7)チー’)NFpo−Fp(L−i)ヲ設定し、
前記した6異なる次数の(M X N)個ずつの直交変
換係数よりなるL個のデータ面Fpo〜Fp(L−1)
の内で最も低い次数の(M×N)個の直交変換係数より
なるデータ面Fpoを除く他のデータ面Fp1〜Fp(
L−1)に関して、前記したデータ面FP1〜Fp(L
〜1)における直流直交変換係数を実質的に除外して得
た実質的な交流直交変換係数の絶・対位相から前記した
実質的な交流直交変換係数の平均値を求め、前記の実質
的な交流直交変換係数の平均値により画像の動きを判定
して、前記した6異なる次数の(M×N)個ずつの直交
変換係数よりなるL個のデータ面Fpo〜Fp(L−1
)と対応するデジタル画像データに対して適応ビット割
当てが行われるようにするとともに、前記した6異なる
次数の(M×N)個ずつの直交変換係数よりなるL個の
データ面において最も低い次数の(M×N)個の直交変
換係数よりなるデータ面Fpoについて、それの直流直
交変換係数を除外して得た交流直交変換係数の絶対値和
を求めて、前記の交流直交変換係数の絶対値和シコより
画像の精細度を判定しで、前記した6異なる次数の(M
×N)個ずつの直交変換係数よりなるL個のデータ面と
対応するデジタル画像データに対する適応ビット割当て
が行われるようにした3次元直交変換適応符号化方式、
及び、L枚の画像(ただし、Lは2以上の正の整数)の
デジタル画像データを、(M X N)画素(ただし、
M、Nは整数)の大きさのブロックに分割して得た複数
のブロックにおける各ブロック毎に3次元直交変換を施
して得られる(L×M×N)aの直交変換係数中の6異
なる次数の(M×N)個ずつの直交変換係数よりなるL
個のデータ面Fpo〜Fp(L−1)を設定し、前記し
た6異なる次数の(M×N)個ずつの直交変換係数より
なるL個のデータ面Fpo= F p(L−1)におけ
るそれぞれの面毎に、それぞれの直流直交変換係数を実
質的に除外して得た実質的な交流直交変換係数の絶対値
和を求め、前記した6異なる次数の(M×N)個ずつの
直交変換係数よりなるL個のデータ面F po−F p
(L−1)毎に個々に求められた実質的な交流直交変換
係数の絶対値和を要素としているベクトルFを形成し、
予め定めた画像の動きの態様と対応して正規化された複
数個の基準のベクトルVo、Vl・・・と、前記したベ
クトルFとの内積値IPを順次に求め、前記のようにし
て求められた複数個の内積値の内で最大の内積値を生じ
させた基準ベクトルに対して予め定められていたビット
数を前記したベクトルFと対応しているデジタル画像デ
ータに割当てるようにした3次元直交変換適応符号化方
式、ならびにL枚の画像(ただし、Lは2以上の正の整
数)のデジタル画像データを、(M×N)画素(ただし
、M。
Nは整数)の大きさのブロックに分割して得た複数のブ
ロックにおける各ブロック毎に3次元直交変換を施して
得られる(L×M×N)個の直交変換係数中の各異なる
次数の(M×N)個ずつの直交変換係数よりなるL個の
データ面F po” F p(L−1)を設定し、前記
した各異なる次数の(M X N)個ずつの直交変換係
数よりなるL個のデータ面FPO〜Fp(L−1)にお
けるそれぞれの面毎に、それぞれの直流直交変換係数を
実質的に除外して得た実質的な交流直交変換係数の絶対
値和を求め、前記の各異なる次数の(M×N)個ずつの
直交変換係数よりなるL個のデータ面Fpo” Fp(
L−1)毎に個々に求められた実質的な交流直交変換係
数の絶対値和を要素としているベクトルFを形成し、予
め定めた画像の動きの態様と対応して正規化された複数
個の基準のベクトルVo、Vl・・・と、前記したベク
トルFとの内積値IPを順次に求め、前記のようにして
求められた複数個の内積値の内で最大の内積値を生じさ
せた基準ベクトルと対応して予め定められていたビット
数を対応するデジタル画像データに割当てるようにする
とともに、前記の最大の内積値を求めるのに使用された
デジタル画像データの属する画像群に関して前記した最
大の内積値によるヒストグラムを作成して、前記したヒ
ストグラムによって求めた前記した最大の内積値の累積
頻度を、予め定められた個数の閾値を用いて前記した最
大の内積値を画像の精細度に関してクラス分けして、前
記の各クラスに属する最大の内積値とそれぞれ対応する
デジタル画像データに対して前記した各クラス毎にそれ
ぞれ予め定められたビット数を割当てるようにした3次
元直交変換適応符号化方式であって、この本発明の3次
元直交変換適応符号化方式では時間方向での信号処廟を
行って画像の動きについての適応処理により量子化のビ
ット数を適応的に変化して高能率量子化を良好に行うこ
とができるのであり、この本発明の3部、11・・・最
大内積演算部、12・・・基準ベクトル設定部。
特許出願人  日本ビクター株式会社
【図面の簡単な説明】
第1図及び第5図は本発明の3次元直交変換適応符号化
方式の実施例のブロック図であり、第2図乃至第4図及
び第6図乃至第8図は本発明の3次元直交変換適応符号
化方式の構成原理及び動作原理などの説明に使用される
図である。 1.7・・・画像メモリ、2・・・画像の切出し回路、
3・・・3次元直交変換回路、4・・・動き判定部、5
・・・精細度判定部、Fpo、 Fp1〜Fp(L−1
)・・・直交変換係数面、6・・・クラス判定部、8・
・・変換係数の切出し回路、9・・・適応量子化器、1
0・・・ベクトル形成手続補正書(0劃 昭和63年10月9 日 特許庁長官 吉 1)文 毅 殿 1、事件の表示 昭和63年特許願第22ダ110号 2、発明の名称 3次元直交変換適応符号化方式 3、補正をする者 事件との関係    特 許 出願大 佐 所 神奈川県横浜市神奈用区守屋町3丁目12番地
名称(432)  日本ビクター株式会社4、代理人 住 所 東京部品用区東品用3丁目4番19−915号
6、補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 7、補正の内容 (1)明細書第19頁第6行乃至第21頁第14行r第
2図は時間軸・・・ ・・・P(L−1)にお」を次の
ように補正する。 r第2図は時間軸を上で連続するL枚の画像Po。 Pl、・・・P (L−1)と対応しているデジタル画
像データが、それぞれ(M X N)画素(ただし、M
、Nは整数)の大きさのブロックに分割されている状態
を示しており、第2図中において#1.#2・・・#9
はそれぞれ前記した(M×N)画素のブロックである(
なお、第2図中では図示説明の簡略化のために各1枚の
画像と対応しているデジタル画像データは、それぞれ9
個ずつのブロックに分割されているものとして例示して
いる)。 画像の切出し回路2で行われるL枚の画像と対応してい
るデジタル画像信号の切出しは1例えば第2図に示され
ている各画像PaニP (L−1)における#l〜#9
の各ブロックにおけるデジタル画像データについて、1
枚目の画像Poの#1のデジモル画像データ→2枚目の
画像P1の#lのデジモル画像データ→3枚目の画像P
2の#1のデジタル画像データ→・・・ ・・・→(L
−1)枚目の画像P(L−1)の#1のデジモル画像デ
ータ→1枚目の画像Poの#2のデジモル画像データ→
2枚目の画像P1の#2のデジモル画像データ→3枚目
の画像P2の#2のデジタル画像データ→・・・ ・・
・→(L−1)枚目の画像P (L−1)の#2のデジ
モル画像データ→1枚目の画像POの#3のデジモル画
像データ→2枚目の画像P1の#3のデジモル画像デー
タ→3枚目の画像P2の#3のデジタル画像データ→・
・・ ・・・→(L−1)枚目の画像P(L−1)の#
3のデジモル画像データ→1枚目の画像Poの#4のデ
ジモル画像データ→2枚目の画像P1の#4のデジモル
画像データ→3枚目の画像P2の#4のデジタル画像デ
ータ→・・・ ・・・→(L−1)枚目の画像P(L−
1)の#4のデジモル画像データ→以下同様にして順次
のブロックの切出しが行われて行き →1枚目の画像P
oの#9のデジモル画像データ→2枚目の画像P1の#
9のデジモル画像データ→3枚目の画像P2の#9のデ
ジタル画像データ→・・・ ・・・→(L−1)枚目の
画像P (L−1)の#9のデジタル画像データ、とい
うような切出しの態様によって(M×N)画素のブロッ
クの切出しが行われる。 画像の切出し回路2において前記のようにして切出され
たデジタル画像データは、3次元直交変換回路3におい
てL枚の画像P o= P (L−1)においてそれぞ
れ対応する位置のブロック群(第2図中で同一の番号が
付されているブロック)毎に直交変換が行われることに
より、3次元直交変換回路3からは前記したL枚の画像
P o= P (L−1)におけるそれぞれ対応する位
置のブロック群毎に(L×M×N)個の直交変換係数が
出力される。 そして、前記したL枚の画像PO〜P(L−1)にお」
(2)明細書第39頁第6行乃至第40頁第12行rV
1.V2・・・との内積の演算・・・ ・・・それぞれ
の内積値」を次のように補正する。 rVo、Vl・・・との内積の演算を行い、最大の内積
値を精細度判定部5に供給し、また、前記した最大の内
積値を得のに用いられた基準ベクトルを示す識別信号を
動き判定部4に供給する。 前記した基準ベクトル設定部12に設定されている基準
ベクトルV o 、 V 1・・・は、例えば、各種の
画像内容や各種の動きの態様を示す多くの動画から標準
とされるものを選定し、それらの標準とされた動画につ
いてそれぞれ求められた直交変換係数に関し、第4図に
よって示されている直交変換係数面Fpo〜Fp(1,
−1)のような特定な次数の直交変換係数面毎に直交変
換係数のエネルギの分布がどのような比としてそれぞれ
示されるのかの数値を求めてそれをベクトルの要素とし
たベクトルであり、前記した基準ベクトルVo、 Vl
・・・はそれらの要素の比が動き量に対応している。そ
して、標準とされたそれぞれ異なる動画像に対応して作
成されたそれぞれの基準ベクトルVo、Vl・・・は正
規化されている。 前記した最大内積演算部11では、ベクトル形成部10
で形成されたベクトルF、すなわち、各直交変換係数面
Fpo〜Fp(L−1)毎の交流直交変換係数の絶対値
和F pa’ 、 F pi’ 、 F p2’ −F
 p(L−2)’を要素とするベクトルF、

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、L枚の画像(ただし、Lは2以上の正の整数)のデ
    ジタル画像データを、(M×N)画素(ただし、M、N
    は整数)の大きさのブロックに分割して得た複数のブロ
    ックにおける各ブロック毎に3次元直交変換を施して得
    られる(L×M×N)個の直交変換係数中の各異なる次
    数の(M×N)個ずつの直交変換係数よりなるL個のデ
    ータ面Fpo〜Fp(L−1)を設定し、前記した各異
    なる次数の(M×N)個ずつの直交変換係数よりなるL
    個のデータ面Fpo〜Fp(L−1)の内で最も低い次
    数の(M×N)個の直交変換係数よりなるデータ面Fp
    oを除く他のデータ面Fp1〜Fp(L−1)に関して
    、前記したデータ面Fp1〜Fp(L−1)における直
    流直交変換係数を実質的に除外して得た実質的な交流直
    交変換係数の絶対値和から前記した実質的な交流直交変
    換係数の平均値を求め、前記の実質的な交流直交変換係
    数の平均値により画像の動きを判定して、前記した各異
    なる次数の(M×N)個ずつの直交変換係数よりなるL
    個のデータ面Fpo〜Fp(L−1)と対応するデジタ
    ル画像データに対して適応ビット割当てを行うようにし
    た3次元直交変換適応符号化方式2、L枚の画像(ただ
    し、Lは2以上の正の整数)のデジタル画像データを、
    (M×N)画素(ただし、M、Nは整数)の大きさのブ
    ロックに分割して得た複数のブロックにおける各ブロッ
    ク毎に3次元直交変換を施して得られる(L×M×N)
    個の直交変換係数中の各異なる次数の(M×N)個ずつ
    の直交変換係数よりなるL個のデータ面Fpo〜Fp(
    L−1)を設定し、前記した各異なる次数の(M×N)
    個ずつの直交変換係数よりなるL個のデータ面Fpo〜
    Fp(L−1)の内で最も低い次数の(M×N)個の直
    交変換係数よりなるデータ面Fpoを除く他のデータ面
    Fp1〜Fp(L−1)に関して、前記したデータ面F
    p1〜Fp(L−1)における直流直交変換係数を実質
    的に除外して得た実質的な交流直交変換係数の絶対値和
    から前記した実質的な交流直交変換係数の平均値を求め
    、前記の実質的な交流直交変換係数の平均値により画像
    の動きを判定して、前記した各異なる次数の(M×N)
    個ずつの直交変換係数よりなるL個のデータ面Fpo〜
    Fp(L−1)と対応するデジタル画像データに対して
    適応ビット割当てが行われるようにするとともに、前記
    した各異なる次数の(M×N)個ずつの直交変換係数よ
    りなるL個のデータ面において最も低い次数の(M×N
    )個の直交変換係数よりなるデータ面Fpoについて、
    それの直流直交変換係数を除外して得た交流直交変換係
    数の絶対値和を求め、前記の交流直交変換係数の絶対値
    和により画像の精細度を判定して、前記した各異なる次
    数の(M×N)個ずつの直交変換係数よりなるL個のデ
    ータ面と対応するデジタル画像データに対する適応ビッ
    ト割当てが行われるようにした3次元直交変換適応符号
    化方式3、L枚の画像(ただし、Lは2以上の正の整数
    )のデジタル画像データを、(M×N)画素(ただし、
    M、Nは整数)の大きさのブロックに分割して得た複数
    のブロックにおける各ブロック毎に3次元直交変換を施
    して得られる(L×M×N)個の直交変換係数中の各異
    なる次数の(M×N)個ずつの直交変換係数よりなる各
    異なる次数の(M×N)個ずつの直交変換係数よりなる
    L個のデータ面Fpo〜Fp(L−1)において最も低
    い次数のデータ面Fpoを除く他のデータ面Fp1〜F
    p(L−1)における直流直交変換係数を実質的に除外
    して得た交流直交変換係数の絶対値和から求めた交流直
    交変換係数の平均値と予め定められた値とを比較し、そ
    の比較結果によってデジタル画像データに対する割当て
    ビット数を可変するようにした請求項1または2に記載
    の3次元直交変換適応符号化方式 4、L枚の画像(ただし、Lは2以上の正の整数)のデ
    ジタル画像データを、(M×N)画素(ただし、M、N
    は整数)の大きさのブロックに分割して得た複数のブロ
    ックにおける各ブロック毎に3次元直交変換を施して得
    られる(L×M×N)個の直交変換係数中の各異なる次
    数の(M×N)個ずつの直交変換係数よりなるL個のデ
    ータ面Fpo〜Fp(L−1)において最も低い次数の
    データ面Fpoを除く他のデータ面Fp1〜Fp(L−
    1)における直流直交変換係数を実質的に除外して得た
    交流直交変換係数の絶対値和から求めた前記の交流直交
    変換係数の平均値により、前記の交流直交変換係数の平
    均値を求めるのに使用されたデジタル画像データの属す
    る画像群についてのヒストグラムを作成し、前記したヒ
    ストグラムによって求めた累積頻度を予め定められた個
    数の閾値を用いて前記した平均値をクラス分けし、前記
    の各クラスに属する平均値と対応するデジタル画像デー
    タに対してそれぞれ予め定められたビット数を割当てる
    ようにした請求項1または2に記載の3次元直交変換適
    応符号化方式 5、L枚の画像(ただし、Lは2以上の正の整数)のデ
    ジタル画像データを、(M×N)画素(ただし、M、N
    は整数)の大きさのブロックに分割して得た複数のブロ
    ックにおける各ブロック毎に3次元直交変換を施して得
    られる(L×M×N)個の直交変換係数中の各異なる次
    数の(M×N)個ずつの直交変換係数よりなるL個のデ
    ータ面Fpo〜Fp(L−1)を設定し、前記した各異
    なる次数の(M×N)個ずつの直交変換係数よりなるL
    個のデータ面Fpo〜Fp(L−1)におけるそれぞれ
    の面毎に、それぞれの直流直交変換係数を実質的に除外
    して得た実質的な交流直交変換係数の絶対値和を求め、
    前記した各異なる次数の(M×N)個ずつの直交変換係
    数よりなるL個のデータ面Fpo〜Fp(L−1)毎に
    個々に求められた実質的な交流直交変換係数の絶対値和
    を要素としているベクトルFを形成し、予め定めた画像
    の動きの態様と対応して正規化された複数個の基準のベ
    クトルVo、V1・・・と、前記したベクトルFとの内
    積値IPを順次に求め、前記のようにして求められた複
    数個の内積値の内で最大の内積値を生じさをた基準ベク
    トルに対して予め定められていたビット数を前記したベ
    クトルFと対応しているデジタル画像データに割当てる
    ようにした3次元直交変換適応符号化方式 6、L枚の画像(ただし、Lは2以上の正の整数)のデ
    ジタル画像データを、(M×N)画素(ただし、M、N
    は整数)の大きさのブロックに分割して得た複数のブロ
    ックにおける各ブロック毎に3次元直交変換を施して得
    られる(L×M×N)個の直交変換係数中の各異なる次
    数の(M×N)個ずつの直交変換係数よりなるL個のデ
    ータ面Fpo〜Fp(L−1)を設定し、前記した各異
    なる次数の(M×N)個ずつの直交変換係数よりなるL
    個のデータ面Fpo〜Fp(L−1)におけるそれぞれ
    の面毎に、それぞれの直流直交変換係数を実質的に除外
    して得た実質的な交流直交変換係数の絶対値和を求め、
    前記した各異なる次数の(M×N)個ずつの直交変換係
    数よりなるL個のデータ面Fpo〜Fp(L−1)毎に
    個々に求められた実質的な交流直交変換係数の絶対値和
    を要素としているベクトルFを形成し、予め定めた画像
    の動きの態様と対応して正規化された複数個の基準のベ
    クトルVo、V1・・・と、前記したベクトルFとの内
    積値IPを順次に求め、前記のようにして求められた複
    数個の内積値の内で最大の内積値を生じさせた基準ベク
    トルと対応して予め定められていたビット数を対応する
    デジタル画像データに割当てるようにするとともに、前
    記の最大の内積値を求めるのに使用されたデジタル画像
    データの属する画像群に関して前記した最大の内積値に
    よるヒストグラムを作成し、前記したヒストグラムによ
    って求めた前記した最大の内積値の累積頻度を、予め定
    められた個数の閾値を用いて前記した最大の内積値を画
    像の精細度に関してクラス分けし、前記の各クラスに属
    する最大の内積値とそれぞれ対応するデジタル画像デー
    タに対して前記した各クラス毎にそれぞれ予め定められ
    たビット数を割当てるようにした3次元直交変換適応符
    号化方式
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0376485A (ja) * 1989-08-18 1991-04-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像符号化方法及び画像符号化装置
US5327242A (en) * 1993-03-18 1994-07-05 Matsushita Electric Corporation Of America Video noise reduction apparatus and method using three dimensional discrete cosine transforms and noise measurement
US5485533A (en) * 1990-06-13 1996-01-16 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Method and apparatus for encoding video signals in 3-D blocks without detecting image motion

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